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Developing English Learners’ Communicative Competence: Effective Use of Junior High School Textbooks

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Academic year: 2021

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教 科 ・ 領 域 教 育 専 攻 言語系(英語)コース 木 村 真 理 1.はじめに 学校現場では、より柔軟な耕オ選定と従来の 指導方法の改善等の工夫がなされながらも、今 なお生徒の実践的コミュニケーション能力が十 分に育成されるに至っていなしLその理由とし て、従来の「読むことJ、「書くこと」に重点を 置き、文法習得や読解力をつけることを目標と する学習から未だに抜け出せないことがある。 そのため、生徒が音声によるコミュニケーショ ン活動に対して消極的である傾向が見られる。 また、教科書の教材がコミュニカティブな活動 を樹共するもので、なかったり、耕オを教師が効 果的に運用できていない場合もある。 そこで、こうした現状を踏まえ、本論文では、 太田垣 (1994) の擬似コミュニケーション 活動に終わらないための真のコミュニケーショ ン活動を成立させる条件を用いて新旧新ヰ書の 練習問題分析を行い、その結果より、活動や指 導方法の改善例を提案し、生徒の実騨句コミュ ニケーション能力の育成を目指す。

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概要 第1章では、まず、コミュニケーション、実 蹴句コミュニケーション能力、コミュニケーシ ョン活動について砺忍する。望月編 (2001) より、英語の授業中の、口頭での構文練習や暗 唱行為などはコミュニケーションとは言えない。 さらに、コミュニケーション能力については、 指 導 教 官 太 田 垣 正 義 文法の「正確さJだけを重視する英語教育では、 コミュニケーション能力のごく一部しか育成し ていなし、。また、望ましいコミュニケ-ション 活動として、メッセージ中心、場所での適切さ を重視リスク・テイキング、自由練習を多く 含むことの必要性を感じる。 次に、概念・機能シラパスとナチュラル・ア フ。ローチの概念について考察する。青木、田中 (1 985) は、

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の言語の機能を意識 した概念・機能シラパスに基づく指導が中学校 の英語教育においても必要であると述べている。 また、Kr

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のナチュラル・アプローチは、 伝達能力を育成することが目的であり、インプ ットの質と量に配慮して指導を続ければ生徒の 聞き取り能力が向上し、英語の運用が身につく とされている。 最後に、中学校英語新ヰ書の問題点について 考える。以前に比べると、新ヰ書が生徒のコミ ュニカティブな活動を促す内容が増え、また、 多くの教師が独自の工夫やアイデアを凝らし、 自作の耕オ作りに取り組み、効果を上げている が十分とは言えない。 第2章では、平成 10年度から 4年間使用さ れた新ヰ書と今年度より使用されている新ヰ書 の練習問題が、生徒の実践的コミュニケーショ ン能力を育成するにふさわしいコミュニカティ ブな活動であるか、太田垣 (1994) のコミ ユニカティブな活動の要素とし、える4つの観点 一 27

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8-(現実可能性・容認性、新↑静民・メッセージ、 インタラクション、必要性・自発性)から分析 する。そして、活動がコミュニカティブな条件 をどの程度満たしているか、どの部分が不足し ているかなど現状把握をする。 第

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章では、まず、新ヰ書の新旧比較の結果 を述べる。分析前は、新ヰ書各課末の練習問題 のみを取り扱うつもりだ、ったが、特に、新教科 書では、練習問題が課末に限定されるものが少 なく、結果として、教科書全体の練習問題を分 析する必要性が生じた。旧新ヰ書と比較すると 新新ヰ書では、実践的コミュニケーション能力 育成を目指した自己表現活動が増えている。形 態は、個人練習から、ベアワーク、グループワ ーク、クラス発表が増えている。このことから、 新新ヰ書については改善が進み、その内容、活 動形態、配置などに工夫がなされている。しか し、新情報・メッセージ、インタラクションの 要素が不十分であり、さらなる耕オまたは指導 方法の改善と工夫が必要である。 次に、生徒の自由な発想を爵見した設問作り やペアワークを利用した新情報・メッセージ、 インタラクションの要素を高める具体的な改善 例を考察する。さらに、ナチュラル・アプロー チによる具体的な改善例として、森永 (199 6) に示された 4つの原則を用いた教師のリス ニング用のインプット教材を作成する。概念・ 機能シラパスの観点、からの具体的改善例として、 青木 (1985) の言語機能を重視した学習指 導案を参考にして、概念・機能シラパスに沿っ た改善案を提案する。 3.おわりに 生徒の実践的コミュニケーション能力育成の ためには、まだまだ現在の英語科教育の改善が 必要である。先行研究と新ヰ書の練習問題分析 により、従来の文法中心シラパスに沿った練習 問題に見られるような、学習目標(詑葉、文法、 発音など)を達成すべきであることは見過ごせ ないが、それだけでコミュニカティブでなくて もよいという考えで、はもはや実践的コミュニケ ーション能力育成は望めない。「正確さを求める 学習活動Jと「生きた言語軍用活動」の両方の 活動ができる機会が必要である。 新新ヰ書の練習問題は、

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の概念を取り入 れたコミュニカティブな練習問題が見られるよ うになり、今後有効に利用することが望ましい。 しかし、練習問題の中には、新情報・メッセー ジとインタラクションなどのコミュニカティブ な要素が不足している問題もある。そこで、練 習問題の改善や郡市の指導法の工夫でコミュニ カティブな要素を付け加えることが望ましし、 そして、新ヰ書の練習問題の不自然さを取り除 き、コミュニカティブな活動の4つの要素がバ ランスよく含まれている問題作りに努めなけれ ばならない。 また、生徒の自発性を高め、より自然なコミ ュニケーションの場社会で実際に起こりうる 場面を提供する工夫として、ナチュラル・アプ ローチや概念・機能シラパスの要素を効果的に 取り入れる工夫が大切である。活発な活動を促 すために、ナチュラル・アフ。ローチや概念・機 能シラパスで、は、生徒の文法的なミスなどを指 摘しすぎないことも重要だとされている。つま り、多少の文法的な間違いはあっても、社会で 容認できる範囲の英語を導くための

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を実 践することが大切であろう。こうした指導で、 生徒の英語学習への興味・関心を高め、実践的 なコミュニケーション能力育成を目指す練習問 題作りが望まれる。 ハ Hd 可 t η L

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