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Academic year: 2021

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神戸市外国語大学 学術情報リポジトリ

巻頭言

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http://id.nii.ac.jp/1085/00001871/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

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巻頭言

本学の構成員は、さまざまな分野の専門家として、教育活動だけではなく、 研究活動においても社会に大きな貢献をしています。個別の出版などと共にそ れぞれの学会においても影響力のある研究を活発に展開しています。『神戸外大 論叢』はそのような本学の研究力の一端を示すものと言えるでしょう。この 70 周年記念号に収められた論考は、これまでの蓄積に比べれば、ほんの一部でし ょうが、現時点での本学の研究力を俯瞰する機会を与えるものでもあります。 読者の皆さんには、多岐に亘る研究領域の高い次元の考察、それぞれの分野の 専門家の鋭い洞察を堪能していただけることと思います。 創立 70 周年を迎える本学の前身である神戸市立外事専門学校が設立された のは 1946 年です。以来 70 年間、「外国語ならびに国際文化に関する理論及び実 際を教授研究し、広い国際知識及び円満な人格を具備する人材を育成」(本学学 則第 1 条)してきました。本学の卒業生の中には教育者、研究者に育ったもの も多く、本学で教鞭を執る人材も輩出しています。このように研究面で生産的 な循環ができていることは本学の特徴のひとつでもあり、伝統に大きく貢献す るもと考えられます。 『神戸外大論叢』の執筆者の専門分野をご覧いただくとおわかりになるよう に、外国語学部という組織ではあっても、社会科学や人文科学の多彩な分野の 研究者がいることがわかります。また、日本社会がどんどん国際化し、外国と の日常的な接点が増えてくると、国際的な政治、経済、法制度、文化、歴史な どの理解がこれまで以上に必要になってきます。本学の学生にとっても勉強す べきことがたくさんあります。本学に多彩な専門領域を持った教授陣がいるこ とはますます重要な資産となるでしょう。そのような点でも『神戸外大論叢』 に示されるような研究が継続していることはとても重要なことと思われます。 ところで、70 年に亘る本学の研究活動の歴史の中には汚点もあることを率直 に認めることも必要です。一昨年には、先行研究の引用について不正が認めら れることが発覚しました。その対応策として『神戸外大論叢』への投稿論文に ついても、原稿の電子化が進む中で可能になった専用ソフトによる投稿原稿の チェックを導入しました。また、論文内容の新規性などについては厳しい目で 査読を実施する態勢を採ることとしました。このような措置は学界への健全な 貢献を確かなものにするために必要なことと考えます。 いろいろなことを乗り越えて今の神戸市外国語大学の姿があるわけですが、 これからも関係者の努力が、そしてその中でこの『神戸外大論叢』が大学の発 展に貢献していくことを共に願いたいと思います。 2016 年 12 月 1 日 学長 船山仲他

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