• 検索結果がありません。

第 4 回日本呼吸ケア リハビリテーション学会 近畿支部学術集会プログラム 日時 :2018 年 7 月 28 日 ( 土 ) 10:00( 受付開始 9:15) 会場 : 大阪商工会議所 大阪市中央区本町橋 2 番 8 号 会長 : 竹川幸恵 ( 大阪はびきの医療センター呼吸ケア

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "第 4 回日本呼吸ケア リハビリテーション学会 近畿支部学術集会プログラム 日時 :2018 年 7 月 28 日 ( 土 ) 10:00( 受付開始 9:15) 会場 : 大阪商工会議所 大阪市中央区本町橋 2 番 8 号 会長 : 竹川幸恵 ( 大阪はびきの医療センター呼吸ケア"

Copied!
13
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

4 回 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会

近畿支部学術集会 プログラム

■ 日 時:

2018 年 7 月 28 日(土) 10:00(受付開始 9:15)

■ 会 場:大阪商工会議所

540-0029 大阪市中央区本町橋 2 番 8 号

■ 会 長:竹川幸恵(大阪はびきの医療センター 呼吸ケアセンター副センター長)

会場周辺案内図

■ 最 寄 駅 地 下 鉄 堺 筋 線 ・ 堺 筋 本 町 駅 よ り 徒 歩 7 分 地 下 鉄 谷 町 線 ・ 谷 町 4 丁 目 駅 よ り 徒 歩 7 分

(2)

2号会議室 地下1階 10:00 10:50 ハンド吸入演習 吸入指導の ビフォーアフター 慢性呼吸器疾患 看護CN 15:20 16:00 15:10 演題 10~14 13:20 14:20 11:40 ランチョンセミナー 大会長・特別企画 教育講演  ※軽食 12:15

日程表

平成30年7月28日(土) 第1会場 第2会場 10:00 11:20   演者 西原浩真先生 呼吸管理 教育講演3 演題 5~9 呼吸リハビリテーション 一般演題・口演2 10:40 救命救急センターICUでの 9:00 (地下1階) 4階 10:40 演者 柏庸三先生 演題 1~4 9:15開場 9:50 受付開始 開会式 教育講演1 一般演題・口演1 急性呼吸不全の呼吸管理 患者支援 教育講演2 13:15 協賛 帝人在宅医療株式会社 協賛 星医療酸器・大阪呼吸器看護研究会 13:15 12:00 演者 鬼塚真紀子先生 12:15 15:20 演者 陳和夫先生教育講演6 13:20 14:40 演者 西依見子先生 教育講演5 呼吸リハビリテーション 一般演題・口演4 理事会    11:20~12:00    地下1階 3号会議室 代議員会  13:20~14:00    地下1階 3号会議室 慢性呼吸器疾患の終末期医療 チーム医療・連携 16:00 演者 坪井知正先生 演題 15~18 閉会式 出展展示 出展展示 教育講演4   一般演題・口演3 看護の視点から考える誤嚥性肺炎 患者さんと構築する 人工呼吸器はこう設定したい!! セルフマネージメント教育 -HFTを前に考える- 演者 若林 律子先生 演者 武知由佳子先生 NPPVの継続を支えるケア 呼吸管理と睡眠呼吸障害

(3)

会場案内図

地下1 階 会議室平面図

4 階 会議室平面図 第3会場

(4)

学術集会のご案内

1.参加受付

7 月 28 日(土)9:15 開始

・参加受付けは当日となります。

・総合受付は第

2 会場(4 階)前にございます。

・総合受付で参加費をお支払いの上、参加証(ネームカード)

、抄録集をお受け取り下さい。

参加証は領収書と兼用です。

・ネームカードには所属・氏名を記入し、会場内では必ずご着用ください。

2.参加費

一般(会員・非会員)2,000 円

・学生の方は学生証をご提示ください。

学生証をお持ちでない場合、一般の参加費をお支払いいただきますのでご注意ください。

3.

単位の取得について

本会への出席および発表に際し、下記の単位が取得できます。

1)呼吸ケア指導士認定単位取得:出席者

10 単位、発表者 10 単位

2)

3 学会合同呼吸療法認定士資格更新単位取得について

a.出席 20 点

b.呼吸療法に直接関連した演題の第 1 演者 20 点、共同演者 10 点

c.講師として講義・講演した場合 30 点

3)日本呼吸器学会呼吸専門医資格更新単位取得:出席者

2 単位

4.その他のご案内

・講演会場での撮影、録音は禁止です。携帯電話は電源を切るかマナーモードに設定してください。

・原則として会場内での呼び出しはできません。

・クロークはありません。また、傘のお預かりもできませんので、あらかじめご了承ください。

<お問合せ先>

第 4 回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会近畿支部学術集会 事務局

〒583-8588 大阪府羽曳野市はびきの 3-7-1

大阪はびきの医療センター

事務局代表 リハビリテーション科 相田利雄

TEL:072-957-2121 E-mail:

[email protected]

(5)

座長・演者へのご案内

1.特別講演・教育講演 ・演者は、講演の60 分前(ただし、教育講演 1 は 30 分前)までに参加受付・発表データ受付を 済ませ、講演開始10 分前までに第 1 会場(地下 1 階)の次演者席にお着き下さい。 ・座長は、講演の60 分前(ただし、教育講演 1 は 30 分前)までに参加受付を済ませ、講演開始 10 分前までに第1 会場(地下 1 階)の次座長席にお着き下さい。 ・講演時間は特別講演60 分、教育講演 40 分を予定しております。 ・進行は座長に一任いたします。演者は指示に従い、時間厳守にご留意ください。 2.一般演題(口演) ・演者は、各セッション開始の60 分前(ただし、口演 1 の方は 30 分前)までに、参加受付・発表デ ータ受付を済ませ、セッション開始10 分前までに第 2 会場(4 階)の次演者席にお着き下さい。 ・座長は、各セッション開始60 分前(ただし、口演 1 の方は 30 分前)までに参加受付を済ませ、セ ッション開始10 分前までに第 2 会場(4 階)の次座長席にお着き下さい。 ・発表時間は、一演題につき10 分(発表 7 分、質疑 3 分)です。 ・進行は座長に一任いたします。演者は指示に従い、時間厳守にご留意ください。 3.発表演題に関する利益相反(COI)の開示について ・全ての発表、講演について、筆頭演者はCOI(利益相反)の開示が求められます。スライド2枚目 にCOI の開示内容を提示してください。開示の際の様式は、学会ホームページ(http://www.jsrcr.jp/) よりダウンロードして作成してください。 4.PC プレゼンテーションについて 1)発表データ受付 ・特別講演・教育講演は第1 会場(地下 1 階)前、一般演題は第 2 会場(4 階)前にございます。 9:15 より受付を開始します。 2)発表形式 ・発表はPC プレゼンテーションに限ります。 ・学術集会で用意させていただくパソコンのOS と対応アプリケーションは以下のとおりです。 動画・音声の再生には対応いたしません。 ・OS:Windows

・アプリケーション: Microsoft Power Point2010

・本学術集会ではCOI の開示が必要です。発表スライドに組み入れてください。 ・当日は、発表データをUSB フラッシュメモリにてご持参ください。

(6)

学術集会プログラム

教育講演

教育講演1 第1 会場(地下 1 階)10:00~10:40 座長: 富井啓介先生(神戸市立医療センター中央市民病院副院長) 急性呼吸不全の呼吸管理 柏 傭三 先生 (大阪はびきの医療センター 集中治療科主任部長) 教育講演2 第1 会場(地下 1 階)10:40~11:20 座長:玉木 彰 先生(兵庫医療大学医療科学研究科教授) 救急救命センターICU での呼吸リハビリテーション~他職種連携における理学療法士の役割~ 西原 浩真 先生 (神戸市立医療センター中央市民病院リハビリテーション部) 教育講演3 第1 会場(地下 1 階)11:20~12:00 座長: 今戸美奈子先生(高槻赤十字病院 慢性疾患看護専門看護師) NPPV の継続を支えるケア 鬼塚 真紀子 先生 (大阪はびきの医療センター 慢性呼吸器疾患認定看護師) 教育講演4 第1 会場(地下 1 階)14:00~14:40 座長:吉川 雅則先生(奈良県立医科大学内科第二講座・栄養管理部 病院教授) 看護の視点から考える誤嚥性肺炎 西 依見子 先生

(Taste & See 慢性疾患看護専門看護師/摂食・嚥下障害看護認定看護師) 教育講演5 第 1 会場(地下 1 階)14:40~15:20 座長:長坂 行雄先生(洛和会音羽病院所長) 呼吸管理と睡眠障害 陳 和夫 先生 (京都大学大学院医学研究科 呼吸管理睡眠学教授) 教育講演6 第 1 会場(地下 1 階)15:20~16:00 座長:石原 英樹先生(八尾徳洲会総合病院 副院長) 慢性呼吸器疾患の終末期医療 坪井 知正 先生 (独立行政法人国立病院機構 南京都病院 副院長)

(7)

ランチョンセミナー

第1 会場(地下 1 階)12:15~13:15 座長:木村 弘先生 (日本医科大学大学院医学研究科肺循環・呼吸不全先端医療学寄附講座教授) 患者さんと構築するセルフマネージメント教育 若林 律子 先生(関東学院大学看護学部 准教授) 共催:帝人在宅医療株式会社

大会長・特別企画 教育講演

第2 会場(4 階)12:15~13:15 座長:竹川 幸恵先生(大阪はびきの医療センター 慢性疾患看護専門看護師) 人工呼吸はこう設定したい!! -HFT を前に考える- 武知 由佳子 先生(医療法人社団愛友会 いきいきクリニック理事長/院長) 共催:株式会社星医療酸器・大阪呼吸器看護研究会

ハンド吸入演習

第3 会場(地下1階)13:20~14:20 吸入指導のビフォーアフター 慢性呼吸器疾患認定看護師 上田博臣、木田朋子、藤原美紀、岩村俊彦、中西美貴、田中鮎美 高橋美稀、田中善子、鬼塚真紀子 協賛:グラクソ・スミスクライン株式会社 ノバルティス株式会社 ベーリンガーインゲルハイム株式会社 (50 音順)

(8)

◇ 教育講演 1 急性呼吸不全の呼吸管理 大阪はびきの医療センター 集中治療科 柏 庸三 様々な原因により急性呼吸不全を呈する重症患者 に対する集中治療において、人工呼吸はきわめて 重要な役割を担う一方で、救命手段である人工呼吸 により肺障害(ventilator associated lung injury: VALI) が惹起されることが問題となる。特に急性呼吸促迫 症候群(acute respiratory distress syndrome: ARDS) においては、これまで様々な治療法が試みられてき たにも関わらず有効性を証明された薬物療法は未 だ無く、原疾患の治療と並んで、人工呼吸中の VALI の発生を如何に抑制するかが治療の中心となる。 VALI は、高い肺胞伸展圧(stress)による barotrauma、 大きい肺の変形(strain)による volutrauma、呼吸毎に 繰り返される肺胞の collapse と re-opening すなわち tidal recrutiment による atelectrauma などによって生 じると考えられ、一回換気量、気道内圧の制限およ び、適切な PEEP の付加からなる肺保護換気法が現 在も ARDS における呼吸管理の根幹をなす。近年、 ARDS 肺に対する自発呼吸の保護的にも障害的にも 作用する二面性など、新たな知見により病態の理解 が進みつつあり、また、NIV や high flow oxygen therapy など治療手段も多様化しており、症例毎の重 症度や病態に応じた治療戦略が求められる。 ◇ 教育講演 2 救急救命センターICU での呼吸リハビリテーション ~多職種連携における理学療法士の役割~ 神戸市立医療センター中央市民病院 リハビリテーション技術部 西原浩真 近年 ICU の重症患者に対する早期リハビリテーショ ン(リハ)の効果が注目されているが、施設毎の環境 や文化、体制の違いにより国内で実践する施設も未 だ少ないのが現状である。2017 年の systematic review では短期的・長期的な死亡率には影響は与え ないが、meta-analysis では早期リハ群において ICU 退室時の筋力の改善や退院時の独歩自立レベルへ の到達の可能性が高い等、一部の身体機能に関す る効果は認められた。また、2018 年に発表された Cochrane database of systematic review においても、 早期リハの有効性に関する十分なエビデンスは示さ れていない。しかし、過去に行われた ICU 早期リハ の有効性に関するランダム化比較試験で得られたア ウトカムからは、ICU 早期リハの有効性を引き出す糸 口が2 つ見えてくる。1 つは早期リハ展開のためのプ ロモーションやシステム作りである。もう 1 つは適切 な時期に適切な内容の早期リハを、量と頻度を担保 した上で実践することである。これらを踏まえて考え ると、臨床で様々な ICU の重症患者に対して早期リ ハを有効的に実践するためには、まず第一に多職 種チームを構築する必要がある。次にチーム内で協 議しつつ、ADL 練習を主軸に適切なコンディショニ ングを行い、一定のリハ介入時間を確保した上で、 患者個々に応じてできるだけ高頻度に展開すること が望ましいと考えられる。本講演では ICU において 多種多様な重症患者に対応した早期リハを、普遍的 かつ有効的に実践するためのポイントについて述べ ていく。加えて臨床と研究報告の二つを合わせた視 点から、当院救命救急センターICU での体制作りや 理学療法士としての取り組みについても交えてご紹 介させて頂きたい。

(9)

◇ 教育講演 3 NPPV の継続を支えるケア

地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪はびきの医療センター 鬼塚真紀子

在宅で 非侵襲的陽圧換 気療法(Non-invasive Positive Pressure Ventilation: 以下、NPPV)を実施し ている慢性呼吸不全患者は、調子のよい日・悪い日 関係なく、毎日、皮膚トラブルが起こらないようにマス クフィッティングの工夫や、マスクリークとの格闘を行 いながら「NPPV」という治療法を続けている。 ある日、在宅NPPV療法中の患者が、「ちゃぶ台を ひっくり返すみたいに、ニップ(NPPV)をひっくり返し たくなることがある」と語ったことがある。この語りは、 NPPV と共に生きる療養生活は、上手くいくことばか りではなく、様々な葛藤や怒りをはじめとした否定的 感情が沸き起こってくる瞬間があるということを物語 っている。この背景には、在宅 NPPV 療法中に生ず る、皮膚トラブルやリークの増加、疾患や症状の悪化、 NPPV と自発呼吸との非同調、生活上の不具合など 様々な要因が絡み合っており、医療者にはその人 に合った対処が求められる。 このような状況にある在宅 NPPV 療法中の患者が アドヒアランスを維持し、効果的に NPPV を継続でき るように、当センターでは、患者を含めたチームで、 試行錯誤を繰り返しながら、長いスパンでその人なり の NPPV との付き合い方や至適設定を追求し続けて いる。その過程で特に大切にしているのは「対話」で ある。対話の中で私たちは、患者の療養生活や感情 に思いを寄せ、患者理解を深めながら、介入方法や 介入のタイミングをはかっていく。そして、対話から 得られる主観的情報とデータマネジメントツール・治 療履歴データなどの客観的情報を統合し、問題の焦 点化を行い、患者に合った対応策を共に考えてい る。 本講演では、このような NPPV の継続を支えるた めの具体的ケアを症例を交えながら紹介するととも に、今後の課題を考察したい。 ◇ 教育講演 4 看護の視点から考える誤嚥性肺炎 Taste&See 西依見子 生きることは食べることであるという価値観を持って いる人は多く、人の基本的ニードとして食べることは 重要な位置をしめている。国際看護師協会は、「食 べることは重要な普通の日常生活を行う能力であり、 患者の自立心と健康であるという思いを取り戻すこと に貢献する」と述べている。 しかし、誤嚥性肺炎を発症すると、食べること対し ての調整が必要となることが多く、時には食べる楽し みに支障がでることがある。特に高齢者では嚥下関 連筋群の低下等により様々な摂食嚥下障害をきたし やすい。また、慢性呼吸器疾患患者でも、呼吸と嚥 下のパターンのズレなどによる摂食嚥下障害が指摘 されている。誤嚥性肺炎により、高齢者などは、より 重篤な状態になる可能性もある。誤嚥性肺炎の予防 等の関わりは看護の重要な役割と考えられる。 本講義では、看護の視点から誤嚥性肺炎への関 わりを3つのポイントで述べたいと思う。1つ目は誤 嚥性肺炎の原因のアセスメントである。生活のなか で摂食嚥下機能のフィジカルアセスメントや問診を 行い、誤嚥性肺炎の原因や誘因を知ることは、その 後のケアに繋がり重要である。2つ目は生活の見直 しへの支援である。不適切な食形態が誤嚥性肺炎 の原因となることもあるため、食形態を含めた食べる ことに関する調整を行うことが重要である。3つ目は 誤嚥性肺炎を予防する関わりである。摂食嚥下機能 を維持できるように生活のなかに摂食嚥下訓練等を 取り入れ、誤嚥予防が継続してできるように支援する ことが大切である。 ナイチンゲールは「看護師は患者の食事につい ての思考の基準をもちなさい」と述べている。看護師 として摂食嚥下の基礎知識をもち、その人らしく生活 するために、基本的ニードである食べる楽しみを一 人一人が持ち続けていくことが出来るように支援して いくことが大切である。

(10)

◇ 教育講演 5 呼吸管理と睡眠呼吸障害 京都大学大学院医学研究科呼吸管理睡眠制御学講座 陳 和夫 呼吸管理を行う上で重要なことは睡眠呼吸障害を 含めた呼吸生理学の知識、理解と統合的な運用と考 えられる。睡眠呼吸障害には大きく分けて、睡眠時 無呼吸と睡眠関連低換気がある。睡眠時無呼吸には 閉塞性と中枢性がある。健常人においても、覚醒中 に比して睡眠中には換気量はやや低下している。呼 吸量は胸部由来のものと腹部由来のものがあるが、 睡眠中特に REM 睡眠期には胸部由来分は低下し、 腹部由来に依存する部分が大きくなる。低換気は肺 実質や気道障害、肺血管病変、胸郭異常、薬剤、神 経疾患、筋力低下、肥満、あるいは呼吸調節異常が あると病的に悪化する。覚醒中に低換気(PaCO2値 が 45Torr を超える)を示す人、例えば II 型呼吸不全 患者では夜間の低換気は一般的により高度になっ ている。睡眠中の低換気については PaCO2または それに代用する測定系の値が 55 mmHg を 10 分以 上超えるか、睡眠中に覚醒臥位の値に比較して睡眠 中に 10 mmHg 以上上昇しさらに 50 mmHg 以上が 10 分以上存在する場合とされている。睡眠中の低換気 が最も高 PaCO2血症を招くが、睡眠時無呼吸、覚醒 閾値の低下も軽度ながらも同様の病態を招く。睡眠 中には呼吸調節上、行動調節はほぼ無くなり化学調 節が主要な調節系となるが、化学調節系も睡眠中に は反応性が低下し、患者の血液ガスの値にも大きな 影響を受ける。このような夜間の睡眠呼吸障害に対 して、CPAP,NPPV, ASV 及び酸素療法を行うことが あるがそれぞれの機器の特性があり、管理に当たっ て注意が必要である。呼吸管理では薬物療法、呼吸 リハビリテーション、栄養療法、機器使用による気道 確保、換気補助が統合的に行われるわけであるが、 その組み合わせ、順序には一定の法則があるわけ でなく、個々の患者において臨機応変に対応する必 要がある。 ◇ 教育講演 6 慢性呼吸器疾患の終末期医療 国立病院機構南京都病院 呼吸器センター 坪井知正 慢性呼吸不全の終末期医療の難しい点は予後予 測が極めて困難な点にある。発表者は、従来から、 病期と具体的な呼吸管理方法とマッチさせ、(1)薬 物療法に加えて長期酸素療法(LTOT)や長期非侵 襲的陽圧換気療法(NPPV)が必要となってくる時期 (「いわゆる終末期」),(2)LTOT や長期 NPPV を用 いても呼吸状態を維持できなくなる時期(「最終末 期」)に分けて考える必要性を主張している。 本講演では、まず、「最終末期」だけでなく「いわ ゆる終末期」においても緩和ケアの考えが重要であ ることを示し、同時に、終末期全体における医療が、 治療効果と安全性を重視する「治癒を目指す医療」と 患者の苦痛を最小限にしようとする「緩和的医療」の 微妙なバランスの上に成り立っていることを強調した い。 続いて、LTOT あるいは長期 NPPV 症例での、 「いわゆる終末期」における睡眠薬(安定剤)および オピオイド使用に関して効果や予後を含め詳しく解 説する。近年、北欧や北米で精力的に試みられてい る「呼吸困難感」緩和に対するオピオイドの使用に関 する発表者の現時点での私見を述べたいと考えて いる。 以前は、医療者が患者や家族に疾病そのものの 説明・今後の経過の予測(ほとんどエビデンスがな い場合が多い)・治療の選択肢の提示を行い、患者 や家族に選択してもらい(informed choice)、患者や 家族から医療者への意思表明(advance directives) をしてもらう方法がとられていた。このアプローチで は、患者や家族に加わる心的負担が大きいことが認 識されるようになり、最近では選択過程に医療者が 加わり、患者・家族と繰り返し対話して治療を選択し ていく方法(advance care planning:ACP)が主流にな りつつある。

(11)

◇ 特別講演(ランチョンセミナー)

共催:帝人在宅医療株式会社

患者さんと構築するセルフマネジメント教育 関東学院大学看護学部准教授 若林律子 慢性疾患患者へのケアでは、患者中心のアプローチ(Patient-centered approach)が重要であり、患者中心 のアプローチでは、患者のカウンセリングやセルフマネジメントが慢性疾患をマネジメントしていく上で重要 な構成要素とされている。近年、このようなアプローチ方法の重要性は、米国胸部疾患学会、欧州呼吸器学会 より発表されている「呼吸リハビリテーションのステートメント」におけるセルフマネジメント介入において も強調されている。セルフマネジメント教育に関する報告は年々、増加しており、さまざまなセルフマネジメ ント教育プログラムがある。また、同じセルフマネジメント教育プログラムを用いても、失敗するケースや成 功するケースがあることも報告されている。 ここでは、Bourbeau らによって開発され、世界 11 カ国で用いられている慢性閉塞性肺疾患(COPD)のセ ルフマネジメント教育プログラムである「Living well with COPD(LWWCOPD)」のエビデンスとともに、 LWWCOPD の日本語版である「COPD ライフ~COPD とうまくつきあう~」を紹介する。LWWCOPD は、 慢性疾患ケアモデル(Chronic Care Mode)に基づいており、医療者、患者らがともに構築したセルフマネジ メント教育プログラムである。さらに、プログラムを実施していく上でも医療者、患者のコラボレーションが 必要であり、LWWCOPD を用いることによって、患者を中心にそれぞれの患者のセルフマネジメント教育プ ログラムをともに構築していくことを目的としている。一方で、これらのプログラムを用いる医療者側の質の 向上や均一化も必須であり、現在の取り組みも合わせて紹介する。

◇ 大会長・特別企画 教育講演 共催:株式会社星医療酸器・大阪呼吸器看護研究会

人工呼吸器はこう設定したい。-HFT を前に考える- 医療法人社団愛友会 いきいきクリニック理事長/院長武知由佳子 遠藤直子 丸山ゆかり 横田直子 宇佐美記子 石山亜希子 低い圧、弱い風の設定が、患者にとって本当に楽な設定なのだろうか?慢性呼吸不全への人工呼吸器設定の ゴールは、睡眠の質の向上、体重増加、生存率向上、これらは結果論に過ぎない。設定が十分かどうか、どの ように確認するのか?PaCO2の低下と SpO2安定化?これも非常に間接的な評価である。やはり呼吸の不全を治 し、呼吸努力をとることで、疲弊した呼吸筋を休ませる。ここが人工呼吸器設定の本来のゴールだと考える。 病院勤務時代呼吸器科で COPD、結核後遺症などの慢性呼吸不全の患者様に対して在宅人工呼吸管理を行って いる時には、正直ここまでの厳密な設定はしていず、PaCO2の低下または PH の改善、SpO2安定化で満足してい た。 その後、進行性の神経筋疾患や小児への人工呼吸管理を行い、設定不全ゆえの弊害を経験した。設定不全① PS 不足:換気不全により、呼吸筋休息がはかれず、呼吸筋の線維化、拘束性換気障害の進行、末梢無気肺の 進行、②PEEP 不足:閉塞部位が拡がらず、吸気努力が軽減されない。末梢無気肺の進行。ALS 進行期では呼吸 筋疲労が軽減できず、呼吸筋麻痺が進行し、全身の筋肉の萎縮、ALS の進行に至る。小児では体重が増えず、 成長障害を招き、繰り返す肺炎、側彎の進行、胸郭変形を招く。設定不全による弊害は甚大である。 再び、呼吸器疾患に向かったとき、やはり、呼吸の不全はどこにあり、どう治すべきか?COPD①吸気努力↑: 気道の閉塞、拘束性換気障害、PaCO2貯留、PH 低下から来る換気ドライブ←至適な PEEP、PS、呼吸回数の設定 で、完全器械換気にすることが、呼吸努力の究極の軽減になる。②呼気努力↑:気道の閉塞、動的肺過膨張が 関与←至適な PEEP 設定。グラフィックモニターやログデータの圧波形やフロー波形の形を見ることが、至適 設定の重要な助けとなる。このような設定を追求するなら、決して弱い風、低い圧にはなり得ない。 人工呼吸器管理のゴールを PaCO2の低下または PH の改善、SpO2安定化とした設定では、おそらく HFT との 違いは感じられないどころか、インターフェイスの圧迫感の無さから、一定流量が流れる HFT を好むであろう。 在宅 HFT の診療報酬化を前に、是非、至適な人工呼吸器の設定を求めて欲しいと思う。

(12)

一般演題 ・口演 1 患者支援 10:00~10:40 第 2 会場(4 階)

座長: 森 菊子先生(兵庫県立大学看護学部生涯健康看護講座教授) 1. 間質性肺炎で在宅看取りを希望する患者への支援 (一財)大阪府結核予防会大阪病院 看護部1) ○田中千晶1)、石原澄子1)、山田泰子1) 2. 難治性気胸患者の希望を支える看護 公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院 看護部1) ○西野春香1) 3. 摂食機能の強みを日常生活に取り入れ、不顕性誤嚥予防をケアで支えた 1 事例 社会医療法人 生長会 ベルランド総合病院 消化器外科1)、Taste&See2) ○渡邊愛子1)、中嶋真美1)、北西めぐみ1)、西依見子2) 4. 急性期病院における非がん慢性呼吸器疾患患者の終末期インフォームド・コンセントの現状調査 地方独立行政法人 大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター 看護部1) 呼吸器内科2) 〇藤原 美紀1)、真柳 紀子1)、趙 菜於美1)、西村 美沙子2)、住谷 充弘2)

一般演題 ・口演 2 呼吸管理 10:50~11:40 第 2 会場(4 階)

座長: 角 謙介先生((独立行政法人国立病院機構南京都病院 内科医長)) 5. 長期 NIV 下の COPD・IP・RTD 症例において睡眠薬が PaCO2 トレンドと予後に及ぼす影響

国立病院機構南京都病院 呼吸器センター1)

○坪井 知正1)

6. 長期 NIV 下の各疾患で daytime PaCO2 がその後の予後に与える影響 国立病院機構南京都病院 呼吸器センター1) ○坪井 知正1) 7. 在宅呼吸ケア症例に対する呼気二酸化炭素モニターの有用性の検討 八尾徳洲会総合病院1) ○石原 英樹1) 8. 長期療養患者の気管切開管理に関する取り組み~大容量カフカニューレへの変更を試みる~ 医療法人南労会紀和病院 看護支援室1)、障がい者病棟2) ○白石 菜保子1)、中山 カヨ子2) 9.長期療養患者の気切孔周囲の痰漏れに関する取り組み ~こんなに誤嚥していたのか!カフ上部吸引の重要性を学ぶ~ 医療法人南労会紀和病院 障がい者病棟1)、看護支援室2) ○井上久美子1)、茶原 久視1)、白石 菜保子2)

(13)

一般演題 ・口演 3 呼吸リハビリテーション 14:20~15:10 第 2 会場(4 階)

座長: 石川 朗先生(神戸大学大学院保健学研究科教授) 10.訪問での呼吸理学療法により ADL 改善を認めた特発性間質性肺炎の 1 症例 公立八鹿病院福祉センター 南但訪問看護センター1)、老人保健施設2) 〇安田一平1)、栗田博樹1)、吉田一正2) 11.肺炎入院患者へ理学療法の早期介入による在院日数と自宅退院率への影響の検討 阪神医療生活協同組合 阪神医生協診療所1)、大阪行岡医療大学 医療学部理学療法学科2) ○村上 大輔1)、永野 良宣1)、足立 萌1)、比嘉 聖1)、峠口 いずみ1)、藤野 隆興1)、火置 登1) 城野 靖朋2) 12.当院救命救急センターにおける専従理学療法士の配置による効果 堺市立総合医療センター リハビリテーション技術科1)、救急外科2)、救命救急センター3)、呼吸器内科4) ○得能幹生1)、臼井章浩2)、木村純子1)、川﨑結香3)、本山美和3)、郷間厳4) 13.静的肺過膨張を呈する COPD 患者の呼気筋筋厚は運動耐容能と関係する 市立芦屋病院リハビリーション科1)、兵庫医療大学大学院医療科学研究科2)、市立芦屋病院呼吸器内科3) ○田村宏1)2)、玉木彰2)、小泉美緒1)、名和厳1)、兪陽子3) 14.COPD の呼吸リハビリテーションに短時間作用性気管支拡張薬(SABA)のアシストユースが有効で あった一症例 日本赤十字社和歌山医療センター リハビリテーション科部1)、呼吸器内科部2) ○林広太郎1)、川端一世1)、玉置一太1)、吉冨俊行1)、池上達義2)

一般演題 ・口演 4 チーム医療・連携 15:20~16:00 第 2 会場(4 階

座長:山本佳史先生(奈良県立医科大学内科第二講座) 15.外来吸入指導の院外薬局との連携の現状 NHO 刀根山病院 看護部1)、同呼吸器内科2) 〇中北 幸1)、本城 綾子1)、三木 真理2) 16.メンバー自身が捉える当院呼吸サポートチーム 医療法人社団石鎚会田辺中央病院 呼吸サポートチーム1) ○田中鮎美1) 17.肺がんに対する化学療法中の有害事象を多職種連携で対応できた一例 洛和会音羽病院 リハビリテーション部1)、呼吸器内科2) 洛和会京都呼吸器センター3) ○山﨑岳志1)、倉壮二郎1)、上羽玲央1)、田原美南1)、森川昇2)、坂口才2)、土谷美知子2)、長坂行雄3) 18. 誤嚥性肺炎予防のための地域包括ケアシステムの構築について-第 2 報- 南和広域医療企業団吉野病院内科1)、森口歯科医院2)、辻井歯科医院3)、南和広域医療企業団南奈良総合医療 センター歯科口腔外科4)、南和広域医療企業団南奈良総合医療センター 呼吸器内科5)、吉野町長寿福祉課6) ○福岡篤彦1)、田村 緑1)、大谷絵美1)、國松幹和1)、森口浩充2)、辻井 毅3)、前田雅彦4)、甲斐吉郎5) 松田昌之5)、森井志津佳6)

参照

関連したドキュメント

24日 札幌市立大学講義 上田会長 26日 打合せ会議 上田会長ほか 28日 総会・学会会場打合せ 事務局 5月9日

2012年11月、再審査期間(新有効成分では 8 年)を 終了した薬剤については、日本医学会加盟の学会の

7.2 第2回委員会 (1)日時 平成 28 年 3 月 11 日金10~11 時 (2)場所 海上保安庁海洋情報部 10 階 中会議室 (3)参加者 委 員: 小松

「イランの宗教体制とリベラル秩序 ―― 異議申し立てと正当性」. 討論 山崎

<第2回> 他事例(伴走型支援士)から考える 日時 :2019年8月5日18:30~21:00 場所 :大阪弁護士会館

③ 大阪商工信金社会貢献賞受賞団体ネットワーク交流会への参加 日時 2018年11月14日(水)15:00〜18:30 場所 大阪商工信用金庫本店2階 商工信金ホール

日時:2013 年 8 月 21 日(水)16:00~17:00 場所:日本エネルギー経済研究所 会議室 参加者:子ども議員 3 名 実行委員

7/24~25 全国GH等研修会 日本知的障害者福祉協会 A.T 9/25 地域支援部会 大阪福祉協会 A.T 11/17 地域支援部会 大阪福祉協会 A.T 1/23 地域支援部会