System x3650 M4 (7915)
Red Hat Enterprise Linux 5.8 導入ガイド
INDEX 1. 導入前の作業 1.1 使用するコンポーネント 1.2 オプションの増設 1.3 デバイス・ドライバーの準備 1.3.1 使用するデバイス・ドライバー 1.3.2 デバイス・ドライバーの入手方法 1.4 RAID の構成
2. Red Hat Enterprise Linux 5 の導入 3. OS 導入後の設定
3.1 IMM2(Integrated Management ModuleⅡ)への In-band 接続設定 3.2 デバイス・ドライバーの導入・更新 3.2.1 ServeRAID コントローラー・ドライバーの導入・更新 3.2.2 Intel NIC・ドライバーの導入・更新 3.3 EDAC の設定 4. 参考資料 4.1 外部ディスクを使用する際の注意点 4.2 X Window システムの設定変更 4.2.1 GNOME の場合 4.2.2 KDE の場合
1. 導入前の作業
当ガイドでは、Red Hat Enterprise Linux 5.8 x86-64 (以下、RHEL5.8)を DVD メディアから 導入する手順を記述しています。 【電源投入の前にお読みください!】 オペレーター情報パネルのパワーオンLED が高速で点滅(1 秒間に 4 回)している場合、電源制 御ボタンは使用不可の状態です。 (システム装置が AC 電源にはじめて接続した場合、内部の初期化のためにおよそ 5~10 秒程必 要な場合があります) この場合、低速で点滅(1 秒間に 1 回)する状態になるまで、しばらくお待ちください。 1.1 使用するコンポーネント 当ガイドにおける導入では、以下のメディア、ドライブ、ソフトウェアを使用します。 (1) Red Hat Enterprise Linux 5.8 for 64-bit x86_64 DVD
(2) DVD が読み取り可能な光学ドライブ
※System x3650 M4 は、CD/DVD ドライブが標準では搭載されておりません。DVD メディア よりインストールを行う場合には、別途オプションとして搭載する必要があります。
(3) デバイス・ドライバー各種
1.2 オプションの増設
System x3650 M4 では、メモリーはソケット 1 に最少で 1 個の DIMM が取り付けられていま す。サーバーは、CPU につき少なくとも 1 つの DIMM を必要とします。2CPU 構成にされる
場合は最低2 つの DIMM を必要とします。取り付け順序などを含む注意事項に関しては、最新 のシステムガイド、またはマニュアルをご確認ください。 ※取り付け順序は、System x3650 M4 のトップカバーにも印刷されています。 また、System x3650 M4 では、光学ドライブが標準では搭載されておりません。DVD メディア よりインストールを行う場合には、別途オプションを搭載する必要があります。 ※詳細に関しては 最新のシステムガイド、マニュアルをご参照ください。 1.3 デバイス・ドライバーの準備 当ガイドで使用する各種デバイス・ドライバーと、その入手方法について説明します。 1.3.1 使用するデバイス・ドライバー 当ガイドで使用するデバイス・ドライバーは、以下のとおりです。 下記のコンポーネントも含め、ドライバーは基本的に OS が標準で持つものが適用されますが、 WEB サイトにて最新版のドライバーが公開されている場合がございます。必要であれば、それ ぞれ最新版をダウンロードして、別途適用してください。 (a) ServeRAID
ServeRAID M Series and MR10 Series SAS Controller Driver for RHEL 5
System x3650 M4 は、標準で ServeRAID-M5110e コントローラーが搭載されております。 RHEL5 導入時に OS が標準でもつドライバーが自動的に適用されますが、WEB サイト上に最新 版が存在する場合はアップグレードすることをお勧めいたします。当ガイドでは、以下のファイ ルをダウンロードしました。 ※最新版が存在する場合は最新版のご利用を推奨いたします。 (a) ibm_dd_sraidmr_00.00.06.15.01_rhel5_32-64.tgz
(b) Network
MS Signed Drivers Sw CD Release for Intel-based Ethernet
RHEL5 導入時に OS が標準でもつドライバーが自動的に適用されますが、WEB サイト上に最新 版が存在する場合はアップグレードすることをお勧めいたします。当ガイドでは、以下のファイ ルをダウンロードしました。※最新版が存在する場合は最新版のご利用を推奨いたします。 (b) intc_sw_nic_v16.8.2-cd_anyos_32-64.iso 1.3.2 デバイス・ドライバーの入手方法 WEB サイトから、必要となるデバイス・ドライバーのパッケージファイルをダウンロードして 入手します。ダウンロードしたファイルが、ZIP 形式で圧縮されている(拡張子が.zip になってい る)場合は、ファイルを展開してください。CD または DVD イメージである(拡張子が.iso になっ ている)場合は、お手持ちの PC についている CD-R/DVD-R ドライブに対応し、かつ iso image を書き込み可能なライティングソフトにて CD を作成してください。※詳細についてはライティ ングソフトの供給元にお問い合わせください。 【入手方法】 1. Fix Central にアクセスし、ご利用の機種などを選択してください。 Fix Central http://www.ibm.com/support/fixcentral/ System x3650 M4 の場合は、以下の項目を選択して[次へ進む]ボタンを押していきます。 製品グループ: [Systems] [System x] [System x 3650 M4] [7915] …ご利用の機種に合わせて選択します。 オペレーティング・システム:
[Red Hat Enterprise Linux 5 x86-64] …ご利用の OS に合わせて選択します。 Fix Central の使用方法詳細については、Fix Central 使用ガイドをご参照ください。 Fix Central 使用ガイド
2. 表示されるフィックスの一覧より、必要となるドライバー パッケージすべてにチェックをい れて、[次へ進む]ボタンを押してください。必要となるドライバーについては、「1.3.1 必要と なるデバイス・ドライバー」を参照してください。 ※過去のバージョンが必要である場合は、"置き換えたフィックスが含まれるようにします"のリ ンクをクリックして、古いバージョンを表示させてください。 3. 使用条件が表示されます。 内容を確認して、使用条件に同意される場合は[同意します]ボタンを押します。 4. ダウンロード画面が表示されます。 画面右側の[ダウンロード・オプションの変更]をクリックすることで、ダウンロード方法を変更 することができます。 ※当ガイドでは、[ブラウザー (HTTP) を使用したダウンロード]にチェックを入れました。 5. 必要なパッケージをクリックして、ダウンロードして下さい。
1.4 RAID の構成
System x3650 M4 (7915)は、標準で ServeRAID-M5110e コントローラが搭載されており、OS の インストールを行う前に RAID の構成を行う必要があります。OS の導入前の RAID の構成は、 OS に依存しない以下の設定ツールを起動して行う必要があります。
・uEFI 上の、「LSI MegaRAID <ServeRAID M5110e>Configuration Utility」 ・ServeRAID アダプターBIOS 上の、「WebBIOS」
ここでは ServeRAID アダプターBIOS 上の、「WebBIOS」にて RAID5 を構成する手順について記 述しております。 ※オプションの搭載、適用状況により構成可能な RAID レベルが異なります。 ※スパンアレイの構成やホットスペアの指定などについては下記の資料をご参照下さい。 MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイド http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-0257271 【構成方法】 1.サーバーの電源を入れると、System x のロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示されたら、[F1]キーを押して「Setup Utility」を起動します。
2.Setup ユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので 「System Settings」を選択します。
3.「Adapters and UEFI Drivers」を選択します。
4.「Please press ENTER to compile the list of drivers」が選択されておりますので[Enter]キーを 押します。
5.「LSI EFI SAS Driver」の項より「PciRoot(0x0)/Pci(0x3,0x2)/Pci(0x0,0x0)」を選択して[Enter]キ ーを押します。※ハードウェア構成によって、表記が異なっている場合がございます。 6.WebBIOS かコマンドライン・インターフェースどちらを起動するか選択する画面が表示されま すので「1」を入力し WebBIOS を起動を選択します。
7.アダプターの選択画面が表示されますので「ServeRAID-M5110e」にチェックが付いているこ とを確認し、[Start]ボタンを押します。
8.左側のメニューから「Configuration Wizard」を選択します。
9.「New Configuration」を選択して[Next]ボタンを押します。
10.既存の構成は破棄されますという警告が表示されますが、今回は新規作成なので「Yes 」を 押します。
11.Select Configuration の画面が表示された場合、「Virtual Drive Configuration」を選択して[Next] ボタンを押します。この画面は、オプションの SSD Caching Enabler(P/N:90Y4318) を ServeRAID-M5110e に適用している場合にのみ表示されます。
12.「Manual Configuration」を選択して[Next]ボタンを押します。
13.左側の Drives の画面でアレイに含めるディスクを選択し[Add To Array]ボタンを押します。 (Ctrl キーや Shift キーで HDD を一度に複数選択できます)
14.DriveGroups にアレイに含めるディスクがすべて表示されたことを確認し、[Accept DG]ボタン を押します。ここでは 3 台の HDD が右側に表示されています。
15.右側の Drive Group0 が確定されサイズが表示されたら[Next]ボタンを押します。 (ここで表示される"Size"は、すべての HDD の容量の合計値です)
16.Span Definition の画面が表示されます。ここでは Drive Group はひとつしかありませんのでそ のまま[Add to SPAN]ボタンを押します。
※スパンアレイの作成を行われる場合は、MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイドを ご参照ください
18.Virtual Drive Definition の設定画面が表示されます。RAID Level の確認と Select Size の入力は 必須ですので必ず指定してください。各設定値指定後、[Accept]ボタンを押します。
※[Update Size]ボタンを押すことにより、各 RAID レベルで指定可能な Max サイズを設定するこ とができます。各 RAID レベルで指定可能な Max サイズは右側に緑の字で表示されております。 ※Max 値より小さいサイズを指定することにより Virtual Disk を複数作成できます。
ここでは RAID5 で1つの仮想ディスクを作成しますので Max 値を入力しています。その他の項 目につては基本的にデフォルト値で問題ありませんが詳しくは User's Guide をご参照下さい。
19.選択した Write Policy の説明と確認の画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。 20.Drive Group 0 の下に仮想ディスク VD 0 が作成されたことを確認し[Next]ボタンを押します。
21.構成のプレビュー画面が表示されますので確認して[Accept]ボタンを押します。 アレイが構成された Physical Drive は緑色で表示されております。
22.構成保存の確認画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。 23. Firmware のバージョンにより SSD キャッシング設定する仮想ドライブを選択する画面が表示 されますがここでは SSD キャッシング設定しませんので「キャンセル」ボタンを押します。 (SSD キャッシング機能を使用するには別途 FoD のオプションを購入する必要があります) 24.仮想ドライブを Initialize する確認画面が表示されます。今回は新規作成ですので、[Yes]ボタ ンを押して Initialize を行います。 25.Initialize が行われます。(Background で行われるため、すぐにイニシャライズ画面は終わり、 次の画面が表示されます) 26.[Home]ボタンをして戻ります。 ※以下画面は3 本のディスクで RAID5 の仮想ドライブを作成した画面です。 27.「Exit」を選択して WebBIOS を終了します。
28.確認画面が表示されますので[Yes]ボタンを押します。 29.以下の画面が表示されますので[Enter]キーを押します。
30.[Esc]キーを 2 回押すと uEFI の最初の設定画面「System Configuration and Boot Management」 に戻ります。ここでさらに[Esc]キーを押して終了します。
※その際「Do you want to exit Setup Utility ?」と表示されますので、[Y]キーを押してください。
2. Red Hat Enterprise Linux 5 の導入
1.インストールを行うサーバー本体の電源を投入し、直ちに Red Hat Enterprise Linux 5 のメ ディアをCD/DVD ドライブへ挿入します。サーバーはメディアからブートします。ブートが完 了するまでしばらくお待ちください。
2.インストーラーが起動し、「RED HAT ENTERPRISE LINUX 5」の画面が表示されますの で、Enter キーを押してインストールを開始します。
3.「CD Found」画面が表示されメディアのチェックが行えます。←→キーで「Skip」を選択し て[Enter]キーを押すと、メディアのチェックをスキップできます。当ガイドでは「Skip」を選 択しております。
4.GUI の表示となり、「RED HAT ENTERPRISE LINUX 5」の画面が表示されますので、[Next] ボタンをクリックします。 5.言語の選択画面が表示されますので、インストーラーの言語を選択して[Next]ボタンをクリッ クします。当ガイドでは「Japanese(日本語)」を選択しています。 6.キーボードの選択画面が表示されますので、ご利用のキーボードを選択して[次]ボタンをクリ ックします。当ガイドでは「日本語」を選択しています。 7.「インストール番号」画面でインストール番号をお持ちの場合は入力してください。当ガイド では省略して進めます。 8.「インストール番号の入力を省略する」を選択して「OK」ボタンを押下すると「スキップす る」メッセージボックスが表示されますので「スキップ」ボタンを押してスキップします。 9.新規にハードディスクを構成した場合は、ここで「警告」メッセージボックスが表示されハー ドディスクを初期化するかどうかを聞かれますのでここで「はい」ボタンを押してハードディス クを初期化して進めます。
10.パーティション設定を行います。要件にあわせてパーティションを作成してください。当ガ イドではドロップダウンメニューより「選択したドライブ上のすべてのパーティションを削除してデ フォルトレイアウトを作成します。」を選択します。 10.要件にあわせて IP アドレスやホスト名など、ネットワーク関連の設定を行います。 11.「アジア/東京」が選択されている事を確認し「システムクロックで UTC を使用」のチェッ クをはずし、「次」ボタンををクリックします。 12.root のパスワードを入力し、「次」ボタンををクリックします。 13.導入するパッケージを選択します。「今すぐカスタマイズする」をチェックすることで詳細 な選択が行えます。当ガイドでは、「今すぐカスタマイズする」を選択して、開発グループに含 まれる「開発ツール」、および「開発ライブラリ」を導入します。「開発ツール」「開発ライブ ラリ」は、後述するドライバーの更新を行う際に必要になります。 14.「次」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。 15.インストールが終了し、「再起動」ボタンを押下してサーバーを再起動します。 16.システムの再起動後、「ようこそ」画面が表示されますので、「進む」ボタンを押下します。 17.「ライセンス同意書」画面が表示されますので、ライセンス同意書の内容を確認して、「は い、ライセンス同意書に同意します」を選択して、「進む」ボタンを押下します。 18.「ファイアウォール」の設定画面が表示されますので使用する環境に合わせて設定してくだ さい。当ガイドではファイアウォールの設定を「無効」にして進みます。 19.「SELinux」の設定画面が表示されますので使用する環境に合わせて設定してください。当 ガイドでは「無効」にして進みます。
20.「Kdump」画面が表示されます。使用する環境に合わせて Kdump の設定をする事が可能で す。当ガイドでは Kdump の設定は行いませんので、「Kdump を有効にしますか?」にチェッ クをせず進みます。 21.「日付と時刻」画面が表示されますので、現在の日付と時刻を設定し、「進む」ボタンを押 下します。 22.「ソフトウェア更新の設定」画面が表示されますので、使用する環境に合わせてソフトウェ ア更新の設定をしてください。当ガイドでは、「いいえ、後日に登録することを希望します」を 選択し、「進む」ボタンを押下します。
23.「本当にシステムを Red Hat Network に登録しなくて良いですか?」という確認ウィンド ウが表示されますので、「いいえ、後で登録します」を押下します。 24.「更新の設定を完了」画面が表示されますので「進む」ボタンを押下して進みます。 25.「ユーザーの作成」画面が表示されますので、必要に応じて追加するユーザー情報を入力し て、「進む」ボタンを押下します。 26.「追加の CD」画面が表示されますので、必要に応じて追加ソフトウェアを追加してくださ い。「終了」ボタンを押下しインストールを完了します。 27.「システムを再起動する必要があります。」という確認ウィンドウが表示されますので、「OK」 ボタンを押下し、システムを再起動します。 ログイン画面が表示されれば導入は完了です。
3. OS 導入後の設定
3.1 IMM2(Integrated Management ModuleⅡ)への In-band 接続設定
System x3650 M4 (7915)には、LAN over USB インターフェースが搭載されており、これを使
用してIMM2 と通信することが可能になります。LAN over USB インターフェースは OS から
ネットワークデバイス"usb0"として認識され、以下の機能を提供します。 - OS から実行する UEFI・IMM2・Preboot DSA の更新
- Advanced Setting Utility(ASU)による UEFI・IMM2 設定情報収集および設定 - OS ハングを検知してシステムの再起動を行う OS Watchdog 機能
IMM2 には LAN over USB インターフェース用に IP アドレス"169.254.95.118"、サブネットマ スク"255.255.0.0"が設定されています。ネットワークデバイス"usb0"に IMM2 と通信できる IP アドレスを設定する必要があります。ここでは、"usb0"の IP アドレスの設定を行います。 1. 以下のコマンドを入力し、"usb0"の設定ファイルの太字の項を編集して保存します。 # vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-usb0 ---/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-usb0---DEVICE=usb0 BOOTPROTO=static ONBOOT=yes HWADDR=xx;xx;xx;xx;xx IPADDR=169.254.95.120 NETMASK=255.255.0.0 2. "usb0"を再起動します。 # ifdown usb0 # ifup usb0 3. IMM2 への疎通確認を行います。 # ping 169.254.95.118
3.2 デバイス・ドライバーの導入・更新
当ガイドで使用するデバイス・ドライバーの導入方法について説明します。
3.2.1 ServeRAID コントローラー・ドライバーの導入・更新
System x3650 M4 には、オンボードで ServeRAIDM5110e コントローラーが搭載されていま す。ServeRAID コントローラー・ドライバーは、Red Hat Enterprise Linux 5 に標準で含まれ ており、インストール直後ではこのデバイス・ドライバーを使用して稼動させることが可能です。 しかしWEB サイトより最新のドライバーを提供しておりますので、導入後に適用します。当ガ イドでは、標準のServeRAID-M5110e コントローラーの megaraid_sas ドライバーを使用した 例を記述をしています。RAID コントローラーにて使用されるドライバーに関しましては、以下 のサイトをご参照ください。 Linux ドライバー提供情報 | システム装置別ドライバー情報 http://www.ibm.com/systems/jp/x/os/linux_driver_top.shtml 1. "1.3.2 デバイス・ドライバーの入手"でダウンロードしたドライバーの更新ファイル (ibm_dd_sraidmr_00.00.06.15_rhel5_32-64.tgz)を任意のディレクトリに展開します。(ここでは /usr/local/src/megaraid_sas に展開します) # cd /usr/local/src/megaraid_sas/ # tar zxvf ibm_dd_sraidmr_00.00.06.15_rhel5_32-64.tgz 2. modinfo コマンドで既存の組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。 # modinfo megaraid_sas filename: /lib/modules/2.6.18-308.el5/kernel/drivers/scsi/megaraid/megaraid_sas.ko description: LSI MegaRAID SAS Driver
author: [email protected] version: 00.00.05.40-rh2 license: GPL srcversion: 9F9E3FD082D3A8EE9143B93 alias: pci:v00001000d0000005Bsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001028d00000015sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000413sv*sd*bc*sc*i*
alias: pci:v00001000d00000079sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000078sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d0000007Csv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000060sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000411sv*sd*bc*sc*i* depends: scsi_mod
vermagic: 2.6.18-308.el5 SMP mod_unload gcc-4.1
parm: fast_load:megasas: Faster loading of the driver, skips physical devices! (default=0) (int) parm: max_sectors:Maximum number of sectors per IO command (int)
parm: cmd_per_lun:Maximum number of commands per logical unit (default=128) (int) parm: poll_mode_io:Complete cmds from IO path, (default=0) (int)
parm: msix_disable:Disable MSI-X interrupt handling. Default: 0 (int) module_sig:
883f3504f23243f2d3142b3e70405111228f09f43ecd22611d2f72975b987ceeaaaf643a7617aa09f4b188dd a3535406c4677475d1d667f877b175e1c
3. デバイス・ドライバーを更新します。 # ./install.sh --update --override --add-initrd
INSTALL_OPTIONS --yes --update --override --add-initrd
Drivers will be installed/migrated to 2.6.18-308 version
---Checking kmod-lsi-megaraid_sas-00.00.06.15-1.x86_64.rpm
---kmod-lsi-megaraid_sas-00.00.06.15-1.x86_64.rpm installed successfully
SUCCESS
この時点では更新されたデバイス・ドライバーはまだロードされていないためいったん再起動し ます。
4. 再起動後、modinfo コマンドで組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認し ます。新しいドライバーは/lib/modules/2.6.18-308.el5/weak-updates/lsi-megaraid_sas 以下に 導入されます。
# modinfo megaraid_sas
filename: /lib/modules/2.6.18-308.el5/weak-updates/lsi-megaraid_sas/megaraid_sas.ko description: LSI MegaRAID SAS Driver
author: [email protected] version: 00.00.06.15 license: GPL srcversion: C6EF28DDECD2824B9C92E69 alias: pci:v00001000d0000005Dsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d0000005Bsv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001028d00000015sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000413sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000071sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000073sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000079sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000078sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d0000007Csv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000060sv*sd*bc*sc*i* alias: pci:v00001000d00000411sv*sd*bc*sc*i* depends: scsi_mod
vermagic: 2.6.18-274.el5 SMP mod_unload gcc-4.1
parm: fast_load:megasas: Faster loading of the driver, skips physical devices! (default=0) (int) parm: max_sectors:Maximum number of sectors per IO command (int)
parm: cmd_per_lun:Maximum number of commands per logical unit (default=128) (int) parm: msix_disable:Disable MSI-X interrupt handling. Default: 0 (int)
3.2.2 Intel NIC・ドライバーの導入・更新
System x3650 M4 には、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T (Intel I350AM4)が搭載されてい ます。Intel NIC・ドライバーである"igb"は、Red Hat Enterprise Linux 5 に標準で含まれてお り、インストール直後ではこのデバイス・ドライバーを使用して稼動させることが可能です。し
かしWEB サイトより最新のドライバーを提供しておりますので、OS 導入後に適用します。
1. lsmod コマンドで既存のデバイス・ドライバーが動作していることを確認します。続けて modinfo コマンドで既存の組み込まれているデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。 # lsmod | grep igb
igb 135001 0 # modinfo igb
filename: /lib/modules/2.6.18-308.el5/kernel/drivers/net/igb/igb.ko version: 3.0.6-k2-2
license: GPL
description: Intel(R) Gigabit Ethernet Network Driver
author: Intel Corporation, <[email protected]> srcversion: FA39906B8B2456ECB13DE03
alias: pci:v00008086d000010D6sv*sd*bc*sc*i*
(中略)
alias: pci:v00008086d00001521sv*sd*bc*sc*i* depends: dca,8021q
vermagic: 2.6.18-308.el5 SMP mod_unload gcc-4.1
parm: max_vfs:Maximum number of virtual functions to allocate per physical function (uint) parm: entropy:Allow igb to populate the /dev/random entropy pool (uint)
module_sig:
883f3504f23243d2d3142b3e70405111254970991699554ec0f3811337a46cf3f44e97518a28309e3e8bb6d 581958dc86d84538193bd6a5ebd346373
2. "1.3 デ バ イ ス ・ ド ラ イ バ ー の 準 備 " で ダ ウ ン ロ ー ド し た iso image フ ァ イ ル (intc_sw_nic_v16.8.2-cd_anyos_32-64.iso)より、CD/DVD メディアを作成します。作成したメ ディアから更新ファイル(PRO1000/LINUX/igb-3.2.10.tar.gz)を System x3650 M4 にコピーし て、任意のディレクトリに展開します。(ここでは/usr/local/src/igb に展開します) # cd /usr/local/src/igb/ # tar zxvf igb-3.2.10.tar.gz 3. デバイス・ドライバーを更新します。 # cd /usr/local/src/igb/igb-3.2.10/src/ # make install 4. modinfo コマンドで組み込まれたデバイス・ドライバーのバージョンを確認します。新し いドライバーは/lib/modules/2.6.18-308.el5/kernel/drivers/net/igb 以下に導入されます。 # modinfo igb filename: /lib/modules/2.6.18-308.el5/kernel/drivers/net/igb/igb.ko version: 3.2.10 license: GPL
description: Intel(R) Gigabit Ethernet Network Driver
author: Intel Corporation, <[email protected]> srcversion: BAAD5948059DD794C854151
alias: pci:v00008086d000010D6sv*sd*bc*sc*i*
(中略)
parm: debug:Debug level (0=none, ..., 16=all) (int)
正常に確認されれば完了です。デバイス・ドライバーの再ロード後もしくは、OS の再起動後か ら新しいデバイス・ドライバーがロードされます。
3.3 EDAC の設定
OS 導入直後、Error Detection and Correction (EDAC)モジュールが自動的に有効となっている
場合があります。この状態ですと、ハードウェア管理モジュールであるIntegrated Management Module2(IMM2)でメモリーログの監視が正常に行われない現象が発生いたします。 EDAC モジュールにつきましては無効化を推奨しております。ここでは EDAC を解除する手順 を記述しています。ご利用の環境に応じて実施してください。 また、当作業を行う場合には、必ずuEFI および IMM2 のファームウェアを最新バージョンに 予めアップデートしてから行ってください。 1. lsmod コマンドで edac モジュールがロードされていることを確認します(現時点 2012/9 で はEDAC 用のモジュールがロードされていませんでした)
4. 参考資料 4.1 外部ディスクを使用する際の注意点 System x3650 M4 等の UEFI モデルでは、外部ディスクを接続した構成で内蔵ディスクから OS を起動する場合には以下の考慮が必要です。 標準の UEFI 設定では、内蔵ディスクよりも先に外部ディスクが認識されるために、外部ディ スクが Disk0 として認識されます。その結果、以下の状況が発生します。 内蔵ディスクへ OS 導入後に、外部ディスクを接続するとOS 起動が失敗します。 外部ディスクを接続した環境で OS を導入すると、外部ディスクが「/dev/sda」として認識され、ブートローダーが外部ディス ク上に作成されます。起動時に内蔵ディスクを先に認識するように、Legacy BIOS と UEFI の 設定を変更する必要があります。詳細な手順は下記の資料をご参照下さい。
外部ストレージを接続すると、ローカルディスクに導入した OS の起動に失敗する System
x3690 X5/System x3650M2/x3550M2
4.2 X Window システムの設定変更
グラフィック・ドライバーの種類によっては、デフォルトの状態ではX Window が 800×600、
600×480 でしか表示できないマシンがあります。その際には X Window システムとブートロー ダーの設定変更が必要になるため、以下の手順を実施します。
ここでは、1024×768 の解像度で表示させるための設定を行います。
1. 以下のコマンドを入力し、grub.conf の設定ファイルの kernel 行に"resolution=1024x768 video=1024x768"を追記し、保存します。
# vi /boot/grub/grub.conf :
title Red Hat Enterprise Linux Server (2.6.18-308.el5) root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-308.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet resolution=1024x768 video=1024x768
initrd /initrd-2.6.18-308.el5.img
4.2.1 GNOME の場合
2. 「ディスプレイ設定」の画面が表示されます。[ハードウェア]タブからモニターのタイプを 適切なタイプへ変更します。「設定」ボタンを押してモニターのモデルを選択してください。こ こでは、「LCD Panel 1024x768」を選択します。
3. 確認の画面が表示されます。[OK]ボタンを押します。
5. 「ディスプレイ設定」の画面を再度表示させます。[モニター設定]タブから設定する項目 [1024×768]を選択し、[OK]を押します。
6. 確認の画面が表示されます。[OK]ボタンを押します。
4.2.2 KDE の場合
1. GUI のメニューを表示させ、[管理]-[ディスプレイ]を選択し、クリックします。
以降はKDE の場合も GNOME と同様に「ディスプレイ設定」の画面が表示されますので同様
に設定してください。
【免責】
当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex System などを活用することを 目的として作成しました。
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