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1. 制度全般に関すること ( 目的 必要性など ) 1-1 家庭ごみ有料化に賛成する ( 同旨 9 件 ) 今 持続可能な社会の構築と将来の世代の暮らしを守る 1-2 家庭ごみ有料化に賛成する ごみについて考ためにも 一層のごみの減量 資源化の促進が求められてえるきっかけとなった います 1-3

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1

家庭ごみ有料化実施計画(素案)について

パブリックコメントでのご意見と金沢市の考え方

1.概要

(1)募集期間

平成 27 年 11 月 16 日(月)~平成 27 年 12 月 15 日(火)

(2)意見提出数

101 人(延べ 301 件)

・電子メール

(62 人)

・Fax

(10 人)

・郵送・窓口

(29 人)

※ 提出された意見の中には、複数の項目について意見が述べられているもの

もあったことから、内容により細分化を行い、延べ 301 件となりました。

2.意見の内容

1.制度全般に関すること(目的・必要性など)

(114 件)

2.対象となるごみに関すること

( 6 件)

3.負担軽減措置に関すること

( 12 件)

4.指定ごみ袋に関すること

( 21 件)

5.手数料の水準に関すること

( 13 件)

6.周知期間・方法に関すること

( 6 件)

7.手数料収入の使途に関すること

( 19 件)

8.不適正排出・不法投棄に関すること

( 33 件)

9.その他

( 77 件)

(2)

2

1.制度全般に関すること(目的・必要性など)

ご意見の概要

市の考え方

1-1 家庭ごみ有料化に賛成する。(同旨9件) 今、持続可能な社会の構築と将来の世代の暮らしを守る ためにも、一層のごみの減量・資源化の促進が求められて います。 本市では、これまで、ダンボールコンポストや電気式生ご み処理機の普及、資源ごみの回収拠点の設置、古紙の集 団回収の促進、全国平均を上回る6分別による資源ごみ回 収など、市民の方々と協働でごみの減量や資源化の促進 に向けた様々な施策に取り組んできました。 しかし、近年、ごみの排出量は、ほぼ横ばいの状況が続 いており、また、資源化率は 11%台と全国平均の約 21%に比 べ、著しく低い水準にあります。 このことから、本市が目指している「ごみの減量と資源循 環による持続可能な社会の実現」に向けて、より一層の取り 組みが必要と考えています。 家庭ごみ有料化制度は、全国の約6割、県内の約8割の 市町村が既に導入し、減量・資源化に一定の効果が認めら れており、本市としても、導入に向けた取り組みを進めたい と考えています。 この制度を導入することにより、ごみの減量、資源化率の 向上、費用負担の公平性の確保が図られます。また、ごみ の減量に伴うごみ処理経費の削減、今後建て替えが予定さ れている東部環境エネルギーセンターの建設費の削減、更 には戸室新保埋立場の延命化など将来の世代への負担軽 減にもつながるとともに、過剰包装等に対する消費者の意 識が高まることにより、販売者や生産者の意識改革にもつ ながると考えています。 1-2 家庭ごみ有料化に賛成する。ごみについて考 えるきっかけとなった。 1-3 将来の世代の負担軽減のため、家庭ごみ有 料化に賛成する。(同旨2件) 1-4 ごみの減量や分別意識向上のため、家庭ごみ 有料化に賛成する。(同旨 12 件) 1-5 自然を代償とした埋立場は、長く大切に使っ てほしく、ごみの減量のための家庭ごみ有料 化であれば賛成する。(同旨3件) 1-6 ライフスタイルを変えるいい機会であるので、 有料化に賛成する。効果の検証による定期的 な見直しは必要である。(同旨1件) 1-7 ごみの減量、ステーションマナー向上、次世代 の負担軽減にも繋がるので、家庭ごみ有料化 に賛成する。 1-8 金沢の豊かな自然環境を将来の世代につな いでいくために、有料化に賛成する。早期の 取り組みを期待する。 1-9 北陸最大都市の金沢市が率先して取り組んで いくべきであり、将来の世代の負担軽減のた めにも家庭ごみ有料化に賛成する。 1-10 一軒家もアパート・マンションも全て有料化に することで、各自が責任を持ってごみを排出す ることになり、不公平感がなくなるので、有料化 に賛成する。 1-11 金沢の住みよい環境を守るために、有料化に 賛成する。 1-12 既に実施している市町村もあり、家庭ごみ有料 化に賛成する。 1-13 家庭ごみ有料化に賛成する。すてきな循環型 社会になればよい。 1-14 有料化導入自治体に住んでいたが、今より分 別もしっかりしており、減量効果もあったので、 家庭ごみの有料化に賛成する。

(3)

3 1-15 ごみ減量、資源化率の向上、将来の世代への 負担の軽減、ごみ処理経費の削減、量に応じ た費用負担は理解する。 (前述と同様) 1-16 ごみは個人が出すものであるため、一定額は 負担するべきである。(同旨1件) 1-17 財政や生活環境等の事情を考慮すれば、や むを得ず、賛成する。 1-18 家庭ごみ有料化はやむを得ない。 1-19 将来の世代のことを考えるとやむを得ない。段 階を踏まえて計画してほしい。 1-20 有料化はやむを得ないが、負担が増える施策 だけでなく、有益な施策も提案してほしい。(同 旨1件) 1-21 家庭ごみ有料化に反対する。(同旨 16 件) 1-22 家庭の負担が増えるので、家庭ごみ有料化に 反対する。(同旨4件) 1-23 行政の努力不足を棚に上げて、お金で誘導 するというやり方は、容認できない。(同旨1件) 1-24 有料化の前に、ごみの減量・資源化に取り組 むべきである。(同旨5件) 1-25 ごみステーションを管理している町会の負担が 増えるので、家庭ごみ有料化に反対する。 1-26 全国でごみが尐ない順から8位であるのに、な ぜ家庭ごみを有料化するのか。 1-27 中核市の実施状況を考慮すると、有料化導入 は遅らせてもよいのではないか。 1-28 有料化の導入より、より良い施設で効率よく処 理する方がよい。 1-29 他都市の導入事例を有料化導入の論拠とす べきではない。(同旨1件) 1-30 さらなる税外負担が増える。 1-31 民意が得られていない現段階での有料化には 反対である。(同旨1件) 1-32 公費で賄うのが本筋であるので、家庭ごみ有 料化に反対する。

(4)

4 1-33 有料化によって、ごみの減量・資源化が図れる のか。(同旨4件) 家庭ごみの有料化は、ごみに対する排出抑制意欲や分 別意識が今以上に高まり、ごみの減量や資源化が促進され ます。 先行導入自治体の事例では、導入5年目において、ごみ 量が平均約 14%減尐、資源化率が平均約6%向上しており、 本市でも、他のごみの減量・資源化施策と組み合わせて実 施することにより、一層のごみの減量・資源化が可能になる と考えています。 1-34 「ごみの排出量に応じた負担の公平性を確保 する」ことは理解しがたい。(同旨5件) この制度を導入することにより、ごみの排出量に応じた負 担をしていただくこととなり、費用負担の公平性が確保され るとともに、更なるごみの減量・資源化の促進につながると 考えています。 1-35 正式な導入はいつ頃なのか。 有料化の制度検討を行っている段階であり、現時点では 未定です。 1-36 資源化率の目標は。 平成 27 年3月に策定した第5期ごみ処理基本計画の目標 では、資源化率の目標を 26%に設定しています。 1-37 ごみ焼却炉の建設は計画的でない。 ごみは、毎日排出され、これを適正に処理していく必要が あり、これまでも計画的かつ効率的な施設整備や維持管理 を行ってきています。 今後、東部環境エネルギーセンターの老朽化に伴う建て 替えが必要となってきます。ごみの排出量を削減することに より、施設の規模を縮小でき、建設費や維持管理費などの ごみ処理に関する経費を、将来にわたり大きく削減すること ができると考えています。 1-38 家庭ごみの有料化により、施設建設費や維持 管理費などはどれほど削減することができるの か。(同旨1件) 1-39 経済的インセンティブは市民の慣れによる効 果減退が起きるため、導入時から中期的な対 策を組んでおくことが必要である。 いただいたご意見は、今後の制度設計の参考にさせて いただきます。 1-40 有料化の目的は抽象的な概念論の域を出な いため、現実的な課題の抽出から始めるべき である。 1-41 ごみ有料化の理由が全く説明されておらず、 住民の福祉や暮らしなどを守る自治体として は、他都市に倣うとともに市民の意見を聞いて 施策を行うべきである。(同旨1件) 1-42 既に、粗大ごみの有料戸別収集を実施してい るにもかかわらず、「家庭ごみの有料化」の名 称としたため、「初めてごみが有料化される」イ メージが先行し、市民に反対や戸惑いが生じ たのではないか。

(5)

5 1-43 地球温暖化防止は、家庭ごみ有料化の導入 の根拠として、納得感につながらない。 (前述と同様) 1-44 市民の不公平感を軽減するには、ごみの減量 が経済的に得をするという説明が必要である。 1-45 東部環境エネルギーセンターを廃炉にし、西 部環境エネルギーセンターのみで焼却処理を することを提案し、ごみの減量・資源化の推進 を訴えれば、市民の賛同を得られると思う。 1-46 目的には賛同するが、多くの都市の導入事例 や負担額の小ささという導入理由は、説得力 に欠ける。

2.対象となるごみに関すること

ご意見の概要

市の考え方

2-1 資源ごみは無料とする方針は変更しないよう に。(同旨2件) 今後も資源化を推進させるため、様々な施策を講じてい きます。 2-2 焼却量が問題なら燃やさないごみを対象にす るのはおかしい。 埋立場の延命化のため、燃やさないごみも有料化の対象 と考えています。 2-3 有料粗大ごみも有料ごみ袋に入るものは一本 化してほしい。 粗大ごみの有料戸別収集については、既に制度が定着 していることから、今回の制度との統合等は考えていませ ん。 2-4 新聞などの古紙は関係業者が回収してくれて いるが、有料化以降はどうなるのか。 再生可能な紙類については、重要な資源として、引き続 き、集団回収、本市資源搬入ステーション、古紙回収業者 等を利用し、資源化の促進のご協力をお願いしたいと考え ています。 なお、ごみステーションに出された場合は、燃やすごみに 該当するため、有料となります。

3.負担軽減措置に関すること

ご意見の概要

市の考え方

3-1 庭木や草、家庭菜園からでるごみはどうなるの か。(同旨2件) 本市では、地域緑化を推進しているため、「剪定枝」、「落 ち葉」、「草花」については、無料とし、これまでと同様に半透 明ごみ袋などで排出していただくことを考えています。 なお、家庭菜園から出るものについては、ごみステーショ ンに出すことができない農業ごみと見分けがつかないため、 「草花」等以外は有料の「燃やすごみ」の対象となると考えて います。

(6)

6 3-2 低収入世帯に一定の枚数を配る等の負担軽 減措置を考えるべきではないか。(同旨4 件)。 市民の皆様全員にごみの減量・資源化をお願いすること から、現段階では、世帯の収入に応じた負担軽減措置及び 一定枚数の指定ごみ袋の配付等は考えていません。 3-3 有料化されれば、道路などに落ちているごみ を放置することになる。(同旨2件) ボランティア回収ごみやカラスに荒らされたごみステーシ ョンの清掃ごみについては、専用のボランティアごみ袋(無 料)を町会に配付し、排出していただけるシステムを検討し ています。 3-4 同じようなごみでも、ボランティアで拾え ば無料、家庭から出れば有料、誰がどう確 認するのか。

4.指定ごみ袋に関すること

ご意見の概要

市の考え方

4-1 ごみ袋について、色分けで分かりやすくするの は良いが、5種類は多いのではないか。 表示や材質についても工夫が必要。(同旨6 件) 単身世帯から大家族まで各世帯のごみの排出状況に見 合ったごみ袋を選択できることや、より小容量の袋を選択し ようとする意識が働くことから、大きさが5種類の指定ごみ袋 を用意し、「燃やすごみ」と「燃やさないごみ」の袋の色を分 けて、視覚的にわかりやすくすることを考えています。 今後、指定ごみ袋の表示や材質等についても検討して いきます。 4-2 排出量単純比例型は合わないのではないか。 (同旨1件) ごみの排出量に応じた費用負担となることから、費用負 担の公平性を図ることができると考えています。 4-3 カラス対策として黄色のごみ袋を採用してほし い。 科学的に明確な効果は確認されていないことから、これ までどおり、カラスネットの使用をお願いしたいと考えていま す。 4-4 目が不自由な人に配慮した袋にしてほしい。 視覚に障害がある方に配慮した袋にすることを考えていま す。 4-5 指定袋は市外のスーパー等でも買えるように してほしい。 市民の皆様がどこでも購入できるよう市外のスーパー等も 含め、広く販売取扱店を募集することを考えています。 4-6 ごみ袋の交換や返品はできるのか。(同旨1 件) 初期不良以外の返品については基本的に考えておりませ ん。 4-7 どのサイズの袋を買えばいいか分からないの で、試供品の配布があると良い。(同旨1件) 指定ごみ袋の大きさを把握してもらうために、見本のごみ 袋の配布を考えています。 4-8 指定ごみ袋の製造については競争入札を導 入し、経費の最小化・透明化を図ること。 指定ごみ袋の製造費等については、一般競争入札によ り、経費の最小化・透明化を図っていくことを考えています。 4-9 指定ごみ袋と、シールを併用しない理由は。 袋に入らないごみを排出する際などに、シール方式を併 用している自治体がありますが、両方式を採用することによ り制度が複雑となり、混乱が生じるおそれがあるため、指定 ごみ袋方式のみの採用を考えています。

(7)

7 4-10 現状、家にある袋が使えなくなると困る。 また、スーパーの袋を市の有料指定袋とし て使えないか。(同旨2件) 現在お持ちの半透明ごみ袋については、「容器包装プラ スチック」や有料化対象外である「剪定枝」、「落ち葉」、「草 花」などの排出の際にご利用していただきたいと考えていま す。

5.手数料の水準に関すること

ご意見の概要

市の考え方

5-1 市民に負担とならない料金設定としてほしい。 (同旨1件) 先行導入都市の事例では、1リットル1円以上の場合、顕 著な減量効果がみられており、また、周辺自治体において も1リットル1円を採用していることから、これらを総合的に勘 案し、市民の皆様に過度の負担がかからない金額を設定し ています。 5-2 過度な負担である。(同旨1件) 5-3 価格を1リットルあたり2円にして先進性を PR し てほしい。 5-4 金額は妥当である。 5-5 価格を1リットルあたり0.8円にしてほしい。 5-6 燃やすごみと燃やさないごみの袋価格がなぜ 同じなのか。 5-7 所得に応じて価格を設定してほしい。 所得に応じて金額を設定し、指定ごみ袋を購入してい ただくことは、流通制度上、困難であるため、世帯別に よる金額の設定は考えていません。 5-8 購入時に別途消費税が上乗せされるのか。 (同旨2件) 別途消費税が上乗せされることはありません。 5-9 袋の製造及び販売等にかかるコストはいくらな のか。 コストについては、今後の入札の結果により異なるた め、現段階では、内訳を明示することは困難です。

6.周知期間・方法に関すること

ご意見の概要

市の考え方

6-1 周知を徹底してほしい。(同旨2件) 町会、アパート、マンションなど全市域を対象とした説明 会、メディアの活用、パンフレットの全戸配付、さらには、外 国語版パンフレットによる外国人への対応も併せて行って いくことを考えています。 また、十分な周知期間を設け、効率的・効果的な周知に 努めていくことを考えています。 6-2 広報期間は、最低1年は必要である。 6-3 希望する町会には丁寧に説明してほしい。 6-4 有料化を見送れば周知等の費用を他に有益 に使えるのではないか。

(8)

8

7.手数料収入の使途に関すること

ご意見の概要

市の考え方

7-1 使途を明確にし、公表してほしい。(同旨3件) 家庭ごみ有料化によって得られた収入は、制度の実施に 伴う必要経費に使用するほか、町会防犯灯の LED 化、古 紙集団回収奨励金の増額、資源ごみ回収奨励金の増額、 ごみステーション設置機材購入補助制度の創設など町会 等が行う環境活動への支援の強化や環境負荷低減施策の 充実などに活用したいと考えています。 なお、使途及び収支状況については、毎年、公表を行 い、透明性を確保することを考えています。 7-2 生ごみ処理機やコンポスト基材の配布、堆肥 の管理、利用促進など、資源循環サイクルの 充実に使用してほしい。(同旨1件) 7-3 ごみステーションの整備、地域のごみ管理活 動等に使用してほしい。(同旨1件) 7-4 ごみ処理経費に充てるべきである。(同旨1件) 7-5 ごみ減量化の周知、啓発に力をいれてほし い。 7-6 ユニークな施策に使用してほしい。 7-7 有効的に使用してほしい。 7-8 有料粗大ごみの価格を下げることに使用して ほしい。 7-9 住民税の減税に使用すべきである。 7-10 戸別収集に使用してほしい。 7-11 地元に還元してほしい。 7-12 廃棄物削減のために使用すべきである。 7-13 指定ごみ袋等管理費は現行職員の業務とす るか、民間委託することで、収入財源を有効活 用すべきである。

8.不適正排出・不法投棄に関すること

ご意見の概要

市の考え方

8-1 マナー違反ごみに対する町会の負担が大き く、対策を講ずるべきである。(同旨 11 件) マナー違反ごみへの対応は、本市としても重要な課題で あると認識しており、家庭ごみ有料化の実施直後は、職員 がごみステーションを巡回し、分別指導と併せて制度の周 知を行うとともに、マナー違反ごみについては、これまでど おり違反シールを貼り、ごみステーションに残して注意喚起 を行い、排出者がわかった場合は、直接指導を行うことを考 えています。 また、ごみ出しパンフレット(家庭ごみ分け方・出し方)を 刷新し、分別の仕方についてわかりやすいご案内ができる よう努めていきます。 なお、集合住宅のごみ集積場については、金沢市共同 住宅等の建築に関する指導要綱に基づき、設置指導を行 っており、今後も管理者や不動産業者などへ、ごみ出しマ ナーも含めて指導を徹底していきたいと考えています。 8-2 分別指導を徹底すべきである。(同旨3件) 8-3 有料化が定着するまで、すべてのごみステー ションに監視・指導員を配置してほしい。 8-4 集合住宅専用のごみ集積場設置の義務化を すべきである。

(9)

9 8-5 マナー違反ごみ対策として、戸別収集を実施 すべきである。(同旨4件) 戸別収集を導入することで、ごみステーションの維持管理 の手間がなくなることやマナー違反ごみ排出者の明確化な どを図ることは期待できますが、その一方で、年間約 20 億 円かかっている収集運搬費用が著しく増加する上、本市に は狭い路地が多く、収集車両が入れないなどの制約があ り、物理的には困難と考えています。 8-6 周辺自治体にごみを持ち出すといったことが 起こらないようにするべきである。また、コンビ ニや観光地で不正なごみ捨てが起こらないよ うにしてほしい。 今後、周辺自治体と連携しながら、越境ごみ対策の強化 に努めていくとともに、コンビニ等の店舗に持ち込まず、定 められた分別、排出方法に従い処理していただくよう周知 徹底に努めていくことを考えています。 8-7 不法投棄が増加する。(同旨5件) 先行導入自治体の多くでは、不法投棄を未然に防ぐため に、監視パトロールの強化をはじめ、不法投棄防止看板、 監視カメラの増設などといった施策を実施することにより、不 法投棄は増加しなかったと聞いています。 本市では、各地区に配置している廃棄物対策推進員との 連携や警察・運送業界など関係機関で構成される「金沢市 不法投棄防止ネットワーク」の連絡網を強化し、さらには、 監視カメラや啓発看板の増設、夜間パトロールを実施する など不法投棄の未然防止に努めていくことを考えていま す。 8-8 不法投棄の増加により、景観が損なわれるとと もに対策費用が増える。 8-9 不法投棄等の対策の強化は、金沢市の限ら れた予算・人員では不可能であり、結果的に、 町会の負担が増える。 8-10 監視カメラの設置は有料化に間にあうのか。 監視カメラは、現在も市内各所に設置されており、有料化 の実施にあたって、増設を行うことにより、不法投棄の未然 防止に努めていくことを考えています。

9.その他

ご意見の概要

市の考え方

9-1 平成 24 年の分別方法の変更により、分別意識 が後退し、燃やすごみが増え、資源化率が低 下した。(同旨2件) これまで「埋立ごみ」として処理していた再資源化が難し い硬質プラスチックは、埋立場の延命化のため、「燃やすご みとして」熱回収による有効活用を行うことにしました。 あくまで、循環型社会形成推進基本法の理念に基づい て、リサイクルできない資源の有効利用を図ったもので、こ れまでと同様、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進 の立場に変化はありません。 今後も、容器包装プラスチックなどの資源ごみの分別に ついて周知啓発に努めていきます。

(10)

10 9-2 拡大生産者責任の観点から、過剰包装や軽 量化など製造・販売段階からの対策が必要で ある。(同旨5件) これまでも、製造者等は、拡大生産者責任の理念に基づ き、製品の減量化やリサイクルしやすい製品設計などに努 めてきています。 家庭ごみの有料化は、ごみの減量や資源化の促進を図 るだけではなく、もともと必要な物であったのかを、消費者だ けではなく販売者や生産者までが考えるきっかけとなり、ご みの発生抑制につながる効果があると考えています。 なお、拡大生産者責任の原則に基づく製造・販売段階か らのごみの減量・資源化の促進は、一義的に国が所管する ため、本市が参画している「全国都市清掃会議」を通じて国 への要望活動を行っており、今後も、引き続き要望していき たいと考えています。 9-3 どのようなごみが分別されていないのか。 家庭系燃やすごみの中の約 13%が、再生可能な紙類で あることから、古紙の資源化の促進が重要であると考えてい ます。 9-4 古紙のごみステーション回収を実施すべきで ある。(同旨2件) 本市としては、地域コミュニティの醸成の観点から、地域 での集団回収を推奨しており、これまでも奨励金の交付や 車両の貸し出しのほか、集団回収予定日をホームページで 掲載するなど活動を支援しています。 今後、集団回収のさらなる普及に向け、既存の登録団体 以外の町会など新たな地域コミュニティ団体の参加を促す とともに奨励金を増額することなどを検討しています。 なお、全市的なごみステーションでの分別回収について は、古紙の分別品目毎の専用車両が必要となることから、 収集費用の増大が予想され、費用対効果の観点からも困 難であると考えています。 9-5 古紙の集団回収について抜本的な対策が必 要であり、市民の利便性を考慮した古紙収集 の仕組みの構築が必要である。 9-6 新聞社に古新聞の回収の仕組み作りを働きか けるべきである。 9-7 古紙の資源化率向上に金沢ならではの取り組 みを優先して実施すべきである。 9-8 全てのスーパー並びにコンビニエンスストアに 資源回収拠点を設けるべきである。 これまでも、スーパーやコンビニエンスストア等に資源回 収拠点開設の交渉を進めてきています。 今後も、継続して民間事業者と連携しながら、広く協力店 舗の確保に努め、資源化に取り組みやすい環境整備に取 り組んでいきます。 9-9 市内中学校区に 1 箇所程度資源回収拠点を 設けるべきである。 9-10 スーパーマーケットやドラッグストアなど民間店 舗での回収量を把握する仕組みを構築すべき である。 9-11 事業系ごみの減量・資源化対策が優先であ る。(同旨2件) 事業系ごみの抑制は、本市としても重要な課題であると 認識しており、これまで、施設搬入時のごみの内容検査や 大規模事業所に対する排出指導等を実施してきました。 今後、事業所等へのさらなる指導の強化や資源化施策 の推進に努めていくとともに、約 10 年間据え置かれている 処理手数料の改定にも取り組んでいきます。 9-12 事業系ごみの袋の大きさや価格を知りたい。 9-13 家庭系ごみと事業系ごみの一体的なルール 策定と取り組み強化を行うべきである。(同旨1 件)

(11)

11 9-14 市民協働により施策を作り上げていくべきであ る。(同旨 10 件) これまでも、金沢市における市民参加及び協働の推進に 関する条例に基づき、意見交換会の開催、廃棄物総合対 策審議会における審議、パブリックコメントの実施など、市民 参加の手続を進めてきており、今後も、さまざまな場を通じ て、広く市民の皆様の意見を聴き、施策に反映していきた いと考えています。 9-15 住民投票やアンケートで意見を聞くべきであ る。(同旨1件) 9-16 金沢市3R基本計画(仮称)を市民協働で策定 し、排出抑制にむけた取り組みを進めるべきで ある。(同旨1件) 9-17 環境学習の専門家と協働し、市民の意識向上 を優先すべきである。 9-18 有料化は税金の二重取りである。(同旨6件) 家庭ごみの有料化は、ごみの減量・資源化の推進のため の動機付けとして導入を検討しているものであり、得られた 手数料は、ごみの処理費用に充てないことを前提としている ため、税金の二重取りにはあたらないと考えています。 9-19 古着類の無料回収や校下単位での回収など 資源循環に取り組んでほしい。(同旨1件) 現在、古着類については、民間施設や NPO 法人などが 回収に取り組んでおり、資源循環のためにもこれらの取り組 みの支援に努めていきます。 9-20 町会連合会や尐年連盟等への資源回収奨励 金の配付を廃止すべきである。 資源回収に対する市民の分別意識や地域コミュニティの 醸成、環境教育の一環として各種団体に回収量に応じた奨 励金を交付しています。 今後も、市民の方々と協働で資源化を進めていくために は、必要な制度であると考えています。 9-21 ふれあい収集を実施してほしい。(同旨1件) 本市では、地域コミュニティを重視しており、地域の共助 によるごみ出し等をお願いしています。 ただ、地域の共助が得られず孤立した高齢者や障害の ある方を対象とした戸別収集の実施は必要と考えており、 今後、福祉部門と連携しながら、検討していきます。 9-22 ふれあい収集はコスト増につながるとともに、 負担の公平化にも反するので、地域の共助で 行うべきである。 9-23 高齢者のごみ出し負担軽減をどのように考 えているのか。 9-24 剪定枝等もリサイクルし、減量を目指すべきで ある。 剪定枝等については、現在、燃やすごみとして熱回収に よる有効活用を行っています。 今後も引き続き、有効なリサイクル方法について研究して いきます。 9-25 ごみ処理に係る現状と課題を知りたい。(同旨 2件) ごみの現状と課題については、平成 27 年3月に策定した 第5期ごみ処理基本計画に掲載しています。 なお、当該計画については、公式ホームページやリーフ レット等で公開しています。 9-26 ごみの減量・資源化を推進するための施策等 について、透明性を確保すべきである。(同旨 1件) 透明性を確保し、市民の皆様にわかりやすい施策等の 実施に努めていきます。

(12)

12 9-27 ごみ減量による削減費で広報活動を行った り、人件費の削減を行うべきである。 今後も適正な広報活動に努めるとともに、経費削減に努 めていきます。 9-28 イベントでのリユース食器使用の仕組み作りを 検討してほしい。 イベント等でリユース食器を使用することは、ごみの発生 抑制につながる重要な取り組みであることから、今後、これ らの取り組みの働きかけや支援に努めていきます。 9-29 これまでにない新たな取り組みを行ってほし い。(同旨4件) 今後も、他都市の動向や新技術の開発動向などを踏ま え、本市の地域性を考慮した取り組みを研究していきます。 9-30 「無駄なものを作らない・買わない・使い捨てを やめ・繰り返し使う」ことを資源を再利用するこ と以上に意識しなければならない。 家庭ごみの有料化は、ごみの減量や資源化の促進を図 るだけではなく、もともと必要な物であったのかを、消費者だ けではなく販売者や製造者までが考えるきっかけとなり、ご みの発生抑制につながる効果があると考えています。 9-31 ごみの廃棄方法を直接聞ける窓口がほしい。 家庭ごみの排出方法等の問い合わせについては、リサイ クル推進課が窓口となっています。 9-32 石油資源の温暖化対策を念頭に置いて、近 い将来有限な資源として効率的な活用システ ムを提案すべきである。 今後も、国のエネルギー政策、他都市の動向及び新技 術の開発動向などを踏まえ、本市の地域性を考慮した取り 組みを研究し、有効なものについては、積極的に取り入れ ていきます。 9-33 石炭は温暖化と環境衛生の悪化の原因とされ ているが、有効な活用方法はないのか。 9-34 紙の原料の木材及び森林の管理運営方法に ついて、温暖化対策を念頭に置いて市民への 提案をするべきである。 9-35 省エネ・経費節減・地球温暖化防止のために も、照明の LED 化を推進すべきである。 9-36 有料化の政策は、行政または議員から市議会 に提案し、議会で検討・決定し、行政はその決 定に基づき実施するものであるため、民意を 問う場合は、議会で検討され、仮の案を得た 上で、議会が市民の意見を問うべきである。 いただいたご意見は、今後の参考にさせていただきます。 9-37 フォーラムの中で、ごみの減量・資源化を推進 するための施策について議論した上で有料指 定ごみ袋の導入提案があれば、参加者の理 解も得られたと思う。 9-38 ごみ問題の他にやるべきことがある。

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