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分担研究報告書 英国の大学における

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(1)

   

分担研究報告書   

英国の大学における

リスクアセスメントを通した安全教育に関する調査研究

   

             

   

研究分担者  刈間理介

       

(2)

   

(3)

厚生労働科学研究費補助金(労働安全総合研究事業) 

分担研究報告書 

英国の大学におけるリスクアセスメントを通した安全教育に関する調査研究

研究分担者  東京大学  環境安全研究センター准教授      刈間理介

研究要旨:    これまでに米国と英国の大学における安全教育の現状を調査してきた中 で、英国の大学では研究者・学生に対し自分たちの実習・研究におけるリスクアセスメント を行わせることにより、安全確保のための知識・技能の習得をはかっていることが明らか になった。リスクアセスメントを研究者や学生が自ら行うことは、自分たちの実習・研究に 関わるリスクを認知し、対応策を自分で考えることにより、安全確保に大きな効果が期待 できるとともに、安全に対する素養を醸成するうえでも有益なものになっている可能性が 考えられた。

そこで、平成26年度は英国のBrighton大学のSchool of Environment and Technology の学部学生 1107 人を対象にアンケート調査を行い、学生たちがリスクアセスメントを行う ことで実習・研究における安全確保に役立つと感じているか、またリスクアセスメントを行 うことが難しいと感じているか、さらには大学でリスクアセスメントを行うことが大学卒業後 にも役立つと感じているかという点を、第1学年から第4学年までの学年別に比較するこ とにより、リスクアセスメントを通した安全教育の有用性について検討した。

    調査の結果、第1学年に対し、学年が上になるに従い、リスクアセスメントを行うことが 自分の実習・研究における安全確保に役立っていると感じている学生が増加し、またリス クアセスメントを行うことが難しいと感じる学生が減少していることが示された。さらに、大 学においてリスクアセスメントを行うことが、大学卒業後にも役立つと感じている学生が、

学年が上になるに従い増加し、「大変役立つと感じる」と回答した学生が第1学年・第2学 年に対し、第3学年および第4学年では有意に増えていた。

  この結果は、英国の大学で行われているリスクアセスメントを通した安全教育が、大学 での実習・研究の安全確保に寄与し、かつ安全に対する素養を有した人材を社会に送り 出すことにも貢献していることを示唆しているものと考察され、日本の大学における安全 教育の在り方を考えるうえでの意義ある知見を示すものと考えられた。

 

(4)

研究協力者

A.  研究の背景と目的   平成

金のもと

る安全管理体制と 調査を実施した

大学では、いずれも工学部、理学部、医 学部など危険有害作業に関わることの多 い部局には

局単位での安全管理および安全教育が施 行される体制が基本的にとられており、

自ら行う研究における

トを学生、研究者に対し事前に行わせる ことにより、何が危険でどのように安全 確保をすればよいのかという点について 研究者・学生が自分で考

安全教育の効果の向上に重点が置かれて いることが明らかになった。

  この研究・教育に関わる者すべてがよ り適切な

うにするために、英国の各大学では、研 究室の研究責任者(教授・准教授など)

研究技術補佐員または個々の 研究者・学生を対象に教育・

研究における

ントの実施方法と指導方法に ついて集中的な訓練を実施し て い た 。 具 体 的 に は Cambridge

研究責任者(教授・准教授な ど)研究技術補佐員またはお よび個々の研究者・学生全員 を対象に研究・教育における リスク・アセスメントの方法 を教育していた。また、

Imperial College London Brighton

研究協力者  なし 研究の背景と目的

平成24年度に厚生労働科学研究費補助 金のもと図 1に示した

る安全管理体制と 調査を実施した結果、

大学では、いずれも工学部、理学部、医 学部など危険有害作業に関わることの多 い部局には Safety Officer

局単位での安全管理および安全教育が施 行される体制が基本的にとられており、

自ら行う研究における

を学生、研究者に対し事前に行わせる ことにより、何が危険でどのように安全 確保をすればよいのかという点について 研究者・学生が自分で考

安全教育の効果の向上に重点が置かれて いることが明らかになった。

この研究・教育に関わる者すべてがよ り適切なリスクアセスメント

うにするために、英国の各大学では、研 究室の研究責任者(教授・准教授など)

研究技術補佐員または個々の 研究者・学生を対象に教育・

研究におけるリスクアセスメ の実施方法と指導方法に ついて集中的な訓練を実施し て い た 。 具 体 的 に は

Cambridge大学では研究室の

研究責任者(教授・准教授な ど)研究技術補佐員またはお よび個々の研究者・学生全員 を対象に研究・教育における リスク・アセスメントの方法 を教育していた。また、

Imperial College London

Brighton大学では各研究室の

なし  研究の背景と目的 

厚生労働科学研究費補助 に示した英国の

る安全管理体制と安全教育について訪問 結果、英国で訪問調査した 大学では、いずれも工学部、理学部、医 学部など危険有害作業に関わることの多

Safety Officer

局単位での安全管理および安全教育が施 行される体制が基本的にとられており、

自ら行う研究におけるリスクアセスメン を学生、研究者に対し事前に行わせる ことにより、何が危険でどのように安全 確保をすればよいのかという点について 研究者・学生が自分で考えることにより、

安全教育の効果の向上に重点が置かれて いることが明らかになった。

この研究・教育に関わる者すべてがよ リスクアセスメント

うにするために、英国の各大学では、研 究室の研究責任者(教授・准教授など)

研究技術補佐員または個々の 研究者・学生を対象に教育・

リスクアセスメ の実施方法と指導方法に ついて集中的な訓練を実施し て い た 。 具 体 的 に は 大学では研究室の 研究責任者(教授・准教授な ど)研究技術補佐員またはお よび個々の研究者・学生全員 を対象に研究・教育における リスク・アセスメントの方法 を教育していた。また、

Imperial College London 大学では各研究室の

厚生労働科学研究費補助 英国の 5大学におけ 安全教育について訪問 英国で訪問調査した 大学では、いずれも工学部、理学部、医 学部など危険有害作業に関わることの多 Safety Officer が置かれ、部 局単位での安全管理および安全教育が施 行される体制が基本的にとられており、

リスクアセスメン を学生、研究者に対し事前に行わせる ことにより、何が危険でどのように安全 確保をすればよいのかという点について えることにより、

安全教育の効果の向上に重点が置かれて いることが明らかになった。

この研究・教育に関わる者すべてがよ リスクアセスメントが行えるよ うにするために、英国の各大学では、研 究室の研究責任者(教授・准教授など)

研究技術補佐員または個々の 研究者・学生を対象に教育・

リスクアセスメ の実施方法と指導方法に ついて集中的な訓練を実施し て い た 。 具 体 的 に は 大学では研究室の 研究責任者(教授・准教授な ど)研究技術補佐員またはお よび個々の研究者・学生全員 を対象に研究・教育における リスク・アセスメントの方法 Imperial College London と 大学では各研究室の

厚生労働科学研究費補助 におけ 安全教育について訪問 英国で訪問調査した 大学では、いずれも工学部、理学部、医 学部など危険有害作業に関わることの多 が置かれ、部 局単位での安全管理および安全教育が施 行される体制が基本的にとられており、

リスクアセスメン を学生、研究者に対し事前に行わせる ことにより、何が危険でどのように安全 確保をすればよいのかという点について えることにより、

安全教育の効果の向上に重点が置かれて この研究・教育に関わる者すべてがよ が行えるよ うにするために、英国の各大学では、研 究室の研究責任者(教授・准教授など)

研究責任者を対象に研究・教育の アセスメント

方、

大学では各研究室の研究技術補佐員(英 国では基本的に理系の研究室では、すべ ての研究室に研究技術補佐員が配属され ている)を対象に研究・教育

スクアセスメント  

術補佐員を対象に研究・教育の セスメント

学では、その学習に基づき各研究室の研 究責任者または研究技術補佐員が学生を 含む研究室のメンバーに研究・教育の スクアセスメント

より、学生を含む研究室の全員が自らの 研究・教育に関する

を実施する仕組みとなっていた。

究技術補佐員が研究室の各人の セスメント

1 訪問

研究責任者を対象に研究・教育の アセスメント

方、Surrey

大学では各研究室の研究技術補佐員(英 国では基本的に理系の研究室では、すべ ての研究室に研究技術補佐員が配属され ている)を対象に研究・教育

スクアセスメント

  さらに、研究室の責任者または研究技 術補佐員を対象に研究・教育の

セスメントの方法の教育を行っている大 学では、その学習に基づき各研究室の研 究責任者または研究技術補佐員が学生を 含む研究室のメンバーに研究・教育の スクアセスメント

より、学生を含む研究室の全員が自らの 研究・教育に関する

を実施する仕組みとなっていた。

さらに、訓練を受けた研究責任者や研 究技術補佐員が研究室の各人の

セスメントの結果をチェックし指導する

訪問調査を

研究責任者を対象に研究・教育の

アセスメントの方法を教育していた。一 Surrey 大学、London South Bank 大学では各研究室の研究技術補佐員(英 国では基本的に理系の研究室では、すべ ての研究室に研究技術補佐員が配属され ている)を対象に研究・教育

スクアセスメントの方法を教育していた。

さらに、研究室の責任者または研究技 術補佐員を対象に研究・教育の

の方法の教育を行っている大 学では、その学習に基づき各研究室の研 究責任者または研究技術補佐員が学生を 含む研究室のメンバーに研究・教育の スクアセスメントの方法を教えることに より、学生を含む研究室の全員が自らの 研究・教育に関するリスクアセスメント を実施する仕組みとなっていた。

さらに、訓練を受けた研究責任者や研 究技術補佐員が研究室の各人の

の結果をチェックし指導する

調査を行った英

研究責任者を対象に研究・教育の

の方法を教育していた。一 London South Bank 大学では各研究室の研究技術補佐員(英 国では基本的に理系の研究室では、すべ ての研究室に研究技術補佐員が配属され ている)を対象に研究・教育における

の方法を教育していた。

さらに、研究室の責任者または研究技 術補佐員を対象に研究・教育のリスクア の方法の教育を行っている大 学では、その学習に基づき各研究室の研 究責任者または研究技術補佐員が学生を 含む研究室のメンバーに研究・教育の

の方法を教えることに より、学生を含む研究室の全員が自らの リスクアセスメント を実施する仕組みとなっていた。

さらに、訓練を受けた研究責任者や研 究技術補佐員が研究室の各人のリスクア の結果をチェックし指導する

英国の5大学

研究責任者を対象に研究・教育のリスク の方法を教育していた。一 London South Bank 大学では各研究室の研究技術補佐員(英 国では基本的に理系の研究室では、すべ ての研究室に研究技術補佐員が配属され におけるリ の方法を教育していた。

さらに、研究室の責任者または研究技 リスクア の方法の教育を行っている大 学では、その学習に基づき各研究室の研 究責任者または研究技術補佐員が学生を 含む研究室のメンバーに研究・教育のリ の方法を教えることに より、学生を含む研究室の全員が自らの リスクアセスメント を実施する仕組みとなっていた。

さらに、訓練を受けた研究責任者や研 リスクア の結果をチェックし指導する

5大学

の方法を教育していた。

(5)

ことにより、リスクアセスメントを通し た安全教育の効果を高めていた。

  そこで、平成26年度は、訪問調査した 英 国 の 大 学 の う ち 、Brighton 大 学 の Health & Safety Office (H&S Office)の 協 力 を 得 て 、 同 大 学 の School of Environment and Technology の学部学 生を対象にアンケート調査を行い、学生 達が自ら行っている実習・研究に対する リスクアセスメントが安全確保に役立っ ていると感じているのか、またこのリス クアセスメントが大学卒業後の将来に役 立つと感じているのか検討を行った。調 査では特に第 1学年から第 4学年にかけ て学年別に比較検討を行うことにより、

学生たちの実習・研究に対するリスクア セスメントへの認識の変化の有無を検討 することとした。

B.  方法 

1.アンケート調査の内容 アンケート調査では、まず 1) 年齢と性別

2) 学年 3) 専攻分野 について尋ね、次に

4) リスクアセスメントを行うことが 自分の実習・研究を行う際の安全確 保に役立っていると感じている か?

5) 自分の実習・研究についてリスクア セスメントを行うことは難しいと 感じているか?

6) 自分の実習・研究についてリスクア セスメントを行うことは、大学卒業 後に役立と感じているか?

という3つの質問を、「a. 大変そう思う」、

「b. ある程度そう思う」、「c. あまりそう

思わない」、「d. 全くそう思わない」の4 択の選択肢から選ぶ形式で尋ねた。

  さらに、

7) 自分の実習・研究に対しリスクアセ スメントを行うことで良いと感じ ている点

8) 自分の実習・研究に対しリスクアセ スメントを行うことで難しいと感 じている点

9) 自分の実習・研究に対しリスクアセ スメントを行うことが、大学卒業後 に役立つと感じている点

について、自由記述形式で回答していた だいた。

  なお、アンケート調査は匿名形式とし た。

2. アンケート調査の実施方法

Brighton 大学の School of Environ- ment and Technologyに所属する57の 研究室の研究責任者に対し作成したアン ケート調査票を H&S Officeからメール 配信していただき、各研究室の研究責任 者が研究室に所属する学部学生にアンケ ート調査票を配布する形で調査を行った。

その後、アンケート調査票を研究室の 研究責任者が回収し、学内便H&S Office が受け取る形式とした。

調査の実施期間は平成26年5月の第1 週と第2週の2週間とした。

. アンケート調査結果の解析

    アンケート結果は、質問 1)、2)、3) については単純集計し、各回答の占める 割合の統計的有意差をχ2 乗検定によ り検証した。さらに、質問 4)、5)、6) については「 大変そう思う」を 3 点、

「ある程度そう思う」を2点、「あまり

(6)

そう思わない」を ない」を

の相違を分散分析により検証した。

  統計的解析は を用いて行った。

C.  結果

1. アンケート調査の回収結果 Brighton

ment and Technology H&S Office

票は1,107 ら質問 は皆無 とした。

. アンケート 回答者の 人であった。

が284 が274

専攻分野は 環境工学、

理学、地理学、考古学に分かれ、その内 訳を表

3.学部学生の研究における スメント

そう思わない」を

ない」を 0 点と得点配分して の相違を分散分析により検証した。

統計的解析はIBM SPSS Statistics 21 を用いて行った。

結果 

アンケート調査の回収結果 Brighton 大 学

and Technology

H&S Office が回収したアンケート調査

1,107票であり、そのうち

ら質問 6) のいずれか は皆無であったため とした。

アンケート回答者の内訳 回答者のうち男性は

あった。回答者の

4人、第2学年が

4人、第4学年が

専攻分野は建築工学、土木・建設工学、

環境工学、環境学、地球海洋学、地球物 理学、地理学、考古学に分かれ、その内 訳を表1に示した。

3.学部学生の研究における スメントに対する認識

そう思わない」を1点、「全くそう思わ 点と得点配分して

の相違を分散分析により検証した。

IBM SPSS Statistics 21 を用いて行った。

アンケート調査の回収結果

大 学 School of Environ and Technologyの 57

が回収したアンケート調査 票であり、そのうち

のいずれかに記載がないもの であったため、すべてを有効回答

回答者の内訳

うち男性は778人、女性は 回答者の  学年は

学年が281 学年が268

建築工学、土木・建設工学、

環境学、地球海洋学、地球物 理学、地理学、考古学に分かれ、その内

に示した。

3.学部学生の研究における に対する認識

点、「全くそう思わ 点と得点配分して各学年間 の相違を分散分析により検証した。

IBM SPSS Statistics 21

アンケート調査の回収結果

School of Environ 57 研究室から が回収したアンケート調査 票であり、そのうち質問1)

に記載がないもの

、すべてを有効回答

回答者の内訳

人、女性は 学年は第 1 学年

1人、第2学年 8人であった。

建築工学、土木・建設工学、

環境学、地球海洋学、地球物 理学、地理学、考古学に分かれ、その内

3.学部学生の研究におけるリスクアセ に対する認識

表1 アンケート回答者の学年と専攻

点、「全くそう思わ 各学年間 の相違を分散分析により検証した。

IBM SPSS Statistics 21

School of Environ- 研究室から が回収したアンケート調査 1) か に記載がないもの

、すべてを有効回答

人、女性は329 学年 学年 人であった。

建築工学、土木・建設工学、

環境学、地球海洋学、地球物 理学、地理学、考古学に分かれ、その内

リスクアセ

3.1

分の

立っていると感じているか?」と 問に対しては、

での全体で、

う思う」という回答者が

「ある程度そう思う」という回答者が 人(

う回答者が

わない」という回答者が

あり、「大変そう思う」または「ある程度 そう思う」という回答者が

を占めていた(図  

年で

が最も多かったが、

う回答者 中

2学年では

学年では 年では

上がるのに伴いその割合が増加していた

(図3)。

アンケート回答者の学年と専攻

3.1 「リスクアセスメントを行うことが 自分の実習・研究を行う際の安全確 保に役立っていると感じているか?」

という質問への回答結果

「リスクアセスメント

分の実習・研究を行う際の安全確保に役 立っていると感じているか?」と

問に対しては、

での全体で、

う思う」という回答者が

「ある程度そう思う」という回答者が 人(57.0%)、「あまりそう思わない」とい う回答者が1

わない」という回答者が

あり、「大変そう思う」または「ある程度 そう思う」という回答者が

を占めていた(図

  この結果を学年別にみると、

年で「ある程度そう思う」という回答者 が最も多かったが、

う回答者について 中 62 人(21.8

学年では28 学年では274 年では268人中

上がるのに伴いその割合が増加していた

(図3)。この「大変そう思う」という

アンケート回答者の学年と専攻

リスクアセスメントを行うことが 自分の実習・研究を行う際の安全確 保に役立っていると感じているか?」

という質問への回答結果 リスクアセスメント

研究を行う際の安全確保に役 立っていると感じているか?」と

問に対しては、第1 学年から第 での全体で、「大変そう思う」とい う思う」という回答者が

「ある程度そう思う」という回答者が

)、「あまりそう思わない」とい 122人(11.0

わない」という回答者が

あり、「大変そう思う」または「ある程度 そう思う」という回答者が

を占めていた(図2)。

この結果を学年別にみると、

「ある程度そう思う」という回答者 が最も多かったが、「大変そう思う」とい

については第

21.8%)であったのに対し、第 281人中 72

4人中97人(

人中106人(

上がるのに伴いその割合が増加していた この「大変そう思う」という

アンケート回答者の学年と専攻

リスクアセスメントを行うことが 自分の実習・研究を行う際の安全確 保に役立っていると感じているか?」

という質問への回答結果

リスクアセスメントを行うことが自 研究を行う際の安全確保に役 立っていると感じているか?」と

学年から第

「大変そう思う」とい う思う」という回答者が338人(

「ある程度そう思う」という回答者が

)、「あまりそう思わない」とい 11.0%)、「全くそう思 わない」という回答者が16人(1.4

あり、「大変そう思う」または「ある程度 そう思う」という回答者が全体の

)。

この結果を学年別にみると、全ての学

「ある程度そう思う」という回答者

「大変そう思う」とい 第 1 学年では

)であったのに対し、第 72人(26.0%

人(35.4%)、

人(39.6%)と学年が 上がるのに伴いその割合が増加していた

この「大変そう思う」という

アンケート回答者の学年と専攻

リスクアセスメントを行うことが 自分の実習・研究を行う際の安全確 保に役立っていると感じているか?」

を行うことが自 研究を行う際の安全確保に役 立っていると感じているか?」という質 学年から第4学年ま

「大変そう思う」とい

人(30.5%)、

「ある程度そう思う」という回答者が631

)、「あまりそう思わない」とい

)、「全くそう思 1.4%)で あり、「大変そう思う」または「ある程度

全体の 87.5%

全ての学

「ある程度そう思う」という回答者

「大変そう思う」とい 学年では284 人

)であったのに対し、第

%)、第3

)、第4学

)と学年が 上がるのに伴いその割合が増加していた

この「大変そう思う」という 保に役立っていると感じているか?」

(7)

図3 図2

図3「リスクアセスメント

に役立っていると感じているか?」という質問に

(学年別)

図2「リスクアセスメント

に役立っていると感じているか?」という質問に

(第1学年〜第4学年全体)

「リスクアセスメント

役立っていると感じているか?」という質問に

(学年別)

リスクアセスメント

役立っていると感じているか?」という質問に

(第1学年〜第4学年全体)

「リスクアセスメントを行うことが自分

役立っていると感じているか?」という質問に リスクアセスメントを行うことが自分

役立っていると感じているか?」という質問に

(第1学年〜第4学年全体)

を行うことが自分

役立っていると感じているか?」という質問に を行うことが自分

役立っていると感じているか?」という質問に

(第1学年〜第4学年全体)

を行うことが自分の実習・

役立っていると感じているか?」という質問に を行うことが自分の実習・

役立っていると感じているか?」という質問に

実習・研究を行う際の安全 役立っていると感じているか?」という質問に対する回答

実習・研究を行う際の安全 役立っていると感じているか?」という質問に対する回答

を行う際の安全 する回答

を行う際の安全 する回答

を行う際の安全確保 を行う際の安全確保

(8)

回答者の割合については、第 して第

おいて有意差に高かった(

  さらに、

る程度そう思う

「あまりそう思わない い)」を

いと思わない)

1 学年から第

分散分析により検討した結果、第 の平均点

は 2.11

±0.04、第 で、第

との間で統計的有意差(

た。また、第 統計的有意差(

3.2 「自分の実習・研究について

アセスメントを行うことは難しい と感じているか?」

図4「

回答者の割合については、第 第3学年と第

おいて有意差に高かった(

さらに、「大変そう思う」を る程度そう思う(難しいと思う)

「あまりそう思わない

」を 1 点、「全くそう思わない いと思わない)」を

学年から第 4 学年までの平均点の差を 分散分析により検討した結果、第

の平均点は2.04±

2.11±0.04、第

、第 4 学年の平均点は

、第 1学年は第

の間で統計的有意差(

。また、第 2 学年 統計的有意差(p<0.05

「自分の実習・研究について

アセスメントを行うことは難しい と感じているか?」

「リスクアセスメント

に役立っていると感じているか?」という質問に 平均得点

回答者の割合については、第 第4学年では おいて有意差に高かった(p<0.05

「大変そう思う」を

(難しいと思う)

「あまりそう思わない(難しいと思わな 点、「全くそう思わない

」を0点と得点配分

学年までの平均点の差を 分散分析により検討した結果、第

±0.04、第2

、第 3 学年の平均点は 学年の平均点は

第 3学年および の間で統計的有意差(p<0.01

学年と第 4

p<0.05)を認めた。

「自分の実習・研究について

アセスメントを行うことは難しい と感じているか?」という質問への

リスクアセスメント

役立っていると感じているか?」という質問に 平均得点

回答者の割合については、第 1 学年に対 ではχ2乗検定に

p<0.05)。

「大変そう思う」を 3 点、「あ

(難しいと思う)」を2点、

(難しいと思わな 点、「全くそう思わない(難し

点と得点配分し、

学年までの平均点の差を 分散分析により検討した結果、第1学年

2学年の平均点 学年の平均点は 学年の平均点は 2.27±

学年および第 4学年 p<0.01)を認め 4 学年との間で

)を認めた。(図4

「自分の実習・研究についてリスク アセスメントを行うことは難しい という質問への

リスクアセスメントを行うことが自分

役立っていると感じているか?」という質問に

に対 乗検定に 点、「あ 点、

(難しいと思わな

(難し し、第 学年までの平均点の差を 学年 学年の平均点 学年の平均点は 2.23

±0.04 学年

)を認め 学年との間で 4)。 リスク アセスメントを行うことは難しい という質問への

セスメント いるか?」

学年から第 う思う 16

しいと思う)

と思わない)

思わない)

であ が

思うという

そう思う(難しいと思う)」という回答者 が

しいと思う)」という回答者が

程度」難しいと思う の

を行うことが自分

役立っていると感じているか?」という質問に 回答結果

「自分の実習・

セスメントを行うことは難しいと感じて いるか?」という質問に対しては、

学年から第4

う思う(難しいと思う)

63人(14.7 しいと思う)

(47.5%)、「あまりそう思わない と思わない)

(31.6%)、「全くそう思わない 思わない)」という回答者が であり、リスクアセスメント

が「大変」または「ある程度」難しいと 思うという回答者

学年別にみると、

そう思う(難しいと思う)」という回答者 が57人(20.1

しいと思う)」という回答者が

(51.4%)であり、

程度」難しいと思う

の71.5%を占めていた

を行うことが自分の実習・

役立っていると感じているか?」という質問に 回答結果

実習・研究について

を行うことは難しいと感じて という質問に対しては、

4学年までの全体で、

(難しいと思う)

4.7%)、「ある程度そう思う

しいと思う)」という回答者が

)、「あまりそう思わない と思わない)」という回答者が

)、「全くそう思わない

」という回答者が リスクアセスメント

「大変」または「ある程度」難しいと 回答者を62.2

学年別にみると、第

そう思う(難しいと思う)」という回答者

20.1%)、「ある程度そう思う(難

しいと思う)」という回答者が

)であり、「大変」または「ある 程度」難しいと思うという回答者が学年

を占めていた

実習・研究を行う際の安全 役立っていると感じているか?」という質問に対する

研究についてリスクア を行うことは難しいと感じて という質問に対しては、

学年までの全体で、「大変そ

(難しいと思う)」という回答者が

)、「ある程度そう思う

」という回答者が

)、「あまりそう思わない(難しい

」という回答者が

)、「全くそう思わない(難しいと

」という回答者が68人(

リスクアセスメントを行うこと

「大変」または「ある程度」難しいと 62.2%認めた

第1学年では「大変 そう思う(難しいと思う)」という回答者

)、「ある程度そう思う(難 しいと思う)」という回答者が146

「大変」または「ある という回答者が学年 を占めていた。第2学年でも「大

を行う際の安全 する回答の各学年の

リスクア を行うことは難しいと感じて という質問に対しては、第1

学年までの全体で、「大変そ

」という回答者が

)、「ある程度そう思う(難

」という回答者が 526 人

)、「あまりそう思わない(難しい

」という回答者が 350 人

(難しいと 人(6.1%)

を行うこと

「大変」または「ある程度」難しいと 認めた(図5)。 学年では「大変 そう思う(難しいと思う)」という回答者

)、「ある程度そう思う(難 46人

「大変」または「ある という回答者が学年 学年でも「大 を行う際の安全確保

回答の各学年の 確保 回答の各学年の

(9)

変そう思う(難しいと思う)」という回答

図5

図6

変そう思う(難しいと思う)」という回答

図5 「自分の実習・研究について 感じて

(第1学年〜第4学年全体)

図6 「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しい 感じて

(学年別)

変そう思う(難しいと思う)」という回答

自分の実習・研究について 感じているか?」

(第1学年〜第4学年全体)

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しい 感じているか?」

(学年別)

変そう思う(難しいと思う)」という回答

自分の実習・研究について

いるか?」という質問に

(第1学年〜第4学年全体)

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しい いるか?」という質問に

変そう思う(難しいと思う)」という回答

自分の実習・研究についてリスクアセスメント いう質問に対

(第1学年〜第4学年全体)

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しい いう質問に対

リスクアセスメント 対する回答

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しい 対する回答

リスクアセスメントを行うことは難しい する回答

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しい する回答

を行うことは難しい

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しい を行うことは難しいと

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと

(10)

者が 43

(難しいと思う)」という回答者が

(44.1%

度」難しいと思うという回答者が学年の 59.4%を占めていた。同じく、

も「大変そう思う(難しいと思う)」とい う回答者が

う思う(難しいと思う)」という回答者が 134人(

る程度」難しいと思うという回答者を 60.6%に認めた。

思う(難しいと思う)」という回答者が 人(11.6%

と思う)」という回答者が

あり、「大変」または「ある程度」難しい と思うという回答者は

め、いずれの学年でも または「ある程度」難し

た(図6)。ただし、「大変そう思う(難 図7

43 人(15.3%

(難しいと思う)」という回答者が

%)であり「大変」または「ある程 度」難しいと思うという回答者が学年の

%を占めていた。同じく、

も「大変そう思う(難しいと思う)」とい う回答者が 32 人(

う思う(難しいと思う)」という回答者が 人(48.9%)あり、「大変」または「あ る程度」難しいと思うという回答者を

%に認めた。

思う(難しいと思う)」という回答者が

11.6%)、「ある程度そう思う(難しい

と思う)」という回答者が

あり、「大変」または「ある程度」難しい と思うという回答者は

め、いずれの学年でも または「ある程度」難し

た(図6)。ただし、「大変そう思う(難

図7「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと 感じて

%)、「ある程度そう思う

(難しいと思う)」という回答者が

)であり「大変」または「ある程 度」難しいと思うという回答者が学年の

%を占めていた。同じく、

も「大変そう思う(難しいと思う)」とい 人(11.7%)、「ある程度そ う思う(難しいと思う)」という回答者が

)あり、「大変」または「あ る程度」難しいと思うという回答者を

%に認めた。第4学年でも「大変そう 思う(難しいと思う)」という回答者が

)、「ある程度そう思う(難しい と思う)」という回答者が122

あり、「大変」または「ある程度」難しい と思うという回答者は学年

め、いずれの学年でも50%以上が「大変」

または「ある程度」難しいと回答してい た(図6)。ただし、「大変そう思う(難

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと 感じているか?

)、「ある程度そう思う

(難しいと思う)」という回答者が124

)であり「大変」または「ある程 度」難しいと思うという回答者が学年の

%を占めていた。同じく、第3学年 も「大変そう思う(難しいと思う)」とい

)、「ある程度そ う思う(難しいと思う)」という回答者が

)あり、「大変」または「あ る程度」難しいと思うという回答者を でも「大変そう 思う(難しいと思う)」という回答者が

)、「ある程度そう思う(難しい 122人(45.5%

あり、「大変」または「ある程度」難しい

学年の 57.1%に認

以上が「大変」

いと回答してい た(図6)。ただし、「大変そう思う(難

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと いるか? 」という質問に

)、「ある程度そう思う 24人

)であり「大変」または「ある程 度」難しいと思うという回答者が学年の 学年で も「大変そう思う(難しいと思う)」とい

)、「ある程度そ う思う(難しいと思う)」という回答者が

)あり、「大変」または「あ る程度」難しいと思うという回答者を でも「大変そう 思う(難しいと思う)」という回答者が31

)、「ある程度そう思う(難しい

%)

あり、「大変」または「ある程度」難しい

%に認 以上が「大変」

いと回答してい た(図6)。ただし、「大変そう思う(難

しいと思う)」という回答者が占める割合

については、第 年では

学年では

て有意差は認めなかったが、第 第

「大変そう思う(難しいと思う)」という 回答者の割合が低い傾向にあった。

セスメントを行うことは難しいと感じて いるか?」

う思う

点、「ある程度そう思う を

思わない)

(難しいと思わない)

し、

の差を分散分析により検討した結果、第 学年の平均点は

均点は

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと

」という質問に対

しいと思う)」という回答者が占める割合

については、第 年では15.3%

学年では11.6%

て有意差は認めなかったが、第 第2 学年に対し第

「大変そう思う(難しいと思う)」という 回答者の割合が低い傾向にあった。

「自分の実習・研究についてリスクア セスメントを行うことは難しいと感じて いるか?」という質問に

う思う(難しいと思う)

点、「ある程度そう思う

を2点、「あまりそう思わない 思わない)」を

(難しいと思わない)

し、第 1 学年から第

の差を分散分析により検討した結果、第 学年の平均点は

均点は 1.69±

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと 対する回答の各学年の平均得点

しいと思う)」という回答者が占める割合

については、第1学年で

%、第3学年では

11.6%であり、

て有意差は認めなかったが、第 学年に対し第3 学年と第

「大変そう思う(難しいと思う)」という 回答者の割合が低い傾向にあった。

「自分の実習・研究についてリスクア セスメントを行うことは難しいと感じて

という質問に

(難しいと思う)

点、「ある程度そう思う(難しいと思う)

点、「あまりそう思わない

」を 1 点、「全くそう思わない

(難しいと思わない)」を 学年から第 4

の差を分散分析により検討した結果、第 学年の平均点は1.87±

±0.05、第

自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと 回答の各学年の平均得点

しいと思う)」という回答者が占める割合

学年で20.1%、第

学年では11.7%

であり、χ2乗検定におい て有意差は認めなかったが、第

学年と第 4学年では

「大変そう思う(難しいと思う)」という 回答者の割合が低い傾向にあった。

「自分の実習・研究についてリスクア セスメントを行うことは難しいと感じて という質問について「大変そ

(難しいと思う)」という回答を 点、「ある程度そう思う(難しいと思う)

点、「あまりそう思わない(難しいと 点、「全くそう思わない

」を0点と得点配分 4 学年までの平均点 の差を分散分析により検討した結果、第

±0.05、第2学年の平

、第 3 学年の平均点は 自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと

回答の各学年の平均得点

しいと思う)」という回答者が占める割合

、第2学 .7%、第4 乗検定におい て有意差は認めなかったが、第 1 学年と 学年では

「大変そう思う(難しいと思う)」という 回答者の割合が低い傾向にあった。

「自分の実習・研究についてリスクア セスメントを行うことは難しいと感じて ついて「大変そ

」という回答を3

(難しいと思う)」

(難しいと 点、「全くそう思わない

点と得点配分 学年までの平均点 の差を分散分析により検討した結果、第1 学年の平 学年の平均点は 自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは難しいと

回答の各学年の平均得点

(11)

1.65±0.05、第4学年の平均点は1.62±

0.05 で、第 1 学年と第2 学年の間に危険

率5%未満、第1学年と第3学年および第

4学年の間に危険率1%未満の統計的有意 差を認めた(図7)。

3.3 「自分の実習・研究についてリスク アセスメントを行うことは、大学卒 業後に役立と感じているか?」とい う質問への回答結果

  「自分の実習・研究についてリスクア セスメントを行うことは、大学卒業後に 役立と感じているか?」という質問につ いては、第 1学年から第 4学年までの全 体で、「大変そう思う」という回答者が312 人(35.4%)、「ある程度そう思う」という 回答者が521人(47.1%)、「あまりそう思 わない」という回答者が179人(16.2%)、

「全くそう思わない」という回答者が 95 人(8.5%)であり、「大変そう思う」また は「ある程度そう思う」という回答者が

82.5%を占めていた(図8)。

  学年別では、第 1 学年は「大変そう思 う」という回答者が 42 人(14.8%)、「あ る程度そう思う」という回答者が 112 人

(39.4%)、「あまりそう思わない」という 回答者が 91 人(32.0%)、「全くそう思わ ない」という回答者が 39 人(13.7%)で あり、第 2 学年は「大変そう思う」とい う回答者が 52 人(18.5%)、「ある程度そ う思う」という回答者が156人(55.5%)、

「あまりそう思わない」という回答者が 44 人(15.7%)、「全くそう思わない」と いう回答者が29人(10.3%)であった。

また、第3学年では「大変そう思う」と いう回答者が98人(35.8%)、「ある程度 そう思う」という回答者が132人(48.2%)、

「あまりそう思わない」という回答者が

26人(9.5%)、「全くそう思わない」とい う回答者が18人(6.6%)であり、第4学 年は「大変そう思う」という回答者が120 人(44.8%)、「ある程度そう思う」という 回答者が121人(45.1%)、「あまりそう思 わない」という回答者が18人(6.7%)、

「全くそう思わない」という回答者が9 人(3.4%)であった(図9)。結果として、

「あまりそう思わない」または「全くそ う思わない」という回答者の割合は、第1

学年で45.8%であったのに対し、第2学

年では26.0%、第3学年では16.1%、第4

学年では10.1%と高学年になるに従い減

少しており、第1学年に対し第3学年と 第4学年ではχ2乗検定において有意に 低かった(p<0.01)。また、第2学年と第 4学年の間にも「あまりそう思わない」ま たは「全くそう思わない」という回答者 の割合についてもχ2乗検定において有 意差を認めた(p<0.01)。逆に「大変そう 思う」という回答者の割合は第1学年で

14.8%、第2学年では18.5%であったのに

対し、第3学年では35.8%、第4学年で

は44.8%と増加しており、第1学年およ

び第2学年に対し第3学年と第4学年で は「大変そう思う」という回答者の割合 の割合がχ2乗検定において有意差に高 かった(p<0.01)。

「大変そう思う(難しいと思う)」を3 点、「ある程度そう思う(難しいと思う)」 を2点、「あまりそう思わない(難しいと 思わない)」を 1 点、「全くそう思わない

(難しいと思わない)」を0点と得点配分 し、第 1 学年から第4 学年までの平均点 の差を分散分析により検討した結果、第1 学年の平均点は1.55±0.05、第2学年の平

均点は1.82±0.05、第3学年の平均点は

2.13±0.05、第4学年の平均点は2.31±

(12)

0.05で、第

図9

で、第1学年は第

図8 「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、

卒業後

(第1学年〜第4学年全体)

図9 「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 卒業後

(学年別)

学年は第2学年、第

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、

卒業後に役立と感じているか?」

(第1学年〜第4学年全体)

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 卒業後に役立と感じているか?」という質問に対

(学年別)

学年、第3学年

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、

に役立と感じているか?」

(第1学年〜第4学年全体)

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 に役立と感じているか?」という質問に対

学年

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、

に役立と感じているか?」

(第1学年〜第4学年全体)

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 に役立と感じているか?」という質問に対

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、

に役立と感じているか?」という質問に

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 に役立と感じているか?」という質問に対

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、

いう質問に対

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 に役立と感じているか?」という質問に対する回答

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、

対する回答

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 する回答

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学

「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学

(13)

および第

(p<0.01 第 1 学年

第 4 学年の間で統計的有意差を認めた

(p<0.01

3.4自分の

メントを行うことで良いと感じてい る点(自由記述)

自分の実習・研究に対しリスクアセス メントを行うことで良

について自由記述形式で回答していただ いた回答の

・自分が行う実験に関わる危険なことを 自分で見つけ出そうとすることにより、

  周りの人から注意をされる以前に に実験を行うことができるようになっ た。(第

・自分が行ったリスクアセスメントに対 図10

および第4学年と

p<0.01)を認めた。また、第 学年との間に加え、第

学年の間で統計的有意差を認めた p<0.01)(図10

自分の実習・研究に対しリスクアセス メントを行うことで良いと感じてい る点(自由記述)

自分の実習・研究に対しリスクアセス メントを行うことで良

について自由記述形式で回答していただ 回答の一部を記す。

・自分が行う実験に関わる危険なことを 自分で見つけ出そうとすることにより、

周りの人から注意をされる以前に に実験を行うことができるようになっ

(第4学年生の回答)

・自分が行ったリスクアセスメントに対

10「自分の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 卒業後

の平均得点

との間で統計的有意差

)を認めた。また、第 に加え、第

学年の間で統計的有意差を認めた 10)。

研究に対しリスクアセス メントを行うことで良いと感じてい る点(自由記述)

自分の実習・研究に対しリスクアセス メントを行うことで良いと感じ

について自由記述形式で回答していただ 一部を記す。

・自分が行う実験に関わる危険なことを 自分で見つけ出そうとすることにより、

周りの人から注意をされる以前に に実験を行うことができるようになっ

学年生の回答)

・自分が行ったリスクアセスメントに対

の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 卒業後に役立と感じているか?」という質問に対

の平均得点

の間で統計的有意差

)を認めた。また、第2学年も に加え、第 3 学年および 学年の間で統計的有意差を認めた

研究に対しリスクアセス メントを行うことで良いと感じてい 自分の実習・研究に対しリスクアセス

いと感じている について自由記述形式で回答していただ

・自分が行う実験に関わる危険なことを 自分で見つけ出そうとすることにより、

周りの人から注意をされる以前に慎重 に実験を行うことができるようになっ

学年生の回答)

・自分が行ったリスクアセスメントに対

の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学 に役立と感じているか?」という質問に対

の間で統計的有意差 学年も 学年および 学年の間で統計的有意差を認めた

研究に対しリスクアセス メントを行うことで良いと感じてい 自分の実習・研究に対しリスクアセス ている点 について自由記述形式で回答していただ

・自分が行う実験に関わる危険なことを 自分で見つけ出そうとすることにより、

慎重 に実験を行うことができるようになっ

・自分が行ったリスクアセスメントに対

研究室の技官が ントの結果を見て

るため、自分の研究について注意点が よく理解でき、慎重に研究に取り組め る。

・安全講習などでは危険な事項について

・初めのころはリスクアセスメントを行

・リスクアセスメントを行う際に、自分 の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学

に役立と感じているか?」という質問に対

して気づかなかった点や不十分な点を、

研究室の技官が ントの結果を見て

るため、自分の研究について注意点が よく理解でき、慎重に研究に取り組め る。(第3

・安全講習などでは危険な事項について ただ聞いているだけだが、自分でリス クアセスメントを行うことで、自分に 関わってくる様々な危険を自分のこと として受け止めることができる。

学年生の回答)

・初めのころはリスクアセスメントを行 うことは面倒な気がしたが、リスクア セスメントを繰り返して行い馴れてく ると、自分の研究に関わるリスクを見 つけ出すことに積極的になって

(第3学年生の回答)

・リスクアセスメントを行う際に、自分 の実験に関連した過去の事故事例を参 考にするが、その事故事例が他人事で の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学

に役立と感じているか?」という質問に対

して気づかなかった点や不十分な点を、

研究室の技官が自分のリスクアセスメ ントの結果を見て的確に指摘してくれ るため、自分の研究について注意点が よく理解でき、慎重に研究に取り組め

3学年生の回答)

・安全講習などでは危険な事項について ただ聞いているだけだが、自分でリス クアセスメントを行うことで、自分に 関わってくる様々な危険を自分のこと として受け止めることができる。

学年生の回答)

・初めのころはリスクアセスメントを行 うことは面倒な気がしたが、リスクア セスメントを繰り返して行い馴れてく ると、自分の研究に関わるリスクを見

ことに積極的になって 学年生の回答)

・リスクアセスメントを行う際に、自分 の実験に関連した過去の事故事例を参 考にするが、その事故事例が他人事で の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学

に役立と感じているか?」という質問に対する回答の各学年

して気づかなかった点や不十分な点を、

自分のリスクアセスメ 的確に指摘してくれ るため、自分の研究について注意点が よく理解でき、慎重に研究に取り組め

学年生の回答)

・安全講習などでは危険な事項について ただ聞いているだけだが、自分でリス クアセスメントを行うことで、自分に 関わってくる様々な危険を自分のこと として受け止めることができる。

・初めのころはリスクアセスメントを行 うことは面倒な気がしたが、リスクア セスメントを繰り返して行い馴れてく ると、自分の研究に関わるリスクを見

ことに積極的になって 学年生の回答)

・リスクアセスメントを行う際に、自分 の実験に関連した過去の事故事例を参 考にするが、その事故事例が他人事で の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学

回答の各学年

して気づかなかった点や不十分な点を、

自分のリスクアセスメ 的確に指摘してくれ るため、自分の研究について注意点が よく理解でき、慎重に研究に取り組め

・安全講習などでは危険な事項について ただ聞いているだけだが、自分でリス クアセスメントを行うことで、自分に 関わってくる様々な危険を自分のこと として受け止めることができる。(第2

・初めのころはリスクアセスメントを行 うことは面倒な気がしたが、リスクア セスメントを繰り返して行い馴れてく ると、自分の研究に関わるリスクを見 ことに積極的になってきた。

・リスクアセスメントを行う際に、自分 の実験に関連した過去の事故事例を参 考にするが、その事故事例が他人事で の実習・研究についてリスクアセスメントを行うことは、大学

回答の各学年

(14)

はなく自分にも関わることだと感じる ようになった。(第3学年生の回答)

・自分の研究は主としてフィールドワー クであるが、フィールドワークにおけ るリスクアセスメントを行い、その対 応策を考えることにより、自ずと野外 で慎重な行動や準備を行えるようにな った。(第4学年生の回答)

・リスクアセスメントを行うことにより、

リスクアセスメントの際には対象にし なかったことについても、何か危険な ことはないかと配慮するようになった。

(第4学年生の回答)

・自分自身でリスクアセスメントを行う ことにより、自分の実験に様々な危険 があることをあらためて自覚できた。

(第2学年生の回答)

・リスクアセスメントという言葉はこれ までもしばしば聞いていたが、実際に 自分でリスクアセスメントを行うこと により、その重要性が理解できてきた。

(第1学年生の回答)

3.5 自分の実習・研究に対しリスクアセ スメントを行うことで難しいと感じ ている点(自由記述)

自分の実習・研究に対しリスクアセス メントを行うことで難しいと感じている 点について自由記述形式で回答していた だいた回答の一部を記す。

・自分の研究に関わるリスクを見つける 際に、安全講習などで教えられるよう なメジャーなリスクについては気づく が、それ以外のリスクを見つけるのは 難しい。(第1学年生の回答)

・リスクアセスメントでリスクへの対応 策を考える際に、当然とるべき対応策

しか思いつかず、結局リスクアセスメ ントが形式的なものになってしまって いる。(第3学年生の回答)

・定常的な実験に対するリスクアセスメ ントはそれほど難しくないが、非定常 的な実験を行う際にはどこに危険があ るのか見当をつけるのが難い。(第4学 年生の回答)

・リスクアセスメントの対象となる危険 な事項はともかく、むしろリスクアセ スメントにおいてリスクとして気づか ないことに危険があるように思う。

(第4学年生の回答)

・リスクアセスメントを行なっても、自 分の実験に関するリスクを十分に認識 することは困難であり、結局、教官や 技官のサポートが必要になる。(第2学 年生の回答)

・リスクアセスメントを行うための適切 な資料・文献の入手が難しい。(第2学 年生の回答)

・リスクアセスメントでリスクについて 対応策を考えても、それを日々の研究 に実践することは容易でない。(第2学 年生の回答)

・今までにリスクアセスメントを行なっ たことがないため、自分でリスクを見 つけ対応策を考えること自体が困難で ある。(第1学年生の回答)

3.6自分の実習・研究に対しリスクアセス メントを行うことが、大学卒業後に 役立つと感じている点(自由記述)

自分の実習・研究に対しリスクアセス メントを行うことが、大学卒業後に役立 つと感じている点について自由記述形式 で回答していただいた回答の一部を記す。

(15)

・自分は卒業後、建設系企業に就職する 予定であり、産業界ではリスクアセス メントを行うことが法律で義務化され ており、大学での研究に対するリスク アセスメントの経験は、就職後に役立 つと考えている。(第4学年生の回答)

・自分は大学院に進み研究を続けること になっているが、学部でのリスクアセ スメントの経験は、大学院での研究に 対するリスクアセスメントにつながっ ていくと考えている。(第3学年生の回 答)

・大学でのリスクアセスメントを行うこ とにより、様々なことに危険があるこ とを知り、より慎重に行動できるよう になった。(第2学年生の回答)

・自分の研究に対するリスクアセスメン トを行うことで、事前にリスクの有無 を検討しどのような対処をすべきか考 える習慣を身に着けることができた。

(第4学年生の回答)

・リスクアセスメントを行うことで、資 料などを用いリスクを見つけ出す方法 を知ることができた。(第2学年生の回 答)

・リスクアセスメントという言葉は知っ ていたが、実際にどの様にリスクアセ スメントをすればよいのか知ることが でき、社会に出ても役立つと感じた。

(第1学年生の回答)

 

.  考察

  これまで、米国と英国の大学における 安全教育について調査してきた結果、米 国の大学では e-ラーニングによる安全教 育を中心に安全教育が展開されているの に対し、英国の大学ではラーニングによ る安全教育は極めて一部に限られており、

安全講習と研究者・学生各自のリスクア セスメントを通した安全教育が主体とな っていることが明らかになった。

  しかし、英国の大学のリスクアセスメ ントを通した安全教育が、どのように行 われ、どのような教育効果があるのかは 不明であった。

  そこで、このうち特にリスクアセスメ ントを通した安全教育の教育効果の一端 を知る目的で、これまで訪問調査をした 英国の5大学の うち Brighton 大学 の H&S Office の協力のもとに、同大学の School of Environment and Technology の学部学生を対象にメール配信によるア ンケート調査を行い、学生達が自ら行っ ている研究に対するリスクアセスメント が安全確保に役立っていると感じている のか、またリスクアセスメントが大学卒 業後の将来に役立つと感じているのか検 討を行った。

  結果として、回収された1107のアンケ ート調査を検討した結果、特に第 1 学年 から第 4 学年にかけて、特徴的な傾向を 見出すことができたので、ここに報告し た。

  まず、リスクアセスメントを行うこと が学生各自の実習・研究を行う際の安全 確保に役立っていると感じているか否か という点については、全ての学年で「あ る程度役立っていると思う」という回答 者が最も多かったが、「大変役立っている と思う」という回答者の割合は第 1 学年 に対して第 3学年と第 4 学年では統計的 有意差に高かった(p<0.05)。また、「 大 変役立っていると思う」を3点、「ある程 度役立っていると思う」を2点、「あまり 役立っていると思わない」を1点、「全く 役立っていると思わない」を 0 点と得点

(16)

配分した場合の特典の平均値については、

第 1学年は第 3学年および第 4学年との 間で統計的有意差(p<0.01)をもって第3 学年と第 4 学年で高く、第 2 学年と第 4 学年との間でも統計的有意差(p<0.05)

をもって第 4 学年で高かった。この結果 からは、学生各自の実習・研究における リスクアセスメントの安全確保に対する 有効性の認知が、学年を経るごとにつれ 高まっていることを示している。

一般的に大学入学時には学生は実習・

研究におけるリスクアセスメントの経験 はほとんど無いものと推測され、第 1 学 年および第 2 学年の段階では、自らの実 習・研究に対しリスクアセスメントを行 うことを求められたとしても、その結果 が自分たちの実習・研究の安全確保にど の程度役立っているのかを十分に実感で きないものと考察される。一方で、第 3 学年および第 4 学年になると、実習・研 究の内容もより高度なものとなり、さら に各自の研究テーマも定まり独自の研究 が遂行される。この段階で、研究におけ る安全確保について学生個人にゆだねら れる割合も大きくなり、その状況におい て第 1 学年から行わされてきたリスクア セスメントの重要性と有効性をより明確 に認識するようになるという可能性が考 えられる。

自由記述形式の項で、第 3 学年生・第 4 学年生の回答に「自分が行う実験に関 わる危険なことを自分で見つけ出そうと することにより、周りの人から注意をさ れる以前に慎重に実験を行うことができ るようになった」、「初めのころはリスク アセスメントを行うことは面倒な気がし たが、リスクアセスメントを繰り返して 行い馴れてくると、自分の研究に関わる

リスクを見つけ出すことに積極的になっ てきた」、「自分の研究は主としてフィー ルドワークであるが、フィールドワーク におけるリスクアセスメントを行い、そ の対応策を考えることにより、自ずと野 外で慎重な行動や準備を行えるようにな った」などは、リスクアセスメントの重 要性をより明確に認識し、自らの研究の 安全確保にリスクアセスメントを活用し ている例であると解釈できる。

次に、学生が自らの実習・研究にリス クアセスメントを行う際に難しいと感じ ているか否かについては、各回答肢を得 点化した場合の学年ごとの平均値の差を 見ると、第 1 学年の平均得点に対し第 2 学年の平均得点は危険率5%未満、第3学 年および第4学年の平均得点は危険率1%

未満の統計的有意に低かった。また、統 計的有意差は認めなかったが第 2 学年に 対しても第 3 学年および第4 学年の平均 得点は低い値であった。この結果は、大 学入学後に初めて自らの実習・研究にリ スクアセスメントを行うようになった第 1 学年では、リスクアセスメントを行う ことに種々の苦労を伴っているが、学年 を経て継続的にリスクアセスメントを続 けることにより、自らの実習・研究に関 わるリスクを見つけ出し、そのリスクに よるハザードの大きさを評価しつつ、対 応策を考えていく作業が身に付き、リス クアセスメントを行うことへの困難感も 少なくなっていくことを示していると解 釈できる。このことは、自由記述での回 答における「自分の研究に関わるリスク を見つける際に、安全講習などで教えら れるようなメジャーなリスクについては 気づくが、それ以外のリスクを見つける のは難しい」、「今までにリスクアセスメ

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