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山形県健康診査実施要領新旧対照表 現行見直し後 ( 案 ) 山形県健康診査実施要領 山形県健康診査実施要領 昭和 62 年 8 月 5 日制定平成元年 12 月 27 日一部改正平成 3 年 1 月 10 日一部改正平成 4 年 6 月 25 日一部改正平成 6 年 10 月 17 日一部改正平成

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(1)

山形県健康診査実施要領の改正について(素案)

1 山形県健康診査実施要領の改正概要

以下の8項目を改正する。

№ 項 目 改正内容(案) 1 2 胃がん検診(4)実施体制 ア 胃部エックス線検査 撮影枚数を「8枚」と修正 2 3 子宮がん検診 (3)検診間隔 「なお、検診体制が整備され、実施可能な場合にはついて は年1回検診を実施することが望ましい」を削除 3 4 肺がん検診 (4)結果の通知等 「28 日以内」と修正 4 7 総合健診 (1)対象者 「節目検診として実施する」と修正 5 二 実施手続きについて 1(2)医師の届出 2実施計画の策定について 現状に合わせて見直し ・医師の届出のかかる規定を削除 ・保健所に実施計画書を提出する規定を削除 6 別紙1 判定基準 e-GFR、non-HDL コレステロールの基準値を追加。 眼底に改変Davis を追加 7 回報書 糖尿病等の回報書を追加 また、健診結果連絡票と回報書 を左右に1枚とし、様式番号等を整理 8 主治医あて連絡票 「連絡票の交付に当たっては、受診者本人にその内容が知 れないように留意する」を削除

2 がん検診にかかる報告

「山形県健康診査実施要領による報告」と「地域保健・健康増進事業報告」の一本化

第7次山形県保健医療計画地域編で「山形県健康診査実施要領」による集計結

果を数値目標としていることや市町村からの意見を踏まえ、地域保健・健康増進

事業報告への1本化については今回見送る。

第8次山形県保健医療計画がスタートする平成 36 年度(平成 35 年度実績報告)

からすることとし、それに合わせて回報書など必要な様式も見直す。

[見直しのスケジュール(案)]

平成 33 年度まで 関係者と相談の上県側の修正案を検討

平成 34 年度

○県医師会の各種がん検診委員会や山形県生活習慣病健診等

管理指導協議会での検討

○結果を市町村や検診機関等に通知

平成 35 年度

検診機関や市町村等で必要なシステム改修

(県では第8次保健医療計画策定年)

平成 36 年度

地域保健・健康増進事業報告への一本化スタート

資料7

(2)

山形県健康診査実施要領

新旧対照表

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後(案)

昭 和62 年 8月 5日 制定 平 成 元 年1 2月2 7日 一部改 正 平 成 3 年 1月1 0日 一部改 正 平 成 4 年 6月2 5日 一部改 正 平 成 6 年1 0月1 7日 一部改 正 平 成 7 年1 2月1 5日 一部改 正 平 成 9 年 4月 1日 一部改 正 平 成10 年 1月2 1日 一部改 正 平 成10 年 4月 1日 一部改 正 平 成12 年 4月 1日 一部改 正 平 成13 年 4月 1日 一部改 正 平 成14 年 4月 1日 一部改 正 平 成14 年 7月 1日 一部改 正 平 成15 年 4月 1日 一部改 正 平 成16 年 4月 1日 一部改 正 平 成17 年 4月 1日 一部改 正 平 成18 年 4月 1日 一部改 正 平 成19 年 5月2 5日 一部改 正 平 成20 年 5月2 2日 一部改 正 平 成21 年1 2月 7日 一部改 正 平 成24 年1 1月 8日 一部改 正 平 成25 年 3月1 2日 一部改 正 平 成25 年 4月 1日 一部改 正 平 成26 年1 2月 9日 一部改 正 平 成28 年 4月 1日 一部改 正 平 成29 年 4月 1日 一部改 正 高齢 者の医療の 確保に関す る法律(昭 和57年法 律第80号 )等に基づ く特定健康 診査(以下 「 特 定健 診」という 。 )並 びに健 康増進法に 基づくがん 検診(以下 「がん検診 」という 。 )の実 施に当 たっ

昭和 62 年8月 5日制 定 平 成元年 12 月 27 日一部改 正 平 成3年 1月 10 日一部改 正 平 成4年 6月 25 日一部改 正 平 成6年 10 月 17 日一部改 正 平 成7年 12 月 15 日一部改 正 平 成9年 4月 1 日一部改 正 平成 10 年1月 21 日一部改 正 平成 10 年 4 月1日 一部 改正 平成 12 年 4 月1日 一部 改正 平成 13 年 4 月1日 一部 改正 平成 14 年 4 月1日 一部 改正 平成 14 年 7 月1日 一部 改正 平成 15 年 4 月1日 一部 改正 平成 16 年 4 月1日 一部 改正 平成 17 年 4 月1日 一部 改正 平成 18 年 4 月1日 一部 改正 平成 19 年 5月 25 日一部 改正 平成 20 年 5月 22 日一部 改正 平成 21 年 12 月 7日一部 改正 平成 24 年 11 月 8日一部 改正 平成 25 年 3月 12 日一部 改正 平成 25 年 4 月 1日一部 改正 平成 26 年 12 月 9日一部 改正 平成 28 年 4 月 1日一部 改正 平成 29 年 4 月 1日一部 改正 平成 30 年 月 日 一 部 改正 高 齢者の 医療 の確保 に関 する法 律( 昭和 57 年 法律第 80 号)等 に基 づく特 定健 康診査 (以下「特定 健診 」という 。 )並び に健康 増進法に基 づくがん検 診(以下「 がん検診」 という 。 )の 実施に当た って

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山形県健康診査実施要領

新旧対照表

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後(案)

ては 、 「特 定健康 診査及び特 定保健指導 の実施に関 する基準 」 (平成 19年 12月28 日厚生労働 省令 第1 57号。以 下「実施基 準」という 。 ) 、 「健康増 進事業実施 要領」 (平成 20年3月 31日健発 第0 33 1026号 厚生労働省 健康局長通 知。 「 以下「 厚生労働省 実施要領」 という。 )並びに 「がん 予防 重 点健康 教育 及びが ん検 診実施 のた めの指 針」 (平成 20年 3月3 1日 健発第 03 310 58 号厚生労 働 省健康 局長 通知。 以下 「がん 検診 等実施 指針 」とい う。 ) による ほか 、この 要領 によるものとする。 一 種類 別実 施内容 等に ついて 1 特定 健診 特定 健診 は、実 施基 準や標 準的 な健診 ・保健 指導プ ログ ラム等 、国 が定め ると ころに より 実 施 するも のと する。 なお 、検査 項目 の判定 基準 は別紙 1の とおり とす る。 2 胃が ん検 診 (1) 対象 者 当該 市町村 の区 域内に 居住 地を有 する 50歳 以上 の者を 対象 とする 。 た だし、 胃部 エック ス線 検査に つい ては、 当分 の間、 40 歳以上 の者 を対象 とし ても差し支 え ない。 (2) 検診 内容 ア 問 診 問 診項目 は別 表5を 参考 にする 。 イ 胃 部エッ クス 線検査 又は 胃内視 鏡検 査のい ずれ かとす る。 市 町村は 、 胃 部エッ クス 線検査 及び 胃内視 鏡検 査を併 せて 提供し ても 差し支 えな いが、 こ の 場合 、 受診 者は 、 胃部 エック ス線 検査又 は胃 内視鏡 検査 のいず れか を選択 する こととする。 ( 3)検 診間 隔 原則と して同一人 について2 年に1回と する。ただ し、当分の 間、胃部エ ックス線検査につ い ては、 年1 回実施 して も差し 支え ない。 ( 4)実 施体 制 ア 胃部 エッ クス線 検査 撮 影体位及び 方法は、日 本消化器が ん検診学会 の方式によ るものとす る。撮影枚 数は最 低 7枚と する 。 イ 胃内 視鏡 検査を 行う 場合の 実施 体制に つい ては、 日本 消化器 がん 検診学 会の 胃内視 鏡検 は、 「特 定健康 診査及 び特 定保健 指導 の実施 に関 する基 準」 (平成 19 年 12 月 28 日 厚生労 働省 令第 157 号 。以下 「実 施基準 」と いう 。) 、「健 康増進 事業 実施要 領」 (平成 20 年 3月 31 日健発第 0331 02 6 号 厚 生労 働省健康局 長通知。 (以下「 厚生労 働省実施要 領」という 。)並 びに「 がん予防重 点健康教育 及び が ん検診 実施 のため の指 針」 (平成 2 0 年 3月 31 日健発第 03310 58 号厚生労働省健康局長通知。 以下 「が ん 検診等 実施 指針」 とい う。 )による ほか、 この 要領に よる ものと する 。 一 種類 別実 施内容 等に ついて 1 特定 健診 特定 健診 は、実 施基 準や標 準的 な健診 ・保健 指導プ ログ ラム等 、国 が定め ると ころに より 実 施 するも のと する。 なお 、検査 項目 の判定 基準 は別紙 1の とおり とす る。 また 、「山形県 糖尿病 及び 慢性腎 臓病 重症化 予防 プログ ラム 」(平成 29 年 12 月 20 日健長第 1197 号健康福 祉 部長通知 ) による糖 尿 病及び慢 性 腎臓病に 関 する受診 勧 奨値該当 者 について 、 保険 者 は 連絡票 及び 精密検 査回 報書 (別記 様式第 1号 を参考 とす る。 以下 「回報 書」 と いう 。) を交 付し、 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し保険 者に 通知す る。 2 胃が ん検 診 (1) 対象 者 当該 市町村 の区 域内に 居住 地を有 する 50 歳以上の 者を対 象と する。 た だし、 胃部 エック ス線 検査に つい ては、 当分 の間、 40歳 以上の 者を 対象と して も差し 支え な い。 (2) 検診 内容 ア 問 診 問 診項目 は別 表1を 参考 にする 。 イ 胃 部エッ クス 線検査 又は 胃内視 鏡検 査のい ずれ かとす る。 市 町村は、 胃 部エッ クス 線検査 及び 胃内視 鏡検 査を併 せて 提供し ても 差し支 えな いが、 こ の 場合 、 受診 者は 、 胃部 エック ス線 検査又 は胃 内視鏡 検査 のいず れか を選択 する こととする。 ( 3)検 診間 隔 原則として同一人について2年に1回とする。ただし、当分の間、胃部エックス線検査に つ い ては、 年1 回実施 して も差し 支え ない。 ( 4)実 施体 制 ア 胃部 エッ クス線 検査 撮影 体位及び方 法は、日本 消化器がん 検診学会の 方式による ものとする 。撮影枚数 は最低 8 枚とす る。 イ 胃内 視鏡 検査を 行う 場合の 実施 体制に つい ては、 日本 消化器 がん 検診学 会の 胃内視 鏡検 診

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山形県健康診査実施要領

新旧対照表

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後(案)

診 マニュ アル を参考 に行 うこと 。 ( 5) 指 導区分 ア 異 常なし イ 要 精検: 悪性 の可能 性の ある食 道、 胃、十 二指 腸疾患 ( なお活 動性 の胃潰 瘍は 良性と して 必要か つ十 分な根 拠が なけれ ば要 精検と する ) ウ 精検 不要:十二 指腸潰瘍お よび潰瘍瘢 痕、十二指 腸ポリープ 、食道裂孔 ヘルニア、 胆石、 腎 結石 、 食道 ・ 胃 ・ 十二 指腸 ・ 大腸 憩室、 腹部 石灰化 陰影、 外 部から の圧迫、 十 二指腸 変形 、 ほ ぼ良性 と判 断でき る胃 潰瘍瘢 痕、 胃ポリ ープ や巨大 レリ ーフ (6) 結果 の通知 等 ア 集団 検診 方式の 場合 検 診実施 機関 の長は 、 検 診実施 後2 0日以 内に 胃がん 検診 結果報 告書 (受 診者連 名簿) (別 記 様式第2号 を参考にす る。以下 、 「 連名簿」と いう。 )によ り結果を市 町村長に通 知し 、 あ わ せて要 精検 者に対 する 主治医 あて の検診 結果 連絡票 (別 記様式 第3 号を参 考と する。 以下 、 「 連絡票 」と いう 。)を送 付する 。市 町村長 は、 その結 果を 速やか に受 診者に 通知 する。 イ 医 療機関 個別 方式の 場合 検 診 実施機関の 長は、検診 実施後2週 間以内に結 果を直接受 診者に通知 する。また 、市町 村 長に対 し、 当該月 実施 分の結 果を 連名簿 等に より翌 月1 5日ま でに 通知す る。 (7) 精密 検査結 果の 把握 ア 市町 村長は、要 精検者に対 し連絡票及 び精密検査 回報書(別 記様式第4 号を参考に する。 以下 、 「回報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 ( 8)胃が ん予防 に関 する健 康教 育の実 施 市町村 長は、胃が ん検診の実 施にあわせ て、胃がん の1次予防 に関する健 康教育を行 うもの と する。 3 子 宮が ん検診 (1 ) 対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有す る20 歳以 上の女 性を 対象と する 。 (2) 検診 内容 ア 問 診 問 診項目 は別 表6を 参考 とする 。 イ 視 診及び 双合 診 ウ 子 宮頸部 細胞 診 エ 子 宮体部 細胞 診(子 宮内 膜細胞 診) マ ニュア ルを 参考に 行う こと。 ( 5) 指 導区分 ア 異 常なし イ 要 精検: 悪性 の可能 性の ある食 道、 胃、十 二指 腸疾患 ( なお活 動性 の胃潰 瘍は 良性と して 必要か つ十 分な根 拠が なけれ ば要 精検と する ) ウ 精検 不要:十二 指腸潰瘍お よび潰瘍瘢 痕、十二指 腸ポリープ 、食道裂孔 ヘルニア、 胆石、 腎 結石 、 食道 ・ 胃 ・ 十二 指腸 ・ 大腸 憩室、 腹部 石灰化 陰影、 外 部から の圧迫、 十 二指腸 変形 、 ほ ぼ良性 と判 断でき る胃 潰瘍瘢 痕、 胃ポリ ープ や巨大 レリ ーフ (6) 結果 の通知 等 ア 集団 検診 方式の 場合 検 診実施 機関 の長は 、検 診実施 後 2 0 日以 内に胃 がん検 診結 果報告 書( 受診者 連名 簿) (別 記 様式第 2号 を参考 にす る。 以下 「 連名 簿」 と いう 。) によ り結果 を市 町村長 に通 知し、 あわ せて要 精検 者に対 する 主治医 あて の検診 結果 連絡票 (別 記様式 第3 号を参 考と する。 以下 、 「 連絡票 」と いう 。)を送 付する 。市 町村長 は、 その結 果を 速やか に受 診者に 通知 する。 イ 医 療機関 個別 方式の 場合 検 診 実施機関の 長は、検診 実施後2週 間以内に結 果を直接受 診者に通知 する。また 、市町 村 長に対 し、 当該月 実施 分の結 果を 連名簿 等に より翌月 15 日 までに通 知する 。 (7) 精密 検査結 果の 把握 ア 市町 村長は、要 精検者に対 し連絡票及 び精密検査 回報書(別 記様式第3 号を参考に する。 以 下「回 報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 (8 )胃がん 予防に 関す る健康 教育 の実施 市町村 長は、胃が ん検診の実 施にあわせ て、胃がん の1次予防 に関する健 康教育を行 うもの と する。 3 子 宮が ん検診 ( 1)対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有する 20 歳以上 の女性 を対 象とす る。 (2) 検診 内容 ア 問 診 問 診項目 は別 表2を 参考 とする 。 イ 視 診及び 双合 診 ウ 子 宮頸部 細胞 診 エ 子 宮体部 細胞 診(子 宮内 膜細胞 診)

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後(案)

問 診の結 果、 最近6 か月 以内に 、 ① 不正性 器出 血(一 過性 の少量 の出 血、閉 経後 の出血 等) ② 月経異 常( 過多月 経、 不規則 月経 等) ③ 褐色帯 下 の いずれ かの 症状を 有し ていた こと が判明 した 者に対 して は、 第一選 択とし て、 十 分な安全管 理 のもと で多 様な検 査を 実施す るこ とがで きる 医療機 関の 受診を 推奨 する。 ただ し、 子宮体部 の 細胞診 (子 宮内膜 細胞 診) を 実施 するこ とに ついて 本人 が同意 する 場合に は、 子宮頸部がん 検 診に併 せて 引き続 き子 宮体部 の細 胞診を 行う 。 ( 3)検診 間隔 原則 として同一 人につき2 年に1回検 診を実施す る。なお、 検診体制が 整備され、実施可 能 な場合 につ いては年 1 回検診 を実 施する こと が望ま しい 。 (4) 判定 及び指 導区 分 検 診結果 の判 定及び 指導 区分は 別表 7及び 別表 8によ り行 う。 (5) 結果 の通知 等 ア 集 団検診 方式 の場合 検 診 実施機関の 長は、検診 実施後20 日以内に子 宮がん検診 票(別記様 式第5号を 参考に す る。以下 、 「 検診票」と いう。 )等に より、結果 を市町村長 に通知し、 あわせて要 精検 者 に 対 する主 治医 あての 検診 結果連 絡票 (別記 様式 第6号 を参 考にす る。 以下 、「連絡 票」 とい う。 ) を 送付す る。 市町村 長は 、その 結果 を速や かに 受診者 に通 知する 。 イ 医 療機関 個別 方式の 場合 検 診 実施機関の 長は、検診 実施後2週 間以内に、 結果を直接 受診者に通 知する。ま た、市 町 村長に 対し 、当該 月実 施分の 結果 を検診 票等 により 翌月 15日 まで に通知 する 。 (6) 精密 検査結 果の 把握 ア 市町 村長は、要 精検者に対 し連絡票及 び精密検査 回報書(別 記様式第7 号を参考に する。 以下 、 「回報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 ( 7)子 宮が ん予防 に関 する健 康教 育・保 健指 導の実 施 市町村 長は、子宮 がん検診の 実施にあわ せて、必要 に応じ、教 育関係者や 母子保健担 当者と も 連携を 図り ながら 、子 宮がん の1 次予防 に関 する健 康教 育を行 うも のとす る。 な お、 エスト ロゲン 単独 投与を 受け たこと があ る者等、 子 宮がん のハ イリス ク者 と考え られる 者 に対し ては、 子宮体が んに罹 患す る可能 性が 高いこ とを 説明し た上 で、 今後不 正出血 等の臨床 症 状を認 めた 場合に はす みやか に専 門の医 療機 関を受 診す るよう 指導 するも のと する。 4 肺 がん 検診 問診の 結果 、最近 6か 月以内 に、 ① 不正性 器出 血(一 過性 の少量 の出 血、閉 経後 の出血 等) ② 月経異 常( 過多月 経、 不規則 月経 等) ③ 褐色帯 下 の いずれ かの 症状を 有し ていた こと が判明 した 者に対 して は、 第一選 択とし て、 十 分な安全管 理 のもと で多 様な検 査を 実施す るこ とがで きる 医療機 関の 受診を 推奨 する。 ただ し、 子宮体部 の 細胞診 (子 宮内膜 細胞 診) を 実施 するこ とに ついて 本人 が同意 する 場合に は、 子宮頸部がん 検 診に併 せて 引き続 き子 宮体部 の細 胞診を 行う 。 ( 3)検診 間隔 原則と して 同一人 につ き2年 に1 回検診 を実 施する 。 (4) 判定 及び指 導区 分 検 診結果 の判 定及び 指導 区分は 別表 3及び 別表 4によ り行 う。 (5) 結果 の通知 等 ア 集 団検診 方式 の場合 検 診実施 機関 の長は、 検 診実施後 20 日 以内に子 宮がん 検診 票 (別記様 式第4 号を 参考に す る。 以下 「 検診 票」 と いう 。 ) 等 によ り、 結果を 市町村 長に 通知し 、 あ わせて 要精 検者に 対す る 主治医 あて の検診 結果 連絡票 (別 記様式 第5 号を参 考に する 。 以下 「連 絡票」 とい う。 )を 送 付する 。市 町村長 は、 その結 果を 速やか に受 診者に 通知 する。 イ 医 療機関 個別 方式の 場合 検 診 実施機関の 長は、検診 実施後2週 間以内に、 結果を直接 受診者に通 知する。ま た、市 町 村長に 対し 、当該 月実 施分の 結果 を検診 票等 により 翌月 15 日までに 通知す る。 (6) 精密 検査結 果の 把握 ア 市町 村長は、要 精検者に対 し連絡票及 び精密検査 回報書(別 記様式第5 号を参考に する。 以 下「回 報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 ( 7)子 宮が ん予防 に関 する健 康教 育・保 健指 導の実 施 市町村 長は、子宮 がん検診の 実施にあわ せて、必要 に応じ、教 育関係者や 母子保健担 当者と も 連携を 図り ながら 、子 宮がん の1 次予防 に関 する健 康教 育を行 うも のとす る。 なお 、エストロ ゲン単独投 与を受けた ことがある 者等、子宮 がんのハイ リスク者と 考えられ る 者に対 して は、子 宮体 がんに 罹患 する可 能性 が高い こと を説明 した 上で、 今後 不正出血等の 臨 床症状 を認 めた場 合に はすみ やか に専門 の医 療機関 を受 診する よう 指導す るも のとす る。 4 肺 がん 検診

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(1 ) 対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有す る40 歳以 上の者 を対 象とす る。 (2) 検診 内容 ア 質 問 質 問項目 は、 別表9 を参 考とす る。 イ 胸 部エッ クス 線写真 の読 影 胸 部エッ クス 線写真 を用 い、次 の方 法によ り二 重読影 及び 比較読 影を 行う。 た だし、 間接 写真は 10 0ミリ ミラ ーカメ ラを 用い、 定格 出力1 50 kV 以上の撮 影装置 を 用 いて1 20 kV 以上の管 電圧で 撮影 された もの、 及 び定格 出力1 25 kV 以上の撮 影装置 を用 い、 110 kV 以上管 電圧 により、 希 土類蛍 光板 を用い て撮 影され たも のを用 いる ことが 望ま し い。 ( ア) 二重読 影 十 分な 経験を 有す る2名 以上 の医師 が読 影する 。読 影結果 の判 定は別 表1 0によ って 行 い 、判定 区分 の「d 」及 び「 e」に該 当する もの につい て比 較読影 を行 う。 ( イ) 比較読 影 過 去に撮 影し た胸部 エッ クス線 写真 と比較 しな がら読 影す る。読 影結 果の判 定は 別表 1 0によ って 行う。 ウ 喀痰 細胞 診 ( ア)対 象者 質 問の 結果 、 原則 として 50 歳以上 で喫 煙指数 (1 日の本 数× 年数) 60 0以上 の者 (過 去 におけ る喫 煙者を 含む )。 ( イ)検 査方 法 喀 痰は、起床 時の早朝痰 を原則とし 、最低3日 の連続採痰 又は蓄痰とし、ホモジナイズ 法又 は直接塗抹 法で処理し 、パパニコ ロウ染色し た標本を顕 微鏡下で観 察する。結 果の判 定 は、別 表1 1によ って 行う。 (3) 指導 区分 質問、 胸部エッ クス線 写真 の読影 及び 喀痰細 胞診 の結果 を総 合的に 判断 し、 「 肺がん 疑い要精 検」 、「結 核等 疑い要 精検 」及び 「精 検不要 」に 区分す る。 ア 「肺 がん疑い要 精検」及び 「結核等疑 い要精検」 とされた者 については 、精密検査 の可能 な 医療機 関で 早期受 診す るよう 指導 する。 イ 要精 検以外の者 は「精検不 要」に区分 し、経過観 察あるいは 定期検診の 受診勧奨を 行うと と もに、 喀痰 細胞診 検査 を実施 した 者につ いて は、禁 煙等 日常生 活上 の指導 を行 う。 (4) 結果 の通知 等 検診 実施機 関の 長は、 検診 実施後 30 日以内 に肺 がん検 診結 果報告 書( 受診者 連名 簿) (別 ( 1)対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有する 40 歳以上 の者を 対象 とする 。 (2) 検診 内容 ア 質 問 質 問項目 は、 別表5 を参 考とす る。 イ 胸 部エッ クス 線写真 の読 影 胸 部エッ クス 線写真 を用 い、次 の方 法によ り二 重読影 及び 比較読 影を 行う。 た だし、 間接 写真は 100 ミリミ ラー カメラ を用 い、定 格出力 150kV 以 上の撮 影装 置を用い て 120kV 以 上の管電圧で撮影されたもの、 及び 定格出力 125kV 以 上の撮影装置を用い、 110kV 以 上管電 圧に より、 希土 類蛍光 板を 用いて 撮影 された もの を用い るこ とが望 まし い。 ( ア) 二重読 影 十 分な経 験を 有する 2名 以上の 医師 が読影 する。 読影結果 の判定 は別 表6に よっ て行い、 判 定区分 の「 d」及 び「 e」 に該当す るもの につ いて比 較読 影を行 う。 ( イ) 比較読 影 過 去に撮 影し た胸部 エッ クス線 写真 と比較 しな がら読 影す る。読 影結 果の判 定は 別表 6 によっ て行 う。 ウ 喀痰 細胞 診 ( ア)対 象者 質 問の 結果、 原則 として 50 以上 で喫煙 指数( 1日 の本数 ×年 数) 600 以 上の者 (過去に お ける喫 煙者 を含む )。 ( イ)検 査方 法 喀 痰は、起床 時の早朝痰 を原則とし 、最低3日 の連続採痰 又は蓄痰とし、ホモジナイズ 法又 は直接塗抹 法で処理し 、パパニコ ロウ染色し た標本を顕 微鏡下で観 察する。結 果の判 定 は、別 表7 によっ て行 う。 (3) 指導 区分 質問、 胸部エッ クス線 写真 の読影 及び 喀痰細 胞診 の結果 を総 合的に 判断 し、 「 肺がん 疑い要精 検」 、「結 核等 疑い要 精検 」及び 「精 検不要 」に 区分す る。 ア 「肺 がん疑い要 精検」及び 「結核等疑 い要精検」 とされた者 については 、精密検査 の可能 な 医療機 関で 早期受 診す るよう 指導 する。 イ 要精 検以外の者 は「精検不 要」に区分 し、経過観 察あるいは 定期検診の 受診勧奨を 行うと と もに、 喀痰 細胞診 検査 を実施 した 者につ いて は、禁 煙等 日常生 活上 の指導 を行 う。 (4) 結果 の通知 等 検診 実施機 関の 長は、 検診 実施後 28 日 以内に 肺が ん検診 結果 報告書 (受 診者連 名簿 )(別

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後(案)

記 様式第 8号 を参考 にす る。 ) に より 市町村 長に 通知し 、 あ わせて 要精 検者に 対す る主治医あて の検診結果 連絡票(別 記様式第9 号を参考に する。以下、 「連絡票」 という。 )を 送付する 。市 町 村長は 、そ の結果 を速 やかに 受診 者に通 知す る。 (5) 精密 検査結 果の 把握 ア 市 町 村 長 は 、「 肺が ん疑い 要精検 」 と された 者に 対し連 絡票 及び精 密検 査回報 書 (別記 様式 第 10号 を参 考にす る。 以下 、「回報 書」と いう 。) を交付す る。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 ウ 市 町 村 長 は 、「 結核 等疑い 要精検 」 と された 者に ついて も、 受診 状況や 精検結 果等 を把握 す る ものと する 。 (6) 肺が ん予防 に関 する健 康教 育の実 施 市町 村長は 、肺 がん検 診の 実施に あわ せて、 肺が んの 1 次予 防に関 する 健康教 育を行うもの と する。 5 乳が ん検 診 (1 ) 対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有す る40 歳以 上の女 性を 対象と する 。 (2) 検診 内容 ア 問 診 問 診項目 は、 別表1 2を 参考と する 。 イ 乳 房エッ クス 線検査 (マ ンモグ ラフ ィをい う。 以下同 じ。 ) 40 歳以上 50 歳未満 の対 象者に つい ては、 原則 として 内外 斜位方 向及 び頭尾 方向 撮 影 の 2方 向撮影 を実 施する 。た だし、 地域 の実施 体制 等によ り、 実施が 困難 な場合 は、 段 階 的 な実施 に努 めるこ とと する。 50歳 以上 の対象 者に ついて は、 内外斜 位方 向撮影 を実 施する 。 ウ 視診 及び 触診( 以下 「視触 診」 という 。) 推 奨しな いが 、仮に 実施 する場 合は 、マン モグ ラフィ と併 せて実 施す ること 。 (3) 検診 間隔 原 則とし て同 一人に つき 2年に 1回 検診を 実施 する。 (4) 指導 区分 乳が ん検診 の結 果は、 問診 、 マン モグ ラフィ 及び 視触診 の結 果によ り、 「 異常認 めず」 及び 「 要精検 」 に 区分す る。 「 要精検」 と 判断す る場 合は、 マン モグラ フィ 又は視 触診 のいず れかが 該 当する 場合 に判定 する 。 (5) 結果 の通知 等 検診実 施機関の長 は、検診実 施後20日 以内に乳が ん検診票( 別記様式第 11号を参 考にす 記 様式第 6号 を参考 にす る。 ) に より 市町村 長に 通知し 、 あ わせて 要精 検者に 対す る主治医あて の検診結果 連絡票(別 記様式第7 号を参考に する。以下、 「連絡票」 という。 )を 送付する 。市 町 村長は 、そ の結果 を速 やかに 受診 者に通 知す る。 (5) 精密 検査結 果の 把握 ア 市 町 村 長 は 、「 肺が ん疑い 要精検 」 と された 者に 対し連 絡票 及び精 密検 査回報 書 (別記 様式 第 7号を 参考 にする 。以 下「回 報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 ウ 市 町 村 長 は 、「 結核 等疑い 要精検 」 と された 者に ついて も、 受診 状況や 精検結 果等 を把握 す る ものと する 。 (6) 肺が ん予防 に関 する健 康教 育の実 施 市町 村長は 、肺 がん検 診の 実施に あわ せて、 肺が んの 1 次予 防に関 する 健康教 育を行うもの と する。 5 乳が ん検 診 ( 1)対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有する 40 歳以上 の女性 を対 象とす る。 (2) 検診 内容 ア 問 診 問 診項目 は、 別表8 を参 考とす る。 イ 乳 房エッ クス 線検査 (マ ンモグ ラフ ィをい う。 以下同 じ。 ) 40 歳 以上 50 歳未満 の対 象者に つい ては、 原則 として 内外 斜位方 向及 び頭尾 方向 撮影の2方 向撮影を実施する。ただし、地域の実施体制等により、実施が困難な場合は、段階的な実 施 に 努める こと とする 。 50 歳 以上 の対象 者に ついて は、 内外斜 位方 向撮影 を実 施する 。 ウ 視診 及び 触診( 以下 「視触 診」 という 。) 推 奨しな いが 、仮に 実施 する場 合は 、マン モグ ラフィ と併 せて実 施す ること 。 (3) 検診 間隔 原 則とし て同 一人に つき 2年に 1回 検診を 実施 する。 (4) 指導 区分 乳が ん検診 の結 果は、 問診、 マンモグ ラフィ 及び 視触診 の結 果によ り、 「異 常認めず」 及び 「要 精 検」 に 区分 する 。「要精 検」 と 判断 する場 合は 、 マン モグ ラフィ 又は 視触診 のい ずれかが該当 す る場合 に判 定する 。 (5) 結果 の通知 等 検診 実施機 関の 長は、 検診 実施後 20 日 以内に 乳が ん検診 票 (別 記様式第 8号を 参考 にする 。)

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山形県健康診査実施要領

新旧対照表

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後(案)

る 。以下 、 「検 診票」とい う。 ) 等によ り、結果を 市町村長に 通知し、あ わせて要精 検者に対 す る 主治医あて の検診結果 連絡票(別 記様式第1 2号を参考 にする。以 下、 「 連絡票 」という 。 ) を 送付す る。 市町村 長は 、その 結果 を速や かに 受診者 に通 知する 。 (6) 精密 検査結 果の 把握 ア 市 町村長 は、 要 精検者に 対し連 絡票 及び精 密検 査回報 書 (別 記様式第 13号 を参 考にす る。 以下 、 「回報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 (7) 乳が ん予防 に関 する健 康教 育の実 施 市町村 長は、乳が ん検診の実 施にあわせ て、乳がん の1次予防 や乳がんの 自己検診法 に関す る 健康教 育を 行うも のと する。 6 大 腸が ん検診 (1 ) 対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有す る40 歳以 上の者 を対 象とす る。 (2) 検診 内容 ア 問 診 問 診項目 は、 別表1 3を 参考と する 。 イ 便 潜 血 検 査 免 疫便潜 血検 査2日 法と する。 (3) 指導 区分 大腸 がん検 診の 結果は 、 問 診結果 を参 考に免 疫便 潜血検 査結 果によ り 「 便潜血 陰性」 及び 「要 精 検」に 区分 する。 (4) 結果 の通知 等 検診実 施機関の長 は、検診実 施後20日 以内に大腸 がん検診票 (別記様式 第14号を 参考に す る。以下 、 「 検診票」と いう。 )等に より、結果 を市町村長 に通知し、 あわせて要 精検者に 対 す る主治 医あ ての検 診結 果連絡 票 ( 別記様 式第 15号 を参 考にす る。 以下 、「連絡 票」 と いう。 ) を 送付す る。 市町村 長は 、その 結果 を速や かに 受診者 に通 知する 。 (5) 精密 検査結 果の 把握 ア 市 町村長 は、 要 精検者に 対し連 絡票 及び精 密検 査回報 書 (別 記様式第 16号 を参 考にす る。 以下 、 「回報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 (6) 大腸 がん予 防に 関する 健康 教育の 実施 市町村 長は、大腸 がん検診の 実施にあわ せて、大腸 がんの1次 予防に関す る健康教育 を行う も のとす る。 等により、 結果を市町 村長に通知 し、あわせ て要精検者 に対する主 治医あての 検診結果 連絡 票 ( 別記様 式第 9号を 参考 にする 。 以 下 「 連絡票 」 と いう 。) を送 付する 。 市 町村長 は、 その結 果 を 速やか に受 診者に 通知 する。 (6) 精密 検査結 果の 把握 ア 市町 村長は、要 精検者に対 し連絡票及 び精密検査 回報書(別 記様式第9 号を参考に する。 以 下「回 報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 (7) 乳が ん予防 に関 する健 康教 育の実 施 市町村 長は、乳が ん検診の実 施にあわせ て、乳がん の1次予防 や乳がんの 自己検診法 に関す る 健康教 育を 行うも のと する。 6 大 腸が ん検診 ( 1)対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有する 40 歳以上 の者を 対象 とする 。 (2) 検診 内容 ア 問 診 問 診項目 は、 別表9 を参 考とす る。 イ 便 潜 血 検 査 免 疫便潜 血検 査2日 法と する。 (3) 指導 区分 大腸 がん検 診の 結果は 、 問 診結果 を参 考に免 疫便 潜血検 査結 果によ り 「 便潜血 陰性」 及び 「要 精 検」に 区分 する。 (4) 結果 の通知 等 検診 実施機 関の 長は、 検診 実施後 20 日以内 に大 腸がん 検診 票(別 記様 式第 10 号を参考にす る。 以下 「 検診 票」 と いう 。 ) 等 によ り、 結果を 市町村 長に 通知し 、 あ わせて 要精 検者に 対する 主 治医あ ての 検診結 果連 絡票( 別記 様式 第 11 号 を参考に する。 以下 「連絡 票」 という 。)を 送 付 する。 市町 村長は 、そ の結果 を速 やかに 受診 者に通 知す る。 (5) 精密 検査結 果の 把握 ア 市 町村長 は、 要精検 者に 対し連 絡票 及び精 密検 査回報 書( 別記様 式第 11 号を参考にする。 以 下「回 報書 」とい う。 ) を交付 する 。 イ 精 密検査 を実 施した 医療 機関は 、そ の結果 を回 報書に 記入 し市町 村長 に通知 する 。 (6) 大腸 がん予 防に 関する 健康 教育の 実施 市町村 長は、大腸 がん検診の 実施にあわ せて、大腸 がんの1次 予防に関す る健康教育 を行う も のとす る。

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山形県健康診査実施要領

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後(案)

7 総 合が ん検診 (1 ) 対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有す る40 歳及 び50 歳の 者を対 象と する。 (2 ) 実 施方法 2 から6 まで の全て のが ん検診 を同 時に実 施す るもの であ り、 原則と して同 時実 施が可能な 検 診実施 機関 におい て実 施する もの とする 。 (3 ) 検 診内容 2から6までに規定する検診内容とする。ただし、肺がん検診における胸部エックス線検査 については、検診実施機関で直接撮影により撮影された胸部エックス線写真を用いるものと す る。 (4 ) そ の他 「 指導区 分」 、「 結果の 通知 等」及び 「 精密 検査結 果の把 握」等に ついて は2か ら6 に定め る と ころに 準じ て実施 する ものと する 。 二 実施 手続 きにつ いて 特定 健診 は国が 定め るとこ ろに よるも のと し、が ん検 診につ いて は次の とお りとす る。 1 が ん検 診の実 施機 関につ いて 市町村長 は、がん検 診を委託す る場合には 、次に掲げ る要件を満 たす検診実 施機関を選 定する も のとす る。 ( 1)がん検 診等実施指 針及びこの 要領の定め るところに よるがん検 診の実施体 制が整備さ れてい る こと。 ( 2)肺がん 検診及び乳 がん検診を 実施する場 合は、肺が ん検診にあ っては読影 医師、乳が ん検診 に あっては担 当医師が 山 形県生活習 慣病検診等 管理指導協 議会(以下 、 「管 理指導 協議会」 と いう 。 )の肺が ん部会 及び 乳がん 部会 に届出 がな されて いる こと。 ( 3)山形県 及び管理指 導協議会の 求めに応じ 、検診精度 を管理する うえで必要 な資料の提 出及び 調 査等に 協力 できる こと 。 2 実施 計画 の策定 につ いて が ん検 診が計 画的 かつ能 率的 に行わ れる よう、 次に より実 施計 画を策 定す るもの とす る。 (1) 検診 車によ る検 診の場 合 ア 市町 村長は、翌 年度の年間 検診実施計 画(別記様 式第17号 )を策定し 、11月末 日まで 保 健所長 及び 検診実 施機 関にそ れぞ れ1部 提出 する。 イ 検診 実施機関の 長は、前項 により提出 のあった年 間検診実施 計画に基づ き、市町村 長と協 7 総 合が ん検診 ( 1)対 象者 当 該市町 村の 区域内 に居 住地を 有す る者を 対象 とし、 節目 検診と して 実施す る。 ( 2)実 施方 法 2 から6 まで の全て のが ん検診 を同 時に実 施す るもの であ り、 原則と して同 時実 施が可能な 検 診実施 機関 におい て実 施する もの とする 。 ( 3)検 診内 容 2から6までに規定する検診内容とする。ただし、肺がん検診における胸部エックス線検査 については、検診実施機関で直接撮影により撮影された胸部エックス線写真を用いるものと す る。 ( 4)そ の他 「 指導区分 」 、 「結 果の通知 等」及び「 精密検査結 果の把握」 等について は2から6 に定め る と ころに 準じ て実施 する ものと する 。 二 実施 手続 きにつ いて 特定 健診 は国が 定め るとこ ろに よるも のと し、が ん検 診につ いて は次の とお りとす る。 1 が ん検 診の実 施機 関につ いて 市町村長 は、がん検 診を委託す る場合には 、次に掲げ る要件を満 たす検診実 施機関を選 定する も のとす る。 ( 1)がん検 診等実施指 針及びこの 要領の定め るところに よるがん検 診の実施体 制が整備さ れてい る こと。 ( 2)山形県 及び管理指 導協議会の 求めに応じ 、検診精度 を管理する うえで必要 な資料の提 出及び 調 査等に 協力 できる こと 。 2 実施 計画 の策定 につ いて が ん検 診が計 画的 かつ能 率的 に行わ れる よう、 次に より実 施計 画を策 定す るもの とす る。 ( 1) 市 町村 長は、 翌年 度の年 間検 診実施 計画 (別記 様式第 12 号) を 策定し 、 11 月末日 まで 検診実 施 機関に 提出 する。 ( 2)検診実 施機関の長 は、前項に より提出の あった年間 検診実施計 画に基づき 、市町村長 と協議

(10)

山形県健康診査実施要領

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後(案)

議 のうえ 総合 的に検 討を 加え市 町村 別検診 計画 を策定 し、 翌年の 1月 末日ま で市町村長、保 健 所長及 び山 形県医 師会 長に提 出す る。 な お 、市町村別 検診計画を 策定するに あたって、 必要に応じ 保健所の指 導調整を得 るもの と する。 ウ 保健 所長は、市 町村間の不 均衡が生じ ないよう、 関係機関と 連携を密に して指導調 整を図 る。 (2) 施設 による 検診 の場合 市町 村長は 、検 診実施 機関 と協議 のう え、検 診実 施計画 を策 定し保 健所 長に提 出す る。 三 報告 につ いて 1 市町 村長 は、 が ん検 診につ いて 毎年 7 月2 0日ま でに がん検 診実 施成績 表 ( 別記様 式第18号。 以下 、 「成績表 」とい う。 ) 2部を 保健 所長に 提出 するも のと する。 2 保健所長 は、前項の 成績表をと りまとめの うえ毎年8 月10日ま で山形県健 康福祉部健 康長寿 推 進課長 (以 下、 「県健康 長寿推 進課 長」と いう )に提 出す るもの とす る。 3 県健康長 寿推進課長 は、医療保 険者に対し 、特定健康 診査実施成 績表につい て別途提出 を依頼 す る。

特定健康診査判定基準 別紙1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 ペーシ 心電図判定基準 (別紙) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 眼底検査判定基準 (別紙) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 胃がん検診問診項目 別表5・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 胃がん検診結果報告書(受診者連名簿) 様式第2号 ・・・・・・・・ 15 胃がん検診結果連絡票 様式第3号 ・・・・・・・・・・・・・・・ 16 胃がん検診精密検査回報書 様式第4号 ・・・・・・・・・・・・・ 17 子宮がん検診問診項目 別表6 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 子宮がん検診結果の判定について 別表7 ・・・・・・・・・・・・ 19 子宮がん検診における細胞診判定区分 別表8 ・・・・・・・・・・ 20 子宮がん検診票 様式第5号 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 子宮検診結果連絡票 様式第6号 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 子宮がん検診精密検査回報書 様式第7号 ・・・・・・・・・・・・ 23 の うえ総 合的 に検討 を加 え市町 村別 検診計 画を 策定し 、翌 年の1 月末 日まで 市町 村長、保健所 長 及び山 形県 医師会 長に 提出す る。 なお、 市町村別検 診計画を策 定するにあ たって、必 要に応じ保 健所の指導 調整を得る ものと す る。 ( 3)保健所 長は、市町 村間の不均 衡が生じな いよう、必 要に応じ、 関係機関と 連携を密に して指 導 調整を 図る 。 三 報告 につ いて 1 市町 村長 は、が ん検 診につ いて 毎年7月 20 日 までにが ん検診 実施 成績表 (別 記様式第 13 号 。 以下 、 「成績表 」とい う。 ) 2部を 保健 所長に 提出 するも のと する。 2 保 健所 長は、 前項 の成績 表を とりま とめ のうえ 毎年 8月 10 日ま で山形 県健 康福祉 部健 康長寿推 進 課長( 以下 「県健 康長 寿推進 課長 」とい う) に提出 する ものと する 。 3 県健康長 寿推進課長 は、医療保 険者に対し 、特定健康 診査実施成 績表につい て別途提出 を依頼 す る。

特定健康診査判定基準 別紙1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ペーシ 心電図判定基準 (別紙) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 眼底検査判定基準 (別紙) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 糖尿病・慢性腎臓病健診結果連絡票・回報書 様式第1号 ・・・・・・ 12 胃がん検診問診項目 別表1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 胃がん検診結果報告書(受診者連名簿) 様式第2号 ・・・・・・・・ 14 胃がん検診結果連絡票・回報書 様式第3号 ・・・・・・・・・・・ 15 子宮がん検診問診項目 別表2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 子宮がん検診結果の判定について 別表3 ・・・・・・・・・・・・ 17 子宮がん検診における細胞診判定区分 別表4 ・・・・・・・・・・ 18 子宮がん検診票 様式第4号 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 子宮検診結果連絡票・回報書 様式第5号 ・・・・・・・・・・・・ 20

(11)

山形県健康診査実施要領

新旧対照表

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後(案)

肺がん検診質問項目 別表9 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 肺癌検診における胸部X線検査の判定基準と指導区分 別表10 ・・ 25 集団検診における喀痰細胞診の判定基準と指導区分 別表11 ・・・ 26 肺がん検診結果報告書(受診者連名簿) 様式第8号 ・・・・・・・ 27 肺がん検診結果連絡票 様式第9号 ・・・・・・・・・・・・・・・ 28 肺がん検診精密検査回報書 様式第10号 ・・・・・・・・・・・・ 29 乳がん検診問診項目 別表12 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 乳がん検診票 様式第11号 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 乳がん検診結果連絡票 様式第12号 ・・・・・・・・・・・・・・ 33 乳がん検診精密検査回報書 様式第13号 ・・・・・・・・・・・・ 34 大腸がん検診問診項目 別表13 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 大腸がん検診結果報告書(受診者連名簿) 様式第14号 ・・・・・ 36 大腸がん検診結果連絡票 様式第15号 ・・・・・・・・・・・・・ 37 大腸がん精密検査回報書 様式第16号 ・・・ ・ ・・・・・・・・・ 38 年間検診実施計画 様式第17号 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 がん検診実施成績表 様式第18号 ・・・・・・・・・・・・・・・ 40 胃がん検診 別紙1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 子宮がん検診 別紙2、3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 肺がん検診 別紙4、5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44 乳がん検診 別紙6 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 大腸がん検診 別紙7 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 肺がん検診質問項目 別表5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 肺癌検診における胸部X線検査の判定基準と指導区分 別表6 ・・・ 22 集団検診における喀痰細胞診の判定基準と指導区分 別表7 ・・・・ 23 肺がん検診結果報告書(受診者連名簿) 様式第6号 ・・・・・・・ 24 肺がん検診結果連絡票・回報書 様式第7号 ・・・・・・・・・・・ 25 乳がん検診問診項目 別表8 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 乳がん検診票 様式第8号 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 乳がん検診結果連絡票・回報書 様式第9号 ・・・・・・・・・・・ 29 大腸がん検診問診項目 別表9 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 大腸がん検診結果報告書(受診者連名簿) 様式第 10 号 ・・・・・ 31 大腸がん検診結果連絡票・回報書 様式第 11 号 ・・・・・・・・・ 32 年間検診実施計画 様式第 12 号 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 がん検診実施成績表 様式第 13 号 ・・・・・・・・・・・・・・・ 34 胃がん検診 別紙1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 子宮がん検診 別紙2、3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 肺がん検診 別紙4、5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38 乳がん検診 別紙6 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 大腸がん検診 別紙7 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41

(12)

様式第1 2 号 (乳)   平 成     年     月     日 市 町 村 検 診 実 施 機 関

 

 

 

 

殿

視診・触 診 (□実 施 □未実施)

(旧)

(13)

様式第1 3 号 (乳) ※項目の追加は市町村・検診機関の自由とする。 郵 便 は が き 市   町   村     成   人   病   予   防   担   当   係     殿 医 療 機 関 住 所 名 称 医 師 名

(旧)

(14)

※項目の追加は市町村 ・ 検診機関の自由とする。 乳 がん検 診精 密検査 回報 書 検診月日 実施主体 検診担当機関 受診№ 初回来院 年月 日 年 月 日 最終診断 年月 日 年 月 日 精検実施項目 診断内容 1.マンモグラフィ 2.超音波 3.細胞診(穿針・分泌物) 4組織診 5.その他 ( ) [診断名 ] [所見の部位] 患者への指示 1. 異常なし(月一回の自己検診) 2. 経過観察( カ月後) 3. 要治療 4. その他 ( ) 5. 他医療機関へ紹介 照会先医療機関名 医療機関名 担当医師名 ~記入上のお願い~ 該当するものを○で囲んでください。日本語で簡単・明瞭に記入願います。 ・ 他医療機関へ紹介する場合は、 この回報書には何も記入せずに紹介先へ持たせてくだ さい。 (ただし、乳がん確定の場合の除く)

(新)

(15)

山形県生活習慣病検診等管理指導協議会設置要領

(目的及び設置)

第1条

がん、心臓病や脳卒中等の生活習慣病の動向を把握し、また、市町村、医療保険

者等で実施される健康診査の実施状況や検診実施機関の精度管理の状況を把握・評価し

て専門的な見地から適切な指導を行うため、山形県生活習慣病検診等管理指導協議会

(以下「協議会」という。)を設置・運営する。

(組織)

第2条 協議会に、循環器疾患等部会、消化器(胃がん・大腸がん)部会、子宮がん

部会、肺がん部会、乳がん部会及びがん登録委員会(以下「各部会」という。

)を置く。

2 各部会の連絡・調整を図るため、全体会を置く。

(委員)

第3条 協議会の委員は、各部会にあっては8名以内とし、知事が任命または委嘱す

る。

2 各部会の部会長は、全体会の委員となる。

(任期)

第4条 委員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。

2 委員の欠員による補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。

(部会役員)

第5条 各部会に、部会長1名、副部会長1名を置く。

2 部会長及び副部会長は、互選により選出する。

3 部会長に事故あるときは、副部会長がその職務を行う。

(会議)

第6条 各部会の会議は、必要に応じて部会長が招集し、その議長となる。

2 各部会は、関係者から意見を聴取することができる。

(全体会)

第7条 全体会の役員及び会議について、第5条及び第6条の規定を準用するこの場合

において、「各部会」を「全体会」に、「部会長」を「会長」に、「副部会長」を「副

会長」に読み替えるものとする。

(各部会の構成及び運営)

第8条 各部会の構成及び運営は、「健康診査管理指導等事業実施のための指針」(改

正:平成20年3月31日付け、健総発第0331012号厚生労働省健康局総務課長通知)に

規定するとおりとする。

(庶務)

第9条 協議会の庶務は、山形県健康福祉部健康長寿推進課で処理する。

(補則)

第10条 この要領に定めるもののほか、協議会の設置・運営に関し必要な事項は、知

事が別に定める。

附則 平成10年 7月 1日 施行

平成18年 4月18日 一部改正

平成20年 5月22日 一部改正

参考資料

(16)

健 総 発 第 0 3 3 1 0 1 2 号

平 成 2 0 年 3 月 3 1 日

各 都道府県衛生主管部(局)長 殿

厚生労働省

健康局総務課長

健康診査管理指導等事業実施のための指針について

平成18年の医療制度改革において、老人保健法(昭和57年法律第80号)が高

齢者の医療の確保に関する法律に全面改正され、医療保険者に40歳以上74歳以下

の被保険者及び被扶養者に対する生活習慣病予防に着目した特定健康診査及び特定

保健指導(以下「特定健診・保健指導」という。

)の実施が義務付けられた。

これに伴い、従来の基本健康診査を中心とする老人保健事業のうち、特定健診・保

健指導を含む高齢者の医療の確保に関する法律に定められたもの以外については、健

康増進法(平成14年法律第103号)第17条第1項及び第19条の2に基づく健

康増進事業として、引き続き市町村(特別区を含む。以下同じ。)が実施することと

された。

また、平成10年度に一般財源化された際、老人保健法に基づかない事業と整理さ

れたがん検診についても、健康増進法第19条の2に基づく健康増進事業と位置付け、

引き続き市町村において実施することとしている。

上記に伴い、生活習慣病検診等管理指導協議会の設置及び運営、生活習慣病検診従

事者指導講習会の開催、生活習慣病登録・評価事業、地域・職域連携推進協議会の設

置及び運営等については、事業の重要性等にかんがみ、「健康診査管理指導等事業実

施のための指針」を別添のとおり定めたので、平成20年度以降における本事業の実

施に際し参考とされたく特段の御配慮をお願いする。

(17)

別 添

健康診査管理指導等事業実施のための指針

第1 事業の目的

心臓病、脳卒中等の生活習慣病予防対策として保健事業等が広く実施されて

いるが、このうち健康診査については、精度管理の面から要精検率や疾病発見

率等の把握が重要であるほか、健康診査に従事する者の資質の向上、細胞検査

士の養成が必要である。

また、地域保健サービスとしての保健事業の効率的な実施のための職域保健

サービスとの連携の必要性が高まってきている。

このため、がん、脳卒中等の生活習慣病の動向を把握し、また、市町村、医

療保険者等で実施される健康診査の実施状況や検診実施機関の精度管理の状況

を把握・評価して専門的な見地から適切な指導を行うとともに、これら健康診

査に従事している者の資質の向上や細胞検査士の養成を行うほか、保健指導に

当たる市町村保健師等の研修を行い、また、職域保健サービス提供主体との協

議の場を設けて相互の連携の強化を図り、もって保健事業等がより効果的、効

率的に実施されることを目的とする。

第2 事業の実施主体

都道府県とする。

第3 生活習慣病検診等管理指導協議会の設置及び運営

1 趣旨

都道府県は、がん、心臓病等の生活習慣病の動向を把握し、また、市町

村、医療保険者及び検診実施機関に対し、検診の実施方法や精度管理の在

り方等について専門的な見地から適切な指導を行うために、生活習慣病検

診等管理指導協議会を設置・運営するものである。

2 組織

生活習慣病検診等管理指導協議会は、循環器疾患等部会、胃がん部会、

子宮がん部会、肺がん部会、乳がん部会、大腸がん部会及び生活習慣病登

録・評価等部会の7部会で構成するものとする。

(18)

対し説明会や個別指導等を通じて周知を図り、それぞれの事業改善を

求める。また、住民が自ら受けるがん検診の質を判断できるよう、

検討結果(個別の市町村の状況を含む。

)をホームページに掲載する等

の方法により公表する。

アからカまでの検討及び調査の際には、報告書を参照する。

7 乳がん部会

(1)部会の構成

乳がん部会は、保健所、医師会及び日本乳癌検診学会等に所属する学

識経験者等乳がん検診にかかわる専門家によって構成するものとする。

(2)部会の運営

乳がん部会は、次の事項について審議し、その結果を都道府県知事に

報告するものとする。

ア 市町村において実施した乳がん検診の受診率、要精検率、精検受診

率、陽性反応適中度及びがん発見率等の指標を把握し、以下の検証を

行うことにより、広域的見地から乳がん検診の事業評価を行い、地域

医師会、検診実施機関、精密検査機関等関係者に対する指導又は助言

を行う。また、その効果や効率を評価し、今後の乳がん検診の実施方

法等について検討する。

・ 各指標について全国数値との比較を行う等の方法により、都道府

県全体としての乳がん検診の事業評価を行う。

・ 各指標について市町村ごとの検討を行い、各市町村間、都道府県

及び全国における数値との比較において大きなばらつきがないか検

証する。

・ 各指標について検診実施機関の間で大きなばらつきがないか検証

する。

イ 特に、精密検査の結果乳がんと診断された症例については、検討会

を設ける等の方法により、その検診受診歴、病期、治療の状況等を検

討し、検診の効果や効率を評価する。

ウ 各指標について、市町村や検診実施機関の間で大きなばらつきがあ

る場合等には、報告書の「がん検診の事業評価における主要指標につ

いて」等を参考として、検診実施機関の精度管理上の問題か、がん検

診の対象集団の特性の差異によるものかなど、問題の所在を明らかに

するように努める。

エ 市町村における精密検査の未受診者に対する受診指導について、そ

の実施手法、実施間隔等を把握し、精検受診率を向上させるための具

(19)

体的な改善策を検討する。

オ 検診実施機関における精度管理の状況を把握するため、乳房エック

ス線写真の良否、判定結果、読影の体制、読影医師及び診療放射線技

師の人員、撮影装置の耐用年数等について評価し、今後における精度

管理の在り方について検討し、検診実施機関に対する指導又は助言を

行うとともに、精度管理上の問題が認められるにもかかわらず、改善

のための措置をとらない検診実施機関については、検診を委託するこ

とが適切でない旨の情報提供を市町村に対し行う。

また、これらの業務を適切に行うため、市町村、検診実施機関等と

連携し、報告書の「乳がん検診のための事業評価のためのチェックリ

スト(検診実施機関用)

」を参考とするなどして、事業評価を実施する

とともに、必要に応じて検診実施機関の実地調査を行う。

カ その他乳がん検診の精度の維持・向上のために必要な事項を検討す

る。

キ アからカまでの検討結果については、市町村及び検診実施機関等に

対し説明会や個別指導等を通じて周知を図り、それぞれの事業改善を

求める。また、住民が自ら受けるがん検診の質を判断できるよう、検

討結果(個別の市町村の状況を含む。

)をホームページに掲載する等の

方法により公表する。

ク アからカまでの検討及び調査の際には、報告書を参照する。

8 大腸がん部会

(1)部会の構成

大腸がん部会は、保健所、医師会及び日本消化器集団検診学会等に所

属する学識経験者、臨床検査技師等大腸がん検診にかかわる専門家によ

って構成するものとする。

(2)部会の運営

大腸がん部会は、次の事項について審議し、その結果を都道府県知事

に報告するものとする。

ア 市町村において実施した大腸がん検診の受診率、要精検率、精検受

診率、陽性反応適中度及びがん発見率等の指標を把握し、以下の検証

を行うことにより、広域的見地から大腸がん検診の事業評価を行い、

地域医師会、検診実施機関、精密検査機関等関係者に対する指導又は

助言を行う。また、その効果や効率を評価し、今後の大腸がん検診の

実施方法等について検討する。

・ 各指標について全国数値との比較を行う等の方法により、都道府

(20)

別添6

がん検診事業評価指標値の設定及び活用方法について

数値設定する項目

・ 精検受診率:精検受診者数(=要精検者-未把握者-未受診者)/要精検者数*100

注)

・ 未把握率:未把握者数/要精検者数*100

注)

・ 精検未受診率: 精検未受診者数/要精検者数*100

注)

・ (未受診+未把握)率: (未把握者+未受診者)/要精検者数*100

注) 注)精検受診、未把握、未受診の定義は別途「定義」を参照

・ 要精検率: 要精検者数/受診者数*100

・ がん発見率: がんであった者/受診者数*100

・ 陽性反応適中度(PPV): がんであった者/要精検者数*100

② 許容値、目標値の設定

・ 上記①より設定した「最低限の基準としての許容値設定」が主体ではあるが、全て

の県が目標とすべき値として精度管理の優良な地域の値を参考に「目標値」も設定

する。

・ 今回、目標値は、優先して改善すべき項目であり、かつ設定上限が明らかな精検受

診率、未把握率、未受診率、

(未把握+未受診)において設定する。

数値設定方法及びその根拠

・ 今回提示する数値設定方法は、各指標の都道府県の分布を基にベンチマーキングし

た一時的な設定方法である。数値設定は、最終的には無作為化比較対照試験などに

基づく死亡率減少に結びつく一定の根拠が必要であるが、それを含め数値設定の方

法については今後の課題として検討していく。

・ 許容値は、現在の老人保健事業報告データによる精度管理の優良な地域 70 パーセ

ンタイル(優良なもの上位 70%)の下限(指標によっては上限)の値を参考に設定

した。優良地域群のパーセンタイル設定は、各指標値の都道府県別の分布、特に重

要な精検受診率で 70 パーセントに外れ値が多く見られることより、分かりやすく

全指標に共通して 70 パーセンタイルとした。

・ 目標値は、現在の老人保健事業報告データによる精度管理の優良な地域 10%(優良

なもの上位 10%)タイルの平均値を参考に設定する。

④ 数値設定の対象となる年齢層の設定

・ 数値設定の対象となる年齢は、本来はより絞り込んだ年齢層が望ましいが、各がん

により重点となる年齢層が異なるため今回は分かりやすさを考慮し、各がん共通で

40 歳から 74 歳まで(子宮頸がんのみ 20 歳から 74 歳)とする。

・ 上限については、がん対策基本計画の個別目標である「がんの年齢調整死亡率(75

歳未満)の 20%減少」に対応し設定する。

(21)

⑤ 数値設定の対象となる検診

・ 今回提案する数値指標は対策型検診(集団、個別共に)を対象とする。また、有効

性のある検査法による検診(下記の検診法)のみが対象である。

乳がん:視触診とマンモグラフィの併用

子宮頸がん:細胞診

大腸がん:便潜血検査

胃がん:胃 X 線

肺がん:胸部 X 線と喀痰検査(高危険群のみ)の併用

各がん検診に関する事業評価指標とそれぞれの許容値及び目標値(案) 乳がん 子宮がん 大腸がん 胃がん 肺がん 許容値 80%以上 70%以上 70%以上 70%以上 70%以上 精検 受診率 目標値 90%以上 90%以上 90%以上 90%以上 90%以上 許容値 10%以下 10%以下 10%以下 10%以下 10%以下 未把握率 目標値 5%以下 5%以下 5%以下 5%以下 5%以下 許容値 10%以下 20%以下 20%以下 20%以下 20%以下 精検 未受診率 目標値 5%以下 5%以下 5%以下 5%以下 5%以下 許容値 20%以下 30%以下 30%以下 30%以下 20%以下 精検未受診・ 未把握率 目標値 10%以下 10%以下 10%以下 10%以下 10%以下 要精検率(許容値) 11.0%以下(※) 1.4%以下 7.0%以下 11.0%以下 3.0%以下 がん発見率(許容値) 0.23%以上(※) 0.05%以上 0.13%以上 0.11%以上 0.03%以 陽性反応適中度(許容値) 2.5%以上(※) 4.0%以上 1.9%以上 1.0%以上 1.3%以上 (※)乳がん検診の要精検率、がん発見率及び陽性反応適中度については、参考値とする(算出 対象の平成 17 年度データはマンモグラフィ検診が本格実施された最初の年のものであり、 初回受診者の割合が著しく高いことに影響され、過大評価されている可能性が高いため)。

数値指標の具体的な活用方法

・ 今回提示する数値指標は主として都道府県に対するものであり、その主たる目的は

精度管理の不十分な地域の改善である。

・ 自治体においては、今回示した許容値・目標値と自らの自治体における精度管理指

標をとの関係を確認し、他自治体と比べて偏った位置にいるのであれば、現在の検

診に何かしら要因が存在しないかなどにつき、検討するきっかけとして扱うのが妥

当と考えられる。

・ 具体的には、都道府県においては以下のような活用方法が想定される。

・ 各指標について今回示した数値指標との比較を行う等の方法により、都道府県

全体としてのがん検診の事業評価を行う。

・ 各指標について市町村毎、検診実施機関毎の検討を行い、指標値との大きな乖

離がないか検証する。ただし、本項で示した暫定指標値は一定以上の人口規模

を有する都道府県単位で使用されることを想定したものであり、検診実施機関

は勿論、市町村毎の指標値も都道府県の指標値に比べ、信頼度はごく低いので

注意を要する。とくにがん発見率については判断はできない。

・ 一方、精検受診率やその結果の未把握率・未受診率は検診機関においてもそれ

ぞれ100%と0%に近いほど良いので個々の機関や市町村で重視すべきで

ある。

参照

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平成29年度も前年度に引き続き、特定健診実施期間中の7月中旬時点の未受

平成12年 6月27日 ひうち救難所設置 平成12年 6月27日 来島救難所設置 平成12年 9月 1日 津島救難所設置 平成25年 7月 8日

大正13年 3月20日 大正 4年 3月20日 大正 4年 5月18日 大正10年10月10日 大正10年12月 7日 大正13年 1月 8日 大正13年 6月27日 大正13年 1月 8日 大正14年 7月17日 大正15年

■実 施 日: 2014年5月~2017年3月. ■実施場所:

■実 施 日:平成 26 年8月8日~9月 18

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

平成 26 年度 東田端地区 平成 26 年6月~令和元年6月 平成 26 年度 昭和町地区 平成 26 年6月~令和元年6月 平成 28 年度 東十条1丁目地区 平成 29 年3月~令和4年3月

本部事業として「市民健康のつどい」を平成 25 年 12 月 14