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現代社会の見方・考え方をきたえる小学校の経済教育の授業提案

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Academic year: 2021

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要旨  小学校社会科での「見方・考え方」と中学校公民的分野のそれとのちがいを明らかに,小学校と中学校の 学びの接続をはかるために,どんな観点が必要なのか,鍛えるべき「見方・考え方」は何かを,授業案を提 示する中で考察していく。 キーワード:「見方・考え方」,深い学びにつながる経済概念,小中との接続,

Ⅰ.問題意識として

 「見方・考え方」はいつ中学校学習指導要領に登場 してきたのだろうか。ひもといてみると「地理的な見 方や考え方の基礎を体得させる」と表現で,昭和 33 年版に登場してくる。公民的分野では,昭和 52 年版 から,「政治や経済などについての見方や考え方」と いう表現で,「内容の取り扱い」に記述されていたの が,平成 20 年版になって「内容」に位置づけられ, 「現代社会をとらえる見方や考え方」として詳しく記 述されるようになった。今回の改訂で「総則」にまず 「各教科の特質に応じた物事を捉える視点や考え方」 と書かれ,全教科で「見方・考え方」が重要なキー ワードになっている。しかし,次の問いに関しては, 明確にされているわけではない。 1・「見方・考え方」には,一定の見解(合意された捉 え方)があるのだろうか。 ・「見方・考え方」は,そもそも小学校と中学校で は,同じようなものなのだろうか。 ・中学校でも地理,歴史,公民ともに同じように捉 えていいのだろうか。 2・「見方・考え方」を鍛える学びが求められているが, では,それはどのような学習なのだろうか。そも そも鍛えるということは,どういうことなのだろ うか。また,小学校社会科を,特に経済学習との 関連の中で捉えると,どのような学習になるのだ ろうか。

Ⅱ.研究の方法

 1 Ⅰ- 1 の問題意識から:   先行研究による「見方・考え方」の見解を簡潔だ が整理してみる。  2 さらに,本研究では「見方・考え方」をどう捉 えるかを提示する。  3 Ⅰ- 2 の問題意識から:   小学校で例示されている「見方・考え方」を念頭 におき,それを鍛える授業とは,どんなものにな るのか,整理したい。次に中学校との接続を念頭 においたものとして,小学校の授業案を提案する 中で考えていく。

Ⅲ.さまざまな「見方・考え方」が捉え方

 「見方・考え方」の捉え方は,論者によってさまざ まである。澤井は,見方は社会的事象をつかむための 「視点」であり,考え方は,比較・分類・総合・関連 付けを行っていく上での,探究の「方法」として捉え ている1)。池野は,「見方・考え方」を次の 3 つから捉 えている。①領域固有の視角(地理的な見方や考え 方)②社会科学における概念・理論(政治的・経済的

現代社会の見方・考え方を

きたえる小学校の経済教育

の授業提案

The Journal of Economic Education No.38, September, 2019

A lesson proposal of economic education at elementary school for developing children’s perspectives on society

OKUDA, Shuichirou

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な見方や考え方)③社会にかかわる観点(事象を捉え る認知的枠組み)2)。原田は,見方・考え方は内容知 と方法知からなる教科内容と探究のための問いを階層 化しつつ,目標に向けて学習の方法付けをはかるツー ルであるとしている。また,内容知は,事実的知識→ 概念的知識→価値的知識の 3 層構造をなしており,方 法知も,情報の読解・記述→探究方法(仮説・検 証)・説明→提案・議論の3層構造をなし,両方の知を 鍛えていくことがもとめられる。この時,見方は主に 事実(現象)を把握するツール,考え方は主に概念 (理論)化と価値観形成(意志決定)を促すツールと して機能するとする3)

Ⅳ.小学校での「見方・考え方」と中学校

での「見方・考え方」

 学習指導要領では 3 分野中でいちはやく「見方・考 え方」が登場したのは,地理的分野である。昭和 30 年度版から「地理的な考え方」が登場し,昭和 42 年 度版の「地理的な見方や考え方」へと引き継がれてい く。この「見方や考え方」は事象の理解を国土に認識 へと繋ぐ役割として位置づけられている。この場合, 地理領域特有の視角(視点)としての色合いが強い。 これまでの学習指導要領でも,地理的な見方・考え方 の記述は詳しく述べられてきた。次期学習指導要領で は,5 つの視点(・位置や分布・場所・人間と自然環 境との相互依存関係・空間的相互依存作用・地域)が 例示されている4)。この 5 つの視点は,社会的事象を 「地理に関わる事象」としてとらえる際に,社会に見 られる課題を「地理的な課題」として考察するための 視点になるとされる。ここでの見方は視点であり,考 え方は方法(そこで見られる地理的な課題について多 面的・多角的に考察,構想し,表現する)としている。 小学校で例示されている地理的な視点は,地理的位置, 分布,地形,環境,気候,範囲,地域,構成,自然条 件,社会条件,土地利用などとされ,中学校の 5 つの 視点と大きく変わらない。ちがいがあるのは,「見 方・考え方」をどのようにはたらかせるかの,学習内 容にある。小学校では,「身近な地域」学習であれば, 様子をとらえることが学習の中心課題になり,中学校 では,その場所の特色がなぜ,どんな要因で形成され てきたかの解明することが探究されることになる。で は,歴史的分野ではどうであろうか。歴史的分野でも 視点は,小学校も中学校も同じものと考えてよい。ち がいがあるとすれば,考え方(方法)が精緻化されて いることであろう。小学校では,比較・分類したり総 合したりして,国民(人々の)生活と関連付けていく 方法が例示されているのに対して,中学校では,共通 性や相違点などを明確にしたり,因果関係など事象同 士を関連付けて,時代の転換の様子や各時代の特色を 多面的・多角的に考察する学習が求められている。そ れでは,公民的分野ではどうであろうか。先に結論を 言えば,ちがいがある。ただ小学校での「見方・考え 方」は,地理的分野,歴史的分野と同じように考えら れている。現代社会を捉えるための視点は,「工夫, 努力,願い,業績,働き,つながり,関わり,仕組み, 協力,連携,対策,事業,役割,影響,多様性と共生 など」があげられている。小学校の学習目標には, 「工夫」という言葉がよく出てくる。しかし,この 「工夫」は何のために必要かという視点があいまいに なると,探究活動が進められず,深い学びにもつなが らない。そのため,学習指導要領では,着眼点として, 「販売の仕事」単元であれば,「売り上げ」を,「食料 生産」単元では,「価格や費用」をあげている。こう いった学習から,経済的な領域をつかませることをめ ざしていると言っていいだろう。一方,中学校公民的 分野のそれは,社会科学における概念,あるいは理論 (概念枠)とされるものが含まれる。また,多様な考 え方や利害を調停していくための対立軸のバランスを とるための視点(例,対立と合意,権利,義務,利便 性と安全性など)としても例示されている。

Ⅴ.本稿での「見方・考え方」の捉え方

 1 小学校 3 年~中学校地理的分野及び歴史的分野 では,見方は社会的事象を見出し,考察するた めの視点として捉える。  2 小学校 3 年~中学校地理的分野及び歴史的分野 での「考え方」としては,社会的事象を捉え, 比較・分類したり総合したり,地域の人々や国 民の生活と関連付けたりすることが追究の「方 法」として捉える。  3 中学校公民的分野では,これまでの学びをもと に,現代社会を捉える枠組みから社会の仕組み を捉え,その仕組みがうまく働いていないとす れば,どこに問題があるのかを探究し,検討案 を考察できる力をつけるようにする。  4 中学校公民的分野は,社会科の総合化につなげ る学びをつくる。ただ,中学校だけで完結する ものでなく,高等学校の学びへとつなげる視点 も大切である。

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Ⅵ.小学校で鍛える経済的な見方とは

 日本の小学校での経済教育内容は,韓国などと比べ ると経済的な知識や内容が前面に出てくるものではな い5)。次期学習指導要領での経済学習に関した内容を, 提案授業に関した単元を整理してみた。

Ⅶ.授業開発

1.授業での課題(「問い」)の設定  原田は,探究としての学習過程を,1)スパイラルな 連続的過程(課題発見⇒課題追究⇒課題解決⇒新たな 課題),2)事実から価値へと向かう過程として捉えて いる。そこでの課題(「問い」)は,段階 1(それは, どのようなものか,どのようになっているのか)⇒段 階 2(なぜ,それはあるのか)⇒段階 3(それは,どの ようにあるのがよいのか,それはどのようにあるべき か)のように設定されるとする6)。この考えを援用し て,小学校 4 年生「私たちの生活をささえる水」単元 についての学習計画を,発問と,そこで鍛えられる小 学校での見方・考え方,さらに中学校とのつながりを 考えられる経済概念を入れて,以下に提示する。 表 1 次期学習指導要領の経済教育内容(一部) この表の参考資料 〇小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 社会編 平成 29 年 7 月 文部科学省 〇猪瀬武則「小学校社会科における経済教育内容の検討」『弘前大学教育学部研究紀要クロスロード 第 13 号』 2009 年 pp.1-6 〇山根栄次『「経済の仕組み」がわかる社会科授業』明治図書 1990 年 この 3 つをもとに筆者が加筆 年 項目 現代社会の仕組みや働き と人々の生活 経済関連記述 想定される社会的な視点 (見方) (経営)概念深い学びにつながる経済 倫理・情意・価値 4 人々の健 康や生活 環境を支 える事業 ・普段の生活で水・電 力・ガスを私たちは消費 している。 ・学校や家庭から大量の ごみが出されている。 ・位置(それぞれの経 路) ・他地域とのつながり・ 協力・連携 ・公共性 ・資源の有効活用 ・希少性 ・(ゴミ処理の)費用 ・水道事業にかかる費用, 料金と費用 ・料金のありかた ・外部経済 ・外部不経済 ・飲料水の供給は,公共 機関によってなされてい る意味 ・環境や安全への配慮ど のように水・電気ガスを 使えばいいのか。 ・持続可能性 5 わが国の 工業生産 ・関連工場の計画的,効率的な部品生産をするた めに工夫・努力をしてい る。 ・生産の仕方,大規模工 場の生産システム新分野 での研究 開発 ・消費者の需要や社会の 要請に応えられるよう工 夫や努力をしている。 ・原材料の確保や製品の 出荷(輸送)費用をおさ える工夫をしている。 工業のさかんな地域の分 布 ・製造の工程 ・工場での協力関係 ・開発・製造工程の工夫 と努力 ・消費者の願い ・社会の変化 ・消費者の需要 ・価格・利便性 ・分業・生産性 考え方 ・企業としての工夫・努 力 ・企業は分業(生産)の ための組織である ・企業は多くの利潤を獲 得し,生産を拡大しよう としている。 ・企業は,他の企業と競 争している。 ・生産性を高めるため① 分業の程度を高める。② 性能の良い機械や設備を 導入・開発をする。 ③労働者の仕事の質を高 める。 ・企業は質の優れた改善 や優れた生産品の新たな 開発のために研究してい る。 ・社会貢献 ・分業と交換 ・安全・環境面への配慮 ・働く人たちの自己実現

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2.小学校 4 年生「私たちの生活をささえる水」 表 2 小学校 4 年生「私たちの生活をささえる水」単元計画 段階 主な発問 小学校 見方 小学校考え方 中学校の見方考え 方 1 知識の獲得 学習課題:これは同じ水(雨水,水道水,ミネラルウォーター)〇雨水と水道水とは同じ水なのか? 〇水道水が有料なのは,なぜ? 〇ミネラルウォーターの値段は,水道水の約 1000 倍 なぜこんなにちが うのだろうか。 価格 比較 2 意味の理解 学習課題:水道水はどのようにつくられているのでしょうか。〇ミネラルウォーターは,工場でどのようにつくられているのでしょうか。 〇それぞれの工夫・努力をみていこう。それぞれの工夫は何のためなのか。 〇水道水はどんな用途に多く使われていますか。一番多いのは何? 〇大阪市の水道水を手間暇かけてつくるとどうなりますか。 〇水道水が高くなるとどんなことが困りますか。 〇水道水が私たちのところに届くまでに見られる様々な工夫や努力は何の ためだろうか。 工夫と努 力の背景 にあるも ののちが い 比較 公共性 3 活用・創造 学習課題:水道事業の民営化が進められる!〇各家庭の水道料金の内訳から,水道料金は高いのか。 〇水道料金は何に使われているのだろうか。 〇水道料金って全国一律でないの? 〇なぜ,民営化が進められようとしているのか。人口減少 水道施設の老 朽化対策(設備維持コストがかかる),大阪北部地震後の水道復旧工事の 遅れ,ベテラン技術者の退職問題  〇どんなやり方なのだろうか。 〇進めようとしている浜松市の考え方反対している市民グループの考え 〇フランスやイギリスの例から学ぶ。 〇どのように考えたらいいのだろうか。フレームワークを使い論点を整理 する。推進側,反対側にさらに必要なデーターや事実はどんなものなのか。 〇公共性をそもそもどうとらえたらいいのだろうか。 費用 価格 比較総合 国民 (人々の) 生活との 関連付け 公共性 効率と公 正 この表の参考資料 〇角田将志・平田早苗・平田浩一「見方考え方の成長を意識した小学校社会科の授業構成─第 4 学年単元「くらしと水」の開発を通 して─立命館教職教育研究(3 号)2016 年    〇堤未果『日本が売られる』 幻冬舎新書 2018 年  〇朝日新聞 2018 年 12 月 15 日 東京 静岡「浜松の水道事業,公営維持へ署名」 〇朝日新聞 2018 年 12 月 8 日 大阪 徳島「水道の連携 温度差」 3.授業考察  段階 3 の授業は,小学校では難しい面があるかも知 れない。ただ,中学校や高校の学びも視野に入れるこ とで,「水道」の授業も「深い」学びになっていくも のをつくれる。小学校では,いろんな視点があるとい うことをつかむことが求められているが,視点を整理 していくことが今後必要になるであろう。例えば「価 格」「費用」という経済的な視点を,スパイラルに学 習していくことが肝要である。3 年生の「販売の仕 事」単元では,「売り上げ」に着目するが,「なぜ,そ の商品は安いのか,」と問いを設けて,売り上げと価 格の関係も考察できるようにしたい。5 年生の「食料 生産」単元では,「なぜ,その地域では〇〇が生産さ れているのか」という問いを設定し,地元の農畜産物 に注目して探究するようにしたい。例えば,地元であ れば,大阪なすやさしみ卵を生産するのは,なぜとい う問いから,はじめていきたい。また,今回,紙面の 関係で,もう一つの授業案が紹介できなかったが, 「我が国の工業」単元でも,次のような授業展開が考 えられる。ここで鍛えたい「見方・考え方」は「分業 と交換」「企業の社会的責任」である。工業は,教科 書では自動車工業が扱われている。できれば,地域の 工業も扱いたい。ここでは,段ボール工業を教材化す る。次のような学習計画を立てる。  (1)身のまわりにある工業製品(学習課題をつく る)(2)段ボール工場の製造過程を調べる(3)段 ボール工場の工夫や努力について考える(ロボットが 稼働,分業,ベルトコンベアー,人の働き)(4)段 ボール工場の立地条件(都市隣接型立地,原料地隣接 型立地,紙の 95%は回収され,段ボールなどに再生 される。持続可能,4 年生の学習の広がり)(5)避難 所で使える段ボールベットの生産(社会的貢献,防災 教育との関連付け,地方公共団体とのネットワーク)。 ここでも,具体的事例から中学校公民的分野につなが

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る「分業と交換」をとらえさせる学習を進めていける。

Ⅷ.まとめ

 「見方・考え方」を鍛えるということはどういうこ とか。「私たちの生活をささえる水」授業で示したよ うに,段階 1 では,まず,ある見方(ここでは価格) から事実を「知る」ということが学習の中心になる。 段階 2 では,見方の背景にあるものを,例えば工夫は 何のため?といった問いにより探究していく。段階 3 では,そこで得られた理解をもとに,社会的事象につ いての価値判断を行っていく。考え方では,比較・分 類する,国民生活へ関連付けるといった方法から,公 共性とは何かを,効率がもとめられるとしたら,どん な公正の考え方をとったらいいのか,を探究していく。 これが「深い」学びにつながる。そのようなイメージ である。  小学校社会科は産業学習とよく言われてきた。確か に,産業を通じて,いろんな視点から社会の動きをつ かませていこうとしていて社会を知る教科になっては いる。その一面,視点が多すぎて見方・考え方が鍛え にくい構造になってはいる。現代社会をとらえる視点 は焦点化していく必要があるし,スパイラルな学びと 中学校との接続を視野に入れていきたい。また,個人 からみた経済的な視点の学習が小学校では弱い。選択, トレードオフ,希少性といった概念をつかませる学習 もあってもよいのではないだろうか。 註 1) 澤井陽介・加藤寿明編『見方・考え方[社会科編]』2017 年 東洋館出版社 2) 的場正美 池野範男 安野功『社会科の新しい使命~「小 学 社 会 」 の め ざ す も の ~』 日 本 文 教 出 版 2013 年  pp.80-83 3) 原田智仁著『社会の授業づくり』 明治図書 2018 年:こ の見方・考え方は,社会科教育では,研究者によって  これまで定義されてきた経緯がある。原田の捉え方も, 森分孝治,岩田一彦,小原友行の 3 人の考えを踏まえて 考察されたされたものである。ちなみに,次のようにま とめることができるという。  森分説:見方考え方=一般的知識(概念=理論)★概念 (理論)探究としての社会科授業(見方考え方から事実 へ)⇒転移性があり説明力の高い一般 的知識(見方考 え方)を習得させるところに社会科教育の意義がある。  岩田説:見方=事実認識 考え方=価値判断 ★社会科 の授業過程は「概念探究⇒価値分析」の流れ⇒思考(考 察)と判断(構想)を安易に同一視せず,一定の考察を 踏まえて構想すべき  小原説:内容的な見方・考え方(社会的知識)+方法的 見方・考え方(スキル)★社会科の学習過程は「記述→ 説明→判断」の流れ ⇒内容的な見方・考え方は社会的 知識を,方法的見方・考え方はスキル(資料活用技能, 思考力・判断力)を指している。つまり,社会科では知 識の習得だけでなく,知識の習得の仕方や思考力も重視 すべきである。 4) この視点は,国際地理学連合地理教育委員会により制定 された地理教育国際憲章で明示された「地理学研究の中 心概念」にそくしたものである。 5) 裴光雄「韓国における経済教育の新動向:2015 改訂中学 校社会科教育課程の経済領域を中心に」『立命館経営学』 第 56 巻第 6 号2018 年 3 月 6) 原田智仁『中学校 学習指導要領 社会の授業づくり』  明治図書 2018 年 pp.36-63

参照

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