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明星大学人間社会学科創設50周年を迎えて

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No.36 明星大学社会学研究紀要

March 2016

明星大学人間社会学科創設50周年を迎えて

元 治 恵 子

 この度、明星大学人文学部人間社会学科は、

人文学部社会学科として開設以来50周年を迎え ることができました。これまで、学科に対しご 協力、ご尽力いただいた皆様のおかげと感謝申 し上げます。人間で言うと、ちょうど「天命」

を知る、すなわち、自らの運命・宿命を知る年 齢となったわけです。大学を取り巻く環境は、

学科開設当時と比べて大きく変化しておりま す。大学進学率の上昇とともに、学生の質や学 生の大学教育に対するニーズも変化していま す。人間社会学科、そして、そこで働く教員に 与えられた「使命」とは何でしょうか。

 2014年度より新しいカリキュラムがスタート 致しました。(1)現実の社会的な問1題に関心をも つ人、(2)自分の考えをもちたいと考えている 人、(3)自分の考えを他者に伝えることに関心を もつ人、(4)他者と協働して問題に取り組みたい と考えている人、(5)多様な他者に関心をもつ 人、(6)物事について論理的に考えようとする

人、(7)社会調査の方法に関心をもつ人、(8)社会

的事象を分析してみたいと考える人、(9)人生に ついて真塾に考えようとする人に人間社会学科 で学んでほしいというアドミッションポリシー を掲げております。そして、そのような資質を もった学生に対し、人間社会学科での学びを経 て「市民社会において主体的に物事に関心を持

ち、多様な他者の存在を受け入れつつ、論理的 かつ複眼的な視点から問題を解明する社会学的 な視点を身に付け、不断に白分の人生をデザイ ンできる人」に育ってほしいと考えております。

 新カリキュラムスタート以前から続いてい る、(1)1年生を対象とし、社会で活動する多様 な人々に会い、お話をうかがう「フィールドト リップ」や『大学周辺まち歩き」、(2)「社会を 考察する」目を持った「自立した市民」育成の ためのさまざまな体験学習(沖縄、福島、新島、

宮城などでの調査や高幡団地、調布などでの地 域の人々との活動i)などを通して、一歩ずつ ではありますが、学生たちの成長を感じており ます。最初は、教員主導であったさまざまな活 動でしたが、2015年度には、学生たち(2年生 有志)自らが企画・実施した『フレッシュマン キャンプ』がスタート致しました。参加した学 生、教員ともに充実した時間を過ごし、大成功 に終わりました。今後、学生たちを中心に、人 間社会学科の新たな歴史が刻まれていくことで

しょう。

 今後、更なる発展に向けて、教職員一同全力 を尽くしていく所存です。今後とも、皆様のご 支援を賜りますよう、よろしくお願い致します。

(げんじ けいこ、本学科主任・教授)

詳細は、「ニュースレター JIN−SHA Ye11』各号をご覧ください。

参照

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