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─ ─ 世界に向けた「挑戦する法曹」の発信を

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Academic year: 2021

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世界に向けた「挑戦する法曹」の発信を  3

 早稲田大学は、その創立以来、「進取の精神」を体現した幾多の先人た ちの挑戦によって、様々な課題に敢然と立ち向かい、変革への道筋を切り 拓いてきました。そして現在、世界に貢献する Waseda の実現を目指 して、世界への展開と発信の努力を重ねています。

 このような中にあって、本学の大学院法務研究科(法科大学院)と法務 教育研究センターもまた、2004年の設立から今日に至るまで、新たな時代 を切り拓く「挑戦する法曹」の養成に力を注いできました。私は、法科大 学院創立以来、教員として、また2005年から2010年までは研究科長とし て、あるいはその後は早稲田大学総長として、その一端を担ってきました が、そこで結実した重層的な国際化対応プログラム、女性法曹輩出促進プ ロジェクト、「挑戦する法曹」育成・特別コース等の取組みが「法科大学 院公的支援見直し強化・加算プログラム」における2年連続全国トップの 評価などの大きな成果となって現れていることを、たいへん嬉しく感じて います。そして、こうした教育・研究の成果を発信するために『早稲田大 学法務研究論叢』を創刊することは、司法制度改革の理念を推進すること にもつながるといえます。

 司法制度改革は、21世紀の日本社会において司法が期待される役割を十 全に果たすための人的基盤を確立することなどを目的として進められてき ました。そのための新たな法曹養成制度の中核を成すのが法科大学院制度 です。全国の法科大学院は、法学教育・司法試験・司法修習を有機的に連 携させた「プロセス」としての法曹養成を実現し、法律学と法実務におけ

 

世界に向けた「挑戦する法曹」の発信を

─創刊の祝辞─

早稲田大学総長 

鎌 田   薫

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4  早稲田大学法務研究論叢第1号(創刊号)

る「理論と実務の架橋」を図るという社会的使命を果たすべく、様々な取 組みを進めてきていますが、『早稲田大学法務研究論叢』は、このような 全国の取組みを牽引する成果の発信として、大きな役割を果たすことが期 待されます。

 『早稲田大学法務研究論叢』が「挑戦する法曹」の養成のための研究成 果を全国に、ひいては世界に発信することを通じて司法制度改革に寄与す ることを祈念して、創刊の祝辞と致します。

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