銀聯カード使用による
日本円 ⇒ 中国元
での海外送金サービス
1 / 19
注目の海外送金メソッド
三山です。 本レポートでは 「SBIレミット」 https://www.remit.co.jp/MainVisitorsHome.jsf を活用した最新の中国送金メソッドについてシェアしていきたいと思います。 2014年11月現在、SBIレミットより公開された銀聯(ぎんれん)カード
を利用した海外早期について検証しましたので、 ぜひ参考にして頂ければと思います。難しい事は全く何もありませんので
、サクッと読み進めて 実践して頂ければと思います。2 / 19
今までの中国送金は・・・
SBIレミットでの従来の中国送金はドル建によるもの主流で、 中国人パートナーへ送金する時は日本円 ⇒ アメリカドル ⇒ 中国人民元
という二重為替を挟んでの送金でした。 ですので為替手数料も2回挟むことになりますし、 パートナーからもらった見積書通りの金額が届かないということは 当たり前でしたしね。 また、SBIレミットによる送金では(ウエスタンユニオンなどもそうですが) 発行されたRN番号(リファレンスナンバー)をもとの直接銀行へ足を運び、 窓口でお金を受け取るという相手側にとっては若干手間のかかる送金方法 でした。 これらの問題を一括で解決したのが、SBIレミットの新サービス Account Deposit:『MOST BANKS』
になります。3 / 19
MOST BANKSとは?
このSBIレミットの新サービス『MOST BANKS』の特徴は 主に以下の3つになります。① ご指定の銀聯カード口座に速やかに送金可能
② 確定レートでの人民元着金
③ 受取時の追加費用が一切なし
です。 これにより、 ・二重為替レート ・パートナーが銀行に足を運ぶ という問題を解決し、従来のスピーディーな送金と格安手数料を維持したまま 円滑な取引を実現することになります。 それでは各項目について簡単に説明していきますね!4 / 19
① ご指定の銀聯カード口座に
速やかに送金可能
銀聯(ぎんれん)カードという言葉を聞いた事はありますでしょうか? 恐らくほとんどの方が聞きなれない言葉だと思いますが、 何にも難しい事はありません。 銀聯カードとは中国のキャッシュカード
の事です。 以下の画像のようなものですね。5 / 19
中国のATMで普通に使用出来るカードで、 日本と同じようにインターネットバンキング(残高照会など)で取引を 確認する事が出来ます。 カードの右下にある識別マークが「銀聯マーク」と呼ばれており、 各銀行で共通に使用出来る事を表しています。 一応の確認は必要にはなりますが、この銀聯カードはほとんどの中国人パートナーの方は保有していると思います。
まぁ、キャッシュカードですし、 我々日本人でも成人で持っていない人は少ないと思いますので。 SBIレミットの新サービス『MOST BANKS』は、 パートナーの銀聯カードに直接お金を送金するサービスになります。 ですので、パートナーは銀行に直接足を運ぶ必要が無くなるんですね! 決して我々がわざわざ中国に行って作らないといけないカードという訳では ありませんので、その点はご安心してくださいね!6 / 19
② 確定レートでの人民元着金
先述しました通り、従来の日本から中国への送金というのは日本円 ⇒ アメリカドル ⇒ 中国人民元
というルートで二重為替が発生しており、これはSBIレミットに限らず 多くの海外送金サービスがこのスキームで成り立っておりました。 これが日本で初の(SBIレミット関係者曰く(笑))日本円 ⇒ 中国人民元
での送金が可能になります。 これにより、仕入や報酬で確定した金額が仮に5,000元だった場合、5,000元を指定して送金する事が出来る
ため 見積金額に対して誤差が発生する事が無くなります。ドルに対する為替を意識する必要がなくなるので
、 これは大きなメリットの1つと言えるでしょう。7 / 19
③ 受取時の追加費用が一切なし
『MOST BANKS』でパートナーに送金する際の手数料は以下となります。 銀聯カード口座送金の場合 送金額 手数料 1 円 - 200,000 円 1,500 円 200,001 円 - 送金上限額※ 2,000 円 ちなみに従来の送金方法『10 Minute Service』での送金手数料は以下。 送金額 手数料 1 円 - 30,000 円 880 円 30,001 円 - 250,000 円 1,480 円 250,001 円 - 送金上限額※ 1,980 円8 / 19
これを比べてみると、 日本円で¥30,001以上の送金に対しては手数料の差はほぼありません。 しかし思い出してみてください。 『MOST BANKS』は外国為替が日本円 ⇒ 中国人民元
の1度しか動かないため、従来の送金メソッドよりも為替手数料が1回分抑えられます!
この妥当性については私自身が検証した事と、 SBIレミットカスタマーセンターにヒアリングしたことで確証されています。 以上のように手数料においてもメリットが十分にあると言えるでしょう。9 / 19
『MOST BANKS』使用手順
初期作業と送金作業に分かれます。 ですが、冒頭でもお伝えした通り、全く面倒な事はありません!10分も掛からない
ので、ぜひ進めてみてくださいね! まず、『MOST BANKS』を進める上での手順として ① 初期作業 ⇒ マネーグラム社へ送金元・送金先情報を登録し、RNN番号 (RN(リファレンスナンバー)とは違います!)を 取得する。 ② 送金作業 ⇒ いつもの送金手順にて、『MOST BANKS』を選択する の2つになります。 すごく簡単ですので、次ページより手順を詳しく説明していきますね。10 / 19
初期作業の手順
初期作業ではマネーグラム社にて『MOST BANKS』で使用する 送金元・送金先情報を登録します。 マネーグラム社は海外送金する上での管理局のようなもので、 特に深く気にする必要はありません。 それでは以下に手順を示しますね。11 / 19
【手順1】以下のURLにアクセスする https://www.moneygram.com/RegisterReceiverNumber/partner/select?Countr y=CHN&Service=66618944&locale=en_us 【手順2】 <RECEIVE COUNTRY>に「CHINA」を選択<RECEIVE OPTION>に「Account Deposit –MOST BANKS」を選択 「REGISTER NOW」をクリックする
12 / 19
【手順3】 Requestor Information ⇒ 送金先情報(あなた)を入力する ここでは氏名と電話番号だけ。 Receiver Information ⇒ 受取人情報(パートナー)を入力する ここでは氏名と銀聯カード番号だけ。UnionPay Card Number が銀聯カード番号(15~19桁)
13 / 19
【手順4】 確認画面にて、画像認証を入力し「SUBMIT REGISTRATION」をクリックする 【手順5】 登録完了!RNN番号を控える。
初期作業は以上です。10分も掛かりませんでしたね!14 / 19
送金作業の手順
上記の初期作業でRNN番号を取得したら、次は実際にパートナーへ送金する フェーズになります。 ただ、ここでの『MOST BANKS』による送金手順は従来の送金方法に ちょっとした手順の違いがあるだけで、基本は一緒です。 本レポートではその相違点のみをシェアしていきたいと思います。15 / 19
【SBIレミット】
https://www.remit.co.jp/MainVisitorsHome.jsf
<相違点①>
・受取通貨に「CNY」を選択する
・送金方法に「Account Deposit MOST BANKS」を選択する