大洲市公式ホームページ再構築業務委託
仕 様 書
大洲市公式ホームページ再構築業務委託仕様書
1 業務の目的 広域化した地域間の情報格差是正のためには、時間的・空間的な制約を受けないイン ターネット等を利用した行政の情報化は必要不可欠なものとなっており、ブロードバン ド通信網により、地域内はもとより、地域外の住民を対象とした行政の情報化は、市民 生活に様々な利便性とサービスの向上をもたらしている。 大洲市公式ホームページは、合併時に統合した新市の初代ホームページの操作性を向 上させるため、平成22 年 9 月からリニューアルに取り組み、平成 23 年 2 月 10 日に公開 を行ったところである。 しかしながら、近年は情報通信技術の発達により、スマートフォンの普及が急速に進 んでおり、それに伴いスマートフォンからのインターネット利用者も増加しているが、 現在の大洲市公式ホームページはスマートフォン版には対応しておらず、利用者の状況 に合わせて効果的に情報発信が出来ているとは言えない状況になりつつある。 このようなことから、利用者にとっては、閲覧する端末の種類を問わず、より情報を 見やすく探しやすく利便性の向上を図ると共に、大洲らしさが伝わり、大洲を知っても らうことで、何度も訪れたくなるような魅力的で情報発信力の高いホームページとする ことを目的とし、また、情報発信者である職員にとっては、より使いやすく多様な表現 を行えるホームページシステムを構築することで情報発信力を高め、質の高い、大洲市 ホームページデザイン・機能性の充実を図るため全面的なリニューアルを実施する。 2 ホームページ作成の基本方針 ホームページは、広報・広聴の重要な施策のひとつとして位置付け、ブロードバンド 時代に対応した電子自治体(市役所)を見据えた地域情報化を実現するにふさわしい内 容を目指すものとし、ホームページ作成事業者の中から選定を行い、業務委託により実 施するものとする。 なお、個人情報保護をはじめとするセキュリティ面やウェブアクセシビリティ(心身 の機能に制約がある人でもホームページに掲載している情報を利用できること。)、スマ ートフォン版ホームページの構築等、今後の更なる住民サービスの高度化及び地域間格 差のないサービスを提供する必要があることから拡張性・将来性・安定性の確保、住民 サービスの向上等を基本理念に、最少の経費で最大の効果が得られるコンテンツの作成 を目指すものとする。 (1) 利用者にとって使いやすい構成 利用者の利便性を重視した使いやすいコンテンツ配置・分類、見やすいデザイン により、求める情報まで快適にたどりつけるサイトを実現する。 (2) 大洲市の特徴を活かしたホームページの実現 大洲市の特徴をホームページデザインやコンテンツに反映し市政情報だけではなく、本市の魅力を市内外にPR する「市の顔」として、利用者が親しみを持つことの できるホームページを実現する。 (3) ウェブアクセシビリティへの対応 日本工業規格「JIS X 8341-3:2010」を基準としたアクセシビリティの高いホーム ページを目指す。 (4) ホームページ機能の拡充 イベントカレンダー機能や、災害時専用ページへの切り替え機能などの実装によ り、利用者の利便性向上を目指す。 (5) SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)機能、RSS フィードの活用 による情報発信 近年、急速に普及しているSNS の機能及び RSS を活用し、効果的に情報発信が 行える仕組みを取り入れる。 (6) マルチデバイス対応 情報通信技術の発達に伴い、急速に普及しているスマートフォンやタブレット端 末等を含め、閲覧する端末の種類を問わず、情報をスムーズに取得できるよう、端 末に応じてホームページの表示を最適化する仕組みを取り入れる。 (7) 職員によるコンテンツ作成 各職員においてホームページ作成についての専門知識や技術を持たなくても、導 入するCMS により、簡単な操作でユーザビリティやアクセシビリティに配慮したコ ンテンツ作成等が行えるようにする。 (8) セキュリティ対応 情報の改ざん等、外部からの攻撃や、データの漏えいなどのセキュリティリスク に対応した安全なシステムを構築する。 (9) その他 個人情報、著作権、肖像権、プライバシーの保護等に十分留意し、事前に適切な 措置を講じるようにする。 3 委託業務の内容 「2 ホームページ作成の基本方針」に基づき、次の点に留意して作成すること。 なお、以下の内容は最低限の内容を示すものであり、作成にあたっては、各事業者の 特色を最大限に発揮し、利用者にとって使いやすく、行政側(職員)にとって管理しや すいものを作成すること。 (1) ウェブアクセシビリティ
①JIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、 ソフトウェア及びサービスー第3部:ウェブコンテンツ」に準拠し、WEB ペー ジ全体が、最低限「等級 AA」の達成基準を満たし、可能な限り「等級 AAA」 の達成基準を満たすこと。ただし、ページによっては、達成基準を満たすこと が困難な場合が想定されるため、都度、調整を図るものとする。 ②受託事業者においてJIS X 8341-3:2010 及びウェブアクセシビリティ基盤委員 会の示す「JIS X 8341-3:2010 試験実施ガイドライン」に基づく試験を実施し、 適用する達成基準の要件を満たすことを確認した上で納品すること。 ③試験結果を提出すること。また、ホームページ公開後、試験結果の公開が行え るよう必要な準備を行うこと。 (2) サイト構成・デザイン等 ①トップページ、下位ページ、その他ページ種類に応じてテンプレートを作成す ること。 ②目的とするコンテンツに原則3クリック、最大5クリック程度でたどりつける 階層・構造とすること。 ③サイト全体として、標準化・統一化されたページデザインであること。 ④トップページやメニューページなどの複数のアクセス経路から、目的とするコ ンテンツにたどりつけること。 ⑤サイト内検索機能の強化により、的確な検索結果が表示される仕組みを持つこ と。 ⑥大洲市の特徴を反映した「大洲らしさ」が伝わるデザインを、サイト全体に盛 り込むこと。 ⑦災害時用トップページのデザインを有すること。 ⑧動画・画像の掲載、ダウンロードが可能なページを有すること。 ⑨フラッシュアニメーション等を利用したキッズページ及びクイズコーナー等の コンテンツを有すること。
⑩Adobe Reader、flash player の最新版ダウンロードサイトへのリンクを表示す ること。 ⑪指定の場所にQR コードを表示すること。 ⑫コンテンツは、別紙「現ホームページ掲載情報概要」を基本とし、ユニークな 発想をもって作成すること。 (3) CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)開発 大洲市公式ホームページのコンテンツを簡単に更新するため、CMS を導入する。 ただし、開発コストや開発期間の短縮、及び運用における信頼性を高めるため、 新規にCMS の開発を行うのではなく、すでにいくつかの運用実績のある CMS を導 入、必要に応じてカスタマイズを行うこと。 ①クライアントパソコンに、ソフトウェアのインストール等を要しないものであ ること。
②庁内LAN 上で動作するパソコンから WEB ブラウザを使って HTML ページの 作成、修正、削除等の管理業務が行えること。 ③ユーザー数追加が必要となった場合においても、別途費用が発生しないこと。 ④その他、CMS に要求する機能詳細については、「CMS 機能要件確認表」(様式 6)を参照すること。 (4) 問合せ機能 ①問合せフォームによる問合せが可能であること。また、入力項目は、最低限の 項目として「個人情報の取り扱いについて(チェックボックス)」、「お名前」、「メ ールアドレス」、「電話番号」、「ご質問内容」が設定できること。 ②問合せのあったページを管理している課等へ、問合せフォームの入力内容及び ページURL 等が自動で電子メールにて送信されること。 (5) SNS 機能、RSS の活用による情報発信 効果的に情報発信を行うため、Facebook「いいね!」、Twitter「ツイートする」 等のボタン及びRSS の導入を行うこと。 また、各種ページに自動又は任意に設置が可能であること。 (6) 翻訳・音声読上げサービスの導入 ①全てのページを対象として、少なくとも英語・中国語・韓国語の自動翻訳機能 を有すること。 ②閲覧者が、特別なソフトウェアをインストールすることなく使用できる音声読 上げ機能を有すること。 (7) マルチデバイス対応 情報通信技術の発達に伴い、急速に普及しているスマートフォンやタブレット端 末等を含め、閲覧する端末の種類を問わず、情報をスムーズに取得できるよう、端 末に応じてホームページの表示を最適化する仕組みを取り入れること。 また、少なくとも、以下の各ブラウザにてレイアウトが崩れないようにすること。 ①パソコン
Internet Explorer7 以上、Firefox、Safari、Opera、Google Chrome ②スマートフォン iPhone 及び Android の標準ブラウザ ③タブレット端末 iPad 及び Android タブレットの標準ブラウザ ④携帯電話 主要3キャリア(docomo、au、Softbank)の端末搭載ブラウザ (8) アクセスログ解析 ①アクセスログが簡単に解析できる仕組みを取り入れること。
②バナー広告のクリック数を確認・解析できる仕組みを取り入れること。 (9) アクセシビリティガイドラインの作成 2010 年に「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機 器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」が改正されたことか ら、今回のホームページ再構築業務に併せて、大洲市の基準を定めたいと考えてい る。 以上の内容をふまえ、受託事業者において「大洲市アクセシビリティガイドライ ン」を作成すること。 なお、ガイドラインは、専門的な用語・表現を極力使用せず、ホームページ作成 に関する知識、技術のない職員であっても、理解できる内容となるよう留意するこ と。 (10) 安定性・拡張性 ①24 時間 365 日運用可能なシステムとすること。 ②50 人程度のユーザーが同時にシステムにアクセスし、コンテンツ更新作業を行 っても、レスポンス(実行から応答)にかかる時間が5秒以内に収まること。 ③今後のWEB 環境の発展、行政サービスに対するニーズの多様化・高度化に対応 できるよう、バージョンアップ等により機能の追加等を可能とするよう拡張性 を持たせること。 (11) データ移行 ①受託事業者が行う既存コンテンツの移行は、本市ホームページ内約 2,500 ペー ジのうち、各カテゴリのインデックスページ、主要なページ及び必要なニュー スページ約1,800 ページ程度を想定している。 ②職員による移行作業を円滑に進めるための支援を行うこと。 ③移行期間中の差分ファイルについても移行すること。 (12) システム環境 ①本業務に必要なシステムはASP 方式とし、日本国内にあるデータセンター内(耐 震構造物)に設置のサーバにて運用されること。なお、使用するデータセンタ ーは、ISO27001(ISMS)やプライバシーマークなど、情報セキュリティ又は 個人情報保護に関する第三者認証を取得していること。 また、閲覧者の増加やサービスの追加等に対応し、サーバ容量の増大など機能 拡張が容易にできるシステムとし、レスポンスについては拡張時に別途協議す る一定のレベルを保つこと。 ②CMS は未公開設定のコンテンツを含め公開用ホームページとは別にデータを保 持するものとし、公開用コンテンツに異常がみられる場合はCMS から一括でコ ンテンツの更新を実施できること。 ③サーバは、データバックアップが可能であり、障害発生時には、バックアップ
データから速やかに復旧措置が行えること。 ④機器・ネットワーク回線等の維持管理等一切を受託事業者が行うこと。 ⑤ハードウェア、ソフトウェア及びライセンス等の調達・導入等、システム稼動 に必要な事項は受託事業者で行うこと。 (13) セキュリティ対策 ①CMS へのアクセスについては、特定のグローバル IP アドレスのみを許可する 等、第三者からのホームページの改ざん等を防止し、安全性に考慮して運用で きること。 ②お問合せフォーム等、利用者が個人情報を入力するものについては、SSL(セキ ュア・ソケット・レイヤー)の導入により、暗号化された通信が行われるよう にすること。 (14) マニュアルの作成 ①作成者向け・管理者向けマニュアル及びアクセシビリティに関する内容を含め たガイドラインを作成すること。 ②マニュアルの作成にあたっては、内容を見ただけで操作ができるよう、文字中 心ではなく実際の画面のキャプチャ画像を多用し、また、専門的な用語・表現 を極力使用しないこと。 (15) 職員操作研修 ①コンテンツ作成手順や運用(アクセシビリティ含む)、管理方法等の研修を実施 すること。 ②研修は3日間(午前・午後)の計6回以上とし、1回当たり15 名程度での研修 を想定している。 ③研修に必要な会場、パソコン、プロジェクター及びスクリーンについては本市 で用意を行うものとする。ただし、講師用パソコンについては受託事業者で準 備したものを使用してもよいものとする。(本市ネットワークには接続しないこ と。) ④研修に使用する資料については、受託事業者で必要部数を用意すること。 (16) ホームページの構築・運用支援 ホームページの構築及び運用等に関する次の内容について、自治体のホームペー ジであることを踏まえ、積極的な支援を行うこと。 ①推進組織運営支援 運営会議及び各種調整会議に参画し、本市に最適と考えられるコンサルティン グ(アドバイス等)を積極的に行うこと。 ②ホームページ開設に伴う諸手続等の支援 プロバイダー手続きの代行、主要検索エンジンへの登録代行、SSL の登録代行 及びホームページ開設等に伴う必要な諸手続きを行うこと。
③ホームページ作成打ち合わせ会議等 打ち合わせ会議等は必要に応じ随時行うこととし、必要と思われる機能等につ いては、協議の上決定するものとする。 (17) その他 ①作成したホームページデータのサーバへの登録作業等は必要に応じて随時行う ものとすること。 ②新ホームページの運用開始は、平成27 年3月 24 日までを目標とするが、スマ ートフォン版等、先行して公開が可能なものについては平成27 年1月 11 日か らの公開を目指すものとする。 4 成果品について 当業務委託の成果品として、以下のものを提出すること。 (1) ホームページ(コンテンツ)構成図 (2) ホームページ(コンテンツ)設計書 (3) ホームページ(コンテンツ)運用管理マニュアル (4) アクセシビリティガイドライン (5) 職員研修用マニュアル (6) その他必要な文書、図画等 (7) 成果品を納めた電子媒体(CD-ROM 等) 5 CMS クライアントについて CMS を利用するクライアントパソコンの仕様は以下のとおり。 OS:Windows vista、7professionnal(32bit、64bit) ブラウザ:Internet Explorer7.0 以上 6 基本スケジュール 今後の基本的スケジュールは次のとおりとする。 (1) 委託契約の締結・委託業務の開始 (2) 編集会議等 (3) 新ホームページテスト版完成 (4) 職員研修 (5) 告知板ホームページ公開 (6) 新ホームページ公開(平成27 年3月 24 日) スマートフォン版等、先行して公開が可能なものについては平成27 年1月 11 日からの公開を目指すものとする。 (7) 委託業務の完了 7 運用保守・障害対応 本業務終了後、平成 27 年度以降の運用に係る保守費用については、本業務に含まず、
別途契約を締結することとする。なお、保守内容はおおむね以下のとおり。 (1) システムの定期的なメンテナンス作業 (2) 機能追加等のバージョンアップやバグ修正作業 (3) アクセシビリティ等級達成のための支援 (4) システム操作等に関する相談・支援 原則、平日の午前9時から午後5時まで、電話及び電子メール等により対応 すること。 (5) 不具合・障害発生時の対応 障害発生時は、休日・夜間であっても迅速に対応すること。 (6) セキュリティ対策 脆弱性や不具合発見時には速やかに対応すること。 (7) ディスク使用状況管理、アクセスログの収集・管理・集計 (8) データバックアップ (9) マニュアル等の改訂 納入した各種マニュアル等の記載内容に変更等が生じた場合は、随時、改訂 版を作成すること。 (10) その他、ホームページ・CMS 稼動に必要な事項 (11) 作業報告書の提出(毎月) ※受託事業者の事情により、事業を継続することができなくなった場合には、 システム仕様書・ライセンス等について大洲市へ譲渡するものとし、また、 次システムへの移行について必要なサポートを無償で行うこと。 ※ホームページ再構築後における平成26 年度分の維持管理等経費が必要な場合 は、本業務費に含めること。 8 かし担保責任 (1) かし又は提案内容等との不一致(バグを含む)が発見された場合は、受託事 業者の費用により修復等の措置を実施すること。なお、本要件に対するかし担 保期間は、完了検査終了後1年間とする。 9 その他留意事項 (1) ホームページ再構築に関する一切の著作権は大洲市に属するものとする。 (2) 市関連団体で、独自のホームページを開設しているものについては、リンク 対応を行うものとする。