異種データストア向けデータストア移行技術の提案と評価
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(2) 情報処理学会第 82 回全国大会. 表 2 CUI 実装によるフィージビリティ検証(太字が入力) scala> val postgres = new DataStoreContext(platform = "postgresql", …) scala> postgres.getTableNames res: List[String] = List(customer, lineitem, nation, orders, part, partsupp, …) scala> postgres.getTableByName("customer").getColumnByName("c_name") res: dmfw.DataStoreColumn = Column[name=c_name,columnNumber=1,type=VARCHAR, …] scala> val mongodb = new DataStoreContext(platform = "mongodb", …) scala> mongodb.getTableNames res: List[String] = List(user). されておらず,特に,ネスト構造の取り扱い3 な ど異種データストアの移行で生じる問題に対応 できない。本研究では,当該 OSS をベースとしつ つ,(1)の高レベル共通 API,(3)の移行機能 群を構築することで,異種データストア間のデ ータ移行を可能とした。 3フィージビリティ検証 本研究では,CUI を備えた提案システムをプロ ト実装し, PostgreSQL・MongoDB4を対象に API の 動作を確認することで,異種データストアの移 行における基本機能のフィージビリティを検証 した。表 2 に実行結果の一部を示す。提供された 共通 API(表 1-#1)を用い DataStoreContext を 定義することで,異種データストアに対する統 一的な操作が可能となっていることが分かる。 具体的には,PostgreSQL や MongoDB に対し, DataStoreContext(表 1-#1)を定義(L1,L6) することで,getTableNames によるテーブル一覧 の取得(L2,L7)や,メソッドチェインを用い た getTableByName による DataStoreTable(表 1#3 ) の 取 得 , さ ら に getColumnByName に よ る DataStoreColumn(表 1-#4)の取得(L4)が実行 されている。本 API の他に,データ取得 API 等を 組み合わせることにより,異種データストア間 のデータストア移行が可能となる。 4評価結果 本研究では,工場向け IoT システムを想定した データストア移行のユースケースにおいて,工 数の削減効果を評価した。以下に詳細を述べる。 ユースケース:工場に設置された IoT 機器から収 集されたセンサデータの可視化・分析を行う IoT システムの開発環境と本番環境のデータストア を移行する。 移 行 対 象 : デ ー タ ス ト ア , ETL ( Extract/ Transform/Load)フロー,アプリケーションの 3 種を移行する。 移行工数:ユースケースにおける移行プロセス と文献[5]より各プロセスの工数を算出した。 削減効果:ETL アプリケーションの再利用におけ る社内事例から本フレームワークの適用による 3 4. 削減効果をフルスクラッチ開発比で 50%とした。 評価結果: 計画(Planning):本フレームワークの適用に よりデータストア部分(全体の 3 分の 1)の工 数の 50%が削減される。 移行(Migration):本フレームワークの適用 によりデータストア部分の 50%が削減される。 移行後(Post migration):削減効果なし。 -14.5%. 1 Man-hours (Conventional=1). L1: L2: L3: L4: L5: L6: L7: L8:. Post migration / Validate. 0.8. Migration / Datastore. 0.6. Migration / ETL. 0.4. Planning / Plan. Migration / Application Planning / Test & Development. 0.2. Planning / Analyze. 0 Conventional Proposed. 図 3 工数の削減効果 以上の結果により,総計の工数のうち,14.5% が削減されることがわかった。 5結言 本研究では,異種データストアの移行で生じ る移行工数の増大に対し,共通 API と共通データ モデルを備えたデータストア移行技術を提案し た。また,CUI を備えたプロト実装により基本機 能のフィージビリティを検証するとともに,工 場向け IoT システムを想定したデータストア移行 のユースケースにおいて工数の 14.5%を削減可能 であることを示した。 今後の課題として,実環境における検証,お よび移行工数の削減効果の評価が挙げられる。 参考文献 [1] M. Scavuzzo et al. Interoperable Data Migration between NoSQL Columnar Databases. EDOCW, 2014. [2] L. Rocha et al. A Framework for Migrating Relational Datasets to NoSQL. ICCS, 2015. [3] A. Bansel et al. Cloud-Based NoSQL Data Migration. PDP, 2016. [4] https://metamodel.apache.org [5] https://www.scnsoft.com/blog/salesforce-datamigration *. 本書に記載されている会社名及び製品名は、各社の登録 商標又は商標です。. ネスト構造を許すデータモデルからネスト構造を許さないデータモデルへの変換等 RDB・NoSQL それぞれにおいて代表的なデータストア. 1-28. Copyright 2020 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
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