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モデル検査技術を活用した検証指向ソフトウェア設計手法の 研究

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title モデル検査技術を活用した検証指向ソフトウェア設計

手法の研究

Author(s) 金井, 勇人

Citation

Issue Date 2010‑03

Type Thesis or Dissertation Text version author

URL http://hdl.handle.net/10119/8865 Rights

Description Supervisor:Defago Xavier, 情報科学研究科, 博士

(2)

モデル検査技術を活用した検証指向ソフトウェア設計手法の 研究

金井 勇人

北陸先端科学技術大学院大学

2010

1

8

論文の内容の要旨

本研究では、モデル検査技術によるUML設計検証を容易にするための、検証指向設計手法を 提案する。検証を意図せずに作成したモデルに対して,モデル検査技術を適用することは,検証 性質の定義が困難になるなど,効果的ではない.したがって、設計の段階でそのソフトウェアに とって重要な性質を意識し、そうした性質が検証しやすい設計モデル、ひいてはモデル検査がし やすいように抽象化した検査モデルを作ることが重要である。本研究では、検証容易な検査モデ ル構築のための2つの手法を提案するとともに、それらを活用、体系化した設計手法を提案する。

まず,検証性質に応じた適切な検証モデルの構築を支援するための検証パターンを提案する.検 証する性質は検査モデル上の概念を利用して定義されるため,同様の性質を検証するにしても,検 査モデルの構築方法によって性質の定義が単純にも複雑にもなり,その結果として検証の効果や 効率が変わりうる.本手法は,検証性質などによって検査モデルの作成方法に典型的な定石があ ることに注目し,それらをパターンとして整理し,活用していくことで検査モデルの構築を支援 するアプローチをとる.本研究ではこうした検証パターンの定義方法や活用方法について提案す る。関連研究として,論理式のパターン化の提案があるが,本研究の独創的な点は,ソフトウェ ア構造と検証性質を関連付けてパターン化を行っている点である.

次に、検査モデルに対する横断的な修正を支援するための,アスペクト指向モデリング手法を 提案する.一般にはひとつの検査モデルに対して複数の性質を検証するがこの際に検査モデルに 対して検証性質に応じた修正を施すことも多い.こうした修正は横断的に行われるものが多く,検 証を繁雑にするだけでなく,間違いを引き起こしやすくなる.設計の過程においては,検査モデ ルを修正・拡張するたびにこうした複数の検証性質の検証をやりなおす場合も多く,その都度こ うした修正を手作業で繰り返すことは現実的でない.本研究では、こうした修正を容易にするた めに、モデル検査技術での設計検証を目的としたアスペクト指向UMLモデルを提案するととも に、その支援環境を提案する。

最後に、上記の手法を活用、体系化し、重要な性質の検証容易性を向上させることをねらった 検証指向ソフトウェア設計手法を提案する。

キーワード: モデル検査,検証パターン,時相論理式,アスペクト指向モデリング,ソフトウェ アアーキテクチャ

参照

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