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事業報告(案)

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平成 28 年度 事業報告

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公益財団法人 日本骨髄バンク 平成 28 年度事業報告

(平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日まで)

Ⅰ. 概 況

日本骨髄バンク(以下、当法人という)は平成 28 年度(以下、本年度という)の事業計画 に基づき「普及啓発事業」と「連絡調整事業」を推進した。

1.ドナー登録者数

本年度の新規ドナー登録者は 3 万 2259 人(前年度 2 万 8690 人)で、前年度に比べて 3569 人増加した。平成 29 年 3 月末の登録者数は 47 万 270 人(前年度末 45 万 8352 人)と なった。登録窓口別の内訳は、①献血併行型登録会が 4278 回の実施(前年度 4217 回)で 2 万 1855 人(前年度 2 万 0558 人)、②日本赤十字社(以下、日赤という)献血ルームなど 固定窓口が 9345 人(前年度 7144 人)、③集団登録会が 29 回の実施(前年度 32 回)で 476 人(前年度 466 人)、④保健所その他が 583 人(前年度 522 人)であった。

2.移植例数と患者登録数

当法人が仲介した非血縁者間の骨髄移植・末梢血幹細胞移植は計 1250 件で、前年度 1234 件より 16 件増加した。平成 25 年度 1343 件、26 年度は 1331 件と減少傾向にあったが、本 年度は増加となった。累計移植数は平成 28 年 10 月、2 万件に達した。28 年度末の累計数は 2 万 547 件となった。患者登録数は国内 2273 人(前年度 2269 人)、海外 749 人(前年度 848 人)の計 3022 人となり、合計では前年度に比べ 95 人減少したが国内では微増した。 ・移植件数 国内ドナー⇒国内患者:1243 件(前年度 1216 件) 〔内、末梢血幹細胞移植:123 件(前年度 58 件)〕 海外ドナー⇒国内患者: 3 件(前年度 2 件) 国内ドナー⇒海外患者: 4 件(前年度 16 件) ・国内患者の移植率(同期間の新規患者登録数と移植数の比率):54.8%

3.事業の概況

(1)バンク設立 25 周年 当法人は平成 3 年 12 月に財団法人骨髄移植推進財団として設立され、平成 28 年 12 月に 25 周年を迎えた。9 月 17 日には骨髄バンク推進全国大会を 25 周年記念大会 として横浜市の慶應義塾大学日吉キャンパスで開催した。 (2)組織運営 ピーク時と比べた移植件数の減少傾向等による困難な財政状況が継続しており、厳 しい財政運営となった。人件費については標準昇給を 4 号棒から 3 号棒に引き下げた。

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労働安全衛生法に基づきストレスチェックを実施した。 (3)普及啓発事業

若年層を軸としたドナー登録の拡大に向け、ACジャパンのキャンペーンや大学で の登録会、語りべ派遣、修学旅行生への講演等を実施した。企業のドナー休暇や自治 体による提供ドナー助成といった社会的支援制度の普及を促した。動画投稿サイト 「You Tube」公式チャンネルと公式 Facebook で情報を随時発信した。各地でドナー登録 の推進力となる「骨髄バンク連絡推進会議」の再構築に向け、積極的に働きかけた。 (4)連絡調整事業 コーディネート期間短縮に向けた施策を造血幹細胞移植推進拠点病院(以下、拠点 病院という)などと連携して検討した。「造血幹細胞移植支援システム」構築を各関 係者と協力して進めた。コーディネート開始ドナー人数を現状の最大 5 人から 10 人に 増やすためのトライアル体制を、厚生労働省(以下、厚労省という)、拠点病院などと 共に構築した。また、移植件数が増えている末梢血幹細胞移植における「凍結」も検 討した。 (5)熊本地震への対応 平成 28 年 4 月に発生した熊本地震においては、関係者の安全を優先しつつ、移植が決 定している患者のコーディネートに極力支障が出ないよう、地区事務局と連携して対応に あたった。

Ⅱ.管 理 部 門

1.財政運営

(1)患者負担金の改定 平成 27 年度にドナー本人確認検査費用等、患者負担金の一部の値上げを組織決定した。 しかし厚労省の指導により、平成 30 年度診療報酬改定の結果が判明するまで一時中止し た。診療報酬増額に向け、厚労省と検討を続けた。 (2)財政難への対応 移植件数の減少傾向等により本年度も約 4000 万円の赤字予算を余儀なくされた。効率 的な予算執行に勤めたほか、人件費は標準昇給を 4 号俸から 3 号俸へ引き下げたが、患者 負担金の改定が中止されたことにより、最終的に約 1300 万円の赤字となった。 (3)寄付金の動向 寄付金は最終的に 1 億 1635 万円となった。前年度は大口の遺贈があり 1 億 9757 万円だ ったが、約 8100 万円減少した。件数は 9103 件で前年度 8765 件と比べ 338 件増加した。 財政状況等に鑑み、本年度は「患者負担金等支援基金」への寄付の募集を停止した。

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2.人事施策の運用

(1)人事評価制度の継続運用 半期ごとに、次期の業務課題と目標を設定し、前期に設定した課題と目標の達成状況を 確認するため、上司との面談を実施した。これらの目標と実績に基づく評価制度を適切に 運用した。また、年度の上期評価と下期評価を合わせて年間評価とし、年間評価に基づき 定期昇給を実施する制度を継続して運用した。 (2)給与制度の検討 各職員の能力や業績をより適正に評価し、その評価に基づいた配分を実施するため、評 価及び昇給制度について、社会保険労務士の助言を参考に検討した。次年度以降、新制度 の円滑な導入に向け準備する。 (3)ジョブローテーションと適正人員の確保 業務の必要性に合わせて人事異動を適切に実施した。また、休職に伴う欠員や育児休業 の職員に関しては配置転換等で代替し、適正人員の確保に努めた。 (4)職員の就業に関する支援 衛生委員会を月 1 回開催して、産業医による職員への健康相談、指導等を実施した。傷 病等の職員や育児休業などを希望する職員を必要に応じて支援した。また、休職者に対し ては適宜面談を実施して状況把握に努めた。

3.関係機関とのコミュニケーションの強化

(1)法律に基づく関係機関との調整 法律に基づくいわゆる「造血幹細胞移植事業関係者」※1 とのコミュニケーション を 密 に して 、バ ン ク事業 を 遂 行し た 。 支 援機関 主 催 の下 記 の 会 議に参 加 し た 。 日赤が主催する「骨髄・末梢血幹細胞提供あっせん事業者連絡会議」(10 月 12 日)では 主に検体保存事業について、また「臍帯血供給事業者連絡会議」(5 月 18 日、平成 29 年 2 月 25 日)では国際協力について、さらに「情報一元管理連絡会議」(7 月 21 日)では 主に造血幹細胞移植支援システムについての確認等を行った。また「造血幹細胞事業検討 委員会」と「HLA委員会」(8 月 30 日、平成 29 年 1 月 6 日)には陪席として参加した。 ※1 支援機関、各臍帯血バンク、一般社団法人日本造血細胞移植学会、一般社団法人日本造 血細胞移植データセンター (2)造血幹細胞移植推進事業フォーラム 第 39 回日本造血細胞移植学会総会(平成 29 年 3 月 2~4 日、島根県松江市)では学会 主催の「造血幹細胞移植推進事業フォーラム」が開催され、事務局としてフォーラムの運 営に協力・参画し、事業の推進に努めた。 (3)移植医療関係者意見交換会

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第 39 回日本造血細胞移植学会総会で「地区代表協力医師会議」を併催したほか、「移 植医療関係者意見交換会」を開催した。関係者約 70 人が参加して、医師、支援団体、当 法人でドナーリクルートやコーディネートに関して意見交換した。当法人で会議で出た意 見への対応を検討し、今後の施策として取り組むこととした。 (4)造血細胞移植コーディネーターと骨髄バンクコーディネーターの役割の明確化 日本造血細胞移植学会HCTC委員会と連携して、造血細胞移植コーディネーターと骨 髄バンクコーディネーターが、医療機関で活動する際の役割を明確にするための資料を作 成した。平成 29 年 4 月に公表した。

4.ストレスチェックと個人情報保護対策

労働安全衛生法に基づき、産業医を実施者としてストレスチェックを実施し(10 月 24 日 ~11 月 7 日)、労働基準監督署に報告した。 個人情報保護対策の一環として、平成 29 年 1 月に「標的型サイバー攻撃に対する模擬訓 練」を実施した。職員に対しテスト用偽装メールを送り、注意喚起した。

5.会議体の運営

理事会、評議員会、業務執行会議 通常理事会を 2 回、通常評議員会を 1 回開催したほか、6 月に臨時理事会を開催した。業 務執行会議を 9 回開催した。アドバイザリーボードは業務執行会議で協議した結果、本年度 は開催しなかった。

Ⅲ.事 業 活 動

1. 普及啓発事業

各種メディアと連携し広く国民の皆様に骨髄バンク事業の必要性を普及啓発するとともに、 ドナー登録会、各種イベントを開催した。本年度はACジャパンの支援が復活し、年間登録者 は 3 万 2259 人と前年度 2 万 8690 人より約 12%増加した。 ドナー登録者 ・年間登録者数 3 万 2259 人(前年度 2 万 8690 人) ・登録取消者数 2 万 0392 人(同 2 万 0981 人) ・登録者実増加数 1 万 1867 人(同 7709 人) ・年度末登録者数 47 万 0270 人(同 45 万 8352 人)

1.普及広報活動

(1)広告宣伝活動

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①ACジャパン 昨年に引き続きACジャパンの支援を受けた。「今年、2 万人のヒーローが引退しま す」というテーマで、取り消しドナーの増加に焦点をあてたキャンペーンを実施した。 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、交通広告(ポスター)など幅広い広報があった。公共 施設やイベントで使われる大型ビジョンでも上映された。横浜や川崎の街頭大型ビジ ョンの協力により、ACジャパンのCMが放映され、バンク事業の普及とドナー登録 者募集に寄与した。 ②支援団体との連携 ライオンズクラブや読売巨人軍、Vリーグ(バレーボール)、スーパーGT、新極真 会、滋慶学園グループ、劇団「絵生」、ぐるなび、LIVE FOR LIFEなど多く の団体に協力いただいた。新たにジャパンキャンサーフォーラムからも支援を受け、パ ンフレット配布、チャリティオークション、ドナー登録会や募金などが各地で行われた。 また、骨髄ドナー登録推進プラン(通称「日比プラン」)を推進する民進党と協力した。 (2)各種媒体による活動 ①各種印刷物の作成・配布 各種媒体を作成し、都道府県、市区町村、保健所、日本赤十字血液センター、ボラ ンティア団体、医療関係団体、全国の郵便局、ドナー登録希望者、個人等に配布した。 ⅰ)パンフレット「チャンス」 32 万部 ⅱ)リーフレット「ギフトオブライフ」 38 万部 ⅲ)ポスター(ACジャパン) 3 万 5000 部 また若年層向け啓発チラシを作成、県を通じた多くの高校からの協力を得て、昨年を 大きく上回る数を配布した。 ⅰ)入学式チラシ 4 万 9000 枚 234 校(昨年度 5 万 6000 枚 282 校) ⅱ)高校卒業式チラシ 40 万 9000 枚 1614 校(昨年度 15 万 9000 枚 608 校) ②「マンスリーJMDP」 バンクの現状を関係者へ発信する目的で「マンスリーJMDP」を毎月約 3400 部発 行した。配信には電子メールやファックスも活用した。 (3)地域活動の強化(語りべ等派遣事業) バンクへの理解促進やドナー登録者拡大に資するため「語りべ等派遣事業」を継続した。 特に若年層を対象にした啓蒙、動機付けに重点を置き、本年度の開催実績は 98 回、参加者 は 1 万 2742 人となった。そのうち 58 回を学校で開催し、医療・看護系の学校が 40 校を占 めた。昨年度に引き続き、中学校、高校の生徒を対象に絵本朗読会を実施した。 (4)ネットを通じた広報活動の充実 当法人ホームページを通じて、バンク事業の普及啓発活動を情報提供した。ネットを通 じたパンフレット請求件数は、全体の 96%(2740 件中 2630 件)にのぼる。

動画投稿サイト「You Tube」公式チャンネルと公式 Facebook でイベントなどの情報を 発信している。「You Tube」では、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長や読売巨人

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軍からの応援メッセージを新たに掲載した。Facebook では年間 68 件のイベント情報を発 信し、「ページいいね」が 4015 件を記録した。最多閲覧数は「ACポスター紹介と推進 月間での掲示依頼」で 2 万 487 回だった。 (5)骨髄バンク推進月間の取組み 国が定める 10 月の骨髄バンク推進月間に合わせて、全国各地でドナー登録会を 431 回 (前年度 472 回)開催し、2578 人(前年度 2405 人)が登録した。推進月間中の登録者数 は、窓口での登録を含め 3464 人だった(前年度 3086 人)。 (6)骨髄バンク推進全国大会 9 月 17 日、世界骨髄バンクドナーデーに合わせて「骨髄バンク設立 25 周年記念全国大 会 2016 ~2 万人のありがとう~ 」を横浜市の慶應義塾大学日吉キャンパスで開催し、 450 人が来場した。司会はテレビ東京報道局のキャスター大江麻理子さんが務め、京都大 学iPS細胞研究所の山中伸弥所長からのビデオメッセージが披露され、また同研究所の 中畑龍俊教授が講演した。 (7)その他 支援チャリティー公演や各種イベントが全国各地で実施され、28 件の後援名義申請が あり、PR 資材等を提供した。

2.ドナー登録推進活動

(1)ドナー登録会の開催 ドナー登録会を地方自治体、日赤血液センターなどと協力して全国で開催した。集団登 録会を 29 回実施し、登録者は 476 人であった(前年度 32 回、466 人)。献血併行型登録 会は 4278 回実施し、登録者は 2 万 1855 人だった(同 4217 回、2 万 0558 人)。さらに説 明員が献血ルームへ赴いて説明した結果、31 県で 876 回、約 3100 人の登録につながった。 (2)「骨髄バンク連絡推進会議」の活性化 本年度は 14 地域の「骨髄バンク連絡推進会議」に出席して情報交換を行った。本会議 の未設置地域、また設置されていても休眠状態にある地域の骨髄バンク推進活動は低調で、 ドナー登録者数にも響いている。未設置の県には、電話やメールで現状説明と情報交換を 行い、設置を依頼したが設置には至らなかった。長野県では前年度、本会議が新設されて 協力体制が整い、登録者が 110 人増加した。 (3)地区普及広報委員、説明員活動 地区普及広報委員と説明員は、ドナー登録会開催をはじめとして地域に密着した普及広 報活動を担っている。地区普及広報委員は 86 人、説明員は 848 人に委嘱している(平成 29 年 3 月末現在)。 神奈川県、長野県、愛媛県では、県主催で説明員養成研修会を開催した。説明員を増や して献血ルームや併行型ドナー登録会等で活動した結果、3 県のドナー登録者は 905 人増 加した(神奈川県 648 人、長野県 110 人、愛媛県 147 人)。また滋賀県でも同様の活動が

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行われ、前年比 3 倍の 793 人が登録した。 (4)日本赤十字奉仕団の骨髄バンク事業への協力 日赤東京都支部の協力で、都内 6 カ所の赤十字ボランティア団体により 7 回の活動が実施 された。奉仕団事業や献血併行型ドナー登録会ではパンフレット等を約 1800 部配布した。 また奉仕団への紹介で「語りべ講演会」も2回実施された。

3.ドナーリテンション活動

(1)ドナー登録者の提供意思維持のための施策 ドナーの提供意思維持を目的に、当法人の現状やトピックスを紹介する情報誌「日本骨 髄バンクニュース」を発行した。経費削減策の一環として、全てのドナーを対象に年 2 回 送付していたものを、平成 28 年度から年 1 回(12 月)の発送とした(寄付者には7月発 行の第 48 号も送付)。制作費用の一部を松隈基金から拠出した。 日本骨髄バンクニュース 第 48 号 1 万 9000 部( 7 月) 第 49 号 52 万 2500 部(12 月) (2)企業・団体への「ドナー休暇制度」「有給休暇」働きかけ ドナーが提供しやすい環境整備の一環として「ドナー休暇制度」の導入推進に取り組ん だ。その中で一般公開可能とされた 343 社を当法人ホームページで紹介している。 (3)自治体の「ドナー助成制度」導入フォロー 多くの自治体で「ドナー助成制度」の検討が行なわれ、議会答弁や予算積算に必要な 各種データや情報を提供した。本年度に導入した自治体は 48。累計では 205 となり、当 法人ホームページで紹介している。

4. 委員会の運営

広報推進委員会 開催:2 回 骨髄バンクの現状と問題点に基づき、広報および募金について具体的な検討課題を提示。 各委員より施策策定のアドバイスがあった。

2. 連絡調整事業

造血幹細胞移植を必要とする患者に公平かつ迅速に移植を実施するために、患者登録医師な らびに移植施設医師に対する説明と調整、ドナーに対する説明、関係機関との連絡調整などの 事業を推進した。

1.末梢血幹細胞移植

末梢血幹細胞移植(以下、PBSCTという)拡大に向けて、平成 27 年 12 月に「患者

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とドナーのHLA8/8 アリルフルマッチ」「採取中の医師の常時監視」「ドナーの通院可能 距離の制限」の条件を緩和した。PBSCTは本年度 123 件(昨年度 58 件)実施され、累 計で 281 件に達した。また、採取・移植認定施設は計 99 施設となった(平成 29 年 3 月末 時点)。

2.患者コーディネート業務

主治医からの登録申請に基づき、本年度は国内患者 2273 人、海外患者 749 人、計 3022 人 を患者登録した(前年度国内 2269 人、海外 848 人、計 3117 人)。患者登録後の初回検索適 合率※2 は、国内患者で 96.4%(平成 27 年暦年、前年 95.9%)、海外患者で 62.7%(同、 前年 60.5%)だった。造血幹細胞の凍結は 1 例あり、医療委員会での審議結果を公表した。 ドナーリンパ球輸注(以下、DLIという)は51 件実施した(前年度 52 件)。 緊急コーディネートを実施した事例はなかった。ジカウイルス感染症が南米を中心に拡大 した。国内ドナーに関して本件に関する問診を開始し、対象地域の拡大に順次対応した。 ※2 最初の適合検索(6 抗原一致)でドナー候補が 1 人以上見つかる割合 (1)患者(主治医)のニーズに合わせたコーディネート ①安全な移植に関する情報提供 骨髄液の血球・血漿除去処理中の回路不具合や、移植後患者の出血傾向に関する 事例について、関係者に対して迅速に情報提供した。 ②コーディネートに関する運用等の見直し コーディネートを進められるドナーが一人でも多くなるよう、昨年度に引き続き 最終同意確認時の後続ドナー終了ルールを見直した。これによりドナーの最終同意 確認時にコーディネートを開始している後続ドナーはすべて進行できることとなっ た。 ③患者確認検査(HLA検査)の省略拡大 現行のSBT法よりもさらに解像度が高い検査法(NGS法)を検討した。一定 条件を満たす検査機関によるNGS法検査結果をもって登録された患者は、登録後 の患者確認検査は不要となった。これによりコーディネート期間短縮が期待される。 ④ドナーリンパ球輸注(DLI)の全血採血量の見直し 現行は 200ml が上限であるが、ドナーの安全の範囲で献血基準に準拠し 400ml ま で可能とした。 ⑤患者(移植施設)の移植希望時期に関する情報収集開始 ドナーがひとりに選ばれると同時に示される患者(移植施設)の移植希望時期と実 際の移植時期の乖離を調査するための準備を行った。 ⑥末梢血幹細胞移植における「凍結」の検討

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患者が良い状態で1件でも多く移植を受けられるよう、患者とドナー、採取施設の都 合が合わない場合に一定の条件のもと末梢血幹細胞を凍結する検討を行った。 本件は当法人の諮問委員会、業務執行会議の他、一般社団法人日本造血細胞移植学会 の見解も交え今後の方向性を検討した。検討の過程で、末梢血幹細胞に限らず骨髄液の 凍結についても慎重に検討することとされ、来年度以降も引き続き主な課題(条件設定 や凍結後の移植不成立時の費用の取り扱い)に取り組む。 (2)患者からの問い合わせ 全ての登録患者に参考資料(患者さんとご家族のための骨髄バンクハンドブック)を送 付した。電話で年間 954 件(前年 1134 件)の問い合わせを受け付け、患者負担金やコー ディネート進捗状況などを説明して、患者やその家族をサポートした。

3.ドナーコーディネート業務

登録患者と適合したドナー候補者に対して、移植に向けたコーディネートを実施した。 コーディネート開始ドナー候補者は 2 万 7128 人(前年度 2 万 7867 人)で前年を 739 人下回 った。確認検査数は 4797 件(前年度 5226 件)だった。また、最終的な提供意思を 1496 件 (前年度 1565 件)確認した。採取件数は 1248 件(前年度 1232 件)だった。最終同意面談 の弁護士立会いは、関東地区や広島、札幌で弁護士会の協力を得て実施した。 (1)コーディネート期間短縮 ①コーディネートルールの検討 患者救命の観点からコーディネート期間短縮は喫緊の課題である。本年度は、前年 に引き続きコーディネートルールに関する検討(選定後のドナー理由終了を減らすた めの方策等)を行うと共に、外部機関(※3)に協力し関係者へのアンケートを実施し 施策の検討を行った。平成 29 年度も期間短縮に向け、施策に関する検討を継続する。 ※3 平成 28 年度厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業「骨髄バンクコーディ ネート期間の短縮とドナープールの質向上による造血幹細胞移植の最適な機会提供に関する 研究」 患者登録から移植までの期間は、中央値で 144 日(前年度 147 日)と、前年度比で 3 日短縮された。ドナーコーディネート開始から採取までの期間は中央値で 122 日(前年 度 122 日)であった。患者の 84%が「迅速コース」を選択した(国内、前年度 85%)。 採取日程を最終同意確認前に調整する「ピンポイント調整」は 100%が選択しており、 定着している(前年 99%)。 PBSCT数は 123 例で、患者登録から移植までの期間の中央値は 138.5 日(前年度 129 日)、ドナーコーディネート開始から採取までは 115 日(同 104.5 日)だった。前 年度と比べ期間は延びたが、骨髄と比較するとPBSCTの期間は短く、今後もPBS CTの増加による一層の期間短縮が期待される。 「確認検査ワーキンググループ」の答申(平成 26 年 8 月)および作業チームによ る検討結果に基づき、平成 28 年 4 月から確認検査時血液検体の翌日回収を開始し、

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平成 29 年 2 月からシステム化した。また、確認検査で追加検査が必要だった脂質系 検査について期間短縮の点から基準を見直し、新たな検査を導入した。 ②コーディネート開始ドナー人数増加トライアル 現状は開始ドナー人数が最大 5 人のところ、10 人に増やした場合のコーディネート 行程における影響や、コーディネート期間短縮化の可否を検証するためのトライアルに ついて、厚労省および拠点病院と協議しつつ体制を構築した。 (2)コーディネート実施体制の整備・強化 ①採取受け入れへの協力要請 PBSCT認定施設の新規認定(計 99 施設)によりPBSCT拡大を図るとともに、 日本造血細胞移植学会および地区ごとに開催の医師との合同会議等の場で、採取の円滑 な受け入れへの協力を継続して働きかけた。 ②調整医師の確保 地区代表協力医師の積極的な紹介等により調整医師を新規委嘱して、医師の負担軽減 に努めた。本年度末で 1174 人となっている。 ③コーディネーターとコーディネーションスタッフ コーディネーター認定・委嘱期間を平成 24 年度にそれぞれ 5 年に改定した。改定後、 初めての認定・委嘱更新の審査を実施した。審査の結果、166 名のコーディネーターが 認定された。また処遇改善の一環として、健康診断費用補助(平成 22 年 4 月から実施) や、インフルエンザ予防接種費用の助成、研修等担当者への手当支給は継続した。 コーディネーションスタッフは、地区コーディネート業務、研修、窓口業務、コーデ ィネーターとの面談のほか、地区事務局業務のサポートやドナーフォローアップなどの 業務を遂行した。各地区の状況に応じて、よりきめ細かいコーディネートを実施した。 平成 27 年度に養成研修会を実施して、28 年度に活動を開始した新人コーディネーター の育成やサポートを主導的に行った。 ④拠点病院との連携 全国 7 地域に 9 カ所設置された拠点病院と連携を強化し、採取早期化を目指した。拠 点病院での造血細胞移植コーディネーター(HCTC)対象セミナーには当法人から講 師を派遣した。連絡会議やセミナー、ブロック会議等において、当法人職員、コーディ ネーター、医師ら関係者間で意見交換を行い、各拠点病院の取り組みについて情報共有 し、当法人と拠点病院との連携を深めた。近畿地区では拠点病院の協力により、メーリ ングリストを使い採取施設の採取可否状況を定期的に把握する方策を平成 28 年 6 月から 導入した。 ⑤「ドナーのためのハンドブック」改訂およびパンフレット作成 「ドナーのためのハンドブック」を改訂した。データを更新して、新たに非血縁者 間PBSC採取の集計データを加えた第 4 版を平成 29 年 3 月に発行した。またドナー 家族や勤務先に説明する際に使用する資料として、「ドナー候補者のご家族へ」と

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「ドナー候補者の職場の皆様へ」のパンフレットを作成し、平成 29 年 4 月から利用を 開始した。 ⑥コーディネーター研修 コーディネーター会議研修会を各地区で 3~4 回実施した。ドナーコーディネート部 員も参加し、重要事項の連絡・説明を行った。日常業務の中から期間短縮を図る取り組 みに重点を置いた。 また、バンク設立 25 周年となる本年度は、骨髄バンク推進全国大会を記念大会 として開催し、コーディネーターブラッシュアップ研修会を併催した。医学講義と グループ討議を通じて、知識の習得とともにコーディネート期間短縮を中心に、現 場からの新たな施策やルールに関する意見交換や検討を行った。また関係者との連 携を深めた。 (3)ドナーの安全確保 採取マニュアルとドナー適格性判定基準に関して、医師等の意見をもとに随時追加検討 した。ドナーの健康と安全を確保するため、適切にフォローアップするとともに健康被害 を防ぐ対策を検討し、必要に応じて情報提供と注意喚起を行った。重篤な健康被害事例は、 再発防止の観点から健康被害調査委員会を設置して、その調査報告書に基づき関係者へ周 知した。また、フォローアップレポートを作成し、ドナー安全に関する資料をホームペー ジ上に公開した。緊急時に適時、情報収集と共有を行い、より適切な対応ができるようホ ットライン体制を見直し、フローチャートを作成した。同時に判断基準を明確化し、採取 マニュアル改訂に取り組んだ。

4.熊本地震への対応

熊本県で震度7を観測する地震が平成 28 年 4 月 14 日と 16 日に発生した。当法人では、 採取移植が決定しているドナーおよび患者のコーディネートを最優先とし、地震直後から採 取予定のドナーおよび移植予定の患者の安否を確認した。また施設に対して実施の可否を確 認した。その結果、1 例をのぞき予定通りに実施することができた。1 例は県外の採取施設 に変更したため日程延期となった。被災地域におけるコーディネートの見合わせ等は、当該 地域の状況を確認しつつ「熊本地震に関するコーディネートの対処方針」(第1報~第3報) を当法人ホームページに掲載して情報提供した。

5.コーディネート支援システム

(1)コーディネート支援システムの運用・保守管理 PBSCT対応の新システムを搭載した「コーディネート支援システム」(平成 24 年 6 月稼働)の運用・保守管理を継続して実施した。また、平成 29 年度試行予定のコーデ ィネート開始時のドナー人数増加トライアルや海外患者へのPBSC提供など、必要な仕 様変更に関して適切に改修した。災害対策の一環として、本システムの災害時復旧テスト を近畿事務局で実施した。

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(2)造血幹細胞移植支援システム構築への対応 平成 27 年度より支援機関(日赤)が国庫補助金を受けて構築する「造血幹細胞移植支 援システム」の開発プロジェクトに本年 9 月より参画した。これは日赤、当法人、臍 帯血バンクで独自に管理されているシステムを刷新し医療機関を含む関係機関が同一 システムを使用するために構築するもので、本年度、当法人はコーディネート業務機 能の要件定義を行った。実施にあたっては日赤が委託した要件定義業者が当法人事務 局に常駐し、プロジェクト推進窓口、ドナーコーディネート、患者登録・移植進捗管 理、共通要件兼技術支援の各分科会を設置し集中的に行った。また、本件に関する関 係機関との定例会議に参加した。

6.移植施設(診療科)認定基準変更への対応

一般社団法人日本造血細胞移植学会(以下、JSHCT)が策定した「非血縁者間造血幹 細胞移植を施行する診療科の認定基準」による認定申請受付が開始された。当法人ではJS HCT移植施設認定委員会より委託された申請受付窓口として、各診療科からの認定審査に 関する問合せ対応や、認定審査に関する事務手続きを担当した。また、同委員会(8 月 29 日、11 月 2 日、平成 29 年 2 月 4 日)に陪席として参加した。

7.国際協力

(1)国際コーディネートの推進 米国骨髄バンク(NMDP)、台湾骨髄バンク(BTCSCC)、韓国骨髄バンク(K MDP)、中国骨髄バンク(CMDP)と業務提携を維持し、相互国間の移植機会拡大に 努めた。 (2)海外への臍帯血提供 臍帯血の国際協力(海外への提供)は昨年度より当法人を窓口として開始することとな っており、関係者間で運用を確認したが、運用開始は造血細胞移植委員会(審議会)を経 ることとなった。 (3)各国骨髄バンクとの連携強化 各国間での造血幹細胞提供をより円滑に実現するため、NMDP年次総会や世界骨髄バ ンク機構(WMDA)の定例会議に参加した。また、国際協力事業の一環として引き続き 日赤の協力を得て、BMDWに日本のドナー登録者のHLA集計情報を定期的に提供した。 (4)WMDAによる認定の更新 当法人はWMDAによる骨髄バンクの認定を受けているが、平成29年は2回目の認定更新 となっており更新手続きに必要な関係書類を提出した。

8.調査研究協力事業

(1)採取・移植データの解析

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①造血細胞移植登録の一元管理 一般社団法人日本造血細胞移植データセンター(以下、データセンターという) における造血細胞移植登録の一元管理にあたって、移植後 100 日登録の入力の依頼 を担当した。また検体を用いた研究申請の審査受付は、日赤から委託されたデータ センターの造血細胞移植登録一元管理委員会で行われることになった。当法人はそ の案内業務を適切に実施した。 ②非血縁者間の骨髄または末梢血幹細胞採取・移植症例データの解析 非血縁者間骨髄または末梢血幹細胞移植の成績や採取に関わるデータなどを収集・解 析し、医師や患者の治療方針決定に有効な情報や、採取関係者への情報提供に努めた。 (2)検体保存事業への協力 検体保存事業は平成 27 年度より支援機関の業務と位置づけられた。当法人は支援機関で ある日赤からの協力依頼により医療機関への依頼文書、ドナーや患者への説明文書、採血管 等の発送業務を担当し、日赤に対しては当法人を介した移植症例報告を提供した。 ドナーや患者への説明文書、同意書については、本年度より日赤書式を追加した。また、 日赤に委譲する検体同意書を日赤に提供した。さらに検体採取に係る医療機関の問合せ窓口 としても協力した。 (3)他機関への協力 データセンターによる研究審査に必要に応じて協力した。東京大学大学院からの移植 治療前の患者に関する研究協力依頼に関して、過去の事例同様に調査研究に協力した。

9.患者負担の軽減措置

(1)患者負担の検査料等の軽減 「患者負担軽減積立金」を財源に患者負担を軽減した。提供ドナーが平成 17 年 3 月 以降に登録している場合、提供前にHLA再検査を実施する。この検査費用(単価 9,504 円)を、患者負担軽減積立金を財源に当法人が負担している。本年度のHLA再 検査は 1162 件だった。これに調整医師・コーディネーターの活動費の一部として計 272 万 2000 円を加えた合計額 1376 万 5648 円を本積立金から取り崩して充当した。 (2)患者負担金等支援基金事業 ①患者負担金免除事業 患者負担金等支援基金と国庫補助金により、低所得の患者の負担金を全額または一部 免除した。 ②その他患者支援事業 生活保護受給世帯の患者のドナー入院時差額ベッド代を、患者負担金等支援基金を財 源として当法人が一部負担した。 ③審査委員会の開催

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患者負担金等支援基金審査委員会を 2 回開催した。患者負担金減免申請内容の審査と、 指定正味財産から一般正味財産への繰入れを審査した。

10.ドナー健康被害補償事業

(1)ドナー団体傷害保険の対応 採取に伴う健康被害に対してバンク団体傷害保険で対応した。本年度の保険金支払い申 請は入通院 12 件、後遺障害 8 件。このうち入通院 11 件、後遺障害 6 件が保険適用となっ た。入通院 1 件と後遺障害 1 件は審査中。後遺障害 1 件は非該当とされた。 前年度に申請して本年度適用となった案件は入通院 2 件、後遺障害 3 件だった。 DLIの補償期間は、造血幹細胞提供の翌日から起算して 2 年以内のドナーが対象とさ れていたが、引き受け保険会社への働きかけにより 7 年以内に延長され、平成 29 年 4 月 以降のドナーから適用されることとなった。 (2)健康被害ドナー事例への対処 健康被害ドナー事例は採取施設や関係者と連携して適切に治療し、結果をドナー安全委 員会、業務執行会議等に報告した。フォローアップが長期化している事例は、必要に応じ て業務執行会議で組織方針を決定し、その方針に基づき対処した。

11.委員会の運営

(1)ドナー安全委員会 開催:3 回、メール審議:随時 ドナーの安全および移植医療の向上を図るため、非血縁者間骨髄・末梢血幹細胞採取の 認定基準に関連する事項や脂質系検査など適格性判定基準等を検討した。 新規施設からの認定申請に基づき訪問して審査した結果、骨髄移植採取認定施設 4 施設、 末梢血幹細胞移植・採取施設 7 施設が新たに認定された。 「骨髄・末梢血幹細胞提供者由来の病的意義のある情報に関する対応」では、本委員会 のワーキンググループ(※4)で、移植施設からの報告症例を審査した。その結果、情報 開示面談を 5 例の該当者に実施した。 ※4「非血縁者間(骨髄・末梢血幹細胞)採取・移植に係る遺伝学的情報開示に関する審査会議」 (2)医療委員会 開催:2 回 メール審議:随時 新HLA適合検索評価の導入、造血幹細胞移植支援システム(一元化システム)の導入、 末梢血幹細胞の凍結(前年からの継続審議)等の審議を行った。また、移植医療現場に関 する運用の追加や変更(不規則抗体検査の必須化、DLI全血採血 400ml への変更)を行 った。またJSHCT移植施設認定委員会の要請を受け、「骨髄・末梢血幹細胞・DLI 運搬時の留意点」をまとめた。 造血幹細胞の凍結審査 3 件、DLI申請 16 件、また、ドナー由来の可能性や提供後に 発症したドナーに関する患者への情報提供に関するメール審議(各 2 件)を行った。 当委員会における移植診療科認定更新審査は本年度をもって終了となった。次年度以降 はJSHCT移植施設認定委員会が実施する。

(16)

主治医相談窓口に対する主治医からの相談(16 件)に迅速にかつ適切に回答した。 (3)倫理委員会 開催:0 回 メール審議:随時 当法人のコーディネートに関するデータ利用申請について随時メール審議を行った。ま た、「治験を伴うDLI」についてメール審議を行った。当法人データ・試料管理委員会 (平成 27 年度で終了)で承認された研究における、当法人データに関する研究期間の延 長・追加データ項目等の申請について、当法人で審査すべきもの、新たな審査機関である データセンターで審査すべきものに分け適切に対応した。 (4)国際委員会 開催:1 回 主に海外ドナーの一般血液検査項目について、WMDAの認定更新について等を審議し た。PBSC国際協力(海外への提供)については、国の審議会への報告後に導入となる ことを報告した。

参照

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