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(1)

平成18年3月

IM04F022澤田考士

平成

平成

18

18

3

3

IM

IM

04

04

022

022

澤田

澤田

考士

考士

(2)

1.

1.

分析の目的と方針

分析の目的と方針

<目的>

<目的>

以下の

以下の

2

2

点を目的として、実証分析を実施。

点を目的として、実証分析を実施。

1)実物不動産のリターン特性を把握する

1)実物不動産のリターン特性を把握する

(2)不動産証券化商品市場に価格発見

(2)不動産証券化商品市場に価格発見

機能が

機能が

られるかどうか、検証する。

られるかどうか、検証する。

   

   

<方針>

<方針>

J

J

-

-

REIT

REIT

開示情報

開示情報

以下

以下

2つのインデックスを算出

2つのインデックスを算出

し、実証分析を行う。

し、実証分析を行う。

(1)

(1)

J

J

-

-

REIT

REIT

保有物件に関する

保有物件に関する

開示

開示

情報から

情報から

出した

出した

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産

実物不動産

インデックス

インデックス

(2)

(2)

J

J

-

-

REIT

REIT

市場における取引価格から

市場における取引価格から

算出した

算出した

J

J

-

-

REIT

REIT

証券インデックス

証券インデックス

(注)不動産に加え、不動産の信託受益権もあわせて実物不動産と捉えて分析している。

(3)

<参考>J−REITの概要

投資家

企業

9 0 年 代 以

降 、 リ ス

ク が 顕 在

化!

J-REIT

売却

Debt Equity

レンダ−

流通市場

Equity Equity Equity Equity Equity Equity 流通市場で取引

J-REIT証券インデック

を算出。

J-REIT実物不動産イン

デックス

を算出。

(4)

2.

2.

背景(1)

背景(1)

  ・

  ・

1990

1990

年代以降、不動産価格が継続的下落

年代以降、不動産価格が継続的下落

⇒バブル期から一転して、不動産のリスクが顕在

⇒バブル期から一転して、不動産のリスクが顕在

 化!

 化!

1990

1990

年代半ば以降、不動産証券化に関する制

年代半ば以降、不動産証券化に関する制

度が制定される。

度が制定される。

(不動産のリスクがシェアされ易い仕組み作り)

(不動産のリスクがシェアされ易い仕組み作り)

・SPCや投資法人などが不動産の主要な買い手

・SPCや投資法人などが不動産の主要な買い手

となっている。

となっている。

⇒不動産の強力な買い手が登場し、実物不動産 

⇒不動産の強力な買い手が登場し、実物不動産 

 市場を活性化!

 市場を活性化!

(5)

2.

2.

背景(2)

背景(2)

公示地価と不動産証券化実績の推移 0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0 300.0 350.0 400.0 450.0 71 73 75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 2001 2003 2005 83年を100 0.0 1000.0 2000.0 3000.0 4000.0 5000.0 6000.0 7000.0 8000.0 証券化実績 (億円) 不動産証券化実績 地方圏 東京都区部 東京圏 大阪圏 名古屋圏

(6)

2.

2.

背景(3)

背景(3)

<不動産証券化制度の制定>

<不動産証券化制度の制定>

1995

1995

4

4

月 不動産特定共同事業法施行

月 不動産特定共同事業法施行

1998

1998

9

9

月 

月 

SPC

SPC

法(特定目的会社による特定

法(特定目的会社による特定

       資産の流動化に関する法律)施行

       資産の流動化に関する法律)施行

2000

2000

11

11

月 投資信託法が改正され、不動産投

月 投資信託法が改正され、不動産投

       資信託(

       資信託(

J

J

-

-

REIT

REIT

が組成可能となる)

が組成可能となる)

(7)

2.

(8)

3.

3.

問題意識(1)

問題意識(1)

・不動産のリスクが顕在化する中、そのリス

・不動産のリスクが顕在化する中、そのリス

ク特性を明らかにすることが重要。

ク特性を明らかにすることが重要。

・現状では不動産のリスク・リターンにつ

・現状では不動産のリスク・リターンにつ

いての分析・認知が十分とはいえない。

いての分析・認知が十分とはいえない。

・日本の不動産証券化商品の中で唯一の上

・日本の不動産証券化商品の中で唯一の上

場商品である

場商品である

J

J

-

-

REIT

REIT

のデータが蓄積されつ

のデータが蓄積されつ

つあり、そのデータを用いて分析できる環

つあり、そのデータを用いて分析できる環

境が整いつつある。

境が整いつつある。

(9)

3.

3.

問題意識(2)

問題意識(2)

<J−REIT市場の拡大>

2001年9月に初上場  

銘柄数:2⇒28 時価総額約2600億円⇒約2兆8000億円 

 (2005年12月末現在) ■J-REIT時価総額の推移と、TOPIX時価総額に対する割合

(10)

4.

4.

実施した分析(1)

実施した分析(1)

 ①実物不動産のインデックス(

 ①実物不動産のインデックス(

J

J

-

-

REIT

REIT

実物

実物

不動産インデックス)の構築

不動産インデックス)の構築

開示

開示

データの

データの

電子

電子

データ化

データ化

米国

米国

NCREIF

NCREIF

が実物不動産インデックス算出式を、

が実物不動産インデックス算出式を、

J

J

-

-

REIT

REIT

に合わせた場合の算式の修正方法の考察

に合わせた場合の算式の修正方法の考察

・上記算式に基づき、米国

・上記算式に基づき、米国

NCREIF

NCREIF

の方法に準拠し

の方法に準拠し

た「

た「

J

J

-

-

REIT

REIT

実 

実 

物不動産インデックス」を算出・

物不動産インデックス」を算出・

集計(全物件、用途別、地域別)

集計(全物件、用途別、地域別)

( (注)現実のキャッシュフロー、鑑定時価に基づくインデックスは日注)現実のキャッシュフロー、鑑定時価に基づくインデックスは日 本に従来存在していない。本インデックスは、 本に従来存在していない。本インデックスは、

日本初の本格的

日本初の本格的

な実物不動産インデックス

な実物不動産インデックス

だといえ、大変意義の大きな試だといえ、大変意義の大きな試 みであったと考える。 みであったと考える。

(11)

4.

4.

実施した分析(2)

実施した分析(2)

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの分析(不

実物不動産インデックスの分析(不

動産のリスク・リターン特性の把握)

動産のリスク・リターン特性の把握)

・近年指摘されている不動産価格の反転が生じた

・近年指摘されている不動産価格の反転が生じた

か、また、いつ生じたかに関する検証。

か、また、いつ生じたかに関する検証。

  

  

・地域別、用途別の

・地域別、用途別の

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデック

実物不動産インデック

スの相関の検討。(分散投資によるリスク低減の

スの相関の検討。(分散投資によるリスク低減の

可能性を検証。)

可能性を検証。)

     

不動産投資収益率に、系列相関が見られるかど

不動産投資収益率に、系列相関が見られるかど

うか、検証。(

うか、検証。(

Geltner

Geltner

(1993)

(1993)

は、不動産投資収

は、不動産投資収

益率に系列相関が生じる理由を、モデルを用いて

益率に系列相関が生じる理由を、モデルを用いて

説明している。)

説明している。)

(12)

4.

4.

実施した分析(3)

実施した分析(3)

③不動産証券化商品市場の価格発見機能に関す

③不動産証券化商品市場の価格発見機能に関す

る検証

る検証

不動産証券化商品市場の価格発見機能

不動産証券化商品市場の価格発見機能

とは?

とは?

  ⇒ある時点の実物不動産のリターンが、それ

  ⇒ある時点の実物不動産のリターンが、それ

   以前の時点の不動産証券のリターンに

   以前の時点の不動産証券のリターンに

よっ

よっ

   

   

説明される現象

説明される現象

不動産証券のリターン 実物不動産のリターン 時刻 時刻 説明する(価格発見機能) <価格発見機能のイメージ>

(13)

4.

4.

実施した分析(4)

実施した分析(4)

③不動産証券化商品市場の価格発見機能に関する検証

③不動産証券化商品市場の価格発見機能に関する検証

<不動産証券化商品市場の価格発見機能が持つ意義> <不動産証券化商品市場の価格発見機能が持つ意義> ・実物不動産市場の情報が、 ・実物不動産市場の情報が、

不動産証券化商品市場に

不動産証券化商品市場に

早く

早く

あらわれる

あらわれる

ことをことを意味する。意味する。 ・不動産証券化商品市場 ・不動産証券化商品市場にはには、、

実物不動産市場に比べて

実物不動産市場に比べて

く情報

く情報

が伝わる

が伝わる

可能性を示唆する。可能性を示唆する。 ・既に先行研究

・既に先行研究Geltner(1993Geltner(1993)、)、BarkhamBarkham  and and Geltner(1995 ) Geltner(1995 )で、不動産証券化商品市場に価格発見機能があるで、不動産証券化商品市場に価格発見機能がある ことがアメリカ及びイギリスの市場に関して示されている。 ことがアメリカ及びイギリスの市場に関して示されている。 ・日本において、不動産証券化商品市場の価格発見機能がみられる ・日本において、不動産証券化商品市場の価格発見機能がみられる ならば、 ならば、

J

J

-

-

REIT

REIT

市場を拡大させる意義の一つの根拠

市場を拡大させる意義の一つの根拠

といえる。また、 といえる。また、JJ--REITREITのリターンの分析が、実物不動産のリターのリターンの分析が、実物不動産のリター ンを把握するために有用だともいえる。 ンを把握するために有用だともいえる。

(14)

5.

5.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの算出(1)

実物不動産インデックスの算出(1)

アメリカの

アメリカの

NCREIF

NCREIF

とは>

とは>

The National Council of Real Estate Investment Fiduciaries

(全米不動産投資受託者協議会)

不動産インデックスを公表するアメリカの非営利団体。

会員である年金基金などのファンド(実質的所有者)からの

成約賃料実績値や土地建物時価評価を基に作成。

1977年からインデックス算出を開始し、1982年から公表(四

半期データ)。

NCREIFが公表するインデックス(NCREIFインデックス)が、

アメリカで最も広く普及している

(15)

5.

5.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの算出(2)

実物不動産インデックスの算出(2)

<米国

<米国

NCREIF

NCREIF

の実物不動産インデックスの算出式>

の実物不動産インデックスの算出式>

NOI

PS

CI

BMV

NOI

*

33

.

0

*

5

.

0

*

5

.

0

+

インカム収益率=

NOI

PS

CI

BMV

CI

PS

BMV

EMV

*

33

.

0

*

5

.

0

*

5

.

0

)

(

+

+

キャピタル収益率=

総合収益率=インカム収益率+キャピタル収益率

EMV:Ending Market Value(期末市場価値) BMV:Beginning Market Value(期首市場価値) PS:Partial Sales(部分売却額)

CI:Capital Improvement or Expenditures(建物改装費等 / 資本的支出) NOI:Net Operating Income(純営業収益)

(16)

5.

5.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの算出(3)

実物不動産インデックスの算出(3)

<米国

<米国

NCREIF

NCREIF

インデックス算出式の分母の根拠>

インデックス算出式の分母の根拠>

算出式の分母は、リターン算出期間(四半期)における平均投資残高を意味しており

、以下のような前提が置かれている。

<前提1>CI(建物改装費または資本的支出)やPS(部分売却額)は、期央に発生し

たものと仮定する。

前四半期 当該四半期 次期四半期 CI 当該期間の1/2期間だけ投資された考える 期央に発生したものと仮定する。

(17)

5.

5.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの算出(4)

実物不動産インデックスの算出(4)

<米国

<米国

NCREIF

NCREIF

インデックス算出式の分母の根拠 続き>

インデックス算出式の分母の根拠 続き>

<前提2>NOI(純営業収益)は、リターン算出期間(四半期)の間毎月末に均等に

発生すると仮定する。

NOI(当該四半期中の加重平均) =(1/3NOI×2/3四半期)+(1/3NOI×1/3四半期)+(1/3NOI×0/3四半期)=0.33NOIとなる 当 該 四 半 期 次 期 四 半 期 毎 月 末 に 均 等 に N O Iが 発 生 す る と 仮 定 す る 。 の N O I は 、 当 該 四 半 期 の 0 / 3 期 間 に わ た っ て 発 生 し た こ と に な る の N O I は 、 当 該 四 半 期 の 1 / 3 期 間 に わ た っ て 発 生 し た こ と に な る の N O I は 、 当 該 四 半 期 の 2 / 3 期 間 に わ た っ て 発 生 し た こ と に な る 前提1、前提2より、平均投資残高=

BMV

+

0

.

5

*

CI

0

.

5

*

PS

0

.

33

*

NOI

(18)

5.

5.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの算出(5)

実物不動産インデックスの算出(5)

<米国NCREIFインデックスのJ−REITへの修正>

<米国NCREIFインデックスのJ−REITへの修正>

(1)データの相違

<NOI(純営業収益)データ> NCREIFデータ:四半期ごと(全物件) J−REITデータ:6ヶ月毎(毎月、異なるJ-REITが決算を迎え、データ更新) <鑑定評価額データ> NCREIFデータ:1年毎(各四半期に、それぞれ一部物件のデータが更新) J−REITデータ:6ヶ月毎(毎月、異なるJ-REITが決算を迎え、データ更新)

(2)J−REIT実物不動産インデックス算出の前提      

  (米国のNCREIFインデックスと同一)

<前提1> CI(建物改装費または資本的支出)やPS(部分売却額)は、期央に発生したもの と仮定する。 <前提2> NOI(純営業収益)は、リターン算出期間(6ヶ月)の間毎月末に均等に発生する と仮定する。

(19)

5.

5.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの算出(6)

実物不動産インデックスの算出(6)

<J−REIT実物不動産インデックスの算出式①> <J−REIT実物不動産インデックスの算出式①>

(1)J−REITの

6ヶ月中のNOI(加重平均)

当該期間(6ヶ月)の加重平均としてのNOIの大きさは、 =(1/6NOI×5/6半期)+(1/6NOI×4/6半期)+(1/6NOI×3/6半期)+(1/6NOI×2/6 半期)+(1/6NOI×1/6半期)+(1/6NOI×0/6半期) =0.417*NOI となる。 1 2 3 4 5 6 t よって、平均投資残高=

BMV

+

0

.

5

*

CI

0

.

5

*

PS

0

.

417

*

NOI

(20)

5.

5.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの算出(7)

実物不動産インデックスの算出(7)

<J−REIT実物不動産インデックスの算出式②> <J−REIT実物不動産インデックスの算出式②> 以上の考察から、J−REIT実物不動産インデックスは、以下の算式で算出する。

NOI

PS

CI

BMV

NOI

*

417

.

0

*

5

.

0

*

5

.

0

+

インカム収益率=

NOI

PS

CI

BMV

CI

PS

BMV

EMV

*

417

.

0

*

5

.

0

*

5

.

0

)

(

+

+

キャピタル収益率=

総合収益率=インカム収益率+キャピタル収益率

⇒上式によって個別物件の収益率を算出し、期初鑑定評価額

(時価)で加重平均することによってインデックスを算出!

(21)

6.

6.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスのグラフ(1)

実物不動産インデックスのグラフ(1)

-4.00% -2.00% 0.00% 2.00% 4.00% 6.00% 8.00% 10.00% 12.00% 2002 年1月 2002 年2月 2002 年3月 2002 年4月 2002 年5月 2002 年6月 2002 年7月 2002 年8月 2002 年9月 200 2年10 月 200 2年11 月 200 2年12 月 2003 年1月 2003 年2月 2003 年3月 2003 年4月 2003 年5月 2003 年6月 2003 年7月 2003 年8月 2003 年9月 200 3年10 月 200 3年11 月 200 3年12 月 2004 年1月 2004 年2月 2004 年3月 2004 年4月 2004 年5月 2004 年6月 2004 年7月 2004 年8月 2004 年9月 2004 年10 月 2004 年11 月 2004 年12 月 2005 年1月 2005 年2月 年率換算リターン キャピタル収益率 インカム収益率 総合収益率 J-REIT実物不動産インデックス(全物件)の推移

(22)

6.

6.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスのグラフ(2)

実物不動産インデックスのグラフ(2)

-5.0% -4.0% -3.0% -2.0% -1.0% 0.0% 1.0% 2.0% 3.0% 4.0% 5.0% 200 2年1月 200 2年2月 200 2年3月 200 2年4月 200 2年5月 200 2年6月 200 2年7月 200 2年8月 200 2年9月 2002 年10月 2002 年11月 2002 年12月 200 3年1月 200 3年2月 200 3年3月 200 3年4月 200 3年5月 200 3年6月 200 3年7月 200 3年8月 200 3年9月 2003 年10月 2003 年11月 2003 年12月 200 4年1月 200 4年2月 200 4年3月 200 4年4月 200 4年5月 200 4年6月 200 4年7月 200 4年8月 200 4年9月 2004 年10月 2004 年11月 2004 年12月 200 5年1月 200 5年2月 オフィス 住 宅 商 業 年率換算リターン 用途別J-REIT実物不動産インデックス(キャピタル収益率)の推移

(23)

6.

6.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスのグラフ(3)

実物不動産インデックスのグラフ(3)

用途別J-REIT実物不動産インデックス(インカム収益率)の推移 4.0% 5.0% 6.0% 7.0% 8.0% 9.0% 10.0% 11.0% 2002 年1月 2002 年2月 2002 年3月 2002 年4月 2002 年5月 2002 年6月 2002 年7月 2002 年8月 2002 年9月 2002 年10 月 2002 年11 月 2002 年12 月 2003 年1月 200 3年 2月 2003 年3月 2003 年4月 2003 年5月 2003 年6月 2003 年7月 2003 年8月 200 3年 9月 2003 年10 月 2003 年11 月 2003 年12 月 2004 年1月 2004 年2月 2004 年3月 200 4年 4月 2004 年5月 2004 年6月 2004 年7月 2004 年8月 2004 年9月 2004 年10 月 200 4年 11月 2004 年12 月 2005 年1月 2005 年2月 オフィス 住宅 商業 年率換算リターン

(24)

6.

6.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスのグラフ(4)

実物不動産インデックスのグラフ(4)

-35.00% -30.00% -25.00% -20.00% -15.00% -10.00% -5.00% 0.00% 5.00% 10.00% 2002 年1月 200 2年 2月 200 2年 3月 200 2年 4月 2002 年5月 2002 年6月 2002 年7月 2002 年8月 2002 年9月 2002 年10 月 2002 年11 月 2002 年12 月 2003 年1月 2003 年2月 2003 年3月 2003 年4月 2003 年5月 200 3年 6月 200 3年 7月 200 3年 8月 2003 年9月 2003 年10 月 2003 年11 月 2003 年12 月 2004 年1月 2004 年2月 2004 年3月 2004 年4月 2004 年5月 2004 年6月 2004 年7月 2004 年8月 2004 年9月 200 4年 10月 200 4年 11月 200 4年 12月 2005 年1月 2005 年2月 年率換算リターン 北海道・東北地方 関東地方 北陸・中部地方 近畿地方 中国・四国地方 九州地方 地域別J-REIT実物不動産インデックス(キャピタル収益率)の推移

(25)

6.

6.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスのグラフ(5)

実物不動産インデックスのグラフ(5)

地域別J-REIT実物不動産インデックス(インカム収益率)の推移 2.50% 3.50% 4.50% 5.50% 6.50% 7.50% 8.50% 9.50% 10.50% 2002 年1月 2002 年2月 2002 年3月 2002 年4月 2002 年5月 2002 年6月 2002 年7月 2002 年8月 2002 年9月 2002 年10 月 2002 年11 月 2002 年12 月 2003 年1月 2003 年2月 2003 年3月 2003 年4月 2003 年5月 2003 年6月 2003 年7月 2003 年8月 2003 年9月 2003 年10 月 2003 年11 月 2003 年12 月 2004 年1月 2004 年2月 2004 年3月 2004 年4月 2004 年5月 2004 年6月 2004 年7月 2004 年8月 2004 年9月 2004 年10 月 2004 年11月 2004 年12 月 2005 年1月 2005 年2月 北海道・東北地方 関東地方 北陸・中部地方 近畿地方 中国・四国地方 九州地方 年率換算リターン

(26)

7.

7.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの分析(1)

実物不動産インデックスの分析(1)

<J-REIT実物不動産インデックスの分析結果>

①ボラティリティ、地価の反転

⇒ ・キャピタル収益率のボラティリティは、インカム収益率のボラティリティ

   に比べて高い。

  ・2004年以降、不動産価格が反転

  ・ただし、不動産価格の反転は、一部の地域で生じているに過ぎない。

②地域別、用途別の相関

⇒相関がそれほど高くなく、分散投資によるリスク低減の可能性を示唆し

ている。

③インデックスの系列相関

  ・リターンに、自己相関が見られる。

  ・リターンが、AR(1)に従う。

(27)

7.

7.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの分析(2)

実物不動産インデックスの分析(2)

<J-REIT実物不動産インデックスの基本統計量>

・インカム収益率は比較的安定的に推移しているのに対し、

キャピタル収益率の変動は大きい(標準偏差が約8.3倍)

・総合収益率の変動の大部分が、キャピタル収益率によ

るものだといえる。

キャピタル収益率

インカム収益率

総合収益率

平均

-0.99%

6.30%

5.31%

標準偏差

1.90%

0.23%

1.73%

標本数

38

38

38

(28)

7.

7.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの分析(3)

実物不動産インデックスの分析(3)

<地域別・用途別リターンの相関係数> (2002年9月から2005年2月のデータを用いて算出) 地域別インカム収益率の相関係数 北海道・ 東北 関東 北陸・ 中部 近畿 九州 北海道・東北 1.00000 0.65900 0.74640 0.68730 0.87680 関東 0.65900 1.00000 0.68760 0.16100 0.49680 北陸・中部 0.74640 0.68760 1.00000 0.58420 0.75770 近畿 0.68730 0.16100 0.58420 1.00000 0.81960 九州 0.87680 0.49680 0.75770 0.81960 1.00000 地域別キャピタル収益率の相関係数 北海道・ 東北 関東 北陸・ 中部 近畿 九州 北海道・東北 1.00000 0.44330 0.17870 -0.43510 -0.00490 関東 0.44330 1.00000 0.50910 0.40440 0.26890 北陸・中部 0.17870 0.50910 1.00000 0.46370 0.49010 近畿 -0.43510 0.40440 0.46370 1.00000 0.39540 九州 -0.00490 0.26890 0.49010 0.39540 1.00000 地域別総合収益率の相関係数 北海道・ 東北 関東 北陸・ 中部 近畿 九州 北海道・東北 1.00000 0.21080 0.17730 -0.36410 0.13620 関東 0.21080 1.00000 0.30150 0.19160 0.11410 北陸・中部 0.17730 0.30150 1.00000 0.31200 0.46820 近畿 -0.36410 0.19160 0.31200 1.00000 0.60050 九州 0.13620 0.11410 0.46820 0.60050 1.00000 用途別インカム収益率の相関係数 オフィス 住宅 商業 オフィス 1.00000 0.74080 0.92590 住宅 0.74080 1.00000 0.69020 商業 0.92590 0.69020 1.00000 用途別キャピタル収益率の相関係数 オフィス 住宅 商業 オフィス 1.00000 0.05860 0.22690 住宅 0.05860 1.00000 0.37560 商業 0.22690 0.37560 1.00000 用途別総合収益率の相関係数 オフィス 住宅 商業 オフィス 1.00000 -0.00060 -0.23590 住宅 -0.00060 1.00000 0.44060 商業 -0.23590 0.44060 1.00000

(29)

7.

7.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの分析(4)

実物不動産インデックスの分析(4)

インカム収益率のコレログラム

(30)

7.

7.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの分析(5)

実物不動産インデックスの分析(5)

<キャピタル収益率の分析>

①AR(1)、AR(2)の推計

AR(1)の推計結果 項 ラグ 推定値 標準誤差 t値 p値(Prob>|t|) 定数推定値 自己回帰(AR)1 1 0.968763 0.032351 29.95 <.0001 0.00011484 切片 0 0.003677 0.019612 0.19 0.8524 AR(2)の推計結果 項 ラグ 推定値 標準誤差 t値 p値(Prob>|t|) 定数推定値 自己回帰(AR)1 1 0.949102 0.153425 6.19 <.0001 0.00011571 自己回帰(AR)2 2 0.01852 0.155249 0.12 0.9057 切片 0 0.003574 0.019367 0.18 0.8547

②モデルの比較

モデル

自由度

AIC

SBC

R2乗

自己回帰(AR)(1)

36 -385.053 -381.778

0.899

自己回帰(AR)(2)

35 -382.802 -377.889

0.898

(31)

7.

7.

J

J

-

-

REIT

REIT

実物不動産インデックスの分析(6)

実物不動産インデックスの分析(6)

<インカム収益率の分析>

①AR(1)、AR(2)の推計

AR(1)の推計結果 項 ラグ 推定値 標準誤差 t値 p値(Prob>|t|) 定数推定値 自己回帰(AR)1 1 0.932798 0.049752 18.75 <.0001 0.00417552 切片 0 0.062134 0.00156 39.84 <.0001 AR(2)の推計結果 項 ラグ 推定値 標準誤差 t値 p値(Prob>|t|) 定数推定値 自己回帰(AR)1 1 0.92166 0.127066 7.25 <.0001 0.00439054 自己回帰(AR)2 2 0.007704 0.123808 0.06 0.9507 切片 0 0.062158 0.001506 41.28 <.0001

②モデルの比較

モデル

自由度

AIC

SBC

R2乗

自己回帰(AR)(1)

36

-536.108

-532.833

0.868

自己回帰(AR)(2)

35

-533.962

-529.05

0.868

(32)

8.

8.

先行研究(1)

先行研究(1)

<Geltner(1993)>

NCREIFインデックスは、不動産鑑定評価額に基づくため、不動産の真のリターン を表していないと主張。 Geltner(1993)では、真のリターンとNCREIFインデックスのリターンとの間に、次の ような幾何級数型分布ラグ・モデルを想定している。

k=0 U tー ** t

a

(

1

a

)

k k

・・・(*)

インデックスのリター

時点tにおける

** t

:

NCREIF

動産リターン

時点tにおける真の不

tU

:

パラメーター

:

a

(注)真のリターンとは、取引価格で計測したと仮定した場合のリターンを指す

(33)

8.

8.

先行研究(2)

先行研究(2)

<Geltner(1993)つづき>

(*)から、以下の式が導かれる。

a

a

t−1

**

**

−(1−

・・・(**)

(**)式は、観察不可能な真の不動産のリターンを、観察可能な  から  算出する式である。 ・実物不動産のインデックスは、過去の値に引きずられてボラティリティが実  際よりも過小となる現象(スムージング)がしばしば指摘される。 ・ (**)式は、実物不動産インデックスからスムージングを除去する方法と  して、頻繁に利用されている。 (注)ただし、真のリターンは観察されないため、モデルの正しさを実証的に 検証することはできない。

t**

(34)

8.

8.

先行研究(3)

先行研究(3)

<Barkham and Geltner(1995)>

・アメリカ及びイギリスの市場における、「不動産証券化商品市場」の価格発見

機能を検証

<価格発見機能のイメージ>

不動産証券のリターン 実物不動産のリターン 時刻 時刻 説明する(価格発見機能)

<利用データ>

実物不動産・・・NCREIFインデックスのリターンから、

スムージング 

       

効果を除去

したリターン。(Geltner(1993)の方法)。          ((**)式を適用。パラメーターを外挿) 不動産証券・・・NAREIT(全米REIT協会)が算出するREITインデックス           (証券リターンのインデックス)から、次の式を用いて

レバ

       

レッジ効果を除去

したリターン

(35)

8.

8.

先行研究(4)

先行研究(4)

<Barkham and Geltner(1995)つづき①>

NAREITが算出するREITインデックス(証券リターンのインデックス)から、

レバレッジ効果を除去したリターン

の算出式

t t

E

P

}

E

P

1

{

D,t t E, ,

=

t p

ーン)

ッジ効果除去後のリタ

期間tにおけるレバレ

p,t

=

(

スのリターン) エクイティインデック 期間tにおける

E,t = ( NAREIT

・・・(***)

府債のリターン) 期間tにおける長期政

D,t = (

おける総資産/資本)

=(期間tの終わりに

)

(

(36)

8.

8.

先行研究(5)

先行研究(5)

<Barkham and Geltner(1995)つづき②>

回帰分析を行い、F検定を実施

①不動産証券リターンを、それより前の実物不動産リターンに回帰

⇒実物不動産市場に価格発見機能は認められない。

②実物不動産リターンを、それより前の不動産証券リターンに回帰

⇒不動産証券化商品市場に価格発見機能が認められる

アメリカ、イギリスの市場で、

不動産証券の市場に価格発見機能が

ある

結論付けている。

(37)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(1)

不動産証券化商品市場の価格発見機能(1)

<日本に市場に関する分析>

J-REITのデータを用い、Barkham and Geltner(1995)と同様な分析を実施

⇒日本の市場における価格発見機能を検証

<不動産証券データ>

・J-REITの証券データを利用(2期以上決算を迎えた13銘柄の月次収益率を月初時価 総額で加重平均して証券インデックスを算出) ⇒(***)式を用いてレバレッジ効果を除いたリターンを算出。(データAと呼ぶ) <実物不動産データ> ・前述のJ-REIT実物不動産インデックスのうち、全物件のキャピタルを含めたキャピタ ル収益率のデータを利用 ⇒(**)式を用いてスムージングの効果を除去。(データBと呼ぶ)

データA、データBを用い、価格発見機能に関する検証を行う。

(38)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(2)

不動産証券化商品市場の価格発見機能(2)

<J-REIT証券インデックスからレバレッジ効果を除去>

-10.00% -5.00% 0.00% 5.00% 10.00% 15.00% 20.00% 20 01 年1 0月 20 01 年1 1月 20 01 年1 2月 20 02 年1 月 20 02 年2 月 20 02 年3 月 20 02 年4 月 20 02 年5 月 20 02 年6 月 20 02 年7 月 20 02 年8 月 20 02 年9 月 20 02 年1 0月 20 02 年1 1月 20 02 年1 2月 20 03 年1 月 20 03 年2 月 20 03 年3 月 20 03 年4 月 20 03 年5 月 20 03 年6 月 20 03 年7 月 20 03 年8 月 20 03 年9 月 20 03 年1 0月 20 03 年1 1月 20 03 年1 2月 20 04 年1 月 20 04 年2 月 20 04 年3 月 20 04 年4 月 20 04 年5 月 20 04 年6 月 20 04 年7 月 20 04 年8 月 20 04 年9 月 20 04 年1 0月 20 04 年1 1月 20 04 年1 2月 20 05 年1 月 20 05 年2 月 月率リターン表示 J-REIT証券アンレバードインデックス (配当無し8951∼8963) J-REIT証券インデックス(配当無し8951∼8963)月次

(39)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(3)

不動産証券化商品市場の価格発見機能(3)

<J-REIT実物不動産インデックスからスムージング効果の除去>

-10.00% -8.00% -6.00% -4.00% -2.00% 0.00% 2.00% 4.00% 6.00% 8.00% 2002 年2月 2002 年3月 2002 年4月 2002 年5月 2002 年6月 2002 年7月 2002 年8月 2002 年9月 2002 年10 月 2002 年11 月 2002 年12 月 2003 年1月 2003 年2月 2003 年3月 2003 年4月 2003 年5月 2003 年6月 2003 年7月 2003 年8月 2003 年9月 2003 年10 月 2003 年11 月 2003 年12 月 2004 年1月 2004 年2月 2004 年3月 2004 年4月 2004 年5月 2004 年6月 2004 年7月 2004 年8月 2004 年9月 2004 年10 月 2004 年11 月 2004 年12 月 2005 年1月 2005 年2月 J−REIT実物不動産インデックス(年率) J−REIT実物不動産アンスムーズドインデックス(a=0.33) J−REIT実物不動産アンスムーズドインデックス(a=0.4) J−REIT実物不動産アンスムーズドインデックス(a=0.5)

(40)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(4)

不動産証券化商品市場の価格発見機能(4)

<不動産証券化商品市場の価格発見機能の検証(回帰モデルA)>

データ期間:2002年10月∼2005年2月 (月次)

= 6 1 0

SEC

t

)

(t)

REAL(t)

j

j +ε

β

β

回帰モデルA−1

= 12 7 0

SEC

t

)

(t)

REAL(t)

j

j +ε

β

β

= 12 1 0

SEC

t

)

(t)

REAL(t)

j

j +ε

β

β

回帰モデルA−2

回帰モデルA−3

REAL(t):時点tにおける平滑化効果除去後の実物不動産リターン SEC(t−j):時点tよりjか月前におけるレバレッジ効果除去後の不 動産証券リターン ε(t) :ノイズを示す撹乱項

(41)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

5)

5)

<実物不動産市場の価格発見機能の検証(回帰モデルB) >

データ期間:2003年2月∼2005年2月(月次)

=

6 0

REAL

(

t

j)

(

)

)

(

SEC

j=1 j

+ε

β

β

t

t

=

12 7 0

REAL

(

t

j)

(

)

)

(

SEC

j= j

+ε

β

β

t

t

=

12 0

REAL

(

t

j)

(

)

)

(

SEC

j=1 j

+ε

β

β

t

t

回帰モデルB−1

回帰モデルB−3

SEC(t) :時点tにおけるレバレッジ効果除去後の不動産証券リ ターン REAL(t−j):時点tよりjか月前のにおける平滑化効果除去後の実 物不動産リターン ε(t) :ノイズを示す撹乱項

回帰モデルB−2

(42)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

6)

6)

<回帰モデルの推計結果①>

(ⅰ)あてはめの要約

A−1 A−2 A−3 B−1 B−2 B−3 R2乗 0.11417 0.37984 0.52997 R2乗 0.08435 0.39097 0.47354 自由度調整R2乗 -0.12742 0.2107 0.17745 自由度調整R2乗 -0.22087 0.18796 -0.05293 誤差の標準偏差 0.02547 0.02131 0.02176 誤差の標準偏差 0.24052 0.19616 0.22336 Yの平均 -0.00512 -0.00512 -0.00512 Yの平均 0.10317 0.10317 0.10317 データ数 29 29 29 データ数 25 25 25

(ⅱ)分散分析

A−1 A−2 A−3 B−1 B−2 B−3 F値 0.4726 2.2458 1.5034 F値 0.2764 1.9259 0.8995 P値 0.8212 0.0767 0.22 P値 0.9408 0.1314 0.5713

モデル

A

−2が、モデル全体として有意水準

10%

で説明力を持つ!

(43)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

7)

7)

<回帰モデルの推計結果のイメージ①>

①回帰モデルA−1の推計結果イメージ ②回帰モデルA−2の推計結果イメージ ③回帰モデルA−3の推計結果イメージ 時点(月次) -12 -11 -10 -9 -8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 不動産証券のリターン 実物不動産のリターン 統計的に有意な説明力がない。 時点(月次) -12 -11 -10 -9 -8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 不動産証券のリターン 実物不動産のリターン 統計的に有意な説明力がある。 時点(月次) -12 -11 -10 -9 -8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 不動産証券のリターン 実物不動産のリターン 統計的に有意な説明力がない。

(44)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

8)

8)

<回帰モデルの推計結果のイメージ②>

①回帰モデルB−1の推計結果イメージ ②回帰モデルB‐2の推計結果イメージ ③回帰モデルB−3の推計結果のイメージ 時点(月次) -12 -11 -10 -9 -8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 不動産証券のリターン 実物不動産のリターン 統計的に有意な説明力がない。 時点(月次) -12 -11 -10 -9 -8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 不動産証券のリターン 実物不動産のリターン 統計的に有意な説明力がない。 時点(月次) -12 -11 -10 -9 -8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 不動産証券のリターン 実物不動産のリターン 統計的に有意な説明力がない。

(45)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(9)

不動産証券化商品市場の価格発見機能(9)

(46)

9.

9.

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

不動産証券化商品市場の価格発見機能(

10

10

<日本の市場における価格発見機能の検証まとめ>

・不動産証券化市場の価格発見機能について

① 

ある時点のJ−REIT保有実物不動産のリターンを、その時点から

7ヶ月前、

8ヶ月前、9ヶ月前、10ヶ月前、11ヶ月前、12ヶ月前の6か月

分のJ−REIT証券リターンが説明する

可能性を示唆する結果を得た。 (モデルA−2が統計的に有意な説明力を持つ。) (先行研究によって示されている、不動産証券化商品市場の価格発見機能が、日本 でも成り立つ可能性があることが示された。)

ある時点のJ−REIT保有実物不動産のリターンを、その時点から

8ヶ月前∼

11ヶ月前の各時点のJ−REIT証券月次リターンがそれぞれ

単独で説明する

可能性を示唆する結果を得た。 (これは、日本特有の現象である。なぜ、生じたのか、それは偶然であるかを、今後 データの蓄積を待って継続して研究していくことが重要。)

(47)

10.

10.

まとめ

まとめ

<本研究の成果>

J−REIT(不動産投資信託)の開示情報を用いることによって、日本でこ

れまでに存在していない

現実のキャッシュフロー、現実の鑑定評価

額に基づく実物不動産のインデックス(J−REIT実物不動産イ

ンデックス)

を算出した。

①で算出したJ−REIT実物不動産インデックスを用い、しばしば指摘され

る不動産価格反転及びその時期を確認した。また、地域別及び用途別の相

関係数を算出し、

不動産の分散投資によるリスク低減の可能性を

確認

した。更に、しばしば指摘される不動産リターンの

系列相関につい

て、実証分析によってその存在を確認

した。

J−REIT実物不動産インデックスと、J−REITの証券から算出したJ−REIT証 券インデックスを用い、不動産証券化商品と不動産のリターンの関係について実証 分析を行った。その結果、先行研究によってアメリカ及びイギリスによって示されてい る

「不動産証券化商品市場の価格発見機能」が日本の市場に

も存在する可能性を示唆する結果

を得た。

(48)

11.参考文献(抜粋)

11.参考文献(抜粋)

Barkham, R and Geltner, D (1995),”Price Discovery in American and British Property Markets,”Real Estate Economics 23: pp.21-44

Geltner, D (1993) “Estimating Market Values from Appraised Value without Assuming an Efficient Market” Journal of Real estate Research Vol.8, No.3  pp.325-345

Geltner, D and Joe V. Rodriguez (1997)”Public and Private Real Estate: Performance Implications for Asset Allocation” R.Garrigan and J.Parsons, editors. Real Estate Investment Trusts.Mcgraw-Hill, New York pp.371-409 Myer, N. and Webb, J.(1994) “Retail Stocks, Retail REITs and Retail Real Estate,” The Journal of Real Estate Research Vol.9, No.1:  pp.65-84

Joseph L. Pagliari Jr, Kevin A. Scherer, and Richard T. Monopoli (2005) “Public Versus Private Real Estate Equities: A More Refined Long-Term Comparison” Real Estate Economics 33: pp.147-187

Timothy J. Riddiough, Mark Moriarty, and P.J. Yeatman (2005)”Privately Versus Publicly Held Asset Investment Performance” Real Estate Economics  33: pp.121-146

参照

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