• 検索結果がありません。

研究調査報告書教科名 ( 英語 ) 項目 NEW HORIZON English Course( 東書 2) 中学校学習指導要領の教科の目標との関わり 特 色 総 内 容 資料 表記表現 聞く 話す 読む 書く の 4 技能をバランスよく配置し 実践的な運用能力を高めるための学習内容が工夫されている

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "研究調査報告書教科名 ( 英語 ) 項目 NEW HORIZON English Course( 東書 2) 中学校学習指導要領の教科の目標との関わり 特 色 総 内 容 資料 表記表現 聞く 話す 読む 書く の 4 技能をバランスよく配置し 実践的な運用能力を高めるための学習内容が工夫されている"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

研究調査報告書

教科名( 英 語 )

項目

NEW HORIZON English Course(東書・2)

中学校学

習指導要

領の教科

の目標と

の関わり

○「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく配置し、実践的な運用能力を高めるための学 習内容が工夫されている。 ○中学生の学習意欲を引き出す言語活動が多く取り入れてあり、コミュニケーション能力の育成を 目指している。また、発展的な活動につなげるための資料も用意されている。 ○内容は、身近な話題から、異文化理解、日本の伝統文化の紹介、自然科学、物語、今日的課題など多 様な題材が取り上げられており、生徒が興味関心を持ちやすい内容になっている。

<基礎的・基本的な知識・技能を習得する工夫> ○「Unit」で文法を習得し、毎時間「聞く」「話す」「書く」を中心とした練習を行なうことができる。 新出単語は、全てチェック欄が設けてあり、重要語句は太字にしてある。 <思考力、判断力、表現力等を育成する工夫> ○「Unit」で基本的な文法事項を学習し、「Daily Scene」では、様々な場面に応じた表現活動に取り組 むことができる。それらを利用して「Presentation」で「話す」「書く」などの自己表現力を高められ る。 ○グラフ等の資料から読み取り、思考力・判断力を育成する活動もある。 <主体的に学習に取り組む態度を養う工夫> ○「Unit」ごとに扱う言語材料や目標が示されており、生徒自身が何をできるようになればよいのか イメージして学習に取り組むことができる。「まとめと練習」では既習事項を整理しながら練習でき、 「学び方コーナー」では英語学習特有の習得のコツをわかりやすくまとめてある。 ○「Tool Box」の充実により、生徒が使いたい表現がすぐに見つかり、学習意欲を高める工夫がある。 <技能の総合的な育成> ○「Unit」で文法を習得し、「Activity」や「Presentation」で4技能を統合した活動を行うことができ る。「Let’s Read」や「名作鑑賞」では、読解力を総合的に育成することができる。 <文法指導と言語活動の一体化> ○「Unit」での文法指導は、基本練習で口頭練習から始めることで生徒に新出文法事項を慣れさせてか ら、4技能の活動に続くという一連の流れがある。活動させる前に十分に練習させることで、活動の 目標も明確になり、新出文法の定着にもつなげることができる。 <教材(本文等)選定の観点> ○自己紹介など日常的で親しみやすい内容からはじまり、レポート作成やディベート、福祉や日本や海 外の文化、時事問題など、多岐にわたって取り上げており、中学生の発達段階に応じた教材の選定が なされている。

○各学年とも「Tool Box」や「Word Room」など活動に役立つ単語、表現が提示されている。 ○「コラム」や「一言メモ」では、内容理解などに役立つ情報がわかりやすく説明されている。 ○巻頭、巻末の資料もイラストや写真が多く使われ、関心を高めている。

○1年はユニット11 までブロック体で、その後は活字体、手紙は手書きの字体が使用されている。1年 では各単語にアクセントが付記され、2・3年で発音記号が併記されている。 ○1年のユニット5 で文字が小さくなり、2年でさらに文字が小さくなり、字間も狭まり情報量が増え ている。

総 括

教科書のサイズが従来のB5版から AB 版になっており、紙面に余裕をもたせた作りになっている。 また、色遣いがシンプルで見やすく、資料や写真も豊富である。グラフなども多く、いろいろなジャン ルの「読む」活動を行うことができる。Reading 教材が豊富で、発展的な学習をさらにしたい生徒に適 している教材が多い。巻末の資料を利用する「応用編」も多く用意され、学習意欲の向上を図っている。 身近な題材とグローバルな話題、福祉や環境問題などをバランスよく取り入れ、中学生の興味・関心を 高める内容となっている。

第23採択地区教科用図書採択協議会

(2)

教科名( 英 語 )

項目 SUNSHINE ENGLISH COURSE (開隆堂・9) 中 学 校 学 習 指 導 要 領 の 教 科 の 目 標 と の関わり ○実践的コミュニケーションを養うために様々な工夫がされている。4技能が横断的・重 点的にバランスよく組み込まれて「統合化」が図られている。 ○身近な話題や、役に立つ表現が意図的に組まれ、生徒のコミュニケーションを積極的に 取ろうとする態度が育成されるよう配慮がなされている。 ○内容は環境問題、平和、人権等多義に渡り、日本の文化や習慣を紹介する題材も多く盛 り込まれている。さらに、体験学習など生徒の身近にある題材も取り上げられている。 全体的に生徒が興味関心を持ちやすい内容となっている。 特 色 内 容 〈基礎的・基本的な知識・技能の定着〉 ○各セクションの初めに「∼しよう」という学習のねらいが明記されており、生徒が学習 目標を持てるよう工夫されている。 ○各セクションの基本文の提示はダイアローグ形式になっていて、会話の中に基本文が位 置し、英語を使うことを意識した提示の仕方になっている。 〈思考力、判断力、表現力等の育成〉

○My Project では各 Program で学習したことを使って、表現活動を行う。具体的に指導 の手順が示されており、4技能をバランスよく伸ばしていける工夫がされている。 〈主体的に学習に取り組む工夫〉 ○My Project では自分の力で表現していくよう求められ、生徒自身がそれぞれの力に応 じて進めていけるよう構成されている。 ○Program や My Project の中で生徒同士の学び合い、教え合いの場を提供している。ま た、どのProgram を見直せばよいかが分かる工夫がされている。 ○本文ページには音読チェック欄が設けられており、音読を意識させることができる。 〈技能の総合的な育成〉 ○教科書の構成は「Program」と「My Project」、「POWER-UP」からなる。Program で 学習した内容に加え、POWER-UP では4技能の習得を個別化し、集中して学習させる。 そしてMy Project で4技能を活用した言語活動ができるようになっている。 〈文法指導と言語活動の一体化〉 ○基本文がBasic Dialog の中で提示されることで、言語の使用場面を意識して学習する ことができる。さらにListening, Speaking でなじませてから本文に入る流れである。 〈教材(本文等)選定の観点〉 ○ボランティア活動や職場体験などの身近なものから日本文化紹介、英語圏外の話題な ど、生徒が興味を持て、4技能の総合的伸長をねらった内容となっている。 資 料 ○ 挿 絵 は そ れ ぞ れ の Program の内容に関する写真や資料が提示され、巻頭には 「Classroom English」「辞書」について3年間で段階的に取り扱えるよう工夫されて いる。巻末には、各表現活動に必要なカテゴリー別の単語情報や英語の歌、基本文のダ イアローグをまとめ、クイックQA など授業中に多く活用できる。活動で使えるアクシ ョンカードが付いている。 表 記 ・ 表 現 ○1年生のProgram4 までは吹き出し形式になっている。Program8 まではブロック体が 使用され、文字を書くことに慣れていない1年生の初期に対応した表記となっている。 その後はフォントを変え、実践的な英語表記に慣れる工夫がなされている。手紙文など は手書き風になっていて臨場感がある。 総 括 教科書のサイズはAB 版となっており、紙面に余裕を持たせた作りになっている。到達 目標の一つとして、My Project を各学年に配置し、それらに向けて毎単元を地道に学習 できるようになっている。教えるべきこと、押さえておくべき言語技能等をわかりやすく 提示し、初任者等が初めて授業を行うのにも戸惑うことなく授業が進められるような構成 である。3年間分のCan-Do リストがあり、卒業までに身に付けたい学習内容がわかるよ うになっている。Reading 教材が豊富であり、内容も学年に応じたもので、生徒が興味 を持って読めるよう工夫されている。

(3)

研究調査報告書 教科名(英 語)

第23採択地区教科用図書採択協議会

項 目

TOTAL ENGLISH (学図・11)

中 学 校 学 習 指 導 要 領 の 教 科 の 目 標 と の 関 わり ○具体的な言語の使用場面を想定し、会話形式の活動を多く設定することで、「聞く」 「話す」「読む」「書く」などの基礎の育成を目指した配慮がなされている。 ○一般動詞から導入することで、日常会話に近いコミュニケーション活動に取り組 み、生徒の興味・関心を高め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の 育成がなされるよう配慮されている。 ○日本や海外の文化・習慣・歴史・地球環境に関する話題が生徒の発達段階に応じて 取り入れられており、言語や文化に対する理解が深められるよう配慮されている。

<基礎・基本的な知識・技能の習得> ○3つのLesson を1つの Chapter(まとまり)とし、Chapter ごとに「∼ができる ようになる」という目標が設定されている。また、セクションごとにListening を 設け、語彙の習得や内容理解ができるようになっている。 <思考力、判断力、表現力等の育成> ○Lesson で基本的な文法事項を学習し、それを利用して Project で「話す」「書く」 等、技能ごとに自己表現力を高め、Final Step でそれらの技能を統合する構成とな っている。Talking Time では、様々な場面に応じた表現活動に取り組める。 <主体的に学習に取り組む工夫> ○各 Chapter で扱う言語材料や目標が示されており、生徒自身が何ができるように なればよいのかイメージして学習に取り組めるようになっている。Check It Out は、文法事項の整理と確認に活用できる。 <技能の総合的な育成> ○セクションごとに、英語を聞き、ペアやグループで会話を練習することによって、 基本文の定着を図っている。各Lesson の復習ページ(見開き右側)では、Listening, Speaking, Writing のコーナーを設け、4技能をバランスよく育成できるようにな っている。 <文法指導と言語活動の一体化> ○各セクションにActivity の部分を設定し、学習した事項の定着を目指すとともに、 書く話すなどをメインとした活動を期待している。 <教材(本文等)選定の観点> ○日常生活や身近な場面の題材から、日本や海外の文化、世界平和、ボランティア、 環境問題、ことば等多岐にわたって取り上げており、生徒の発達段階に応じた教材 の選定がなされている。

○文法事項をまとめたCheck It Out や語彙力の充実のために Word Up などの資料が 充実している。点字を扱う場面では、目が不自由な人の感覚を体験的に感じられる ように工夫されている。 ○各学年とも表現活動に活用できる Word Tree などの語彙集が設けられている。さ らに、2年生では日常表現、3年生では「こんな場面で伝えたい一言」がある。 表 記 表 現 ○1年では年間を通してブロック体、手紙では手書き風の字体、それ以外は活字体が 使用されている。1年で単語にアクセントが付記され、2・3年で発音記号が示さ れている。欄外でフォニックス(つづりと発音の関係)の学習ができる。 ○構成としては、左側で新出語句と本文、右側では目標文の練習という形になった。

教科書の色遣いが鮮やかになり、生徒の理解を助長する工夫が感じられる。1年の Pre-Lesson で小学校英語との連携を図りつつ、1年生の学習が一般動詞から導入さ れることで、1年生のうちから多様な自己表現活動を可能にしている。各学年に数回 ずつChapter Project の活動を設け、その活動手順を細かく設定しながら、それまで の既習事項や、習得した目標文・重要表現を用いて、書いたり話したりする表現活動 を行う。

(4)

教科名( 英 語 )

項目

NEW CROWN ENGLISH SERIES New Edition(三省堂・15)

中学校学

習指導要

領の教科

の目標と

の関わり

○3年間を通じて、「聞く」「話す」「読む」「書く」の言語活動が効果的に配置され、実践的な運用能力の基 礎を養えるような配慮がされている。 ○4技能の基礎・基本の定着を図るための様々な言語活動が盛り込まれ、身近で親しみやすい内容を学 習しながら、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するよう配慮されている。 ○英語圏のみならず、様々な国籍の人物を登場させ、様々な国々の話題を取り入れ、言語や文化に対す る理解を深められるよう配慮されている。

<基礎的・基本的な知識・技能を習得する工夫> ○ページ毎にListen(聞いてみよう)Speak(話してみよう)Write(書いてみよう)で基本文の定着が 図れるよう工夫されている。「Let’s Talk」では、「自己紹介」「買い物」「電話」などの具体的な言語の使 用場面を提示し、「依頼する」「提案する」などの言語の働きが明示されている。 <思考力、判断力、表現力等を育成する工夫> ○「USE」では、既習事項を用いて、「読む」「書く」「話す(発表する・会話する)」の活動が段階的・ 発展的に配列されており、4技能における思考力を高め、表現力を育成できる。また、「WORDS& SOUNDS」や「Word Bank」では基本的な語彙、各内容に関連した語彙を自己表現に利用できる。 <主体的に学習に取り組む態度を養う工夫>

○「Word Bank」や「Idea Box」の充実により、生徒が使いたい表現をすぐに見つけることができる。 ○「For Self –Study」では、辞書の使い方や英語学習方法などがわかりやすくまとめてあり、アクティ

ブラーニングにつなげる工夫がされている。 <技能の総合的な育成>

○「USE Read/ Write/ Speak」で習得した力を、「Project」で4技能を深化・統合して活動できる。さら に、言語活動をさらに発展させられるよう「IDEA BOX」を活用できるような工夫がされている。 <文法指導と言語活動の一体化> ○Drill で基本文の反復練習を行い新出文法に慣れさせ、「Practice」で「聞く」「話す」「書く」活動 に続くという一連の流れを通して、新出文法の定着につなげることができる。 <教材(本文等)選定の観点> ○身近な場面や話題から、段階を追ってグローバルな話題に展開していくなど、生徒の発達段階に応じ た教材選定の工夫がある。扱う国の数は多く、話題も多様である。

○1年生の教科書には、「Get Ready」が設けられており、小学校での英語活動からの橋渡しとして活用 できるようになっている。巻頭には世界の言葉や様々な国々の人々の暮らしの様子が写真で紹介され ている。巻末には、付録として読み物やイラストを用いた文法事項の確認や場面に応じた単語が掲載 されている。 ○イラストや写真は中学生の発達段階にあった落ち着いた配置がしてある。

○3年間通して「GET」の部分はブロック体、「USE-Read」や「Let’s Read」などの読み物教材には活 字体、手紙は手書きの字体が使われている。 ○1年で各単語にアクセントが付記され、2・3年で発音記号が併記されている。付録として、音声面 (発音の仕方)のアドバイスがある。

総 括

教科書のサイズが従来のB5 版から AB 版になっており、見やすくなっている。また、色づかい、イラ スト、写真も中学生の発達段階にあった落ち着いたものになっている。

レッスンの各ページが「GET」と「Practice」の見開きで配置され、「GET」で文法事項を習得し、「Practice」 で4技能の言語活動を行い、効果的に実践的運用能力が高められるように工夫されている。

「USE Read」や「Let’s Read」などの「読む」教材は、生徒の興味を引くもの、読み応えもあるものが 多い。また、生徒が英文を読解する際に役に立つ、英文読解の手順とコツが掲載されている。

(5)

研究調査報告書

教科名( 英 語 )

第23採択地区教科用図書採択協議会

項 目

ONE WORLD English Course(教出・17)

中 学 校 学 習 指 導 要 領 の 教 科 の 目 標 と の関わり ○全学年を通して、オーラルコミュニケーションをベースにして、4技能が均等になるよう に単元が構成されている。また、学年が上がるにつれてリーディングの量についても配慮 がなされている。 ○各単元に技能別に段階的な課題が設けられ、「聞く」「話す」の内容を進めることによりコ ミュニケーションを図ろうとする態度を育成する工夫がある。

内 容 <基礎的・基本的な知識・技能の習得> ○各Part の左ページ下に、基本文とそれについての説明が丁寧に紹介されている。 ○4技能を育成する活動とそのためのこつTips があり活動の手助けとしている。 <思考力、判断力、表現力等の育成> ○別冊のEssentials を使って、教科書で確認した内容をさらに深められる活動が用意されて いる。

○Lesson の最後の Jump のページには Task があり、学習した様々な表現を使った発展的 活動があり、表現力の育成を期待している。

<主体的に学習に取り組む工夫>

○各Part や Project 活動、Reading Lesson にそれぞれの目標が設定され、ひとつひとつ目 標をクリアしていくことでその定着を確認しながら学習が進められる。 <技能の総合的な育成> ○Jump のページでは、それまでの Lesson や活動などで積み上げてきた、基礎的・基本的 な知識や技能を異なる文脈や場面で使うことによって、生徒自身が考えたことを文章にま とめたり、発言したり、発表するといった活動ができる。 ○各Lesson での総合力をためす発展的な学習として「Project」がある。 <文法指導と言語活動の一体化> ○Activity で基本文の語句を入れかえて練習させるための表現があり、パターンプラクティ スで繰り返し練習することで、新出文法の定着を図っている。 ○文法については「英語のしくみ」と称して、文法について丁寧に解説している。これによ り、日本人にとって難解ともいえる英語のワードオーダーを習得しやすくしている。 <教材(本文等)選定の観点> ○話題が発達段階に応じており、身近なものから環境問題まで広がり持っている。幅広い知 識と教養を身につけ、生命、環境、福祉、平和、人権や、言語や文化に対する理解が深め られるような題材が用いられている。 資 料 ○第1学年の巻頭には「Springboard」として、簡単な会話表現を確認している。 ○犬のキャラクターが解説することで、親しみやすさが工夫されている。 ○巻末の折込みにコンピュータの英字配列と指使いが紹介されている。 ○巻末に重要構文復習リストが配置されており、年間で習得するものがわかりやすく記載さ れている。 表 記 ・ 表 現 ○1年生のLesson6 まではブロック体で記述してある。 ○「英語のしくみ」では、コミュニケーション基礎となる文構造と文法について、簡潔な例 文と日本語訳をつけて、ポイントをしぼって説明している。 総 括 単元ごとに簡単な表現から難解なものへと展開させ学習者に負担を感じさせない。総合的 な活動「Project」は効果的に段階を踏んで課題が設定されていて、学習者の意欲を引き出し やすい。各活動・題材には目標が丁寧に設定されており、それらをあらかじめ理解させ、言 語材料を的確に噛み砕き習得させる教科書である。また、4技能を育成する活動とそのため のこつTips があり活動の手助けとしているところが斬新である。さらにデザインが統一さ れイラストや写真が多く用いられている。

(6)

教科名( 英 語 )

項 目

COLUMBUS 21 ENGLISH COURSE(光村・38)

中学校学 習指導要 領の教科 の目標と の関わり ○1年から3年までが1つの物語になっており、タク、ティナ、ミンホ、アヤという4人の 中学生の成長の物語を基本にしている。これにより、欧米の習慣、英語独特の表現に根差し、 場面に応じた表現が多用されている。 ○ほぼ全ての単元で英語圏だけではなく世界の様々な国や自国の文化、身近な生活とのつな がりを話題にしている。

〈基礎的・基本的な知識・技能の習得〉

○Unit の各ページの「Try It」で、4技能をバランス良く学ぶための基礎的・基本的なドリ ル問題が用意されている。

〈思考力、判断力、表現力等の育成〉

○Unit の始めの「Start-Up」で内容に関連する問いかけがあり、生徒の思考力を高める工 夫がされている。

○「You Can Do It!」は、Unit で学んだ英語を使って、テーマに沿った表現活動を行う。ま た、「Skit Time」では特定の場面で使用される会話表現を取り上げ、その場面で使える表現 力を育成できる。

○「CLIL」では、他教科の内容を英語で学び、教科横断的に学ぶことで思考力を育成する ことができる。

〈主体的に学習に取り組む工夫〉

○Unit の本文全体を読んだ後に、「Read & Think」で生徒自身がより深く考えるための問 いかけがある。

○「Your Coach」で英語学習のポイントを押さえて分かりやすく説明されている。そのポイ ントを意識しながら実際に問題を解けるようになっている。

〈技能の総合的な育成〉

○「Go for It」で4技能を総合的に使って、スピーチをしたり、作品を仕上げたりする課題 を設けている。「読み」の深化に向け「Let’s Read」「Let's Read More」がある。

〈文法指導と言語活動の一体化〉

○基本文を学んだ後、Listening, Speaking, Writing の順に言語活動が組まれており、平易 なものからなじませ、生徒が取り組みやすい流れとなっている。 〈教材(本文等)選定の観点〉 話題は学校生活、家庭生活などの身近な話題だけではなく、異文化理解、福祉や環境など 多岐にわたっており飽きのこないものである。また、学年が上がるにつれて世界観が広がる のでやる気を引き出せる。 資 料

○「Word Square」「Word Network」で語彙が豊富に取り扱われている。「こんなときどう 言うの」は3年間で様々な表現方法を知ることができる。 ○巻末に基本文一覧リストがあり、英文和訳、和文英訳ができる作りになっている。 表 記 ・ 表 現

○1年生は Unit2 まで吹き出し形式、ブロック体で書かれている。3年生の「Let’s Read More」は文字の大きさが小さくなっている。 ○1年生ではストレスの位置を付記してあり、2、3年で単語に発音記号が併記されている。 ○コミュニケーションに役立つ表現が「表現」として載っている。 総 括 教科書のサイズは従来のB5 版から AB 版になっており、紙面に余裕を持たせた作りになっ ていて、見やすい。欧米の家庭生活の日常的な場面によくある会話や、生徒同士の日常会話 の場面を中心に構成されているUNIT が多い。教師がその意図をくみ取り、欧米の文化等に も触れながら効果的に指導することができる。場面設定や課題設定が生徒の興味・関心を惹 きつけるものが多く、学習意欲の向上を図る工夫がある。CLIL は、グローバルな人材を育 成するための新しい語学教育の流れである。他教科の内容を英語で学び、教科横断的に学ぶ ことで思考力を育成することができる。

参照

関連したドキュメント

物語などを読む際には、「構造と内容の把握」、「精査・解釈」に関する指導事項の系統を

出版社 教科書名 該当ページ 備考(海洋に関連する用語の記載) 相当領域(学習課題) 学習項目 2-4 海・漁港・船舶・鮨屋のイラスト A 生活・健康・安全 教育. 学校のまわり

目標を、子どもと教師のオリエンテーションでいくつかの文節に分け」、学習課題としている。例

・学校教育法においては、上記の規定を踏まえ、義務教育の目標(第 21 条) 、小学 校の目的(第 29 条)及び目標(第 30 条)

小学校学習指導要領より 第4学年 B 生命・地球 (4)月と星

小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児

 履修できる科目は、所属学部で開講する、教育職員免許状取得のために必要な『教科及び

 大学図書館では、教育・研究・学習をサポートする図書・資料の提供に加えて、この数年にわ