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「特別の教科 道徳」道徳教科化への対応(3)
−ゼミにおける模擬授業(中学校道徳科)の取組みを中心にして−
矢田貞行 *
はじめに
道徳教科化については、小学校ではすでに平成 30 年度から、中学校では平成 31 年・令和元年度から 始められている。これに対応して筆者のゼミにおいても、専門演習Ⅱ(3 年次秋学期)の時間を利用して、 道徳科の教材研究・学習指導案の作成を行い、主として 1、2 年次の演習において 3 年生が教師役を務め、 彼らを児童生徒役に見立てて模擬授業を実施している。前稿(『教育研究紀要第 5 号』)においては、主 として小学校の道徳教科化に関する報告を行ったので、本稿では、令和元年度秋学期「専門演習Ⅱ」に おける中学校道徳科に対応した模擬授業について、報告を行うことにする。Ⅰ.「特別の教科 道徳」の授業づくり
上述のように、中学校ではすでに「特別の教科 道徳」が始められ、学校現場では、これまで培われ てきた道徳の授業実践に基づきつつも、新たな道徳科の教科書を用いた教科としての授業が行われてき ている。道徳科の授業は主として担任教師が行うとされており、教育実習においても実習生の多くに道 徳科の研究授業が課されるなど、求められる教員の資質能力の 1 つとして学校現場でもその指導力が重 視されていることは言うまでもない。 そこで本ゼミにおいては、中学校の教員志望の学生(5 名)に中学校道徳科の模擬授業を行うことを 求めた。まず、ゼミの開講時に「特別の教科 道徳」新設の経緯やその意義、指導上のポイント等を踏 まえて、中学校道徳科における学習指導案の立て方について講義を行った。その後、学生が各自で教材 研究を行い、学習指導案を作成した。 その際、本ゼミにおいては、教師用指導書を予め学生に見せ、それを参考にして学習指導案を作成す ることを勧めている。学生たちは、すでに 2 年次の道徳指導法の授業において、学習指導案の立て方に ついて履修しており、ある程度その概要に関しては周知している。また、本ゼミにおける専門演習のね らいは、学習指導案作成自体が目的ではなく、教科化された道徳科の授業を、どのように教師として生 徒を前に限られた時間内で行い、実践力を培うかを重視しているからである。 模擬授業の直前に学生と打合せを行い、学習指導案に基づく授業デザインの提示、板書計画に基づく フラッシュカード等を用いた板書の試行、授業展開のポイント、留意事項の確認、グループワークの構 想等について、詳細な予行演習を行った。Ⅱ.学習指導案の作成
次に、模擬授業を行った学生の事例を取り上げることで、中学校における教科化された道徳科の一端 * 東海学園大学スポーツ健康科学部 東海学園大学教育研究紀要 第 6 号:94-106,2021〈授業報告〉
東海学園大学教育研究紀要 第 6 号 を紹介することにしたい。ここで例示する学生の学習指導案は、中学校 2 年生の道徳科(「私は十四歳」 『われら中学生』文英堂、平成 10 年)を教材としたものである。 この授業では、「個性をよりよい方向に伸ばし、より輝かせようという自分(主人公)の人生への前 向きな取り組みを繰り返す中で、充実した生き方を体得させる」(「主題設定の理由」)ことをねらいと している。また、「自分を肯定的に捉え、自分の優れている面の発見に努め、さらに伸ばしていこうと する意欲を育てる」(同上)ことを重視している。 ところで、本時の単元の主題名は「向上心」「個性の伸長」である。思春期にある中学生が、試行錯 誤を繰り返しながら「新たな自分に出会うためのチャンス」(同上)と捉え、「後悔のない生き方をした いという意欲を育てることがより充実した生き方につながっていく」(同上)ことを生徒に自覚させる 契機となることが、授業の目標である。 本教材は、部活動に関して思い描いている理想の自分と現実の姿のギャップに悩む主人公「私」の不 安や葛藤が描かれており、それは 14 歳の中学生の「自分探し」でもあり、「自分磨き」でもある。生徒 たちには、自分自身の体験に照らし合わせて活発に話し合い、議論を深めて自己を見つめ、自分らしい 生き方を追求しようとする意欲を育てたい、という意図を持って授業担当者は授業を構想している。 なお、評価の視点については、自己を見つめ、自己のよさを生かし伸ばしていくために前向きに取り 組むことの意義に気づき、そのことで自分の見方や考え方を深めているか否かを評価の基準としている。 また、評価の方法としては、中心発問(「私が悩む中でジャズダンスに出会えたのは、どんな気持ちを持 ち続けていたからか」)におけるグループ間での話し合いや、自分のよさを生かし、前向きに生きていこ うとする姿勢について、生徒各自が「ワークシート」に記載した内容に基づいて評価を行おうとしている。 以下、学習指導案は表 1 及び 2、授業で使用したワークシートは表 3、板書計画は図 1 に示す通りである。 表 1.学習指導案(その 1)
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98 「特別の教科 道徳」道徳教科化への対応(3)−ゼミにおける模擬授業(中学校道徳科)の取組みを中心にして− ߓ⮬ศࡽࡋ࠸⏕ࡁ᪉ࢆࡍࡿࡓࡵ ษ࡞ࡇࢆヰࡋྜ࠺ࠋ Q5㸬⮬ศࡽࡋ࠸⏕ࡁ᪉ࢆࡍࡿࡓࡵ ࡣࠊ࠺࠸ࡗࡓࡇࡀษࢆ⪃࠼ ࡿࠋ ⪃࠼ࢆࢢ࣮ࣝࣉ࡛㆟ㄽࡋࠊฟࡓពぢ ࢆ⏬⏝⣬᭩ࡃࠋ ࢢ࣮ࣝࣉࡈⓎ⾲ࡍࡿࠋ ࠐࠕ⚾ࠖࡢࡼ࠺ࡃࡌࡅ࡞࠸࡛๓ ྥࡁ≀ࢆ⪃࠼ࡿࠋ ࠐᚰࡀᢡࢀࡑ࠺࡞ࡗ࡚ࡶࠊỴࡋ ࡚ㅉࡵ࡞࠸ࠋ ࠐ⮬ศࡢࡸࡾࡓ࠸ࡇࡸࠊ⇕୰࡛ ࡁࡿࡇࢆぢࡘࡅ࡚ᴦࡋࡴࠋ ࠐ⮬ศࡢዲࡁ࡞ࡇࢆຊ࡛ࡸ ࡿࠋ ࠐ⮬ศࡢẼᣢࡕ⣲┤࡞ࡿࠋ ࠐຬẼࢆᣢࡗ࡚ᣮᡓࡍࡿࠋ ⤊ ᮎ ߀ᮏࡢࡲࡵࢆࡍࡿࠋ ㄝヰࢆ⫈ࡃࠋ ᪥ࡢᏛ⩦ࢆ㏻ࡋ࡚Ꮫࢇࡔࡇࠊ ⪃࠼ࡓࡇࢆ࣮࣡ࢡࢩ࣮ࢺグධࡍ ࡿࠋ ᪥ࡢᏛ⩦ࢆࡩࡾ࠼ࡾࠊࣀ࣮ࢺ ᭩ࡃࠋ ࠐ⮬ศࡢ㐣ࡕᣊࡗ࡚ⴠࡕ㎸ࡴࡢ ࡶࠊ㏫⮬ศࢆᗊ࠸㐣ࡂࡿࡢࡶࡼ ࡃ࡞࠸ࠋࡃ๓ࢆྥ࠸࡚࠸ࡃ ጼໃࡀษ࡛࠶ࡿࠋ ᩍᖌࡢࠕ⮬ศ᥈ࡋࠖࡢ⤒ 㦂ࢆヰࡍࠋ࠶ࡿ࠸ࡣࠊᮏ ࡢࡡࡽ࠸ྜࡗࡓ㐺ษ࡞ ࠕリࠖࡀ࠶ࢀࡤ⤂ࡍࡿࡇ ࡛ࠊࡲࡵࡍࡿࠋ
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100 「特別の教科 道徳」道徳教科化への対応(3)−ゼミにおける模擬授業(中学校道徳科)の取組みを中心にして− 表 4.『みんなの声』(その 1)
Ⅲ.授業の実施とふりかえり
模擬授業を終えて、最後に生徒役の受講生(1 年生及び 3 年生)からのコメント(「よい点」「改善す べき点」)を集約し、『みんなの声』(表 4)としてまとめたものを次週の授業において配布することに している。なお、「感想」については、教員が書いたものを記載した。 ⾲ 4㸬ࡳࢇ࡞ࡢኌ㸦ࡑࡢ 1㸧 ࡳ ࢇ ࡞ ࡢ ኌ ࠙ࡼ࠸Ⅼࠚ ᤵᴗ๓ࡽ⏕ᚐᙺࡢᏛ⏕Ḽㄯࡋࠊྡ ๓ࢆぬ࠼ࡿ➼ே㛫㛵ಀࡢᵓ⠏ດࡵ࡚ ࠸ࡿࠋܐᤵᴗࢆ⾜࠺ᙜࡓࡗ࡚ࠊᩍᖌ ⏕ᚐࡢಙ㢗㛵ಀࡣ࡚ࡶ㔜せ࡛࠶ࡾࠊ ࡞ᤵᴗࢆ㐍ࡵࡿࡓࡵࡣࠊᚲ㡲ࡢ㡯 ࡛࠶ࡾࠊᤵᴗ⪅ࡣࡇࡢࡇࢆࡼࡃᚰᚓ࡚ ࠸ࡿࠋ ᑟධ㒊࡛㒊άࡘ࠸࡚⪃࠼ࡉࡏࡿ㝿ࠊ 㒊άࡢࡼࡉࡸᴦࡋࡉ࡞ࠊ᫂ࡿ࠸㞺ᅖẼ ࡛➗㢦࡛⏕ᚐㄒࡾࡅ࡚࠸ࡿⅬࡀ㡾 ࡿዲឤࡀᣢ࡚ࡿࠋ⏕ᚐࡶ➗࠸࡛ᑐᛂࡋ࡚ ࠸ࡿࠋ ᩍ⛉᭩ࢆ⠊ㄞࡋࠊᮘ㛫ᕠどࢆࡋ࡞ࡀࡽ ⾜ࡗ࡚࠸ࡿࠋ ேබࡢே≀ࡢ☜ㄆࢆ⾜ࡗ࡚࠸ࡿࡀࠊ ୰ᏛᰯධᏛࡢΎࠎࡋ࠸Ẽᣢࡕࡸࡀࢇ ࡤࢁ࠺!࠸࠺ᚰពẼࢆ⏕ᚐ㸦୰㸰ᖺ⏕㸧 ࡶᛮ࠸㉳ࡇࡉࡏࡿࡼ࠺࡞㞺ᅖẼ࡙ࡃ ࡾດࡵ࡚࠸ࡿࠋ ḟࡢࣂࢫࢣࢵࢺ㒊㏥㒊ࡢᡤ࡛ࡶࠊࡑࡢ ᡤⅭேබࡢẼᣢࡕᐤࡾῧ࠸ࠊ᰾ᚰ ㏕ࡿࡼ࠺࡞ᅇ⟅ࡀᐤࡏࡽࢀ࡚࠸ࡿࠋࡲ ࡓࠊࠕ㏥㒊ࠖ࠸࠺࣐ࢼࢫ㠃ࡤࡾࢆ ฟࡍࡢ࡛ࡣ࡞ࡃࠊࠕ⮬ศ⮬㌟ࢆྲྀࡾᡠࡍ ͐ࠖࠕࡇࢀࡲ࡛ࡣ㐪࠺⮬ศᣮᡓࡍࡿ ͐ࠖ࠸࠺๓ྥࡁ࡞᪉ྥᛶࢆேබࡀ࠶ ࡃࡲ࡛ࡶᣦྥࡋ࡚࠸ࡿࡇࢆᢕᥱࡋࡓࠊ ᚰቃࡢኚ㸦ࠕࣔࣖࣔࣖឤࡀ࡞ࡃ࡞ࡗࡓࠖ ࠕᛮ࠸ᥥ࠸ࡓ⮬ศ㏆࡙࠸࡚࠸ࡿࠖࠕ⾲⌧ ࡍࡿᴦࡋࡉࡸ႐ࡧ͐ࠖ㸧ࢆⓗ☜ᤊ࠼ࡓ ᣦᑟࢆࡋ࡚࠸ࡿࠋ ࠙ᨵၿࡍࡁⅬࠚ ሙ㠃ᅗࢆ㈞ࡾᛀࢀ࡚ࠊᚋ࡛ࡇࡗࡑࡾ ㈞ࡗ࡚࠸ࡓࠋ⏕ᚐࡣ࠺ࡗࡾࡋ࡚࠸ ࡓࡇࢆṇ┤ㅰ⨥ࡋࡓ᪉ࡀࡼ࠸ࠋ ₎Ꮠࡢ᭩ࡁ㡰ὀពࡋ࡚ࡋ࠸ࠋ ⠊ㄞࡢ㝿ࠊㄞࡳ㣕ࡤࡋࡀぢࡽࢀࡓࠋ ࣉࣛࢫࡢពぢࡢࡳ࡞ࡽࡎࠊ࣐ࢼࢫ ࡢពぢࡶసࡗ࡚࠶ࡿ࠾ࡶࡋࢁ࠸ᛮ ࡗࡓࠋ表 4.『みんなの声』(その 2) ⾲ 4㸬ࡳࢇ࡞ࡢኌ㸦ࡑࡢ 2㸧 ࡳ ࢇ ࡞ ࡢ ኌ ࠙ࡼ࠸Ⅼࠚ ୰ᚰⓎၥ࡛ࡣࠊ࣮࣡ࢡࢩ࣮ࢺࢆ⏝࠸ ࡚ࠊ⮬ศ࡛⪃࠼㸦㸱ศ㸧ࠊḟ࠸࡛⌜࡛ ேពぢࢆࡋ࡚ࠊ୍␒Ⰻ࠸ពぢࢆ ฟࡍࡼ࠺ᣦ♧ࢆᚭᗏࡋ࡚࠸ࡿࠋ ᮘ㛫ᣦᑟࢆࡋ࡚ࠊⰋ࠸ពぢࢫࢱࣥ ࣉࢆᢲ༳ࡋ࡚࠸ࡿࠋࡇࢀࡣࠊ⏕ᚐࡢࡸ ࡿẼࡶ⧅ࡀࡗ࡚࠸ࡿࠋ⏕ᚐࡢ᭩࠸ࡓ ᯈ᭩㸦ࠕ᪂ࡋ࠸⮬ศࡢⓎぢࠖࠕࢳࣕࣞࣥ ࢪࡋ࡚ࠊᐇࡋࡓே⏕ࢆ㏦ࡾࡓ࠸ࠖࠕᮏ ≀ࡢ⮬ศࢆⓎぢࡍࡿࠖ࡞㸧ࢆぢࡿ㝈 ࡾࠊṇ㭀ࢆᑕࡓពぢࡀከᩘฟࡉࢀ࡚࠸ ࡿࠋ ࡲࡵࡋ࡚ࠊࠕ⮬ศࡽࡋ࠸⏕ࡁ᪉ ࢆࡍࡿࡓࡵࡣࠊ࠺ࡋࡓࡽࡼ࠸ࠖ ࡘ࠸࡚ࢢ࣮ࣝࣉ࣮࣡ࢡࢆ⾜ࢃࡏࠊ⏬ ⏝⣬ྛ⌜ࡢពぢࢆ᭩ࡏࠊᯈ᭩ࡋ ࡚㈞ࡗ࡚࠸ࡿࠋ࠾ࡶࡋࢁ࠸ࢹ ࡔ! ᭱ᚋࠊᩍᖌࡢㄝヰ㸦எṊࡉࢇࡢ య‶㊊㸧࡛⥾ࡵࡃࡃࡗ࡚࠸ࡿࠋෆᐜ ⓗᮏࡢᤵᴗෆᐜ࠺ࡲࡃ࣐ࢵࢳ ࣥࢢࡋ࡚࠸ࡿࠋయ‶㊊ࡢ㌟࡛࠶ࡗ ࡚ࡶࠊࠕ࠶࡞ࡓࡣࠊఱ࡛ࡶ࡛ࡁࡿࠖ ࠸࠺ẕぶࡢゝⴥከࡃࡢ⏕ᚐࡀඹឤ ࡋ࡚࠸ࡿࠋ ࠙ឤࠚ ᪥㡭ࡽࡢ୰Ꮫᰯ࡛ࡢᩍ⫱࣎ࣛࣥࢸ య㦂ࢆ༑ศάࡋࡓᶍᨃᤵᴗ࡛ࡋ ࡓࠋ⏕ᚐࡢᤵᴗ๓ࡽࡢࢥ࣑ࣗࢽࢣ࣮ ࢩࣙࣥࡢࢃࡋ᪉ࠊ⏕ᚐࡢྡ๓ࢆぬ࠼ࡿ ࠸࠺ࡇࡢษࡉ㸦ཷㅮ⏕ࡢࢥ࣓ࣥࢺ ࡢ୰ࡶࠊࠕᗙᖍ⾲ࢆぢࡎࠊྡ๓ㄞࢇ࡛ ⏕ᚐࢆᣦྡࡋ࡚࠸ࡓ!ࠖ࠶ࡾࡲࡋࡓ㸧ࠊᯈ ᭩ࡢᩥᏐࢆᑀ᭩ࡃࡇࠊᤵᴗ࠾࠸ ࡚Ⰻ࠸㞺ᅖẼ࡙ࡃࡾࡢព⩏࡞ࠊࡍ࡛ ከࡃࡢᏛ⏕ࡀᩍ⫱ᐇ⩦࠾࠸࡚ึࡵ࡚య ᚓࡍࡿࡇࢆࡍ࡛㌟ࡅ࡚ᐇ㊶ࡋ࡚ ࠸ࡿጼࡣࠊኚ㦫ࡁࡲࡋࡓࠋ࠸࡛ࡍ!! ⏕ᚐࡢࢥ࣑ࣗࢽࢣ࣮ࢩࣙࣥࡣࠊᖖ ➗㢦ࡸ࣮ࣘࣔࢆᛀࢀ࡞࠸࡞ࡢᚰ㐵࠸ ࡶ㝶ぢࡽࢀࠊ⣲ᬕࡽࡋ࠸ᛮ࠸ࡲࡋࡓࠋ ࡇࡢᤵᴗࡣࠊ⏕ᚐࡶࡿᤵᴗࡢᶍ ⠊ⓗ࡞ᒎ㛤࡛ࡋࡓࠋࡇ࠺ࡋࡓᤵᴗྥ ࠺⏕ᚐࡢ㞺ᅖẼࠊᏛ⣭ࡢᵝᏊ࡞ࠊᡤㅝ ͆₯ᅾⓗ࣒͇࢝ࣜ࢟ࣗࣛࡀᤵᴗࡢᡂྰࢆ ᕥྑࡍࡿࡇࢆ༑ศᘚ࠼࡚ᤵᴗ⮫ࡳࠊ ⏕ᚐ᥋ࡋ࡚࠸ࡓⅬࡣࠊࡉࡍࡀ࡛ࡍࠋᩍ⛉ ᭩ࡢㄞࡳ㣕ࡤࡋࠊ₎Ꮠࡢ᭩ࡁ㡰ࠊሙ㠃ᅗࡢ ㈞ࡾᛀࢀ௨እࡣࠊ≉ၥ㢟ࡣ࠶ࡾࡲࡏ ࢇ࡛ࡋࡓࠋ ᚋࡶᏛࡧࢆ῝ࡵࠊ᥇⏝ヨ㦂ࡶ㠀 ⌧ᙺ࡛ྜ᱁࡛ࡁࡿࡼ࠺ࡀࢇࡤࡿࡇࢆ ࠸ᮇᚅࡋ࡚࠸ࡲࡍࠋ
102 「特別の教科 道徳」道徳教科化への対応(3)−ゼミにおける模擬授業(中学校道徳科)の取組みを中心にして− 『みんなの声』として、受講生から寄せられた「よい点」としては、次のようなものが挙げられている。 まず、授業前から生徒役の学生と歓談し、名前を覚える等人間関係の構築に努めている点である。授 業を行うに当たって、教師と生徒の信頼関係はとても重要であり、円滑な授業を進めるためには、大切 な事柄であり、授業者はこのことをよく心得ている。 次いで、導入部で部活動について考えさせる際、部活のよさや楽しさなど、明るい雰囲気で、笑顔で 生徒に語りかけている点が頗る好感が持てる、生徒も笑顔で対応している、というコメントも多数寄せ られており、授業者が生徒との打ち解けた良好な関係を築いて授業に臨んでいることが窺い知れる。ま た、教科書を範読し、机間巡視をしているときも、生徒の様子を常に視野に入れながら授業を進めてい ることに余念がない。こうして授業者は、生徒の動機づけを殊の外重視し、生徒を学習者の中心に据え た授業展開に努めていることに他ならない、と言えよう。 教科書を一読の後、展開部では主人公の人物の確認を行っているが、ここでも中学校入学時の清々し い気持ちで頑張ろう ! という心意気を生徒(中 2 年生)にも思い起こさせるような雰囲気づくりに努め ている。 逆に、次のバスケット部退部の箇所でも、その所為か主人公の気持ちに寄り添い、核心に迫るような 回答が寄せられている。また、「退部」というマイナス面ばかりを出すのではなく、「自分自身を取り戻 す」「これまでとは違う自分に挑戦する」という前向きな方向性を主人公があくまでも指向しているこ とを把握した、心境の変化(「モヤモヤ感がなくなった」「思い描いた自分近づいている」「表現する楽 しさや喜び」)を的確に捉えた指導をしているのである。 また中心発問では、ワークシートを用いて自分で考え(3 分間)、次いで各班(グループ)で友人と意 見交換をして、一番よい意見を出すよう指示を徹底している。その際、机間指導を行ってよい意見にス タンプを押印している。このパフォーマンスは、押された生徒が喜び、生徒のやる気にもつながっている。 まとめとして、「自分らしい生き方をするためには、どうしたらよいか」についてグループワークを 行わせ、画用紙に各班(グループ)の意見を書かせ、板書として貼っている。これもまた、“自分なら どうするか”を問う、教科化された道徳科の核心に迫る適切で、興味深いアイデアだと言えよう。生徒 が前に出て書いた板書(「新しい自分の発見」「チャレンジして、充実した人生を送りたい」「本物の自 分を発見する」など)について見る限り、正鵠を射た意見が多数出されているというコメントが多数寄 せられていた。 最後に、教師の説話(乙武さんの『五体不満足』)で締めくくっている。これは、内容的に本時の授 業内容にうまくマッチングしている。五体不満足の身であっても、「あなたは、何でもできる」という 母親の言葉に多くの生徒が共感していることが垣間見れる。 なお、「改善すべき点」としては、場面図を貼り忘れて、後でこっそり貼っていたことが指摘されている。 生徒には、教師がついうっかりしていたことは正直に謝罪した方がよい。この他、漢字の書き順に注意 してほしい、範読の際、読み飛ばしが見られた、といったことも挙げられており、事前の打ち合わせや 予行演習の段階において用意周到な準備が求められる所である。さらにまた、プラスの意見のみならず、 マイナスの意見も作ってあるとおもしろいというコメントも見られた。 おわりに、筆者自身のこの授業についての感想について述べておきたい。授業者は、日頃から中学校 での教育ボランティア体験を積んでいるが、その成果を十二分に活かした模擬授業であった。生徒との 授業開始前からのコミュニケーションの交わし方、彼らの名前を覚えるということの大切さ(受講生の コメントの中にも、「座席表を見ずに、名前読んで生徒を指名していた」)や、板書の文字を丁寧に書く こと、授業において良好な雰囲気づくりの意義など、すでに多くの学生が教育実習において初めて体得 することをすでに身に付けて実践している。また、生徒とのコミュニケーションには、常に笑顔やユー モアを忘れないなどの心遣いも随時見られ、このようなパフォーマンスについても、大変素晴らしいと
感じた次第である。 ともかく、この授業は生徒とともに創る授業の模範的な展開であり、こうした授業に向かう生徒の雰 囲気、学級の様子など、所謂“潜在的カリキュラム”が授業の成否を左右することを十分弁えて授業に 臨み、生徒に接している点は、称賛に値すると言えよう。また、教科書の読み飛ばし、漢字の書き順、 場面図の貼り忘れ以外には、特に問題はなかったことも事実である。今後も中学校でのボランティアで 学びを深め、教員採用試験にも現役で合格できるよう頑張ることを大いに期待する感想を記載して締め 括った。
おわりに
模擬授業を行った学生からは、授業時に撮影した DVD に基づいて、ふりかえりとしてレポートを作 成することを課している。本授業を行った学生から、次のような内容のレポート(表 5)が提出されて いるので、併せて掲載しておきたい。 今回、道徳教科化に向けての模擬授業を行うに当り、授業者側の学生が重視した点は(1)綿密な教 材研究、(2)授業の雰囲気づくりである。 ⾲ 5㸬ᶍᨃᤵᴗࢆ⾜ࡗࡓᏛ⏕ࡢ࣏࣮ࣞࢺ ᑓ㛛₇⩦ϩ ㄢ㢟࣏࣮ࣞࢺ ᶍᨃᤵᴗࢆ⤊࠼࡚ S117ࠐࠐࠐ ڧڧڧڧ ᑓ㛛₇⩦ϩ࡛ࠊ㐨ᚨࡢᶍᨃᤵᴗࢆᏛ㸯ᖺ⏕ࢆ┦ᡭ⾜࠸ࡲࡋࡓࠋᅇࠊᶍᨃᤵᴗࢆࡍࡿᙜࡗ࡚ࠊỴࡵࡓ ࡇࡀ 2 ࡘ࠶ࡾࡲࡋࡓࠋ 1 ࡘ┠ࡣࠊ๓‽ഛࠊᩍᮦ◊✲ࢆ㛫ࡅ࡚⾜࠺࠸࠺ࡇ࡛ࡍࠋ㐨ᚨࡢᤵᴗ࡛ࡣࠊࣇࣛࢵࢩ࣮ࣗ࢝ࢻࡸᤄ ⤮ࢆ࠺ሙྜࡀ㠀ᖖከ࠸࡛ࡍࠋᅇᤄ⤮ࡣࠊ▮⏣ඛ⏕ࡀ‽ഛࡋ࡚ࡃࡔࡉ࠸ࡲࡋࡓࠋࣇࣛࢵࢩ࣮ࣗ࢝ࢻࡣࠊస ࡿࡢࡓࡃࡉࢇ㛫ࢆ࠸ࡲࡍࠋ1 ᗘࣇࣛࢵࢩ࣮ࣗ࢝ࢻࢆసࡾࠊᐇ㝿㯮ᯈ㈞ࡗ࡚ࡳࡲࡋࡓࠋぢࡃࡃࡣ࡞ ࠸Ꮠࡢࡁࡉ࡛ࡣ࠶ࡾࡲࡋࡓࡀࠊ⮬ศࡢ୰࡛ᅇ๓‽ഛࡸᩍᮦ◊✲ࡣ㛫ࢆࡅ࡚⾜࠺ࡢࡀᮏᤵᴗࡢࣔࢵࢺ ࣮ࡢ 1 ࡘ࡛ࡶ࠶ࡗࡓࡢ࡛ࠊࡶ࠺ 1 ᗘࣇࣛࢵࢩ࣮ࣗ࢝ࢻࢆసࡾ┤ࡋࡲࡋࡓࠋ㯮ᯈ㈞ࡗ࡚ࡳ࡚ぢࡿࠊ๓ᅇࡼࡾ ࡶ᫂ࡽぢࡸࡍࡃ࡞ࡾࡲࡋࡓࠋసࡾ┤ࡋ࡚࠸ࡿࡁࡣ࠶ࡲࡾẼศࡀୖࡀࡿࡶࡢ࡛ࡣ࡞ࡗࡓࡢ࡛ࡍࡀࠊ⮬ศ ࡀỴࡵࡓࡇࢆࡸࡾࡁࢀࡓࡢࡣࡼࡗࡓ࡛ࡍࠋ㞧ᤵᴗࢆࡍࡿࡢࡣ⡆༢࡛ࡍࡀࠊ⏕ᚐࡗ࡚ࡣ୍⏕୍ᗘࡋ ࡞࠸ᤵᴗ࡞ࡢ࡛ࠊᩍဨ࡞ࡗ࡚ࡽࡶᢤࡅ┠࡞࠸๓‽ഛࢆࡋ࡚࠸ࡁࡓ࠸࡛ࡍࠋᩍᮦ◊✲㛵ࡋ࡚ࡣࠊࠕ༑ᅄ ṓࡢ⚾ࠖࢆ⇍ㄞࡋࠊⓗ☜ෆᐜࢆᢲࡉ࠼ࡲࡋࡓࠋࡑࡋ࡚ࠊఱࡼࡾࡶษࡋࡓࡢࡣࠊᩍᖌࡢㄝヰ࡛ࡍࠋࡢࡼ ࠺ࡋࡓࡽࠕ༑ᅄṓࡢ⚾ࠖ㛵㐃ࡅࡓෆᐜ࡛⏕ᚐㄝᚓຊ࠶ࡿヰࢆ࡛ࡁࡿࠊ࠸࠺ࡇࢆ⪃࠼ࡲࡋࡓࠋࡑ ࡇ࡛ࠊஎṊࡉࢇࡢヰࡓࡾ╔ࡁࡲࡋࡓࠋ᭱ᚋࡢᩍᖌࡢㄝヰࡣࠊ▮⏣ඛ⏕ࡸᤵᴗࢆཷࡅ࡚ࡃࢀࡓᏛ⏕ࡽࡶ⛠ ㈶ࡢኌࡀ㠀ᖖከࡗࡓ࡛ࡍࠋࡸࡣࡾ๓‽ഛࡶࡑ࠺࡛ࡍࡀࠊᩍᮦ◊✲ࡶ㛫ࢆࡅࡓศࡔࡅࡼ࠸ᤵᴗ࡞ࡿ ࡞ࠊ㌟ࢆࡶࡗ࡚ศࡾࡲࡋࡓࠋ 2 ࡘ┠ࡣࠊ୰Ꮫᰯࡢᩍ⫱࣎ࣛࣥࢸ࡛Ꮫࢇࡔࡇࢆ⏕ࡍ࠸࠺ࡇ࡛ࡍࠋࡣࠊ࣎ࣛࣥࢸ࡛ఱࢆ ษ㐣ࡈࡋ࡚࠸ࡿ࠸࠺ࠊ⏕ᚐࡢࢥ࣑ࣗࢽࢣ࣮ࢩ࡛ࣙࣥࡍࠋࡲࡓࠊࡑࡢ⏕ᚐᛂࡌࡓ᥋ࡋ᪉ࡶẼࢆ ࡅ࡚࠸ࡲࡍࠋ≉୰Ꮫ⏕ࢆ┦ᡭᤵᴗࢆࡍࡿ㝿࡞ࡇࡣࠊ࠸⏕ᚐࢆᤵᴗᘬࡁ㎸ࡲࡏࡿࡇࡀ࡛ࡁ ࡿࡔᛮ࠸ࡲࡍࠋ⏕ᚐࢆᤵᴗᘬࡁ㎸ࡲࡏࡿࡣࠊࡑࡢ๓⏕ᚐࢥ࣑ࣗࢽࢣ࣮ࢩࣙࣥࢆྲྀࡾࠊಙ㢗㛵ಀࢆ ⠏ࡁࠊࡼࡾࡼ࠸⎔ቃ࡙ࡃࡾࢆ࡛ࡁ࡚࠸ࡿ㝈ࡾࡲࡍࠋࡔࡽࠊᶍᨃᤵᴗ๓᥋Ⅼࡢ࡞࠸Ꮫ 1 ᖺ⏕ࡢྡ๓ࢆ ▷㛫࡛ぬ࠼ࠊ㉁ၥࡢ㛫ࢆタࡅࡲࡋࡓࠋᐇ㝿ࠊ࡚ࡶࡸࡾࡸࡍ࠸㞺ᅖẼ࡛ᶍᨃᤵᴗࢆ⾜࠺ࡇࡀ࡛ࡁࡲࡋ 表 5.模擬授業を行った学生のレポート104 「特別の教科 道徳」道徳教科化への対応(3)−ゼミにおける模擬授業(中学校道徳科)の取組みを中心にして− まず(1)については、授業者自身春学期に中学校の保健の模擬授業を体験しており、その際の反省 から生まれた教訓であると推測できる。生徒に理解してもらえるような授業を構想するためには、誰も が理解できる授業のグランドデザインをまず立てることが重要である。そして、それを分かりやすく提 示するためには、教材を何度も読み込み、理解を深化させていくことは言うに及ばず、生徒の視点に立 脚した授業の展開を構想して学習指導案に盛り込むことが肝要である。学生自身が述懐しているように、 教材のポイントを的確に押さえ、特に道徳教育では終末の教師の説話をどのような内容にして生徒の心 に響き、1 人 1 人の道徳性の進展に資するかが、授業の成否を握っていると言っても過言ではない。 次いで(2)については、『みんなの声』でも述べたように、学習への導入がすでに授業の始まる前か らスタートしているのであり、中学校のボランティアで培った授業者の経験が十分に反映されたもので あった。とりわけ、授業が教師対生徒、生徒同士のやり取りで展開する以上、教師が生徒 1 人 1 人の名 前を知っており、彼らがどのような性格であり、どんな人物なのかを熟知しているのが、授業成功の鍵 であることを学生自身が事前に体得していたことは称賛に値する。 このように、学校現場における学びを踏まえた模擬授業は、例年になくレベルの高い内容であったこ とは事実であり、以下に述べる生徒役を務めた主として 1 年次の学生からの感想にも如実に窺い知るこ とができる。授業を受けた学生からは、次のようなコメントが寄せられている。 1.学生 A 先輩方の模擬授業を受けてみて、将来の教師像をイメージすることができました。…(中略)…私 が実際に先生になったら、しっかり声を張って説明を分かりやすくできる人になりたいです。そのた めには、正しい知識や自信が必要だと思います。今からできることは、積極性を大切にすることだと 思います。そして、何事にも興味を持って挑戦することで成長できるはずなので、これからこうした 点に常に意識していきたいです。 先輩の先生方の教え方は一様ではなく、その人なりの個性や工夫を凝らして生徒にどれだけ興味を 持ってもらい、理解を深めていこうとするものでした。これまでの人生でたくさんの先生に出会い、 授業を受けてきましたが、楽しいと思える授業はやる気や興味を持って取り組めました。これらは、 すべてこれまで教えていただいた先生のお蔭だと思います。苦手だった数学も先生の教え方がよかっ たため、毎週授業が楽しく、点数が上がった経験があります。私が教師になったら、「先生の授業楽しい」 と言ってもらえるように頑張りたいです。 2.学生 B 模擬授業を受けて感じたことは、まず先輩方の凄さだ。自分も将来教員になりたいと思っているが、 とてもあそこまで完璧な授業ができると考えにくい。その理由として、今の自分と先輩方とでは授業 に対する自信が違う。おそらく自分があの場に立ったら、緊張で何もできない。しかし、先輩方はた くさんの人の前に立ち、緊張なく授業を熟せるのは、先輩たちに自信があるからなのではないかと思う。 これから自分がやって行こうと思ったことは、まずたくさんの人の前で話すことに慣れることであ る。今の段階では、大勢の人の前では緊張してうまく話せなくなってしまうので、これからの授業や ゼミの場で機会を見つけ、積極的に話すことに努めたい。 他方、自分の意見に自信を持てるようになることも大事だと感じた。模擬授業の時にもそうであっ たが、現時点の自分は自分が出した意見に自信が持てず、相手の意見に流されてしまうことが多かっ た。しかし、授業をする立場の人間が自分の意見に自信を持てなければ、授業に説得力がなくなる。 今後自分の意見を言う機会があれば、相手の意見を尊重するのは勿論だが、自分の意見を相手にしっ かりと伝えることを心掛けたい。 今回の模擬授業で、自分はとても多くのことを学ぶことができた。今度自分が授業するときは、後
輩から学ぶことが多い授業であった、と言ってもらえるような見本を示したい。 3.学生 C 先輩方による授業は、どの授業も楽しく、単純に凄いなと感じました。…(略)…□□先生は、授 業を行う前から積極的に生徒と話していました。そのことにより、スムーズに授業が始まっていたと 思います。グループワークの際には、全員で意見交換をして考える時間があったので、他人の考えを 聴き、自分の考え方の幅も広がるのでとてもよかったです。…(略)…同じ教員を目指している人と して、身近にこうなりたいと思う目標ができてよい機会でした。 4.学生 D 模擬授業は、中学校や高校での授業とは異なり、別の視点で受けることができた。授業をどのよう に進めるか事前に分かっていて、授業で勉強を学ぶのではなく、評価をすることは今までなかったの で、とても新鮮な気持ちで体験することができた。 授業を評価するという点では、普段の授業といくつか異なることがあった。それは、授業を受ける 姿勢が自然と能動的になることだ。普段の授業では、聞いているだけになることが多く、受動的にな りやすいが、評価する側になることでどのような授業をしているのか理解するために、自然と能動的 になっていた。また、グループに分かれて話し合いの機会を作ることで、普段発言しにくい人でも意 見を伝えやすい場になっていた。黒板にグループでまとめた意見を書いて先生側からその意見につい て質問したり、挙手で考えを発表するだけでなく、様々な方法で自分の気持ちを表現することができた。 さらにもう 1 つ、模擬授業を受けて気づいたこともある。それは、授業中に挙手することの大切さ である。特に今回の道徳では、自分がどのように感じたのかを外に表現することが大切であり、そう でないときとは授業で大きく得られるものは違ってくる。授業で挙手を通じてはっきりと自分の意見 や考えを表現する積極性の意義について、今回特に体験できる非常によい機会であったと思う。 以上のように生徒役の学生からは、多岐にわたる観点から感想が寄せられているが、いずれの感想も 模擬授業のレベルの高さに驚愕の念を表わしている。4 名の 1 年生は、いずれも教職を志望しているが、 この授業から得たこと、そしてそれを今後の学修に活かしていく旨を具に語っている。この模擬授業は、 異学年の学生がそれぞれ教師役と生徒役に分かれて学ぶという教育効果やそのインパクトも計り知れな いことを例証している。こうした取り組みについては、先輩の教職履修から学ぶという効果も生んでい ることも最後に付け加えておきたい。
参考文献
「新しい道徳」編集委員会編『新しい道徳 2 教師用指導書 研究編』東京書籍、平成 31 年。106 「特別の教科 道徳」道徳教科化への対応(3)−ゼミにおける模擬授業(中学校道徳科)の取組みを中心にして− 䣓 䣔 ࢆ ⏕ ࡁ ࡿ ⚾ ࡢ ࡓ ࡵ ⚾ ࡣ ༑ ᅄ ṓ ⚾ ࡣ ༑ ᅄ ṓ 䣎 㒊 ά ࡣ ཤ ᖺ ࡢ ኟ ࡸ ࡵ ࡓ 䣎 ᮇ ᚅ ᕼ ᮃ ⬚ ࢆ ࡩ ࡃ ࡽ ࡲ ࡏ ࡚ ධ 䣬 ࡓ ୰ Ꮫ ᰯ ࡔ 䣬 ࡓ 䣎 ඛ ㍮ ࡀ ࡚ ࡶ ࡁ ࡃ ぢ ࠼ 䣍 ⮬ ศ ࡶ ே ࡞ 䣬 ࡓ ࡼ ࠺ ࡛ 䣍 ࠸ ࠸ Ẽ ศ ࡔ 䣬 ࡓ 䣎 ᑠ Ꮫ ᰯ ࡽ ⥆ ࡅ ࡚ ࠸ ࡓ ࣂ ࢫ ࢣ 䣹 ࢺ ࢆ 䣍 ᙜ ↛ ࡢ ࡇ ࡢ ࡼ ࠺ ⥆ ࡅ ࡿ ࡘ ࡶ ࡾ ࡛ ධ 㒊 ࡋ ࡓ 䣎 ࡋ ࡋ 䣍 ࡑ ࡢ ୕ ᭶ ᚋ 䣍 ⚾ 䣬 ࡚ ࡁ ࡞ ㌿ ᶵ ࡀ ゼ ࢀ ࡓ ࡢ ࡔ 䣎 ⚾ ࡀ ࣂ ࢫ ࢣ 䣹 ࢺ ࢆ ጞ ࡵ ࡓ ࡢ ࡣ 䣍 ᑠ Ꮫ ᰯ ᅄ ᖺ ⏕ ࡢ ࡁ 䣍 㐩 ࡘ ࡽ ࢀ ࡚ ఱ Ẽ ࡞ ࡃ ධ 䣬 ࡓ ࠸ ࠺ ࡢ ࡀ ࡁ 䣬 ࡅ ࡔ 䣬 ࡓ 䣎 ࡑ ࡢ ࡇ ࢁ ࡢ ࣂ ࢫ ࢣ 䣹 ࢺ 㒊 ࡣ ᕷ ෆ ࡛ ࡶ ᙅ ࠸ ࢳ 䤀 ࣒ ࡛ 䣍 ᩋ ࡼ ࡾ ᴦ ࡋ ࠸ ࣎ 䤀 ࣝ 㐟 ࡧ ࢆ ࡍ ࡿ ࠸ 䣬 ࡓ ឤ ࡌ ࡔ 䣬 ࡓ 䣎 ࡑ ࢀ ࡀ 䣍 ࣂ ࢫ ࢣ 䣹 ࢺ ࢆ ᣦ ᑟ ࡍ ࡿ ඛ ⏕ ࡀ ㌿ ௵ ࡋ ࡚ ࡇ ࡽ ࢀ ࡚ 䣍 ࡁ ࡓ ࠼ ࡽ ࢀ 䣍 භ ᖺ ⏕ ࡢ ࡁ ࡣ ᕷ ෆ ࡛ ࣋ ࢫ ࢺ 㸶 ࠸ ࠺ ᡂ ⦼ ࢆ ࡵ ࡿ ࡞ 䣬 ࡓ 䣎 ⚾ ࡣ 䣍 ࣏ ࣥ ࢺ ࢤ 䣹 ࢱ 䤀 ࡢ ␒ ࡢ ⫼ ␒ ྕ ࢆ ࡅ ࡚ ࠸ ࡓ 䣎 ⱞ ࡋ ࠸ ࡇ ࢆ ࡾ ࡇ ࠼ ࡚ ࡢ ࡢ ࠺ ࢀ ࡋ ࡉ ࢆ 䣍 ᐇ ឤ ࡛ ࡁ ࡿ ẖ ᪥ ࡔ 䣬 ࡓ 䣎 㐩 ࠸ 䣬 ࡋ 䣯 ࠶ ࡏ ࢆ ὶ ࡋ ࡓ ࡾ 䣍 ࡓ ࡀ ࠸ ᨭ ࠼ ྜ ࠸ 䣍 Ἵ ࠸ ࡓ ࡾ ➗ 䣬 ࡓ ࡾ ࡋ ࡓ 䣎 ࡑ ࡢ ୰ ࡛ 䣍 㞟 ᅋ ࡢ ୍ ဨ ࡋ ࡚ ࡢ ⮬ ศ ࡢ ❧ ሙ ࡸ ࢳ 䤀 ࣒ ࣡ 䤀 ࢡ ࡽ ⏕ ࡲ ࢀ ࡿ ┿ ࡢ ࢆ Ꮫ ࢇ ࡛ ࠸ ࡓ 䣎 ᴦ ࡋ ࠸ ᛮ ࠸ ฟ ᐇ ឤ ࢆ ࠶ ࡓ ࡚ ࡃ ࢀ ࡿ ᭱ ࡶ ⮬ ศ ࡽ ࡋ ࠸ 㛫 ࡔ 䣬 ࡓ 䣎 ࡇ ࢁ ࡀ ୰ Ꮫ ࡛ ࡢ ࣂ ࢫ ࢣ 䣹 ࢺ ࡣ 䣍 ീ ௨ ୖ ࡁ ࡘ 䣬 ࡓ 䣎 ຮ ᙉ ࡢ ୧ ❧ ࡀ ࡛ ࡁ ࡞ ࠸ 䣎 ࢫ ࢱ 䤀 ࢸ 䣵 ࣥ ࢢ ࣓ ࣥ ࣂ 䤀 ࡶ ࡞ ࢀ ࡞ ࠸ 䣎 ࡘ ࡽ ࠸ ⦎ ⩦ ࡣ 䣍 ⮬ ศ ࡢ ࣉ ࣛ ࢫ ࡞ ࡿ ࡇ ࢁ 䣍 ኻ ࠺ ࡶ ࡢ ࡢ ࠺ ࡀ ࡁ ࡞ 䣬 ࡚ ࠸ ࡃ ࡼ ࠺ ࡞ Ẽ ࡀ ࡋ ࡓ 䣎 ⮬ ಙ ࡀ ᑡ ࡋ ࡎ ࡘ ࠺ ࡏ 䣍 ࡘ ࢀ ࡓ ᚰ య ࡢ ୰ ࡛ 䣍 ࡴ ࡞ ࡋ ࡉ ࡀ ࡘ ࡢ ࡾ 䣍 ఱ ࡢ ࡓ ࡵ ࣂ ࢫ ࢣ 䣹 ࢺ ࢆ ࡸ 䣬 ࡚ ࠸ ࡿ ࡢ ࡔ ࢁ ࠺ 䣍 ₍ ↛ ⪃ ࠼ ࡿ ࡼ ࠺ ࡞ 䣬 ࡓ 䣎 ࠺ ࡋ ࡓ ࡽ ࡼ ࠸ 䣍 ⟅ ࢆ ぢ ࡘ ࡅ ࡿ వ ⿱ ࡶ ࡞ 䣬 ࡓ 䣎 ⮬ ศ ࢆ ྲྀ ࡾ ࡶ ࡍ ࡓ ࡵ ࡢ 㛫 ࡀ ḧ ࡋ 䣬 ࡓ 䣎 ㏞ 䣬 ࡓ ࡅ ࢀ 䣍 ࣂ ࢫ ࢣ 䣹 ࢺ ࢆ ࡸ ࡵ ࡿ ࡇ ࡋ ࡓ 䣎 Ẽ ࡀ ࡘ ࡃ 䣍 ࡲ ࡛ ࠸ ࡘ ࡶ ࿘ ࡾ ࠸ ࡓ 㐩 ࡀ ୍ ே ࡶ ࠸ ࡞ ࡃ ࡞ 䣬 ࡚ 䣍 Ꮫ ᰯ ࡛ ࡶ ୍ ே ࡛ ⾜ ື ࡍ ࡿ ࡇ ࡀ ከ ࡃ ࡞ 䣬 ࡓ 䣎 ࡚ ࡶ ࡉ ࡧ ࡋ ࠸ ᪥ ࠎ ࡀ ⥆ ࠸ ࡓ 䣎 ⚾ ࡣ 䣍 ࡇ ࢀ ࡔ ࡅ ࡣ ࡔ ࢀ ࡶ ㈇ ࡅ ࡞ ࠸ 䣍 ࠸ ࠺ ࡶ ࡢ ࢆ ࡶ 䣬 ࡚ ࠸ ࡿ ே ࠶ ࡇ ࡀ ࢀ ࡿ 䣎 ⮬ ศ ࡢ ዲ ࡁ ࡞ ࡇ ࢆ ぢ ࡘ ࡅ ฟ ࡋ 䣍 㡹 ᙇ 䣬 ࡚ ࠸ ࡿ ே ࢆ ࠸ ࠸ ࡞ ࠶ ᛮ ࠺ 䣎 ⚾ ࡣ ࡲ ࡛ 䣍 㐠 ࡼ ࡃ ࠸ ࢁ ࠸ ࢁ ࡞ ㈹ ࢆ ࡶ ࡽ 䣬 ࡚ ࡁ ࡓ 䣎 ࡛ ࡶ 䣍 ࡑ ࢀ ࡽ ࡣ 䣍 ぶ ࡸ ඛ ⏕ ࡢ ຊ ࢆ ࡾ ࡚ ᚓ ࡓ ࡶ ࡢ ࡔ 䣬 ࡓ 䣎 ࡓ ࡃ ࡉ ࢇ ࡢ ࡇ ࢆ ᑡ ࡋ ࡌ 䣬 ࡚ ࠸ ࡿ ࡅ ࢀ ࡶ 䣍 ⚾ ࡢ ୰ ࡃ ࢀ ࡚ ࠸ ࡿ ᮏ ≀ ࡢ ຊ ࢆ ฟ ࡋ ࡚ ࠸ ࡞ 䣬 ࡓ ࡼ ࠺ ᛮ ࠺ 䣎 ୰ Ꮫ ⏕ ࡞ 䣬 ࡚ ࡶ 䣍 ࡔ ࢀ ࡢ ຓ ࡶ ࡞ ࡋ ‶ ㊊ ఱ ࡶ ࡛ ࡁ ࡞ ࠸ 䣎 ↓ ຊ ࡞ ⮬ ศ ࡀ ࡑ ࡇ ࠸ ࡓ ࡢ ࡔ 䣬 ࡓ 䣎 Ꮫ ᮇ ࡽ ⮬ ศ ྜ 䣬 ࡓ 㒊 ά ࢆ ᥈ ࡋ ࡓ 䣎 ༟ ⌫ 㒊 䣍 ࢯ ࣇ ࢺ ࣎ 䤀 ࣝ 㒊 䣍 ࣂ ࣞ 䤀 ࣎ 䤀 ࣝ 㒊 䢧 䢧 䣍 ௬ ධ 㒊 ࡉ ࡏ ࡚ ࡶ ࡽ 䣬 ࡓ ࡾ ࡶ ࡋ ࡓ 䣎 ࡋ ࡋ 䣍 ࢀ ࡶ ⮬ ศ ࡢ ᛮ ࠸ ࠼ ࡀ ࡃ 㒊 ά ࡛ ࡣ ࡞ 䣬 ࡓ 䣎 ᭷ ࡾ వ 䣬 ࡓ య ຊ ࠶ ࡏ ࡿ Ẽ ᣢ ࡕ ࢆ 䣍 ẖ ᬌ ࡞ ࢃ ࡧ ࡸ ࢪ 䣼 ࢠ ࣥ ࢢ ࢆ ࡍ ࡿ ࡇ ࡛ ࠾ ࡉ ࠼ ࡚ ࠸ ࡓ 䣎 㙾 ࢆ ぢ ࡿ 䣍 ⚾ ࡣ 䣍 ఱ ࢆ ࡸ 䣬 ࡚ ࠸ ࡿ ࡢ ࡔ ࢁ ࠺ ࠸ ࠺ Ẽ ࡀ ࡋ 䣍 ⮬ ศ ࡛ ⮬ ศ ࢆ ࢇ ࢇ ࡔ ࡵ ࡋ ࡚ ࠸ ࡃ ࡼ ࠺ ࡛ 䣍 ࡇ ࢃ 䣬 ࡓ 䣎 Ꮫ ᮇ ࡶ ⤊ ࢃ ࡾ ୕ Ꮫ ᮇ ࢆ ࡴ ࠼ ࡚ ࡶ 䣍 ఱ ࡶ ጞ ࡵ ࡽ ࢀ ࡞ 䣬 ࡓ 䣎 ࠶ ࡏ ࡿ Ẽ ᣢ ࡕ ࡀ ࡩ ࡃ ࡽ ࡳ 䣍 ࡞ ࡸ ࢇ ࡛ ࠸ ࡓ ࡀ 䣍 ࠶ ࡿ ࡁ 䣍 ࡶ 䣬 ࡕ ࡀ ࠺ ࡇ ᣮ ᡓ ࡋ ࡚ ࡳ ࡓ ࠸ ᛮ 䣬 ࡚ ࣂ ࢫ ࢣ 䣹 ࢺ ࢆ ࡸ ࡵ ࡓ ࡢ 䣍 㒊 ά ࡇ ࡔ ࢃ 䣬 ࡚ 䣍 ࡋ ࡀ ࡳ ࡘ ࡇ ࠺ ࡍ ࡿ ⮬ ศ Ẽ ࡙ ࠸ ࡓ 䣎 ࡸ ࡾ ࡓ ࠸ ࡇ ࡣ ఱ ࡞ ࡢ 㸟 ຮ ᙉ 䣍 ࣆ ࣀ 䣍 ࢫ ࣏ 䤀 ࢶ 䣍 ᩱ ⌮ 䢧 䢧 䣍 ࡲ ࡔ ࡲ ࡔ ᯝ ࡚ ࡋ ࡞ ࡃ ࡸ 䣬 ࡚ ࡳ ࡓ ࠸ ᪂ ࡋ ࠸ ࡇ 䣎 ࡑ ࢀ ࡽ ࡣ 䣍 Ꮫ ᰯ ࡢ 㒊 ά ࡢ ࢃ ࡃ ࡣ ࠸ ࡾ ࡁ ࡽ ࡞ ࠸ ࡇ ࡀ ከ 䣬 ࡓ 䣎 㛫 ࡀ ࡓ ࡘ ࡘ ࢀ 䣍 䣍 ᪂ ࡋ ࠸ ࡇ ࢆ ጞ ࡵ ࡿ ࡢ ࡣ 䣍 ᪂ ࡓ ࡞ ⮬ ศ ฟ ࠺ ࡓ ࡵ ࡢ ࢳ 䣺 ࣥ ࢫ ࡞ ࡢ ࡛ ࡣ ࡞ ࠸ 䣍 ᑡ ࡋ ࡎ ࡘ ᛮ ࠸ ጞ ࡵ ࡚ ࠸ ࡓ 䣎 ࡑ ࢀ ࡲ ࡛ ࡣ 䣍 ⚾ ࡀ ࡞ ࡸ ࡳ ⥆ ࡅ ࡚ ࠸ ࡿ 㛫 ࡶ 䣍 ⮬ ศ ࡢ ࡸ ࡿ ࡇ ༠ ຊ ࡋ ࡚ ࡃ ࢀ ࡚ ࠸ ࡓ ୧ ぶ ࡀ 䣍 䣓 㒊 ά ࢆ ࡸ ࡵ ࡓ ࡇ ࡣ Ỵ ࡋ ࡚ ㈇ ࡅ ࡓ ࠸ ࠺ ࡇ ࡛ ࡣ ࡞ ࠸ 䣎 ᅇ ࡾ 㐨 ࢆ ࡋ ࡚ ࠸ ࡿ ࠺ ࡕ 䣍 ࡢ ࠸ ࢁ ࠸ ࢁ ࡞ ࡇ ฟ ࠼ ࡿ ࡶ ࡋ ࢀ ࡞ ࠸ ࡼ 䣎 䣔 䣍 බ Ẹ 㤋 ࡛ ࡸ 䣬 ࡚ ࠸ ࡿ ࢪ 䣺 ࢬ ࢲ ࣥ ࢫ ࢆ ࡍ ࡍ ࡵ ࡚ ࡃ ࢀ ࡓ 䣎 య ຊ ࡣ ᑡ ࡋ ⮬ ಙ ࡀ ࠶ 䣬 ࡓ ࡀ 䣍 ࡲ ࡛ ࡃ ࡕ ࡀ ࠺ 㐠 ື 䣍 ᛮ ࠺ ࡼ ࠺ ື ࡅ ࡎ ᡞ ᝨ 䣬 ࡓ 䣎 ࡛ ࡶ 䣍 ஂ ࡋ ࡪ ࡾ ᛮ ࠸ 䣬 ࡁ ࡾ య ࢆ ື ࡋ 䣍 ࡲ ࡛ ࡢ ࣔ ࣖ ࣔ ࣖ ࡶ ᑡ ࡋ ࡎ ࡘ ᬕ ࢀ ࡚ ࠸ ࡃ ࡼ ࠺ ࡛ 䣍 ࡍ ࡀ ࡍ ࡀ ࡋ ࠸ Ẽ ᣢ ࡕ ࡞ 䣬 ࡓ 䣎 ࢲ ࣥ ࢫ ࡣ 䣍 ⮬ ศ ࡢ య ࡔ ࡅ ࡛ ࡞ ࡃ ᣦ ࡢ ඛ ࡲ ࡛ ࡶ 䣬 ࡚ ⾲ ⌧ ࡍ ࡿ ࡶ ࡢ 䣎 ᪥ 㡭 䣍 ࡳ ࢇ ࡞ ࡢ ๓ ࡛ ࠾ ࡿ ࡞ ࢇ ࡚ ࡣ ࡎ ࡋ ࡃ ࡚ 䣍 య ⫱ ⚍ ࡢ ࡁ ࡔ 䣬 ࡚ ↷ ࢀ ࡚ ࠸ ࠸ ࡆ ࢇ ࡸ 䣬 ࡚ ࠸ ࡓ 䣎 ࡅ ࢀ 䣍 ᅇ ࢆ 㔜 ࡡ ࡿ ࡓ ࡧ 䣍 ᑡ ࡋ ࡎ ࡘ ࡑ ࡢ ࡾ ᭤ ࡽ ࡃ ࡿ ⮬ ศ ࡢ ࣓ 䤀 ࢪ ࡸ ᛮ ࠸ ࡀ ฟ ࡏ ࡿ ࡼ ࠺ ࡞ ࡾ 䣍 ⾲ ⌧ ࡍ ࡿ ᴦ ࡋ ࡉ ࡸ ႐ ࡧ ࡀ ࢃ ࠼ ࡿ ࡼ ࠺ ࡞ 䣬 ࡓ 䣎 ⚾ ࡢ ୰ ࡛ 䣍 ఱ ࡀ ኚ ࢃ ࡾ ጞ ࡵ ࡓ 䣎 ᑡ ࡋ ࡎ ࡘ ⚾ ࡢ ጼ ࡀ ぢ ࠼ ࡚ ࡁ ࡓ 䣎 ༑ ᅄ ṓ 䣎 Ꮚ ౪ ே ࡢ 㛫 ࡢ ௦ 䣎 Ꮚ ౪ ࡔ ࡅ 䣍 Ꮚ ౪ ࡌ 䣭 ࡞ ࠸ 䣎 ே ࡌ 䣭 ࡞ ࠸ ࡅ ࢀ 䣍 ே ࡳ ࡓ ࠸ ࡩ ࡿ ࡲ ࠸ ࡓ ࠸ 䣎 Ᏻ ࡔ ࡅ ࢀ ࡶ 䣍 Ꮫ ᰯ ࡀ ࠶ 䣬 ࡚ 䣍 ඛ ⏕ ࡀ ࠸ ࡚ 䣍 ࠸ ࢁ ࠸ ࢁ ࡞ ࡇ ࡀ ࠶ 䣬 ࡚ ࡼ ࠸ ࡢ ࡔ ᛮ ࠺ 䣎 ᚋ ࡢ ࡞ ࠸ ⏕ ࡁ ᪉ ࢆ ࡋ ࡓ ࠸ 䣎 ⮬ ศ ࡀ ࠸ ࡕ ࡤ ࢇ ṇ ࡋ ࠸ ᛮ 䣬 ࡓ 㐨 ࢆ Ṍ ࡁ 䣍 ᛮ ࠸ 䣬 ࡁ ࡾ ⏕ ࡁ ࡓ ࠸ 䣎 㢼 ࡌ 䣭 ࡞ ࠸ ゝ ࢃ ࢀ ࡚ ࡶ ࡲ ࢃ ࡞ ࠸ 䣎 ࡔ ࡽ 䣍 ࡑ ࢀ ࡀ ࡛ ࡁ ࡿ ⚾ ࡣ ᛮ 䣬 ࡚ ࠸ ࡿ 䣎 ⚾ ࡣ ༑ ᅄ ṓ 䣎 ࡣ 䣍 ⮬ ศ ࡳ ࡀ ࡁ ࡛ ࠸ ࡑ ࡀ ࡋ ࠸ ẖ ᪥ ࢆ ㏦ 䣬 ࡚ ࠸ ࡿ 䣎 ࠸ ࡘ 䣍 ࡀ ࡸ ࠸ ࡚ ࠸ ࡿ ⮬ ศ ฟ ࠺ ࡓ ࡵ 䢧 䢧 䣎 本時の資料(付録)