• 検索結果がありません。

12年度事業計画

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "12年度事業計画"

Copied!
12
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成

27年度事業計画書

日本国内では、人口減少、世帯数頭打ちなどの影響にて、新たな住宅供給に相反して 空き家が増加しており、そういった既存の建物をどのように再生していくかが課題と なりつつある。 他方、住宅産業にあっては、需要の期待できる海外へ進出する動きも始まっており、 それに合わせ、建材・住宅設備などの資材供給も、現地生産や、国をまたいだサプライ チェーンなど、今後大きく業態が変わる可能性がある。 これまで建産協は、建材や設備業界の中心的存在として、経済産業省をはじめ、関係 省庁との窓口的役割をはたすべく努めてきた。平成27年度も引き続き業界の代表とし て、その社会的プレゼンスを高めていく。 国内の既存建築物の価値を高め、またその用途を広げるなど、リフォームへの期待が 高まる中、平成27年度は、昨年度エネルギー・環境委員会の下に設置したリフォーム 推進部会を新たに委員会(リフォーム推進委員会)として立ち上げ、これまで検討して きた課題(既存住宅のエネルギー性能評価、規制緩和の要望、官民一体のイベント企画) の実現に向けた、新たな活動フェーズに入っていく。 また、建材サプライの国際化に伴い、世界で通用する製品とするに は、国際標準への 適合が重要な要件になっている。日本の省エネ性などに優れた良質の製品を、有利に 国際展開するためにも国際規格化が必要で、建産協では、業界の代表としてISO、IEC など、国際規格の舞台に立っていく。 経済産業省からの受託事業である「グリーン建材・設備製品に関する国際標準化・普及 基盤構築事業」は、活動2年目に入っている。国際規格取得だけではなく、これら規格 をベースにした製品をアセアン諸国へ展開すべく、日本の製品や規格への賛同を得る ため、相手国への紹介活動なども実施していく。 さらに、既存事業である「優良断熱材認証」の拡充、電子カタログ検索システム「カタラ ボ」の利便性向上、情報推進化なども、引き続き積極的に行っていく。 1.企画委員会 建材・住宅設備の統計情報、技術情報の収集と提供、協会活動の広報、景観の向上、カ タラボを活用した情報サービス、それぞれのあり方について「調査統計」、「技術」、「広 報」、「景観」、「情報提供」の5部会で検討を進める。

(2)

(1) 調査統計部会

「2015/2016年版建材・住宅設備統計要覧」を11月に発刊する。特集記事のほか新規 項目も取り込み、魅力ある要覧作りを目指す。

販売面では、チラシ配布、販売の可能性のある先(団体会員の会員企業、在日大使 館など)へのPR、「Japan Home & Building Show 2015」での販売を実施し販売増 を狙う。 また、協会HPから会員向けに公開している建材・住宅設備統計要覧の電子データに ついては、会員を含めた購読者からの意見を取り入れて内容の充実を図っていく 。 (2) 技術部会 会員企業・団体等に関わる最新技術、技術動向などの情報収集 、整理・分析する機 会を会員に提供し、更に検討する必要があれば部会で審議する。具体的方策とし て本年度も環境に関するものをテーマに、それに関連するセミナー、工場 ・施設見 学会を開催する。また、必要に応じて会員企業にまたがる技術課題への対応を行う。 (3) 広報部会 当協会の活動状況、関連情報を会員に提供するための媒体として情報誌の「建産協 情報」を年10回発刊し、メールマガジンによる「建産協通信」の配信を継続する。 協会事業展開の理解を深めるために報道関係者との情報交換会を2回開催する。 また会員への情報提供を充実させるよう検討を進める。 (4) 景観部会

11月18日~20日に開催予定の「Japan Home & Building Show 2015」に出展を予 定する。 (一社)東京建築士会と開催している勉強会(Bridge)を継続実施し、セミナー・工場見 学等を通じて会員企業の知見を深める活動を進める。 景観材料相談コーナーを更に充実させ(エントリー企業を増やす等)、景観材の普及 促進を図っていく。 (5) 情報提供部会 ユーザーの利便性をさらに高めるためにカタラボ利用のための機能の向上と、会 員数や登録カタログ数の拡大、ユーザーの拡大といったカタラボ全体の規模の拡 大について積極的に進めていく。活動の主体 は今年も調査企画分科会と機能向上 分科会の2分科会を中心に行う。調査企画分科会ではユーザーの拡大やカタラボの 長所短所を明確にするための調査を実施する。同時に正会員拡大のための活動も 行うが他の組織と共同で実施できないかといった方法論についても検討して いく。 機 能 向 上 分 科 会 で は ユ ー ザ ー や 会 員 の 声 を 生 か し た カ タ ラ ボ 機 能 の 向 上 策 と API(アプリケーションプログラミングインターフェイス)を開発し、新たな付加価 値による規模の拡大ができないかを探って いく。また、カタログの鮮度やボリュー ムといったカタラボの 『質』の向上については部会全体で検証して行く。昨年度

(3)

まで実施していた、展示会への出展や各種メディアへの露出といった広報活動に ついては本年も実施していく。 2.品質保証委員会 品質保証委員会は、VOC部会、抗菌部会、調湿部会など下部部会の各種事業の適正な 運用を図るため、年3回程度委員会を開催し事業内容、予算等を審議する。 (1) VOC部会 ① VOC排出抑制の自主行動計画の実施 建材・住宅設備業界として、揮発性有機化合物(VOC)排出抑制のための自主的取 組に関するVOC排出量の確認を行い、参加団体による「平成26年度状況報告書」 を作成し、経済産業省に提出する。 ② VOC表示審査委員会 a. ホルムアルデヒド 年6回の審査委員会を開催し、適格品の登録を行う。また、平成16年度・平成19 年度・平成22年度・平成25年度登録品の更新作業を行う。 b. 4VOC 年6回の審査委員会を開催し、適格品の登録を行う。また、平成22年度・平成25 年度登録品の更新作業を行う。 ③ 4VOC表示情報交換会 必 要に 応 じ て4VOC自主表示制度を運用する関係団体と情報交換会を開催する 予定である。 ④ その他 VOC部会を年6回開催し、国内外の化学物質政策情報を収集及び対応内容を協議 して行く。 (2) 抗菌部会(抗菌性能基準使用証明事業) 当協会の「抗菌性能基準」を満たしたものに建産協の「抗菌製品登録」を表示する事 業を継続する。本年度は新規及び更新対象16件に対応する。 (3) 調湿部会(調湿建材表示事業) 申請状況に応じて審査委員会を適宜開催する。本年度は 「調湿建材表示登録」の新 規 及 び更 新 対 象7社に対応する。9月には住宅室内環境や健康問題に関する講演会 と部会を開催し、「Japan Home & Building Show 2015」への出展等を企画して、よ り一層の調湿建材マークの登録と普及を図っていく。また、 調湿マーク推進のため 塗壁・壁紙材料の展開について引き続き検討を行う。さらに 調湿材関連団体への 啓蒙活動を行い、参加を促して行く。

(4)

(4) その他 平成27年度経済産業省高機能JIS「子どもの安全性確保のための製品設計プロセス 指針に関するJIS開発」委員会に参加し、骨子案に対する当協会の見解をまとめ提 案して行く。 3.エネルギー・環境委員会 昨年度名称変更したエネルギー企画・普及部会の創エネルギー、蓄エネルギーへの事業 対応を継続する。さらに、断熱材普及部会、マンション省エネ改修推進部会 、3R部 会の各部会については、目的とする省エネルギー建材・住宅設備の普及促進、既存住宅・ マンションの省エネ改修についての広報・普及活動、そして環境リサイクルに関する支援 活動を行う。 (1) エネルギー企画・普及部会 ① エネルギーに関する関連団体との相互協力 a. 関連団体(含地方自治体など)主催セミナーでの省エネ改修講演対応 b. 高 性 能 建 材 導 入 促 進 あ る い は 長 期 優 良 住 宅 化 リ フ ォ ー ム 推 進 事 業 等 政 策 制 度 普及のための広報活動 c. 創エネ、蓄エネ設備導入補助事業促進のための普及広報活動 ② 省エネに関する政策情報の共有化 a. 省エネ基準義務化等に関する情報の入手とパプリックコメント対応 (2) 断熱材普及部会 高性能建材導入促進やトップランナー制度の対象アイテムとなっている断熱材に ついて、業界の抱える課題を整理・検討し、一般ユーザーの認知度向上と断熱リフ ォーム需要の拡大を図るため、2つの分科会を中心として具体的活動を進めていく。 ① 普及・広報分科会 本年度はこれまでの普及促進に加え、新たな断熱リフォームの提言を行うため以 下を実施する。 a. 断熱リフォームカタログ改訂等のツールの充実 b. 普及広報の場の拡大(特にBtoCを重点的に) c. ゾーン断熱の提案等断熱リフォーム事業の改善 d. 外部展示会での展示・講演 ② 性能表示制度分科会 本年度は認証区分Cにおいて中間加工業者が扱う断熱材、流通業者が扱う断熱材、 現場施工業者が扱う断熱材について認証事業を開始する。 一方、優良断熱材認証審査委員会のフォローや認証制度実施規定の改訂も併せ行 っていく。 a. 優良断熱材認証活動 ・認証取得製品、企業の増加を促進する。

(5)

b. 優良断熱材認証実施規定の改訂 ・実施規定に認証区分C(中間加工業者)、(流通業者)、(現場施工業者)の製品認証 審査要綱を追加する。 ③ 優良断熱材認証審査委員会 昨年度まで13社74製品シリーズ認証区分A、B及びCの認証登録が行われたが、 本年度は区分Cを中心に登録件数の増加を目指す。 (3) マンション省エネ改修推進部会 ① 普及広報活動 マンション省エネリフォーム推進のため、住民の関心、理解を深める、より効果 的な活動を展開していく。 a. セ ミ ナ ー:マンション管理組合(居住者)、マンション管理士を主対象に企業紹介、 製品事例、改修事例をはじめとして、高経年化しているマンションや 空き家問題にも着眼し、課題意識の共有を図り、リフォーム関連業者、 団体を交えたセミナーを2回開催し、広く普及を図る。また、NPOか ながわマンション管理組合ネットワークや 、(一社)首都圏マンション 管理士会との共催、出張講演などにも積極的に参加する。

b. 展 示 会:「Japan Home & Building Show 2015」への出展を検討し、コンセプ ト内容を十分考慮の上、当部会の活動主旨の訴求に努める。またマンシ ョン管理関係団体との接点を設ける機会と捉え、更なるネットワーク拡 大に活用する。 ② 普及広報用資料の充実 a. 「RESIDENCE DOCK+」と「既存マンション省エネ改修のご提案」の省エネ性能 向上に関する継続的な見直しと居住者(消費者)視点に立った解りやすさ、見やす さの追求を図り、マンション省エネ改修時の必須バイブルを 目指す。 b. スマートフォンの急速な普及に伴い「RESIDENCE DOCK+」と「既存マンション 省エネ改修のご提案」のデジタル版対応の検討を開始する。 ③ ユーザーとの情報交換 同様な活動を実施している各団体との連携先を拡充し、情報の流通を活性化する。 具体的には、マンションリフォーム推進団体間の活動報告会、情報交換会の実施、 行政とコンタクトを取り、助成金情報や地域の現状を共有できる情報のハブ拠点 をめざし、マスコミに対するPR活動を継続対応し、マンション省エネ改修推進 認証区分 製品規格 製品性能管理値 品質管理体制 A JIS規格あり JIS規格値 当該JIS認証取得 B 製品規格値 C 製品規格値 ISO9001或いは他断熱材 のJIS認証取得 D JIS規格なし 製品規格値

(6)

部会の活動内容を更に浸透させていく。 また、所属委員の当該活動に関する知識習得として外部講師による勉強会や省エ ネ性能の建材・住設機器の生産プロセス等の見学を通じて研鑚を図る。 (4) 3R部会 ① 環境・リサイクルに関する活動について 循環型経済システム構築の貢献に向けて、建材設備産業における3Rの取組みに ついて調査活動等を推進してきた。建産協HP掲載の「建材設備産業の自主的環境 行動宣言」を、今後は社会状況の変化、環境行動の実施状況のフォローアップ等 に応じて適切な見直しを図っていく。また環境・リサイクル関連情報の更新を随 時行い、会員に対して最新の情報提供を行う。 ② グリーン購入法の特定調達品目提案支援 グリーン購入法に関する「特定調達品目提案及び判断基準の見直し」に関して会 員からの依頼を受け、協会からの提案として資料を提出、支援する。 ③ 3R推進功労者等表彰推薦 3R推進協議会が実施する3R推進功労者等表彰募集に対し、会員に積極的な応募 を呼びかけ、応募を希望する企業があれば協会として推薦する。 ④ 建設リサイクル推進施策検討小委員会への参加 国土交通省総合政策局公共事業企画調整課環境リサイクル企画室が主催する「建 設 リサ イ ク ル推 進 計 画2014」の推進計画で策定した各施策の実施状況等につい てフォローアップを実施することとしている。適宜 「建設リサイクル推進施策検 討小委員会」に富田専務理事が委員として参加する。 4.リフォーム推進委員会(新設) 昨年度、リフォーム市場の活性化に向けて、国策として実施すべき政策提言と、 建産協が自ら実施すべき事業等について検討 してきたリフォーム推進部会を27年 度は新たに委員会として活動することとし、次の3部会を設けて検討していく。 (1) 制度検討部会(新設) 昨年度、制度検討分科会において設備建材インスペクシ ョンのフレームワークと 資産価値評価法の考え方を、国の政策へ取り込められるよう議論していく。 本年度は、この考え方が機能するかを実際に検証していく。 この検証に、有識者を交えたWGで実施する方法を検討していく。 また、実態調査とデータベース作りの検討や、全体スキーム(インスペクション実 施者等)を検討していく。 検証については、具体的物件でのトライアルや水道光熱費算出シミュレーション ソフトの検討が必要で、議論を重ね、慎重に進めていく。

(7)

(2) 規制緩和部会(新設) 昨年度、規制緩和分科会において内閣府規制改 革会議に提言していくべく、以下の 3件をまとめたが、本年度は引き続き、法令の規制緩和策の検討をしていく。 ・マンション標準管理規約第22条における管理組合の責任の軽減 ・マンション標準管理規約第22条における対象工事範囲の拡大 ・建築確認申請が必要なリフォーム事例の明確化 また、空き家リフォームの用途変更についても継続して検討していく。 助成金、税制優遇の見直し(要件緩和、使い勝手、追加策等)に関するアンケートを 実施し、提言内容を検討していく。 (3) イベント部会(新設) 昨年度、イベント分科会において 、住まい手のリフォーム意欲を高める官民一体 オールジャパンのイベントについて議論を行い、提案書を「リフォームで生活向上 プロジェクト」実行委員会実施連絡会議へ提出した。 本年度は、引き続き同連絡会議内の地域・民民WGへ参加し、リフォームの認知度 向上のためのイベント開催に向けて取り組んでいく。 ・リフォームで生活向上プロジェクト実施連絡会議内の地域 ・民民WGにおいて、 協賛団体との連携を進め、イベント企画に関して当部会がその中心的役割を果 たしていく。具体的には、地域協議会との共同リフォームイベント開催(27年度 秋期)に向けたイベントコンテンツの検討と、各地域への展開のために積極的に 提案を行っていく。 ・上記リフォームイベントを盛り上げていくために、建産協会員によるイベント について検討していく。 5.標準化委員会 近年ISO・IECなどの国際標準化が重要な役割を果たしてきていることに伴い、企業会 員並びに団体会員との連携を深めつつ建材・住宅設備分野の標準化に関する課題等に ついて総合的に取り組んでいく。 また、本年度も経済産業大臣主催の「標準化官民戦略会議」に引き続き協力していく。 (1) 標準企画部会 ① JIS見直し 建産協が関連するJISに対するメンテナンス業務を実施していく。 建材JISの14件と住設JISの4件の合計18 件のうち、平成27年度に見直し調査対 象となるのは、平成28年度に見直し時期が到来する①JIS A 5003(石材)、及び ②JIS A 5752(金属製建具用ガラスパテ)の2件が該当する。 ② 受託事業としての標準化の取り組み 平成25年度に経済産業省に応募し採択されてテーマ、「平成26年度エネルギー使 用合理化国 際標準化 推 進事業(省エネルギー等国際標準共同研究開発・普及基盤

(8)

構築事業:グリーン建材・設備製品に関する国際標準化・普及基盤構築)」(以下「グ リーン建材・設備製品に関する国際標準化・普及基盤構築」という。)については、 3ヵ年事業の2年目として継続して取組んでいく。 a. 「グリーン建材・設備製品に関する国際標準化・普及基盤構築」に含まれる個別テーマ (受託事業:平成26年度~28年度) (a) カーテンウォールの熱貫流率計算法に関する国際標準化 カーテンウォールの熱貫流率計算法規格ISO 12631の定期見直しに対し、日 本の省エネ技術や納まりに対応した計算法を提案することとしている。 平成27年度は、引き続きISO、CEN(欧州標準化委員会)等の国際会議に参画 し、日本の検討案や実用的な簡易計算法の可能性について調査していく。 また、海外(北米)の非住宅開口部の解析プログラム、及びラベリングシステ ムの調査、スパンドレル部の断熱試験を実施した上で日本からの改正案を まとめる計画である。 (b) 窓のエネルギー性能の評価法に関するJIS開発 「窓のエネルギー性能の評価法」について、日本も参画して策定された国際 規格(ISO 18292 :2011 Energy performance of fenestration systems for residential buildings -- Calculation procedure)を基に、日本特有の気候、 住宅及び窓製品に適用できるよう整備し、改良された評価法のJIS原案を作 成することとしている。 平成27年度は、評価に必要なデータの精度向上や東南アジアにおける冷房 エネルギーの評価方法の調査等を実施し、改良評価法の検討 及びJIS原案の アウトライン作成を行う。 (c) 真空断熱建材の性能評価・表記に関する国際標準化 真空断熱建材が建築物等に用いられる際に、使用者がその用途において断 熱性能や取り扱い性等について判断できる性能基準、評価方法、表記につ いて提案することとしている。 平成27年度は、先行して韓国から提案されているISO WDに対する修正案の 提案に向けて、引き続きISO、CEN等の国際会議に参画し、情報収集、ロビー 活動を行うとともに、真空断熱材の不均一な性能に対する平均(みなし)性能 の同定理論の構築、及び断熱試験の測定方法決定のため熱性能試験を継続 して実施する計画である。 (2) WPRC部会 ① 木材・プラスチック再生複合材(WPRC)普及促進事業 平成26年度に引き続き、より一層の普及促進と市場の適正な拡大を図るため、 WPRC部会において決定した基本方針の内、最重要3項目について優先的な取り 組みを行う。 a. WPRCの適正な市場形成のための普及広報活動として、WPRC及び会員企業等に 関わる様々な情報発信のための更なるHP充実化、政府広報活動対応(経済産業省 夏休み子ども見学デーへの参加)、地域材由来の間伐材有効活用並びに容器包装

(9)

リサイクルプラスチックの有効利用等環境負荷低減に関するPR活動等を行う。 また、リサイクル原料の安定確保と市場における信頼性確保のため、上流側、下 流側の関連機関並びに諸団体との連携活動 も積極的に行う。 b. WPRCに関わる素材・試験方法・製品JISの制定・改正等維持管理及び国際標準化 ISO/TC61/SC11/WG11(Wood-Plastic Composites)に 関 す る対 応 並 び に 関 連国 際標準化活動についての支援を行う。 c. WPRCの環境配慮性に対する定量的評価方法に関する調査研究活動を行 うとと もに、グリーン購入法、国際森林認証等認証対象製品への可能性を探り、より一 層の信頼性確保を目指す。 ② WPRCに関わる標準化事業 a. WPRC国際標準化分科会 (「グリーン建材・設備製品に関する国際標準化・普及基盤構築」に含まれるテーマ) (受託事業:平成26年度~28年度) 木材・プラスチック再生複合材(WPRC)の国際標準提案・成立又は先行国際規格へ のJIS内容の反映を図ること、並びに、国際規格内容のJISへの展開を最終目標と し、平成26年度は、ISO国際会議参加等を通じて、関連するISOの現状を正確に 把握するとともに、東アジア、アセアン諸国、欧米諸国の規格の動向について情 報収集を行い、NP提案を実施した。2年目にあたる本年度は、日本からのNP提案 の承認を目指し、引き続きISO/TC61等の国際会議の場において協力要請を行うと ともに、WDの作成、CD登録へ向けた活動を行う。 6.国際委員会 日本の良質で強みのあるグリーン建材 ・住宅設備機器のアジア市場での普及促進を目 的として、建材及び住宅設備業界の国際的な事業活動を支援する。 このため、日本と アジア諸国との規格・標準に関する情報交流、各国の状況についての情報集積とその共 有化を行う。具体的な活動は、標準化委員会と連携し、経済産業省の平成27年度受託 事業の取り組みと連動して実施する。 (1) 国際交流部会 ① 調査・交流事業 a. 中国、韓国及びアセアン諸国を中心として、建材・住宅設備の規格・標準及び各国 の制度・仕組みに関する情報収集を行い、情報の集積と共有化を図る。企画・調査 の実施に際しては、経済産業省からの受託事業の取り組みと連携して活動を進め る。 b. 経済産業省と連携して、中国、韓国及びアセアン諸国との政府間及び民間レベル の交流と人脈を活用し、日本のグリーン建材・住宅設備機器のPRを図ると共に、 相手国のニーズに基づいた規格化等の活動を支援することで 、アジア市場での日 本のプレゼンス向上を図っていく。本部会活動に於いても、受託事業の取り組み と連携し、中国、韓国及びベトナム、インドネシア等の標準認証機関や関連団体

(10)

等との交流を中心に活動を進める。 ② グリーン建材・設備製品に関する国際標準化・普及基盤構築事業 (受託事業:平成26年度~28年度) 本受託事業は、平成26年度から3ヵ年の予定で実施している。平成27年度はこれ までの活動成果を踏まえ、以下のテーマについて国際交流部会と国際標準部会が 連携して活動を進める。 a. グリーン建材・設備製品規格のベトナムへの展開 平成26年度の活動成果を踏まえ、ベトナム側から導入意向が示された窓の熱性 能に関するJIS (JIS A 2103:窓の日射熱取得率の計算法、JIS A 1493:日射熱 取得率の測定法)、その計算ツールとしてのソフトウエア、及び塗料/建材に関 するJIS(JIS K 5602:塗膜の日射反射率の求め方、JIS K 5675:屋根用高日射 熱反射率塗料)について、引き続きベトナムの関連機関(主にVIBM)に対し、ベ トナムの国家規格としての採用を目指した導入支援活動を展開する。 また、製品の横展開として水廻り製品、WPRC(木材・プラスチック再生複合材) 等についても製品・技術・規格の情報交換を行い、規格導入の可能性検討、導入 支援活動に繋げていく。 規格導入に際して、測定機材の整備、専門家の派遣、研修生の受け入れ等のベ トナム側からの要望事項についても、技術協力プロジェクトとしてODAスキー ムへの申請支援を併せて実施する。 b. グリーン建材・設備製品規格のインドネシアへの展開 平成26年度の活動成果を踏まえ、引き続きBSN(インドネシア国家標準庁)を窓 口とし、インドネシアの国家標準化機関、試験認証機関、業界団体等の関係各 機関に対して、技術交流、ワークショップ等を通じて、日本のグリーン建材に 関する製品・技術・規格を紹介し、相手国の関心の高い分野に絞りこんだ上で、 要望に沿った規格導入支援活動を展開する。 c. 窓遮熱性能の国際標準化 日本、中国及び韓国の3ヵ国にて共同提案され、ISO/TC163/SC1/WG17に於い て 審 議 ・検 討 さ れ て い る 、JIS A 1493(日射 熱取得 率の 測定 )を ベー スとし た ISO/CD19467の、ISO国際規格成立を最終目標として、本年度はISO/CD19467 のDIS成立及びFDIS開発を行うべく、ISO/WG17会議等を通じて、国際規格制 定の実現に向けた活動を実施する。 d. 温水洗浄便座の国際標準化 温水洗浄便座が有すべき品質内容とその性能評価方法を明らかにし、使用者が 必要とする製品を判断できるようにするため、性能(評価/試験方法)規格の国際 規 格 化 を 目 指 す 。 平 成26 年 度 に IEC へ の 日 本 提 案 に よ り NP と し て 成 立 し た”Spray seats for household and similar use - Methods for measuring the performance”について、日本がコンビーナーとなって、エキスパート参加国と のPT会議を通じてWD開発を進め、CD登録を完了させる。

(11)

(2) 国際標準部会 ① ISO/TC77、ISO/TC89国内審議委員会 a. ISO/TC77(繊維強化セメント製品)関連 平成26年度は、ISO 9125(繊維セメントスレート及び取付金具-製品仕様及び試 験方法)のSR投票が行われた。引き続きISO国際事務局の動向を注視しながら適 宜対応を行う。JIS規格との整合性を図りながら、当該製品との関係が深い、 せんい強化セメント板協会、日本窯業外装材協会と連携 しな が ら 進 めてい く。 b. ISO/TC89(木質パネル)関連 平成26年度は、国内市場に影響を及ぼすことが想定されるNP:Confirmation of compliance with wood-based panels standards(EN326-2の統計処理による品 質 管 理 手 法)に つ い て 反 対 票 を 投 じ 、 平 成 27年 5月 に イ タ リ ア で 開 催 さ れ る ISO/TC89国際会議で日本の主張について議論されることとなった。引き続き 当該規格や現在投票が始まっている規格、投票が開始される規格に該当する製 品のJISとISOの整合性をとるため、国内で審議しながら投票方針を決定し、国 際会議等において日本の意見を主張していく。 こ れ ら は 国 内 審 議 委 員 会 及 び 日 本 繊 維 板 工 業 会 と の 連 携 を 密 に し て 取 り 組 ん でいく。 ※ Pメンバー : Participating member TC : Technical Committee SC : Sub committee WG : Working group PT : Project Team

NP : New work item proposal (新業務項目提案) WD : Working Draft (作成原案)

CD : Committee Draft (委員会原案)

DIS : Draft International Standard (国際規格案)

FDIS : Final Draft International Standard (最終国際規格案) IS : International Standard (国際規格) SR : Systematic Review (定期見直し) 7.建材・住宅設備産業に関する団体、学会及び研究機関との交流及び協力 (1) 建材PL相談室の活動 一般消費者、消費生活センター、関連PLセンター等からの問合せ、相談に対して 対応を行う。 PL相談窓口の連絡会、(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター、関連PLセン ターと情報交換を継続して行う。 (2) 団体会員との協力活動をより一層促進するため、「団体連絡会」を開催して共通課題 等について情報交換し、交流を行う。

(12)

平成27年度は、下記の通り開催の予定である。 第1回 平成27年 6月18日(木) 14:00~16:00 第2回 平成27年 9月17日(木) 14:00~16:00 第3回 平成27年12月15日(火) 14:00~16:00 第4回 平成28年 3月23日(水) 14:00~16:00 (3) (一財)建材試験センター、(一社)日本建築学会等の関係機関・団体の事業に協力し、 相互の連携を図る。 8.その他の会合 定時総会、理事会、理事懇談会、政策懇談会等 以上

参照

関連したドキュメント

6  外出  12  忘年会  7  夏祭り  1  新年会 . 8  花火 

本部事業として第 6 回「市民健康のつどい」を平成 26 年 12 月 13

年度当初、入所利用者 68 名中 43 名が 65 歳以上(全体の 63%)うち 75 歳以上が 17

5月 こどもの発達について 臨床心理士 6月 ことばの発達について 言語聴覚士 6月 遊びや学習について 作業療法士 7月 体の使い方について 理学療法士

・県民ホールが実施した芸術文化創造振興事業は、 31 事業/32 演目(35 公演) ・ 9 企画(14 回) ・5 展覧会であり、入場者数は

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号

「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成20年12月26 日)、「持分法に関する会計基準」(企業会計基準第16号

地点と KAAT の共同制作作品。平成 29 年、地点「忘れる日本人」で鮮烈な KAAT デビューを飾った作家、松原俊太郎による 新作を上演する。.. 9