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はじめに オンラインストレージの現状 オンラインストレージのメリット オンラインストレージとは インターネット経由のファイル保存サービスです 今までは 職場でのみ利用できたデータが自宅や出先等どこでもアクセス可能になり また複数人でデ ータの共有が可能なため 個人利用だけではなく多くの企業へ導入が進

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法人向けオンラインストレージ

マルチデバイスファイル共有ソリューション

株式会社スタイルズ

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はじめに ~オンラインストレージの現状

オンラインストレージのメリット

オンラインストレージとは、インターネット経由のファイル保存サービスです。今までは、 職場でのみ利用できたデータが自宅や出先等どこでもアクセス可能になり、また複数人でデ ータの共有が可能なため、個人利用だけではなく多くの企業へ導入が進んでいます。 

オンラインストレージの問題点

現在、安価な自社でのサーバー構築が不要なサービス型オンラインストレージが人気です。 ただし、サービス型のストレージはいくつかの問題点やリスクを抱えており、それを知らず にビジネスに利用されている方が多いもの事実です。下記に近年話題になったオンラインス トレージのトラブル事例をご紹介します。 1. 安価なサービスのほとんどがマルチテナント方式といった1台のサーバに貸し店舗のように複数の利用者のスペースを 作るタイプです。セキュリティーホールの発見やハッカーに攻撃された場合などには、それだけ情報漏えいの影響が多 くなり、実際に大手サービスでこの問題が発生いたしました。 2. ビジネスユースで必須となる操作ログですが、そもそも提供されていないサービスも存在します。また存在したとして もどこまで過去に遡れるのか?それは導入される会社のコンプライアンスに許容されるものなのか?(例えばサービス が終了した以降ログは取得可能なのか?)といった点を考慮せず利用してしまった。 そのため企業での利用には十分なセキュリティの確保されたサービスを選ぶ事が大切といえます。

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ownCloud とは

ownCloudとは

 ownCloudはオープンソースオンラインストレージのリーディングカンパニーである ownCloud社(アメリカ/ドイツ)が提供するオンラインストレージ構築パッケージです。 2010年より開発が始まり、2016年3月にVersion 9.0がリリースされています。 

選ばれている理由

 ユーザ専用のオンライストレージが構築可能なためサービス型のオンラインストレージの 問題を根本から解決可能です。また、専用クライアントアプリも用意したマルチデバイス 対応のため、DropboxやGoogle Driveと同様な使い勝手のサービスを安全に使用した い!というユーザーに、その代替ソリューションとして世界中で導入されています。 

オープンソースソフトウェア

 ownCloudはオープンソースソフトウェアとしてのライセンス(AGPLv3)と商用利用が

可能なライセンス体系(Enterprise Edition/Education Edition)を組み合わせたデュア ルライセンス製品です。オープンソースソフトウェアとして世界中のユーザーや開発者か らのフィードバックにより日々改良が進められておりますが、ビジネスユースのための保 守サポートや追加機能、 AGPLの制限の解除等が商用ライセンスでサポートされています。

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ownCloud とは

1. 無料・商用での利用が可能なデュアルライセンスを採用したオープンソース製品。 2. クラウド環境やよりセキュアな自社サーバー等、設置環境を選びません。 3. サーバーOSはLinuxに対応しており、既存のサーバー資産を有効活用するといった導入方法 も可能です。 4. クライアントはマルチデバイス対応のため、ブラウザからの利用はもちろん、フォルダごと に同期可能な専用アプリによりDropboxやGoogle Driveライクな利便性を実現します。 5. ownCloudのユーザ間だけではなくアカウントを持たない相手にもファイルを共有すること が可能です。 6. LDAPやActive Directory等の既存のユーザー管理システムとの連動が可能です。 7. ウイルスチェック、ファイル暗号化機能や通信内容の暗号化対応が可能です。 8. 商用ライセンスの費用はユーザー数でのみ課金となります。ストレージ容量データ使用料 等に影響は受けません。お客様のビジネスの拡大に応じた容量の拡張も容易です。 9. ファイル操作ログの管理が可能です。自社専用環境への構築となるため御社のコンプライア ンスルールに則した形でのログ管理が可能です。

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ファイル共有 • 柔軟な共有/権限設定 • 複数のファイルやフォルダの一括ダウンロード • アカウントを持たない相手へのファイル共有 • クオータ(容量制限)機能 マルチデバイス対応 • ブラウザだけでなくPC(Windows/Mac)、スマー トデバイス(iOS、Android)用アプリからの利用 • PCからエクスプロラーと同様の操作でのファイル、 フォルダごとのファイルアップロード セキュリティ • IP/ドメインアクセス制限機能 • ファイル暗号化、SSLへの対応 • アンチウィルス連動 • 時限公開制御 同期 • PC内のファイルを自動で同期 • ファイルの世代管理(バージョニング) • 他のメンバーのファイルの競合判定 LDAP/AD連携 • 既存のLDAPやActiveDirectoryとの連携 • SAML/Shibboleth認証も対応可能 プラグイン/API • APIを利用した連携アプリケーション開発 • プラグイン形式によるownCloudへの機能追加

ownCloudの主な機能

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機能紹介 ファイル共有

ownCloudは、ブラウザ上での

ドラッグ&ドロップ

によるアップロード、

ワンクリックでのデータ共有等、直感的な操作性での利用が可能です。

ownCloudの中でグループを形成し、グループに所属している

メンバー間

でのリアルタイムなファイル共有

を行うことが可能です。

また、ownCloudの

アカウントを持たない相手にもファイルの共有が可能

です。簡単な操作でダウンロードURLを生成でき、パスワードの設定、

URLのメール通知やダウンロードの有効期限の設定も可能です。

ファイルをブラウザへドラッグ&ドロップ PDFはownCloud上で直接閲覧が可能 画像ファイルはサムネイルで確認が可能

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機能紹介 同期機能

ownCloud専用のデスクトップ用クライアントアプリケーションを使用す

ると、お使いのパソコンからWindowsエクスプローラーやMac OSの

FinderのフォルダをownCloudと自動で同期させることが可能となります。

フォルダごとに同期されるため、ファイル単体をアップロード・ダウンロ

ードするといった運用から、アップロードやダウンロードを意識せずとも

ownCloudでの共有が可能になります。

メンバー間でのリアルタイムなファイル共有だ けでなく、バージョニング機能を活用した自身 の作業ファイルの世代管理、または作業ファイ ルの自動バックアップ先といった利用が可能と なります。  また、ownCloud vesion6からは既にアップさ れているファイルと同一のファイル名のファイ ルをアップした場合のファイルコンフリクト制 御が可能です。

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機能紹介 セキュリティ

ownCloudはオンラインストレージとして最も重要な要素であるセキュリ

テイーを担保するために様々な仕組みが用意されています。

暗号化  SSL暗号化技術を利用した拠点間のセキュアなファイル交 換が可能です。また、ownCloudはファイルを暗号化して からストレージに格納させることが可能です。  アンチウィルス  オープンソースのサーバー用アンチウィルスソフト「Clam AntiVirus」が標準サポートされています。  選択可能な共有方法  ownCloudのアカウントを持たない相手とのファイルの共 有も可能です。簡単な操作でダウンロードURLを生成でき、 パスワード設定はもちろん、必要以上に公開し続けるとい ったセキュリティ事故を防ぐダウンロードの有効期限の設 定(時限公開制御)も可能です。  よりセキュアな環境へ  ownCloudはインターネットに接続できる環境であればど こからでも利用可能です。さらにIPアドドレスを使用した フィルタリングやVPNや専用線等を利用したよりセキュア なシステム構成で構築することも可能です。

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機能紹介 マルチデバイス対応

ownCloudはブラウザから利用するだけではありません。PC(Windows・

Mac・Linux)や

スマートデバイス(iOS・Android)

それぞれのデバイスに合

わせた専用のアプリをご用意しています。

PCではエクスプローラーと同じ使い勝手のまま、スマートデバイスではその

直感的に利用可能なユーザインターフェースをそのまま業務に利用できるため、

マニュアルの作成やトレーニングにかかる手間を軽減することが可能です。

利用シーン例

社内のファイルを取引先でのプレゼンに利用する

工場の生産ラインや工事中の建設現場でもリアルタイムの情報共有

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機能紹介 既存アカウント管理システムとの連携

既に導入されている

LDAP

ActiveDirectory

等のアカウント管理システ

ムとownCloud間でID連携する事が可能です。それによりownCloud側で

のユーザー登録は不要になります。

ID/PW問合せ 権限可否応答

既存アカウント管理システムとの連動

Active Directory

LDAPやActive Directoryだけではなく、

SAML/Shibboleth認証

への対応が

可能です。また、独自のアカウント管理システムを利用されている場合は、スタ

イルズにて開発が行えますので、ご相談ください。

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機能紹介 プラグイン/APIによる機能拡張

ownCloudは機能拡張や他システムとの連携のためのAPIやプラグインに

よる機能追加といった仕組みが用意されています。ownCloudは他のシス

テムからアクセスや管理機能を制御するための

REST API

(Representational State Transfer API)

が用意されています。

ownCloud Applications - http://apps.owncloud.com  また、機能追加に関してはプラグイン形式 による機能追加が可能です。  プラグインに関しては、ownCloudが運営 するサードパーティー製のプラグインのダ ウンロード可能なサイト (ownCloud Applications)も存在し、管理画面より導 入が可能です。  スタイルズでは、ownCloud内のファイル に対して日本語による全文検索機能プラグ イン等を独自開発しており、弊社との契約 者に提供を行っています。

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機能紹介 既存ストレージとの連携

ownCloudは

外部のストレージサービス

との連携機能が搭載されています。NFSス

トレージ、iSCSIストレージ、FTPサーバー、Windows共有フォルダや、Amazon

S3、Dropbox、Google Drive等の既存のストレージに接続することが可能です。

Amazon Web Service S3互換のインターフェイスを有する環境であれば標準で接

続が行えるため、後から導入した分散ストレージや、ownCloudへ乗り換る際に既

にご利用中のストレージサービスと連動させるといった使い方が可能です。

設定は管理者用設定画面より設定が可能です。 データ保存 データ読込 外部ストレージ

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ownCloud Community Editionに関して

 ownCloud Community EditionのLicenseの制限に関して

 ownCloud Community Editionにおける、Enterprise Edition/Education Editionライセ

ンスとの大きな違いの一つとして、そのライセンスにGNU Affero General Public License Version 3(以下AGPLv3)を採用していることが挙げられます。

AGPLv3はサーバープログラムとして動作しているソフトウェアに対し、その利用者にソ ースコードをAGPLv3のもと開示しなければならないという性質をもったライセンスです。  ownCloudの場合であれば、Community Editionで導入しプログラムをカスタマイズした 場合や、ownCloudにリンクするプラグインを開発した場合は、利用者全員に対してその ソースコードを公開する義務が発生します。  尚、「自社用にプログラムを改修したいが社外へはその内容を公開したくない」といった 場合ですが、利用対象者が社員のみであれば、社員が提示を望んだ際に提供できる状態で あればAGPLv3の規約を満たします。  一般利用者向けのサービスとしてownCloudを公開する場合には、ライセンシーである ownCloudの利用者に対してAGPLv3に基づいてソースコードを公開する必要が発生します。

 Enterprise Edition、Education Editionに関しては、ソースコード開示義務はございません。

 参考:http://www.gnu.org/licenses/agpl.html

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ownCloud Community EditionとEnterprise Edtion比較

項目 Community Edition Enterprise Edition

ラインセンス Open Source: AGPL, GPL(must open source customizations) ownCloud Commercial License

スマートデバイス用アプリ 標準アプリ(有料)iTunes Store、Google Playから購入 アプリ(無料)、ブランディングも応相談

機能名 概要

File Firewall 接続種別、モバイルの種別、IP、Webクライアント等に応じて参照・アップロード可能なファイルの指定が可能です。

SAML/Shibboleth Authentication Security Assertion Markup Language/Shibboleth認証への対応が可能です。

Home Directory Mounts 各ユーザーのOS上のhomeディレクトリをownCloudから参照することが可能です。既存のストレージをシームレスに拡張可能です。

LibreOffice Online 別途利用料金を支払うことでLibreOffice Onlineをご利用できます。スプレッドシートやテキスト、プレゼンテーションファイルの共同編集が可能です。

SharePoint Integration Microsoft社が提供するSharePointのドキュメントライブラリに直接アクセス、編集することが可能になります。

Enterprise Licenseにて提供される機能の代表例

License 比較表

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ownCloudライセンスについて

ownCloudのオープンソースライセンスについて

Community Edition

※AGPLv3を採用しています。

ownCloudの商用ライセンスは以下のライセンスが用意され

ています。

Enterprise Edition

Education Edition

Service Provider Edition

※各ライセンスの価格や詳細に関してお問い合わせ下さい。

日本国内での商用ライセンスの購入は、国内唯一の正式な

ownCloud社のパートナであるスタイルズから購入が可能で

す。

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ownCloud導入のご相談・お見積もりのお問い合わせ

スタイルズは、ownCloudの国内唯一

の正式パートナーです。

株式会社スタイルズ ownCloud 担当

0 3 - 5 2 4 4 - 4 1 1 3

電話でのお問い合わせ

受付時間:平日9:00~17:00

メールでのお問い合わせ

受付時間:24時間受付中 株式会社スタイルズ 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1−2 風雲堂ビル 6F http://stylez.co.jp http://owncloud.jp

i n fo@ o w n cl ou d . j p

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参照

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