特別活動指導案 指導者 広島県立呉特別支援学校江能分級 教諭 平川 真衣(T1) 教諭 竹岡 美佳(T2) 1 日 時 平成 30 年 11 月 22 日(木)第6校時(13:50~14:40) 2 場 所 高等部第1・2学年1組教室 3 学部・学年 高等部第1・2学年1組 4 題 材 名 「心と体の健康2」 5 題材設定の理由 (1)生徒観 本学級の生徒は,知的障害単一障害学級Ⅰ類型の教育課程を実施している生徒(男子4名,女 子1名)と知的障害単一障害学級Ⅱ類型の教育課程を実施している生徒(男子1名,女子1名) の計7名である。生徒は知的障害があり,7名中5名は自閉症がある。 生徒7名は,学校生活における口頭での指示内容を概ね理解することができているが,語彙力 や理解力に弱さがあり,会話の内容や周囲の状況を読み取り,適切に表現することが難しい。担 任や長い時間を共有している人とは,出来事や自分の興味・関心があることについて,主体的に コミュニケーションをとることができる。しかし,一方的に話したり,自分なりの解釈をして行 動したりするなど,相手を意識して行動することが難しい。また,相手や場が異なると,相手の 話を聞いて話題を共有したり,お互いに誘い合ったり,自分から進んで仲間に加わったりするこ とが難しい。 知的障害単一障害学級Ⅰ類型の教育課程を実施している生徒5名について実施した社会的スキ ルに係るアンケートの結果では,生徒自身による自己評価,教職員による他者評価ともに,他者 の視点に立って考えることや自分の行動を振り返ることなど,状況の理解に関する項目の評価が 低かった。また,知的障害単一障害学級Ⅱ類型の教育課程を実施している生徒2名について,教 職員からの聞き取りでは,他者へ関心を示す様子は見られるものの,人との適切な関わり方につ いて課題が多いことが分かった。 前題材「心と体の健康1」では,長瀬海岸清掃活動を通して,互いに協力しながら各自の責任 を果たすことによって,社会参加や地域貢献について考える学習を行った。活動の実施に当たり, 生徒からは「毎年,参加しているから参加する。」「自分の決められた場所の清掃をする。」といっ た発言が多くあった。 これらのことから,自分のすべき行動については理解できるが,自分の行動が他者に与える影 響を考えたり,他者の視点や集団を意識して主体的に行動したりすることに課題があると考える。
(2)題材観 本題材は,高等学校学習指導要領(平成21年)に示されているホームルーム活動の内容(2) 適応と成長及び健康安全「イ 自己及び他者の個性の理解と尊重」及び「ウ 社会生活における 役割の自覚と自己責任」の内容項目を扱う。本題材については,特別支援学校高等部学習指導要 領第5章に示された3点の項目に配慮して行うものである。高等学校学習指導要領解説特別活動 編(平成21年)では,「イ 自己及び他者の個性の理解と尊重」について,「他者の個性を理解し 互いに尊重し合うことは,自己理解を一層深めるとともに,豊かな人間関係をはぐくんでいくこ とにつながる。」と示されている。また,「ウ 社会生活における役割の自覚と自己責任」につい て,「社会の一員として,経済生活や職業生活,あるいは家庭や地域などの生活において果たすべ き役割や責任について自覚を深めさせるとともに,社会人としてふさわしい言葉遣いや態度など 社会生活を営む上で必要なマナーやスキルについて体験的に習得させるなど社会的自立に向けた 指導が大切である。」と示されている。 そこで,本題材は,生徒の身近な対人場面を題材とした話合い活動やロールプレイを通して, 自他の理解を深め,集団生活や社会生活を営む上で必要なマナーやスキルについて体験的に習得 させることをねらいとする。他者の視点に立って物事を考えたり,設定された状況から期待され ている行動を自ら考えたりする活動を通して,様々な対人場面において,場や相手の状況に応じ て自ら考え,判断し,適切に表現する力を高めることができると考える。また,他者を理解し, 尊重することで自己理解を一層深めるとともに,豊かな人間関係を育むことができると考える。 (3)指導観 指導に当たっては,対人認知能力に困難がある人を対象として開発された,認知行動論的アプ ローチであるソーシャルシンキングの考え方を取り入れ,生徒の障害特性に応じた指導・支援の 工夫を踏まえたプログラムを作成・活用することで,生徒の対人場面における思考力・判断力・ 表現力等を高めることができるようにする。本プログラムは,ソーシャルシンキングの考え方で ある,他者の視点に立って「考えること」を取り入れ,グループワークを通して,見聞きしたこ とから必要な情報を収集させたり,役割を交替して演じさせたりすることで,相手の意図を推測 させ,文脈に応じた行動を自分で考え出させることができるようにしている。 対人的なやり取りの場面から状況を把握させる活動では,知的障害の特性を踏まえ,生徒の身 近な対人場面を題材にし,写真や映像で示すことで,具体的にイメージしやすくさせる。また, キーワードや図を示し,他者の意図や気持ち等を視覚的に捉えることができるようにさせる。抽 象的な言葉を用いず,イラストやシンボルマークを取り入れた教材を活用させることで,他者の 表情等から読み取らせた情報と感情を表す言葉が一致できるようにさせる。 まず,写真や動画で自分や他の生徒の行動を見聞きさせ,具体的な行動目標を生徒自ら設定さ せ,実践させる。その状況に応じた行動や課題について話し合わせ,他者の視点に立ってどう行 動すべきかということを考えさせる。考えたことを踏まえて選択肢の中から選択決定させ,行動 目標を立てさせる。次に,生徒の日常生活の様子を動画で視聴させ,自分が設定した目標と実際 の行動について把握させる。ここでは,文字やイラストで四つのステップを示し,自分の行動の 段階を確認させ,その行動についての認識を高めるよう指導する。なお,生徒に自分の行動を振 り返らせることで,目標を達成するための具体的な行動について自ら考えさせたい。
6 題材の目標 (1)全体の目標 教科等 目標 特別活動 第1学年 ・自他の行動を見聞きし,課題について話し合い,他者の視点に立って どう行動すべきかということを考え,行動目標を立てることができる。 特別活動 第2学年 ・これまでの自分の行動を見聞きし,課題について話し合い,他者の視 点に立ってどう行動すべきかということを考え,行動目標を立てたり, 選択決定したりすることができる。 自立活動 ・自分の行動の特徴を理解し,集団の中で状況に応じた行動ができる。 ・場や相手の状況に応じて,適切なコミュニケーションを図ることがで きる。 (2)個々の目標 生徒 (類型) これまでの様子 目標 A (Ⅰ) ・学校では主体的にコミュニケーション を図ることができる。しかし,自分なり のルールや誤った解釈をしてしまうこと があり,他者の行動に対して適切に応じ ることができないことがある。 ・他者と比較することで,自分の長所と 短所や自他の違いを把握することができ る。 ・失敗したり困ったりしている友だちに 対し,遊びの中では進んでアドバイスす ることができるが,その他の場面では相 手の気持ちを考えて声を掛けることが難 しい。 ・自他の行動を見聞きし,課題について 話し合い,他者の視点に立ってどう行動 すべきかということを考え,説明するこ とができる。 ・動画の視聴やステップ表の活用を通し, 自分の行動がどの段階であるかというこ とを正しく把握し,行動目標を立てるこ とができる。 ・相手の表情や会話を見聞きし,相手, 目的及び場に応じて行動することができ る。 B (Ⅰ) ・友だちと話題を共有したり相手の気持 ちを考えた言動をしたりすることは難し いが,自分の興味・関心があることにつ いては積極的に話すことができる。 ・経験がないことについては,状況を読 み取り,自ら考えて行動することは難し い。 ・相手の気持ちを考えた言動や行動をす ることが難しく,生徒間では厳しい関わ り方をすることがある。 ・自他の行動を見聞きし,課題について 話し合い,他者の視点に立ってどう行動 すべきかということを考え,説明するこ とができる。 ・動画の視聴やステップ表の活用を通し, 自分の課題を明確にし,行動目標を立て ることができる。 ・相手の表情や会話を見聞きし,相手, 目的及び場に応じて行動することができ る。 C (Ⅰ) ・コミュニケーションに苦手意識をもっ ており,自分の気持ちや要求を適切に相 手に伝えることが難しいことがある。 ・周囲の様子をよく見聞きし,状況に応 じた行動をしようとする様子が見られ る。 ・自分から,遊びなどの仲間に入ること は難しいが,他者からの働き掛けがあれ ば応じることができる。 ・選択肢から言葉を選び,課題や他者の 視点に立ってどう行動すべきかというこ とについて,説明することができる。 ・動画の視聴やステップ表の活用を通し, 自分の行動の段階を正しく把握し,行動 目標を立てることができる。 ・相手の表情や会話を見聞きし,相手, 目的及び場に応じて行動することができ る。 D (Ⅰ) ・伝えたい内容を言葉で順序立てて表現 することが苦手で,相手に伝わらないと そのもどかしさから不適切な行動が多く なる。 ・周囲の状況に意識を向けることができ つつあり,他者からの働き掛けがあれば 自分の行動を振り返ることができる。 ・選択肢から言葉を選び,課題や他者の 視点に立ってどう行動すべきかというこ とについて,説明することができる。 ・動画の視聴やステップ表の活用を通し, 自分の課題を明確にし,行動目標を立て ることができる。
・学年や学部を問わず,友だちと一緒に 遊ぶことができるが,仲間に入れてもら ったり誘ったりする適切な方法を身に付 けていない。 ・相手の表情や会話を見聞きし,相手, 目的及び場に応じて行動することができ る。 E (Ⅱ) ・自分から他者に関わろうとする様子は 見られないが,他者からの働き掛けを受 け止め,それに応じることはできる。 ・集団の中での口頭による指示では,自 分のこととして捉えたり,周囲の状況を 見て行動したりすることが難しい。 ・自分から,遊びなどの仲間に入ること は難しいが,他者からの働き掛けがあれ ば応じることができる。 ・これまでの自分の行動を見聞きし,選 択肢からキーワードや関連するイラスト 等を選択し,課題や他者の視点に立って どう行動すべきかということを答えるこ とができる。 ・動画の視聴を通して,自他の行動を比 較し,行動目標をステップ表から選択決 定することができる。 ・相手の表情や会話を見聞きし,相手に 応じて行動することができる。 F (Ⅱ) ・複雑な内容や,一度に複数の指示を理 解することは難しいが,自分から支援を 求めることができ,対話を通して自分の 意見や感情を言葉で伝えることができ る。 ・主体的に他者と関わろうとする一方で, 自分の行動が疎かになってしまうことが ある。 ・自分から,友だちを誘うことができ, 失敗したり困ったりしている友だちを見 ると,「どうしたの。」と声を掛けること ができる。 ・これまでの自分の行動を見聞きし,対 話を通して,選択肢からキーワードや関 連するイラスト等を選択し,課題や他者 の視点に立ってどう行動すべきかという ことを答えることができる。 ・動画の視聴を通して,自他の行動を比 較し,行動目標をステップ表から選択決 定することができる。 ・相手の表情や会話を見聞きし,相手や 場に応じて行動することができる。 G (Ⅰ) ・学校では,学級を超えて,誰に対して も言葉を掛けることができ,状況に応じ た言葉遣いができる。 ・他者がどう見ているか,自己の行動や 自分の短所に関心が向きにくい。 ・自分の興味・関心がない話題について は,会話を続けたり,話題を共有して楽 しんだりすることが難しい。 ・これまでの自分の行動を見聞きし,課 題について話し合い,他者の視点に立っ てどう行動すべきかということを考え, 説明することができる。 ・動画の視聴やステップ表の活用を通し, 自分の課題を明確にし,行動目標を立て ることができる。 ・相手の表情や会話を見聞きし,相手, 目的及び場に応じて行動することができ る。 7 指導計画(全7時間) 次 時 ソーシャルシン キングの考え方 学習活動 知的障害の特性に応じた 指導・支援 一 1 「校内ゴミ0運動に向 けて計画を立てよう」 ・写真で示し,活動の様子をイメージし やすくする。 2 「校内ゴミ0運動をし よう」 ・前時に作成させた計画を基に取り組ま せる。 ・活動の様子を映像で示し,自分の行動 を振り返らせ,課題を整理させる。 二 1(本 時) ・目で考える ・賢い推測をする ・「考える・知る・ 推測する」の指 導 Mission1 「人の行動を読み取ろ う」 視点どり ①目と耳と頭を使って 考えることの必要性 ②静止画から読み取る ・生活に結び付いた場面を設定する。 ・枠や矢印を活用したり焦点化したり し,全体像から細部を捉えさせる。 ・時間,場所及び人物を表す言葉とシン ボルマークを活用させ,状況を整理さ せる。
2 ・目で考える ・賢い推測をする ・「考える・知る・ 推測する」の指 導 ・対人行動マップ Mission2 「人の気持ちを考えよ う」 視点どり, 対人行動マップの活用 ①意図や気持ちを表す 言葉の意味と使い方 ②動画から読み取る ・生活に結び付いた場面を設定する。 ・枠や矢印を活用したり焦点化したり し,全体像から細部を捉えさせる。 ・時間,場所及び人物を表す言葉とシン ボルマークを活用させ,状況を整理さ せる。 ・気持ちを表す言葉とシンボルマークを 活用させ,相手の内面を視覚的に捉え やすくする。 三 1 ・対人行動マップ ・情動とその変化 についての指導 Mission3 「 考 え て 行 動 し よ う ①」 対人行動マップの作成 ①自分の行動と他者の 行動 ②自分の行動と他者の 気持ち ③気持ちを変える ・生徒の身近な対人場面を題材に,映像 で示し,自分の行動を振り返らせやす くする。 ・表情,声の調子及び気持ちを表す言葉 とシンボルマークを活用させ,映像か ら読み取った情報を一致させやすく する。 2 ・対人行動マップ ・目標と行動の違 いを明確にする ・行動変容の四つ のステップ Mission4 「行動を振り返ろう」 自己認識と他者のモニ タリング ①自分の行動がどの段 階か把握する ②他者がどのような行 動をしているか観察す る ③目標設定をする ・生徒の様子を映像で示し,自分の行動 を振り返らせやすくする。 ・表情,声の調子及び気持ちを表す言葉 とシンボルマークを活用させ,映像か ら読み取った情報を一致させやすく する。 ・文字及びイラストで示したステップ表 を活用させ,自分の行動がどの段階で あるか把握させる。 ・映像で自他の行動を観察させ,具体的 にどう行動すべきかについて考えさ せる。 3 ・対人行動マップ ・賢い推測をする ・行動変容の四つ のステップ Mission5 「 考 え て 行 動 し よ う ②」 セルフモニタリング, ロールプレイ ①自他の行動を振り返 る ②課題(変えた方がよ い行動)を明確にする ③期待される行動を考 え実演する ・生徒の様子を映像で示し,自他の行動 を振り返らせやすくする。 ・ステップ表を活用させ,自分の行動を 振り返らせやすくする。 ・表情,声の調子及び気持ちを表す言葉 とシンボルマークを活用させ,映像か ら読み取った情報を一致させやすく する。 ・矢印と図を用いて,行動による自他の 気持ちの変化に気付かせる。 ・実際にやってみたり役割を演じたりす るなどの体験を通して理解できるよ う,ロールプレイをさせる。 ※なお,太枠部分は「ソーシャルシンキングの考え方を取り入れたプログラム」とする。 8 本時の目標 (1)全体の目標 ・後掲(学習過程に記載) (2)個々の目標 ・後掲(学習過程に記載) 9 学習過程(別紙)
指導者 用机 指導者 用机 10 評価の観点 ・対人場面における思考力・判断力・表現力等は高まったか。 11 教室配置図 第一次 第二次~第三次 B A C ロッカ ー T2 電子黒板 E F 流し パーテーション 出入口 (廊 下側 ) D A G ロッカ ー ホワイトボード T2 電子黒板 E F 流し パーテーション 出入口 (廊 下側 ) ホワイトボード B C T1 D G T1
(別紙) 9 学習過程 第二次(第1時)[指導・支援期] 全体目標 第1学年 (Ⅰ類型) ・他者がどこを見ているかということに基づいて,その人の状況を説明したり,書き出したりすることができる。 ・他者がどこを見ているかということに基づいて,その人の意図や気持ちを説明したり,書き出したりすることが できる。 準備物 ・本時の流れ(文字+イラスト) ・電子黒板 ・ノートパソコン ・静止画教材(写真) ・スライド(学習活動3・5で使用) ・付箋(個人用) ・ミニホワイトボード(グループ用) ・意図や気持ちを表すカード/一覧表 (文字+シンボルマーク) ・キッチンタイマー 第2学年 (Ⅰ類型) ・他者がどこを見ているかということに基づいて,その人の状況を説明したり,書き出したりすることができる。 ・他者がどこを見ているかということに基づいて,その人の意図や気持ちを説明したり,書き出したりすることが できる。 第2学年 (Ⅱ類型) ・対人場面を見て,「いつ,どこで,誰が」を踏まえて,状況を把握することができる。 ・読み取った情報を基に,その人の気持ちを答えることができる。 個人目標 A,D,G ・静止画を見て,他者の状況を説明したり,書き出したりすることができる。 ・静止画を見て,他者の意図や気持ちを説明したり,書き出したりすることができる。 B,C ・静止画を見て,他者の状況を説明することができる。 ・静止画を見て,選択肢から言葉を選択し,他者の意図や気持ちを説明することができる。 E,F ・静止画を見て,いつ,どこで,誰が,何をしているかということについて答えることができる。 ・静止画を見て,選択肢から言葉を選択し,他者の気持ちを答えることができる。 学習活動 指導上の留意点(□目標 ○支援 ☆評価) A B C D E F G 全体 1 授業開始の挨拶を する。 2 本時の流れと目標 を確認する。 3 ソーシャルシンキ ングの基本的な考え 方をストーリーで見 る。 ○本時の流れと目標 を 声 に 出 し て 読 ま せ,全体で共有させ る。(T1) ○「なぜ,他者のこ とを考える必要があ るのか。」について 質問し,誤った解釈 を し て い る 場 合 に は,ホワイトボード に書いて正しく捉え させる。(T1) ○他者のことを考え る際に,体のどの部 分を活用するか答え させ,ホワイトボー ドにイラストを提示 し , 全 体 で 共 有 す る。(T1) ○他者のことを考え る際に,体のどの部 分を活用するか答え させ,ホワイトボー ドにイラストを提示 し , 全 体 で 共 有 す る。(T1) ○ストーリーの中で 示す例について考え させ,その状況に応 じた期待される行動 とは具体的にどのよ うな行動かを発表さ せる。(T1) ○本時の流れに沿っ て,目標が確認でき るよう,目標は吹き 出しで示しておく。 (T1) ○キーワードには平 仮名でルビをふり, イラストと一緒に提 示することで,視覚 的 に 捉 え や す く す る。(T1) ○準備ができていな い際には,言葉掛け をし,準備ができる まで待つ。(T2) ○活動がいくつある か番号を指差し,一 緒に確認するととも に,見通しをもたせ る。(T2) ○電子黒板に注目で きていない場合は, 名前を呼び,注目を 促す。(T1) ○ストーリーの中で 示す他者の表情を指 差しと言葉掛けによ り注目させ,どのよ うに変化したか,イ ラストと効果音で違 ○電子黒板に写され た映像が見えるかど う か , 口 頭 で 確 認 し,難しい場合には 眼鏡をかけるか席を 移動するよう指示す る。(T1) ○挨拶の姿勢や語先 後礼ができているか 確認する。 (T1,T2) ○あらかじめ,ホワ イトボードに,本時 の流れ及び目標を各 生徒が理解できる言 い方で伝えるととも に,文字とイラスト で示しておく。 (T1) ○ソーシャルシンキ ングの基本的な考え 方を題材にしたスト ーリーをスライドで 示し,A~Dについ ては前回の学習を想 起させるとともに, E~Fについてはこ れから学習すること に見通しをもたせ
4 グループワークを する。 ① 静止画から状況 を読み取る ② 静止画から意図 や気持ちを読み 取る ○自分なりの解釈が 目立つ場合は,目で 見た情報を使って考 えるよう,個別に言 葉掛けをする。 (T1) ☆静止画を見て,他 者の状況を説明した り,書き出したりす ることができたか。 ○シンボルマークや 写真の中に出てくる 人等のカードを準備 し,グループ内で共 有 で き る よ う に す る。(T1) ○言葉で説明しにく い 様 子 が 見 ら れ た ら,対話を通して伝 えたいことを整理さ せ,再度説明するよ う促す。(T2) ☆静止画を見て,他 者の状況を説明する ことができたか。 ○シンボルマークや 写真の中に出てくる 人等のカードを準備 し,グループ内で共 有 で き る よ う に す る。(T1) ○生徒間で意見が出 しにくい場合は,言 葉掛けをするととも に,対話を通して生 徒から出た意見を整 理して付箋に書いて 示す。(T2) ☆静止画を見て,他 者の状況を説明する ことができたか。 ○あらかじめ,どの ように付箋に書き出 したらよいか,見本 を提示しておく。 (T1) ☆静止画を見て,他 者の状況を説明した り,書き出したりす ることができたか。 ○枠と矢印の活用の 仕 方 を モ デ ル で 示 す。(T1) ○ミニホワイトボー ドと選択肢用カード 活用し,読み取りの 仕方についてモデル を示し,見通しをも たせる。 ○シンボルマークや 写真の中に出てくる 人等のカードを準備 し,イメージしやす くする。(T1) ☆静止画を見て,い つ,どこで,誰が, 何をしているかにつ いて答えることがで きたか。 い を 捉 え や す く す る。(T1) ○目と矢印の基点が 合うよう,あらかじ めピンで留めた静止 画を準備おく。 (T2) ○いつ,どこで,誰 が,何をしているか について一つずつ一 緒に確認する。 ○シンボルマークや 写真の中に出てくる 人等のカードを準備 し,イメージしやす くする。(T1) ○対話を通して生徒 から出た意見を付箋 に 書 き 出 す と と も に,選択肢の中から 関係するイラストを 選択させ,発表時に 活用できるように整 理する。(T2) ☆静止画を見て,い つ,どこで,誰が, 何をしているかにつ いて答えることがで きたか。 ○枠と矢印の活用の 仕 方 を モ デ ル で 示 す。(T1) ☆静止画を見て,他 者の状況を説明した り,書き出したりす ることができたか。 る。(T1) ○キーワード以外は 文字を使用せず,イ ラストで示す。 (T1) ○静止画は,生徒の 生活に結び付いた場 面を設定する。 (T1) ○枠や矢印を活用し たり焦点化したり し,全体像から細部 を捉えさせる。 (T1,T2) ○時間,場所及び人 物を表す言葉とシン ボルマークを活用さ せ,状況を整理させ る。(T1,T2) ○キッチンタイマー をセットする。 (T1) ○言葉掛けをし,発 表者に注目するよう 促す。 (T1,T2) ○グループ内で共有 させ,よい点はその 都度称賛する。 (T1,T2) ○グループの中で代 表を決め,全体の場 で発表をするよう指 示する。 (T1,T2) ○各グループから出 た意見をホワイトボ ードに文字やシンボ ルマークで示し,生 徒が考えたことを整 理する。(T1) 静止画を見て,他 者の状況を説明し たり,書き出した りする。 静止画を見て,他 者の状況を説明し たり,書き出した りする。 静止画を見て,いつ,どこで,誰が,何 をしているかについて答える。 静止画を見て,他 者の状況を説明し たり,書き出した りする。 静止画を見て,他者の状況を説明する。
※なお,下線部分は「ソーシャルシンキングの考え方を取り入れたプログラム」に係る指導・支援とする。 5 本時を振り返る。 6 授業終了の挨拶を する。 ○言葉で説明しにく い場合は,意図や気 持ちを表した言葉の 一覧表を示し,活用 を促す。(T1) ○理由を聞き,自分 なりの解釈がされて いるものについては グループ内でそのこ とについて考えるよ う言葉掛けをする。 (T1) ☆静止画を見て,他 者の意図や気持ちに つ い て , 説 明 し た り,書き出したりす ることができたか。 ○シンボルマークや 写真の中に出てくる 人等のカードを準備 し,グループ内で共 有 で き る よ う に す る。(T1) ☆静止画を見て,選 択肢から言葉を選択 し,他者の意図や気 持ちを説明すること ができたか。 ○シンボルマークや 写真の中に出てくる 人等のカードを準備 し,グループ内で共 有 で き る よ う に す る。(T1) ☆静止画を見て,選 択肢から言葉を選択 し,他者の意図や気 持ちを説明すること ができたか。 ○言葉で説明しにく い場合は,意図や気 持ちを表した言葉の 一覧表を示し,活用 を促す。(T1) ☆静止画を見て,他 者の意図や気持ちに つ い て , 説 明 し た り,書き出したりす ることができたか。 ○選択肢用カードを 提示することで考え やすくなるよう文字 とイラストで示した カードを準備してお く。(T1) ○個別に質問し,理 由や考えを付箋に書 き出し,グループ内 で共有できるように する。(T2) ☆静止画を見て,選 択肢から言葉を選択 し,他者の気持ちを 答えることができた か。 ○他者のことを考え る際に,体のどの部 分を活用するか答え させ,全体で共有す る。(T1) ○一緒に選択肢用の カードを確認する。 (T2) ○対話を通して,生 徒 の 考 え を 引 き 出 す。(T2) ☆静止画を見て,選 択肢から言葉を選択 し,他者の気持ちを 答えることができた か。 ○他者のことを考え る際に,体のどの部 分を活用するか答え させ,全体で共有す る。(T1) ○言葉で説明しにく い場合は,意図や気 持ちを表した言葉の 一覧表を示し,活用 を促す。(T1) ☆静止画を見て,他 者の意図や気持ちに つ い て , 説 明 し た り,書き出したりす ることができたか。 ○「なぜ,他者のこ とを考える必要があ るのか。」について 質問し,全体で共有 する。(T1) ○他者の意図や気持 ち等を視覚的に捉え ることができるよう 矢印,キーワード, シンボルマーク等を 活用させる。 (T1,T2) ○発表者に注目する よう促す。 (T1,T2) ○グループ内で共有 させ,よい点はその 都度称賛する。 (T1,T2) ○グループの中で代 表を決め,全体の場 で発表をするよう指 示する。 (T1,T2) ○各グループから出 た意見をホワイトボ ードに文字やシンボ ルマークで示し,生 徒が考えたことを整 理する。(T1) ○生徒の日常生活の 場面を題材に例を示 し,自分なりの解釈 や誤った解釈をして しまうと,どのよう なことが起こるかに ついて考えさせ,生 徒から出た意見を書 き出し,全体で共有 する。(T1) ○学習活動3で示し たスライドを用いて 対人場面で人をよく 観察することの必要 性について,確認す る。(T1) ○挨拶の姿勢や語先 後礼ができているか 確認する。 (T1,T2) 静止画を見て,選択肢から言葉を選択 し,他者の意図や気持ちを説明する。 静止画を見て,他 者の意図や気持ち について,説明し たり,書き出した りする。 静止画を見て,選択肢から言葉を選択 し,他者の気持ちを答える。 静止画を見て,他 者の意図や気持ち について,説明し たり,書き出した りする。 静止画を見て,他 者の意図や気持ち について,説明し たり,書き出した りする。