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1 柳井市水道事業の現況
【解説】 赤色の棒グラフが給水収益、青色の折線が有収水量の推移です。給水収益は、平成9 年及び 12 年の料金改定により、平成 13 年に 6 億円を超えたが、その後、料金 値上げの影響もあり、有収水量の減少とともに平成15 年度まで減少している。平成 16 年度から 19 年度まではウェルネスパーク、アクアヒルの開設やマンションの 建設等により、順調に伸びていたが、平成20 年度からは、景気の低迷により再び減少傾向となった。平成 22 年度は、猛暑と伊保庄簡易水道への分水費を改定したこ とにより、給水収益、有収水量とも増加したが、23 年度以降は、減少傾向にある。 2,650.00 2,700.00 2,750.00 2,800.00 2,850.00 2,900.00 2,950.00 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25給水収益と有収水量の推移
給水収益 有収水量 給水収益(千円) 有収水量(㎥)H8
H9
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
有収水量 2,828.50 2,770.13 2,825.45 2,901.75 2,878.38 2,888.47 2,816.82 2,746.15 2,815.43 2,888.77 2,871.74 2,893.33 2,856.10 2,802.59 2,839.57 2,770.31 2,790.35 2,771.12
給水収益
418,058
473,013
496,782
506,470
555,459
604,387
592,445
575,148
585,043
595,190
591,237
596,113
587,535
572,644
613,931
598,734
603,535
599,765
2 【解説】 青色の棒グラフが給水人口、赤色の折線が普及率(対給水区域内)です。給水人口は、給水収益と同じような傾向となっています。普及率は、第3 期拡張事業の効果もあり、 平成9・12 年の料金改定の影響で平成 14・15 年度は一旦低下していますが、全体的には、順調に伸びています。 70.0% 72.0% 74.0% 76.0% 78.0% 80.0% 82.0% 84.0% 86.0% 88.0% 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 22,000 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
給水人口と普及率の推移
給水人口(上水のみ) 普及率(給水区域内) 給水人口(人) 普及率(%)H8
H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25給水人口(上水のみ)
18,610
18,592
18,736
19,030
18,992
19,065
18,628
18,648
19,262
19,412
19,264
19,324
19,460
19,421
19,637
19,734
19,737
19,554
普及率(給水区域内)
75.2%
75.9%
77.3%
79.0%
79.2%
78.8%
77.3%
77.8%
80.5%
81.2%
81.4%
81.9%
82.9%
83.2%
83.3%
84.5%
85.3%
85.1%
3 【解説】 平成5 年度から、第 3 期拡張事業として新庄、余田、柳北地区に配水管整備を実施することにより、上水普及率は、平成 8 年度の 75.2%から平成 24 年度には 85.3% に達している。建設改良費は、平成10 年度、11 年度に広域水道からの受水に対応するため、上水安全対策事業として第 1 配水池の整備を行った。このため、平成 11 年度末には企業債残高が26 億円超えることとなった。12 年度以降は、受水費に多額の経費を要することから、建設改良費を縮小し、平成 24 年度には残高が 20 億円 を下回っている。しかし、今後、老朽施設更新事業に年間2 億円程度要することから、企業債残高は増加傾向となる見込みである。 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
建設改良費と企業債残高の推移
建設改良費 企業債残高 企業債残高 企業債残高(千 企業債残高(千円) 建設改良費(千円) H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25建 設 改 良 費
221,911 216,834 299,331 619,147 123,408 162,287 151,320 167,430 91,819 119,599 106,449 76,298 51,260 65,982 77,035 75,782 69,847 148,507企 業 債 残 高
2,259,011 2,239,811 2,292,434 2,635,597 2,601,437 2,610,725 2,615,988 2,610,904 2,541,614 2,476,586 2,405,514 2,332,199 2,235,061 2,149,710 2,083,704 2,014,526 1,935,358 1,920,7804
2 施設の老朽化の現状
この資料は、平成 24 年度に配水管路の管径・管種・布設年次・給水管の情報等を記録した水道管路情報管理システムのデータを使用し、(財) 水道技術研究センターが作成した「水道施設機能診断マニュアル」(平成 23 年 3 月)を参考にして、水道部職員が、現在の柳井市の老朽管の現 状について独自に解析して作成したものです。 現在、昨年度より2箇年で将来の柳井市の水道事業の進むべき目標と将来像を明らかにする「柳井市水道ビジョン」を策定中です。併せて、今 年度は、その具体的な施策の一つとして、「柳井市水道事業老朽管更新計画」を策定中です。この業務の中で、管路の埋設状況調査(管体・土質・ 地下水)を行い、より詳しく管路の状況について診断を行うこととなります。 水道部が現在、最も重要な課題の一つとして、今後取り組んでいく必要がある、送配水管の老朽化についての現状について説明します。 今の水道施設は、全国的に「老朽化」という問題を抱えています。 それは、昭和50年前後に集中的に整備されてきているためです。 これらの老朽化しつつある施設を、更新によっていかに適切に機能回復・改善を図るかが大きな課題となっています。 このことは、柳井市も同様で、拡張事業や団地開発により帰属された配水管が「老朽化」となり、急激に増加することとなります。
5
(1) 老朽管とは
古くなった配水管は、材質の経年劣化や腐植土壌等による腐食・電食、通行車両等による振動など様々な要因により常に漏水の危
険にさらされています。
柳井市では、昭和40~50年代の宅地開発より布設された水道管の多くが、塩化ビニル管(VP)を使用しており、老朽化に
より管が破損する危険度が高まっていきます。
また、鋳鉄管(CIP)やダクタイル鋳鉄管(DIP)も継手構造が耐震構造で無い旧規格のものが多くあります。
さらに、鋼管(SP)は濁り(サビ)の原因となる管路です。
地方公営企業法施行規則第7条の規定により、法定耐用年数40年を超えた、導・送・配水本管・支管を「 老朽管 」としてい
ます。
この耐用年数とは資産価値を評価したものであり、必ずしも耐久性を示したものではありませんが、40年は更新を検討する一
つの目安となります。
6
(2)柳井市の配水管の現状
① 現状
管径別老朽管
φ50以下 5.4㎞ 28% φ100 5.4㎞ 2.7% φ250 0.3㎞ 1% φ75 2.7㎞ 14% φ150 5.9㎞ 30% 平成23年度現在 DIP管 8.5㎞ 43% GP管 0.1㎞ 1% VP管 7.4㎞ 38%管 種 別 老 朽 管
SP管 2.3㎞ 12% CIP管 1.1㎞ 6% 平成23年度現在7
② 配水管の健全度の把握(その1)
次の 7 つの指標により健全度判定を行った。
【解説】 ① 老朽度の「レベル1」とは、「更新すべき管」のことで、鋳鉄管(CIP管)や昭和 54 年以前の塩化ビニル管(VP管)が該当します。「レベル2」とは、現在 すぐに更新する必要はないが、近い将来更新の対象となる管のことで、昭和 54 年以前のダグタイル鋳鉄管(DIP管)、昭和 63 年以前の鋼管(SP管)、昭和 55 年以降の接着継手構造の塩化ビニル管が該当します。 ② の耐震性判定の「レベル1」とは、管路の設置個所において、その施設の使用中に発生する可能性が高い地震(震度5強)に対して被害の生じない管路を言いま す。「レベル2」とは、管路の設置個所において発生する最大限の地震(南海トラフ巨大地震:震度6強)に対して、軽微な被害は生じるが、管路としての機能 保持が可能である管路を言います。いづれの評価も管路の継手構造により、マニュアルで定められています。
① 老朽度判断 ② 耐震性能判断 ③ 漏水 ④ 水質 ⑤ 水量・水圧 ⑥ 維持管理 ⑦ 第3者への影響
①老朽度判定
レベル2
(近い将来更新対象
となり得る管)
10.6㎞ 54%
レベル1
(更新対象すべき管)
9.0㎞ 46%
平成23年度現在
14%②耐震性判定
無 8.5㎞ 43% レベル1 対応可 8.9㎞ 45% レベル2 対応可 2.2㎞ 12% 平成23年度現在8
③ 配水管の健全度の把握(その2)
③漏 水
1度も無
0.2㎞
1%
分かってい
る範囲は無
8.8㎞
45%
1度
2.9㎞
15%
複数回
7.5㎞
38%
漏水中
0.2㎞
1%
平成23年度現在
④水 質
1度も無い
0.2㎞
1%
複数回ある
0.8㎞
4%
分かっている範囲は無
18.6㎞
95%
平成23年度現在
【解説】 1 回以上漏水の修繕を行った管路が、約 11 ㎞あり、老朽管の半 数以上が該当します。 漏水中の管が0.2 ㎞ありますが、平成 25・年度布設替えを行い、 現在は解消されています。 【解説】 配水管の破損等の原因により濁り水の状況です。複数回ある路線 が0.8 ㎞ありますが、これは、旧国道 188 号(市道三本松南町線) の鋼管のサビが原因となっています。9
② 配水管の健全度の把握(その3)
⑤水 量
分かっている範囲で問題は認められない 19.2㎞ 98% 発生していない 0.2㎞ 1% 発生している 0.2㎞ 1% 平成23年度現在⑥維 持 管 理
管理出来ない 0.2㎞ 1% 重大な問題がある 4.1㎞ 21% 軽微な支障がある 10.1㎞ 51% 分かっている 範囲で問題は 認められない 5.3㎞ 27% 平成23年度現在 【解説】 配水管破損時には、高台地区では出水不足や水圧不足等の苦情が ありますが、通常時の出水・水圧不足の苦情は、分かっている範囲 ではありません。 【解説】 「重大な問題がある」とした管が4.1 ㎞は、仕切弁の不具合(仕 切弁の開閉ができない)や民間開発によって布設され、在来土で埋 め戻されたため、管が転石等により破損の恐れがある管路です。10
② 配水管の健全度の把握(その4)
⑦第3者への影響
平成23年度現在
JR横断、
国道横断
1.8㎞
9%
県道
縦横断
0.8㎞
4%
幹線市道横断
周東病院
4.1㎞
21%
市道等
12.9㎞
66%
【解説】 第3 者への影響とは、JR軌道下や国道横断部が破 損した場合、軌道や路面陥没による人身事故や、長期 断水による病院への影響路線が該当します。 該当路線は6.7 ㎞となっています。これらの路線は 早期に更新工事を実施する必要がありますが、JR、 国土交通省との協議が必要であり、時間と労力を要す る箇所です。11
(3)柳井市の配水管の 10 年後(その1)
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
φ450
φ300
φ250
φ200
φ150
φ100
φ75
φ50迄
平成23年度現在
管 径 別 老 朽 管 の 推 移
km
φ450 φ450 φφ 【解説】 現在の老朽管延長は約20 ㎞ですが、10 年後 は約50 ㎞となり、10 年間で 30 ㎞増加します。 これは、配水管全体の40%以上となります。 また、平成31 年以降は、柳井中学校から町 並み資料館までのφ450 ㎜といった大口径配 水管も老朽管となります。12
(3)柳井市の配水管の 10 年後(その2)
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
GP
DIP
CIP
SP
VP
平成23年度現在
管 種 別 老 朽 管 の 推 移
km
【解説】 管種別では、今後も塩化ビニル管(VP管)やダ グタイル鋳鉄管(DIP管)の老朽管が増え続けま す。 VP管の中には白壁通りの路線も今後老朽管と なり、石畳舗装の復旧等管の布設替えには、多額の 費用が必要となります。13
(4)構築物・設備
① 柳井市水水道事業の施設
柳井市水道事業は,柳井地域広域水道企業団からの受水を受けており,自己施設としては,下記の3施設を所有・管理している。
<図-柳井市上水道フローシート(第1回資料より)>
また、水道施設は、平成 25 年度「柳井市水道ビジョン」の策定業務の中で、施設の機能診断・耐震診断を実施しており、現在、分析や評価
を行っております。
30,000㎥/日塩素
柳井 第1配水池 HWL+93.5m 30,000m3/日 5,720m3 円形PC造、容量8,950㎥ LWL+90.0m 2,860×2池 内側L=26.8m 水越 HWL+135m 外側L=38.4mP
LWL+130m【柳井地域広域水道企業団】
塩素
柳井地区(黒杭・横川及び石井を除く) 伊保庄地区の内西田布路木の一部 新庄・余田(保生地及び畑を除く) 簡水(H24.9.2~伊保庄全体) 新庄・余田地区 の(北部)一部 30,000m3/日急速ろ過
浄水池
末端
末端
第2配水池 容量 370m3弥 栄 ダ ム
着水井
塩素
沈殿池
(有効貯水量)106,000,000m3塩素
14
② 各施設の老朽化状況
ア 第1配水池
<表-第1配水池の老朽化状況>
項 目
内 容
概 観
電気室・滅菌室 配水池
概 要
・円形PC造 V=8,950m3 (2池割)
・水位 HWL=75.00m,LWL=67.00m
・電気室・滅菌室 RC 造 5.80×10.80=A 62.64m2
整備年度及び(経過年数) 平成11年度(約15年:平成 26 年度現在)
15
イ 水越ポンプ場
<表-水越ポンプ場の老朽化状況>
項 目
内 容
概 観
全 景 送水ポンプ
概 要
・建屋/ポンプ井 RC 造
・送水ポンプ
φ65×0.43m3/分×87m×15kw×2 台(内 1 台予備)
整備年度及び(経過年数) 平成8年度(18年:平成 26 年度現在)
16
ウ 第2配水池
<表-第2配水池の老朽化状況>
項 目
内 容
概 観
管理道側より 正面より
概 要
・矩形RC造 V=378m3 (2池割)操作室/配管室一体
・水位 HWL=93.50m,LWL=90.00m
・操作室・配管 RC 造 3.20×8.50=27.20m2
整備年度及び(経過年数) 平成9年度(約17年:平成 26 年度現在)
17
(5)今後の対応
老朽管を放置すると、漏水等の発生により市民生活に多大な影響を及ぼす事となるばかりか、場所によっては
重大な事故を招く事にもなります。
よって、計画的かつ継続的な管路の更新が必要不可欠です。
そのためには、計画的な更新事業(=耐震化)を実施していくことが重要です。
更新にあたっては、現在策定中である「柳井市水道ビジョン」により、今後の水道事業の進むべき目標と将来像を
明らかにし、今年度より策定中である「柳井市水道事業老朽管更新計画」
(現在策定中)により具体的な現状分析を行
い、給水量の減少による水道管の減径化を踏まえたコストダウンを図り中長期的な更新計画を策定して、更新を進めて
いく必要があります。
また、配水池等構築物・設備については、構造物(土木・建築構造物)は、耐用年数を経過していないが、機械・電気
設備は、ほぼ法定耐用年数を経過しており、更新が必要となる時期を迎えている。
老朽施設の更新にあたっては、多額の財源が必要であることから、補助金や起債の活用を図るとともに、水道事業の
安定した経営を確保するために、水道料金の改定も実施する必要があると考えられます。
18
3 事業収支の現状
3,581 49,611 59,313 72,146 90 84 142 150 -8,558 8,309 846 692 721 -20,156 11,126 -8,065 -17,348 -55,426 -80,000 -60,000 -40,000 -20,000 0 20,000 40,000 60,000 80,000 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 1,000,000 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25収益的収支の推移
経常収益 経常費用 当年度純利益 (収益・費用:千円) (純利益:千円)H8
H9
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
経 常 収 益
467,700
521,889
551,154
564,721
660,426
914,703
879,700
858,206
825,426
855,154
852,450
828,268
811,063
796,871
852,708
824,328
831,776
847,840
経 常 費 用
464,119
472,278
491,841
486,582
657,216
911,745
876,313
854,956
827,621
839,846
844,961
822,958
809,635
813,016
837,579
824,057
838,039
863,045
当 年 度 純 利 益
3,581
49,611
59,313
72,146
90
84
142
150
-8,558
8,309
846
692
721
-20,156
11,126
-8,065 -17,348 -55,426
19 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 1,000,000 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
収益構成の推移
簡水事務費負担金 その他補助金(市) 高料金補助(市) 高料金補助(県) 高料金補助(国) その他 給水収益 (千 847,840 467,700 521,889 551,154 564,721 660,426 913,703 879,700 858,20 825,426 855,154 852,450 828,268 811,063 796,871 852,708 824,328 831,776 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 給水収益 418,058 473,013 496,782 506,470 555,459 604,387 592,445 575,148 585,043 595,190 591,237 596,113 587,535 572,644 613,931 598,734 603,535 599,765 その他 11,697 10,742 16,272 18,348 16,098 11,605 10,231 10,454 15,245 17,703 29,309 34,256 27,474 16,172 14,322 20,532 23,073 31,911 高料金補助(国) 0 0 0 0 0 0 0 72,038 76,448 87,822 81,901 57,140 56,602 48,926 63,548 70,962 81,524 73,607 高料金補助(県) 0 0 0 0 0 0 126,872 104,482 87,930 87,690 85,824 78,362 78,576 76,496 78,362 74,632 65,480 65,300 高料金補助(市) 0 0 0 0 28,447 229,362 79,007 23,605 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 その他補助金(市) 37,945 38,134 38,100 39,903 60,422 60,825 63,053 64,005 51,570 49,155 47,321 45,546 43,977 65,821 65,419 42,108 39,836 39,971 簡水事務費負担金 0 0 0 0 0 7,524 8,092 8,474 9,190 17,594 16,858 16,851 16,899 16,812 17,126 17,360 18,328 37,286 経常収益 4 6 7 , 7 0 0 5 2 1 , 8 8 9 5 5 1 , 1 5 4 5 6 4 , 7 2 1 6 6 0 , 4 2 6 9 1 3 , 7 0 3 8 7 9 , 7 0 0 8 5 8 , 2 0 6 8 2 5 , 4 2 6 8 5 5 , 1 5 4 8 5 2 , 4 5 0 8 2 8 , 2 6 8 8 1 1 , 0 6 3 7 9 6 , 8 7 1 8 5 2 , 7 0 8 8 2 4 , 3 2 8 8 3 1 , 7 7 6 8 4 7 , 8 4 020 464,119 472,278 491,841 486,582 657,216 911,745 876,313 854,956 827,621 839,846 844,961 822,958 809,635 813,016 837,579 824,057 838,039 863,045 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 1,000,000 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
費用構成の推移
職員給与費 受水費 動力・薬品費 修繕費 減価償却費 支払利息 その他 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 その他 29,687 29,706 30,706 32,645 40,864 68,932 41,018 34,435 30,650 36,322 32,898 31,483 30,384 29,915 29,815 31,133 35,856 41,218 支払利息 139,944 136,598 132,361 129,252 131,371 125,892 121,194 112,350 103,012 95,353 89,295 83,939 78,948 73,509 68,393 63,667 58,821 54,147 減価償却費 78,986 80,641 81,540 83,221 97,651 98,227 101,530 103,424 104,848 101,518 97,057 98,583 99,880 100,516 123,511 112,577 113,545 134,365 修繕費 26,193 33,843 36,337 41,725 49,204 33,225 31,544 19,219 18,275 29,555 48,398 39,029 29,917 26,450 31,894 26,727 40,248 40,771 動力・薬品費 38,883 37,114 38,145 34,012 19,608 879 938 944 884 810 994 1,148 1,152 1,255 1,104 892 1,011 907 受水費 0 0 0 0 164,980 449,764 449,651 458,525 457,272 457,272 457,272 458,525 457,272 457,272 457,272 458,525 457,272 457,272 職員給与費 150,421 154,376 172,752 165,727 153,538 134,826 130,438 126,059 112,680 119,016 119,047 110,251 112,082 124,099 125,590 130,536 131,286 134,365 経常費用計 464,119 472,278 491,841 486,582 657,216 911,745 876,313 854,956 827,621 839,846 844,961 822,958 809,635 813,016 837,579 824,057 838,039 863,04521 H8 H9 H10 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 柳井市 90.07% 100.15% 101.00% 84.52% 66.29% 67.61% 67.27% 70.69% 70.87% 69.97% 72.44% 72.57% 70.43% 73.30% 72.66% 72.02% 69.49% 柳井市(高料金を含む) 90.07% 100.15% 101.00% 84.52% 66.29% 82.08% 87.92% 90.55% 91.77% 89.82% 88.90% 89.26% 85.86% 90.24% 90.32% 89.56% 85.59% 全国平均 93.21% 94.40% 94.96% 95.17% 94.22% 95.26% 96.07% 97.85% 98.49% 98.69% 99.29% 99.69% 99.69% 101.30% 98.50% 99.09% 類似団体平均 100.07% 99.01% 100.01% 89.61% 89.52% 87.80% 89.22% 93.91% 91.42% 90.81% 91.17% 91.25% 87.38% 89.65% 91.35% 89.15% 供給単価 147.80 170.75 175.82 192.98 209.24 210.32 209.44 207.80 206.04 205.88 206.03 205.71 204.33 216.21 216.13 216.29 216.43 供給単価(高料金含む) 147.80 170.75 175.82 192.98 209.24 255.36 273.72 266.18 266.79 264.29 252.86 253.04 249.08 266.18 268.68 268.98 266.56 給水原価 164.09 170.49 174.08 228.33 315.65 311.1 311.33 293.96 290.73 294.23 284.43 283.48 290.09 294.97 297.46 300.33 311.44
22 【解説】 18 ページ「収益的収支の推移」では、広域水道企業団からの受水が始まる平成 12 年度以前は、収益が費用を上回り、比較的健全な経営状況となって いました。特に、平成9 年度に水道料金の改定(平均 19.6%)を行ったことにより、平成 11 年度には、約 72,000 千円の純利益を上げています。 全量受水となった平成13 年度以降は、平成 12 年度の水道料金の改定(平均 22%)では、費用を賄うことが困難となり、19 ページ「収益構成の推移」 に示すように、国、県、市からの高料金に対する補助金及び柳井市の一般会計からの繰入金(受水費補てん)で収支の均衡を図っていました。 しかし、市の財政状況も厳しくなったことから、平成16 年度に一般会計からの受水費補てんから、国、県、市からの高料金に対する補助金に移行しま したが、これらの補助金が年々減少したこと、特に県の補助金については、平成23 年度に終了し、平成 24 年度から 28 年度までの 5 か年間の暫定措置 となっています。 このため、平成21 年度には、約 20,000 千円の赤字となったため、伊保庄簡易水道への分水費を改定して、平成 22 年度には一旦、黒字に転じたもの の、23 年度以降は再び赤字経営となり、平成 24 年度から、老朽管更新工事開始したことから、平成 25 年度決算では、約 88,000 千円の未処理欠損金と なっています。 一方、20 ページ「費用構成の推移」を見ていただくと、広域水道企業団からの受水が始まる以前、平成 11 年度までの費用は、460,000 千円~490,000 千円であったものが、平成12 年度 670,000 千円、全量受水となった平成 13 年度以降は、800,000 千円~900,000 千円となっています。以前の渇水の心 配はなくなったものの、総費用に占める受水費の割合は60%を超えており、柳井市水道事業の経営を圧迫している原因が、この受水費であることが明確 に見て取れます。 最後に、21 ページ「料金回収率の推移」ですが、供給単価を給水原価で除した値が料金回収率です。緑色の折れ線が全国平均で、93%から 101%で推 移しており、多くの団体が安定した水道事業の経営を行っています。 一方、青色の折れ線の柳井市では、平成10 年度まで概ね良好な回収率でしたが、広域水道企業団からの受水が開始された平成 12 年度から回収率が悪 化し、全量受水となった平成13 年度からは、回収率は 70%前後となっています。平成 14 年度からの高料金対策に対する補助金による影響を考慮した紫 色の折れ線においても回収率は90%前後となっています。今後、国、県、市からの高料金対策補助金の減少、老朽管更新事業の実施とともに回収率も下 降していくこととなります。