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【10】「AMAUTA」の子どもたちから学んだこと

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Academic year: 2021

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(1)ア. マ. ウ. タ. 「AMAUTA」 の子どもたちから学んだこと 宇都宮大学国際学部 4 年. 斎 藤 柊 奈. 外国人児童生徒を支援する HANDS の活動に. 学習支援ではありましたが、毎回楽しく活動す. 興味を持った私は、大学 1 年のときから真岡市. ることができたと思います。一方で、教えるこ. の ス ペ イ ン 語 母 語 保 持 教 室「AMAUTA」 で、. と、人に何かを伝えることの難しさも改めて学. 子どもたちの学習支援に参加してきました。通. びました。子どもたちの中には、日常会話とし. 常、この教室では子どもたちの母語であるスペ. ての日本語に不自由がなくても、学習のための. イン語を忘れさせないための活動が、子どもた. 日本語になると理解に苦しむ様子が見受けられ. ちのご両親を中心として行われています。私た. ました。そのような子に対して、どのように教. ち学生ボランティアは、子どもたちの夏休みの. えたらよいのか、どうすれば分かりやすくなる. 宿題を手助けするために毎年、夏に訪問するこ. か、とても悩みました。. とになっています。. そうして試行錯誤しながら学習支援をしてい. 初めてこの活動に参加したときのことは、今. るうちに、私は AMAUTA の子どもたちから学. でも鮮明に覚えています。私自身とても緊張し. んだことがあります。それは、人と接するとき. ていて、子どもたちとうまく会話できるかどう. には 1 つの考え方にとらわれてはいけないとい. か不安でした。あいさつ程度のスペイン語では. うことです。日本語がわからないから学習に支. ありましたが、子どもたちとの距離を少しでも. 障をきたしている、外国人児童生徒であるから. なくしたいという思いから学習支援を行う前日. できない、このような理由だけで彼・彼女らと. はスペイン語の練習をしました。しかし、実際. 接することはあまりにも理解に乏しいと思いま. に子どもたちに会ってみると、かれらは日本語. す。子どもたちの背景には何があるのか、今ど. でのコミュニケーションに支障をきたすことは. のようなことに興味を持っていて、何に対して. ありませんでした。私たちを笑顔で迎え入れて. 悩んでいるのか。そこまで考えることで、子ど. くれる子どもたちのおかげで、緊張や不安は、. もたちとの繋がりを深いものにできると活動を. いつのまにか消えていったことを覚えています。. 通して感じました。毎年この学習支援に参加し. 私は、小学校 4 ~ 6 年生に学習支援を行って. ていると、次の年に必ず私の顔を覚えてくれて. いました。担当した子どもたちは明るく元気で、. いる子どもたちがいるということが一番の喜び です。表面上だけのかかわりではなく、子ども たちと温かな繋がりを築けていたのではないか と思っています。このように、AMAUTA の子 どもたち自身は自分の将来について考え、また 学生自身も子どもたちとの交流を通して何かを 学ぶ、そんなお互いに刺激しあえる関係性を築 く場として、今後もこの活動が続いていってほ しいと思います。. HANDS next 13.

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