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ホ ル モ ン 失 調 性 胃 潰 瘍 の 実 験 的 研 究

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Academic year: 2022

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(1)616. 33-002. 44-02:. 616. 4. ホ ル モ ン 失 調 性 胃 潰 瘍 の 実 験 的 研 究 第2編 ホ ル モ ン 失 調 性 胃 潰 瘍 と組 織 水 分 及 び 塩 類 代 謝 と の 関 係 岡山大学医学部第二外科教室(主 任:砂 田輝武教授) 副. 手. 近. 藤. 日. 〔昭和35年3月14日. 出. 海. 受稿〕. にて完 全 に洗 滌 し,こ れ らを濾 紙 上 に翻 転 しつ つ表 第1章. 緒. 言. 面 の 水分 を除 虫 した.剔 出 胃 は限 界 縁 に 沿つ て 切断. 胃潰瘍 の発 生 原 因 に関 して は,古 来 幾 多 の要 因 が 指 摘 され て お り枚 挙 にい とま が ない 程 で あ る.し か. し,前 胃 と本 胃 に分 離 した. この よ うに して 得た 各 組織 を直 示 天 秤(島 津 製 作. しなが ら,こ の 成 因 に欄 す る諸学 説 の う ち, Selye1),. 所 製, L2‑lA型,検. Gray等2)に. 0.1mg)で. よ り 下 垂体 一 副腎 系 と胃の 急 性潰 瘍 と. の 関係 が注 目 さ れ は じ め,一 方ACTH,. cortieone. 定 感 量:. 秤定 した.そ. 1mg,副. の 後,各. 尺 巨盛:. 組 織 片 を100〜. 110℃ の恒 組 器 内 で48時 間 以上 乾 燥 した.組 織 水分. 等 が 臨床 に感 用 され,胃 出血,胃 潰瘍 の 悪 化等 が相. 含有 量 は生 材 料 の 重量 と乾燥 後の 重 量 との差 よ り,. 次 い で 報告 され るよ うに な つ た3)4)5).. 生 材 料 の 重量 に対 す る百 分 率 で 示 した.. 先 に 教室 田辺 は ホ ル モ ン失調 性 潰 瘍 の 命題 の もと に,副 腎 剔 出 ラ ッ トの 本 胃の潰 瘍 性 変 化 を追 求 した.. これ 等 の操 作 は 可 及的 迅 速 に 行い,測 定 中 に組 織 か ら水分 の蒸 発,或 は組 織 へ の 水分 の吸 着を 防 い だ. 第6節. 著 者 は 第1編 にお い て副 剔 後 ラ ッ トの本 胃の 潰 瘍. 組 織電 解 質 含有 量測 定 法. 発生 に及 ぼ す血 液 成分 の 変 化 につ いて述 べ た.本 編. 組織 電 解質 含有 量 の測 定 に は,組 織 水 分 含有 量 測. で は副 剔後 発 生す る胃潰 瘍 と組織 の水 分 含有 量 お よ. 定 後 の乾 燥 組織 片 を 用 い て,湿 性 灰 化 法6)に よ り灰. び 電解 質 との 関 係に つ い て追 求 し,い さ さかの 知 見. 化 し,そ の 灰 化液 を 適 楽 に 稀 釈 して,焔 光 光度 計. を え た ので 報 告 す る.. (Coteman Naお. 第2章 第1節. 実験 材 料お よび 実 験 方 法. 100g中. のNaお 第7節. 実験 材 料. 実験 動物 と して 体重140g以. 上 の成 熟 雌 ラ ッ トを. 用 い た. 第2節. Flame. よびK含 有 量 を算 出 した. 潰 瘍性 変 化 の定 義. 飼 育方 渋. 手 術方 法 と麻酔 法. 第3章 第1節. つ た.. 実 験 成 績. 組 織 水 分 含有 量 と本 胃の 潰 瘍性 変 化 との 関 係. 副 剔動 物 は 尿 へNaお. よ びClの. 排 泄が 増 加 し,. それ に伴 つ て 水 分 も失 わ れ る.一 方 血 清Na濃. 置換 療 法. 第1編 に於 け る と全 く同様 な 置換 療 法 を行 っ た. 第5節. 用 いて. 第1編 に於 け る と同 様に エ ロ ジオ ン,潰 瘍 を潰 瘍. 第1編 に於 け る と全 く同 様 な手 術 法,麻 酔 法 を行. 第4節. Model 21)を. 性変 化 とい う一 つ の カ テ ゴ リー に入 れ た.. 第1編 に於 け ると全 く同 じ条 件 で 飼 育 した. 第3節. Photometer. よ びK濃 度 を求 め,そ の濃 度 よ り 乾 燥 材 料. 組 織 水分 含有 量 測定 法. 低 下 す るため,水 分 が 細 胞外 液 よ り,細 胞 内 に移 動 し,細 胞 内液 は 増加 す る. Sweet等7)に. ラ ッ トを 軽 くエー テル 麻 酔 した後,瞬 間的 に頸 部. 度が. にDOCAを. よ る と,猿. 投 与 し,筋 肉 水 分 含有 量 の減 少を み た.. を 切断 し,速 や か に脱 血 し,直 ち に 両 上 腿 部 よ り. そ して この 水 分 含有 量 の 減 少 は,筋 肉 の細 胞 内液 量. fat freeの 筋 肉約5gを. の 減 少 を意 味 す る と述 べ て い る.し た がつ て この 論. 切除 した.次 に 胃及 び 空腸. 回腸 を 脂 肪 等附 着 しな い よ うに注 意 して 切除 し,直. 拠 よ り,組織 の 水 分 含有 量 の 測定 に よ り,組織 の 細 胞. ち に胃 及 び腸 管を 開 き,食 物 残 渣 を5%ブ. 内液 の 増 減 と本 胃の 潰 瘍 性 変 化 との 関係 を 追 求 した,. ドー糖 液.

(2) 1024. 近. 本 実 験 に於 て,ラ. 藤. ッ トの本 胃の 胃粘 膜 を 分離 し,. 日. 出. 海. 水分 含有 量を 測定 した.そ して そ の後 同一 の 材料 を. そ の水 分 含有 量 を測 定 す るのが 本 来 の 目的 で あ るが,. 用い て そ れ等 の 材料 中のNaお. ラ ッ トの 胃壁 は 極 め て薄 く,粘 膜 と筋 層 とを分 離 す. を行 つ た.. る事 は 困難 で あ る.し た がっ て 胃壁 全 層 を粘 膜 とみ な して 測定 した. ッ トの 前 胃,小 腸.大 腿 筋の 表1. 副 剔後無 処 置群. 目 に は,前. 平 均78.6%,本. 78.5%,平 75.4%と. で あ る.副. 胃 で は83.1〜79.5%,平. 本 胃 で は83.1〜78.1%,平. 均80.2%,腸. 均80.3%,筋. 剔 後6. 均80.2%, で は83.3〜. で は77.4〜71.0%,平. 均. 生 率:. 76.9%)に. 日 は 術 後14〜16日 副 剔 後14〜16日 平 均80.1%,本. で あ る. 目 に は,前. 胃 で は81.0〜79.4%,. 腸 で は81.4〜79.3%,平. 均80.2%,筋. 均75.7%と. 生 率:. 8.3%)に. み. 平 均78.5%,本. 0.1〜0.15mg/100g. 対 照(正. 80.7〜76.5%,平. 小 括.副. 胃 で は79.6〜77.1%,. 胃 で は79.4〜77.5%,平. 均73.1%と. 均78.5%,筋. 均78.5%,. 28.6%)に. 5mg/animal/day. 皮注群 副 剔 後14〜16日. 目 に は,前. 均78.7%,筋. み られ な か つ た.. 均78.3%,本. 均78.4%,腸. 胃で は. で は80 .5〜75.5%, 均73.2%と. 剔 動 物 で は 尿 中 へ のNaお 清Na濃. 移 動 す る.し. な. み. る8).こ. の こ と はin. 胞外液. 胞外 液 よ り細 胞 内へ 水 が. vitroで. か る現 象 を防 止 出 来. の 肝 片 お よび 脳 片 につ. い て の 実 験 で も認 め ら れ る9). 一 般 にcortisone , hydrocortisoneは. て い る.し. よび 水 の排 泄. 度 が 低 下 す る結 果,細. か しな が ら こ の 場 合 そ の 動 物 に 副 腎. を 適 当 に 維 持 し,脱 胃 で は79.0〜95.9%,. で は75.2〜. 常)群. 皮 質 ホ ル モ ン を 投 与 す る と,か 生 率:. 均78.1%,. な つ た.. の 滲 透 圧 の 儀 下 が 起 り,細. で は76.8〜. ら れ た. 副 剔 後cortisone. 胃 で は79.6〜77.4%,. で は76.1〜70.7%,平. が 促 進 し,血. な つ た.. 潰 瘍 性 変 化 は14例 中4例(発. み. つ た.. 注群. 目 に は,前. 腸 で は79.6〜76.8%,平. 第4項. 均73.8%と. 平 均78.5%,筋. ら れ た.. 副 剔 後14〜16日. 目 に は,前. 胃 で は79.1〜76.9%,平. 第6項 で は76.2〜. 66.7%)に. 1.25mg/animal/day. 前 胃 で は80.3〜76.4%,平. 潰 瘍 性 変 化 は12例 中1例(発. B. W./day皮. 生 率:. 潰 瘍 性 変 化 は 全 例(12例)に. 均80.4%,. な つ た.. 副 剔 後cortisone. 中8例(発. 腸 で は79.7〜77.0%,平 70.5%,平. 胃 で は82.6〜79.2%,平. で は73.0〜. 皮注群. 平 均78.5%,本. 与群の観察. 均78.8%,筋 な っ た.. 副 剔 後DOCA. 副 剔 後6〜8日 副 剔 後生 理 的 食塩 水 経 口投 与群. 前 編 と 同 様 に 本 群 お よ びcortisone投. 71.4%,平. 潰 瘍 性 変 化 は12例. 均78.4%,. られ た。. み. ら れ た.. 第3項. 均72.8%と. 第5項. 潰 瘍 性 変 化 は13例 中10例(発. 73.9%,平. 胃 で は78.7〜76.4%,平. 腸 で は80.1〜77.1%,平 71.1%,平. な つ た.. 第2項. との関 係 は表1に 示す 如 くな る.. 副 剔 後 組織 水 分含 有 量 と本 胃の潰 瘍 性 変化. 前 編 と 同 様 観 察 期 間 は6〜8日 〜8日. 副剔 後 無処 置群 お よ び副 剔後 各種 処 置群 の 前 胃. 本 胃,腸 お よび 筋 の水 分 含 有 量 と本 胃の 潰 瘍性 変 化. な お対 照 と して,ラ. 第1項. よびK含 有 量 の 測定. 細 胞 内水分. 水や 水 中毒 を予 防 す るとい わ れ. か しな が らDOCAは. 細 胞 内 に過 剰 の 水.

(3) ホ ル モ ン 失 調 性 胃 潰 瘍 の 実 験 的 研 究. 1025. 分 を貯 溜せ しめ て,水 中毒 の状 態 を 起 させ る とい う. 係 を み ると,副 剔後 無 処 置群 お よび 副 剔後 生 理 的 食. 意 見10)と, DOCAは. 塩 水経 口投 与群 で は,本 胃の 水 分 含有.量はそ れ ぞれ. 細 胞 内 水分 含 有 量 を減 少 させ. る とい う意見7)と が 対 立 して い る. Harrison等11). 平均80.2お よ び80.9%と. に よ る と,副 剔 ラ ッ トの 筋 肉水 分 含有 量 は増 加 し,. れな いが,本 胃の 潰 瘍性 変 化 は 前者 で は13例 中10例. Naお. よびClは. 減 少 して お り, Kは 増 加 して い る.. この際ACE(Adrenal. Cortical Extract)ま. た は高. (発生 率: 76.9%),後. な り両 者 の 間 に差 は 認め ら. 者 で は12例 中1例(発. 生 率:. 8.3%)に. 認 め られ た.副. 張 食塩 水 溶 液,或 は高張 重曹 液 の 腹腔 内注 射 で 正常. 0.15mg皮. 注 群 お よびcortisone. 値 に恢 復 して くる とい わ れ る.. 胃 の水 分 含有 量 はそ れ ぞれ 平 均78.5お よび78.4%と. 著者 の実 験 成績 に おい て は,対 照(正 常)群 の前. 剔 後cortieone 5mg皮. 0.1〜. 注群の本. な り,両 者 の 間 に差 は認 め られ な い が,本 胃 の潰 瘍. 胃,本 胃,腸 お よ び筋 の 水分 含有 量 は.そ れぞ れ平. 性変 化 は前 者 で は14例 中4例(発 生 率: 28.6%),後. 均78.3, 78.4, 78.5お よび73.2%で. 者 で は12例 中8例(発. あ っ た.副 剔 後. 無 処 置群 の それ等 は,そ れ ぞ れ 平 均80.2, 80.3お よ び75.0%を. 80.2,. 示 し,副 剔 後生 理 的 食塩 水 経 口. 投 与 群 の それ等 は,そ れ ぞれ 平 均80.1, 80.4, 80.2 お よび75.7%を. 副 剔後DOCA. 生率: 66.7%)に. 1.25mg皮. は平 均78.4%と. 認 め られ た.. 注 群 の本 胃の 水分 含有 量. な り,本 胃の 潰 瘍性 変 化 は全 例(12. 例)に 認 め られ な かつ た.. 示 し,両 者 と もいず れ の 組織 で も水. 著者 の 実 験 成 績 に おい て,前 胃,本 胃お よ び腸 は. 分 含有 量 は増 加 して い る.後 者 の組 織 水 分 含有 量が. 副 剔 な い しは副 剔後 種 々の 置換 療 法 を行 つ た 場合 の. 前者 と同 様 に増 加 して い るの は,生 理 的食 塩 水経 口. 水分 含有 量が,種 々の 置換 療 法 に対 して全 く同様 な. 投 与だ けで は,副 剔後 ラ ットの1日 のNaCl必. 要量. 反 応 を 示 し,各 臓器 間 に差 が認 め られ ない の に もか. (650〜940mg)に. を好. か わ らず潰 瘍 性 変 化 は本 胃 の み に 出現 し,前 胃 お よ. ッ トは過 剰 の水 分 の負 荷. び腸 には全 くみ られ なか つ た とい う こと は,副 腎 皮. 不 足 して い る上 に, NaCl液. んで 飲 用12)し た た め,ラ. を うけ,水 分 が細 胞 内 に駐 溜 した た め で あ ろ う.. 質 ホル モ ンは本 胃 に対 して何 らか の 特異 性 を もつ て. Froet13)は 副 剔 動物 に水 を 負 荷 す る と,水 は ほ とん. い るの で はな いか とい う こ とを暗 示 して い る.. どすべ て細 胞 内 に貯 溜 す るとい う. cortisone 0.1〜0.15mg皮. 要 す るに,本 胃の 水分 含有 量 と本 胃の潰 瘍 性 変 化. 注 群 の 前 胃,本 胃,腸. お よび 筋 の水 分 含有 量 は,そ れぞ れ平 均78.5, 78.5, 78.5お よび73.1%を. 示 し, cortisone 5mg皮. の それ 等 は それ ぞ れ 平 均78.6,. との間 には,相 関 々係 は認 め られ な か つ た. 第2節. 組 織Naお. 注群. 78.4, 78.8お よび. よ びK含 有 量 と本 胃の. 潰 蕩 性変 化 との 関係 動 物 のadrenal. insufficiencyに 際 して,生 体 の. 72.8%を 示 し,対 照群 の それ ぞ れ の値 と一 致 してお. 塩類 代 謝障 碍 を来 た す こ とは 周知 の 通 りで あ り,血. り,両 者 の水 分 含 有 量 に おい て は差 が 認 め られな か. 済 電解 質の 変 動 につ いて は前 編 で 述 べ たの で,本 編. つ た.. では 副 剔 ラ ッ トお よび 副 剔後 種 々 の 置換 療 法 を行 っ. 副剔 後DOGA皮. 注 群 の 前 胃,本 胃,腸 お よ び筋. た ラ ッ トの 組織 電 解 質 含有 量を 測定 し,そ れ等 と本. の 水分 含 有 量 は,そ れ ぞれ 平 均78.5, 78.4, 78.7お よ. 胃の 潰 瘍性 変 化 との 関 係 に つ いて 研 究 し,表2,. び73.8%を. の 如 き結 果 を 得 た.. 示 し,対 照 群 の そ れ等 の 値 と変 らな かつ. た. Sweet等7)は. 猿 にDOCAを. 毎 日10mgを7日. 間投 与 し,筋 肉水 分 含有 量 の減 少 を み,こ の 減少 は. 第1項. 3. 副 剔後 無 処 置 群. 実験 日の 前 胃,本 胃,腸 お よび 筋 のNa含. 有 量 は,. 細 胞 内 液 の 減少 に も とず く もの で あ る と報告 してい. それ ぞ れ平 均23.8,. る.. よ びK含 有 量 は,そ れ ぞ れ平 均32.4, 31.8, 38.9,. 以 上 の ことか らラ ッ トの 前 胃,本 胃お よ び腸 の 水 分 含有 量 は,い ず れの 組 織 にお い て もほ ぼ一 定 し, 各臓器間に ご差 を 認 め な い上 に,副 剔な い し副 剔 後種 々の 置換 療 法 を 行 つ て も,そ れ等 の臓 器 は全 く同 様. 44.2mEq/100gで 例 中10例(発 第2項. 20.0, 15.6, 8.2mEq/100gお. あっ た.本. 生 率: 76.9%)に. 胃 の 潰 瘍性 変 化 は13 認 め られ た.. 副 剔後 生 理 的食 塩 水 経 口投 与 群. 実験 日の前 胃,本 胃,腸 お よび 筋 のNa含. 有 量 は,. な 水分 代 謝 態度 を とる こ とが わ か る.こ の こ とは そ. そ れ ぞ れ 平 均25.2,. れ等 の 臓 器 が組 織 学 的 に 構 造 が類 似 して い る こ とと. お よ びK含 有 量 は,そ れ ぞれ 平 均34.0, 37.5, 39.1,. 対 比 して興 味深 い.. 38.8mEq/100gで. 次 に本 胃 の水 分 含有 量 と本 胃の 潰瘍 性 変 化 との 関. 例 中1例(発. 21.6, 16.8, 10,1mEq/100g. あ つ た.本 胃の 潰 瘍性 変 化は12. 生 率: 8.2%)に. 認 め られ た 。.

(4) 1026. 近. 表2. 組織Na含. 表3. 第3項. 18.7,. よ びK含. れ ぞ れ 平 均34.2,. 第4項. 13.4,. あ っ た.本 生 率:. 28.6%)に. 有 量 は,. 7.6mEq/100gお. 実 験 日 の 前 胃,本. よ びK含. 例 中8例(発. 有 量 は 増 加 す る が,電. 解質 の 変 動 は組 織 に よつて 異. 認 め ら れ た.. り,一. 胃,腸. お よ び 筋 のNa含 14.3,. 第5項. 66.7%)に. 有 量 は,. 9.3mEq/100gお 35.1,. 35.3,. 胃 の 潰 瘍 性 変 化 は12. 胃,腸. そ れ ぞ れ 平 均26.6,. お よ び 筋 のNa含. 21.6,. 有 量 は35.2,. 14.3,. 37.5,. 36.8,. 有 量 は,. 10.1mEg/100g. 前 胃,本 れ 平 均27.1,. 与 え る と,組. 織 のKが. 減 少 す る. DOCAを. 与 す る と,血. 清Naお. 血 清Kお. 36.8mEq,/100g. 胃 の 潰 瘍 性 変 化 は全 例(12例)に. 認め. よ び 組 織K含. cortisone. 胃,腸. 14.9,. 有 量 が 減 少 す る13). 肉Na含. 剔 後 無 処 置 群,. 注 群 で あ り,逆. 有 量 の減. にNa含. cortisone. 0.1〜. 有 量 の 増加 を 来. 剔 後 生 理 的 食 塩 水 経 口 投 与 群,. 5mg皮. 注 群 お よ びDOCA の 他 前 胃,本. 1.25mg皮. 胃 お よ び 腸 で は,. れ ば 減 少 す る もの もあ り,そ. 有 量 は,そ. 8.9mEq/100gお. 注 Na. の 値 は 一 定 しな い.次. 有 量 の 増 加 を み た の は,副. 剔 後 無 処 置群. と副 剔 後 生 理 的 食 塩 水 経 口 投 与 群 で あ つ た が,後. 常)群. お よ び 筋 のNa含. 20.5,. 動 物.に投. 有 量 が 増 加 し,. 含 有 量 は副 剔 後の 処 置 方法 に よ り増加 す る もの もあ. に 筋 肉K含. 対 照(正. よ び 紙 織Na含. 著 者 の 実 験 成 績 に お い て は,筋. 群 で あ つ た.そ. られ な か っ た. 第6項. た 過 剰 の 副 腎 皮 質 ホ ル モ ンを. 0.15mg皮. 1.25mg/animal皮. 必 要 量 は0.1mg. 程 度 と い わ れ る12).ま. た し た の は,副. 実 験 日 の 前 胃,本. で あ つ た.本. 定 の 規 則 性 を 認 め 難 い.. 少 を み た の は,副. 注群. お よ びK含. と,副. 副 剔 ラ ン トのcortisoneの1日. 認 め られ た.. 副 剔 後DOCA. あ つ た.. 剔動 物 の 組織 中の 電 解質 の 変 動 に 関す る. とん どす べ ての 組織 の水 分 含. 16.5,. 生 率:. 37.6,. 報 告 は 沢 山 あ る が7) 8)9)11),こ れ 等 の 報 告 を 総 合 す る 37.7,. 5mg/animal皮. あ つ た.本. 小 括.副. 37.0,. 剔 動 物 で は,ほ. 有 量 は そ れ ぞ れ 平 均34.4,. 35.5mEq/100gで. れ ぞ れ 平 均31.1,. 胃 の 潰 瘍 性 変 化 は14. 副 剔 後cortisone. 37.5,. 注群. そ れ ぞ れ 平 均20.1,. 有 量 は,そ. 38.2mEq,/100gで お よ び 筋 のNa含. そ れ ぞ れ 平 均22.0,. 37.5mEq/100gで. 海. K含. 0.1〜0.15mg/100g. 胃,腸. 有 量 は,そ. 出. 有 量 と本 胃 の潰 瘍 性変 化(mEq/100g). 注群. 実 験 日の 前 胃,本. 例 中4例(発. 日. 組織K含 有 量 と本 胃の潰 瘍 性 変化(mEq/100g). 副 剔 後cortisone B. W.皮. 藤. れぞ. で は た だ 増 加 傾 向 を み た に す ぎ な い.逆. よ び. の 減 少 を み た の は,. cortisone. 者. に 薮含 有 量. 0.1〜0.15mg皮. 注 群,.

(5) ホ ル モ ン 失 調 性 胃 潰 瘍 の 実 験 的 研 究 cortisone 5mg皮. 注 群 お よ びDOCA. 1.25mg皮. 率 が上 昇 す る ことが報 告14)さ れて い る.. 注 群 で あつ た.そ の他 前 腎,本 胃お よ び 腸で は, K 含有 量 はNa含. 1027. 有 量 の場 合 と間様 に,副 剔 後 の 処 置. Selye(1946)がGeneral. Adaptation. (G. A. S,汎 適応 症 候 群)と. Syndrom. い う概 念 を導 入 し,生. 方 法 によ り,増 加 す る もの もあ れば,減 少す る もの. 体 がstressに. 曝 さ れ る と,そ. もあ り,そ の値 は一定 しな い.こ の こ とは,前 胃,. (警告 反応)の. 時 期 に胃潰 瘍 が 発生 す る こ とを指 摘. のalarm. reaction. 本 胃 お よび 腸 の組 織 学 的構 成 の 差 に起 因 す るので は. して か ら,こ れ が 胃潰 瘍発 生 に関す る新 しい考 え と. な か ろ うか.す なわ ち これ等 消 化管 は いず れ も粘 膜,. して注 目 されて 来た1).. 粘 膜下 組 織,筋 層お よび漿 膜 等 か ら成 り,そ れ等 は 種 々の 置換 療 法 に対 して 反応 態 度 が 異 な るた め に,. またSelyet5)は. 最近,全. 身 的 な 適 応 に対 して局. 所 適 応 な る概 念 を導 入 し,肉 芽 嚢 を もつ 動物 に,全. 著 者 の行 っ た測 定 法 で は 上記 の如 き 結果 を 得 た もの. 身的stressを. と思 われ る.. 抗 性 を 失 い,消 化 さ れ るよ うにな る ことを 示 し,警. 次 に 各群 の 本 胃のNaお. よ びK含 有量 と本 胃 の潰. 瘍性 変 化 との 関係 を み る と,副 剔 後 無処 置 群 のNa およ びK含 有 量 は20.0,. 37.8mEq,/100gで,対. 照. 加 え る と,肉 芽 嚢 は 胃液 に対 す る抵. 告 反 応 の 胃腸 病 変 も,こ の よ うな 組織 の 抵抗 性 の 変 化 に よ る もの と推察 して い る. 垣 花16)は ラ ッ トにみ られ るstress潰. 瘍 に おい て,. の それ 等 に比 べ てい ず れ も著 変 を認 め な いが,本 胃. 動 物 にstressを. の潰 瘍 性 変 化 は16.9%に 認 め られた .副 剔 後 生理 的. 隣接 組 織(各 細 胞 間 お よび 基底 膜)と の問 の結 合 力. 食塩 水 経 口投 与 群 のNaお. が 明 らか に減 弱 し,蛋 白 融解 酵 素 の 作 用を うけ やす. 32.5mEq/100gで,. よびK含. Na含. 有量 は21.6,. 加 え る と胃 の粘 膜 上皮 細 胞 とその. 有量 が わず か に増加 し,. くな り,し たが っ て 酸 ペプ シ ンの 如 き 蛋白 融 解酵 素. K含 有 量 に は著 変 は認 め られ な か つ た.本 胃の 潰 瘍. を もつ 胃液 は,容 易 に組 織 に 浸透 し,こ れ を 消 化す. 性変 化 は8.3%に 認 め られ た に す ぎ な い.副 剔 後. ると いつ て い る.. cortisone 0.1〜0.15mg皮 有 量 は18.7,. 注 群のNaお. よびK含. 37.5mEq/100gでNa含. 正 常 の 胃粘膜 は 胃液 に よつ て 消 化 され に くい所 か. 有 量 は減 少. ら,胃 腸の 消 化性 潰 瘍 の原 因 につ いて1)異. 常 な破. した が, K含 有 量 には著 変 は認 め ら れ な か つ た,. 壊 的要 因(胃 液の 過 酸,過 分 泌等)が 胃粘 膜 に働 く. 本 胃 の 潰瘍 性 変 化 は26.6%に. こ と, 2)胃 壁 自 身 の 防禦 力 の 消失 お よ び3)そ. cortisone 5mg皮. 認 め ら れ た.副 剔 後. 注 群 のNaお. 16.5, 35.1mEg/100gで,. よ びK含. Na含. 有量は. 両者 の 作 用 な どが 原 因 であ る とされ て い る17).. 有量. stressに よ る胃の 病 変 の発 生 因子 と して 胃液 を 重. も と もに減 少 し,本 胃の 潰 瘍性 変 化 は66.7%に 認 め. 視せ ず,胃 粘 膜 の抵 抗 性 の 変 化を 一 次 的 と考 えて い. られ た.副 剔 後DOCA. る 人 もあ る.. 1.25mg皮. 有 量 もK含. の. 注 群 のNaお. びK含 有 量 は21.6, 37.5mEg/100gでNa含. よ 有量. Elliot等 は副 剔動 物 で は組 織 の 抵抗 性 が 減 弱す る. は わず か に増 加 し, K含 有 量 には著 変 は 認 め られな. が, cortisoneは そ れ を 強 化す る といつ て い る.副. かつ た.本 胃の 潰 瘍性 変化 は全 例 に認 め られ な かっ. 剔動 物 の 本 胃の 潰 瘍性 変 化 も,胃 潰 瘍 の成 因 に関 し. た.. て は大 井 の所 謂 胃粘 膜 の 防衛 因子 の 弱 化18)が お こ. 以 上 の 事 柄 を 要 約 す る と,本 実験 にお い て 本 胃. り,副 剔動 物 で は,た とえ 胃液 の分 泌 機能 や 塩 酸 の. に潰 瘍性 変 化の 発 生 率 の 高 い 副 剔 後 無 処 置 群 と. 分 泌 が低 下 して も,正 常動 物 の 胃 に比 べ て潰 瘍が 発. oorbieone皮 注群 にお い て は,本 胃のNa含. 生 し易 い状 態 に おか れ て い る もの と考 え られ る.. 有量が. 対 照群 の それ に比 較 して い ず れ も減 少 の傾 向 を認 め. 副剔 動 物 に お いて は,副 剔 後NaCl或. は 副 腎皮 質. る.し か しな が ら本 胃の 潰瘍 性 変 化 とK含 有 量 との. ホル モ ン等 に よ り置換 療法 が 行 わ れ な けれ ば,漸 次. 間 に はか か る傾 向 は認 め難 い よ うで あ る.ま た本 胃. 低 血圧,血 液 濃縮,低 体 温,筋 緊張 減退,胃 潰 瘍 等. の漬 瘍 性 変 化が 強 く予 防 され て い る副 剔 後生 理 的食. が 出現 し,遂 に シ ョ ック状 態 を 来 たす.こ れ等 の症. 塩 水 経 口.投与 群 とDOGA. 状 はSelyeのGeneral. は,本 胃 のNa含. 1.25mg皮. 注 群 にお い て. 有 量 が わず か に増 加 して い る.. 警 告反 応 のshock相. Adaptation Syndromの. な い し疲 憊 期 の症 状 に 一致 し. て い る.ま たsortieone大 第4章. 考 按 お よび 総括. 従 来,火 傷,外 傷 そ の 他大 手 術 の後 で,胃 腸 出血, 急 性 胃,十 二指 腸 潰 瘍 の 再燃 な い しは穿 孔等 の発 生. 中の. 量 投 与動 物 はhypercor‑. tisoniemの 状 態 にあ り,警 告 反応 の反shock相. に. 相 当す るの で は あ る まい か. 副剔 ラ ッ トに生 理 的食 塩 水 を経 口投 与 す ると,そ.

(6) 1028. 近. 藤. 日. 出. 海. の 血 液 成分 が改 善 され,同 時 に本 胃の潰 瘍 性変 化の. した処,そ. 発 現 も予 防 出来 る12).著 者 も これを 認 めた.臨 床 的. mEq/lお. にDOCA投. 低K血 症 を 示 したが,こ の投 与 期 間 を14〜16日 に延. 与 に よ り 胃潰 瘍 の 発現 を み た との報 告. はな い.著 者 も副 剔 ラ ットにDOCAを. 投 与す る と,. 本 胃の 潰 瘍性 変 化 が予 防 出来 る ことを認 め た. Harrison等19)は. の 血 清Na濃. 含有 量 の 増 加 を認 め て お り,ま たStern等20)の. 広. Naお. 度 は167. な り,高Na血. 長 した著 者 の 場 合 に は,血 清Na濃 度 は147mEq/1お. 副 剔 動物 の 筋 お よび 肝 臓の 水 分. 度 お よ びK濃. よ び4.9mEq/lと. 症と. 度 お よ びK濃. よ び6.1mEq/lと. な り,血 清. よびK濃 度 は 非常 に改 善 され た.. した がつ て 副剔 後cortisone 0.1〜0.15mg投. 範 囲 な 実験 成 績 に よ る と,副 剔 動物 にお いて は,筋, 肝 の み な らず,心 筋,脾,空. 与 群 の組 織水 分 含 有 量相 互 間 に差 を認 め ず,ま た対. 腸,皮 膚 お よび 脳 の水. 1.25mg投. 照 群 の それ との間 に も差 を認 め なか つ た こと もま た. 分 含有 量 の 増 加 を みて い る. 著 者 の 実験 に おい て は,副 剔 後 無処 置群 お よび 副 剔 後生 理 的 食塩 水経 口投 与群 の前 胃,本 胃,腸 お よ び 筋 の水 分 含 有 量の 増 加 を み た. Harrison等 剔 後NaCI液. 与 群 お よ びDOCA. 与群,. cortisone 5mg投. は副. の腹 腔 内 注 射を うけ た ラ ッ トの 筋 肉水. うなず け る ことで あ ろ う. 次 に本 胃 の水 分 含有 量 と 本胃 の潰 瘍 性 変 化 との関 係 につ いて述 べ よ う. 本 胃 の水 分 含有 量 の 増加 を み た の は,副 剔後 無 処. 分 含有 量 はわ ず か に減 少 し,肝 で は増 加 した とい う.. 置群 と副剔 後 生 理 的食 塩水 経 口投 与群 であ り,前 者. Harrison等. で は本 胃の潰 瘍 性変 化 の発生 率 が 実験 群 中最 も高 く,. の ラ リ トに投 与 し た1日 のNaCl投. 与. 量 は明 らか で な いが,副 剔 ラ ッ トを生 理 的 食塩 水 の. 後 者 で は極 め て低 い.こ の こ とは,副 剔動 物 に小量. 経 口投 与 で 置換 療 法 を 行 う と,ラ ッ トは 必 然 的 に. のNaClを. NaCl不. ciencyを 防 ぎ 得 な い とい うこ とを暗 示 して い る.. 足 を 来 たす.著 者 の 副剔 後 生 理的 食 塩水 経. 口投 与 群 の 組織 水 分 含 有量 の 増 加 は, NaClの. 摂取. 不足 に よ るた め では あ るまい か. 副 剔 後cortisone DOCA. 1.25mg皮. 投 与 した ので は,そ のadrenal. 副剔 後cortisoneお. よ びDOCA皮. 0.1〜0.15mg,. 5mgお. よび. 注 群 の 前 胃,本 胃,腸 お よび筋. 群 で は,全. く潰 瘍 性 変 化を 認 め ず, cortisone 5mg. 減 を み な か つた.. 注 群 の発 生率 の1/2以下 に減 少 した.. corticoidで. 一 般 に はglucocorticoidと. 以 上 の こ とか ら, cortisoneは 副 剔 動 物 の組 織 水 分 含 有 量の 増 加 を防 止す る とい うElliot等 のin vitro. あ る が,. DOCAの. mineralcorticoidと. しての作. の こ と は 石 原21)も. と してaldosteroneと. 副剔 ラッ ト. での 結 果が 生 体 内で も起 り う る とい うこ とが 実証 さ れ る とと もに, DOCAも. かか る作 用 を有 す るこ とが. わか つ た.ま た ホル モ ン失 調 性 胃 潰瘍 は 本 胃 の水 分. たDOCAはmineralcorticoid 共 に 並 び 称 さ れ るsteroidで. 大 量 投 与 は 血 糖 値 を 高 め る22)こ. と か ら, DOCAのglucocorticoidの. 作 用 も認 め ら. 含有 量 の 多少 にか か わ らず 出現 し,潰 瘍 性 変 化 は組 織 水分 含 有量 よ り も,む しろ副 腎 皮 質 ホ ル モ ンの種 類 お よび投 与量 の寡 多 に影 響 され るよ うで あ る. atrese潰 瘍 の成 因 を血 管 性 変 化 に求 め て い る者 も. れ て い る. cortisoneお. よ びDOCAはNaお. 内 に 貯 溜 し,浮. よ び 水分 を 体. 腫 を 来 たす こ とは周 知 の通 りであ る. こ に 注 意 しな け れ ば な ら な い こ と は1こ. のsteroidの. 大 量 投 与 な い しは 長 期 投 与 は,個. り か え つ てNaを あ る23)24).こ. 排 泄 し,利. す 場 合 が あ る こ と は,明 こ の こ と は,石. 体 よ. 変 性 脱 落,粘 膜深 層 の貧 血 性 な い しは 出血性 壊 死, 糜 爛 を認 め た.増 田25)は 副 剔 ラ ッ トお よび 副剔 後. の投. 種 々の 置換療 法 を行 つ た ラ ッ トの本 胃 の組 織 学 的 研. 体 に 全 く逆 の 反 応 を 示. 究 にお いて,副 剔 後 無 処 置 ラ ッ トお よ び 副 剔 後. 記 され な け れ ば な らな い.. な わ ち 石 原 は ラ ッ トの 副 剔 を 行 っ. 日cortisone. 瘍 の 研究 にお い てstress. を加 え た ラ ッ トの本 胃 の粘 膜 下 層 の静 脈,細 静 脈 の 拡 張 と動 脈,細 動 脈 の収 縮 像 を み とめ,被 蓋 上 皮 の. 原 お よ び 著 者 の 実 験 成 績 か ら も窺 う. こ と が 出 来 る.す. あ る.垣 花16)はstress潰. れ等. 尿 を 促 進 す るこ とで. の よ うな 副 腎 皮 質 ホ ル モ ン は,そ. 与 量 や 投 与 期 間 に よ つ て.生. た 後,毎. 5mg皮. して 知 ら. で 証 明 し て い る,ま. が,こ. 注 群 の そ れ は,. と して 糖 お よ び 蛋 白 代 謝 に 関 係 の 深 い. 用 も もつ て い る.こ. あ る が,. 注. 皮 注群 では,本 胃の 潰瘍 性 変 化 の 発 生 率 は 高 く, cottieone 0.1〜0.15mg皮. cortisoneは. 注 群 で は,本 胃. の水 分 含有 量 は正 常 値 を示 して い るが, DOCA皮. の水 分 含有 量 は,対 照(正 常)群 の それ に一 致 し増. れ て お り,主. ineuffi‑. 5mg/animalを7日. 間 皮 注. cortisone 5mg/animal皮. 注 ラ ッ トの 本 胃 の血 管 性. 変 化 並 び に粘膜 性 変 化 は花 垣 と同様 な 所見 を認 め て い る. atressラ ッ トお よび 増 田25)等 の ホ ル モ ン失調 性.

(7) ホ ル モ ン 失 調 性 胃 潰 瘍 の 実 験 的 研 究 潰 瘍 で問 題 とな るの は,胃 血管 の欝 血 で あ り,粘 膜. の 前 胃,本. の変 化 は二 次 的 な もの と考 え られ,そ. K含. う した血 行 障. 碍 は組織 へ の酸 素 供 給不 足 を 来 た し,増 田 の認 め た. 減 少 す るた め,組 織 は血 液 か. らの酸 素 の 供給 が 減 少す る26)こ と に よ る組 織 の代. 1.副. 2.副. 剔 後 毎 日cortisone cortisone. mg/animalを. つ た. 3.副. 液 に対 す る抵抗 性 が減 弱 す る ことは 想像 に難 くない.. 部 か ら一 種 の ホ ル モ ンが 分泌 され,こ れが 下 垂 体 に 働 い てACTHを 分 泌 し,視 床下 部 一 下 垂 体 前 葉 ‑副 腎皮 質‑胃 な る系 列 によつ て胃 に影 響 を 及 ぼす. 5mg/animal皮. と考 え て お り,三 辺 鋤 はACTH,. か つ た.. よ びK含. 4.筋. 期 投 与 す るこ と は,ち よ うど ス トレス が持 続 して い. よ びDOCA. 照(正. 胃,本 常)の. 剔 後 無 処 置 ラ ッ ト,副. 日 投 与, cortisone cortisone. cortisone等 を 長. 0.1〜0.15mg/100g. 皮 注 して も,前. 筋 の 水 分 含 有 量 は,対. 状 態 の もとで は,視 床 下. お よび 筋 の水 分. 5mg/animalお. な かつ たが,種. Gray等27)はstressの. 胃,腸. 含 有 量 は 増 加 す る.. の 変動 か らだ け で は,本 胃 の潰 瘍 性 変化 を 説 明 出来 々の代 謝障 碍 に際 して,胃 粘膜 の胃. の 成 績 を 得 た.. 剔 後 無 処 置 ラ ッ トお よ び 副 剔 後 生 理 的 食 塩. B. W.,. 著者 の 測定 した組織 水分 含 有 量 並 び に組 織 電 解質. せ て そ れ等 と本 胃 の潰 瘍性 変. 水 経 日 投 与 ラ ッ トの 前 胃,本. 謝障 碍 も胃粘 膜 の 変性 の要 因 とな つて い る と推 測 さ れ る.. お よ び 筋 の 水 分 含 有 量 お よ びNa,. 有 量 を 測 定 し,合. 化 と の 関 係 を 研 究 し,次. 如 く胃粘 膜 の萎 縮 を お こす もの と思 わ れ る.ま た副 剔 動 物 で は血 中Clが. 胃,腸. 1029. 胃,腸. 1.25 お よび. そ れ と変 らなか. 剔 後 生 理的 食 塩 水経. 0.1〜0.15mg/100g. 5mg/animal皮1注. B. W.皮. お よ びDOCA. 注 ラ ッ トの 前 胃,本. 胃,腸. 注, 1.2. のNaお. 有 量 の 変動 には 一定 の規 則 性 が認 め られな. 肉 のNa含. 有 量 は 副 剔 後 無 処 置 ラ ッ トお よ. る状 態 と同 じで あ り,そ れ らの ホル モ ン投 与 によ り. び 副 剔 後cortisone. 発生 す る 胃潰瘍 の発生 は,ス. トレス潰 瘍 の発 生 と同. 減 少 し,他 の 群 では 増加 した.ま た筋 肉のK含 有量. じで あ ろ う と述 べ て い る.本 実 験 に お け る副 剔 後. は副 剔 後 無処 置 ラ ッ トで は増 加 し,他 の ラ ッ ト群 で. cortisone多 量 注 射 の 潰 瘍 も この カ テ ゴ リー に入 る. は減 少 した. 5.本. もの か も知 れ な い. Griffin等29)はstress潰. 瘍 はSelyeの. (alarm reaction)のshock期 得 る も の で あ り,そ mechanismに. 警告反応. 注 ラ ッ トで は. 胃水 分 含有 量 と本 胃の 潰 瘍 性変 化 と の間 に. は,相 関 々係 は 認 め られ な かつ た. 6.本. に も 疲 憊期 に も起 り. の 発 生 は 何 らか の未 知 の. 0.1〜0.15mg皮. 胃 のNaお. よびK含. 有 量 と本 胃 の潰 瘍 性. 変化 との 間 には,相 関 々係 は認 め られ な か つ た.. よ る と述べ てい る.本 実 験 に お け る副. 剔 後無 処 置 ラ ッ トにみ られ る本 胃 の潰 瘍 性変 化は,. 終 りに 臨 み,御 指 導,御 校 閲 を賜 つ た恩 師 砂 田 教. 上 記 の疲 憊 期 に相 当 して 発生 した もの では あ る まい. 授 並 びに 田 辺講 師 に 深 甚の 灘 意 を表 し,ま た 種 々協 力 して いた だ い た増 田,石 原 両 副手 に 厚 く御 礼 申 し. か.. 上 げ ます. 第5章. 結. 論. な お本 論 文 の 要 旨は,第2回. 副 剔 お よび 副 剔後 種 々の 置換 療 法 を行 つ た ラ ッ ト. 参 1) Selye,. H.:. "Stress". (The. Physiology. Pathology of expaure to stress.). 考 and. 3) Freeman,. Gastroentenol.,. J. T. et al.:. 8) Silvette,. H.:. 37: 64,. J.. Physiol,. 104: 399,. K. A. C. et al.:. Nature,. 169: 416,. 吉 田:内. Am.. 科,第2巻:. 11) Harrison,. Surg., 35: 640, 1954. 山堂,昭33.. Invest.,. 1952. 10). 6) 藤 井:生 化 学実 験 法(定 量篇),南. Clin.. 1933. 9) Elliot,. 25: 80, 1950.. A. Y. et al: J.. 1958.. Am. Med. Sciences,. Gastroentenol.,. 5) Wine, A. W. et al.:. 献. 7) Sweet,. 25: 156,. 273: 167, 1959. 4) Hall, B. D... 文. 1, 1950,. ACTA Inc. Med. Publishers, Montreal, Canada 2) Gray, S. J. et al.: 1953.. 中 ・四 国 消化 器病 学. 会に お い て発 表 した.. 77, 12). 411,昭33.. H. E. etal.:. J. Clin.. Invest.,. 1938.. 田 辺:岡. 山 医 誌,第71巻:. 527,昭34.. 17:.

(8) 1030. 近. 13) Frost,. R. C. et al.:. Endocrinol.,. 藤. 49:. 日. 出. 海. 22) Harrison,. 606,. Biol.. 1951. 14) Stewart,. D N.. et al.:. Lancet,. 242:. 16). H.:. 垣 花:外. 17) Iry, 18). Gastroentenol.,. A. C. J. A. M. A. 潰 瘍 症,南. 19) Harrison,. 25). 221, 1954.. Pediatricue,. 132: 1053,. 1947.. Invest,. 437,. 1957,. 石 原:未. et al.:. Am, J.. 17: 407,. Am. J. Med., 10:. 1956. 567, 1961.. Am. J.. Phyaiol.,. 139: 80,. Physiol.,. S. J.. et al.,. Gastroentenol.,. 19: 658,. 1951.. 17: 28). T. N.. Exper.. 山 医 誌,第71巻.. C. et al.:. 27) Gray,. J. Clin.. Soc.. 1939. 1943.. 江 堂,昭32.. H. E. et al.:. R. G... 増 田:岡. 26) Cohn,. 1047,昭34.. 1938.. 20) Stern,. 21). 26:. 科 の 領 域,第7巻:. 大 井:胃. 77,. D. J.:. 24) Sprague,. 1942. 15) Selye,. Proc.. 42: 506,. 23) Ingle,. 259,. H. E. et al.:. & Med.,. 三 辺:内. 科,第2巻,. 29) Griffin,. 164:. 1951.. B. G.. 404.. 1957.. by. Hormonal. 486,昭33.. et al... Gastroentenol.,. 32:. 発表. Experimental Part. Gastric. 2.. On. Ulcer. the. Changes. Induced. Influence. in the Ulcer. of Some. Gastric. Induced. Chemical. Wall by. Upon. Disharmony Components. the. Gastric. Adrenalectomy. By Hidemi. Kondo. Department of Surgery, Okayama University Medical School (Director: Prof. Terutake Sunada, M. D.) In wail the. this of. part,. the. same. manner. And. the. was. other. in the. relationship. between. in the. solution. it. were. every. after. was. concentration stomach,. Part. 1,. these. changes. tissue. were. of the. adrenalectomy,. recognized. not. intimately. changes. of. and And. tent. the. of. water,. intestine. and. sodium muscle. and. potassium. of the. rat,. in the. treated. in. determined. and. the. ulceration. of the. glandular. stomach. rat,. was. in either. increased,. non-treated but. not. or treated. in the. rat. by physio. treated. by. the. agents.. The ticcal,. in. glandular. as stated. content. saline And. wall. changes. studied. Water. logic. the. fore-stomach,. sodium. no regulation. it was. in the. gastric. that. recognizes wall. the. ulceration. and the. change. of water. content. digestive. organ. in the. gastric. corelated. and was that after. potassium. observed the. contents. in. these. were. not. iden. there.. ulceration. adrenalectomy. and were. the not. change intimately. of sodium corelated.. and. potassium. con.

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