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新学習指導要領の評価の観点について

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(1)

令和元年度 小学校体育科教育課程研修

新学習指導要領の評価の観点について

大阪市教育センター

教育振興担当 渡部

1

(2)

平成26年度

(2014) 27年度(2015) 28年度

(2016) 29年度(2017) 30年度(2018) 令和元年度 (2019)

2年度 (2020)

3年度 (2021)

4年度 (2022)

小 学 校

中 学 校

高 等 学 校

改訂 29

・3

・31

改 訂 30

・3

・30 中教

審諮 問 26

・11

・20

答申 28 12・ 21・

周知・

徹底

周知・

徹底 周知・

徹底

使用開始 教科書検定 採択・供給

令和2年度~全面実施

移行期間

使用開始 教科書検定 採択・供給

教科書検定 採択・供給 使用開始 移行期間

移行期間

令和3年度~全面実施

令和4年度~

年次進行で 実施 東京オリンピック

パラリンピック

幼 稚 園

中教審における検討

論 点 整 理 27

・ 8

・ 26

審 議 ま と め 28

・ 8

・ 26

周知・

徹底 平成30年度~全面実施

特別支援学校学習指導要領(幼稚部及び小学部・中学部)についても,平成29年4月28日に改訂告示を公示。

特別支援学校学習指導要領(高等部)は,平成31年2月4日に改訂告示を公示。

学習指導要領改訂に関するスケジュール

2

(3)

2.新学習指導要領の下での 学習評価の意義

3

(4)

新学習指導要領の構造

4

(5)

学習指導要領改訂の考え方

主体的・対話的で深い学び(「アクティブ・

ラーニング」)の視点からの学習過程の改善

主体的な学び

深い学び 対話的な学び

新しい時代に必要となる資質・能力の育成と,学習評価の充実

新しい時代に必要となる資質・能力を踏まえた 教科・科目等の新設や目標・内容の見直し

何を学ぶか どのように学ぶか

よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し,

社会と連携・協働しながら,未来の創り手となるために必要な資質・能力を育む

「社会に開かれた教育課程」

の実現

何ができるようになるか

生きて働く知識・技能の習 得など,新しい時代に求 められる資質・能力を育成 知識の量を削減せず,質 の高い理解を図るための 学習過程の質的改善 小学校の外国語教育の教科化,高校の新科目「公共」の

新設など

各教科等で育む資質・能力を明確化し,目標や内容を構造 的に示す

学習内容の削減は行わない

各学校における「カリキュラム・マネジメント」の実現

※高校教育については,些末な事実的知識の暗記が大学入学者選抜で問われることが課題になっており,

そうした点を克服するため,重要用語の整理等を含めた高大接続改革等を進める。

未知の状況にも対応できる 思考力・判断力・表現力等の育成 生きて働く知識・技能の習得

学びを人生や社会に生かそうとする 学びに向かう力・人間性等の涵養

5

(6)

どのように社会・世界と関わり,

よりよい人生を送るか

何を理解しているか 何ができるか

知識及び技能

理解していること・できる ことをどう使うか

思考力,判断力,表現力等 学びに向かう力,人間性等

「確かな学力」「健やかな体」「豊かな心」を 総合的にとらえて構造化

6

育成すべき資質・能力の三つの柱

学習する子どもの視点に立ち,育成を目指す資質・能力の要素を三つの柱で整理。

6

(7)

3.学習評価の課題と改善の基本方針

7

(8)

学習評価について指摘されている課題

8

・ 学期末や学年末などの事後での評価に終始してしまうことが多く,評価の結果が 児童生徒の具体的な学習改善につながっていない

・ 現行の「関心・意欲・態度」の観点について,挙手の回数や毎時間ノートをとってい るかなど,性格や行動面の傾向が一時的に表出された場面を捉える評価であるよう な誤解が払拭しきれていない

・ 教師によって評価の方針が異なり,学習改善につなげにくい

・ 教師が評価のための「記録」に労力を割かれて,指導に注力できない

・ 相当な労力をかけて記述した指導要録が,次の学年や学校段階において十分に 活用されていない

<参考>報告P.4~5 改善等通知1.(3)

学習評価の現状について,学校や教師の状況によっては,以下のような課題があることが 指摘されている。

先生によって観点の重みが違うんです。授業態度をとても重視する先生もいるし,

テストだけで判断するという先生もいます。そうすると,どう努力していけばよいのか 本当に分かりにくいんです。

(中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会児童生徒の学習評価に関するワーキンググループ第7回における 高等学校三年生の意見より)

生徒の意見

(9)

学習評価の改善の基本的な方向性

9

① 児童生徒の学習改善につながるものにしていくこと

② 教師の指導改善につながるものにしていくこと

③ これまで慣行として行われてきたことでも,

必要性・妥当性が認められないものは見直していくこと

学校における働き方改革が喫緊の課題となっていることも踏まえ,次の基本的な考え方に 立って,学習評価を真に意味のあるものとすることが重要。

<参考>報告P.5 改善等通知1.(4)

(10)

4.学習評価の改善点

10

(11)

各教科の学習評価の改善点

11

(12)

観点別学習状況の評価の観点の整理

12

技能

関心・意欲・態度 思考・判断・表現

知識・理解 主体的に学習に

取り組む態度 思考・判断・表現

知識・技能

資質・能力の三つの柱に基づいた目標や内容の再整理を踏まえて,観点別学習状況の評 価の観点については,小・中・高等学校の各教科等を通じて,「知識・技能」「思考・判断・表 現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点に整理。

<参考> 答申P.61 報告P.7 改善等通知2.(1)

<現行> <新>

(13)

13

「知識・技能」の評価

※上記の考え方は,現行の評価の観点である

・「知識・理解」(各教科等において習得すべき知識や重要な概念等を理解しているかを評価)

・「技能(各教科等において習得すべき技能を児童生徒が身に付けているかを評価)

においても重視。

<評価の工夫(例)>

○ペーパーテストにおいて,事実的な知識の習得を問う問題と,知識の概念的な 理解を問う問題とのバランスに配慮する。

○実際に知識や技能を用いる場面を設ける。

・児童生徒に文章により説明をさせる。

・(各教科等の内容の特質に応じて,)観察・実験をさせたり,式やグラフで 表現させたりする。

<参考>報告P.7~8

〇 個別の知識及び技能の習得状況について評価する。

○ それらを既有の知識及び技能と関連付けたり活用したりする中で,

概念等として理解したり,技能を習得したりしているかについて評価する。

(14)

14

「思考・判断・表現」の評価

<参考>報告P.8~9

※上記の考え方は,現行の評価の観点である「思考・判断・表現」の観点においても重視。

<評価の工夫(例)>

○論述やレポートの作成,発表,グループでの話合い,作品の制作や表現等の 多様な活動を取り入れる。

○ポートフォリオを活用する。

各教科等の知識及び技能を活用して課題を解決する等のために必要な思考力,

判断力,表現力等を身に付けているかどうかを評価する。

(15)

15

「主体的に学習に取り組む態度」の評価①

「主体的に学習に取り組む 態度」として観点別学習状況 の評価を通じて見取ることが できる部分

観点別学習状況の評価に はなじまない部分

(感性,思いやり等)

学びに向かう力,人間性等

個人内評価(児童生徒一人一人のよ い点や可能性,進歩の状況について 評価するもの)等を通じて見取る。

知識及び技能を獲得したり,思考力,

判断力,表現力等を身に付けたりする ことに向けた粘り強い取組の中で,自 らの学習を調整しようとしているかどう かを含めて評価する。

<参考>報告P.9~11 通知2.(1)(2)

「学びに向かう力,人間性等」には,①主体的に学習に取り組む態度として観点別学習状 況の評価を通じて見取ることができる部分と,②観点別学習状況の評価や評定にはなじま ない部分がある。

(16)

16

「主体的に学習に取り組む態度」の評価②

「おおむね満足 できる」状況(B)

「十分満足できる」

状況(A)

「努力を要する」

状況(C)

「主体的に学習に取り組む態度」については,知識及び技能を獲得したり,思考力,判断力,

表現力等を身に付けたりすることに向けた粘り強い取組の中で,自らの学習を調整しようと しているかどうかを含めて評価する。

<参考>報告P.12 通知2.(2)

(17)

17

「主体的に学習に取り組む態度」の評価③

<評価の工夫(例)>

○ノートやレポート等における記述

○授業中の発言

○教師による行動観察

○児童生徒による自己評価や相互評価等の状況を教師が評価を行う際に 考慮する材料の一つとして用いる

<参考>報告P.13

※「知識・技能」や「思考・判断・表現」の観点の状況を踏まえた上で評価を行う。

(例えば,ノートにおける特定の記述などを取り出して,他の観点から切り離して 「主

体的に学習に取り組む態度」として評価することは適切ではない。)

(18)

・観点別学習状況の評価や評定に は示しきれない児童生徒一人一 人のよい点や可能性,進歩の状 況について評価するもの。

個人内評価

・観点ごとに評価し,

児童の学習状況を分析 的に捉えるもの

・観点ごとにABCの 3段階で評価

・観点別学習状況の評価の結果を総括するもの。

・5段階で評価(小学校は3段階。小学校低学年は行わない)

・各教科における評価は,学習指導要領に示す各教科の目標や内容に照らして学習状況を評価するもの(目標準拠評価)

・したがって,目標準拠評価は,集団内での相対的な位置付けを評価するいわゆる相対評価とは異なる。

知識及び技能 思考力,判断力,

表現力等

学びに向かう力,

人間性等 学習指導要領に

示す目標や内容

知識 技能

思考 判断 表現 観点別学習状況

評価の各観点

主体的に学習に 取り組む態度

感性,思いやり など

【まとめ】各教科における評価の基本構造

<参考>報告P.6

18

(19)

19

教科等横断的な視点で育成を目指すこととされた資質・能力は,各教科等の学習の 文脈の中で育成した上で,横断的に発揮されるようにすることが重要。

教科等横断的な視点で育成を目指すこととされた資質・能力の評価

<参考>報告P.14 改善等通知4.(4)

言語能力や情報活用能力,問題発見・解決能力など

①各教科等の指導と評価の一体化を図る中で資質・能力を育成した上で,

②それらの資質・能力が教科等横断的に関連付け発揮されるようにすることが重要。

※したがって,例えば,各教科等の評価規準とは別に,教科等横断的な資質・能力に関わる 評価規準を設定し評価することは必ずしも必要ではない。

教科等横断的な視点で育成を目指すこととされた資質・能力についての評価は,各教科

等における観点別学習状況の評価に反映する。

(20)

5.評価の観点について

20

(21)

小学校新学習指導要領(体育科)の目標

体育や保健の見方・考え方を働かせ、課題を見付け、その課題に向けた学習過程 を通して、心と体を一体として捉え、生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊 かなスポーツライフを実現するための資質・能力を次のとおり育成することを目 指す。

(1)その特性に応じた各種の運動の行い方及び身近な生活における健康・安全について理解 するとともに、基本的な動きや技能を身に付けるようにする。 【知識及び技能】

(2)運動や健康についての自己の課題を見付け、その解決に向けて思考し判断するとともに、

他者に伝える力を養う。 【思考力・判断力・表現力等】

(3)運動に親しむとともに健康の保持増進と体力の向上を目指し、楽しく明るい生活を営む

態度を養う。 【学びに向かう力、人間性等】

21

(22)

学習評価のラインについて

①学習指導要領体育科としての目標

②各学年ごとの目標 → (評価)観点の主旨< H30.3.29 通知>

③各学年ごとの内容 → (評価)内容のまとまりごとの評価規準

④単元の評価規準(例:マット運動、ハードル走)※作成中

22

(23)

「内容のまとまりごとの評価規準」の作成について

23

例)第 1 学年及び第2学年の目標及び内容

(1) (2) (3)

目 標

・ 内 容

各種の運動遊びの楽しさに触れ、

その行い方を知るとともに、基 本的な動きを身に付けるように する。

各種の運動遊びの行い方を工夫す るとともに、考えたことを他社に 伝える力を養う。

各種の運動遊びに進んで取り組 み、決まりを守り誰とでも仲よ く運動をしたり、健康・安全に 留意したりし、意欲的に運動を する態度を養う。

知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に取り組む態度

評 価 規 準 ( 例)

各種の運動遊びの楽しさに触れ、

その行い方を知っているととも に、基本的な動きを身に付けて いる。

各種の運動遊びの行い方を工夫し ているとともに、考えたことを他 社に伝えている。

各種の運動遊びに進んで取り組

もうとしている。順番や決まり

を守り誰とでも仲よく運動をし

ようとしていたり、器械・器具

の安全に気をつけていたり、意

欲的に運動を行っている。

(24)

小学校体育科における「内容のまとまり」について

24

第1、2学年 第3、4学年 第5、6学年

A 体つくりの運動遊び 体つくり運動 体つくり運動 B 器械・器具を使っての遊び 器械運動 器械運動

C 走・跳の運動遊び 走・跳の運動 陸上運動

D 水遊び 水泳運動 水泳運動

E ゲーム ゲーム ボール運動

F 表現リズム遊び 表現運動 表現運動

G(1) 保健(健康な生活) 保健(心の発達)

G(2) 保健(体の発育・発達) 保健(けがの防止)

G(3) 保健(病気の予防)

(25)

25

現行・新学習指導要領 新旧について

<確認事項>

(26)

26

〇体つくり運動⇒体つくりの運動遊び

内容の取扱い⇒「体つくりの運動遊び」については,2学年間にわたって指導するものとする。

体つくりの運動遊びについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動遊びの楽しさに触れ,その行い方を知るとともに,体を動かす心地よさを味わったり,

基本的な動きを身に付けたりすること。

ア 体ほぐしの運動遊びでは,手軽な運動遊びを行い,心と体の変化に気付いたり,みんなで関わ り合ったりすること。

イ 多様な動きをつくる運動遊びでは,体のバランスをとる動き,体を移動する動き,用具を操作 する動き,力試しの動きをすること。

⑵ 体をほぐしたり多様な動きをつくったりする遊び方を工夫するとともに,考えたことを友達に伝 えること。

⑶ 運動遊びに進んで取り組み,きまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり,場の安全に気を付けた りすること。

A 体つくりの運動遊び【1・2学年】

(27)

27

内容の取扱い⇒「体つくり運動」については,2学年間にわたって指導するものとする。

体つくり運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びに触れ,その行い方を知るとともに,体を動かす心地よさを味わったり 基本的な動きを身に付けたりすること。

ア 体ほぐしの運動では,手軽な運動を行い,心と体の変化に気付いたり,みんなで関わり合ったり すること。

イ 多様な動きをつくる運動では,体のバランスをとる動き,体を移動する動き,用具を操作する動 き,力試しの動きをし,それらを組み合わせること。

⑵ 自己の課題を見付け,その解決のための活動を工夫するとともに,考えたことを友達に伝えるこ と。

⑶ 運動に進んで取り組み,きまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり,友達の考えを認めたり,場 や用具の安全に気を付けたりすること。

A 体つくり運動【3・4学年】

(28)

28

「A体つくり運動」については,2学年間にわたって指導するものとする。また,⑴のイについては,

体の柔らかさ及び巧みな動きを高めることに重点を置いて指導するものとする。その際,音楽に合 わせて運動をするなどの工夫を図ること。

⑵ 内容の「A体つくり運動」の⑴のアと「G保健」の⑴のアのウについては,相互の関連を図って 指導するものとする。

体つくり運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解するとともに,体を動かす心地よさを味 わったり,体の動きを高めたりすること。

ア 体ほぐしの運動では,手軽な運動を行い,心と体との関係に気付いたり,仲間と関わり合った りすること。

イ 体の動きを高める運動では,ねらいに応じて,体の柔らかさ,巧みな動き,力強い動き,動き を持続する能力を高めるための運動をすること。

⑵ 自己の体の状態や体力に応じて,運動の行い方を工夫するとともに,自己や仲間の考えたこと を他者に伝えること。

⑶ 運動に積極的に取り組み,約束を守り助け合って運動をしたり,仲間の考えや取組を認めたり,

場や用具の安全に気を配ったりすること。

A 体つくり運動【5・6学年】

(29)

29

器械・器具を使っての運動遊びについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動遊びの楽しさに触れ,その行い方を知るとともに,その動きを身に付けること。

ア 固定施設を使った運動遊びでは,登り下りや懸垂移行,渡り歩きや跳び下りをすること。

イ マットを使った運動遊びでは,いろいろな方向への転がり,手で支えての体の保持や回 転をすること。

ウ 鉄棒を使った運動遊びでは,支持しての揺れや上がり下り,ぶら下がりや易しい回転を すること。

エ 跳び箱を使った運動遊びでは,跳び乗りや跳び下り,手を着いてのまたぎ乗りやまたぎ 下りをすること。

⑵ 器械・器具を用いた簡単な遊び方を工夫するとともに,考えたことを友達に伝えること。

⑶ 運動遊びに進んで取り組み,順番やきまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり,場や器 械・器具の安全に気を付けたりすること。

B 器械・器具を使っての運動遊び【1・2学年】

(30)

30

器械運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びに触れ,その行い方を知るとともに,その技を身に付 けること。

ア マット運動では,回転系や巧技系の基本的な技をすること。

イ 鉄棒運動では,支持系の基本的な技をすること。

ウ 跳び箱運動では,切り返し系や回転系の基本的な技をすること。

⑵ 自己の能力に適した課題を見付け,技ができるようになるための活動を工夫す るとともに,考えたことを友達に伝えること。

⑶ 運動に進んで取り組み,きまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり,友達の考 えを認めたり,場や器械・器具の安全に気を付けたりすること。

B 器械運動【3・4学年】

(31)

31

器械運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解するとともに,その技を 身に付けること。

ア マット運動では,回転系や巧技系の基本的な技を安定して行ったり,その発展 技を行ったり,それらを繰り返したり組み合わせたりすること。

イ 鉄棒運動では,支持系の基本的な技を安定して行ったり,その発展技を行った り,それらを繰り返したり組み合わせたりすること。

ウ 跳び箱運動では,切り返し系や回転系の基本的な技を安定して行ったり,その 発展技を行ったりすること。

⑵ 自己の能力に適した課題の解決の仕方や技の組み合わせ方を工夫するとともに,

自己や仲間の考えたことを他者に伝えること。

⑶ 運動に積極的に取り組み,約束を守り助け合って運動をしたり,仲間の考えや 取組を認めたり,場や器械・器具の安全に気を配ったりすること。

B 器械運動【5・6学年】

(32)

32

内容の取扱い⇒「走・跳の運動遊び」については,児童の実態に応じて投の運動遊び を加えて指導することができる。

走・跳の運動遊びについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動遊びの楽しさに触れ,その行い方を知るとともに,その動きを身に付け ること。

ア 走の運動遊びでは,いろいろな方向に走ったり,低い障害物を走り越えたりする こと。

イ 跳の運動遊びでは,前方や上方に跳んだり,連続して跳んだりすること。

⑵ 走ったり跳んだりする簡単な遊び方を工夫するとともに,考えたことを友達に伝 えること。

⑶ 運動遊びに進んで取り組み,順番やきまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり,

勝敗を受け入れたり,場の安全に気を付けたりすること。

C 走・跳の運動遊び【1・2学年】

(33)

33

内容の取扱い⇒「走・跳の運動」については,児童の実態に応じて投の運動を加えて指導す ることができる。

走・跳の運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びに触れ,その行い方を知るとともに,その動きを身に付けるこ と。

ア かけっこ・リレーでは,調子よく走ったりバトンの受渡しをしたりすること。

イ 小型ハードル走では,小型ハードルを調子よく走り越えること。

ウ 幅跳びでは,短い助走から踏み切って跳ぶこと エ 高跳びでは,短い助走から踏み切って跳ぶこと。

⑵ 自己の能力に適した課題を見付け,動きを身に付けるための活動や競争の仕方を工夫す るとともに,考えたことを友達に伝えること。

⑶ 運動に進んで取り組み,きまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり,勝敗を受け入れた り,友達の考えを認めたり,場や用具の安全に気を付けたりすること。

C 走・跳の運動【3・4学年】

(34)

34

内容の取扱い⇒「C陸上運動」については,児童の実態に応じて,投の運動を加えて指導する ことができる。

陸上運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解するとともに,その技能を身に付け ること。

ア 短距離走・リレーでは,一定の距離を全力で走ったり,滑らかなバトンの受渡しをしたり すること。

イ ハードル走では,ハードルをリズミカルに走り越えること。

ウ 走り幅跳びでは,リズミカルな助走から踏み切って跳ぶこと。

エ 走り高跳びでは,リズミカルな助走から踏み切って跳ぶこと。

⑵ 自己の能力に適した課題の解決の仕方,競争や記録への挑戦の仕方を工夫するとともに,

自己や仲間の考えたことを他者に伝えること。

⑶ 運動に積極的に取り組み,約束を守り助け合って運動をしたり,勝敗を受け入れたり,仲 間の考えや取組を認めたり,場や用具の安全に気を配ったりすること。

C 陸上運動【5・6学年】

(35)

35

水遊びについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動遊びの楽しさに触れ,その行い方を知るとともに,その動きを身に付け ること。

ア 水の中を移動する運動遊びでは,水につかって歩いたり走ったりすること。

イ もぐる・浮く運動遊びでは,息を止めたり吐いたりしながら,水にもぐったり浮 いたりすること。

⑵ 水の中を移動したり,もぐったり浮いたりする簡単な遊び方を工夫するとともに,

考えたことを友達に伝えること。

⑶ 運動遊びに進んで取り組み,順番やきまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり,

水遊びの心得を守って安全に気を付けたりすること。

D 水遊び【1・2学年】

(36)

36

〇水泳運動⇐浮く・泳ぐ運動

水泳運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びに触れ,その行い方を知るとともに,その動きを身に付 けること。

ア 浮いて進む運動では,け伸びや初歩的な泳ぎをすること。

イ もぐる・浮く運動では,息を止めたり吐いたりしながら,いろいろなもぐり方や 浮き方をすること。

⑵ 自己の能力に適した課題を見付け,水の中での動きを身に付けるための活動を工 夫するとともに,考えたことを友達に伝えること。

⑶ 運動に進んで取り組み,きまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり,友達の考え を認めたり,水泳運動の心得を守って安全に気を付けたりすること。

D 水泳運動【3・4学年】

(37)

37

〇水泳運動⇐水泳

内容の取扱い⇒「水泳運動」の⑴のア及びイについては,水中からのスタートを指導 するものとする。また,学校の実態に応じて背泳ぎを加えて指導する ことができる。

水泳運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解するとともに,その技能を 身に付けること。

ア クロールでは,手や足の動きに呼吸を合わせて続けて長く泳ぐこと。

イ 平泳ぎでは,手や足の動きに呼吸を合わせて続けて長く泳ぐこと。

ウ 安全確保につながる運動では,背浮きや浮き沈みをしながら続けて長く浮くこと。

⑵ 自己の能力に適した課題の解決の仕方や記録への挑戦の仕方を工夫するとともに,

自己や仲間の考えたことを他者に伝えること。

⑶ 運動に積極的に取り組み,約束を守り助け合って運動をしたり,仲間の考えや取 組を認めたり,水泳運動の心得を守って安全に気を配ったりすること。

D 水泳運動【5・6学年】

(38)

38

ゲームについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動遊びの楽しさに触れ,その行い方を知るとともに,易しいゲーム をすること。

ア ボールゲームでは,簡単なボール操作と攻めや守りの動きによって,易し いゲームをすること。

イ 鬼遊びでは,一定の区域で,逃げる,追いかける,陣地を取り合うなどを すること。

⑵ 簡単な規則を工夫したり,攻め方を選んだりするとともに,考えたことを 友達に伝えること。

⑶ 運動遊びに進んで取り組み,規則を守り誰とでも仲よく運動をしたり,勝 敗を受け入れたり,場や用具の安全に気を付けたりすること。

E ゲーム【1・2学年】

(39)

39

内容の取扱い⇒「ゲーム」の⑴のアについては,味方チームと相手チームが入り交じって得点を取り 合うゲーム及び陣地を取り合うゲームを取り扱うものとする。(タグラグビー、フ ラッグフットボール)

ゲームについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びに触れ,その行い方を知るとともに,易しいゲームをすること。

ア ゴール型ゲームでは,基本的なボール操作とボールを持たないときの動きによって,易しいゲー ムをすること。

イ ネット型ゲームでは,基本的なボール操作とボールを操作できる位置に体を移動する動きによっ て,易しいゲームをすること。

ウ ベースボール型ゲームでは,蹴る,打つ,捕る,投げるなどのボール操作と得点をとったり防い だりする動きによって,易しいゲームをすること。

⑵ 規則を工夫したり,ゲームの型に応じた簡単な作戦を選んだりするとともに,考えたことを友達 に伝えること。

⑶ 運動に進んで取り組み,規則を守り誰とでも仲よく運動をしたり,勝敗を受け入れたり,友達の 考えを認めたり,場や用具の安全に気を付けたりすること。

E ゲーム【3・4学年】

(40)

40

内容の取扱い⇒「ボール運動」の⑴については,アはバスケットボール及びサッカーを,イはソフトバ レーボールを,ウはソフトボールを主として取り扱うものとするが,これらに替えてハンドボール,タ グラグビー,フラッグフットボールなどア,イ及びウの型に応じたその他のボール運動を指導すること もできるものとする。なお,学校の実態に応じてウは取り扱わないことができる。

ボール運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解するとともに,その技能を身に付け,簡易化 されたゲームをすること。

ア ゴール型では,ボール操作とボールを持たないときの動きによって,簡易化されたゲームをするこ と。

イ ネット型では,個人やチームによる攻撃と守備によって,簡易化されたゲームをすること。

ウ ベースボール型では,ボールを打つ攻撃と隊形をとった守備によって,簡易化されたゲームをする こと。

⑵ ルールを工夫したり,自己やチームの特徴に応じた作戦を選んだりするとともに,自己や仲間の考 えたことを他者に伝えること。

⑶ 運動に積極的に取り組み,ルールを守り助け合って運動をしたり,勝敗を受け入れたり,仲間の考 えや取組を認めたり,場や用具の安全に気を配ったりすること。

E ボール運動【5・6学年】

(41)

41

内容の取扱い⇒「F表現リズム遊び」の⑴のイについては,簡単なフォークダンスを含めて指 導することができる。

表現リズム遊びについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動遊びの楽しさに触れ,その行い方を知るとともに,題材になりきったりリズム に乗ったりして踊ること。

ア 表現遊びでは,身近な題材の特徴を捉え,全身で踊ること。

イ リズム遊びでは,軽快なリズムに乗って踊ること。

⑵ 身近な題材の特徴を捉えて踊ったり,軽快なリズムに乗って踊ったりする簡単な踊り方 を工夫するとともに,考えたことを友達に伝えること。

⑶ 運動遊びに進んで取り組み,誰とでも仲よく踊ったり,場の安全に気を付けたりするこ と。

F 表現リズム遊び【1・2学年】

(42)

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内容の取扱い⇒「表現運動」の⑴については,学校や地域の実態に応じてフォーク ダンスを加えて指導することができる。

表現運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びに触れ,その行い方を知るとともに,表したい感じを 表現したりリズムに乗ったりして踊ること。

ア 表現では,身近な生活などの題材からその主な特徴を捉え,表したい感じをひ と流れの動きで踊ること。

イ リズムダンスでは,軽快なリズムに乗って全身で踊ること。

⑵ 自己の能力に適した課題を見付け,題材やリズムの特徴を捉えた踊り方や交流 の仕方を工夫するとともに,考えたことを友達に伝えること。

⑶ 運動に進んで取り組み,誰とでも仲よく踊ったり,友達の動きや考えを認めた り,場の安全に気を付けたりすること。

F 表現運動【3・4学年】

(43)

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内容の取扱い⇒「表現運動」の⑴については,学校や地域の実態に応じてリズムダンスを加えて指導 することができる。

表現運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

⑴ 次の運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解するとともに,表したい感じを表現したり 踊りで交流したりすること。

ア 表現では,いろいろな題材からそれらの主な特徴を捉え,表したい感じをひと流れの動きで即興 的に踊ったり,簡単なひとまとまりの動きにして踊ったりすること。

イ フォークダンスでは,日本の民踊ようや外国の踊りから,それらの踊り方の特徴を捉え,音楽に 合わせて簡単なステップや動きで踊ること。

⑵ 自己やグループの課題の解決に向けて,表したい内容や踊りの特徴を捉えた練習や発表・交流の 仕方を工夫するとともに,自己や仲間の考えたことを他者に伝えること。

⑶ 運動に積極的に取り組み,互いのよさを認め合い助け合って踊ったり,場の安全に気を配ったり すること。

その他の内容の取扱い⇒(1)学校や地域の実態に応じて歌や運動を伴う伝承遊び及び自然の中での運動 遊びを加えて指導することができる。(2)各領域の各内容については,運動と健康が関わっていること についての具体的な考えがもてるよう指導すること。

F 表現運動【5・6学年】

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参照

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