プロットグループ単位の表示/非表示、アイコンの変更、削除などは、左画面の「プロット」、「レイヤー名」から操 作します。
レイヤー名欄上部の「プロット」を押して、レイヤ―名欄にプロットグループが表示されるようにして下さい。
3.2.1 プロットグループの表示/非表示
レイヤー名欄では、チェックボックスの ON/OFF によって表示/非表示を切り替えることができます。
チェック状態を変えた後、「表示更新」を押すことで地図上に反映されます。
※ 非表示にする場合は、チェックを外して「表示更新」ボタンを押します。
3.2.2 プロット名称の表示
プロットの名称は、地図上に表示することができます。
レイヤー名欄で、表示させたいプロットグループを反転選択し、レイヤー名のツールバーから [機能] - [名称表 示] をクリックします。
地図上のプロットに名称が表示されます。
名称を非表示にするには、再度、[機能] - [名称表示] をクリックします。
※ 名称のデザイン等は変更できません。
表示させるグループに チェックを付けます。
クリック
反転選択 クリック
クリック
名称が表示されます。
3.2.3 プロットグループのレイヤー順序変更
以下のように「店舗」を表すデータと「会員」を表すデータが上下逆になってしまい店舗プロットが見えにくくなるこ とがあります。この様な場合は、上下の順序を入れ替えることで改善できます。
上部に持って行きたいプロットグループを「レイヤー名」で反転選択し、ツールバーの [機能] - [一番上のレイヤ に表示] をクリックします。
以下のように上下関係が変更され、地図上も店舗が上位に表示されます。
※ エリアやグラフとプロットとの上下関係を変更することはできません。
赤い店舗を表すプロットが、
会員プロットの下に隠れてしまっています。
クリック
会員プロットより 上に表示されました 上位に移動
反転選択
クリック
3.2.4 プロットグループ内の範囲検索/集計
プロットデータが無数にある状態で、特定の範囲内で検索したい場合に利用します。例えば、以下のような分布 があったとして西側の会員がどれくらいいるのか調べたい時などに利用します。
レイヤー名欄で、検索対象のグループを反転選択し、ツールバーの [機能] - [プロット範囲検索/集計] をクリッ クします。
メイン地図の左上に、以下のような検索範囲を指定するツールが表示されます。多角形で検索する場合は、「多 角形」ボタンを押します。
以下のような画面が表示されたら、地図上を連続クリックすることで多角形を描くことができます。多角形の確定 はダブルクリックするか、または右クリックメニューから「確定」を選択します。
※ 多角形描画の基本的な操作は、前述の「面積計測」と同じです。
図形確定後、「検索する」ボタンで検索します。
この付近の会員数や 属性値の合計が知りたい。
反転選択
クリック
クリック
クリック
クリック クリック
クリック
検索結果は、メイン地図の下部に以下のように表示されます。
※ 合計値欄は、文字が含まれている項目は算出されません。
※ ページめくりが発生する場合でも、検索してヒットした全ての合計値が表示されます(ページ毎の合計値では ありません)。
検索結果を非表示にする場合は、検索結果画面右上の下矢印をクリックして収納します。
※ 再表示する場合は、収納された部分右端にある上矢印をクリックして下さい。
※ 新たに範囲検索したり、グラフの集計結果表示(後述)を行った場合は、検索結果は破棄されます。
3.2.5 プロットグループの削除
プロットグループを削除する場合は、レイヤー名欄で、削除対象のグループを反転選択し、ツールバーの [削除]
ボタンを押します
以下のような「確認」画面が出ますので、「はい」を押すことで削除できます。
検索対象のグループ名と 検索結果件数が表示されます。
ヒットしたプロット名と 属性値が列挙されます。
件数が多い場合はページ めくりによって表示できます。
数値のみの属性がある場合は、
この部分に合計値が表示されます。
収納されます。
反転選択します
削除ボタンを押します
3.2.6 緯度経度リストからのインポート
緯度経度が付与された CSV ファイルからインポートによりプロット登録が行えます。
末尾の 2 列が世界測地系の 10 進経度、緯度の CSV ファイルを準備します。
(GoogleMapsAPI を介さず直接データを取り込みますので、緯度経度値は小数点以下8桁まで取り込まれま す。)
※ 最初の列はプロット名に利用され、2 列目~経度の手前までが属性項目となります。
※ 以下のように、2行目に文字の場合は「S」、数字の場合は「N」、URL の場合は「U」を記述することで、各項目 の属性の型を指定することができます。
(2行目に指定がない場合は、すべて文字型として取り込まれます。)
※ インポート機能での取り込みは、上限を 1,000 件に設定しています。
レイヤー名のツールバーにある [インポート] ボタンを押します。
※ インポートでは常に新規グループに登録するため、レイヤー名欄で反転選択する必要はありません(反転選 択しても意味はありません)。
以下のようなインポート画面が表示されますので、「緯度経度リスト」ボタンを押します。
プロット名になります 属性値になります 最後は必ず経度・緯度
会員番号,住所(市区町村),電話番号,購買額,最新来店日,前回来店日,経度,緯度 S,S,S,N,S,S,N,N
「参照」ボタンを押し、準備した CSV ファイルを選択して「アップロードする」ボタンを押します。
取り込まれた結果が表示されます。この時点でプロットは登録されています。
※ グループ名は、ファイル名が自動的に割り当てられます。
※ アイコンは、システムの規定アイコン (人型・青)が利用されます。変更する場合は、後述の「プロットグル ーププロパティ」で行います。
地図上にプロットが表示されます。
3.2.7 プロットグループプロパティ
作成したプロットグループのグループ名、アイコンデザイン、属性名を変更したい場合は、プロパティ画面で行い ます。
レイヤー名欄で、対象のグループを反転選択し、ツールバーの [プロパティ] ボタンを押します。
表示された画面で、グループ名、アイコンデザイン、属性名の変更や属性項目の削除及び追加ができます。
削除する場合は、「削除」チェックボックスを ON にします。
変更・削除・追加は、「更新」ボタンを押すことで反映されます。
※ 上図は、グループ名とアイコンを変更したサンプルとなります。
※ 属性項目を削除する場合は、「削除」欄をクリックしてチェックをいれます。
※ 属性項目を追加する場合は、「項目追加」ボタンを押します(追加できる項目数に上限はありません)。
以下のように、変更内容が反映されます。
削除したい項目にチェック
項目を追加する場合
3.2.8 プロット名称の簡易表示
プロットの名称は、地図上のポイントデータをクリックすることで、いつでも表示できます。
※ 吹き出しの右上にある「×」で閉じることができます。
3.2.9 プロット名称検索
プロットグループ内の名称で検索を行うことができます。
レイヤー名欄で、検索したいプロットグループを反転選択します。
下部のデータ一覧欄で検索したい文言を入力し、「検索」ボタンを押します。
※ 検索結果が多い場合は、下部のページめくりで、表示することができます。
※ 何も入力せずに「検索」ボタンを押すことにより全てのプロットが列挙されます(全検索)。
※ 「クリア」ボタンを押すことで、データ一覧欄はクリアされ、全てのプロットが列挙されます。
クリック
反転選択
3.2.10 プロットデータ一覧からの操作
データ一覧欄のリストから、1 つ 1 つのプロットに対して「削除」、「ジャンプ」、「プロパティ(属性編集)」などを行う ことができます。それぞれデータ一覧欄から反転選択した上で操作します。
■ 削除する場合
下部のツールバーにある [削除] ボタンを押します。確認画面で「はい」を押すと削除できます。
■ ジャンプする場合
下部のツールバーにある [ジャンプ] ボタンを押すとその場所にジャンプします。
※ 上図では、ジャンプ後にマウスでプロットをクリックしてプロット名称の簡易表示を行っています。(ジャンプした 時に自動的に吹き出しが表示されるわけではありません)。
反転選択
■ プロパティ編集をする場合
下部のツールバーにある [プロパティ] ボタンを押すとそのプロットのプロパティ画面が表示されます。
※ プロパティ画面の操作については、「2.4.1 属性編集 (p.2-5)」を参照下さい。
4 エリア操作
プロットが“点の情報”であるのに対して、エリアは“面の情報”を扱います。
エリアは「グループ」を作成した上で、そのグループ内に 1 つ 1 つのエリアを登録する形となります。
エリアの操作は主に左画面で行います。