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仕 事 と 家 庭 の 両 立 の た め の 支 援 制 度 制 度 内 容 妊 婦 健 診 を 保 健 指 導 又 は 健 康 診 査 を 受 けるために 必 要 な 時 間 を 確 保 してもら 妊 受 け る た め えるように 会 社 に 請 求 することができます 娠 妊 婦 健 診 の

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(1)

両 立を 支援 する た めの 法律 のあ ら まし

〔もくじ〕 ● はじめに … p1 ● 妊娠したら … p3 ● 出産のときには … p5 ● 育児のための休み … p6 ● 子育てをしながら働くために … p9 ● 子どもがけがや病気の時には … p12 ● 年次有給休暇制度 … p13 ● 家族の介護のために … p14 ● 仕事と生活の調和のために … p15 ● お問い合わせ・相談窓口 … p16

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仕 事 と 家 庭 の 両 立 の た め の 支 援 制 度

仕 事 と 家 庭 の 両 立 の た め の 支 援 制 度

妊 婦 健 診 を 保 健 指 導又 は 健康 診 査 を受 ける ため に必 要な時 間を 確保 して もら

受 け る た め えるように会社に請求することができます。

妊 婦 健 診 の 健 診 に 基づ く 指導 事 項 を守 るた め、 勤務 時間の 変更 、勤 務の 軽減

指 導 事 項 を 等の必要な措置を受けることができます。 p 3

守 る た め ・

通 常 勤 務 現在の業務から他の軽易な業務に配置換えを請求することができます。 p 4

が き つ く 変 形 労 働時 間 制の 適 用 制限 や時 間外 ・休 日労働 、深 夜業 の免 除を な っ た ら 請求することができます。 出 産 予 定日 の 6週 間 前 (多 胎妊 娠は 14 週間前 )か ら休 業を 請求 産 前 休 業 することができます。 出 産 出産日は産前休業に含まれます。 p 5 出 産 日 の次 の 日か ら 8 週間 は産 後休 業( うち6 週間 は強 制休 業) 産 後 休 業 を取ることができます。 男女労働者は、子が1歳に達するまでの希望する期間について育 児休業を取得することができます。父母ともに取得する場合は、一定 p 6 育 児 休 業 の要件を満たせば1歳2カ月に達するまで取得することができます。 また、子が1歳を超えても休業が必要と認められる一定の場合は、 p 8 子が1歳6か月に達するまで休業することができます。 産 婦 健 診 を 復 職 後 も産 後 1年 ま で は、 医師 の指 示に 基づく 健康 診査 等を 受け

受診 するため るために、休暇を請求することができます。

産 婦 健 診 の 健 診 に 基づ く 指導 事 項 を守 るた め、 勤務 時間の 変更 、勤 務の 軽減

指 導 事 項 を 等の必要な措置を受けることができます。

守 る た め p 9

復 職 女 性 労 働者 は 、時 間 外 ・休 日労 働、 深夜 業の免 除や 変形 労働 時間

~ 制の適用制限を請求することができます。

1 歳 前 日 女性労働者は、育児時間(1日2回、それぞれ少なくとも30分) ま で を請求することができます。 詳しくは こちらのページ このパンフレットで説明している法律・制度 などは、特に注意書きがない限り、平成27年 2月現在の情報です。

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( 法 律 に よ る 制 度 ) の あ ら ま し

( 法 律 に よ る 制 度 ) の あ ら ま し

男 女 労 働 者 は 、 短 時 間 勤 務 制 度 を 利 用 す る こ と が で き ま す 。

復 職 また、請求すれば所定外労働(残業)が免除されます。 p 1 0

~ ※お勤めの事業所が制度を定めていれば、

3歳前日まで フレックスタイム制などを利用することもできます。

男 女 労 働者 は 、1 か 月 24 時間 、1 年1 50時 間を 超え る時 間外

労働の制限について請求することができます。

復 職 男 女 労 働者 は 、深 夜 ( 午後 10 時~ 午前 5時) に働 かな いこ とを p 1 1

~ 請 求 す る こ と が で き ま す 。( 子 ど も を 養 育 で き る 1 6 歳 以 上 の 対 象

小 学 校 入 家族がいる場合や事業の正常な運営を妨げる場合を除く)

学 前 ま で 男 女 労 働 者 は 、 子 ど も の 看 護 の た め の 休 暇 ( 病 気 や け が を し た

子 ど も の 世 話 等 を 行 う た め の 休 暇 ) を 、 対 象 と な る 子 ど も が 1 人 p 1 2 なら年5日、2人以上なら年10日まで取得することができます。 要 介 護 状 態 に あ る 対 象 家 族 を 介 護 す る 男 女 労 働 者 は 、 対 象 家 族 1人につき常時介護を要する状態に至るごとに1回、通算して93日

介 護 休 業 (勤務時間の短縮等の措置が講じられている場合は、合わせて93日)

まで、介護休業を取得することができます。

介護のための 要介護状態にある対象家族を介護する男女労働者は、対象家族1人につき

短期休暇制度 年5日、2人以上であれば年10日の短期の休暇を取得することができます。

要介護状態にある対象家族を介護する男女労働者は、連続する93日

勤 務 時 間 (介護休業した期間及び別の要介護状態で、介護のための勤務時間短縮等

短 縮 等 の の措置を受けた期間があればそれと合わせて93日)以上の期間において、 p 1 4

措 置 事業 主が 講 じた 次の いず れか の 措置 を利 用す る こと がで きま す。

① 短 時 間 勤 務の 制 度 ② フレ ッ ク スタ イ ム 制

③ 始 業・ 終 業 時刻 の 繰 上 げ・ 繰 下 げ ④ 介 護サ ー ビ ス 費用 の 助 成等

時 間 外 労 働 要介護状態にある対象家族を介護する男女労働者は、1か月24時間、

の 制 限 1年150時間を超える時間外労働の制限について請求することができます。

要 介 護 状態 に ある 対 象 家族 を介 護す る男 女労働 者は 、深 夜( 午後

深 夜 業 の 10時~午前5時)に働かないことを請求することができます。 制 限 (介 護 を する こ とが で き る1 6歳 以上 の同 居家族 がい る場 合や 事業 の正常な運営を妨げる場合等を除く) 詳しくは こちらのページ

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1 . は じ め に

少子 高 齢化 が急 速に 進む 中、 すべて の労 働者 が生 涯を 通じ て充 実し た職 業生活 を営 む た め には 、仕 事と 家庭 を両 立さ せ、そ の能 力や 経験 を活 かす こと がで きる 環境の 整備 が 重要です。 この よ うな 状況 の中 、仕 事と 家庭の 両立 を支 援す る制 度の 充実 のた め、 育児・ 介護 休 業法が改正され、平成24年7月1日から全面施行されています。 この パ ンフ レッ トで は、 改正 後の育 児・ 介護 休業 法に 基づ く内 容を 記載 してい ます 。

Q 1 仕 事 と 家 庭 の 両 立 支 援 は 女 性 の た め の 制 度 で 、 男 性 に は 関 係 な い の で は ?

育児 介 護休 業や 子の 看護 休暇 など、 仕事 と家 庭の 両立 を支 援す るた めの 制度は 、男 女 にかかわらず取得することができます。 共働 き の増 加や 若い 世代 の意 識の変 化を 背景 に、 仕事 も家 庭も 大切 にし たいと いう 男 性の声は確実に増えています。 夫婦 で 育児 や介 護を どう 分担 するか は、 労働 者個 人の 選択 であ り、 他人 が介入 する こ と で はあ りま せん 。し かし なが ら、仮 に男 性労 働者 が夫 婦で 育児 を分 担で きる働 き方 が し た いと 希望 して も、 職場 の制 度や雰 囲気 のた めに それ がで きず 、結 果と して、 夫は 仕 事 に 専念 し、 育児 は妻 が担 うと いうよ うな 特定 のラ イフ スタ イル を取 らざ るをえ ない と すれば、問題です。 働く 男 性の 育児 参加 は、 共働 き家庭 に限 られ ませ ん。 子ど もを お風 呂に 入れる ため に 早 め に退 社す る、 子ど もの 看病 や妻の 体調 不良 のた めに 休む 、保 育所 への 迎えの ため に 夫 婦 交代 で定 時に 退社 する 、短 時間勤 務を 利用 する 、妻 の出 産時 に数 日の 休暇を 取る な ど、さまざまなパターンがあります。 「 仕 事 と 家 庭 の 両 立 」 を 無 理 な く 実 現 す る た め に は 、“ 女 性 は 仕 事 も 家 庭 も ” で は な く 、 男女 がと もに 仕事 と家 庭の バラン スを とり なが ら働 き、 また 社会 全体 として もそ れ をサポートしていくしくみが必要となっています。

イクメンプロジェクトについて

育 児 休 業 の 取 得 を 希 望 す る 男 性 が 約 3 割 い る 一 方 、 実 際 の 取 得 率 は 1 ~ 2 % 台 に と ど ま っ て い ま す 。 ま た 、 他 の 先 進 国 と 比 べ 、 男 性 が 家 事 ・ 育 児 を す る 時 間 は 他 の 先 進 国 と 比 べ て 最 低 水 準 と な っ て い ま す 。 厚 生 労 働 省 は 、 男 性 の 子 育 て 参 加 や 育 児 休 業 の 取 得 促 進 を 目 的 に 、「 イ ク メ ン プ ロ ジ ェ ク ト 」 を 始 動 さ せ て い ま す 。 イ ク メ ン と は 、 子 育 て を 楽 し み 、 自 分 自 身 も 成 長 す る 男 性 の こ と で す 。 イ ク メ ン プ ロ ジ ェ ク ト で は 、 イ ク メ ン 宣 言 や 育 休 ・ 育 児 体 験 談 の 紹 介 な ど を 行 っ て い ま す 。 詳 し く は 、 イ ク メ ン プ ロ ジ ェ ク ト の ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 く だ さ い 。 イクメンプロジェクトホームページ http://www.ikumen-project.jp

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Q 2

結 婚 し て 、 子 育 て を し な が ら 働 き 続 け る こ と が で き る の で し ょ う か ?

働き な がら 子ど もを 育て やす い職場 環境 を整 備す るた め、 いろ いろ な法 律があ なた を サポートします。 ■ 女性 労働 者が 結婚 、妊 娠、 出産し た場 合に 退職 する 旨を あら かじ め就 業規則 等に 定 めることは禁止されています。 (男女雇用機会均等法第9条①) ■女性労働者が結婚したことを理由として解雇することは、法律により禁止されています。 (男女雇用機会均等法第9条②) ■ 産前・産後の休業中およびその後30日間は原則として解雇されません。 (労働基準法第19条①) ■ 妊娠 中、 産後 1年 以内 の解 雇は、 事業 主が 妊娠 等が 理由 では ない こと を証明 しな い 限り、無効とされます。 (男女雇用機会均等法第9条④) ■ 女 性労 働者が 妊娠 した こと 、出 産し たこ と、 産前 ・産後 休業 をと った こと を理 由と した解雇その他の不利益取扱は法律で禁止されています。 また 、妊 産婦 健診 を受 診す るため の休 業や 医師 の指 導事 項を 守る ため 軽易な 業務 へ の転 換 等を 請求 した こと 、つ わり・ 切迫 流産 など 妊娠 又は 出産 をし たこ とで生 じる 症 状に よ り働 けな かっ たこ とや 労働能 率が 低下 した こと を理 由と した 解雇 その他 の不 利 益取扱も禁止されています。 (男女雇用機会均等法第9条③) ■ 育児 休業 、介 護休 業、 子ど もの看 護休 暇、 介護 休暇 、所 定外 労働 の免 除、時 間外 労 働 の 制限 、深 夜業 の制 限、 勤務時 間短 縮等 の措 置の 申し 出を した こと 、又は 取得 し たこ とを 理由にし た解雇そ の他の不 利益取扱は 禁止さ れています。 (育児介護休業法第10条等) 禁止される不利益な取扱いと考えられる例 ● 正社員を非正規社員とするような労働契約内容の変更を強要すること ● 減給をし、又は賞与等において不利益な算定を行うこと ● 降格させること ● 不利益な配置の変更を行うこと など

Q3 うち の会 社 の 制度 とは 違い ますが?

法律 で は、 守る べき 最低 の基 準を定 めて いま すの で、 各企 業で は、 法律 に定め られ た ものより労働者に有利な条件であれば自由に定めることができます。 具 体 的 な 制 度 内 容 や 手 続 に つ い て は 、 お 勤 め 先 の 就 業 規 則 な ど を 御 確 認 く だ さ い 。 なお 、 法律 より も労 働者 に不 利な条 件を 定め た場 合、 就業 規則 の当 該部 分は無 効と な り、法律の規定が適用されます。

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2 . 妊

( 妊 娠 し た 女 性 が 安 全 に 安 心 し て 働 く た め の 各 種 支 援 制 度 )

Q 4

妊娠 した女 性が安 全に 安心し て働 くため にど のよう な制限がありますか?

● 時 間 外 ・ 休 日 労 働 、 深 夜 業 の 制 限 妊 産婦 は 、時 間外 労働 や休 日労働 、深 夜業 の免 除及 び変 形労 働時 間制 の適用 制限 を 請求できます。 (労働基準法第66条) ● 軽 易 業 務 転 換 妊 娠中 の 女性 は、 通常 勤務 がきつ くな った ら、 現在 の業 務か ら他 の軽 易な業 務に 配 置換えを請求することができます。 (労働基準法第65条③) ● 危 険 有 害 業 務 の 就 業 制 限 一 定以 上 の重 量物 の取 扱い 業務、 生殖 毒性 等を 有す る有 害物 質が 一定 濃度以 上に 発 散す る 場所 等に おけ る業 務に ついて は、 妊娠 、出 産機 能等 に有 害で ある ことか ら、 妊 娠の 有 無、 年齢 等に よら ず全 ての女 性を 就業 させ るこ とは 禁止 され てい ます。 (労働基準法第64条の3)

Q 5

健 康 診 査 を 受 け る た め の 時 間 を 確 保 す る こ と が 難 し い の で す が ・ ・ ・

女性 は 、妊 娠す ると 、母 体や 胎児の 健康 のた め、 妊産 婦の ため の保 健指 導又は 健康 診 査 を 受け る必 要が あり ます が、 女性労 働者 の場 合に は受 診の 時間 を確 保す ること が困 難 な 場 合が ある こと から 、妊 産婦 のため の保 健指 導又 は健 康診 査を 受診 する ために 必要 な 時間の確保が事業主に義務づけられています。 (男女雇用機会均等法第12条)

健 康 診 査 等 を 受 け る た め の 時 間 が 必 要 な 場 合 は 会 社 に 申 請 し ま し ょ う 。

確 保 し な け れ ば な ら な い 回 数 ● 妊 娠 2 3 週 ま で 4 週 間 に 1 回 ● 妊 娠 2 4 週 か ら 3 5 週 ま で 2 週 間 に 1 回 ● 妊 娠 3 6 週 以 後 出 産 ま で 1 週 間 に 1 回 ※ た だ し 、 医 師 等 が こ れ と 異 な る 指 示 を し た 場 合 は 、 指 示 さ れ た 回 数 ● 出 産 後 1 年 以 内 医 師 等 が 指 示 す る 回 数 ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 『 妊 産 婦 』 と は 、 妊 娠 中 及 び 産 後 1 年 を 経 過 し な い 女 性 を い い ま す 。

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Q 6

健康診査を受けたら、勤務時間を短くするよう医師の指導がありました。

保健 指 導や 健康 診査 を受 け、 医師等 から 指導 を受 けた 女性 労働 者( 妊産 婦)か ら申 出 が あ った 場合 、事 業主 はそ の指 導事項 を守 るこ とが でき るよ う、 勤務 時間 の変更 や勤 務 の軽減などの措置をとらなければなりません。 (男女雇用機会均等法第13条①) 主治 医 から 妊娠 中の 通勤 緩和 や休業 など の指 導を 受け た場 合に は、 会社 に申し 出て 措 置を講じてもらいましょう。 指導 事 項を 会社 にき ちん と伝 えるこ とが でき るよ う、 主治 医に 「母 性健 康管理 指導 事 項連絡カード」に記入してもらい、会社に伝えることも効果的です。 ● 妊 娠 中 の 通 勤 緩 和 交 通 機 関 の 混 雑 に よ る 苦 痛 が つ わ り の 悪 化 や 流 ・ 早 産 に つ な が る お そ れ が あ る 場 合、 時 差出 勤や 勤務 時間 の短 縮など 、ラ ッシ ュア ワー の混 雑を 避け て通 勤する こと が できるように申し出ることができます。 ● 妊 娠 中 の 休 憩 勤務の負担が妊娠の経過に影響を及ぼすと思われるときには、休憩時間を長くする、 回数 を 増や す、 時間 帯を 変更 するな ど、 必要 な休 憩や 補食 がで きる よう に申し 出る こ とができます。 ● 妊 娠 中 又 は 出 産 後 の 症 状 等 に 対 応 す る 措 置 女性労働者(妊産婦)は、主治医等の指導に基づき、作業の軽減、勤務時間の短縮、 休業等、指導事項を守ることができるように申し出ることができます。

Q 7

妊 娠 し た こ と を 会 社 に 報 告 し た ら し つ こ く 退 社 を 促 さ れ 困 っ て い ま す 。

女性 労 働者 が、 結婚 、妊 娠、 出産し た場 合に 退職 する 旨を あら かじ め就 業規則 等で 定 め る こと 、ま た、 妊娠 等を 理由 として 解雇 その 他の 不利 益取 扱を する こと は法律 で禁 止 されています。 なお 、 妊娠 中・ 産後 1年 以内 の解雇 は「 妊娠 ・出 産・ 産前 産後 休業 取得 等によ る解 雇 でないこと」を事業主が証明しない限り無効となります。 (男女雇用機会均等法第9条①③④) ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 母 性 健 康 管 理 に 関 す る 措 置 は 、 就 業 形 態 を 問 わ ず 、 パ ー ト タ イ ム 労 働 者 や 派 遣 労 働 者 、 日 々 雇 用 さ れ る 労 働 者 等 に つ い て も 、 対 象 に 含 ま れ ま す 。 ■□■ ポイント ■□■ 宮崎労働局雇用均等室では、職場でのこのような相談を受け付けています。 ○性別を理由とする差別 ○妊娠、出産等を理由とする不利益取り扱い ○母性健康管理 ○育児休業等を理由とした不利益取り扱い ○セクシュアルハラスメント ○パートタイム労働に関すること 等 ま た 、 労 働者 と 事 業 主の 間 に ト ラ ブル が 生 じ た場 合 、 労 働局 長 に よ る 紛争 解 決 援 助制 度や調停制度を利用できます。 【宮崎労働局雇用均等室 50985-38-8827】 困ったときには雇用均等室へ!

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3 . 出

( 出 産 時 の 休 業 、 各 種 手 当 等 )

Q 8

出 産 の 時 に は 休 め ま す か ?

● 産 前 休 業 6 週 間 ( 双 子 以 上 の 場 合 は 1 4 週 間 ) 以 内 に 出 産 を 予 定 し て い る 女 性 労 働 者 は 、 産 前休業を請求できます。事業主はこれを拒むことはできません。(労働基準法第65条①) 産 前 休 業 は 出 産 予 定 日 を 基 準 に し て 数 え る の で 、 予 定 日 よ り 早 く 生 ま れ た ら 6 週 間 よ り 短 く な り ま す 。 遅 れ た ら そ の 分 だ け 長 く な り ま す が 、 そ の 分 の 産 後 休 業 が 短 く な るようなこともありません。 ● 出 産 出産日は産前休業に含まれます。 ● 産 後 休 業 出産の翌日から8週間は産後休業を取得できます。 産 後 休 業 は 労 働 者 か ら の 請 求 が な く て も 与 え な け れ ば な ら な い 休 み で す が 、 出 産 後 6 週 間 を 経 過 し 、 本 人 が 希 望 す る 場 合 に は 、 医 師 が 支 障 な い と 認 め た 業 務 に 就 く こ と ができます。 (労働基準法第65条②)

Q 9

休 業 中 の 賃 金 は ど う な る の で す か ?

費 用 が 心 配 で す 。

産前 ・ 産後 休業 中の 賃金 につ いては 法律 上に 特に 定め がな く、 有給 か無 給かは 、勤 務 先の制度によって異なります。 健康 保 険に 加入 して いる 労働 者につ いて は、 下記 の手 当金 が支 給さ れる 場合が あり ま すので、詳しくは全国健康保険協会にお問い合わせください。 (16ページを参照) ● 出 産 手 当 金 産 前・ 産 後休 業中 の賃 金が 低下し た場 合に は、 賃金 の3 分の 2を 限度 に社会 保険 か ら支給されます。 ● 出 産 育 児 一 時 金 子ども1人の出産につき、39万円又は42万円が支給されます。 ※ 平成26年4月1日より、産前・産後休業中の社会保険料 (健康保険料と厚生年金保険料)は申請により免除となりました。 ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 『 出 産 』 と は 、 妊 娠 4 か 月 以 上 の 分 娩 を い い 、 流 産 や 死 産 も 含 み ま す 。 ま た 、産 前 ・ 産 後 休 業 は 、期 間 の 定 め の あ る パ ー ト タ イ ム 労 働 者 等 も 対 象 と な り ま す 。

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4 . 育 児 休 業 制 度

( 1 歳 未 満 の 子 ど も を 養 育 す る た め の 休 業 、 支 援 制 度 ) 1歳 に 満た ない 子ど もを 養育 する労 働者 は、 男女 を問 わず 、希 望す る期 間、子 ども を 養育するために休業することができます。 父母がともに育児休業を取得する場合、一定の要件を満たせば1歳2か月までの間に、 1年間の育児休業を取得することができます。 また 、 子ど もが 1歳 にな る日 までに 両親 のど ちら かが 育児 休業 をし てい て、保 育所 に 申 し 込み をし たけ れど も入 所が できな いと きな ど、 一定 の場 合に は、 1歳 6か月 に達 す るまでを限度として、休業期間を延長することができます。( 育児 介護 休業 法第 5 ~9 条 )

Q 1 0 育 児 休 業 は 誰 で も 取 得 で き る の で す か ?

正社 員 だけ では なく 、契 約期 間の定 めの ある 労働 者で あっ ても 、一 定の 要件を 満た し ていれば育児休業を取得することができます。※日々雇い入れられる労働者は除きます。 ● 期 間 を 定 め て 雇 用 さ れ る 労 働 者 で も 育 児 休 業 で き る 一 定 の 要 件 と は ? 申出時点において次の①②いずれにも該当する場合には、育児休業の対象となります。 ① 同一の事業主に継続して雇用された期間が1年以上であること ② 子ど もが 1歳 に達 する 日(誕 生日 の前 日) を超 えて 引き 続き 雇用 される こと が 見 込 まれ る こと (子 が1 歳に達 する 日か ら1 年を 経過 する 日ま でに 雇用関 係が 終 了することが明らかであるものを除く) ● 男 性 の 場 合 は ? 男性は子どもの出生日から育児休業を取ることができます。 また、妻が専業主婦の場合や、育児休業中でも、夫は育児休業を取得できます。 ★ お 父 さ ん が 育 児 休 業 を 取 得 す る 場 合 の 特 例 が あ り ま す ! 父 母と も に育 児休 業を 取得 する場 合、 休業 可能 期間 が1 歳2 か月 に達 するま で延 長 されます。 ま た、 妻 の出 産後 8週 間以 内に男 性が 育児 休業 を取 得し た場 合は 、特 別な事 情が な くても育児休業を再度取得することができます。 ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 『 育 児 休 業 』 と は 、 子 を 養 育 す る た め に す る 休 業 を い い ま す 。 労 働 者 と 法 律 上 の 親 子 関 係 が あ る 『 子 』 で あ れ ば 、 実 子 、 養 子 を 問 い ま せ ん 。 も ち ろ ん 、 父 親 、 母 親 の い ず れ で も 育 児 休 業 を す る こ と が で き ま す 。

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Q 1 1

う ち の 会 社 に は 、 育 児 休 業 の 制 度 が な い の で す が ・ ・ ・

育児休業は法律に基づき労働者が請求できる権利です。 仮に 勤 め先 に法 律に 定め られ た休業 等に 関す る規 定が ない 場合 でも 、申 出をす れば 休 業することができます。 また、例えば、男性は育児休業の対象から除外することや取得できる期間を短くするなど、 法律を下回る基準を就業規則や労使協定で定めた場合、その部分は無効となります。

Q 1 2

育 児 休 業 を 取 る た め の 手 続 き は ど う す れ ば よ い の で す か ?

会社 の 規定 を確 認し 、育 児休 業を取 得す る場 合は 、遅 くと も休 業開 始1 か月前 まで に 会社に育児休業申出書を提出しましょう。 また 、 子ど もが 1歳 から 1歳 6か月 まで の育 児休 業に つい ては 、休 業開 始予定 日か ら 希望どおり休業するには、その2週間前までに申し出てください。 なお 、 事業 主は 、育 児休 業申 出がさ れた とき は、 育児 休業 申出 を受 けた 旨、育 児休 業 開 始 予定 日及 び育 児休 業終 了予 定日、 育児 休業 申出 を拒 む場 合に はそ の旨 及びそ の理 由 を労働者に速やかに通知しなければなりません。 (育児介護休業法施行規則5条④) ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 次 の 労 働 者 は 、育 児 休 業 を 取 得 で き な い 取 扱 と す る こ と が で き ま す が 、こ の 場 合 に は 、 会 社 と 労 働 者 の 代 表 と の 間 で 結 ば れ た 書 面 に よ る 協 定 ( 労 使 協 定 ) が 必 要 で す 。 ・ 同 一 の 事 業 主 に 継 続 し て 雇 用 さ れ た 期 間 が 1 年 未 満 の 労 働 者 ・ 育 児 休 業 申 出 の 日 か ら 1 年 以 内 ( 1 歳 6 か 月 ま で の 育 児 休 業 を 取 得 す る 場 合 は 6 か 月 以 内 ) に 雇 用 関 係 が 終 了 す る こ と が 明 ら か な 労 働 者 ・ 1 週 間 の 所 定 労 働 日 数 が 2 日 以 内 の 労 働 者 ※ 労 使 協 定 を 結 ん だ 場 合 に 育 児 休 業 の 対 象 か ら 除 外 す る こ と の で き る 最 大 限 の 範 囲 を 示 し た も の で す 。 し た が っ て 、 対 象 か ら 除 外 す る 範 囲 を よ り 狭 く す る こ と は 可 能 で す が 、 よ り 広 い 範 囲 の 者 を 除 外 す る こ と は で き ま せ ん 。 育児休業申出書に記載する事項 ① 申出の年月日 ② 労働者の氏名 ③ 申出に係る子の氏名、生年月日、労働者との続柄 《出生前の場合》 出産予定者の氏名、出産予定日、 労働者との続柄 ④ 休業の開始・終了の日 ⑤ その他(特定の場合の必要事項)

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Q 1 3

育 児 休 業 期 間 の 変 更 や 、 育 児 休 業 の 再 度 取 得 は で き る の で す か ?

出産 予 定日 前の 出産 や配 偶者 の死亡 、病 気、 負傷 等の 事情 が生 じた 場合 に、1 回に 限 り 育 児休 業開 始日 の繰 上げ 変更 ができ ます 。た だし 、労 働者 の希 望ど おり の日に 繰上 げ 変 更 する には 、変 更開 始予 定日 の1週 間前 まで に書 面に より 事業 主に 申し 出るこ とが 必 要 で す。 また 、1 歳に 達す るま での育 児休 業終 了予 定日 の1 か月 前ま でに 申し出 るこ と に よ り、 事由 を問 わず 、1 回に 限り育 児休 業を 終了 する 日を 繰下 げて 、期 間を延 長す る ことができます。 なお 、 子ど もが 病気 や負 傷な どによ り2 週間 以上 の期 間に わた り世 話を 必要と する 場 合 や 、保 育所 にお ける 保育 の申 込を行 って いて も保 育所 に入 れな い場 合は 、育児 休業 を 再度取得することができます。 (育児介護休業法第5条②・第7条・第9条)

Q 1 4

育 児 休 業 中 の 賃 金 は ど う な る の で す か ?

育児 休 業中 の賃 金に つい て、 有給と なる か無 給と なる かは 、勤 務先 の制 度によ って 異 なります。 ただ し 、雇 用保 険に 加入 して いる労 働者 につ いて は、 休業 中の 賃金 が一 定以上 減額 し た 場 合に は、 育児 休業 給付 金が 受給で きる こと があ りま すの で、 詳し くは 最寄り のハ ロ ーワークへお問い合わせください。 (16ページを参照) ● 育 児 休 業 給 付 金 平 成2 2 年4 月1 日か ら、 従来は 別々 に支 給さ れて いた 育児 休業 基本 給付金 と育 児 休業 者 職場 復帰 給付 金が 統合 され、 育児 休業 開始 から 18 0日 目ま では 休業開 始前 の 賃金 の 67 %を 支給 し、 18 1日目 から は、 従来 通り 休業 開始 前の 賃金 の50 %を 支 給します。 ※ 平成 26 年4 月1 日か ら給付 割合 が5 0% から 67 %へ 引き 上げ られま した 。 引 き 上げ に つい ては 休業 開始か ら6 か月 間の みと なっ てお りま すが 、夫婦 とも に 取得すれば、1年間割増給付を受給できます。 ※ 育児 休業 中の 社会 保険 料(健 康保 険料 と厚 生年 金保 険料 )は 申請 により 、労 働 者負担・事業主負担ともに免除されます。 ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 『 育 児 休 業 』 に 関 し 、 法 律 に 示 さ れ た も の よ り 労 働 者 に 有 利 な 条 件 を 設 定 す る こ と は 、 当 然 許 さ れ て い ま す の で 、 各 事 業 所 に お い て 育 児 休 業 の 対 象 と な る 労 働 者 の 範 囲 を 広 く す る こ と 、 期 間 を 長 く す る こ と 、 育 児 休 業 に 係 る 申 出 の 期 限 や 回 数 を 緩 和 す る こ と 等 は 自 由 で す 。 お 勤 め の 事 業 所 が ど の よ う な 制 度 に な っ て い る の か 、 確 認 し て み ま し ょ う !

(12)

5 . 復

( 復 職 か ら 子 ど も が 1 歳 に な る ま で の 支 援 制 度 ) Q 1 5 育 児 休 業 を と ら な か っ た 人 や 子 ど も が 1 歳 に な る 前 に 職 場 復 帰 し た 人 が 利 用 で き る 制 度 は あ り ま す か ? ● 育 児 時 間 1 歳未 満 の子 ども を育 てる 女性は 、1 日2 回そ れぞ れ少 なく とも 30 分間の 育児 時 間を請求できます。 (労働基準法第67条) ● 時 間 外 労 働 、 休 日 労 働 、 深 夜 業 の 制 限 、 変 形 労 働 時 間 制 の 適 用 制 限 、 危 険 有 害 業 務 の 就 業 制 限 産後1年を経過しない女性には、妊娠中と同様にこれらが適用になります。 (詳しくは3ページ) ● 母 性 健 康 管 理 措 置 産 後1 年 を経 過し ない 女性 は、主 治医 から 指示 があ った とき は、 健康 診査に 必要 な 時間の確保を申し出ることができます。 ま た、 指 導を 受け た場 合に は、必 要な 措置 を受 ける こと がで きま す。 (詳しくは3,4ページ) ● 所 定 労 働 時 間 の 短 縮 措 置 ( 短 時 間 勤 務 制 度 ) 3歳未満の子どもを養育する労働者は、事業主が講じる短時間勤務制度を利用できます。 ( 詳し く は1 0 ペー ジ ) ● 子 ど も の 看 護 休 暇 制 度 小学校就学前の子どもを養育する労働者は、 該当する子が1人であれば年5日、2人以上であれば年10日、 病気やけがをした子どもの看病、予防接種や健康診断のために 休暇を取得することができます。 (詳しくは12ページ) ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 『 育 児 時 間 』 は 、 当 初 は 授 乳 の た め の 時 間 と し て 設 け ら れ て い ま す が 、 授 乳 に 限 定 さ れ ず 、 実 際 に は 保 育 所 の 送 り 迎 え な ど の た め に 利 用 さ れ て い ま す 。 し た が っ て 、 育 児 時 間 の と り 方 は 、 育 児 を し て い る 者 が 必 要 な 時 間 帯 に 請 求 で き な け れ ば な ら ず 、 使 用 者 が 一 方 的 に 育 児 時 間 の 時 間 帯 を 指 定 し て 、 そ れ 以 外 の 時 間 帯 に は 与 え な い と 定 め る こ と は で き ま せ ん 。

(13)

6 . 復

( 復 職 か ら 子 ど も が 3 歳 に な る ま で の 支 援 制 度 ) ● 所 定 労 働 時 間 の 短 縮 措 置 ( 短 時 間 勤 務 制 度 ) 3 歳未 満 の子 ども を養 育す る労働 者に つい て、 従業 員が 希望 すれ ば利 用でき る短 時 間勤務制度を設けることが事業主の義務とされています。 短 時間 勤 務制 度は 、1 日の 所定労 働時 間を 原則 とし て6 時間 (5 時間 45分 から 6 時間まで)とするものを含む制度を措置しなければならないとされています。 (育児介護休業法第23条) 「 業 務 の 性 質 又 は 業 務 の 実 施 体 制 に 照 ら し て 、 所 定 外 労 働 時 間 の 短 縮 措 置 を 講 ず る ことが困難と認められる業務に従事する労働者」については、労使協定の締結により、 短時 間 勤務 制度 の取 得が でき ない場 合が あり ます が、 その 労働 者に つい ては、 次の ① ~④ の いず れか の代 替措 置を 設ける こと が事 業主 の義 務と され てい ます ので、 お勤 め の会社の就業規則等を事前に確認しておくとよいでしょう。 ● 所 定 外 労 働 の 免 除 3 才未 満 の子 ども を養 育す る労働 者は 、所 定外 労働 (残 業) を免 除す るよう 請求 す ることができます。 (育児介護休業法第16条の8) ※代替措置として認められる制度 ① 育児休業に関する制度に準ずる措置(子が3歳に達するまで育児休業を取得できる制度) ② フレックスタイム制度 ③ 始業・終業時刻の繰り上げ・繰り下げ(時差出勤の制度) ④ 保育施設の設置運営その他これに準ずる便宜の供与 ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 短 時 間 勤 務 制 度 、 所 定 外 労 働 の 免 除 制 度 は 、 期 間 を 定 め て 雇 用 さ れ る 労 働 者 も 対 象 と な り ま す 。 ま た 、 短 時 間 勤 務 制 度 と 『 育 児 時 間 』( 9 ペ ー ジ ) と は 、 異 な る 目 的 に よ る 別 の 措 置 な の で 、 別 々 に 利 用 で き ま す 。

(14)

7 . 復

( 復 職 か ら 子 ど も が 小 学 校 に 入 学 す る ま で の 支 援 制 度 )

Q 1 6

子 ど も が 3 歳 を 過 ぎ て か ら で も 利 用 で き る 制 度 は あ り ま す か ?

● 時 間 外 労 働 の 制 限 小 学校 入 学前 の子 ども を養 育する 労働 者は 、1 か月 につ いて 24 時間 、1年 につ い て150時間を超える時間外労働を制限するよう請求することができます。 制 限の 請 求は 、1 回に つき 、1か 月以 上1 年以 内の 期間 につ いて 、そ の開始 の日 及 び 終 了 の 日 を 明 ら か に し て 制 限 開 始 予 定 日 の 1 か 月 前 ま で に し な け れ ば な り ま せ ん が、何回でも請求することができます。 (育児介護休業法第17条) ● 深 夜 業 の 制 限 小 学校 入 学前 の子 ども を養 育する 労働 者は 、深 夜( 午後 10 時か ら午 前5時 まで の 間)に働かないことを請求することができます。 た だし 、 子ど もを 養育 でき る16 歳以 上の 同居 家族 がい る場 合や 、事 業の正 常な 運 営を妨げる場合等を除きます。 制 限の 請 求は 、1 回に つき 、1か 月以 上6 か月 以内 の期 間に つい て、 その開 始の 日 及び 終 了の 日を 明ら かに して 開始の 日の 1月 前ま でに しな けれ ばな りま せんが 、何 回 でも請求することができます。 (育児介護休業法第19条) ● 子 ど も の 看 護 休 暇 制 度 小 学校 入 学前 の子 が1 人で あれば 年5 日、 2人 以上 であ れば 年1 0日 の看護 休暇 を 取得することができます。 (詳しくは12ページ) ● そ の 他 の 両 立 支 援 措 置 ( 努 力 義 務 ) 小 学校 入 学前 の 子 ども を 養育 す る労働 者が 利 用でき る短 時間 勤 務制 度 や フレ ッ クス タ イ ム制 度な どを設 ける こ とが事 業主 の努 力 義務 とな って おりま すの で、 会社 の制 度を確認 しましょ う。 (育児介護休業法第24条①) ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 時間外労働の制限の対象となるのは、法定労働時間(原則として1週間につき 40時間、1日につき8時間)を超える部分の時間外労働です。 ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 時間外労働の制限、深夜業の制限は、期間を定めて雇用される労働者も対象となります。

(15)

8 . 子 ど も の 看 護 休 暇 制 度

( 子 ど も が け が や 病 気 の 場 合 な ど の 休 業 制 度 の 概 要 ) 小学 校 入学 前の 子ど もを 養育 する労 働者 は、 会社 に申 し出 るこ とに より 、年次 有給 休 暇とは別に、小学校入学前の子が1人の場合は年5日、2人以上であれば年10日まで、 病 気 やけ がを した 子ど もの 看護 のほか 、予 防接 種や 健康 診断 を受 けさ せる ために 休暇 を 取得することができます。 (育児介護休業法第16条の2)

Q 1 7

ど の 程 度 の 病 気 や け が で あ れ ば 、 取 得 で き ま す か ?

子 ども の看 護休 暇は 、休 暇が 取得で きる けが や病 気の 程度 に特 段の 制限 はあり ませ ん の で 、例 えば 風邪 によ る発 熱な ど、短 期間 で治 るけ がや 病気 であ って も労 働者が 必要 と 考える場合には申出ができます。 事業 主 は、 労働 者か ら子 ども の看護 休暇 の申 出が あっ たと きは 、業 務の 繁忙等 の理 由 があってもこれを拒否することはできません。

Q 1 8

妻 が 専 業 主 婦 な の で す が 、 取 得 で き ま す か ?

子どもの看護休暇は、日々雇い入れられる方は対象外です。 ま た、 勤続 して 雇用 され た期 間が6 か月 未満 の方 や週 の所 定労 働日 数が 2日以 内の 労 働 者 につ いて は、 労使 協定 の締 結によ り対 象外 とな る場 合が あり ます が、 この他 の労 働 者 、 例え ば配 偶者 が専 業主 婦で ある労 働者 や期 間を 定め て雇 用さ れる 労働 者等を 対象 外 とすることはできません。

Q 1 9

共 働 き の 場 合 は 、 ど う な る の で す か ?

子ど も の看 護休 暇は 小学 校入 学前の 子1 人に つき 5日 、2 人以 上は 10 日なの で、 両 親 そ れぞ れが 取得 すれ ば2 人合 わせて 年1 0日 又は 20 日の 看護 休暇 を取 得する こと が できますし、両親が同時に取得することもできます。 ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 『 子 の 看 護 休 暇 』 と は 、 負 傷 し 、 又 は 疾 病 に か か っ た 子 の 世 話 を 行 う 労 働 者 に 対 し て 与 え ら れ る 休 暇 で あ り 、 有 給 休 暇 と は 別 に 取 得 す る こ と が で き ま す が 、 有 給 か 無 給 か は 、 会 社 の 定 め に よ り ま す 。

(16)

9 . 年 次 有 給 休 暇 制 度

( 労 働 者 の た め の 目 的 を 問 わ な い 休 暇 制 度) 年 次 有 給 休 暇 は 、 週 に 1 日 の 法 定 休 日 以 外 に 毎 年 一 定 の ま と ま っ た 日 数 を 仕 事 か ら 解 放することによって、心身の疲労を回復させるとともに、自己啓発の時間を確保したり、 地 域 活 動 に 参 加 す る な ど 充 実 し た 生 活 を 送 る こ と が で き る よ う に す る た め の 制 度 で す 。 6 か 月 以 上 継 続 し て 勤 務 し 、 全 労 働 日 の 8 割 以 上 出 勤 し て い る 労 働 者 に は 、 勤 続 年 数 に応じて一定日数以上の年次有給休暇が与えられます。

Q 2 0

有 給 休 暇 は 、 何 日 間 と れ る の で す か ?

勤務年数や勤務形態により次のとおりとなっています。 なお 、 年 次有 給 休暇 を 請 求で き る期 間 は、 権 利 の発 生 した 日 か ら2 年間で す。 (労働基準法第39条①~③) ◇ 通常 労 働者 の場 合 継 続 勤 務 年 数 6 か 月 1 年 6 か 月 2 年 6 か 月 3 年 6 か 月 4 年 6 か 月 5 年 6 か 月 6 年 6 か 月 以 上 付 与 日 数 1 0 日 1 1 日 1 2 日 1 4 日 1 6 日 1 8 日 2 0 日 ◇ 週の 所 定労 働 時間 が3 0 時間 未満 か つ 所 定労 働 日数 が 週4 日以 下 また は年 間 21 6 日以 下の 労 働者 の場 合 週 所 定 継 続 勤 務 年 数 労 働 所 定 労 働 日 数 日 数 6 か 月 1年6か月 2年6か月 3年6か月 4年6か月 5年6か月 6年6か月以上 4 日 1 69 ~ 2 1 6 日 7 日 8 日 9 日 1 0 日 1 2 日 1 3 日 1 5 日 3 日 1 2 1 ~ 1 6 8 日 5 日 6 日 6 日 8 日 9日 1 0 日 1 1 日 2 日 7 3 ~ 1 2 0 日 3 日 4 日 4 日 5 日 6日 6 日 7 日 1 日 4 8 ~ 7 2 日 1 日 2 日 2 日 2 日 3日 3 日 3 日

出勤した日

出勤率 =

全 労 働 日

雇 入 れ か ら 6 か 月 間 ( 6 か 月 を 超 え て 継 続 勤 務 す る 日 か ら 1 年 ご と の 期 間 ) 内 の 出 勤 義 務 の あ る 日 数 次の 日・ 期間も 含ま れま す。 ①遅 刻・ 早退し た日 ②業 務上 の傷病 によ る休 業期 間 ③産 前・ 産後の 休業 期間 ④育 児・ 介護休 業期 間 ⑤年 次有 給休暇 を取 得し た日

計算方法

(17)

Q 2 1

育児休業から復職しました。出勤してないので有給休暇はないのですか?

年次 有 給休 暇の 計算 に当 たっ ては、 産前 ・産 後の 休業 期間 や育 児・ 介護 休業期 間な ど は、出勤した日として取り扱われます。 (労働基準法第39条⑦) 有給休暇が付与されないわけではありませんので、確認してみましょう。

Q 2 2

有 給 休 暇 を 取 得 す る た め に は 、 ど の よ う な 手 続 が 必 要 で す か ?

年 次 有 給 休 暇 を 取 得 す る た め に は 、 取 得 す る 日 時 を 指 定 し て 使 用 者 に 請 求 す る こ と が 必 要で す。 取得 の理 由を 明ら かにす るこ とや 、使 用者 の許 可・ 承認 を得 る必要 はあ り ま せ んが 、会 社の 業務 運営 を考 慮し、 なる べく 余裕 を持 って 、書 面な どで 取得す る予 定 の日より前に届け出ることが望ましいでしょう。(お勤め先の手続を確認してください。) なお 、有 給休 暇の 取得 が事業 の 正常な 運営 を妨 げる 場合 には 、使 用者は 時季 の 変更を することができます。

1 0 . 介 護 休 業 制 度 ・ 介 護 休 暇 制 度

( 家 族 が 要 介 護 状 態 に な っ た 場 合 の 休 業 ・ 休 暇 制 度 の 概 要 ) 要介 護 状態 にあ る対 象家 族を 介護す る労 働者 は、 対象 家族 1人 につ き常 時介護 を要 す る状態ごとに1回、通算して93日(勤務時間の短縮等の措置が講じられている場合は、 合わせて93日)まで、介護休業を取得することができます。 また 、要 介護 状態 の対 象家族 が 、1人 であ れば 年5 日、 2人 以上 であれ ば年 1 0日の 短期の介護休暇を取ることもできます。 (育児介護休業法第11~15条、第16条の5~第16条の7) ※ 介護 休暇 とは 、要 介護 状態 にある 対象 家族 の介 護や 世話 を行 う労 働者 に対し 与え ら れる休暇であり、年次有給休暇とは別に与える必要があります。 ま た 、 仕 事 と 介 護 を 両 立 さ せ る た め に 、「 勤 務 時 間 短 縮 等 の 措 置 」 「 時 間 外 労 働 の 制 限 」「 深 夜 業 の 制 限 」 を 請 求 す る こ と が で き ま す 。 要介護状態とは・・・ 負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障 害により、2週間以上の期間にわたり常時 介護を必要とする状態をいいます。 対象家族とは・・・ 配偶者、父母、子、配偶者の父母並びに同 居し、かつ扶養している祖父母、兄弟姉妹 及び孫。 ■ □ ■ ポ イ ン ト ■ □ ■ 期 間を 定 め て雇 用さ れ る者 は、 申出 時 点に おい て、 次 のい ずれ にも 該 当す れば 介 護 休業をすることができます。 ① 同一の事業主に引き続き1年以上雇用されていること ② 介 護 休 業 開 始 予 定 日 か ら 起 算 し て 9 3 日 を 経 過 す る 日 以 降 も 引 き 続 き 雇 用 さ れ ることが見込まれること ③ 9 3 日 を 経 過 す る 日 か ら 1 年 を 経 過 す る 日 ま で の 間 に 、 労 働 契 約 期 間 が 満 了 し ており、かつ、契約の更新がないことが明らかでないこと ※ ただし、労使協定で定められた一定の労働者も介護休業をすることはできません。

(18)

1 1 . 仕 事 と 生 活 の 調 和 の た め に

( ワ ー ク ・ ラ イ フ ・ バ ラ ン ス に つ い て ) このパンフレットでは、仕事と家庭の両立を支援する制度について紹介してきましたが、 実 際に は、 男性 は育 児休 暇を 取得 しにく かっ たり 、女 性も 希望 する 形で の勤 務が難 しい な どの状況があるようです。 また、経済的な自立が困難な正社員以外の労働者の増加や、 長時間労働による心身の疲労など、仕事と生活の間で問題を抱 える方が増えているようです。 結婚や子育てに関する人々の希望を実現したり、個人の生き 方や人生の段階に応じた働き方を可能にするには、社会全体で 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に取り組んで いくことが必要です。

実 現 へ の 取 組 を

厚生労働 省では、「労働時 間等見直し ガイド ライン」(労働時 間等設定改 善指針 )を定 め て いま す。 この 中で 、仕 事と 生活の 調和 の実 現の ため に、 次の よう な取 組が重 要で あ るとされています。 ・ 労 使 間 の 話 し 合 い の 機 会 の 整 備 ・ 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 し や す い 環 境 の 整 備 ・ 所 定 外 労 働 の 削 減 ・ 労 働 時 間 の 管 理 の 適 正 化 ・ ワ ー ク シ ェ ア リ ン グ 、 在 宅 勤 務 、 テ レ ワ ー ク 等 の 活 用 ※ 健 康の 保持 や単 身赴 任中 の方な どは 、労 働時 間等 の設 定に つい て特 に配慮 が必 要 であると考えられます。労働者各人の健康と生活に配慮しましょう。 仕事と 生活の 調和( ワーク ・ラ イフ・ バラン ス)を 推進す ること は、労 働者に とって 有益であるだけでなく、企業の活性化、経営の効率化の観点から、経営者にとっても有益です。

仕 事 と 家 庭 の 両 立 応 援 宣 言 ( 宮 崎 県 )

「 仕 事 と 家 庭 の 両 立 応 援 宣 言 」 と は 企 業 ・ 事 業 所 の ト ッ プ の 方 か ら 、従 業員 が仕 事と 家庭 の両立 が でき るよう な、“働きや すい職場 づ くり”への具体的な取組を宣言していただく制度です。 平成 18年10月 に 登録 を 開始 し 、平 成 27年3月 現在 、501件の 企 業・事業所にご登録いただいています 詳 し く は 宮 崎 県 HP をご覧ください。 http://www.pref.miyazaki.lg.jp/rodoseisaku/shigoto/rodo/sengenkigyotop_index.html ワーク・ライフ・バランスとは? 働く人一人ひとりが、それぞれの個性や意欲に応じて能力を十分に発揮でき、「仕事」と「仕 事以外の生活」も充実していると実感できるよう、様々な活動を自らが希望するバランスで展 開できる状態を目指すものです。 仕事と生活の軸足の置き方は、働き手によって、またライフステージによっても違います。 このため、個々人にとって望ましいワーク・ライフ・バランスのあり方は多様です。また、「ラ イフ」の内容も、家庭生活だけでなく、地域活動、学習、健康などさまざまなものがあります。

(19)

宮 崎 県 庁 ホ ー ム ペ ー ジ

せ わ っ と み や ざ き

を ご 覧 く だ さ い 。

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/kodomos/sewatto/

男 女 雇 用 機 会 均 等 法 、 育 児 介 護 休 業 法 、 パ ー ト タ イ ム 労 働 法 に つ い て は ・ ・ ・ 宮 崎 労 働 局 雇 用 均 等 室 宮 崎 市 橘 通 東 3 - 1 - 2 2 5 0 9 8 5 - 3 8 - 8 8 2 7 育 児 介 護 給 付 ( 雇 用 保 険 ) に つ い て は ・ ・ ・ 宮 崎 公 共 職 業 安 定 所 宮 崎 市 柳 丸 町 1 3 1 5 0 9 8 5 - 2 3 - 2 2 4 5 延 岡 公 共 職 業 安 定 所 延 岡 市 愛 宕 町 2 - 2 3 0 0 5 0 9 8 2 - 3 2 - 5 4 3 5 日 向 公 共 職 業 安 定 所 日 向 市 北 町 2 - 1 1 5 0 9 8 2 - 5 2 - 4 1 3 1 都 城 公 共 職 業 安 定 所 都 城 市 上 町 2 - 1 1 5 0 9 8 6 - 2 2 - 1 7 4 5 日 南 公 共 職 業 安 定 所 日 南 市 吾 田 西 1 - 7 - 2 3 5 0 9 8 7 - 2 3 - 8 6 0 9 高 鍋 公 共 職 業 安 定 所 高 鍋町大 字上 江字高 月8340 5 0 9 8 3 - 2 3 - 0 8 4 8 小 林 公 共 職 業 安 定 所 小 林 市 大 字 細 野 3 6 7 - 5 5 0 9 8 4 - 2 3 - 2 1 7 1 ※ 制 度 の 詳 細 に つ い て は 、 最 寄 り の ハ ロ ー ワ ー ク 又 は 下 記 ホ ー ム ペ ー ジ で も 確 認 で き ま す 。 宮 崎 労 働 局 ホ ー ム ペ ー ジ h t t p : / / m i y a z a k i - r o u d o u k y o k u . j s i t e . m h l w . g o . j p 出 産 手 当 金 、 出 産 育 児 一 時 金 、 育 児 介 護 休 業 中 の 社 会 保 険 料 (健 康 保 険 ・ 厚 生 年 金 ) の 免 除 に つ い て は ・ ・ ・ 全 国 健 康 保 険 協 会 宮 崎 支 部 宮 崎 市 橘 通 東 1 - 7 - 4 5 0 9 8 5 - 3 5 - 5 3 6 4 宮 崎 年 金 事 務 所 宮 崎 市 天 満 2 - 4 - 2 3 5 0 9 8 5 - 5 2 - 2 1 1 1 高 鍋 年 金 事 務 所 高 鍋 町 大 字 蚊 口 浦 5105-1 5 0 9 8 3 - 2 3 - 5 1 1 1 延 岡 年 金 事 務 所 延 岡 市 大 貫 町 1-2978-2 ☎ 0 9 8 2 - 2 1 - 5 4 2 4 都 城 年 金 事 務 所 都 城 市 一 万 城 町 7 1 - 1 5 0 9 8 6 - 2 3 - 2 5 7 1 ※ 国 民 健 康 保 険 に 加 入 さ れ て い る 方 に つ い て は 、 各 市 町 村 の 健 康 保 険 窓 口 に 御 照 会 く だ さ い 。 年 次 有 給 休 暇 制 度 、 労 働 時 間 な ど 労 働 基 準 に つ い て は ・ ・ ・ 宮 崎 労 働 基 準 監 督 署 宮 崎 市 丸 島 町 1 - 1 5 5 0 9 8 5 - 2 9 - 6 0 0 0 延 岡 労 働 基 準 監 督 署 延 岡 市 大 貫 町 1 - 2 8 8 5 - 1 5 0 9 8 2 - 3 4 - 3 3 3 1 都 城 労 働 基 準 監 督 署 都 城 市 上 町 2 - 1 1 5 0 9 8 6 - 2 3 - 0 1 9 2 日 南 労 働 基 準 監 督 署 日 南 市 戸 高 1 - 3 - 1 7 5 0 9 8 7 - 2 3 - 5 2 7 7

(20)

作成 平成27年3月 宮崎県商工観光労働部労働政策課

宮崎市橘通東2丁目10番1号 TEL 0985-26-7106

参照

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