Ⅰ はじめに
「学士課程教育」,いわゆる学部段階の教育のことであ る.この充実が叫ばれて久しい.本学社会福祉学部が世 に輩出したいと考えている「学士像」はどのようにイメ ージできるだろうか.それは,人間の尊厳を大切に貢献 できる専門家(=目的)であり,人間性,専門性,公共 性の 3 本柱を備えた人材(=目標)であるということが できよう1). この 1 つの目的・3 つの目標は,本学社会福祉学部と して 2008 年度より掲げられてきたものである.前者が 教員の立場からする学生に宛てた願いであるならば,後 者が学生の立場として彼らが何を身につけていくのかを 示したものであるといえる.本学の社会福祉学部の教育 は,建学の精神や基本理念を除けば,これらのことを基 本的前提として踏まえておかなければなるまい. しかし,1997 年 4 月に関西福祉大学が開学して以来, 学窓を巣立つまでに本学社会福祉学部の学生が,本学で の教育をどのように受け止め,何がどう身についたかの 検証が,これまでのところなされていない.全学的な現 状把握をして,将来の社会福祉学部における教育のあり 方を学生の実態(現実)から検討することが求められる と考える. そこで,本報告では学内の学生が本学の学士課程教育 をどのように受け止めているか,その大まかな特徴をつ かむことにした.今後の教育のあり方を検討することを 目的とする基礎資料として,調査分析結果を報告する.Ⅱ 調査方法
1)調査協力者 社会福祉学部における全学年の各ゼミ内で集合方式に よる質問紙調査を 2009 年 10 月下旬から同年 11 月上旬 にかけて実施し,在学生 940 名中 628 名から回答の協力 を得た(表 1).回答者の平均年齢は 20.3 歳 ±1.23 歳(無 回答者を除く)であった. 2)質問紙の構成 本調査における質問項目は,全 26 項目あり,「はい」「ど ちらかといえばはい」「どちらともいえない」「どちらか といえばいいえ」「いいえ」の 5 段階リッカートスケール により回答を依頼した.以下は,質問項目の全文である. 1.現在,本学の教育内容に対して満足している 2.実社会でも役に立つと思える授業が多い 3. 各科目の授業目的が明示され,力のつく有意義な授業が多い 4. 各科目の授業内容が段階的に進むよう配列されている 2010 年 12 月3日受付/ 2011 年1月 19 日受理 Kazuaki TANIKAWA 関西福祉大学 社会福祉学部報 告
学士課程教育に対する本学社会福祉学部生の受け止め方
―2009年度アンケートを踏まえて―
A reaction to undergraduate education of the social welfare faculty in KUSW student ― According to questionnaire, 2009 ―
谷川 和昭
要約:関西福祉大学社会福祉学部に入学し学窓を巣立つまでに,学生が本学での教育をどのように受け止め, 何が身についたかの検証はこれまでのところ手つかずである.本報告の目的は,本学の学士課程教育を学 生がどのように受け止めているか,その大まかな特徴をつかみ,今後の望ましい教育プログラムのあり方 を検討するための基礎資料を得ることにある.2009 年度に実施したアンケート 26 項目について回答者 628 名の分析を試みたところ,全体の傾向や男女別・学年別の差異が明らかとなった.以上のことから,本学 部の人間性,専門性,公共性といった目標を踏まえた今後の教育面における課題が浮彫となった. Key Words:社会福祉学部,学士課程教育,人間性,専門性,公共性5.教員はわかりやすくなるような授業を工夫している 6.学生の目標や現状を考えた履修指導が充実している 7 .学生同士で学びあえる機会やグループで共同に学習する機 会がある 8.クラブ・サークル活動が活発である 9.ボランティア活動が活発である 10 .赤穂市とその周辺地域を研究の場とし,地域と交流をはか り,地域の貢献に役立つ授業がある 11.国際交流に関するプログラムがあれば参加したい 12 .入学後早い時期から進路に関するガイダンスやキャリアに ついて学ぶ時間がある 13 .相手の立場を尊重し,客観的に考えることができるように なっている 14 .誰かの指示がなくても,自分で判断して行動できるように なっている 15 .疑問に思ったことは,自分なりに調べて,解決するように なっている 16 .グループの中での自分の役割や責任を理解して行動できる ようになっている 17. 自分で決めたことは,最後までやりきれるようになっている 18. 議論の場では,積極的に自分の意見を言うようになっている 19 .大勢の意見をまとめたり,役割を決めたりするのが得意に なっている 20 .新聞やニュース番組に関心をもち,背景や理由を考え,友 人と意見を交換するようになっている 21 .失敗した時のリスクを考え,代替案も考えておくようにな っている 22.社会のルールやマナーを守る意識が強くなっている 23.卒業後,福祉の仕事に就くことを希望している 24.福祉の仕事に向いている 25 .本学で開講している科目以外に,新たな科目の開講を希望 する 26. 本学で取得できる資格以外に,何らかの資格取得を希望する 以上のうち,質問項目 1.は「A.現状」,2 は「B.授業」,3・ 4 は「C.カリキュラム」,5・6 は「D.教員・FD」,7 は「E.学生間学習」,8・9 は「F.活性度」,10 は「G. 地域貢献」,11 は「H.国際交流」,12 は「I.キャリア教育」, 13・14・15 は「J.現実的態度」,16・17 は「K.達 成志向」,18・19 は「L.リーダーシップ」,20・21 は「M. 情報感度」,22 は「N.公共性」,23 は「O.就業」,24 は「P. 適性」,25 は「Q.新規科目」,26 は「R.追加資格」 を問うものとしてカテゴリー分けできるものとした. 3)手続き アンケート項目(質問文)の作成2)では,学部学科改 組を視野に入れた学部長からの原案をもとに社会福祉学 部教務委員会で検討し,委員長が加除修正を行った.調 査にはゼミ担当全教員に学生へのアンケートの配付・記 述・回収協力等を仰ぎ,回収後のアンケートは教学課担 当スタッフへの手渡しにて提出してもらった.そして, 本アンケートのデータ入力については教学課のスタッフ により行われた.調査の実施日は,1 回生が 2009 年 11 月 4 日,2 回生と 4 回生が同年 10 月 25 日,3 回生が同 年 11 月 10 日であった.いずれもゼミの時間帯であり, 10 ~ 15 分程度の時間を割いていただいた. 4)分析方法 本報告で扱う分析方法は,全体傾向と比較の分析とし て以下に限定している.全体傾向の分析では,本学社会 福祉学部における学士課程教育にかかわるアンケート 26 項目の単純集計を行い,次にカテゴリー間の相関分 析を記述統計量の算出とともに行った.また,アンケー ト 26 項目の潜在因子を明らかにするために探索的因子 分析を行った.因子の抽出には主因子法を用い,因子数 は,固有値 1 以上の基準で検討した.因子の解釈・命名 は,直交バリマックス回転後の因子パターン行列に着目 して検討した. 比較の分析では,抽出された因子について,男女別お よび 1 回生,2 回生,3 回生,4 回生の学年別に因子ス コアを算出し,それらの平均値を比較する一元配置分散 分析を行った.また,学年別についてはテューキー法に よる多重比較を含めた. 統計解析には,SPSS 15.0J for Windows を使用した. 5)倫理的配慮 文面において,調査回答により,学生個々に不利益が 一切生じないことを説明し,あくまでも全体的な傾向を みるために実施するものであることを知らせた.また, 結果については何らかの形で公表することを約束した3). 表1 回答者の属性 人数 割合(%) 年齢 18歳 45 7.2 19歳 137 21.8 20歳 172 27.4 21歳 151 24 22歳以上 119 18.9 無回答 4 0.6 性別 男性 258 41.1 女性 355 56.5 無回答 15 2.4 学年 1回生 116 18.5 2回生 188 29.9 3回生 152 24.2 4回生 170 27.1 無回答 2 0.3 合計 628 100
Ⅲ 結果および考察
1)全体の分析 (1)基礎集計 アンケートの各項目の回答分布は,ある程度ばらつい ていることが分かった(表 2).1 つの回答肢に 80% 以 上を占めた項目はなく,「Q.新規科目」の「どちらと もいえない」が 61.8% で最大であった.この新規科目の 結果についていえば,新たな科目を開講しても開講しな くてもどちらでもよいと考えている学生が過半数以上を 占めている,というように理解できる4). (2)カテゴリー間の相関分析 カテゴリー毎に記述統計量を算出し(表 3),カテゴ リー間の相関分析を行った(表 4).「非常に高い相関 あり(± 0.9 ~± 1.0)」「高い相関あり(±0.7 ~ ±0.9)」 と評価できるものはなかったが,「やや相関あり(±0.2 ~± 0.4)」「中程度の相関あり(± 0.4 ~ ±0.7)」と評価 できるものが相当数認められた. とりわけ,「A.現状」と「B.授業」「C.カリキュラム」, 「B.授業」と「C.カリキュラム」,「C.カリキュラム」 と「D.教員・FD」,「J.現実的態度」と「K.達成志向」 の 5 つの組み合わせでは,相関係数が .6 以上の値を示 していた.これらの結果から,たとえば「A.現状」と「B. 表2 社会福祉学部における教育に関するアンケートの基礎集計 質問 はい どちらかといえばはい どちらともいえない どちらかと いえばいいえ いいえ 無回答 A.現状 1.現在,本学の教育内容に対して満足している 45 7.2% 216 34.4% 219 34.9% 99 15.8% 48 7.6% 1 0.2% B.授業 2.実社会でも役に立つと思える授業が多い 67 10.7% 235 37.4% 194 30.9% 106 16.9% 26 4.1% 0 0.0% C.カリキュラム 3.各科目の授業目的が明示され,力のつく有意義な授業が多い 33 5.3% 219 34.9% 258 41.1% 100 15.9% 18 2.9% 0 0.0% 4.各科目の授業内容が段階的に進むよう配列されている 40 6.4% 284 45.2% 236 37.6% 54 8.6% 13 2.1% 1 0.2% D.教員・FD 5.教員はわかりやすくなるような授業を工夫している 48 7.6% 277 44.1% 236 37.6% 47 7.5% 18 2.9% 2 0.3% 6.学生の目標や現状を考えた履修指導が充実している 40 6.4% 175 27.9% 251 40.0% 112 17.8% 48 7.6% 2 0.3% E.学生間学習 7. 学生同士で学びあえる機会やグループで共同に学習する機会がある 80 12.7% 251 40.0% 181 28.8% 79 12.6% 37 5.9% 0 0.0% F.活性度 8.クラブ・サークル活動が活発である 68 10.8% 202 32.2% 184 29.3% 90 14.3% 83 13.2% 1 0.2% 9.ボランティア活動が活発である 104 16.6% 236 37.6% 187 29.8% 61 9.7% 38 6.1% 2 0.3% G.地域貢献 10. 赤穂市とその周辺地域を研究の場とし,地域と交流をはかり,地域の貢献に役立つ授業がある 49 7.8% 194 30.9% 224 35.7% 123 19.6% 37 5.9% 1 0.2% H.国際交流 11.国際交流に関するプログラムがあれば参加したい 120 19.1% 158 25.2% 185 29.5% 88 14.0% 77 12.3% 0 0.0% I.キャリア教育 12. 入学後早い時期から進路に関するガイダンスやキャリアについて学ぶ時間がある 55 8.8% 163 26.0% 235 37.4% 129 20.5% 46 7.3% 0 0.0% J.現実的態度 13. 相手の立場を尊重し,客観的に考えることができるように なっている 108 17.2% 313 49.8% 181 28.8% 17 2.7% 9 1.4% 0 0.0% 14. 誰かの指示がなくても,自分で判断して行動できるように なっている 76 12.1% 303 48.2% 204 32.5% 34 5.4% 11 1.8% 0 0.0% 15. 疑問に思ったことは,自分なりに調べて,解決するように なっている 70 11.1% 264 42.0% 223 35.5% 51 8.1% 13 2.1% 7 1.1% K.達成志向 16. グループの中での自分の役割や責任を理解して行動できるようになっている 82 13.1% 298 47.5% 202 32.2% 36 5.7% 9 1.4% 1 0.2% 17.自分で決めたことは,最後までやりきれるようになっている 110 17.5% 292 46.5% 174 27.7% 38 6.1% 13 2.1% 1 0.2% L.リーダーシップ18.議論の場では,積極的に自分の意見を言うようになっている19. 大勢の意見をまとめたり,役割を決めたりするのが得意に 70 11.1% 214 34.1% 235 37.4% 80 12.7% 28 4.5% 1 0.2% なっている 41 6.5% 162 25.8% 274 43.6% 107 17.0% 43 6.8% 1 0.2% M.情報感度 20. 新聞やニュース番組に関心をもち,背景や理由を考え,友 人と意見を交換するようになっている 54 8.6% 184 29.3% 231 36.8% 119 18.9% 40 6.4% 0 0.0% 21. 失敗した時のリスクを考え,代替案も考えておくようにな っている 53 8.4% 184 29.3% 264 42.0% 102 16.2% 25 4.0% 0 0.0% N.公共性 22.社会のルールやマナーを守る意識が強くなっている 170 27.1% 276 43.9% 151 24.0% 25 4.0% 6 1.0% 0 0.0% O.就業 23.卒業後,福祉の仕事に就くことを希望している 226 36.0% 150 23.9% 146 23.2% 49 7.8% 57 9.1% 0 0.0% P.適性 24.福祉の仕事に向いている 71 11.3% 188 29.9% 277 44.1% 55 8.8% 37 5.9% 0 0.0% Q.新規科目 25.本学で開講している科目以外に,新たな科目の開講を希望する 52 8.3% 41 6.5% 388 61.8% 59 9.4% 73 11.6% 15 2.4% R.追加資格 26.本学で取得できる資格以外に,何らかの資格取得を希望する 85 13.5% 56 8.9% 350 55.7% 44 7.0% 66 10.5% 27 4.3% n=628 表3 項目の記述統計量 平均値 標準偏差 N A.現状 3.18 1.03 627 B.授業 3.34 1.01 628 C.カリキュラム 6.69 1.46 627 D.教員・FD 6.54 1.51 624 E.学生間学習 3.41 1.05 628 F.活性度 6.62 1.95 625 G.地域貢献 3.15 1.02 627 H.国際交流 3.25 1.26 628 I.キャリア教育 3.08 1.05 628 J.現実的態度 10.95 2.10 621 K.達成志向 7.36 1.49 626 L.リーダーシップ 6.42 1.80 626 M.情報感度 6.37 1.63 628 N.公共性 3.92 .87 628 O.就業 3.70 1.28 628 P.適性 3.32 .99 628 Q.新規科目 2.90 .99 613 R.追加資格 3.08 1.08 601表4 カテゴリー項目間の相関係数
A. B. C. D. E. F. G. H. I. J. K. L. M. N. O. P. Q. R. A.現状 1.00 B.授業 .60** 1.00 C.カリキュラム .61** .61** 1.00 D.教員・FD .53** .50** .62** 1.00 E.学生間学習 .32** .28** .32** .41** 1.00 F.活性度 .32** .26** .32** .35** .40** 1.00 G.地域貢献 .37** .35** .40** .38** .33** .51** 1.00 H.国際交流 .04 .08 .08* .06 .07 .00 .09* 1.00 I.キャリア教育 .32** .25** .32** .32** .20** .22** .25** .17** 1.00 J.現実的態度 .22** .23** .34** .28** .18** .21** .26** .20** .26** 1.00 K.達成志向 .21** .18** .26** .25** .25** .24** .22** .17** .18** .66** 1.00 L.リーダーシップ .12** .13** .17** .17** .14** .14** .22** .20** .16** .48** .57** 1.00 M.情報感度 .20** .22** .21** .21** .18** .11** .30** .16** .23** .44** .48** .54** 1.00 N.公共性 .13** .24** .23** .22** .18** .13** .22** .13** .15** .47** .42** .19** .38** 1.00 O.就業 .22** .22** .18** .19** .15** .23** .13** .12** .17** .23** .25** .09* .13** .21** 1.00 P.適性 .15** .17** .17** .21** .09* .16** .13** .16** .19** .35** .31** .29** .20** .18** .56** 1.00 Q.新規科目 -.10** -.09* -.05 -.08* -.04 -.02 .03 .22** .04 -.02 .04 .07 .11** -.06 .08 .14** 1.00 R.追加資格 -.04 -.02 -.05 -.05 -.03 .03 .00 .19** .02 .03 .05 .08 .06 .01 .19** .15** .54** 1.00 ** p<.01 * p<.05 表 5 回転後の因子パターン行列 因子 1.効果的 授業 2.主体的 態度 3.指導的 役割 4.協働的 活動 5.新企画 希望 6.福祉界 適性 3.各科目の授業目的が明示され、力のつく有意義な授業が多い .765 .115 .062 .095 -.006 .032 1.現在、本学の教育内容に対して満足している .743 .032 .087 .169 -.053 .114 2.実社会でも役に立つと思える授業が多い .724 .098 .071 .070 -.016 .086 4.各科目の授業内容が段階的に進むよう配列されている .582 .231 -.025 .151 -.009 -.012 6.学生の目標や現状を考えた履修指導が充実している .557 .010 .086 .225 -.123 .137 5.教員はわかりやすくなるような授業を工夫している .526 .232 .029 .097 .037 .015 12. 入学後早い時期から進路に関するガイダンスやキャリアについて学ぶ 時間がある .349 .171 .089 .118 .090 .085 13.相手の立場を尊重し、客観的に考えることができるようになっている .198 .738 .090 .128 .007 .135 14.誰かの指示がなくても、自分で判断して行動できるようになっている .092 .700 .238 .090 -.045 .078 15.疑問に思ったことは、自分なりに調べて、解決するようになっている .177 .625 .241 -.009 .079 .092 16. グループの中での自分の役割や責任を理解して行動できるようになっ ている .079 .592 .378 .159 .024 .099 22.社会のルールやマナーを守る意識が強くなっている .183 .560 .039 .046 .015 .084 17.自分で決めたことは、最後までやりきれるようになっている .112 .550 .280 .142 .029 .159 21.失敗した時のリスクを考え、代替案も考えておくようになっている .099 .351 .316 .022 .103 -.001 19.大勢の意見をまとめたり、役割を決めたりするのが得意になっている .055 .254 .815 .060 .018 .070 18.議論の場では、積極的に自分の意見を言うようになっている .029 .338 .699 .091 .102 .071 20. 新聞やニュース番組に関心をもち、背景や理由を考え、友人と意見を 交換するようになっている .216 .279 .456 .062 .119 .018 9.ボランティア活動が活発である .206 .087 .050 .723 .062 .069 8.クラブ・サークル活動が活発である .176 .062 .009 .638 -.089 .116 10. 赤穂市とその周辺地域を研究の場とし、地域と交流をはかり、地域の 貢献に役立つ授業がある .382 .166 .153 .517 .086 -.039 7.学生同士で学びあえる機会やグループで共同に学習する機会がある .351 .120 .096 .388 -.036 .022 25.本学で開講している科目以外に、新たな科目の開講を希望する -.077 -.039 .052 .000 .793 -.002 26.本学で取得できる資格以外に、何らかの資格取得を希望する -.054 -.002 .032 .022 .666 .136 11.国際交流に関するプログラムがあれば参加したい .073 .180 .128 -.042 .283 .080 23.卒業後、福祉の仕事に就くことを希望している .166 .182 -.022 .136 .129 .747 24.福祉の仕事に向いている .121 .250 .182 .047 .134 .630 因子抽出法 : 主因子法 回転法 : Kaiser の正規化を伴うバリマックス法
授業」の関連について述べると,現状の本学教育内容に 満足している学生は本学に役立つ授業が多いと感じてい るという傾向があることがわかる.また,本学に役立つ 授業が多いと感じている学生ほど現状の本学教育内容に 満足している傾向があることがわかる. もう 1 つ「J.現実的態度」と「K.達成志向」の関 連についても興味深い結果が得られている.すなわち, 現実的態度としての自律ができるている学生ほど達成志 向としての成就感が高いといえる.また,達成志向とし ての成就感が高い学生ほど現実的態度としての自律がで きているということがわかる. (3)因子分析 探索的因子分析を実施した結果,比較的単純構造を有 した因子パターン行列が得られた(表 5).バリマック ス回転後の 6 因子による累積寄与率は 47.5%とまずまず であった.因子負荷量が .5 以上の項目のいくつかに着 図1 性別による因子スコアの平均値の比較 図2 学年による因子スコアの平均値の比較
目すると,第 1 因子は,「各科目の授業目的が明示され…」 「現在,本学の教育内容に対して満足…」などの項目か らなり,「効果的授業」因子と解釈できた.この因子は, 有効な授業というものが専門知識・技術の向上の鍵にな ることを考えれば,学部目標の専門性と特段深いかかわ りがあるといえる. 第 2 因子は,「相手の立場を尊重し,客観的に考える…」 「誰かの指示がなくても,自分で判断して行動…」など の項目からなり,「主体的態度」因子と解釈できた.こ の因子も特に専門性とかかわりがあると思われるが,む しろ人間性や公共性とも関連が強い因子といって良さそ うである. 第 3 因子は,「大勢の意見をまとめたり,役割を決め たり…」「議論の場では,積極的に自分の意見を言う…」 などの項目からなり「指導的役割」因子と解釈できた. この因子は専門性と結びつくように思われる. 第 4 因子は,「ボランティア活動が活発…」などの項 目からなり,「協働的活動」因子と解釈できた.これは 一義的には公共性ということになろう. 第 5 因子は,「本学で開講している科目以外に新たに, 新たな科目の開講を希望…」などの項目からなり,「新 企画希望」因子と解釈できた.専門性に関係すると思わ れる. 第 6 因子は,「卒業後,福祉の仕事に就くことを希望…」 などの項目からなり,「福祉界適性」と解釈することが できた.人間性に深いかかわりがあると考えられる. 2)比較の分析 (1)性別による因子毎の比較分析 因子分析によって抽出された 6 つの因子それぞれに ついて,性別による因子スコアの比較を行った(図 1). その結果,効果的授業,主体的態度,新企画希望につい ては男女性別による有意差は認められなかった.しかし, 指導的役割では有意に近い傾向が認められた(p<.10). また協働的活動と(p<.05),さらには福祉界適性でも有 意な差が認められた(p<.001). この結果から,本学社会福祉学部生における指導的役 割のリーダーシップは女性よりも男性がより高くなって いる可能性のあることが示唆された.しかしその一方で, 協働的活動のいきいきとした活動に対する認識は女性が 男性よりも高く,さらには福祉界適性の向き・不向きに ついても女性が男性より高いということ,すなわち,よ り適しているという結果が示唆されたと考える. (2)学年による因子毎の比較分析 学年別に 6 つの因子それぞれの因子スコアを用いて一 元配置の分散分析を行った.その結果,学年の主効果が 有意であったのは,主体的態度のみであった(F=10.74, p<.001).また,多重比較の結果,1 回生と 2 回生,3 回 生と 4 回生の間は有意でなかった.しかし,折れ線グラ フをみると明らかなように,学年が上がるにつれて右肩 上がりとなっていることがつかめた(図 2).また,効 果的授業,協働的活動は有意でなかったものの,それぞ れ有意に近い傾向が認められた. ところで,図 2 をみると,学年が進む毎に平均値が上 がっていくのは主体的態度と指導的役割の 2 つだけであ ることが気にかかる.効果的授業はなぜ 2 回生,3 回生と 進むにつれて下がっていくのであろうか.これには 2 回 生で本学では福祉現場体験,3 回生で 180 時間以上の実 習に学生が取り組んでいることがその背景にあると考え られる.つまり,1 回生の段階では理想論をかなり学ぶの であるが,それ以降は実践が理論どおりになかなか進ま ないことを経験するためと思われる.すなわち,テキス ト(教科書)に書かれたとおりにはいかないということ を肌で実感していることが要因としてあげられよう.そ して,協働的活動が 3 回生で下がっているのも,この実 習によって多くの時間を割かれることとなり,サークルや ボランティア活動に勤しめなくなることがその背景とし て考えられる.また,新企画希望が 3 回生で上がってい ることについては,本調査時点での 3 回生が,新しく専 攻が設置される前の年次であることに理由が求められる と考える.企画と組織の福祉政策,支援と臨床の福祉実 践,国際と教養の福祉文化の各コースに特有な科目,た とえば「生と死の教育」「社会と生活者の問題」「社会福 祉現場論」「福祉設計論」「福祉哲学」等々を学びたくて も学べない,ちょうど課程改革の狭間にある学年である, というわけである.福祉界適性については,福祉に向い ていると考え入学してきた学生たちが,2 回生の現場体 験でリアリティショックを受けながらも 3 回生の長期に わたる実習体験で自信を培うのだが,4 回生の就職活動 期に再び不安を抱いている様子というものがうかがえる. 適性は形成概念であるとは筆者の持論であるが5),その ためには今後の学生への教育をどうするか,果たしてこ のままでよいのか,どうすることが社会の要請に応える 学生を育てることにつながるのか等々,問われている.
Ⅳ 総括と今後の課題
本アンケートは貴重なゼミの時間を割いての実施であ ったため,時間的な制限により,簡便に実施できる形式 をとった.質問内容は厳選されたものであったが,本学 社会福祉学部生の教育に対する受け止め方についての概 略を把握できたといえる. これまでの議論をまとめ合わせようとするならば,と りわけ因子分析によって抽出された 6 つの因子である効 果的授業,主体的態度,指導的役割,協働的活動,新企 画希望,福祉界適性を援用することが適当といえよう. そして,何よりも改めて学部の目標にも立ち帰る必要が ある.その目標とは,人間性,専門性,公共性であった. ここでは仮定の叙述となるが,ここにいう人間性には主 体的態度,福祉界適性が相当するように見える.また, 専門性には効果的授業,指導的役割,あるいは新企画希 望が,公共性には人間性とも重複するが主体的態度,そ して協働的活動が相当するようにも見受けられる. 他方,3 つの目標を色に喩えるなら,人間性は「血や 心の通った」という意味で赤色であり,専門性は「冷静, 客観的かつ科学的な」という意味で青色,そして公共性 は「皆で明るい社会へ」という意味で黄色というように イメージできる.学生はこれら 3 色を使って真っ白なキ ャンバスに素晴らしい色,福祉の心のカラーを作り上げ ていく.これが 4 年間の学士課程教育における社会福祉 学部生の営みであり,事務サイドの後方支援を得つつ, 彼ら学生をできる限り支援していくのが教員の大きな務 め,大切な教育的役割であると考える6). 近年では,中村敏秀が指摘するように,「ユニバーサ ル段階での大学教員は,先駆的研究や自らの研究的関心 を中心とした研究優先であることは許容されていない… 中略…教育優先への転換が求められている」7).この点 について深く立ち入ることは本報告の論旨ではないが, 敢えて私見を申せばその一面に共感しつつも,教育,研 究,社会貢献,管理運営のバランスを保ち,研究成果の 教育への還元を適切に続けていくことが肝要であると考 えている. なお,本報告で記述してきた調査分析結果のエッセン スは,2010 年度の学部オリエンテーション,教育懇談 会での共通認識としても役立てられた.そのことも踏ま え,毎年とまではいかないまでも,今後もアンケートの 実施を継続していくことが望ましいと考えられる8). 謝辞 アンケートの実施回収にあたり,ゼミの担当教員の先生方に ご協力をいただきました.学生からは的確かつ忌憚のない回答 をいただきました.アンケート項目の検討には,学部長はじめ 教務委員の先生方にご助言ご検討をいただきました.そして, データの入力・整理にあたり,教学課のスタッフには多大なご 協力をいただきました.本報告の責はすべて筆者自身にありま すが,皆様のご支援なくしてこの調査報告にスポットが当てら れることはありませんでした.さらには査読をご担当いただい た先生方に的確かつ貴重なご意見を賜りました.この場をお借 りして皆様方に心より御礼申し上げます. 注 1) 関西福祉大学(2010)『学生ハンドブック 2010 年度 社会 福祉学部』関西福祉大学,p.3 の記載を拠り所に端的に示し たものである. 2) 2007 年 12 月から 2008 年 3 月にかけて,学内で配布・郵 送にて回収する方法で,㈱進研アドが 3 回生を対象に調査を 実施している.有効回収数は 175.その当時の結果が大学ホー ムページには公開されている.質問文作成にはここに書かれ ている項目内容を参考にした.「大学生アンケート調査結果 レポート」http://www.kusw.ac.jp/zgk/enquete/index.html, 2010 年 12 月 23 日閲覧. 3) 翌年の前期オリエンテーションにおいて要約版の資料配付 とパワーポイントによる報告を行っている.また,教育懇談 会においても報告を行っている.この資料については,本論 文の巻末に付録として掲載してあるので参照いただきたい. 4) アンケートの回答では,体育(10名),リハビリテーション(4 名),手話(3 名),スペイン語(2 名),以下すべて 1 名であ るが,体育,リハビリテーション(論)や手話への要望は傾 聴に値する. 5) 井村圭壯・谷川和昭編(2007)『社会福祉援助の基本体系』 勁草書房,p.13 6) 濱名 篤によると,日本の大学長の 9 割以上が,大学は教 育に力を入れるべきと考えており,同じく 7 割以上が,学生 の学習の達成度を重視すべきと考えているという.この点は 傾聴に値する.濱名 篤(2009)「学士力を培うための学士課 程教育」『大学評価研究』第 8 号,大学基準協会,p.39 7) 中村敏秀(2008)「大学教育の危機」『田園調布学園大学紀 要』第 3 号,p.116 8) 社団法人日本社会福祉教育学校連盟(以下,学校連盟とい う)における認証評価事業が 2013 年度を目途に実施開始が 予定されている.学校連盟の「連盟認証評価審査基準(案)」 には,「教育の質の向上及び改善に関する基準」の項目があ り,その中で,「①学科の教育の状況及び成果や効果について, 根拠となる資料やデータ等に基づいて,自己点検,評価が組 織的に行われていること.また,教育効果を評価する指標や 基準の開発に取り組んでいること」,「③学科の教育内容及び 成果について,積極的に社会的な評価を得ることに努め,そ の検証を行っていること」等が挙げられており,今回の調査 結果はこれらの点に寄与し得るものと考える. 参考文献 経済産業省(2006)「社会人基礎力に関する研究会―「中間取 りまとめ」―」 中央教育審議会大学分科会(2008)「各専攻分野を通じて培う「学 士力」―学士課程共通の「学習成果」に関する参考指針―0% 20 % 40 % 60 % 80 % 10 0% 1 㧚 ޔ ᧄ ቇ ߩ ᢎ ⢒ ౝ ኈ ߦ ኻ ߒ ߡ ḩ ⿷ ߒ ߡ ࠆ 2 㧚 ታ ␠ ળ ߢ ߽ ᓎ ߦ ┙ ߟ ߣ ᕁ ߃ ࠆ ᬺ ߇ ᄙ 3 㧚 ฦ ⑼ ⋡ ߩ ᬺ ⋡ ⊛ ߇ ␜ ߐ ࠇ ޔ ജ ߩ ߟ ߊ ᗧ ⟵ ߥ ᬺ ߇ ᄙ 4 㧚 ฦ ⑼ ⋡ ߩ ᬺ ౝ ኈ ߇ Ბ 㓏 ⊛ ߦ ㅴ ࠃ ߁ ㈩ ߐ ࠇ ߡ ࠆ 5 㧚 ᢎ ຬ ߪ ࠊ ߆ ࠅ ߿ ߔ ߊ ߥ ࠆ ࠃ ߁ ߥ ᬺ ࠍ Ꮏ ᄦ ߒ ߡ ࠆ 6 㧚 ቇ ↢ ߩ ⋡ ᮡ ߿ ⁁ ࠍ ⠨ ߃ ߚ ጁ ୃ ᜰ ዉ ߇ ల ታ ߒ ߡ ࠆ 7 㧚 ቇ ↢ ห ჻ ߢ ቇ ߮ ߃ ࠆ ᯏ ળ ߿ ࠣ ࡞ ࡊ ߢ ห ߦ ቇ ⠌ ߔ ࠆ ᯏ ળ ߇ ࠆ 8 㧚 ࠢ ࡉ ࠨ ࠢ ࡞ ᵴ േ ߇ ᵴ ⊒ ߢ ࠆ 9 㧚 ࡏ ࡦ ࠹ ࠖ ࠕ ᵴ േ ߇ ᵴ ⊒ ߢ ࠆ 10 㧚 ⿒ Ⓞ Ꮢ ߣ ߘ ߩ ㄝ ၞ ࠍ ⎇ ⓥ ߩ ႐ ߣ ߒ ޔ ၞ ߣ ᵹ ࠍ ߪ ߆ ࠅ ޔ ၞ ߩ ⽸ ₂ ߦ ᓎ ┙ ߟ ᬺ ߇ ࠆ 11 㧚 ࿖ 㓙 ᵹ ߦ 㑐 ߔ ࠆ ࡊ ࡠ ࠣ ࡓ ߇ ࠇ ߫ ෳ ട ߒ ߚ 12 㧚 ቇ ᓟ ᣧ ᤨ ᦼ ߆ ࠄ ㅴ 〝 ߦ 㑐 ߔ ࠆ ࠟ ࠗ ࠳ ࡦ ࠬ ߿ ࠠ ࡖ ࠕ ߦ ߟ ߡ ቇ ߱ ᤨ 㑆 ߇ ࠆ 13 㧚 ⋧ ᚻ ߩ ┙ ႐ ࠍ ዅ ㊀ ߒ ޔ ቴ ⷰ ⊛ ߦ ⠨ ߃ ࠆ ߎ ߣ ߇ ߢ ߈ ࠆ ࠃ ߁ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 14 㧚 ⺕ ߆ ߩ ᜰ ␜ ߇ ߥ ߊ ߡ ߽ ޔ ⥄ ಽ ߢ ್ ᢿ ߒ ߡ ⴕ േ ߢ ߈ ࠆ ࠃ ߁ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 15 㧚 ⇼ ߦ ᕁ ߞ ߚ ߎ ߣ ߪ ޔ ⥄ ಽ ߥ ࠅ ߦ ⺞ ߴ ߡ ޔ ⸃ ߔ ࠆ ࠃ ߁ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 16 㧚 ࠣ ࡞ ࡊ ߩ ਛ ߢ ߩ ⥄ ಽ ߩ ᓎ ഀ ߿ ⽿ છ ࠍ ℂ ⸃ ߒ ߡ ⴕ േ ߢ ߈ ࠆ ࠃ ߁ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 17 㧚 ⥄ ಽ ߢ ߚ ߎ ߣ ߪ ޔ ᦨ ᓟ ߹ ߢ ߿ ࠅ ߈ ࠇ ࠆ ࠃ ߁ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 18 㧚 ⼏ ⺰ ߩ ႐ ߢ ߪ ޔ Ⓧ ᭂ ⊛ ߦ ⥄ ಽ ߩ ᗧ ࠍ ⸒ ߁ ࠃ ߁ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 19 㧚 ᄢ ߩ ᗧ ࠍ ߹ ߣ ߚ ࠅ ޔ ᓎ ഀ ࠍ ߚ ࠅ ߔ ࠆ ߩ ߇ ᓧ ᗧ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 20 㧚 ᣂ ⡞ ߿ ࠾ ࡘ ࠬ ⇟ ⚵ ߦ 㑐 ᔃ ࠍ ߽ ߜ ޔ ⢛ ᥊ ߿ ℂ ↱ ࠍ ⠨ ߃ ޔ ੱ ߣ ᗧ ࠍ ឵ ߔ ࠆ ࠃ ߁ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 21 㧚 ᄬ ᢌ ߒ ߚ ᤨ ߩ ࠬ ࠢ ࠍ ⠨ ߃ ޔ ઍ ᦧ ᩺ ߽ ⠨ ߃ ߡ ߅ ߊ ࠃ ߁ ߦ ߥ ߞ ߡ ࠆ 22 㧚 ␠ ળ ߩ ࡞ ࡞ ߿ ࡑ ࠽ ࠍ ࠆ ᗧ ⼂ ߇ ᒝ ߊ ߥ ߞ ߡ ࠆ 23 㧚 ත ᬺ ᓟ ޔ ߩ ߦ ዞ ߊ ߎ ߣ ࠍ Ꮧ ᦸ ߒ ߡ ࠆ 24 㧚 ߩ ߦ ะ ߡ ࠆ 25 㧚 ᧄ ቇ ߢ 㐿 ⻠ ߒ ߡ ࠆ ⑼ ⋡ એ ᄖ ߦ ޔ ᣂ ߚ ߥ ⑼ ⋡ ߩ 㐿 ⻠ ࠍ Ꮧ ᦸ ߔ ࠆ 26 㧚 ᧄ ቇ ߢ ข ᓧ ߢ ߈ ࠆ ⾗ ᩰ એ ᄖ ߦ ޔ ࠄ ߆ ߩ ⾗ ᩰ ข ᓧ ࠍ Ꮧ ᦸ ߔ ࠆ (7 .2 % ) (1 0. 7% ) (5 .2 % ) (6 .4 % ) (7 .6 % ) (6 .4 % ) (1 2. 7% ) (1 0. 8% ) (1 6. 6% ) (7 .8 % ) (19. 1% ) (8 .8 % ) (17.2% ) (1 2. 1% ) (1 1. 1% ) (1 3. 1% ) (1 7. 5% ) (1 1. 1% ) (6 .5 % ) (8 .6 % ) (8 .4 % ) (2 7. 1% ) (36.0% ) (1 1. 3% ) (8 .3 % ) (1 3. 5% ) (3 4. 4% ) (37. 4% ) (3 4. 9% ) (45. 2% ) (4 4. 1% ) (2 7. 9% ) (4 0. 0% ) (3 2. 2% ) (3 7. 6% ) (3 0. 9% ) (2 5. 2% ) (2 6. 0% ) (4 9. 8% ) (4 8. 2% ) (4 2. 0% ) (47.4% ) (4 6. 5% ) (3 4. 1% ) (2 5. 8% ) (2 9. 3% ) (2 9. 3% ) (4 3. 9% ) (2 3. 9% ) (2 9. 9% ) (6 .5 % ) (8 .9 % ) (3 4. 9% ) (30.9% ) (4 1. 1% ) (3 7. 6% ) (3 7. 6% ) (4 0. 0% ) (2 8. 8% ) (2 9. 3% ) (2 9. 8% ) (3 5. 7% ) (2 9. 5% ) (3 7. 4% ) (2 8. 8% ) (3 2. 5% ) (3 5. 5% ) (32. 2% ) (2 7. 7% ) (3 7. 4% ) (4 3. 6% ) (3 6. 8% ) (4 2. 0% ) (2 4. 0% ) (2 3. 2% ) (4 4. 1% ) (6 1. 8% ) (55.7% ) (1 5. 8% ) (1 6. 9% ) (1 5. 9% ) (8.6% ) (7 .5 % ) (1 7. 8% ) (12.6% ) (1 4. 3% ) (9 .7 % ) (1 9. 6% ) (1 4. 0% ) (2 0. 5% ) (2 .7 % ) (5 .4 % ) (8 .1 % ) (5 .7 % ) (6 .0 % ) (1 2. 7% ) (1 7. 0% ) (1 9. 0% ) (1 6. 2% ) (4 .0 % ) (7 .8 % ) (8 .8 % ) (9 .4 % ) (7 .0 % ) (7 .6 % ) (4 .1 % ) (2 .9 % ) (2 .1 % ) (2 .9 % ) (7 .6 % ) (5 .9 % ) (1 3. 2% ) (6 .0 % ) (5 .9 % ) (1 2. 3% ) (7 .3 % ) (1 .4 % ) (1 .8 % ) (2 .1 % ) (1 .4 % ) (2 .1 % ) (4 .5 % ) (6 .8 % ) (6 .4 % ) (4 .0 % ) (1 .0 % ) (9 .1 % ) (5 .9 % ) (1 1. 6% ) (1 0. 5% ) (0 .2 % ) (0 .0 % ) (0 .0 % ) (0 .2 % ) (0 .3 % ) (0 .3 % ) (0 .0 % ) (0 .2 % ) (0 .3 % ) (0 .2 % ) (0 .0 % ) (0 .0 % ) (0 .0 % ) (0 .0 % ) (1 .1 % ) (0 .2 % ) (0 .2 % ) (0 .2 % ) (0 .2 % ) (0 .0 % ) (0 .0 % ) (0 .0 % ) (0 .0 % ) (0 .0 % ) (2 .4 % ) (4 .3 % ) 㑐 ᄢ ቇ ␠ ળ ቇ ㇱ ߦ ߅ ߌ ࠆ ቇ ჻ ⺖ ⒟ ᢎ ⢒ ߩ ࠅ ᣇ ⺞ ᩏ ߩ ⚿ ᨐ ႎ ๔ ̆ ޟ ␠ ળ ቇ ㇱ ߦ ߅ ߌ ࠆ ᢎ ⢒ ߦ 㑐 ߔ ࠆ ࠕ ࡦ ࠤ ࠻ ޠ 20 09 ᐕ 11 ታ ᣉ ޔ ࿁ ╵ ⠪ 62 8 ฬ ߆ ࠄ ̆ 㓸 ⸘ ಽ ᨆ 䋺⼱ Ꮉ ᤘ 䋨ᧄ ቇ ␠ ળ ቇ ㇱ ಎ ᢎ ߪ ߤ ߜ ࠄ ߆ ߣ ߃ ߫ ߪ ߤ ߜ ࠄ ߣ ߽ ߃ ߥ ߤ ߜ ࠄ ߆ ߣ ߃ ߫ ߃ ߃ ή ࿁ ╵ 付録 2010年度前期オリエンテーション/2010年度教育懇談会の配付資料
参 考 2010 年 4 月 1 日 作 成 回 転 後 の 因 子 パ タ ー ン 行 列 .7 6 5 .1 1 5 . 06 2 .0 9 5 -.0 0 6 . 03 2 .7 4 3 .0 3 2 . 08 7 .1 6 9 -.0 5 3 . 11 4 .7 2 4 .0 9 8 . 07 1 .0 7 0 -.0 1 6 . 08 6 .5 8 2 .2 3 1 -.0 2 5 .1 5 1 -.0 0 9 -.0 1 2 .5 5 7 .0 1 0 . 08 6 .2 2 5 -.1 2 3 . 13 7 .5 2 6 .2 3 2 . 02 9 .0 9 7 .0 3 7 . 01 5 .3 4 9 .1 7 1 . 08 9 .1 1 8 .0 9 0 . 08 5 .1 9 8 .7 3 8 . 09 0 .1 2 8 .0 0 7 . 13 5 .0 9 2 .7 0 0 . 23 8 .0 9 0 -.0 4 5 . 07 8 .1 7 7 .6 2 5 . 24 1 -.0 0 9 .0 7 9 . 09 2 .0 7 9 .5 9 2 . 37 8 .1 5 9 .0 2 4 . 09 9 .1 8 3 .5 6 0 . 03 9 .0 4 6 .0 1 5 . 08 4 .1 1 2 .5 5 0 . 28 0 .1 4 2 .0 2 9 . 15 9 .0 9 9 .3 5 1 . 31 6 .0 2 2 .1 0 3 -.0 0 1 .0 5 5 .2 5 4 . 81 5 .0 6 0 .0 1 8 . 07 0 .0 2 9 .3 3 8 . 69 9 .0 9 1 .1 0 2 . 07 1 .2 1 6 .2 7 9 . 45 6 .0 6 2 .1 1 9 . 01 8 .2 0 6 .0 8 7 . 05 0 .7 2 3 .0 6 2 . 06 9 .1 7 6 .0 6 2 . 00 9 .6 3 8 -.0 8 9 . 11 6 .3 8 2 .1 6 6 . 15 3 .5 1 7 .0 8 6 -.0 3 9 .3 5 1 .1 2 0 . 09 6 .3 8 8 -.0 3 6 . 02 2 -.0 7 7 -.0 3 9 . 05 2 .0 0 0 .7 9 3 -.0 0 2 -.0 5 4 -.0 0 2 . 03 2 .0 2 2 .6 6 6 . 13 6 .0 7 3 .1 8 0 . 12 8 -.0 4 2 .2 8 3 . 08 0 .1 6 6 .1 8 2 -.0 2 2 .1 3 6 .1 2 9 . 74 7 .1 2 1 .2 5 0 . 18 2 .0 4 7 .1 3 4 . 63 0 3 . 各 科 目 の 授 業 目 的 が 明 示 さ れ 、 力 の つ く 有 意 義 な 授 業 が 多 い 1 . 現 在 、 本 学 の 教 育 内 容 に 対 し て 満 足 し て い る 2 . 実 社 会 で も 役 に 立 つ と 思 え る 授 業 が 多 い 4 . 各 科 目 の 授 業 内 容 が 段 階 的 に 進 む よ う配 列 さ れ て い る 6 . 学 生 の 目 標 や 現 状 を 考 え た 履 修 指 導 が 充 実 し て い る 5 . 教 員 は わ か り や す く な る よ う な 授 業 を 工 夫 し て い る 1 2. 入 学 後 早 い 時 期 か ら 進 路 に 関 す る ガ イ ダ ンス や キ ャ リ アに つ い て 学 ぶ 時 間 が あ る 1 3. 相 手 の 立 場 を 尊 重 し 、 客 観 的 に 考 え る こ と が で き る よ う に な っ て い る 1 4. 誰 か の 指 示 が な く て も、 自 分 で 判 断 し て 行 動 で き る よ う に な っ て い る 1 5. 疑 問 に 思 っ た こ と は、 自 分 な り に調 べ て 、 解 決 す る よ う に な っ て い る 1 6. グ ル ー プ の 中 で の 自 分 の 役 割 や 責 任 を 理 解 し て 行 動 で き る よ う に な っ て い る 2 2. 社 会 の ル ー ル や マ ナ ー を 守 る 意 識 が 強 く な っ て い る 1 7. 自 分 で 決 め た こ と は、 最 後 ま で や り き れ る よ う に な っ て い る 2 1. 失 敗 し た 時 の リ ス クを 考 え 、 代 替 案 も 考 え て お く よ う に な っ て い る 1 9. 大 勢 の 意 見 を ま と め た り、 役 割 を 決 め た り す る の が 得 意 に な っ て い る 1 8. 議 論 の 場 で は 、 積 極 的 に 自 分 の 意 見 を 言 う よ う に な っ て い る 2 0. 新 聞 や ニ ュ ー ス 番 組 に 関 心 を も ち 、 背 景 や 理 由 を 考 え 、 友 人 と 意 見 を 交 換 す る よ う に な っ て い る 9 . ボ ラ ン テ ィ ア活 動 が 活 発 で あ る 8 . ク ラ ブ・ サ ー ク ル 活 動 が 活 発 で あ る 1 0. 赤 穂 市 と そ の 周 辺 地 域 を 研 究 の 場 と し、 地 域 と 交 流 を は か り、 地 域 の 貢 献 に 役 立 つ 授 業 が あ る 7 . 学 生 同 士 で 学 び あ え る 機 会 や グ ル ー プ で 共 同 に 学 習 す る 機 会 が あ る 2 5. 本 学 で 開 講 し て い る科 目 以 外 に 、 新 た な 科 目 の 開 講 を 希 望 す る 2 6. 本 学 で 取 得 で き る 資 格 以 外 に 、 何 ら か の 資 格 取 得 を 希 望 す る 1 1. 国 際 交 流 に 関 す る プ ロ グ ラ ムが あ れ ば 参 加 し た い 2 3. 卒 業 後 、 福 祉 の 仕 事 に 就 く こ と を希 望 し て い る 2 4. 福 祉 の 仕 事 に 向 い て い る 1 . 効 果 的 授 業 2 . 主 体 的 態 度 3 . 指 導 的 役 割 4 . 協 働 的 活 動 5 . 新 企 画 希 望 6 . 福 祉 界 適 性 因 子 因 子 抽 出 法 : 主 因 子 法 回 転 法 : K a is er の 正 規 化 を 伴 う ハ ゙リ マ ッ クス 法 学年 4 回 生 3 回 生 2 回 生 1 回 生 . 3 .2 .1 0 . 0 -. 1 -. 2 学年 4 回 生 3 回 生 2 回 生 1 回 生 . 3 .2 .1 -. 0 -. 1 -. 2 -. 3 学 年 4 回 生 3 回生 2 回生 1 回生 . 2 .1 0 . 0 -. 1 学 年 4 回 生 3 回 生 2 回 生 1 回 生 . 1 0 . 0 -. 1 -. 2 学 年 4 回 生 3 回 生 2 回 生 1 回 生 . 2 .1 0 . 0 -. 1 学 年 4 回 生 3 回 生 2 回 生 1 回 生 . 2 .1 0 . 0 -. 1