(1)国民健康保険
☎
お問い合せ先TEL:0569-84-0651
FAX:0569-22-8561
国保年金課
国保給付担当
国民健康保険とは
私たちは、いつ、どんなときに病気やけがをするか分かり
ません。そんなとき、お金がなくて医師の診療を受けられな
かったら大変です。
国民健康保険制度は、そのような場合に備え、加入者がそ
れぞれの収入などに応じて、日頃から国民健康保険税を出し
合い、そこから病気やけがのときに医療費を支払う、助け合
いを基本とした医療保険制度です。
国民健康保険は、職場の健康保険に加入している方とその
被扶養者、生活保護を受けている方を除いて、すべての方が
加入対象者となり、届出や申請などは、住所のある市町村で
行うこととなります。
また、届出は理由ができた時から14日以内に行うことが必
要です。
◉国民健康保険に加入するとき
こんなとき 申請に必要なもの
他の市区町村から転入した 転出証明書
他の健康保険などをやめた 健康保険の資格喪失証明書
子どもが生まれた 母子健康手帳
生活保護を受けなくなった 保護廃止通知、認印
※ 退職により健康保険資格を喪失した場合は、任意継続
もご検討ください。
◉国民健康保険を脱退するとき
こんなとき 申請に必要なもの
他の市区町村へ転出する 保険証
他の健康保険などに入った 国保と健保の保険証
死亡した 保険証、喪主の認印、喪主名義の通帳
生活保護を受けはじめた 保護開始通知、認印
◉その他
こんなとき 申請に必要なもの
住所、氏名、世帯や世帯主が変わった 保険証
保険証を失くした、破れたり汚
れるなどして使えなくなった
免許証など本人確認でき
るもの、破損した保険証
就学のため、子どもが他の市
区町村に住所を移して住む 在学証明書、保険証
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▼
国民健康保険
(2)国民健康保険で受けられる給付
◉保険の給付
病院などの窓口で保険証を提示すれば、医療費の1∼3
割(年齢や所得によって負担割合は異なります)を支払う
だけで、残りは国保が負担します。
区分 負担割合
義務教育就学前 2割
義務教育就学後∼70歳未満 3割
70歳∼74歳 1割又は2割(※)
※現役並み所得者は3割
◉療養の給付
次の場合、いったん全額自己負担しますが、申請が認め
られれば費用の一部を払い戻します。
やむをえない理由で、保険証を使わずに医療機関にか
かった場合や、医師が治療上、はり・きゅう・マッサージや
コルセットなど補装具が必要と認めた場合です。
■療養費として払い戻されるもの
こんなとき 申請に必要なもの
急病などでやむを得ず
保険証を持たずに治療
を受けたとき
診療内容の明細書、領収書、保
険証、認印
骨折などで柔道整復師
の施術を受けたとき 明細な領収書、保険証、認印
医師が治療上、コルセッ
トなどの補装具が必要
と認めたとき
補装具を必要とした医師の証
明書、領収書、保険証、認印
医 師 が 治 療 上 、は り・
きゅうなど必要と認め
たとき
医師の同意書、明細な領収書、
保険証、認印
生血を輸血したとき
医師の理由書(診断書)、輸血用
生血液受領証明書、血液提供
者の領収書、保険証、認印
海外渡航中に治療をし
たとき
診療内容等がわかる医師の診
療明細書および領収明細書等
(外国語の場合は日本語翻訳
文が必要)、保険証、認印
※ 口座振り込みで払い戻しをしますので、振込先のわかる
もの(通帳、キャッシュカードなど)をお持ちください。
◉高額療養費の支給
同じ月内の医療費の自己負担が高額になったとき、申
請により限度額を超えた分が高額療養費として支給され
ます。
なお、該当する場合は、診療を受けた月の3か月後以降
に案内ハガキを郵送しますので、国保年金課で申請して
ください。
また、申請するときに領収書を確認しますので、領収書
は大切に保管しておいてください。
※ 自己負担限度額につきましては、次の表のように、70歳
未満の方と70歳以上の方で異なります。医療費が高額
となり、一部負担金の支払いが困難な場合につきまし
ては、事前に申請することで負担を減らすことができ
る限度額適用認定証があります。
■高額療養費の自己負担限度額
【70歳未満の方】
区
分 所得要件
自己負担限度額
(月額)
自己負担限度額
(月額)
多数該当(※1)
ア 旧ただし書所得(※2)
901万円超 (医療費-842,000円)×1%252,600円+ 140,100円
イ 旧ただし書所得
600万円∼901万円以下(医療費-558,000円)×1%167,400円+ 93,000円
ウ 旧ただし書所得
210万円∼600万円以下(医療費-267,000円)×1%80,100円+ 44,400円
エ 210万円以下 57,600円 44,400円
オ 住民税非課税 35,400円 24,600円
所得の申告をされていない世帯は、「区分ア」となります。
【70歳以上の方】
区分 所得要件 自己負担限度額(月額)
外来(個人ごとに計算)
自己負担限度額(月額)
入院および世帯ごとに計算
現役並み
所得者
課税所得
145万円以上 44,400円
80,100円+
(医療費-267,000円)×1%
〔多数該当(※1):44,400円〕
一般 課税所得
145万円未満(※3) 12,000円 44,400円
低所得II 住民税非課税 8,000円 24,600円
低所得I
(所得が一定以下)住民税非課税 8,000円 15,000円
低所得I、低所得IIの方は、入院の際に自己負担限度額や
食事代の減額を受けることができます。この減額の適用
を受けるためには、限度額適用・標準負担額減額認定証
の交付申請が必要です。
低所得I、低所得IIの方は、入院の際に自己負担限度額や
食事代の減額を受けることができます。この減額の適用
を受けるためには、限度額適用・標準負担額減額認定証
の交付申請が必要です。
(※1) 多数該当とは、同じ世帯で12か月間に4回以上高額
❻保険・年金
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国民健康保険
(3)療養費の支給を受ける場合です。
(※2) 旧ただし書所得とは、総所得金額等から基礎控除
額33万円を控除した額です。
(※3) 収入の合計が520万円未満(1人世帯の場合は383万
円未満)の場合も含みます。また、旧ただし書所得の
合計が210万円以下の場合も含みます。
◉ 高額療養費の現物給付(限度額適用認
定証の発行)
「限度額適用認定証」(以下「認定証」)を医療機関に提
示することにより、医療機関ごとの一部負担金の支払い
が、自己負担限度額までとなります。
自己負担限度額は、所得により異なるため、「認定証」が
必要です。利用される前に、国保年金課で交付申請をして
ください。認定証は申請した月の1日から有効となります。
なお、交付を受けられたらできるだけ早めに医療機関へ
提出してください。
※ 国民健康保険税の滞納がある方は、「認定証」の交付が
受けられない場合があります。
■「認定証」の種類
●限度額適用・標準負担額減額認定証
住民税非課税世帯の方に交付
●限度額適用認定証
一般(課税世帯)および上位所得者の世帯の方に交付
■「認定証」の利用
「認定証」は、保険証と一緒に医療機関の窓口へ提出してく
ださい。
※「 認定証」がないと、一旦、自己負担(医療費の3割)の全
額を支払うことになります。
■認定の更新時期
8月(毎年申請が必要)
■その他
世帯の区分は、前年の所得に応じて決まります。
※ 毎年8月に見直し、また世帯内に異動があったときは、
区分が変わることがあります。なお、所得の申告をされ
ていない世帯は、上位所得者世帯の扱いとなります。
◉出産育児一時金の支給
国民健康保険に加入している方が出産した時に、出生
児一人につき42万円(ただし、医療機関等が産科医療補
償制度に加入していない場合や、妊娠22週未満の出生の
場合は40.4万円)が世帯主に対して支給されます。
■出産育児一時金直接支払制度
この制度は、出産費用に出産育児一時金を直接充てるこ
とにより、医療機関等の窓口での出産費用の支払いが軽
減されるものです。この制度を利用すると、窓口で支払う
金額は支給額を超える分のみとなります。
■窓口で申請手続きの必要な方
以下のいずれかに該当する場合は、出産後に国保年金課
窓口で申請手続きをする必要がありますので、申請に必
要なものをお持ちのうえ、国保年金課へお越しください。
●出産育児一時金直接支払制度を利用しなかった場合
●海外で出産をされた場合
●出産育児一時金直接支払制度を利用したが、出産にか
かった費用が支給額に満たなかった場合
■申請に必要なもの
国民健康保険証、認印、振込先のわかるもの、病院からの
明細書・領収書
■注意事項
●出産育児一時金の申請が、出産した日の翌日から2年を経
過すると時効となり支給されません。
●妊娠85日以上の流産・死産等の場合も支給されます。
●他の健康保険からの給付がある場合は支給されません
◉葬祭費の支給
国民健康保険に加入の方が死亡したときに、その葬祭
を行なった方(喪主)に対して5万円が支給されます。
■申請に必要なもの
亡くなった方の国民健康保険証、喪主の方の認印、振込先
のわかるもの(喪主名義)
◉ 国民健康保険の給付が受けられないも
の・制限されるもの
健康診断、人間ドック、予防注射、美容整形、歯列矯正、
正常な妊娠と出産・経済的な理由による妊娠中絶、仕事
中や通勤途中の病気やけが(労災保険が使える時)、故意
の犯罪行為や事故、けんか、泥酔による傷病、医師の指示
に従わない時など
特定健診・特定保健指導
詳しくは、56ページをご覧ください。
❻保険・年金
▼
国民健康保険
(4)☎
お問い合せ先TEL:0569-84-0661
FAX:0569-22-8561
国保年金課
国保賦課担当
国民健康保険税
◉国民健康保険税の算定
保険税は、国民健康保険加入者の所得や年齢に応じて
決めています。「医療給付費分」「後期高齢者支援金等分」
「介護納付金分」をそれぞれ3つの項目に割り振り、それ
らを組み合わせて世帯ごとの保険税額が決められます。
所得割 世帯の国保加入者の前年所得
に応じて算出
均等割 世帯の国保加入者数に応じて
算出
平等割 一世帯にいくらと算出
医療給付費分
後期高齢者支援金等分
介護納付金分
(40歳∼64歳の方)
一世帯あたりの
保険税
■保険税の納税義務者
保険税は、被保険者一人ひとりが個別に納めるのではな
く、世帯ごとにまとめて世帯主が納めます。世帯主本人が
職場の健康保険などに加入している場合でも、家族に一
人でも国民健康保険被保険者がいれば、保険税納付の義
務は世帯主にあります。
■国民健康保険税の税率(平成28年度)
区分 課税対象 給付費分医療 後期高齢者支援金等分 介護納付金分
①所得割 平成27年中の所得から
33万円を控除した額 6.0% 1.7% 1.3%
②均等割 被保険者1人あたり 25,500円 3,200円 9,100円
③平等割 1世帯あたり 24,500円 3,000円 6,400円
①∼③の合計に対する限度額 51万円 16万円 14万円
1年間の保険税=医療給付費分+後期高齢者支援金等支援分+介護納付金分
◉国民健康保険税の納期限
普通徴収と特別徴収のどちらかの方法で納めていただ
きます。
■普通徴収
納付書または口座振替によりお支払いいただく納税方法
です。
期 別 納期限
第1期 7月末
第2期 8月末
第3期 9月末
第4期 10月末
第5期 11月末
第6期 12月末
第7期 1月末
第8期 2月末
※各納期が土・日曜日、祝日の場合、翌営業日となります。
■特別徴収
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国民健康保険
(5)国民健康保険税の軽減・減免
◉低所得者軽減
保険税のもととなる世帯全体の所得合計(擬制世帯主
含む)が、一定の基準以下の場合に均等割額及び平等割
額を所得や人数により、7割・5割・2割を軽減します。なお、
この軽減は申請不要です。
◉非自発的失業による軽減
■対象
次の要件をすべて満たす場合に軽減されます。申請が必
要になります。
●離職日時点で65歳未満の方
●雇用保険の特定受給資格者または特定理由離職者(「雇
用保険受給資格者証」に記載される離職理由コードが右
の表のいずれかの方)
離職理由
コード 離職理由(特定受給資格者)
11 解雇
12 天災等の理由により事業の継続が不可能に
なったことによる解雇
21 雇止め(雇用期間3年以上雇止め通知あり)
22 雇止め(雇用期間3年未満更新明示あり)
31 事業主からの働きかけによる正当な理由のあ
る自己都合退職
32 事業所移転等に伴う正当な理由のある自己都
合退職
離職理由
コード 離職理由(特定理由離職者)
23 期間満了(雇用期間3年未満更新明示なし)
33 正当な理由のある自己都合退職
34 正当な理由のある自己都合退職(被保険者期
間12か月未満)
■軽減額
対象者の前年給与所得を100分の30とみなして保険税を
算定します。
■軽減期間
離職日の翌日の属する月から、その月の属する年度の翌年
度末まで
■申請に必要なもの
雇用保険受給資格者証、保険証、認印
ファースト・コール・バンク
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▼
国民健康保険
(6)医療費の節約
保険税は、医療費の推計をもとに決められ、私たちが病気
やけがをしたときの医療費にあてられます。したがって、医
療費が増えると必然的に、給付の費用を補うために保険税
も引き上げになることがあります。そうならないためにも、
日頃から健康づくりを心がけ、医療費を節約しましょう。
■医療費を有効に使うためのポイント
●同じ病気での重複受診はやめましょう
●かかりつけ医を持ちましょう
●診療時間内の受診を心がけましょう
●年に1回は健康診断を受けましょう
●お医者さんを信頼し、指示を守りましょう
●予防のため、うがい・手洗いを心がけましょう
●ジェネリック医薬品(後発医薬品)を活用しましょう
◉減免
次の要件に該当する場合は、申請していただくことで保険税の減免を受けられる場合があります。ただし、2つ以上の減免
理由は併用できない場合があります。
区
分 減免が受けられる理由 申請期限
1 所得が減少したため生活が著しく困難となった方(当該年の合計所得金額が前年の総所得金額に比べ、10分の7以
下に減少すると認められる方)で前年の合計所得金額が500万円以下の方 A
2 国民健康保険法第59条の規定(拘留・拘禁等)により給付制限を受けている方(給付制限の期間が2か月以上の方) B(消滅)
3 生活保護法の規定による保護を被保険者の世帯全員が受けることになった場合 B(発生)
4 地方税法第292条第1項第9号に規定する障がい者に該当する方で、前年の合計所得金額が200万円以下の方(所得
割額が課税されている方) A
5 6か月以上入院療養を要した方(現に継続して6か月以上入院療養中の方を含む)で前年の合計所得金額が500万
円以下の方(所得割額が課税されている方) B(消滅)
6 生活保護世帯が自立し、生活保護法の規定による保護を受けなくなった場合 C
7 半田市母子・父子家庭医療費受給者証の交付を受けている方(所得割額が課税されている方) A
8 軽減判定の算定において、わずかに基準を超えたことにより軽減対象から外れた世帯 A
9 震災、風水害、火災、その他これらに類する災害(以下「災害等」という)により障がい者となった場合 D
10
災害等により自己(その世帯に属する被保険者を含む)の所有に係る住宅または家財について生じた損害金額
(保険金、損害補償金等により補てんされるべき金額があるときは、その金額を控除した金額)が、その住宅また
は家財の価格の10分の3以上の世帯で、前年の合計所得金額が1,000万円以下の世帯
D
11 社会保険などの被扶養者だった方で、扶養していた方が後期高齢者医療制度に移行することにより、国保に加入
することになった方で、加入日に65歳以上である方 B(消滅)
12 非自発的な離職及び事業の廃止等により所得が著しく減少した方で、前年の合計所得金額が500万円以下の方(非
自発的失業者に対する軽減を受けた方を除く) A
13 前に掲げるもののほか、市長が特に必要と認めるもの ̶
申請期限 A:最終納期限から30日を経過した日 B:減免事由が【消滅、発生】した日から30日を経過した日 C:減免事由が発生した後に到来する最初の納期限から30日を経過した日
D:災害発生の日から30日を経過した日
❻保険・年金
▼
国民健康保険
(7)後期高齢者医療制度
☎
お問い合せ先TEL:0569-84-0652
FAX:0569-22-8561
国保年金課
医療福祉担当
後期高齢者医療制度とは
高齢化が進み老人医療費を中心に医療費が増大する中、
現役世代と高齢者世代の負担を明確化し、75歳以上の方々
に生活を支える医療を提供するとともに、社会に貢献してこ
られた方々の医療費を国民全体で支える医療保険制度をい
います。
◉対象者
■75
歳以上の方
75歳の誕生日当日から加入します。加入についての手続き
は必要ありません。保険証は誕生日の前日までにお届けし
ます。
■65
歳以上で一定の障がいがある方
広域連合の認定を受け、後期高齢者医療制度に加入でき
ます。加入を希望する方は、国保年金課で認定の申請が必
要となります。また、一度認定を受けた方も、74歳まではい
つでも障がい認定を撤回して、他の健康保険などに移るこ
とができます。
※ 一定の障がいがある方とは、主に次の要件に該当する
方が対象となります。
●身体障がい者手帳1級から3級の方
●身体障がい者手帳4級の一部(音声・言語、下肢1・3・4号)
の方
●療育(愛護)手帳A判定(1・2度)の方
●精神障がい者保健福祉手帳1・2級の方
※ 愛知県が実施している後期高齢者福祉医療費助成制度
を利用するには、後期高齢者医療制度に加入する必要が
あります。
◉医者にかかるときの窓口負担
医者にかかるときは、前年の所得をもとに、医療費の1
割または3割の窓口負担となります。後期高齢者医療制度
に加入の方で、住民税の課税所得が145万円以上ある世帯
の被保険者の方は3割の窓口負担になります。
負担区分 世帯の所得状況 自己負担額
一般 以下の「現役並み所得のある方」、「区
分Ⅱ」、「区分Ⅰ」に該当しない方 1割
現役並み
所得の
ある方
同一世帯に住民税の課税所得が145
万円以上ある被保険者の方がいる世
帯の方
3割
区分Ⅱ 住民税非課税世帯で、区分Ⅰに該当し
ない方
1割
区分Ⅰ
世帯全員の各種所得(公的年金は控
除額を80万円で計算)が0円の方。ま
たは、世帯全員が住民税非課税で、被
保険者本人が老齢福祉年金を受給し
ている方
後期高齢者医療制度で受けられる給付
◉ 高額療養費の支給(窓口負担が高額に
なったとき)
1か月の医療費の窓口負担が高額となり、一定の金額
(自己負担限度額)を超えたときは、申請により高額療養
費として差額を支給します。(75歳到達月は、自己負担限
度額が半額になります)
支給の手続きが必要な方には、診療月のおおむね4か
月後にお知らせします。初回のみ申請が必要となります。
2回目以降の申請は必要ありません。
なお、入院した時に医療費以外に負担していただく食
事代やベッド代等は、高額療養費の対象とはなりません
のでご注意ください。
負担区分
自己負担限度額(月額)
個人の限度額
(外来のみ)
世帯の限度額
(外来+入院)
現役並み所
得のある方 44,400円
80,100円+(医療費−
267,000円)×1%(※)
一般 12,000円 44,400円
区分II 8,000円 24,600円
区分I 8,000円 15,000円
※ 過去1年間に、世帯の限度額を超えて高額療養費に3
回以上該当している場合、4回目から世帯の限度額が
44,400円となります。
❻保険・年金
▼
後期高齢者医療制度
(8)◉高額医療・高額介護合算療養費制度
医療保険の「医療費」と介護保険の「介護(予防)サービ
ス費」の両方を利用し、支払った1年間の自己負担額の合
計が高額になった場合、申請により支払った自己負担額の
一部を支給します。
■自己負担限度額(医療費+介護(予防)サービス費)
負担区分 1年間の自己負担限度額
現役並み所得のある方 67万円
一般 56万円
区分II 31万円
区分I 19万円
■対象期間
毎年8月1日から翌年7月31日までの1年間の合計が対象と
なります。
■対象世帯
●「医療費」と「介護(予防)サービス費」の両方を利用し、自
己負担限度額を超える世帯が対象となります。
●後期高齢者医療制度、国民健康保険、職場の健康保険な
ど、医療保険者が異なる場合は、別々に計算します。
◉入院のときは
区分Ⅱ、区分Ⅰ(住民税非課税世帯)の方は、「限度額適
用・標準負担額減額認定証(認定証)」の交付が受けられ
ます。
認定証を病院窓口で提示することにより、入院にかかる
医療費の窓口負担や食事代が減額されます。
◉葬祭費の支給
後期高齢者医療制度に加入の方が死亡したときには、
葬儀を行った方(喪主)に5万円を申請により支給します。
■申請に必要なもの
喪主が確認できる会葬礼状(火葬許可証、葬儀の領収書の
場合は、窓口にて喪主の確認を行います)、喪主の方の認
印、振込先口座がわかるもの(喪主本人のもの)
◉療養費の支給
医者の指示によりコルセットなどの治療用の補装具を
作ったときは、支払った医療費の一部を申請により支給
します。
■申請に必要なもの
補装具の領収書、医者の証明書、認印(被保険者本人のも
の)、振込先口座がわかるもの(被保険者本人のもの)
後期高齢者医療保険料
◉保険料の算定
保険料は均等割額と所得割額の合算額となります。限
度額は57万円(年額)です。
■均等割額
均等割額は、被保険者全員が負担します。
■所得割額
所得割額は、被保険者本人の所得に応じて負担します。
{所得金額−基礎控除額(33万円)}×所得割率
◉保険料の軽減
所得の低い世帯の方は、世帯主及び被保険者の合計所
得に応じて、均等割額が次のとおり軽減されます。
なお、所得金額等の合計から基礎控除額(33万円)を引
いた金額が58万円以下の方については所得割額を5割減
額します。
平成28年度
軽減率 被保険者及び世帯主の合計所得
9割軽減
●世帯全体の所得金額の合計が33万円以下
●被保険者全員の年金収入が80万円以下
●その他各種所得がない
8.5割軽減 ●
●世帯全体の所得金額の合計が33万円以下
9割軽減に該当しない
5割軽減 世帯全体の所得金額の合計が33万円を超え33万
円+(26.5万円×被保険者数)以下
2割軽減 世帯全体の所得金額の合計が33万円を超え
33万円+(48万円×被保険者数)以下
※ 職場の健康保険などの被扶養者だった方は、均等割額
が9割軽減され、所得割額がかかりません。
◉保険料の減免
災害や事業の廃止などにより保険料の支払いが困難
な場合は、保険料が減免されることがあります。次のいず
れかに該当する方は、早めに国保年金課へご相談くださ
い。
●災害により現に居住する住宅や家財に著しい損害を受け
た場合
●心身に重大な障がいを受け、または長期入院したことに
より収入が著しく減少した場合
●事業の休廃止、失業により収入が著しく減少した場合
❻保険・年金
▼
後期高齢者医療制度
(9)後期高齢者福祉医療費助成制度
後期高齢者医療の被保険者(75歳以上または一定の障が
いのある方は65歳以上)のうち、次の要件に該当する方が対
象となります。
■対象者
●身体障がい者手帳1∼3級の方
●身体障がい者手帳4級のうち腎臓機能障がいの方
●身体障がい者手帳4∼6級のうち進行性筋委縮症の方
●知的障がい者(療育手帳をお持ちの方)
●IQ75以下の方
●自閉症状群と診断された方
●精神障がい者保健福祉手帳1・2級の方
●母子・父子家庭医療制度の要件に該当する方
●戦傷病者手帳をお持ちの方
●寝たきり、認知症高齢者
●ひとり暮らし高齢者(施設入所者を除く)
■所得制限
母子・父子家庭、寝たきり、認知症、ひとり暮らし高齢者及
びIQ51以上75以下の方(療育手帳Cを含む)については
所得制限があります。
■助成内容
保険診療の自己負担分(入院時食事負担金は除く)を助成
します。
※ 医療機関(愛知県内のみ有効)にかかる時は、健康保険
証、後期高齢者福祉医療費受給者証を一緒に窓口に提
示してください。
■申請に必要なもの
後期高齢者医療被保険者証、各種障がい者手帳等、認定
要件を確認できるもの
国民年金
☎
お問い合せ先TEL:0569-84-0653
FAX:0569-22-8561
国保年金課
年金担当
国民年金とは
日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の方は、国民
年金に加入しなければなりません。
◉加入種別
■第1号被保険者
自営業・学生・無職等の方で、他の年金制度(厚生年金や
共済年金など)に加入していない方
■第2号被保険者
厚生年金・共済年金等に加入している方
■第3号被保険者
会社などに勤めている方(第2号被保険者)に扶養されて
いる配偶者の方
❻保険・年金
▼
後期高齢者医療制度/国民年金
(10)◉国民年金の届出が必要なとき
就職・退職など異動の届出期限は、原則として14日以
内です。
届出が必要なとき 届出に必要なもの 届出先
20歳になったとき
半田年金事務所から届
く「国民年金第1号被保
険者資格取得届」を返送
してください。
半田年金
事務所
(TEL21-2322)
就職して共済組合に
加入したとき(厚生年
金加入者は届出不要)
年金手帳、認印、勤務先
の健康保険証
国保年金課
会社を退職したとき 年金手帳、認印、退職日の
わかるもの(離職票など)
海外に住んでいた日
本人が帰国したとき
年金手帳、パスポート、
認印
外国人が日本に住
所を有したとき 在留カード、パスポート
第3号被保険者で
なくなったとき(収
入が増えて扶養か
らはずれたり、離婚
したときなど)
年金手帳、認印、扶養から
はずれた年月日などがわ
かるもの(失業給付の受
給による場合は、「雇用保
険受給資格証」)
国民年金保険料
◉保険料
保険料は、20歳から60歳までの40年間納めることになっ
ています。老齢基礎年金を受けるためには、保険料を納め
た期間が25年以上必要です。
保険料の支払いは、納付書、クレジットカードによる支払
いと口座振替があります。「前納」や「口座振替」などにする
と、保険料が割引されます。
なお、第2号被保険者については、半額分を給料等から
天引きして、会社(事業主)が保険料を納めます。第3号被保
険者については、配偶者が加入している年金制度が負担す
るため、個人で納める必要はありません(配偶者の給料か
らも控除されません)。 平成28年度
定額保険料 月額16,260円
付加保険料(※) 月額 400円
※ 第1号被保険者で希望する方だけが定額保険料に月額
400円の付加保険料を納めることにより、納めた月数×
200円で計算した金額が「付加年金」として老齢基礎年金
に加算されます。
C
M
Y
CM
MY
CY
CMY
K
handa201308~ad.pdf 2013/08/02 9:56:47
❻保険・年金
▼
国民年金
(11)◉保険料の免除・猶予
自営業者などの第1号被保険者の方は、自分自身で保
険料を納めなければなりません。しかし、経済的な理由
から保険料を納めることがとても困難な方は、納付が免
除・猶予される制度があります。
■法定免除
●生活保護法による生活扶助を受けている方
●障がい年金の1・2級を受給している方
■申請免除
● 本人、配偶者、世帯主のいずれの所得も、次の表の基準以
下である方
● 天災・失業などの理由により、保険料を納付することが著
しく困難な方
区分 所得基準額 所得判定の対象
全額免除 57万円+(扶養親族等の数×35万円)
本人、配偶者、
世帯主
3/4免除 78万円+(扶養親族等の数×38
万円)+社会保険料控除等
半額免除 118万円+(扶養親族等の数×38
万円)+社会保険料控除等
1/4免除 158万円+(扶養親族等の数×38
万円)+社会保険料控除等
※ 扶養親族等が老人控除対象配偶者または老人扶養親
族であるときは48万円、特定扶養親族であるときは63
万円
● 「3/4免除」「半額免除」「1/4免除」を受けた場合、残
りの保険料(納めるべき保険料)を納付しないと未
納期間となります。
● 免除を受けた期間の保険料は、将来納付できるよ
うになったとき、10年以内であればさかのぼって
納付(追納)することができます。ただし、2年以上
経過すると金利が加算されます。
■学生納付特例
学生本人の所得が、次の表の基準以下の場合、世帯主な
どの所得にかかわらず、申請して承認されると、その期間
は保険料の納付が猶予されます。
区分 所得基準額 所得判定の対象
学生納付特例
118万円+(扶養親族等
の数×38万円)+社会保
険料控除等
本人
※ 扶養親族等が老人控除対象配偶者または老人扶養親
族であるときは48万円、特定扶養親族であるときは63
万円
■若年者納付猶予
30歳未満の本人、配偶者のいずれの所得も、次の表の基
準以下の場合、申請して承認されると、その期間は保険料
の納付が猶予されます。
区分 所得基準額 所得判定の対象
若年者納付猶予 57万円+(扶養親族等
の数×35万円) 本人、配偶者
「学生納付特例」及び「若年者納付猶予」の期間の保
険料は、10年以内であれば、さかのぼって納付(追
納)することができます。ただし、2年以上経過する
と金利が加算されます。なお、納付(追納)されない
場合は、老齢基礎年金の計算対象とはなりません。
※ 平成28年7月から、納付猶予対象年齢が30歳未満から
50歳未満に拡大されます。それに伴い、名称も「納付猶
予」に変更になります。
半田支店:0569-21-2511
半田支社:0569-24-1811
半田支店・半田支社
❻保険・年金
▼
国民年金
(12)国民年金の給付
国民年金には3つの基礎年金と独自給付があります。
◉老齢基礎年金
保険料納付、免除、合算対象期間(カラ期間)を合わせ
て25年以上あることが条件で、原則として65歳から受け
られますが、希望すれば60歳以後からいつでも受けられ
ます。
ただし、65歳以前から受け取る場合は減額され、66歳
以後から受ける場合は増額されることになります。
■年金額(平成28年度)
780,100円/年額(65歳満額)
◉障がい基礎年金
国民年金加入中に病気やけがで重い障がいの状態に
なった場合に支給されます。年金請求には一定の納付要
件を満たしている必要があります。初診日の前々月まで
の加入期間の3分の2以上を納付または免除、または初診
日の前々月までの直近の1年間に未納がないことが条件
になります。
なお、20歳未満(国民年金に加入する前)からの障がい
の場合は20歳から申請できます。ただし所得制限があり
ます。
また、年金請求には年金専用の診断書などが必要です
ので、事前に国保年金課へご相談ください。
■年金額(平成28年度)
●1級 975,100円/年額
●2級 780,100円/年額
※ 子ども(18歳に達した最初の3月31日までまたは重い障
がいのある20歳未満の子)の加算あり
■初診日について
障がい年金では、原因となった病気やけがで初めて診察
を受けた日(初診日)が重要です。初診日当時に加入して
いた年金制度が、厚生年金や国民年金3号の人は、相談窓
口が最寄りの年金事務所になります。当時、共済組合に加
入していた方は加入していた共済組合での手続きになり
ます。
◉遺族基礎年金
国民年金加入中または老齢基礎年金を受けられる期
間のある方が亡くなった場合、その方により生計が維持
されていた「子どもがいる妻(夫)」または「子ども」に支
給されます。支給されるのは、子どもが18歳に達した最初
の3月31日(障がいがあるときは20歳未満)までです。
年金請求には一定の納付要件を満たしている必要があ
ります。死亡日の前々月までの加入期間の3分の2以上を納
付または免除、または死亡日の前々月までの直近の1年間
に未納がない、または老齢基礎年金の受給資格を満たし
ていることが要件です。
■年金額(平成28年度)
1,004,600円/年額(子どもが1人いる妻または夫の場合)
※子どもの人数に応じて加算あり
◉独自給付
独自給付には、給付内容によって要件が異なります。
詳しくは、国保年金課へお問い合わせください。
●死亡一時金
●寡婦年金
●付加年金
●短期在留外国人脱退一時金
●特別障がい給付金
❻保険・年金
▼
国民年金