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3. 束縛状態の存在

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Academic year: 2021

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(1)

量子力学 II  演習問題 3

201756

1. 2 準位系の時間発展

ハミルトニアン

Hˆ =ωSˆz = ℏω 2 σˆz

に従うスピン1/2 をもつ粒子について考える。

(1) ハイゼンベルグ表示を用いて、時間に依存する演算子Sˆx(t),Sˆy(t),Sˆz(t) を求めよ。

(2) スピンの期待値について、

⟨Sˆx(t)

⟨Sˆy(t)⟩

⟨Sˆz(t)

= ˆRz(ωt)

⟨Sˆx(0)

⟨Sˆy(0)⟩

⟨Sˆz(0)

が成り立つことを確認せよ。ただし、Rˆi(θ) i軸のまわりに角度 θ回転させる演算子を表す。

2. デルタ関数ポテンシャル

1次元空間をポテンシャル

V (x) =−V0[δ(x−a) +δ(x+a)]

のもとで運動する質量m の粒子について考える(V0, a >0)。

(1) シュレディンガー方程式をもとにして、x=aでは、波動関数が接続条件 [ψ(a+ 0+) −ψ(a+ 0)]

+2mV0

2 ψ(a) = 0 を満たすことを示せ。

(2) V0が小さなときには束縛状態は一つしか存在しないが、(aによって定まる)ある値をこえ ると二つ存在するようになる。その閾値となるポテンシャルの大きさVc を求めよ。

(3) 束縛状態の波動関数を決定し、基底状態の波動関数にはノードがないことを確認せよ。

3. 束縛状態の存在

1次元空間をポテンシャル

V(x) =





V0 (x <0) 0 (0≤x≤a) γV0 (a < x)

のもとで運動する質量 m の粒子について考える(V0, a >0 かつ 0< γ 1)。この系について、

束縛状態が存在するための条件を求めよ。

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