山形県公立高等学校入学者選抜方法改善検討委員会 第 1 回検討委員会 令和元年 9 月 17 日 県庁 1001 会議室 1 開 会 2 県教育委員会挨拶 3 検討委員の紹介 4 報告・協議 (1)検討委員会設置の経過について(報告) ① 「これまでの高等学校入学者選抜の主な改善点」について ② 「前回の検討委員会(平成 27・28 年度開催)で継続課題と なった課題」について ③ 検討委員会設置の背景について (2)検討課題について(協議) ① 検討の進め方とスケジュールについて ② 検討課題について (3)その他 5 その他 6 閉 会
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山形県公立高等学校入学者選抜方法改善検討委員会
第 1 回検討委員会座席表
竹田 啓 須貝英彦 片桐寛英 安部康典 義務教育課 教育次長 高校教育課 高校教育課 課長 課長 課長補佐 佐藤 元 戸屋 学 渡邉 隆 髙橋典子 義務教育課 特別支援教育課 スポーツ保健課 義務教育課 課長補佐 課長補佐 課長補佐 主任指導主事 半藤博士 小山和彦 油井敏和 本間依子 義務教育課 高校教育課 高校教育課 高校教育課 指導主事 主任指導主事 指導主事 指導主事議 長
○大森 桂 山形大学 地域教育文化学部学部長 ○岡 英里奈 米沢女子短期大学 講師 ○髙見 佳澄 山形県PTA連合会 母親委員会委員長 ○田宮 邦彦 新庄東高校校長 ○菅原 弘昭 鶴岡第一中学校長 ○須賀 一好 東北文教大学・ 同短期大学学長 ○相澤 一彦 天童市教育委員会 教育長 ○佐藤 敏幸 県教職員組合本部 執行委員長 ○渡邉 裕美 蔵王第一小学校長 ○小林由美子 北村山高校校長- 2 -
山形県公立高等学校入学者選抜方法改善検討委員会設置要綱
山形県教育委員会 令和元年7 月設置 第1 条(目的) 本県における公立高等学校の入学者選抜の在り方について、県民各層から広く意見を 聞き、これらを今後の改善に反映させるため、山形県公立高等学校入学者選抜方法改善 検討委員会(以下「検討委員会」という。)を設置する。 第2 条(構成) 検討委員会の委員は、県内の有識者、PTA関係者、中学校・高等学校等学校関係者 及び教育行政関係者の中から、教育長が委嘱する者をもって構成する。 ② 委員の任期は、令和元年8 月 7 日から令和 3 年 3 月 31 日までとする。 第3 条(運営) 検討委員会は、教育長がこれを招集する。 ② 検討委員会には委員長を置き、教育長がこれを任命する。委員長は、検討委員会の会 務を統括する。 ③ 検討委員会には副委員長を置き、委員長がこれを指名する。副委員長は、委員長を補 佐し、委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、その職務を代理する。 ④ 検討委員会の議長は、委員長をもって充てる。 第4 条(専門委員会の設置) 検討委員会のもとに、具体的な事項について研究・協議するため専門委員会を置く。 ② 専門委員会の委員は、中学校・高等学校の学校関係者及び教育行政関係者の中から教 育長が委嘱する者をもって構成する。 ③ 専門委員会には議長を置き、高校教育課課長補佐をもって充てる。 ④ 専門委員会は、検討委員会委員長の指示を受け、議長がこれを招集する。 第5 条(参考意見の聴取) 検討委員会の委員長及び専門委員会の議長は、特に必要があると認めた場合、委員会 に有識者等を招き、意見を聞くことができる。 第6 条(事務局及び庶務) 検討委員会の事務局は、教育庁高校教育課・義務教育課に置き、庶務は高校教育課に おいて処理する。 第7 条(補足) この要綱に定めるもののほか、検討委員会の運営に関して必要な事項は、教育長が別 に定める。- 3 - 令和元年9月 1 検討委員 役職名 所属 職名 氏名 1 有識者 東北文教大学・東北文教大学短期大学部 学長(委員長) 須賀 一好 2 有識者 山形大学地域教育文化学部 学部長 大森 桂 3 有識者 山形県立米沢女子短期大学 国語国文学科講師 岡 英里奈 4 山形県市町村教育委員会協議会教育長会 天童市教育委員会 教育長(副委員長) 相澤 一彦 5 山形県PTA連合会 母親委員会 委員長 髙見 佳澄 6 山形県教職員組合 山形県教職員組合本部 執行委員長 佐藤 敏幸 7 山形県私立中学高等学校協会 学校法人新庄学園 新庄東高等学校 校長 田宮 邦彦 8 山形県連合小学校長会 山形市立蔵王第一小学校 校長 渡邉 裕美 9 山形県中学校長会 鶴岡市立鶴岡第一中学校 校長 菅原 弘昭 10 山形県高等学校長会 県立北村山高等学校 校長 小林由美子 2 専門委員 役職名 所属 職名 氏名 1 山形県高等学校教頭・副校長会 県立山形西高等学校 教頭 渡部 和行 2 山形県高等学校教頭・副校長会 県立山辺高等学校 教頭 吉田 晴美 3 山形県小中学校教頭会 山形市立第十中学校 教頭 庄司 秀一 4 山形県小中学校教頭会 山形市立蔵王第一中学校 教頭 佐藤 朋子 5 県教育センター 研究・情報課長 平田 忠宏 6 義務教育課 課長補佐 佐藤 元 7 高校教育課 課長補佐(議長) 安部 康典 8 特別支援教育課 課長補佐 戸屋 学 9 スポーツ保健課 課長補佐 渡邉 隆 3 事務局 所属 職名 氏名 1 教育庁 教育次長 須貝 英彦 2 高校教育課 課長 片桐 寛英 3 義務教育課 課長 竹田 啓 4 高校教育課 課長補佐 安部 康典 5 義務教育課 課長補佐 佐藤 元 6 特別支援教育課 課長補佐 戸屋 学 7 スポーツ保健課 課長補佐 渡邉 隆 8 義務教育課 主任指導主事 髙橋 典子 9 高校教育課 主任指導主事 小山 和彦 10 義務教育課 指導主事 半藤 博士 11 高校教育課 指導主事 油井 敏和 12 高校教育課 指導主事 本間 依子 山形県公立高等学校入学者選抜方法改善検討委員会
- 4 - ① 「これまでの高等学校入学者選抜の主な改善点」について ② 「前回の検討委員会(平成 27・28 年度開催)で継続検討となった課題」につ いて ③ 検討委員会設置の背景 ア. 平成 28 年度文部科学省通知「高等学校入学者選抜におけるインフルエ ンザ罹患者等への対応について」により、インフルエンザ罹患者に対する 受検機会の十分な確保が求められている。 イ. 平成 30 年度入学者選抜学力検査における採点ミスを受け、県教育委員 会では「公立高等学校及び県立中学校の入学者選抜における採点ミスに係 る再発防止・改善策」を策定し、これまでの採点方法を改め、「採点マニ ュアル」を作成した。これにより、平成 31 年度入試の採点は適切に行わ れたが、受検者の多い高校などからは、これまで以上に時間がかかったと いう意見が寄せられている。採点期間を適切に設定した、入学者選抜学力 検査業務の日程について抜本的な改善が必要である。 この「検討委員会設置の背景」を受けて、山形県公立高等学校入学者選抜 方法改善検討委員会を設置し、令和元年度、2 年度の 2 ヵ年にわたり、本県 の今後の高校入選の在り方について検討する。
- 5 - 令和元年度 検討委員会 専門委員会 その他 6月 中旬下旬 専門委員・事務局の選任 7月 下旬 検討委員(審議会扱い)の確定 委員の委嘱 7月定例教育委員会 (設置について報告) 8月 上旬 事務局会議(運営につて打合 せ) 9月 中旬 第1回趣旨説明・検討項目の確認 10月 上旬 第1回 検討課題の確認・検討 11月 中旬 第2回 検討課題について協議① 1月 上旬 第2回検討課題について審議① 2月 上旬 第3回 検討課題について協議② 令和2年度 検討委員会 専門委員会 その他 5月 下旬 第4回 検討課題について協議③ 7月 上旬 第3回 検討課題ついて審議② 8月 中旬 第5回検討課題について協議④ 9月 中旬 第6回最終報告案の検討 10月 下旬 第4回 最終報告案の審議 11月 中旬 最終報告の提出 11月定例教育委員会 (最終報告について報告) 12月 中旬 改善方針案作成 改善方針案パブコメ 1月 上旬 1月 下旬 改善方針決定 2月 中旬 2月常任委員会報告(改善方針について報告) 期日 期日 (2)①検討の進め方とスケジュール(協議)
- 6 - ア.インフルエンザ罹患者等に対する対応について インフルエンザ罹患者等の受検については、本県では学力検査当日の別 室受検で対応している。しかし、文部科学省からは別日程での追検査の実 施や、調査書その他必要な書類により選考の対象にするなど、受検機会の 十分な確保が求められている。ことから、他都道府県の実施状況と本県の 学力検査の在り方等を考慮して、今後の本県での対応について検討課題と したい。 イ.入学者選抜業務日程の改善について (ア) インフルエンザ罹患者に対する追検査を実施する場合を含め、適切な 採点時間を確保した入学者選抜業務日程について検討したい。また、学 力検査日と合格発表日の日にち固定により、土曜・日曜が勤務となる場 合もあることから、教員の負担軽減を考慮した日程の検討が必要である。 (イ) 一般入学者選抜での「面接」は、受検者の人物把握等を目的として、 すべての高校で実施してきた。そのため、できる限り「面接」の時間を 確保する必要があることから、窮屈な学力検査日程になっている。受検 者にとってゆとりのある学力検査日程に改善するため、「面接」の全校実 施の変更について検討したい。 ウ.採点ミスに係る再発防止策としてのマークシート方式の導入について 平成 30 年度入学者選抜における採点ミスを受け、再発防止策の一つと してマークシート方式の導入について検討を重ねた結果、6 月定例教育委 員会において、メリットが限定的であるのに対して、導入した場合のデ メリットが大きくなることから、現時点では見送ることとした。本検討 委員会においては、今後の導入の可否について検討したい。