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権利関係

1.契約自由の原則

契約締結の自由 法令に特別の定めがある場合を除き、契約をするか自由に決定することができる 契約内容の自由 法令の制限内において、契約当事者は契約内容を自由に決定することができる 契約相手方の自由 法令に特別の定めがある場合を除き、誰と契約するか自由に選択することができる 契約方法の自由 法令に特別の定めがある場合を除き、書面作成その他の方式を具備することを要しない

2.契約の種類

①売買 売主が財産権を移転することを約し、買主が代金を支払うことを約する契約

②贈与 贈与者が受贈者に無償で財産を与える契約

③交換 2者が互いに金銭所有権以外の財産権を移転する契約

④消費貸借 金銭その他の代替物を借り、後に同種・同等・同量の物を返還する契約

⑤使用貸借 貸主がある物を無償で貸して、借主が使用収益後に返還する契約

⑥賃貸借 賃貸人がある物を使用収益させて、賃借人がそれに対して対価を支払う契約

⑦雇用 一方が働くことを約し、一方がこれに報酬を与えることを約する契約

⑧請負 請負人が仕事の完成を約し、注文者が仕事の結果に対して報酬を与える契約

⑨委任 他者に法律行為を委託する契約

⑩寄託 他者に頼まれて物を保管する契約

⑪組合 数人が出資して共同事業を営むことを約する契約

⑫終身定期金 ある者が亡くなるまで定期的に金銭その他の代替物を与える契約

⑬和解 両者が譲り合い、争いごとを止めることを約する契約

3.制限行為能力者

(3)

未成年者 満 18 歳未満の者(婚姻による成年擬制がなくなった点に注意)

成年被後見人 精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く状況にあると審判を受けた者 被保佐人 精神上の障害により事理を弁識する能力が著しく不十分と審判を受けた者 被補助人 精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分と審判を受けた者

4.制限行為能力者の保護者

保護する者 同意権 代理権 取消権 追認権

法定代理人 未成年者 ○ ○ ○ ○

成年後見人 成年被後見人 × ○ ○ ○

保佐人 被保佐人 ○ 家裁の審判 ○ ○

補助人 補補助人 家裁の審判 家裁の審判 家裁の審判 家裁の審判

5.制限行為能力者の相手方の催告権

誰に催告するか? 確答がない場合

未成年者 法定代理人 追認とみなされる

成年被後見人 法定代理人 追認とみなされる

被保佐人 保佐人(※) 追認とみなされる

被補助人 補助人(※) 追認とみなされる

行為能力者となった後 本人 追認とみなされる

※被保佐人または被補助人に催告し確答がなかった場合は取消しとみなされる

6.錯誤(★)

改正前の錯誤 改正後の錯誤

錯誤の効果=無効 錯誤の効果=「取消し」

要素の錯誤 「重要な錯誤」に名称変更

表意者に重過失があれば無効の主張不可 表意者に重過失があっても取り消せる場合がある

第三者保護規定なし 第三者保護規定が新設

(4)

7.詐欺と強迫

定義 効果 第三者

詐欺 他人を錯誤に陥らせる欺罔行為 取消可能 悪意 or 有過失なら取消を主張可能 強迫 他人を畏怖させる害悪行為 取消可能 取消を主張可能

8.意思の不存在まとめ(★)

当事者間の効力 第三者

心裡留保 原則有効だが、相手方が悪意または有過 失のときは無効

有効時は対抗問題とならず、無効のときは第三者が善意なら 過失の有無を問わず対抗不可

虚偽表示 無効 第三者が善意なら過失の有無を問わず対抗不可

錯誤 重要な錯誤で表意者に重過失がなければ 取消可能(例外あり)

取消し前の第三者には対抗不可

取消しは善意無過失の第三者に対抗不可

詐欺 有効だが取り消すことができる 取消し前の第三者には対抗不可

取消しは善意無過失の第三者に対抗不可

強迫 有効だが取り消すことができる 取消し前の第三者にも対抗できる

取消しは善意無過失の第三者にも対抗できる

9.法定追認事由

全部または一部の履行 取消権者が債務者として履行、または債権者として受領 履行の請求 取消権者がした場合に限る(例:相殺の意思表示)

担保の供与 取消権者が債務者として担保供与、または債権者として担保授受 取得した権利の全部または一部の譲渡 取消権者がした場合に限る

強制執行 取消権者が債権者として執行した場合に限る

(5)

更改 契約の一種。宅建試験での出題可能性は低いので頭の片隅に

10.代理

改正前の代理 改正後の代理

代理人が「本人の指図に従って」特定の法律行為をした場 合、代理人が知らなかった事情について本人が悪意または 過失により知らなかったとき、本人は代理人が知らなかっ たことを主張できない

特定の委託行為があれば足り、本人の指図があったことを 要件としない(左記の「 」部分を削除)

制限行為能力者も代理人となることができ、制限行為能力 者であることを理由に取消し不可

左記+制限行為能力者が制限行為能力者の法定代理人とな る場合は取消し可能という規定が新設

任意代理人は、復代理人の選任・監督についてのみ責任を 負う

選任・監督をしていただけでは責任を免れず、債務の本旨 に従っているかどうかを基準とする(=債務不履行の一般 原則に従う)

11.代理権の消滅事由(★)

死亡 破産 後見開始

本人 代理権消滅 任意代理:消滅

法定代理:継続 継続

代理人 代理権消滅 代理権消滅 代理権消滅

12.無権代理の相手方

催告権 取消権 責任追及

善意無過失の相手方 ○ ○ ○

善意有過失の相手方 ○ ○ ×

悪意の相手方 ○ × ×

13.弁済時期(★)

(6)

確定期限あるとき 債務者は、その期限到来時から遅滞責任を負う 不確定期限あるとき 債務者は、期限到来を知ったときから遅滞責任を負う 期限を定めなかったとき 債務者は、履行請求を受けたときから遅滞責任を負う

14.第三者弁済

原則 第三者弁済は有効

例外1 債務の性質が許さないとき

例外2 当事者が第三者弁済を禁止し、または制限する旨の意思表示をしたとき

例外3

債務者の意思に反するとき

ただし!例外の例外で次の場合は有効

・第三者が弁済について正当利益を有するとき

・正当利益がなくても、債権者が債務者の意思に反することを知らなかったとき

例外4

債権者の意思に反するとき

ただし!例外の例外で次の場合は有効

・第三者が弁済について正当利益を有するとき

・正当利益がなくても、第三者が債務者の委託を受けて弁済することを債権者が知っていたとき

15.受領権者としての外観を有する者(★)

改正前 改正後

受領権限のない債権の準占有者への弁済は、債 務者が善意無過失であれば有効

左記の規定は変わらず、「準占有者」が「取引上の社会通念に照ら して受領権者としての外観を有する者」に変更

受取証書の持参人は、弁済の受領権限があるも のとみなす

左記の規定を削除(単に受取証書の持参人というだけでは受領権者 としての外観を有する者に該当しない)

16.弁済の時間

改正前 改正後

(7)

規定なし 法令・慣習により取引時間の定めがある場合、その取引時間内に限り弁済または弁済の請求ができる 規定なし 預金・貯金口座への払込みによる弁済の効力は、債権者が払い戻せるときに発生する

17.弁済による代位

改正前 改正後

債務者のために弁済をした者は、弁済と同時に債権者の同意 を得て債権者に代位できる

任意代位とされていたものも債権者の承諾が不要と なった(=弁済をすれば代位可能)

規定なし 保証人の1人が他の保証人に対して債権者に代位す

る場合、自らの求償権の範囲内で権利を行使できる

保証人は、あらかじめ抵当権等の登記に代位を付記しなけれ

ば、担保権の目的不動産の第三取得者に対して代位できない 左記の規定を削除(頭の片隅に)

18.不法行為によって生じた債権の相殺(★)

改正前 改正後

相殺は当事者が反対の意思表示をすれば制限できる が、善意の第三者に対抗することはできない

相殺を制限する意思表示は、それを第三者が知り、または重過 失で知らなかったときに限り、その第三者に対抗できる

不法行為によって生じた債権を受働債権とする相殺 は禁止

・悪意の不法行為に基づく損害賠償請求権を受働債権とする相 殺は禁止

・人の生命または身体の侵害による損害賠償請求権を受働債権 とする相殺は禁止

19.時効の改正

改正前の時効 改正後の時効

時効の中断 時効の更新

時効の停止 時効の完成猶予

協議を行う旨の合意による時効の完成猶予が新設 天災等による時効の停止期間は障害消滅から2週間 天災等による時効の完成猶予期間は障害消滅から3ヶ月

(8)

時効の完成猶予 1.裁判上の請求・支払督促・訴訟上の和解・調停・倒産手続への参加

→ 事由の終了時(確定判決等により権利が確定することなく終了した場合は終了後 6 ヶ月が経過したとき)まで完成 が猶予される

2.強制執行・担保権の実行・担保権の実行としての競売・財産開示手続

→ 事由の終了時(申立ての取下げ・取消しの場合は、そのときから 6 ヶ月が経過したとき)まで完成が猶予される 3.仮差押え・仮処分

→ 事由が終了した時から 6 ヶ月を経過したときまで完成が猶予される 4.催告

→ 催告の時から 6 ヶ月を経過したときまで完成が猶予される 5.権利についての協議を行う旨の書面による合意

→ 合意があった時から 1 年を経過したとき(通算で最⾧ 5 年まで延⾧可)or

合意において当事者が協議を行う期間(1 年未満)を定めたときはその期間を経過したとき or

当事者の一方が相手方に対して協議続行を拒絶する旨の通知が書面でされたときは通知から 6 ヶ月を経過したとき のいずれか早いときまで完成が猶予される

6.天災その他避けることのできない事変

→ 障害が消滅した時から 3 ヶ月を経過したときまで完成が猶予される 時効の更新 1.確定判決・確定判決と同一の効力を有するものによる権利の確定

→ 同事由が終了したときから新たに進行が始まる

2.強制執行・担保権の実行・担保権の実行としての競売・財産開示手続

→ 同事由が終了したときから新たに進行が始まる 3.権利の承認

→ そのときから新たに進行が始まる

20.取得時効

売主が善意無過失で買主も善意無過失 買主は通算 10 年で取得可能 売主が善意無過失で買主が悪意または有過失 同上

売主が悪意または有過失で買主が善意無過失 買主の 10 年または通算 20 年で取得可能

売主が悪意または有過失で買主も悪意または有過失 買主は通算 20 年で取得可能

(売主=前占有者、買主=後占有者)

21.消滅時効の改正(★)

(9)

改正前 改正後

債権=10 年間行使しないと消滅時効が完成する 左記+債権者が債権を行使できることを知ったときから5 年間行使しない場合も消滅時効が完成する

人の生命・身体の侵害による損害賠償請求権は、以下の 期間を経過することで時効消滅する

・債務不履行に基づくもの=権利を行使することができ るときから 10 年

・不法行為に基づくもの=被害者またはその法定代理人 が損害及び加害者を知ったときから3年

人の生命・身体の侵害による損害賠償請求権は、以下の期 間を経過することで時効消滅する

・債務不履行に基づくもの=権利を行使することができる ときから 20 年

・不法行為に基づくもの=被害者またはその法定代理人が 損害及び加害者を知ったときから5年

22.取得時効と消滅時効まとめ(★)

いつ 期間

取得時効 占有開始時に

善意無過失 =10 年 悪意または有過失=20 年 で取得

消滅時効

確定期限 =期限到来時から 不確定期限 =期限到来時から 期限の定めなし=権利発生時から

1.権利行使可能を知ったときから5年 2.権利行使可能時から 10 年(※)

のいずれか早い方で消滅

(※)人の生命または身体の侵害による損害賠償請求権は 20 年

23.請負の改正(★)

改正前 改正後

請負契約の目的物に瑕疵がある場合、注文者は、瑕疵 修補請求や損害賠償請求ができる

請負契約の目的物が契約内容に適合しない場合、債務不履 行に基づき、追完請求、代金減額請求、損害賠償請求、解 除ができる

請負契約の目的物に瑕疵がある場合でも、建物その他

の土地工作物については解除ができない 左記の規定を削除(土地工作物でも解除可能)

(10)

請負人の担保責任は、目的物の引渡しから1年以内に 行う(土地工作物は5年、コンクリート造等の工作物 は 10 年)

請負人への責任追及は、原則として不適合を知ったときか ら1年以内に通知をして行う

24.委任の終了

死亡 破産 後見開始

委任者 委任契約終了 委任契約終了 終了しない

受任者 委任契約終了 委任契約終了 委任契約終了

25.寄託

書面によらない無償寄託 受寄者は、寄託物を受け取るまで自由に解除できる 書面による無償寄託

有償寄託

受寄者は、寄託物を受け取るべき時期を過ぎても寄託者が寄託物を引き渡さない場 合、相当期間を定めて催告し、その期間内に引渡しがなければ解除できる

求償権

寄託物の損傷等による損害賠償や受寄者が支出した費用の償還は、寄託者が返還を受 けたときから1年以内に請求しなければならない(損害賠償請求権は、この1年が経 過するまで時効が完成しない)

管理 無償寄託=自己の財産と同一の注意義務 有償寄託=善管注意義務

26.履行遅滞

改正前 改正後

不確定期限が付いている債務=債務者が期限の到来を 知ったときから履行遅滞の責任を負う

不確定期限が付いている債務=期限到来後に「履行の請求を 受けたとき」または「債務者が期限の到来を知ったとき」の いずれか早いときから履行遅滞の責任を負う

27.債務不履行による解除(★)

改正前の債務不履行による解除 改正後の債務不履行による解除 解除には債務者の帰責事由が必要 解除を行うのに債務者の帰責事由は不要 解除権者が故意または過失によって目的物を著しく破損

した場合などは解除不可

左記+債務不履行が軽微な場合や債権者の責めに帰す場合 は解除不可

(11)

28.損害賠償額の予定(★)

改正前 改正後

特別損害は、契約当事者が予見した、または予見できた ときに請求できる

特別損害は、契約当事者が予見すべきであったときに請 求できる

損害賠償額の予定について、裁判所はその額を増減する ことはできない

損害賠償額の予定について、裁判所はその額を増減する ことができる

29.債権者代位権

改正前 改正後

代位する債権の履行期前に裁判上の代位が可能 裁判上の代位制度は廃止

債権者が代位行使に着手後、債務者はその債権につ いて権利行使できない

債権者が代位行使に着手後でも、債務者はその債権について 権利行使できる

規定なし 債権者は、被代位権利の行使にかかる訴えを提起した場合、

遅滞なく債務者に訴訟告知をしなければならない

規定なし 登記と登記請求権の保全を目的とする債権者代位規定が新設

された

30.詐害行為取消権

改正前 改正後

債権者は、債務者が債権者を害することを知ってし た法律行為の取消しを裁判所に請求できる

左記の「法律行為」が「行為」に変更(詐害行為取消が可能 となる下記の特則も新設)

・相当の対価を得てした財産処分

・通謀による担保供与

・転得者に対する詐害行為取消請求

転得時に転得者が詐害行為の事実を知らなかった場 合、転得者に対して詐害行為取消はできない

債権者が受益者に対して詐害行為取消ができる場合、規定さ れた区分に基づいて転得者にも詐害行為取消ができる

(12)

規定なし 詐害行為取消権にかかる認容判決の効力は、債務者および全 ての債権者に対しても効力を有する

規定なし 債務者の詐害行為が取り消された場合、債務者に対して受益

者が反対給付返還請求や価額の償還請求をできる旨が新設

規定なし 詐害行為の取消しにより受益者が受益物を返還した場合、債

務者に対して有していた受益者の債権が回復する旨が新設

詐害行為取消権は、債権者が取消原因を知ったとき から2年間行使しないとき、または行為時から 20 年 の経過で時効消滅する

詐害行為取消請求にかかる訴えは、債務者が債権者を害する ことを知って行為をしたことを債権者が知ったときから2 年、または行為時から 10 年の経過で提起できなくなる

31.買戻しと再売買の予約の比較

買戻し 再売買の予約

目的物 不動産 制限なし

特約 売買契約と同時 制限なし

対抗要件 登記 仮登記

権利行使期間 定めないとき5年 定めないとき 10 年

32.催告不要で直ちに契約解除ができるケース

① 債務の全部または一部の履行が不能であるとき

② 債権者が債務の全部または一部の履行を拒絶する意思を明確に表示したとき

③ 一部の履行不能もしくは一部の履行拒絶により、残存部分では契約の目的を達することができないとき

④ 契約の性質または当事者の意思表示により特定日時または期間内に履行することを決めた(定期行為)が、債 務者が履行せずその時期を経過して、契約の目的を達することができないとき

⑤ 債務者が履行をせず、債権者が催告をしても履行される見込みがないことが明らかであるとき 従来から存在した無催告解除の規定は④定期行為のみ

①③も判例等で認められていましたが、改正前は債務者の帰責事由が必要とされていた点に注意(今は不要)

33.契約の解除まとめ(★)

改正前 改正後

債務不履行に基づく解除には、債務者の帰責事

由(故意や過失)が必要 債務不履行に基づく解除に、債務者の帰責事由は不要

(13)

無催告解除の規定は定期行為のみ(+履行不能 の規定)

無催告解除の規定が追加された

・債務の全部の履行が不能

・債務者が債務の全部の履行を拒絶する意思を明確に表示

・債務の一部履行不能または一部履行拒絶により残存部分では目 的達成できない

・債権者が催告をしても履行される見込みがないことが明らか

規定なし 債務不履行が軽微な場合は解除ができない

規定なし 債務不履行が債権者の帰責事由に基づく場合は解除ができない

解除権者が故意または過失により契約目的物を

・著しく損傷した場合

・返還できなくなった場合

・加工や改造により他の種類の物に変えた場合 は解除ができない

左記はそのまま。ただし、解除権者が解除権を有することを知ら なかったとき解除権は消滅しない

34.対抗要件

登記をしないと物権変動を対抗できない者 登記をしなくても物権変動を対抗できる者

二重譲渡の譲受人(善意悪意を問わない)

時効完成後の第三者 取消後・解除後の第三者 賃借人

無権利者・背信的悪意者 不法占拠者

詐欺・強迫により登記を妨げた者 相続人

35.保証と連帯保証の比較

主従の関係 主債務者に 対する付従性

主債務者に 対する補充性

保証人間の 分別の利益

保証 あり あり あり あり

連帯保証 あり あり なし なし

36.抗弁権(★)

催告の抗弁権 検索の抗弁権 分別の利益

(14)

保証 あり あり あり

連帯保証 なし なし なし

37.保証の新設規定(★)

個人保証の成立制限

(法人の保証人に適用なし)

①事業のために負担する貸金等を主債務とする個人保証契約

②主債務の範囲に事業用の貸金等が含まれる個人の根保証契約

は、契約締結に先立ち、保証人になろうとする者が、保証債務を履行する 意思を契約締結日前1ヶ月以内に作成された公正証書によって表示しな ければ効力を生じない

主債務者の情報提供義務

(法人の保証人に適用なし)

①事業のために負担する貸金等を主債務とする個人保証契約

②主債務の範囲に事業用の貸金等が含まれる個人の根保証契約

の委託をする場合、主債務者は、委託を受ける者に対し、財産や収支状況 等の情報を提供しなければならない

→情報を提供せず、または事実と異なる情報を提供し、委託を受けた者 が誤認して保証契約に関する意思表示を行った場合、この主債務者の行 為を債権者が知り、または知ることができたときは、保証人は当該保証 契約を取り消すことができる

債権者の情報提供義務

(個人でも法人でも)

主債務者の委託を受けた保証人から請求があった場合、債権者は、遅滞 なく主債務の元本や利息、違約金等の不履行の有無やこれらの残額など に関する情報を提供しなければならない

期限の利益喪失時の情報提供義務

(法人の保証人に適用なし)

主債務者が期限の利益を喪失した場合、債権者は、利益喪失を知ったと きから2ヶ月以内に保証人に対してその旨を通知しなければならない

(保証委託不要)

→通知を怠った場合、債権者は保証人に対して、主債務者の期限の利益 喪失時から通知をするまでに生じた遅延損害金(期限の利益を喪失しな かったとしても生じていたものを除く)にかかる保証債務の履行を請求 することができない

38.主債務に関する情報提供義務まとめ(★)

主債務の履行状況 主債務者が期限の利益を喪失 事業債務保証・根保証

個人も法人も可 個人のみ 個人のみ

保証委託が必要 保証委託は不要 保証・根保証委託が必要

(15)

保証人の開示請求で遅滞なく、 債権者が利益喪失を知ったときから2ヶ月

以内に、 保証委託をしたとき(締結前)に、

債権者が開示する 債権者が開示する 主たる債務者が開示する

39.連帯保証の改正

改正前の連帯保証 改正後の連帯保証

連帯保証人に対する履行の請求、免除、相殺、更改、混同 は、主債務者に対しても効力を生じる

連帯保証人に対する履行の請求は、主債務者に対して効力 を生じない(債権者および主債務者が別段の意思表示をし た場合を除く)

40.連帯債務の改正

改正前の連帯債務 改正後の連帯債務

連帯債務者に対する履行の請求は絶対的効力 連帯債務者に対する履行の請求は相対的効力 連帯債務者の1人に対する債務の免除は、その負担部分に

ついて絶対的効力 連帯債務者の1人に対する免除は相対的効力

連帯債務者の1人に時効が完成した場合、その負担部分に

ついて絶対的効力 連帯債務者の1人に対する時効完成は相対的効力

連帯債務者の1人が債権者に債権を有し、その者が相殺を 援用しない場合はその者の負担部分について相殺の援用 が可能

連帯債務者の1人が債権者に債権を有し、その者が相殺を 援用しない場合はその者の負担部分について履行の拒絶が 可能

弁済(履行)、自己の債権で相殺(=弁済)、更改、混同は

絶対的効力 左記のまま変更なし

41.連帯債権

新設された連帯債権

弁済(履行)、履行の請求、免除、相殺、更改、混同が絶対的効力!

42.求償権の改正

改正前の連帯債務者の求償権 改正後の連帯債務者の求償権

連帯債務者の1人に対する免除や時効の完成は絶対効で、

その負担部分の限度において他の連帯債務者も債務を免 れていた

連帯債務者の1人に対する免除や時効完成で他の連帯債務 者は債務を免れず、免除等を受けた連帯債務者に対して求 償権を行使することができる

連帯債務者の1人が弁済等を行い、事前通知・事後通知を 他の連帯債務者の存在を知らなかった場合は事前通知・事

(16)

怠った場合の責任は、他に連帯債務者がいることを知らな かったときにも適用される

後通知を怠ってもその責任を負わない

①事前通知を怠った場合:他の連帯債務者は、債権者に対 抗できる事由をもって自己の負担部分について免責を得た 連帯債務者に対抗できる(通知を怠った連帯債務者が債権 者に履行を請求する)

②事後通知を怠った場合:善意で弁済等を行った他の連帯 債務者は、その弁済等を有効とみなすことができる

43.債権譲渡

改正前 改正後

譲渡禁止特約の付いた債権譲渡は、譲受人が悪意重過失 なら無効

当事者が債権譲渡を禁止または譲渡制限の意思表示をした 場合でも債権譲渡は有効

→譲受人等に悪意または重過失がある場合、債務者はその 債務の履行を拒むことができる(債務を消滅させる事由で 対抗可)

譲渡禁止特約の付いた債権が譲渡された場合、債務者 は、譲受人が特約の存在を知っているかを確認できない ときは供託ができた

譲渡制限の意思表示がされた債権が譲渡された場合、債務 者は当然に供託ができる

債権譲渡の債務者が異議をとどめない承諾をした場合、

債務者は、譲渡人に対抗できた事由をもって譲受人に対 抗できない

左記の「異議をとどめない承諾」は削除(=異議をとどめ ない承諾をした後も、既に弁済等をした旨を主張できる)

44.債務引受

債権者と引受人 債務者と引受人

併存的債務引受 契約で効力発生 契約+債権者の承諾で効力発生

免責的債務引受 契約+債権者の通知で効力発生 契約+債権者の承諾で効力発生

45.売主の担保責任

改正前の買主の救済手段 改正後の買主の救済手段

契約内容に適合しない場合に①追完請求②代金減額請求が

(17)

目的物に隠れた瑕疵があった場合に損害賠償請求・

解除ができ、各種売主の責任により各種請求ができた

でき、不適合が債務不履行に該当すれば③損害賠償請求④ 解除ができる。ただし、目的物の引渡しを受けた後(特定 後)に、目的物が当事者双方の責任でなく滅失損傷した場 合、買主は代金の支払いを拒むことができず、上記①~④ の救済手段も行使できない

目的物に欠陥(従来の隠れたる瑕疵)がある場合(従来の瑕疵担保責任)

改正前の売買 改正後の売買 改正前の請負 改正後の請負

追完請求 × 〇 修理〇 代替物× 〇

代金減額 × 〇 × 〇

損害賠償 〇 〇 〇 〇

契約解除 〇 〇 建物等を除き〇 〇

46.履行追完請求(★)

追完請求権まる分かり表

買主に帰責性あり 追完請求不可

売主に帰責性あり 契約内容に適合しているかいないかで判断

買主にできること 修補請求・代替物引渡請求・不足分引渡請求

追完方法の意見相違 買主に不相当な負担がなければ、買主の希望と異なる方法

で売主は追完可能

47.代金減額請求(★)

代金減額請求まる分かり表

買主に帰責性あり 代金減額請求不可

売主に帰責性あり 契約内容に適合しているかいないかで判断

減額の程度 契約不適合の程度による

買主がするべきこと

①追完請求を行い、追完がなければ②相当の期間を定めて 追完催告を行い、その期間内に履行の追完がないときに代 金減額請求が可能

催告不要で代金減額請求ができるケース

①履行の追完が不能であるとき

②売主が履行追完の拒絶意思を明確にしたとき

③特定の日時または期間内の履行と決めていたのに、売主 が履行の追完をせずその時期を経過したとき

④上記3つの他に、買主が催告をしても履行の追完がない ことが明らかなとき

(18)

48.贈与

書面による贈与 書面によらない贈与

未履行部分 解除不可 解除可能

履行済部分 解除不可 解除不可

49.抵当権の消滅手段

弁済 第三取得者が抵当権者に債権全額を弁済することで、第三取得者は抵当権設定者に求償できる

抵当権消滅請求 第三取得者が自らの評価額を支払い抵当権の消滅を請求し、その手続が終わるまで代金支払を拒絶 できる

代価弁済 抵当権者が売主(抵当権設定者)ではなく、抵当権者へ売買代金を支払うよう請求する

50.抵当権と根抵当権の比較(★)

抵当権 根抵当権

被担保債権 特定債権 一定範囲の不特定債権(電子記録債権でも可)

利息等の範囲 最後の2年分 極度額内の元本・利息・損害金の全て

目的物の滅失などによる保険金等 物上代位可 ※ 物上代位不可

被担保債権の消滅 消滅する 消滅しない

被担保債権の譲渡 一緒に移転する 元本確定前は随伴性なし

順位の譲渡 可 元本確定前は不可

※ 担保物権(抵当権・質権・先取特権)を有する者は物上代位が可能だが、留置権には物上代位性がない点にも注意

51.担保物権まとめ

留置権 先取特権 質権 抵当権

附従性 〇 〇 〇 〇

随伴性 〇 〇 〇 〇

不可分性 〇 〇 〇 〇

(19)

物上代位性 × 〇 〇 〇

留置的効力 〇 × ※1 ×

収益的効力 × × ※2 ×

優先弁済 × 〇 〇 〇

※1=動産質・不動産質は〇、権利質は×

※2=不動産質は〇、動産質・権利質は×

52.共有物の分割方法

現物分割 共有物をそのまま分割

代金分割 共有物を売却してその代金を分割

価格賠償 共有者の1人が共有物の所有権を取得して他の共有者に金銭を支払う 協議が調わない場合 裁判所に分割請求可。この場合は現物分割が原則だが、分割不能(自動車の分

割等)または、分割で著しく価値が下がるおそれがあるときは競売も可

53.共有まとめ(★)

保存行為 現状維持 単独で可能

①共有物返還請求 ②妨害排除請求 ③共有物の不法行為に対す る損害賠償請求(自己の持分のみ) ④持分権確認請求

⑤不法登記に対する抹消登記請求 ⑥目的物の修繕 管理行為 利用改良 持分価格の過半数 ①賃貸借(の解除) ②共有宅地の地ならし

変更行為 物理的変化 共有者全員の同意 ①共有物の所有権確認請求 ②共有物全体についての時効の完成 猶予と更新 ③売却 ④抵当権設定

54.遺言書

作成 検認 注意点

自筆証書遺言

自署や日付を含む全 文を自筆で記述(代 筆やワープロ不可)

必要

遺言書の文中で作成年月日が分かってもきちんと作成日付がないと 無効。

遺言に付す財産目録については、全ページに署名押印することでワ ープロ書きや通帳のコピーでも可能。

公正証書遺言 公証人が作成 不要 推定相続人や受遺者等は証人となれない。

(20)

秘密証書遺言 公証人の関与を経る 必要 代筆やワープロ打ちも可能だが、遺言者の署名と押印が必要。

55.賃貸借の改正(★)

改正前 改正後

民法上の賃貸借契約の存続期間上限は 20 年 民法上の賃貸借契約の存続期間上限は50 年

賃貸人は賃貸物の修繕義務を負う

左記+次の場合は賃借人が自ら修繕可能

1.賃貸人に修繕が必要と通知し、または賃貸人がその旨 を知ったにも関わらず、賃貸人が相当期間内に必要な修繕 をしないとき

2.急迫の事情があるとき

賃借物の一部が賃借人の過失によらず滅失した場合、

賃借人は、滅失の割合に応じて賃料の減額を請求する ことができる

賃借物が使用収益できなくなった場合、当然に賃料が減額 される(残存部分のみで目的を達成できないときは解除も 可能)

56.賃貸借の存続期間(★)

賃借権 借地権 借家権

最⾧ 50 年 制限なし 制限なし

最短 制限なし 30 年 1 年(※)

(※)1年未満は期間の定めがないものとみなす。定期借地権は別途期間制限あり。

57.賃貸借と使用貸借の比較

賃貸借 使用貸借

対抗要件 登記・建物引渡し なし

目的物引渡義務 あり なし(引渡で契約成立)

修繕義務 あり なし

(21)

必要費 直ちに償還 特別な必要費を除き償還義務なし 有益費 賃貸借終了時に償還 目的物返還時に償還

借主の地位譲渡 賃貸人の承諾必要 貸主の承諾必要

貸主の死亡 相続される 相続される

借主の死亡 相続される 契約終了

使用貸借で償還を要する特別な必要費とは、災害による破損の修繕費などです。

58.使用貸借の解除

引渡し前 引渡し後

口頭合意による貸主 自由に解除可能 ー

口頭合意による借主 自由に解除可能 ー

書面合意による貸主 一方的解除不可 ー

書面合意による借主 自由に解除可能 ー

期間の定めがない貸主 ー 一定期間経過後

期間も目的も定めていない貸主 ー 自由に解除可能

期間も目的も定めていない借主 ー 自由に解除可能

59.借家権の解約(★)

解約申入れ 正当事由 終了時期

賃貸人 必要 必要 6ヶ月後

賃借人 必要 不要 3ヶ月後

60.普通借家権(★)

存続期間 上限なしで定めによる(1年未満の定めは期間の定めがないものとみなす)

(22)

更新

法定更新されるケース

・期間満了の1年前から6ヶ月前までに更新拒絶の通知がない場合

・賃貸人からの拒絶はあるが、正当事由がない場合

継続 使用継続により更新されるケース

・賃貸借終了後、賃借人が使用を継続し、賃貸人が異議を述べない場合

解約

期間の定めなく、

賃貸人から:6ヶ月以上前に正当事由必要 賃借人から:3ヶ月以上前に正当事由必要なし

譲渡 賃貸人の同意が必要(借地権と異なり裁判所の許可不可)

建物転貸 期間満了:賃貸人が転借人に対抗するには通知が必要 解約申入れ:通知から6ヶ月経過後に契約終了 対抗要件 賃借権の登記 or建物の引渡し

61.定期借家権(★)

存続期間 上限なしで定めによる(1年未満の定めも定めの通り有効)

終了 期間が1年以上の場合、期間満了前1年~6ヶ月の間に通知することで終了を対抗可

(期間経過後の通知は、通知から6ヶ月経過で対抗可能に)

62.定期建物賃貸借(★)

普通借家契約 定期建物賃貸借

書面 不要 必要(公正証書に限らない)

事前説明 不要 期間満了と共に契約は終了し更新しない旨を、あ

らかじめ書面を交付して説明することを要する 1年未満の契約 期間の定めのない契約 定めた期間(6ヶ月なら6ヶ月)

中途解約 特約がなければ賃借人からの中途解約不可

居住用建物で、床面積が 200 ㎡未満であり、や むを得ない事由があるときに限り賃借人から中 途解約の申入れができ、申入れから1ヶ月経過で 終了

契約終了 期間を定めた場合、期間満了1年前から6ヶ 月前までの間に更新拒絶の通知をすることで

期間満了で終了するが、1年以上の期間を定めた 場合は期間満了の6ヶ月前~1年前の間に通知

(23)

終了(通知をしなければ更新される) をしなければ終了を対抗不可

成立 存続期間 終了

定期建物賃貸借 貸主が書面を交付して説明、

別書面で契約する 当事者で定めた期間 期間満了で終了

(更新なし)

取壊し予定の建物賃貸借 書面による特約 建物取壊しまで 取壊し時に終了

63.借賃の増減(★)

合意あり 合意なく裁判確定前 合意なく裁判確定後

増額 合意した額 借主は相当と認める額を支払えばよい 確定した額(※)

減額 合意した額 貸主は相当と認める額を請求できる 確定した額(※)

(※)既に支払った額が不足する場合、借主は不足額に年1割の利息を付けて支払い、既に支払いを受けた額が超過する 場合、貸主は超過額に年1割の利息を付けて返還する。

64.借地権に関する許可を裁判所に申し立てられる者

借地条件の変更 建物の種類や用途等が当事者間で調わない 借地権者

借地権設定者 借地上の建物の増改築 増改築を制限する条件について当事者間で調わない 借地権者 契約更新後の建物再築 残存期間を超える建物を借地権設定者が承諾しない 借地権者 建物譲渡に伴う借地権の譲渡や転貸 土地賃借権の譲渡や転貸を賃貸人が承諾しない 建物譲渡人

(=借地権者)

競売等に伴う借地権の譲渡 土地賃借権の譲渡を賃貸人が承諾しない 建物買受人

65.普通借地権(★)

対抗要件 登記:借地権の登記・借地上の建物の登記 掲示:登記ある建物滅失時(2年間のみ)

(24)

譲渡・転貸

原則:賃貸人の承諾が必要 無断:賃貸人は解除可能

建物譲渡:借地人は裁判所の許可を求めること可(借家権と比較)

66.定期借地権(★)

存続期間 利用目的 契約方法 更新

一般定期借地権 50 年以上 限定なし 書面 なし

建物譲渡特約付借地権 30 年以上 限定なし 口頭でも可 地主が建物を買取る 事業用定期借地権 10 年以上 50 年未満 事業用 公正証書 なし

(普通借地権) 30 年以上

(定めなしは 30 年、30 年未満も 30 年) 建物所有 定めなし 可能

67.借地上の建物の滅失(★)

当初の存続期間中に滅失 更新後に滅失

再築について借地権設定者の承諾あり…延⾧する 承諾日または再築日のいずれか早い日から 20 年間存続

再築について借地権設定者の承諾あり…延⾧する 承諾日または再築日のいずれか早い日から 20 年間存続

再築について借地権設定者の承諾なし…延⾧しない

(再築はできるが、借地権なし)

再築について借地権設定者の承諾なし…再築不可

(承諾に代わる裁判所の許可を受けられるケースあり)

68.借地上の建物の譲渡(★)

借地権設定者の承諾 承諾に代わる許可 建物買取請求

借地上の建物を譲渡 必要 借地権者が申立て 譲受人が請求

借地上の建物が競売 必要 買受人が申立て 買受人が請求

69.登記の申請(★)

(25)

表示に関する登記 権利登記

申請人 建物を新築した者等

登記官による職権 登記権利者と登記義務者

申請義務 あり(1ヶ月以内) なし

申請方法 単独申請 原則として共同申請

郵送・オンライン申請 可能 可能

登記官の職権登記 可能 不可

70.登記記録

表題部 権利部

内容

表示に関する登記 土地 → 所在や地目など 建物 → 所在や構造など

権利に関する登記

甲区 → 所有権に関する事項

乙区 → 所有権以外の権利に関する事項

登記申請義務 あり なし

対抗力 登記をしても第三者に対する対抗力はない 登記をすると第三者に対する対抗力がある

71.登記の申請に必要な情報

申請情報

申請人の氏名と住所 登記の目的

不動産の識別に必要な事項など

登記原因証明情報 売買契約書など

権利に関する登記を申請する場合に提供する(表示の登記には不要)

登記識別情報

登記権利者と登記義務者が共同して権利に関する登記を申請する場合に、登記名義人が本人であ るかどうかを確認するために提供する

一定の登記が完了すると、登記名義人となる申請人(=登記権利者)に対して登記官より通知さ れる

(26)

滅失や亡失等の事情があっても再発行はされず、登記官による事前通知制度または資格代理人に よる本人確認制度により本人確認を行う

72.共用部分(★)

法定共用部分 玄関ホール、廊下、階段など 登記不可

規約共用部分 管理事務室、集会室など 登記可能(表題部)

73.共用部分の変更行為と管理行為(★)

重大変更 特別決議(定数を過半数まで軽減可) 専有部分所有者の承諾必要 軽微変更 普通決議(決議要件を軽減可) 専有部分所有者の承諾必要 利用改良 普通決議(決議要件を軽減可) 専有部分所有者の承諾必要

保存行為 単独で可(別段の定め可) 承諾不要

74.規約(★)

規約の保管 管理者が保管(管理者がいない場合、規約または集会の決議により区分所有者またはその代理人が保 管)

保管場所 建物の見やすい場所に提示する

閲覧請求 利害関係人が閲覧請求をした場合、正当理由がある場合を除いて拒むことができない

規約の設定

最初に建物の専有部分の全部を所有する者は、公正証書で次の事項について規約を設定することができ る

1.規約供用部分 2.規約敷地

3.専有部分と敷地利用権の分離処分を可能とする定め 4.敷地利用権の持分割合

規約共用部分=本来は専有部分の場所を規約によって共用部分に変更したスペース(管理人室やパーティールームなど)

規約敷地=マンション本来の法定敷地に対し、規約によって敷地とされた土地(マンションから離れた場所にある駐車場 など)

75.集会(★)

(27)

集会の招集期間 年1回、管理者は会日の1週間前(建替え決議は2ヶ月)に会議の目的を示して各区分所有者に発 する(区分所有者全員の同意があるときは通知不要。規約で招集期間の伸縮も可)

集会の招集通知

・区分所有者が通知場所を管理者に通知していれば、その場所

・区分所有者が通知場所を管理者に通知していなければ、専有部分が所在する場所

・規約により、条件に合う者に対しては建物内の見やすい場所に提示して通知することも可

集会の決議事項 あらかじめ通知した事項のみ

(規約により、決議定数が定められている事項を除き、通知事項以外について決議することも可)

76.建物の一部滅失(★)

小規模復旧(建物価格の 1/2 以下) 普通決議(別段の定め可) 決議前に単独で復旧可能(別段の定め可)

大規模復旧(建物価格の 1/2 超) 特別決議(別段の定め不可) 決議賛成者以外は買取請求可能

建替え決議 各4/5(別段の定め不可) 会日2ヶ月前に招集(伸⾧〇、短縮×)

注)小規模滅失の単独復旧は、復旧決議や建替え決議等があった以後はできなくなる。

77.決議要件まとめ(★)

決議要件 行為の内容 規約で別段の定め

5分の4以上

建替え 不可

4分の3以上

共用部分の重大変更 区分所有者の定数のみ過半数まで減 じること可能

規約の設定・廃止・変更

不可 管理組合の設立・解散

専有部分の使用禁止請求

専有部分・敷地利用権の競売請求 占有者に対する契約解除・引渡請求 大規模滅失の復旧決議

過半数

共用部分の軽微変更

可能 行為の停止請求

小規模滅失の復旧決議 管理行為

5分の1以上

集会の招集 区分所有者の定数も議決権の定数も

減じること可能

(28)

単独

保存行為

可能 個人で行う小規模滅失の復旧

裁判外での行為の停止請求 不可

78.配偶者居住権と配偶者短期居住権の比較

配偶者居住権 配偶者短期居住権

被相続人の配偶者 権利取得者 同左

被相続人の財産に属する居住建物 対象要件 同左 相続開始時に無償で居住している 時期要件 同左(※1)

①遺産分割

②遺贈

③死因贈与

取得方法 法律上当然に発生

相続開始時に被相続人が居住建物を配偶者

以外の者と共有していた場合 権利が発生しないケース

①配偶者居住権の取得

②相続欠格による相続権の喪失

③相続廃除による相続権の喪失 全部について無償で使用収益 権利内容 全部または一部について無償で使用 建物所有者の承諾を得て増改築や第三者に

使用収益させること可能

居住建物の譲渡は承諾があっても不可

承諾を得てできること

建物取得者の承諾を得て第三者に使用させ ること可能(=使用貸借のみ)

居住建物の譲渡は承諾があっても不可

別段の定めがある場合を除き、終身

(遺産分割協議、遺言、家庭裁判所の遺産分 割の審判で期間を定められる)

存続期間

①遺産分割を行う場合、居住建物の帰属が 確定した日または相続開始から6ヶ月を経 過する日のいずれか遅い方(※2)

②遺産分割が行われない場合、居住建物取 得者による配偶者短期居住権の消滅申入れ から6ヶ月を経過する日(※3)

承諾を得ずに増改築や第三者に使用収益さ せた場合、善管注意義務に違反した場合、建 物所有者は、相当期間を定めて是正を催告 し、是正がされないときは配偶者への意思 表示によって配偶者居住権を消滅させるこ とができる

違反行為

承諾を得ずに第三者に使用させた場合、善 管注意義務に違反した場合、建物取得者は、

催告不要で、配偶者への意思表示によって 配偶者短期居住権を消滅させることができ る

①配偶者の死亡

②遺贈・遺産分割の審判により期間を定め た場合その期間の満了

③用法違反により建物所有者が消滅の意思 表示をした場合

④居住建物の全部が滅失その他の事由によ り使用および収益をすることができなくな

権利消滅事由

①配偶者の死亡

②配偶者短期居住権の有効期間が経過

③配偶者居住権の取得

④用法違反があり、建物取得者が消滅請求 をすることができる場合

⑤建物の全部滅失等

(29)

った場合

配偶者は居住建物を建物所有者に返還しな

ければならない 権利消滅後 原則として、配偶者は居住建物を建物取得

者に返還しなければならない(※4)

善管注意義務 管理 同左

配偶者(配偶者が修繕しない場合は建物所

有者も修繕可能) 修繕をする者 同左(左記の所有者は取得者)

必要費:配偶者が負担する(特別の必要費は 有益費と同じ扱い)

有益費:価格の増加が現存する場合、建物所 有者の選択により支出額または増加額を建 物所有者が負担する

費用(居住権における必要 費=固定資産税など。特別 の必要費=災害時の修繕 費など。有益費=エアコン の設置など)

同左(左記の所有者は取得者)

配偶者が支出した費用の償還及び契約本旨 に反する使用収益による損害賠償は、居住 建物の返還を受けてから1年以内に請求し なければならない

費用償還期間

損害賠償請求期間 同左

あり 原状回復義務 同左

できる(登記は所有者が行う) 登記 できない(※5)

妨害停止請求、返還請求が可能 第三者の妨害・占有 妨害排除請求権なし

(※1)「配偶者が無償で居住」とは、夫名義の建物に妻が家賃を支払って住んでいるという特殊なケースを除いた「ごく 一般的なケース」です。ここは深く考える必要はないでしょう。

(※2)つまり最短でも6ヶ月は存続し、そしてこの遺産分割は配偶者も含めた遺産分割である必要があります。

(※3)つまり居住建物取得者は、遺産分割が行われる場合を除いていつでも配偶者短期居住権の消滅申入れができると言 えます(=遺産分割が行われず、消滅申入れがされない場合、短期居住権でも半永久的に存続する)。

(※4)「原則として」とあるのは、配偶者居住権を取得したことで配偶者短期居住権が消滅した場合はそのまま住み続け ることができるということです。

(※5)登記ができない=第三者に対抗できないということで、居住建物について自由に譲渡等が行われると配偶者は困っ てしまいます。そこで配偶者短期居住権では「居住建物取得者は、配偶者の居住建物の使用を妨げてはならない」

という独自の規定が設けられています。

79.必要費と有益費

必要費 特別の必要費と有益費

賃借人 直ちに請求可能

賃貸借終了時に価格の増加が現存する場合、賃貸人の選 択で支出額または増加額を請求可能(有益費)

裁判所は、賃貸人の請求により期限を許与できる 使用貸借の借主 借主負担 (請求不可)

価格の増加が現存する場合、貸主の選択で支出額または 増加額を請求可能(特別の必要費と有益費)

裁判所は、貸主の請求により期限を許与できる

(30)

配偶者居住権の配偶者 配偶者負担(請求不可)

価格の増加が現存する場合、所有者の選択で支出額また は増加額を請求可能(特別の必要費と有益費)

裁判所は、所有者の請求により期限を許与できる

80.特別養子縁組

改正前 改正後

特別養子縁組の請求時に6歳に達している子は養 子となることはできない

特別養子縁組の請求時に15 歳に達している子は養子となること はできない(特別養子縁組の成立時に 18 歳に達する子も養子と なることはできない)

特別養子縁組の請求時に8歳未満であり、6歳に 達する前から引き続き養親に監護されていれば養 子となることができる

特別養子縁組の請求時に 15 歳に達していても、15 歳に達する前 から引き続き養親に監護され、請求をしなかったやむ得ない事由 があれば養子となることができる

規定なし 養子となる者が 15 歳に達している場合、その者の同意が必要と なる

宅建業法

81.宅建業の定義

売買 交換 貸借

自ら当事者 〇 〇 ×

媒介・代理 〇 〇 〇

〇=宅建業の取引にあたる ×=宅建業の取引にあたらない

(31)

82.宅建業の免許を受けられない者

①心身故障者、復権を得ていない破産者

②禁錮以上の刑に処せられ5年を経過しない者

③一定の罰金刑に処せられ5年を経過しない者

④免許申請前5年以内に、宅建業に関して不正または著しく不当な行為をした者

⑤宅建業に関して不正または不誠実な行為をするおそれが明らかな者

⑥不正手段による免許取得等による免許取消しから5年を経過しない者

⑦上記6番の聴聞期日、場所の公示日 60 日以内にその法人役員であった者で、取消しから5年を経過しない者

⑧上記6番に該当して聴聞公示日から処分決定までの間に解散または廃業の届出をし、その届出から5年を経過しな い者

⑨上記8番の期間内に合併消滅等をした法人の聴聞公示日前 60 日以内に役員で、その消滅等から5年を経過しない者

⑩営業に関して成年者と同一の行為能力を有しない未成年者で、その法定代理人が上記1~9番のどれかに該当する 場合

⑪法人で、その役員または政令で定める使用人のうち、上記1~9番のどれかに該当する者がいる場合

⑫個人で、政令で定める使用人のうち、上記1~9番のどれかに該当する者がいる場合

⑬決められた数の専任宅建士を置いていない者

⑭免許申請書の重要事項に虚偽の記載、または重要な事実の記載が欠けている場合

83.免許基準の要点(★)

いつから・誰が・どんな状況? いつまで?

心身故障者 ー ー

破産者 ー 復権を得れば直ちに免許可能

(32)

禁固以上の刑 刑の執行が終わった日 or

刑の執行を受けることがなくなった日から 5年を経過しない者は不可

一定の罰金刑 刑の執行が終わった日 or

刑の執行を受けることがなくなった日から 5年を経過しない者は不可

宅建業に関して

免許申請前5年以内に不正または著しく不当行為を した者

不正または不誠実な行為をするおそれが明かな者

(これらに事業を支配されている者も含む)

暴力団員等 暴力団員でなくなった日から 5年を経過しない者は不可

免許取消

不正手段による免許取得

業務停止処分事由街頭で情状が特に重い 業務停止処分に違反

取消日から5年を経過しない場合は不可

免許取消(法人) 聴聞公示日前 60 日以内に役員だった者 取消日から5年を経過しない場合は不可 廃業 取消処分までに相当理由なく廃業等の届出をした者 届出日から5年を経過しない場合は不可 廃業(法人) 聴聞公示日前 60 日以内に役員だった者 届出日から5年を経過しない場合は不可

未成年者

法定代理人が欠格事由に該当

法定代理人から営業許可を受けていない 婚姻をしていない

宅建業者 役員や政令使用人に欠格事由に該当する者がいる ー

事務所 定められた数の成年者である専任宅建士が不足して

いる ー

手続書類 免許申請書や添付書類の重要事項に虚偽または記載

漏れ ー

84.宅地建物取引業者名簿登載事項(★)

免許証番号・免許の年月日 商号・名称

宅建業者が法人である場合は、その役員・政令で定める 使用人の氏名(監査役を含む)

宅建業者が個人である場合は、その個人・政令で定める使用 人の氏名

(33)

事務所の名称・所在地 事務所ごとに置かれている成年者の専任宅建士の氏名 指示処分・業務停止処分の年月日・その内容 宅建業以外に兼業している場合は、その事業の種類

変更の届出内容 商号または名称

法人業者の役員および政令で定める使用人の氏名 個人業者およびその政令で定める使用人の氏名 事務所の名称と所在地

事務所ごとに置かれる成年者の専任宅建士の氏名

85.免許換え(★)

事務所の一部廃止

(複数の都道府県から1つの都道府県) 大臣免許 → 知事免許 知事に直接申請

事務所の移転

(他の都道府県へ) A 県知事免許 → B 県知事免許 B 県知事に直接申請

事務所の増設

(1つの都道府県から複数の都道府県) 知事免許 → 大臣免許 知事経由で大臣に申請

86.廃業等の届出(★)

誰が いつまでに 効力発生

個人業者が死亡 相続人が 死亡を知った日から 30 日以内に届け出て 死亡時に効力発生 法人業者が合併消滅 消滅法人の代表役員が その日から 30 日以内に届け出て 合併時に効力発生 破産 破産管財人が その日から 30 日以内に届け出て 届出時に効力発生 解散 清算人が その日から 30 日以内に届け出て 届出時に効力発生

(34)

廃業 廃業業者の代表役員が その日から 30 日以内に届け出て 届出時に効力発生

87.宅建試験合格後の各種期限(★)

宅建試験合格 一生有効

宅建士登録 一生有効

宅建士証 5年間

88.宅建士の登録基準(★)

①心身故障者、復権を得ていない破産者

②禁錮以上の刑に処せられ5年を経過しない者

③一定の罰金刑に処せられ5年を経過しない者

④不正手段による免許取得等で免許を取り消され5年を経過しない者

⑤上記4番に該当するとして免許取消処分の聴聞の公示がなされ、廃業の届出から5年を経過しない者

⑥上記5番の期間内に合併消滅した法人等の聴聞公示日前 60 日以内に役員で、その消滅等から5年を経過しない者

⑦宅建業の営業に関し、成年者と同一の行為能力を有しない未成年者

⑧不正登録等の理由で登録の消除処分を受け、その処分から5年を経過しない者

⑨不正登録等に該当するとして登録消除処分の聴聞の公示がなされ、登録消除から5年を経過しない者

⑩事務禁止処分期間中に本人の申請により登録消除がなされ、まだ禁止期間が満了しない者

一定理由で登録消除 登録消除処分の日から5年間は再登録不可 消除処分の聴聞公示後、相当理由なく登録消除申請をした者 登録が消除された日から5年間は再登録不可

事務禁止処分期間中、本人の消除申請による登録消除 事務禁止期間中は再登録不可

(35)

89.登録の移転(★)

申請可能なケース 登録先以外の都道府県にある事務所に従事し、またはしようとする場合(任意)

申請方法 現に登録を受けている都道府県知事を経由して移転先の都道府県知事に申請する

宅建士証 新たに交付される宅建士証は現に有する宅建士証と引換えとなり、

有効期間は従前の宅建士証の残存期間となる(新たな宅建士証の交付に講習は不要)

90.変更の届出と変更の登録の比較)(★)

宅建業者

(変更の届出)

宅建士

(変更の登録)

宅建業者の商号・名称 〇 〇(勤務先)

事務所の名称・所在地 〇 ー

役員と政令使用人の氏名 〇 ー

事務所ごとの専任宅建士の氏名 〇 ー

宅建士の氏名・性別 ー 〇

宅建士の本籍・住所 ー 〇

勤務先業者の免許証番号 ー 〇

91.死亡等の届出(★)

死亡したときは 相続人が 知った日から 30 日以内に届出

心身の故障は 本人・法定代理人・同居の親族が

その日から 30 日以内に届出 刑罰欠格、破産、暴力団などは 本人が

92.4つの「届出等期間」注意点まとめ

宅建業者の2つ 宅建士の2つ

(36)

変更の届出 =30 日以内 変更の登録 =遅滞なく 廃業等の届出=30 日以内 死亡等の届出=30 日以内

93.宅建士証(★)

提示違反 取引関係者から請求があったとき=罰則なし 重要事項の説明時=10 万円以下の過料 返納違反 10 万円以下の過料

提出違反 10 万円以下の過料

書換え違反 引換え違反

直接の罰則はなく宅建士としての事務ができなくなる

(そのまま重要事項説明等を行えば宅建業法違反)

氏名・住所の変更 変更の登録+宅建士証の書換え 本籍・勤務する宅建業者の変更 変更の登録のみ

勤務する事務所の変更 宅建士は何もする必要なし

94.宅建業者と宅建士まとめ(★)

宅建業者 宅地建物取引士

免許権 者

2以上の都道府県 → 国土交通大臣

1つの都道府県 → 都道府県知事 合格した場所の都道府県知事 登録権 者

免許の

効力 全国に及び、有効期間は5年 全国に及び、消除されないかぎり一生有効(宅 建士証は5年)

登録の 効力

(37)

免許換 え

2県→1県:残存する県の知事免許 1県→2県:国土交通大臣免許

廃止→新たに設置:新設置県の知事免許

国土交通大臣→主たる事務所の知事経由 知事免許→新知事に直接申請

新免許の有効期間は5年

登録先の都道府県以外で業務に従事しようとす る場合に申請すること可

現に登録を受けている知事経由

前の宅建士証と引換えで新宅建士証の交付を受 け、前の宅建士証は効力を失う

新宅建士証の有効期間は旧宅建士証の残りの期 間

登録の 移転

変更の 届出

宅建業者が、免許権者へ、 変更後30 日以内に 届け出る

1.商号・名称

2.事務所の名称・所在地

3.役員および政令の使用人の氏名(法人)

4.業者および政令の使用人の氏名(個人)

5.専任の宅建士の氏名

宅建士が、登録権者へ、 変更後遅滞なく登録 する

1.氏名 2.本籍 3.住所

4.宅建業者の商号・名称 5.宅建業者の免許証番号

変更の 登録

廃業等 の届出

次の者が、免許権者へ、その事実から30 日以 内に届け出る(死亡の場合は相続人が知った日 から 30 日)

1.死亡→相続人

2.合併→消滅会社の代表役員 3.破産→破産管財人

4.解散→清算人

5.廃業→業者(個人)、代表役員(法人)

次の者が、登録権者へ、その事実から30 日以 内に届け出る(死亡の場合は相続人が知った日 から 30 日)

1.死亡→相続人

2.心身故障→本人・法定代理人・同居の親族 3.その他(破産や処罰など)→本人

死亡等 の届出

95.宅建業の事務所(★)

甲県の本店で宅建業 甲県の支店で宅建業 甲県知事免許 甲県の本店で宅建業 乙県の支店で宅建業 国土交通大臣免許 甲県の本店で建設業 乙県の支店で宅建業 国土交通大臣免許

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