赤色酵母Phodotorulaの菌体脂質について
その他(別言語等)
のタイトル
On the Lipids of a Strain of Red Yeast (Rhodotorula Glutinis)
著者 後藤 健三
雑誌名 帯広畜産大学学術研究報告. 第I部
巻 10
号 2
ページ 523‑526
発行年 1977‑07‑25
URL http://id.nii.ac.jp/1588/00002315/
帯大研報.
10 (1977): 523‑‑526赤色酵母 P h o d o t o n 血の菌体脂質について
後 藤 健 (帯広畜産大学化学研究室)
1976
年 ! l 1
l月
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On the Lipids of a Strain of Red Yeast (Rhodotorula Glutinis) Kenzo GOTOネ
523
空気中,土嬢中をはじめ生物界にも非常に広く分布し,カロチノイド色素含有のために美 しい赤色内歪燈黄色のコロニーを形成する
Rhodotorula属 は 変 種 を 含 め る と
54種 以 上 の
speciesが知られており, これらのうち特に
Rh.gracilis,
Rh. glutinisは油脂生産酵母として 工業的利用が考えられている程脂質含量が高しまた
Munstercheeseの熟成にも関与してい ることが知られている
(1953)。 こ れ ら 赤 色 酵 母 の 菌 体 脂 質 構 成 脂 肪 酸 に つ い て は , す で に
HOLMBERG (1948)が
palmoilと比較して類似しているが,飽和脂肪酸が少なく, 不飽和の
C18:1
,
C13:2 • C1闘の含量が高いことを報告している。
一方.
TULLOCH&
SPENCER (1964)は
Rhodotorulaspeciesの
extracelluarglycolipidを 分離し,その構成脂肪酸中に
3‑D‑Hydroxypalmitic acidおよび
3‑D‑Hydroxystearic acidの存在を報告していることは興味深い。またこの
genusに分類される菌株の特徴でもある非 発酵性と . ! I ノ レ コ ズ,ガラクトーズ,':/ュグローズおよびマ
γノーズの資化性は,ほとんど すべての
speciesに例外なく認められるが,ラクトーズの資化性は必ずしも一般的ではないと いわれている。 この事実は
Rhodotorula属が通常ウ
νアーゼ活性つまり尿素の加水分解能を 示すこととも関連して(飯塚,後藤
1969) Munster cheeseの原料乳の主要糖質がラクトーズ であり,窒素原は乳タ
γ白およびアミノ酸であることを考慮すれば,熟成工程の後期に至って 繁殖が盛んになる
Rhodotorulaは , 他の共存微生物の酵素的分解作用によって二次的に供給
される
Fノレコーズ,ガラグトーズ 7γモアなどを栄養とすると考えられる。
著者はこの
Munstercheeseの表層に繁殖する
Rhodotorulaが原料乳の脂質組成に与え る変化に関して知見をうる目的で本実験を始めた。
発 よaboratory01 Chemistry
,
Obihiro University o[ Agriculture and Vete円nary11ど
edicine,
Obihiro. Hokkaido,
Japan.141ー