.
...
母/標本 平均値と分散
樋口さぶろお
龍谷大学理工学部数理情報学科
計算科学☆演習
II L03(2013-04-24 Wed)今日の目標
. ..
1
母平均値・母分散・母標準偏差の意味を説明で きる
. ..
2
母分布から母平均値・母分散・母標準偏差を計 算できる
.
3..
標本から標本平均値・標本分散・標本標準偏差 を計算できる
. ..
4
ランダムウォーク…
http://hig3.net
樋口さぶろお (数理情報学科) L03母/標本 平均値と分散 計算科学☆演習II(2013) 1 / 25
母分布と標本分布,期待値の計算 Quiz解説
ここまで来たよ
1...
母分布と標本分布
,期待値の計算
Quiz
解説
2...
母
/標本 平均値と分散
復習
:母期待値と標本期待値 平均値
分散 標準偏差
ランダムウォーカーの座標の場合
母分布と標本分布,期待値の計算 Quiz解説
Quiz
解答
:期待値
. ..
1 3
11×(−2)2+111 ×(−1)2+112 ×(0)2+115 ×(+1)2 = 1811. .
2.. 3
11×(−2) + 111 ×(−1) + 112 ×(0) + 115 ×(+1) =−112. .
..
3 R= 0
と
R= 1の和事象なので
, 112 + 115 = 117.母分布と標本分布,期待値の計算 Quiz解説
Quiz
解答
:標本期待値
.
1..
階級 度数 相対度数
1
以上
2未満
4 0.42
以上
3未満
3 0.33
以上
4未満
1 0.14
以上
5未満
1 0.15
以上
6未満
0 0.06
以上
7未満
1 0.1.
2..
略
. ..3
標本期待値で推定できる
.1
10(11+16 +11 +12 +11 +13 +14 +12 +12 +11) = 7512 = 58. .
4..
標本期待値で推定できる
.1
10(1 + 6 + 1 + 2 + 1 + 3 + 4 + 2 + 2 + 1) = 2310.
母分布と標本分布,期待値の計算 Quiz解説
罪の重い誤り
:この問で
,E(R1) =· · ·とか
,E(R) =· · ·とか答えてはいけない
.サンプ
ルから
,母期待値
E(· · ·)を正確に
(‘=’)求めることは不可能
.この問で
は
,標本期待値を求めろといわれていて
,母期待値
E(· · ·)は標本期待値
で推定される
.やや大胆な例えですが
,標本期待値は母期待値の近似値み
たいなもの
.近似値について
=を使って
,3.1 =π= 3とか書くのはおか
しいでしょ
.母/標本 平均値と分散 復習:母期待値と標本期待値
ここまで来たよ
1...
母分布と標本分布
,期待値の計算
Quiz解説
2...
母
/標本 平均値と分散
復習
:母期待値と標本期待値 平均値
分散 標準偏差
ランダムウォーカーの座標の場合
母/標本 平均値と分散 復習:母期待値と標本期待値
復習
:母期待値と標本期待値
R:確率変数
.f(R)
の母期待値
.....
確率の表
⇝E(f(R)) =∑m j=1
pj ×f(rj)
.
.
標本期待値
.....
サンプル
⇝R¯= 1 N∑N i=1
f(R(i))
N:
サンプルサイズ
. (i):サンプル内の通し番号
. R(i)は値に重複あり
. Nが大きくなるほど
,標本期待値は母期待値に
‘近くなる
’つまり
,標本期待値を使って
,母期待値を推定できる
.母/標本 平均値と分散 平均値
ここまで来たよ
1...
母分布と標本分布
,期待値の計算
Quiz解説
2...
母
/標本 平均値と分散
復習
:母期待値と標本期待値 平均値
分散 標準偏差
ランダムウォーカーの座標の場合
母/標本 平均値と分散 平均値
平均値
mean.
母平均値の定義
..... µ= E(R)
つまり
f(R) =Rの母期待値
.
母平均値の性質
.....
R:
確率変数
,a, b:定数 のとき
,E(aR+b) =
∑m j=1
pj×(arj+b) =aE(R) +b.
R1, R2: (
異なる
)確率変数のとき
,E(R1+R2) = E(R1) + E(R2).
数学C,確率統計演習I
母/標本 平均値と分散 平均値
平均値の直観的意味
母分布の重心の座標
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1
-2 -1 0 1 2 3 4
Probability
x
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1
-2 -1 0 1 2 3 4
Probability
x
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1
-2 -1 0 1 2 3 4
Probability
x
母平均値をサンプルから推定するには
?サイズ
Nのサンプル
R(1), R(2), . . . , R(N)が与えられたとき
,標本平均値
R¯ = N1(R(1)+R(2)+· · ·+R(N)).Excel
では標本平均値は
average母/標本 平均値と分散 分散
ここまで来たよ
1...
母分布と標本分布
,期待値の計算
Quiz解説
2...
母
/標本 平均値と分散
復習
:母期待値と標本期待値 平均値
分散 標準偏差
ランダムウォーカーの座標の場合
母/標本 平均値と分散 分散
分散
variance .母分散の定義
..
...
σ2 = V(R) = E((R−µ)2)
つまり
f(R) = (R−µ)2.同じ結果を与える別の計算手順
V(R) =· · ·= E(R2)−(E(R))2.
数学C,確率統計演習I
.
母分散の性質
..R1, R2:
独立な確率変数のとき
,V(R1+R2) = V(R1) + V(R2).
母/標本 平均値と分散 分散
分散の直観的意味
母分布が平均値から広がってる度合い
平均値は同じでも母分布はいろいろ
.すみません縦軸は信じないで
.Frequency
16 18 20 22 24 26 28
01234 Frequency
16 18 20 22 24 26 28
01234 Frequency
16 18 20 22 24 26 28
01234 Frequency
16 18 20 22 24 26 28
01234
母/標本 平均値と分散 分散
母分散をサンプルから推定するには
?サイズ
Nのサンプル
R(1), R(2), . . . , R(N)が与えられたとき
,標本分散
s2=1N[(R(1)−µ)2+ (R(2)−µ)2+· · ·+ (R(N)−µ)2]
でも
µはわからないので
R¯で代用したい…
= 1
N−1[(R(1)−R)¯ 2+ (R(2)−R)¯ 2+· · ·+ (R(N)−R]¯2)
= N
N−1 [
1 N
∑N i=1
(R(i))2−R¯2 ]
.
Excel
では
var(varpではない
)s2
は不偏分散
,標本不偏分散などといわれることもある
.母/標本 平均値と分散 標準偏差
ここまで来たよ
1...
母分布と標本分布
,期待値の計算
Quiz解説
2...
母
/標本 平均値と分散
復習
:母期待値と標本期待値 平均値
分散 標準偏差
ランダムウォーカーの座標の場合
母/標本 平均値と分散 標準偏差
標準偏差
standard deviation.
母標準偏差の定義
..... σ =√
V(R)
標準偏差の直観的意味
母分布の ‘ 幅 ’ の半分
Frequency
16 18 20 22 24 26 28
01234 Frequency
16 18 20 22 24 26 28
01234 Frequency
16 18 20 22 24 26 28
01234 Frequency
16 18 20 22 24 26 28
01234
母標準偏差をサンプルから推定するには
?標本分散を求めることで母分散を推定する
√ .そして
,その平方根をとる
.母/標本 平均値と分散 標準偏差
.Quiz(平均値の意味) ..
...
次の操作のうち
,やって意味あるのはどれ
(数学としてじゃなく自然科学 として
)?.
1..
ある確率的地震発生理論が正しいか確かめるため
,滋賀県内で
1か月 間に起きた地震のマグニチュードの標本平均値を求めた
.. ..
2
ある確率的恒星誕生理論が正しいか確かめるため
,空に見える星の絶 対等級の標本平均値を求めた
. ..
3
確率的に成長するペンギンの群れで卵を採集して
,産卵時の卵の質量 の標本平均値を求めた
..
4..
スピードが確率的に変化するマラソンランナーの
, 1km区間ごとの
時速を測定して
,その標本平均値を求めた
.母/標本 平均値と分散 標準偏差
.Quiz(ランダムウォークの到達点の座標の母平均・母分散)
..
確率変数
Rt+1は
,確率
q = 1−pで
Rt+1 = 0確率
pで
Rt+1 = 1の値をとる
. (t= 0,1,2, . . .,t̸=t′のとき
Rtと
Rt′は独立
).時刻
tにおけるランダムウォーカーの座標を
,次の漸化式で定める
. Xt+1=Xt+Rt+1, X0= 0.. ..
1 Rt+1
の母平均を求めよう
. .2.. Rt+1
の母分散を求めよう
. ...
3 Rt+1
の母標準偏差を求めよう
.母/標本 平均値と分散 標準偏差
母/標本 平均値と分散 標準偏差
サイコロをふる試行で
,下の確率分布に従うサンプル生成
R確率 サイコロの目
0 q= 1−p= 13 1,2
1 p= 23 3,4,5,6
ベルヌーイ試行
T = 1,5,9で
.母/標本 平均値と分散 ランダムウォーカーの座標の場合
ここまで来たよ
1...
母分布と標本分布
,期待値の計算
Quiz解説
2...
母
/標本 平均値と分散
復習
:母期待値と標本期待値 平均値
分散 標準偏差
ランダムウォーカーの座標の場合
母/標本 平均値と分散 ランダムウォーカーの座標の場合
ランダムウォーク
Xt+1 =Xt+Rt+1, X0 = 0
ということは
XT = 0 +
∑T t=1
Rt.
ここで
,Rt (t= 1,2, . . . , T)は独立同分布
,E(Rt) =µ,V(Rt) =σ2と する
.XT
の母平均値
E(XT) = E ( T
∑
t=1
Rt )
=
∑T t=1
E(Rt) =T ×µ.
自分の言葉で書いてね
母/標本 平均値と分散 ランダムウォーカーの座標の場合
XT
の母分散
Rtが互いに独立なので
V(XT) = V ( T
∑
t=1
Rt )
=
∑T t=1
V(Rt) =T×σ2.
直観的解釈
:だれか教えて〜
XT
の母標準偏差
σ =自分で書いてね
母/標本 平均値と分散 ランダムウォーカーの座標の場合
.Quiz(ランダムウォーカーの到達点の座標の母平均・母分散)
..
確率変数
Rt+1は
,確率
5/9で
Rt+1=−1,確率
1/9で
Rt+1= 0,確率
3/9で
Rt+1= +1,の値をとる
. (t= 0,1,2,3, . . .,t̸=t′のとき
Rtと
Rt′は独立
).時刻
tにおけるランダムウォーカーの座標
Xtを
,次の漸化式で定める
. Xt+1 =Xt+Rt+1, X0 = 0.
1.. Rt+1
の母平均を求めよう
. ...
2 Rt+1
の母分散を求めよう
. ...
の母標準偏差を求めよう
母/標本 平均値と分散 ランダムウォーカーの座標の場合
予習復習問題これからは毎週
金
11:05締切の予習復習問題は
RaMMoodlehttp://el.math.ryukoku.ac.jp/moodle→
計算科学
II(講義
)で やってね
.水
13:30締切の予習復習問題は
C-learning http://asp.c-learning.jp/s/でやってね
.プチテスト演習のプチテストやります
! 2013-05-10自宅で演習の課題をやろう
Visual Studioには
Express Editionという
‘無 料版
’があります
.数理情報学科の学生は
DreamSpark経由で
VisualStudio
製品を自宅で使えます
.https://www.a.math.ryukoku.ac.jp/dreamspark/