日本包装学会誌WL13ノVn4(200イノ
殿1論文
有限要素法による段ボールシートの 垂直圧縮強さの解析
三上英一*茨木孝昌*小林孝男*小高功*
FiniteEIementAnaIysisforEdgewiseCompressionofCorrugatedFiberboard
EiichiMIKAMI.,TakalllasalBARAKl。,TakaoKOBAYASHI・andlsaoKODAKA.
段ボール箱は様々な製品の輸送包装や保管の用途に大量に使用され、我々の生活に不可欠なも のとなっている。段ボール箱の重要品質の一つである箱圧縮強さに対しては、段ボールシートの 垂直圧縮強さの寄与が大きい。コストアップや重量増を伴わずに、段ボールシートの垂直圧縮強
さを向上させるには、フルート形状を検討する必要がある。
我々は有限要素法による非線形構造解析を行い、段ボールシートの垂直圧縮時の変形挙動を調 べた。さらに、ライナー、中芯の破壊を考慮した新たな方法を導入し、段ボールシートの垂直圧 縮強さを算出し、最適なフルート形状の検討を行った。
その結果、ライナーと中芯の接祷部近傍の曲率半径γが小さく、段高、波長、平坦部長さによ り決定される角度0が大きいフルート形状が、原紙使用篭も少なく、効率良く垂直圧縮強さを発 揮できる形状といえる。
キーワード:段ボールシート、垂直圧縮強さ、フルート形状、有限要素法、非線形櫛造解析、破 壊、曲率半径、角度
Ahugequantityofcorrugatedcontainersisused(orcarryingpackagingandstolringvarious products:theyareindispensabletoourlives、Oneo[themostimportantpropertiesofcorrugated containersjstbeircompressivestrengthwhichdependsontheedgewisecompressivestrcngthof corrugatedfiberboardlnordcrto「aisetbeedgewisecon〕pressivestrengthwithoutincreasing costsandweigbt,itisnecessarytoconsiderthefluteshapq
lnthisstudy,nonlinearstructuralanalysisusingfiniteelemcntmethodwascarriedout,then thedelornlationbebaviorsofcorrugatcd[iberboardwereinvestigatedundertheedgewisecom・
pressiontesLFurthermore、theedgewisccompressivestrengthwasestimatedbyanewsimu1ation metbodwhichconsideredtbefaiIureofthclinerandthemedium・Thentheoptimumnuteshape
wasthoroughIyinvestigated
TheresultsshowedthatthefluteshapewithsmaIler..「,,(theradiusofcurvatureinthe
vicinityo【thenutetip).orlarger,、8.(theangIedeterminedbytheheightofthecorrugatedfiber‐
boardthewavelengthandthelengthofthef1atpart)couldimprovetheedgewisecompressjve
strengthefficiently.
Keywords:coIrrugatedfiberboard,edgewisecompressivestrength,fluteshape.(initeelement method,nonlinearstructuralanalysis,failure,radiusolcurvature,angle
率王子製紙株式会社製紙技術研究所(〒135-8558束京都江東区東雲1-10-6):
PuIp&PaperResearchLaboratory,OjiPaperCo.,Ltd1-10-6,Shinonome、Koto、ku,Tokyol35-8558Japan
-243-
有限要講法による段ボールシートの垂直圧)ii;強さの解祈
1.緒言
6.1/Structuralを使用した。大変形・大ひず みに対応したソリッド要素(Solidl85)を用 いてA段相当の段ボールシートをモデル化し、
垂直圧縮試験5)(EdgewiseCompressionTest)
のシミュレーションを行った。ライナーと中
芯の物性は等方`性弾塑性を仮定し、原紙幅方 向のリングクラッシュ試験測定時の応力一ひ ずみ曲線に対し、2直線近似して得られた弾 性率、降伏応力、接線係数を適用した。これ ら物性値をTablelに示す。ポアソン比は 03と仮定した。
解析に用いた形状モデルをFig.1に示す。
段ボールシート流れ方向をr軸、段ボール
シート厚さ方向をg軸、段ボールシート幅方向(試験片圧縮方向)をご軸、波長L、シ ート幅W=25mmとした。周期構造のl/4 モデル(工軸方向L/2、ご軸方向W/2)
を作成し、r=0面と工=L/2面、ご=0面 段ボールシートは段ボール箱、建材、パレ
ット、家具、その他の分野に用いられるが、
大半の用途は段ボール箱といっても過言では ない。段ボール箱は電気製品、機械製品、青 果物、繊維製品、雑貨、印刷物、その他の輸 送包装や保管の用途に大量に使用ざれ我々の 生活に不可欠なものとなっている。段ボール 箱は、物流、保管の過程において積み上げら れることが多く、これらの荷重に耐えられる 箱の圧縮強さが求められる。
段ボール箱の重要品質の一つである箱圧縮
強さに対しては、段ボールシートの垂直圧縮 強さの寄与が大きい。段ボールシートの垂直 圧縮強さを向上させることは、原紙のパルプ 配合や紙力増強剤の使用、原紙坪量などを変 えることにより可能であるが、いずれもコス
トアップや重量増につながる。コストアップを伴わずに垂直圧縮強さを向上させるために は、フルート形状を検討する必要がある。過 去には力学的見地から段ボールシートの垂直
圧縮の考察を行い最適な設計を検討した報告 がある')-3〉。我々は有限要素法による非線形構造解析を
行い、段ボールシートの垂直圧縮時の変形挙 動を調べた。さらに、ライナー、中芯の破壊 を考慮した新たな方法を導入し、段ボールシートの垂直圧縮強さを算出し、最適なフルー
ト形状の検討を行った4)。
TablelMateriaIpropertiesofIinerandmedium
Elunu
-司一可
Ⅱ画面■四B
-m-m --
mD
--
Y1eldg■ES■
囮--m
mUEnIm山
、1日5口n日ID
Z
2.解析方法
2.1段ボールシートのモデル化
非線形構造解析ソフトとして、ANSYS
FiglAnaIyticaImodeI(1/4sectionolcycIicstructure).-244-
LiYUご「 MediODm GmmmaRc
「g/、F1
GLZ80 G8ィ200
nlielmcgB Imml f110.34 」恥0.29EI醒唾、。〔Iu1Uo琿lMP泡1
Bk740 EhJ730Yie1d茸hTqご IMPal 】2】】
】if10
ThmEenmm《別睦lMPE1 、320 nO310
PoiTFmOs画tio PL
03
ツハイ 0.3日本包装学会I誌WlI3ノVM(200イノ
と中芯の接着部分(平坦部分)の長さを入
点A、Bを通る直線とライナーのなす角を8
とした。このとき、(1)、(2)式が成立する。
mi6-L差ノ (1)
の節点について面対称の拘束条件を与え、ご
=Hソ2面の節点についてはjr、g方向を拘束
した。モデルをz方向に圧縮変形させるため、
z=w72面に強制変位を与えた。圧縮変形 の過程では、変形が進むにつれて中芯とライ
ナーの接触が発生するため、ライナーと中芯の間に面接触を設定した。
要素数としては、変形挙動が変わらない程 度の規模を選び、ソリッド要素数600~720
個とした。フルートの断面形状を設定するため、Fig.
2に示すように各パラメータを定義した。
Table2のように、パラメータの中で、段高 H、、ライナー厚さ〃し、中芯厚さLLMは一定 値とし、形状パラメータγ、L、/を変化させ てフルート形状の検討を行った。ライナーと 中芯の接着部近傍は曲率半径γの円弧である とし、円弧間は共通接線で結んだ。ライナー
または、
/=万一tan0LmT
(2)
以降、形状パラメータをγ/L/(/の順に数値
を並べて表示する。解析モデルの断面形状の
一例をFig.3に示す。なお、Fig.3(a)は、γ=17一定としてL、/を変化させた群、Fig.
3(b)はL、/を一定としてγを変化させた群
である。
2.2計算手法
段ボールシートの垂直圧縮シミュレーショ ンにおいて、最初の分岐座屈の後、塑`性変形、
中芯変形モードの変化、ライナーと中芯の接 触、折畳み等が起こることが予想される。解 析の最初の分岐座屈点で、主経路から分岐経 路に円滑に移行させるための初期不整を設定 することを目的として、固有値座屈解析を行 い、得られた最小の座屈荷重に対応する座屈
モード(Fig4参照)を初期不整として使用した。このときの初期不整の大きさを決定す るため、実際に、変形前の段ボールシートの 表面凹凸を、レーザー変位計を用いて測定し た。その結果、表面凹凸の大きさが約005 mmであることを確認したので、初期不整の 大きさは最大変位0.05mmに設定した。
実際の段ボールシートの圧縮変形過程では、
ライナーや中芯がせん断破壊や層間はく離な どの材料破壊を起こして、荷重が急激に低下 する。このような材料破壊点を定めるため、
次のように破損則を決定した。まず、ライナ
Table2Parametersdeterminingsectionalfluteshape ofcorrugatedfiberboard.
|今ZLl
上川
Hh
斑T
灯
Lね
Fig2SchematicdiagramofsectionaIfIuteshape.
-245-
Imml
CmU創囹TIS Lincmhi生■産&Mmiiimth化if産金&
HciRm
H1 f町 ノ別?
034 029 445 V8JiThl窟 RTdiqDE⑪fcmv2tqlE亡
Wblvclmfmh FIatPmtlen卸h
「
L
/
0.1,0.5.1.0.L3.1.5.1.7 8.57.9.0,.10.00 0.0000ユ6.0.45.0.71
有限要素法による段ボールシートの垂直圧砺強さの解折
1.7/857/0.00 1.7/8.57/0.26
1.7/9.09/0.00 1.7/9.09/0.26
:iZIffiX二Zfiil二
l1Lii三三l:::rii#二 10.00 1.7/10.0/0.45 1.7/10.0/0.71
Fig.3(a)SectionalIIuteshapesinthecaseoけ=1.7.
L7/10.0/0.00
:JJLiZiFll黙i5iili;; 0.1/8.57/0.00 riK二重工 1.3/8.57/0.00
riXR:Zfii二 二ifrii二二HFiifI謹 0.5/8.57/000 1.5/8.57/000
1.0/8.57/000 1.7/8.57/0.OO
Fig3(b)Sectionalfluteshapesinthecaseofchangingl.
(日)Analyticalmodel(maximumdispIacement=LOmm)(b)ExpaJIdedmodelof(a)
Fig.4ModeshapesunderminimumbuckIIngload.
-246-
日本包装学会誌Wll3Ab、4cooリノ
SampIe
0.7mm
12086421[【旦屑竺冨。『豊切w2已日CQ
●●●の●・-●cc●■- ̄ニニー一一一'■■--▲'■---●⑤。----●,■- ̄●■■■0■■■-●●●-の--
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……'・・汀.。(…----.-.トー・…………1- (…----.-.トー・…………千
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Fig5Schematicdiagramofshort-span
comp「essiontest. ⑤■■~■~■'■'■'■'■勺
-と中芯のショートスパン圧縮試験(Short・
spanEompressionエest、Fig.5参照)6)を行い、
ライナーおよび中芯の圧縮強さs”を求めた。
次に、SCTのシミュレーションを行い、そ
の解析モデルの最大相当応力ぴ",`Lrを追跡し、荷重がs〃に達したときの最大相当応力 ぴ,,…〃を求めた。ECTシミュレーションで は、ライナーまたは中芯の最大相当応力 ひ"…,『がに達したとき、材料破壊が起こっ
たとみなした。0.00.51.01.52.O
Compr巴ssivedjsplacment[mm]
FIg6Compa「isonofload-dispIacementcu「ves betweensimulationandexperiment.
1.5/9.09/0.26と1.5/909/0.00である。
実測値と解析値を比較すると、極大値はほ ぼ近い値となっているが、立ち上がりの傾斜 が解析の方が大きくなっている。これは、解 析に用いた物性が等方性であるため、ライナ ーおよび中芯の厚さ方向の弾性定数が大きく 設定されたことに起因すると考えられる。さ
らに極大点後、荷重低下の程度が異なってい
るが、実測では材料破壊に起因する急速な荷 重の低下が進行していると考えられるのに対 し、解析では破損則を考慮したものの、破壊 現象までは考慮していないので、実測値に比 べ解析値は極大点後の荷重低下が少なかったと考えられる。
実測値と解析値で上述した差が見られるが、
ECTにおける垂直圧縮強さを求める上では、
妥当な解析モデルであると考えられる。
3.2変形挙動の考察
ECTシミュレーションにより得られた分
岐座屈点、極大点および極大点後の各段階で の変形の様子をFig7に示す。なお、変形図 3.結果と考察3.1実測値との比較
ライナー原紙及び中芯原紙として、王子板
紙(株)製のライナー2809/、2と中芯200 9/、2を使用し、300mm幅のテスト用コルゲ ータ(株式会社エスエムテー製)を用いて段ボールシートを試作した。なお、使用した原
紙の物性はTablelに示した通りである。得られた段ボールシートのECTを行い、荷重 変位曲線を得た。その結果を解析より得られ
た荷重変位曲線と併せてFig.6に示す。なお、以降荷重は単位長さあたりの荷重値[kMm]
に換算して表す。解析により得られた荷重変
位曲線の形状パラメータはγ/L〃=-247-
有限要素法による段ボールシートの垂直lEjM;強さの解イリゲ
繩
(c)
(a) (b)
Fig7DeformedshapesofexpandedmodeIinIhecaseof1.5/8.75/0.OO
atthepointof(a)eigenvaIuebuckIing,(b)Iocalmaximumpointand(c)displacement=1.25.
置する。
Fig.9に典型的な荷重変位曲線を示す。ま た、圧縮変形過程での点CのZ、y方向変位 CUr、Cしか点Dのり方向変位DLbをFig.9 (a)に、最大相当塑`性ひずみE/w1urをFig.9 (b)に示す。Fig9に示す①~⑥の各段階では、
下記の現象が起こっていると考えられる。
①分岐座屈点
②塑性変形の開始
eハ…の動きから、分岐座屈後に塑劒性変
形が始まっていることが分かる。
③中芯の変形加速
Cur、CUmの変化率が増加しており、中芯
の変形が加速していることが分かる。
④中芯の材料破壊
実際の荷重変位曲線では、ここで荷重が急
激に低下する。⑤極大点
⑥ライナーの材料破壊
塑性変形の開始点や中芯とライナーの材料 破壊点は、物性値によって変化する。また、
実際の荷重変位曲線が急速に変化する点は、
'よl/4周期構造モデルを拡張したモデルであ
る。変形を詳しく考察するために、Fig8に示 す点Cと点りの動きと最大相当塑性ひずみを 追跡した。点C、Dともご=0面上に存在し、
点Cは段ボールシートの厚さ方向中央部の中 芯上に位置し、点りはライナーの中芯とは接 触しない側、つまり開放側のライナー上に位
y z↑‐「しし、、慰兀
C
Fig.8ThepositionofthetracedpointsQD
-248-
日本包装学会誌
VblJ3ノW4(200イノ2.0
6.0020.00
0.4歴圖FD
①②③④⑤⑥
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lEE}QCQ-Eo二」◎旨⑪E3具隆圏ロ
『)、Uこ』、U
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FPwuZ-ウ FPwuZ-ウ
5.00 -0.5 0.00 0.0
0.00.5】、0150.00.5LOL52.O
Comp℃ssivcdisPIaccmmlImm)ComprEssivCdi叩IBC曰neIWImm]
Fig.9(a)F2,CU3,CU,andDU, Figl(b)F‘andr1-
Fig、9TypicalIoaddisplacementcuve,displacementofthepointsQD,andmaximumequivaIentpIasticst『ain.
中芯やライナーのいずれかが先に材料破壊を 起こした点と考えられる。例えば、ライナー や中芯の厚さを薄くすると極大点のかなり前 に材料破壊を起こすようになると考えられる。
14
13
戸巳z二目旦里 12
3.3垂直序縮強さの算出と比較
形状パラメータγ、L、/をTable2のよう
に変化させ、段ボールシートのECTシミュ レーションを行い、フルート形状と垂直圧縮 強さの関係を考察した。垂直圧縮強さについ ては、荷重変位曲線の極大値による垂直圧縮 強さFII,…、固有値座屈解析による座屈荷重
を垂直圧縮強さとしたBig、原紙の材料破壊 を考慮した垂直圧縮強さBrの三種類の垂直 圧縮強さni(j=ノ''m工,cigcr)を算出した。中芯使用量を示す段繰率とE,…の関係を FiglOに示す。同一曲率半径γで比較すると、
段繰率が増加するにしたがって、F,,…が増 加していることが分かる。また、同一段繰率 で比較すると、曲率半径γの減少に伴い、
F,,…が増加していることが分かる。
ここで、形状効果を明らかにするために、
圧縮こわきEAを導入する。
10
9
8
1.301401.50L601.70 THke-uplhctor
FiglORelationshipbetweenFノmoxandtake-upfactor・
EA=EL×AL+EM×AM
(3)
ここで、EL、EMはライナー、中芯の弾性
率、』し、A,Mはライナー、中芯の断面積である。圧縮こわざEAは段ボールシート単位長
さあたりの圧縮方向の「こわさ」であり、原紙使用量と原紙物`性によって決定される値で ある。したがって、原紙物性を考慮した使用 状況をより定量的に表現する値といえる。段 繰率7Fにより次のようにも表すことができ
る。
EA=2EL×Hf+EA,×TFxHM(4)
-249-
有限要素法による段ボールシートの垂ノリヨピ圧)ilザ強さの解析
EL=740MPa、EM=730MPa、f/L=0.34
mm、HAf=0.29mmのときの、圧縮こわき EAと段繰率TFの関係をFig.11に示す。垂直圧縮強さE1,…、Big、Eγと圧縮こわ きEAの関係をFig.12に示す。形状を分類
するためにtanOでも層別して表示する。
形状に焦点を合わせ、材料破壊を考慮せず
に比較するために、Fig.13の垂直圧縮強さ F1…と圧縮こわきEAの関係を考察する。①~⑥のいずれか一つの線上に着目したとき、
曲率半径ァが減少するにしたがって、垂直圧 縮強さ、,,,,w錘が大きくなり、圧縮こわざは小
さくなっている。換言すれば、原紙使用量が
880
旨くz凶一晩靭日君田●シ切蜘眉旦日。。
860
840
EZO
800
780
760
1.301.401.501.601.70
T8keupfhctor
FigllRelationshipbetweencompressivestiffness andtake-uplacto「atEL=740MPaEM=
730MPa1hlL=q34mmandlVM=0.29mm.
8
7
~E
量6§ 里
5
3211
4321098
11111 101l-E」アヱ]b」
E}ヱニミミ 98
4
780800820840B60 ComprcssivestifB1ess[ldWm]
(b)F屯
780800820840860 ComP℃SSi…U価CSS[kMm]
に)F〃
7808008ZO840860
Comprcs3ivesIi⑪CsちDdWm]
(a)F-
Figl2Rplottedagainstcompressivestiffness.
65432101111111
只冨一×b望
10
,
765432101111111I
・・………OBJ mm] [mm1
§8
X
sjI7
貝ご一×且一望
-J7--.
67
65800820840860
Comprcs3ivc就ifH1essD(N/m]
に)X句 780800820840860780800820840860780
cmpn℃餌ivestiHiu…IkN/m]Compに鋼iv己sti価CSS【kMm]
(a)k… 〔bIkOvH
Figl3K/pIottedagainstcompresslvestiffness.
-250-
◆■印●sCCの●の
●■■
●●●p』一・一葎 ン葱
ン
/一 〆缶 〆一
日zjk包装学会誌vbL13A/o、4(2004ノ
では値の低下が著しい。Ligについてはγの 影響が小さくなっている。いずれの比K…
Kk,i9,KWに関しても、圧縮こわざEAに対す るF1,W、凡妙Eγの関係と同様の傾向が見 られた。
Table3NotesofcaptionsusedinFig12,13.
減少しても垂直圧縮強さを向上させることが
できるといえる。この効果は、γ=0.5mmあたりでほぼ飽和していると考えられる。また、
概ねtanOが大きくなるにしたがい、垂直圧 縮強さが大きくなる傾向が見られる。
原紙の材料破壊を考慮した垂直圧縮強さ Brでも、γとtanOについてはほぼ同様の傾 向が見られるが、γ=0.1mmでの垂直圧縮強 さの低下が著しい。これは、圧縮変形過程に おいて、ライナーに接触する近傍の中芯に応 力が集中する傾向が強くなり、材料破壊が早
く起きるためと考えられる。
固有値座屈解析による垂直圧縮強さBig
でも同様の傾向が見られるが、,が減少した 場合の垂直圧縮強さの増加は非常に少ない。
これは、分岐座屈点では中芯の座屈よりもラ イナーによる座屈が主要因であると考えられ、
rの違いがあまり影響を及ぼさなかったため であると考えられる。
垂直圧縮強さRiに寄与する圧縮こわざの 影響を排除するため、各垂直圧縮強さの圧縮
こわきEAに対する比K,,,…、kkig、KbTを導入する。
B=Ki×EA (5)
比K1,…、Lig、Kで,と圧縮こわきEAの関 係をFigl3に示す。Ki,…は0が大きいほど、
また'が小さいほど大きくなることを示して いる。材料破壊を考慮したKヒァでも同様の傾 向が見られるが、γが最も小さいγ=0.1mm
3.4最適フルート形状
以上の結果から、曲率半径rが小さく、6 が大きいフルート形状が効率よく垂直圧縮強 さを発揮できる形状ということができる。山 数を増やさずに0を大きくするためには山 谷部に平坦部分を挿入することが効果的であ る。この手法は段頂部のγが小さいことで危 '倶される中芯成形時の段切れや接着不良の防 止にも役立つと考えられる。
3.5様々なフルート形状を持った段ボール シートの季官庁鏥強さ
単位長さあたりの段数の等しい異なる断面 形状を持った3種類の段ロールを用いて3種 類の段ボールシートを作製し、垂直圧縮強さ
を測定した。その結果を、段繰率とともに
Fig.14に示す。また、これらの段ボールシートの曲率半径γ、tan0を測定した結果を
Table4に示す。Fig.14から分かるように、サンプル③が最も垂直圧縮強さが大きく、②、
①の順となっており、段繰率が小さくなり中
芯使用量が減少するにもかかわらず、曲率半 径γが小さいほど垂直圧縮強さが大きいとい うことを示しており、解析結果とも一致する。
tan6に対しては3.4での記述内容と逆の傾
向であるが、これは曲率半径γが垂直圧縮強さに及ぼす影響の方が、tan6による影響よ
り大きいためであり、Fig.12(a)(c)やFig.13(a)(c)において、FやKのγの変化によ
-251-
cap世on
1,10Shapc陣Jamctc応胱〃)
の
90 〃10.00/0.00②
0.978 〃10.00/U45③
1.037 〃10.00/0.7】④
0.979 19/9.0,/0.00⑤
1.031 〃9.09/0.26⑥
1.039 〃857/0.00⑦
1.106 〃857/026有限要請法による段ボールシートの垂直圧縮強さの解析
を発揮できる構造といえる。山数を増やさず に0を大きくするためには山谷部に平坦部 分を挿入することが効果的である。この手法 は段頂部のγが小さいことで危'倶される中芯 成形時の段切れや接着不良の防止にも役立つ
と考えられる。
1コ.00 1.60
一巨弓室]石印信臼回駒U夛司B昼日◎U
L55
12.00 信昼②巴ロゴ0①ニロF
11.00 150
<引用文献>
l)M・WJohnson,Jr.,TJ・Urbanik.W、E、
DennistonPaperboardPackaging,98-
108(1980)
2)TJUrbanik,JournalofPulpandPaper Science,27,330-335(2001)
3)AARahman,Mechanicso(Cellulosic Materials,221,87-92(1997)
4)茨木孝昌、三上英一、小林孝男、小高功、
日本包装学会第12回年次大会研究発表会 要旨集、6(2003)
5)JISZO403-2「段ボール-垂直圧縮強さ の測定一B法」
6)HMarkstrom,“TestingMethodsand
lnstrumentsforCorrugatedBoardsWLorentzen&Wettra37-42(1999)
(原稿受付2004年3月10日)
(審査受理2004年6月27日)
1.45 10.00
①②③
Figl4Edgewisecompressivestrengthandtake-up facto「ofexperimentalcorrugatedliberboards.
Table4Parametersofexperimental corrugatedflberboards.
る傾きの方が、tan8による傾きより殆ど大 きいことからも明らかである。
4.結言
有限要素法を用いて、段ボールシートの垂 直圧縮挙動を解析し、フルート形状と垂直圧