原 著 :秋 田大学医短紀要
6( 2):1 7 9‑1 8 4,1 998
イン ドネシア ・ソロ市 における理学療法士 の Communi t y Bas ed Rehabi l i t a t i on ( CBR) に関す る意識調査
一 専 門家 としての理学療法士の役割 一 第 1 報
大 洋 諭樹彦* 工 藤 俊 輔 * 籾 山 日出樹 *
Sur ve y on Phys i calTher api s t s'Fe el i ngs
・ a boutCommuni t y Bas e d Re habi l i t a t i on i n Sol oCi t y ofI ndones i a
‑ TheRol eofPhys i calTherapi s ti n Communi t y Bas ed Rehabi l i t at i on‑ (1)
Yuki hi ko
OsAWA*shunsuke
KuDO*Hi deki
M oMIYAMA*1
. は じめにイン ドネシアでは,理学療法士 (以下
PT
と 略す)等 の障害者 に関わる専 門家数が不足 して お り,村 落 の障害者 は専 門家 に よる リハ ビ リ テーシ ョンサー ビス を受 けることが困難 な状況 下 にあ る。 そのためWHO
Uに よ り提 唱 された 地 域 に 根 ざ し た リ ハ ビ リ テー シ ョ ン( co mmunl t yBa s e dRe ha bi l i t a t l O n.
以下CB
Rと略す)が, イン ドネシア等 の多 くの発展途 上 国で実 施 され てい る。T.Ha ndo J
O医 師2)に よって始め られた中部 ジャワのCBR
では,従 来の専 門家主導 の リハ ビリテーシ ョンに代 わる 地域社会主体 の リハ ビリテーシ ョン活動が実践 されている。村落の住民 はリハ ビリテーシ ョン に関す る訓練 を受 け, ボランテ ィア として村落 での リハ ビリテーシ ョン活動 に携 わってい る。その中で
PT
等 の専 門家 はボランテ ィアへの訓 練等 に参画 して きた。CBR
についてのPT
の 役割 はT.Ha ndo j o
医師3)に よ り,社会 開発 の知 識 と技術 の習得 を前提 として,ボ ランテ ィアの 育成, リハ ビリテー シ ョンサー ビスの提供,地 域 開発の支援 を行 うことと提唱 されてい る。 し か し,工藤4)は19 95
年 に実施 したイ ン ドネシア のPT
へのCBR
に関す る意識調査 で,PT
が 十分 にCBR
の概念 を理解 していない地域 もあ ることを示唆 している。そ こで今 回は,地壊 を 限定 して中部 ジャワの ソロ市在住 のPT
を対象 に,PT
が持つCBR
の認識 に関す る意識調査 を行 った。本調査 の 目的は,CBR
におけるソ ロ市PT
の役割 を検討す ることで,今後PT
が さらに積極 的 にCBR
に関わる際の課題 を明 らか にす ることである。秋 田大学医療技術短期大学部
*理学療法学科
Ke yWo r ds:Co mmunl t yBa s e dRe ha b l l l t a t l
On
, 社会 開発,地域社会主体型 アプローチ
2.
方 法1 9 9 3
年 に始め られた 日本理学療法士協会 と国 際医療技術 交流財 団 によるイ ン ドネシアへ の5
ヶ年の技術協力活動 に,技術専門家 として派 遣 された際に調査 を実施 した。対象 は中部 ジャ ワ ・ソロ市在住 のPT
で,1 9 9 7
年9
月2 0
日にソ ロ市で開催 されたPT
定例会議 にて無記名のア ンケー ト用紙 を配布 し,11日後 に回収 して単純 集計 とクロス集計 によ り分析 した。3.
結 果アンケー トの配布教 は
7 0
部で,回収数は4 7
部, 回収率 は6 7%
であった。性別は男性
2 3
名,平均年齢 は3 4. 8
歳( 2 5
歳‑5 2
歳), PT
平均経験 年数 は8. 7
年 (1
年‑2 7
午)であった。勤務先 は全体の81% ( 3 8
名)が 病 院であった (表1
)。 イ ン ドネシアのPT
は 給与水準が低い こと,勤務時間帯が 日本 と異 な る等 により,個人が複数の職場 に関わることが 多 く,今 回 も1
人当た り平均1.9
ヶ所 の職場 に 所属 していた。「cBR
を知 ってい ますか」 とい う質問は, 良 く知 ってい ると答 えた者が1 2% (6
名),少し知 っているが
3 6% ( 1 7
名)で,双方 を合わせ て 「知 っている」 は全体の4 9% ( 2 3
名)であっ た。反対 にあ ま り知 らないは2 1% ( l
o宅),全 く知 らないは3 0% ( 1 4
名)で,双方 を合 わせて「知 らない」が
5 1
%( 2 4
名)であった。CBR
への参加経験 に関する質問では,参加経験有 り が2 6% ( 1 2
名),経験 な しが7 4% ( 3 5
名) で あった。今後CBR
に参加する希望があるかの 質問では,参加希望有 りが7 4% ( 3 5
名),希望 な しが2 3%
(11名),不 明が3% (1
名) で あった。「CBR
の情報 をなにか ら得 ますか」の複 数 回答 の質問 で は
,「
PT間の会話 」 が4 5% ( 2 1
名) と最 も多かった (表2)0CBR
の 目的 についての質問は,「社会 開発」が4 9%
( 2 3
名), 「訪問理学療法 の充実」が1 5% (7
名),「地域巡回型 リハ ビリテーシ ョン ・ユニ ッ ト( Mo bl l eRe ha b i l i t a t l O nUn i
t.以下MRU
と 略す)の充実」が11% (5名),「地域住民 に対 す る病院照会 システムの拡充」が9 % (4
名) であった (表3)0CBR
のアプローチ方法 に 関す る質問では,CBR
を 「地域社会主体型 ア プローチ」 とした回答が5 1 % ( 2 4
名),「地域巡 回型 アプローチ」が3 0% ( 1 4
名),「専門家主導表 1 調査対象者 調査 対象者数 (名)
47
性別 (名)男性/ 女性
23/ 24
平均 年齢 (読)
34. 8 (25‑52) 1
名不 明 pT平均経験年数 (年)8. 7 ( 1‑27) 5
名不 明 勤務 先 (重複 回答 ) 施 設 区分 回答数 対象 者 に 占1
人平均1. 9
ヶ所 め る割合 (%)病院
3
88
1教育機 関
1 6 34
p
Tクリニック 1 2 26
プスケ スマス 9 1 9
行政機 関
3 6
福祉機 関
3 6
MRU
機 関3 6 cBR
機 関2 4 MRU:
地域巡回型 リハビリテーション ・ユニットプスケスマス :保健所
型 アプローチ」が1
9% (9
名)であった (表4)0 CBRのアプローチ方法 と目的に関する
質問をクロス集計 したところ,地域社会主体型 アプローチと社会開発の双方を選んだ者は全体 の3 0% ( 1 4
名)であった。CBRにおけるPT の役割について複数回答 を求めた質問は,「訪 問理学療法」が57% ( 27
名)で最 も多かった (表5
)。次にPTの役割に訪問理学療法を選 んだ27
名を,CBR
の目的とアプローチ方法の 質問でそれぞれクロス集計 した結果,59% ( 1 6
名)がCBRの目的を社会開発 と回答 し,6 3%
( 1 7
名)が地域社会主体型アプローチを回答 し表
2 CBRに関する情報源
(重複 回答 )n = 4 7
情 報 源 回答数 対象 者 に 占め る割合 (%)
pT
間の会 話21 45
養成校 で の授業
16 34
研 修会
9 19
pT学会
8 17
pT
定例会議8 17
文献 5 ll
不 明 5 ll
表
4 CBR
のアプローチ方法ア プ ローチ 方法 回答数 対象 者 に占め る割合 (%) 地 域社 会 主体 型ア プローチ
24 51
地 域巡 回型ア プ ローチ
14 30
専 門家主導型
ア プ ローチ
9 19
ていた。
5.
考 察 1)C
BRの普及今回の結果CBRを知っていると答えた者は 全体の
4 9% ( 2 3
名)で,CBRを知 らないと答 えた者の51
%( 2 4
名) を若干下回っていた。ま た, C B R
に参加経験のある者 は全体の26%
( 1 2
名) と過半数を下回っていた。工藤4)によ る調査では,中部ジャワのPTは ,CBR
を 知っていた者が10 0%, CBR
参加経験のある 者が93%と報告 されている。今回の結果がCB
表
3 CBRの目的
n =4 7
CBRの 目的
回答数 対象者に占める割合 (%)社会開発
23 49
訪問理学療法の充実
7 15 MRUの充実 5 ll
照会システムの拡充
4 9
その他
7 15
不明 1 1
表
5 CBR
におけるPTの役割 (重複 回答 )n = 4 7 PTの役割 回答数 対 象者 に 占め る割合 (%)
訪 問理学療 法 27 57
住 民へ の教 育
23 49
専 門家へ の教 育
20 43
適正技術 の開発
18 38
人的資源 の育成
16 34
CBRの評価 13 28
社 会資源 の開拓
ll 23
照 会患者 の対応
ll 23
地 域 開発へ の参 画
10 21
その他
7 15
Rの知識,参加経験 ともに工藤の結果 と比較 し て低い比率であったのは,調査対象の
PT
を中 部 ジャワのソロ市在住 に限定 したため と思われ る。その ことで, よりソロ市 に限局 したPT
の 実態が強調 されたのではないか と推察 された。しか し,今回の結果では,今後
CBRに参加 し
たい と答 えた者が全体の7 4% ( 3 5
名) と高い回 答率 を示 したことか ら,一概 にソロ市PT
のC
BRに対する関心が低い とは断定で きない と思
われた。 この結果,中部 ジャワ ・ソロ市のPT
は比較的CBRに関心 を示 しつつ も, CBRの
活動が一部のPT
に限定 されていることが示 さ れた。CBRが一部PT
の活動領域 にあ り,広 く浸透 していない一因 として,情報の不足が考 え られ る。CBR
の情報 収 集源 の質 問で は,「
PT間の会話 による情報交換」の回答が最 も 多 く,全体の4 5% ( 2 1
名) を占めていた。 これ に対 して研修会 または学会,文献 を情報源 とす る回答 はいずれ も全体の2 0%
を下回っていた。このことか ら
, CBRの情報が個 々人の見聞に
よるインフォーマルな情報 として普及は してい るものの,研修会,学会,文献 といった学術的 な分野 には十分 に取 り上げ られていない ことが 示唆 された。 この点 に関 しては,工藤4)も情報 源 としてイン ドネシア語文献の不足 を指摘 して いる。イ ン ドネシアのPT
自らがCBRの実践 経験 を体系化 して,学術 的に広 くPT
に普及 し てい く事が今後の課題であろ う。2)CBR
にお ける地域社 会主体型 アプロー チ ・社会開発の理解CBRの 目的 を社会開発 と回答 した者が全体
の49% (2 3
名) を占めたのに対 して,訪問理学 療法や,M RUの充実が2 6% ( 1 2
名)であった。訪問理学療法やMRUは本来,CBRの一部で はあるものの
, CBRの全体的な活動ではない
とされている4)。訪問理学療法やM RUをCB Rとする考 えの下では,アウ トリーチ活動 とし て展開 されることになる5)。 アウ トリーチ活動 とは, リハ ビリテーシ ョンサー ビスの場 を施設 か ら地域‑持 ち込むことに主眼 を置いた活動 を 指す。 p.Mendi s
6)は 「リハ ビリテーシ ョンに おける治療技術 は,社会変革 と地域開発 の状況の中に統合 されなければならない」 と述べ,ア ウ トリーチ活動 に対 して憤重 な姿勢 を示 してい る。 よって,単 に地域 に専 門サービスを持 ち込 んだだけの訪問理学療法やMRUのアウ トリー チ活動 は, CBRの本質か ら遠い もの となる。
CBR
のアプローチに関する質問では, CB Rを地域巡回型又 は,専 門家主導型 アプローチ と回答 した者が全体の49% (2 3
名) を占め,地 域社会主体型 アプローチの51 % ( 24
名) と回答 率の差がそれほ どなか った (表4)
。 さらに,CBRの本質である地域社会主体型 アプローチ
と社会開発の双方 を回答 した者 は,全体の3 0%
( 1 4
名)であったことか ら,残 り7 0% ( 3 3
名) のPT
はCBRの本質を十分 には理解 していな いことが示唆 された。 T.Hando j o
2)は,社会開 発の主体 は地域住民であ り,彼 らが活動の計画, 実行,評価 を施行 してい く重要性 を強調 してい る。久野7)は,PT
が地域住民 を単 なる リハ ビ リテーシ ョンサービスの受 け手 としない よう,PT
は常 に住民主体の社会開発 に配慮する必要 があると述べ ている。今回の結果か らは, CBR
の本質がPT
には十分理解 されていないこと が示唆 されたことか ら,今後 ソロ市のPT
へ適 切 なCBRの啓発 を実施 してい く事が課題であ ると考 えられた。 このことか らも,上述 した学 術的な情報の整備が大切ではないか と考 えられた。
3) CBRにおける理学療法士の役割
CBRにおける PT
の役割 は,全体的に回答 のば らつ きが見 られた。回答数が多い項 目は訪 問理学療法で,逆 に回答数の少 ない項 目は社会 資源の開拓,照会患者 に対する理学療法,地域 開発への参画であった。 CBRにおけるPT
の 役割は,本質的には地域住民の活動 を支援す る こと,共同活動者 として活動 に関わることであ り,具体的にはボランテ ィアの訓練, CBRプ ログラムの発展, CBRの調査等多岐に及ぶ3)。 しか し今 回はPT
の役割 として訪問理学療法 に 偏 った回答が見 られた (表5)
。 これは, ソロ 市で比較的活発 に実施 されていた訪問理学療法 の経験 を基 に した回答が多かったためではない か と推察 された。 ソロ市では公的な交通機関が未熟で,障害者の交通手段が確保 出来 ない等 に よ り,訪問理学療法が頻繁 に実施 されている。
しか し,先 に述べた ように訪問理学療法 を通 し て,サービス提供場所が施設か ら単 に地域 に移 されただけでは
CBRと言 えず,そのサービス
が社会変革の一要素 になっていることが大切で ある。今回の結果か らは,訪問理学療法 を回答 したPTの うち59% ( 1 6
名)がCBRの 目的 を
社会開発 と回答 してお り,63% ( 1 7
名)がCB
Rのアプローチ方法 を地域社会主体型 アプロー チ と回答 していた。 このことか ら訪問理学療法 を回答 したPTの半数以上が,訪問理学療法 を C BRの一部 と捉 え,訪 問理学療法 をアウ ト
リーチ活動 とは区別 して理解 していることが推 察 された。今回の結果で回答数が少 なかった社会資源の 開拓,照会患者 に対する理学療法,地域 開発へ の参画項 目については,今後
PTの役割 として
認識 を深めてい く必要性があるのではないか と 思 われた。社会資源の開拓 とは,障害者 に利用 可能な潜在資材が村落にあることを認識 して, 利用することである。例 えば,普通学校 は障害 児 の統合教育の場 として利用可能 と思 われる し, 地域で入手可能 な木材等 を利用す ることで安価 な介助器具 を作成で きることが期待 される。社 会資源の有効利用 は,地域住民が 自立 して障害 者問題 を解決す る一要素 にな り,同時 に地域社 会 の活性化 にも繋が るため, PTは積極的に社 会資源 を開拓す る情報 を提供 出来 るのではない か と考 えられた。 また照会患者 に対す る理学療 法 に関 しては,村落 と都市病院 との照会 システ ムを強化することで, より一層患者照会機能が 働 くと考えられた。 また,村落では経済的に病 院の費用が払 えない住民 に, CBRの一環 とし て地域が資金 を出資 している村 もあるので, こ の活動 との連携 をとることも可能であると思わ れた。 さらに,地域開発 にPTが積極 的に参画
す ることで,村落のニーズに合わせた活動 をより円滑 に展開 してい くことが期待 された。
今回の結果か ら, ソロ市のPTはCBRの社 会 開発 と地域社会主体型 アプローチの認識 をよ
り深めることで,地域のニーズに対応 した役割
を担 うことが十分可能であると考えられた。そ のためにも,今後の課題 として挙 げたPT相互 の
CBRの啓発活動が よ り活発 になることが期
待 された。6.まとめ
1)今 回の結果では,中部 ジャワ ・ソロ市の
P Tは比較的 CBRに関心 を持 っていること
が示 されたが, CBR活動への参加 は一部 のPTに限定 されていた。
2)CBR
におけるPTの役割 として訪問理学 療法が重要視 されていた。 また, CBRの 本質である社会開発 と,地域社会主体型 ア プローチが十分 には認識 されていないこと が示唆 された。3)情報源 として,文献等の不足が示 された。
今後,文献等の充実 を含めた現地
PT
相互 に よるCBRの啓発活動 が、 よ り一層高 まってい くことが期待 された。4)社会資源の開拓,照会患者の対応,地域開
発‑の参画 をPTの役割 として認識 していくことが,今後の課題であると考えられた。
6
)第2
報ではさらに, CBRの認識のあ り方 に影響 を及ぼす因子 について探求 して, よ り具体的なPTへの啓発方法 について検討 してい く。文 献
1) 中西由紀子,久野研二 :障害者の社会開発.
pp. 2 3
,明石書店,東京,199 7.
2)Ha ndo J OTj a ndr a kus uma:コミュニテ ィ ・
ベ ース ド・リハ ビリテーシ ョンの枠組み と 計画実施の戦略, リハ ビリテーシ ョン研究5 2:1 22‑1 2 4,1 9 89.
3)Hando j oTJ andrakus uma :TheRol eof Phys i ot he r a pyi nCBR.1 99 7, Pr e s e nt e d t ot heJ PTA As s o c i a t i o na tt heCBR Pr o‑
j e c tCo nf e r e nc e , Tokyo.
4
)工藤俊輔 :イン ドネシアにおける理学療法 士のCommuni t y‑ Ba s e dRe ha bi l l t a t i o nに関
する意識調査 一中部 ジャワ地域 とそれ以外 との比較 ‑,秋 田大学医療技術短期大学部紀要
4
, :1 0 3‑ 1 0 8,1 9 9 6. 1 9 8 9.
5
) 中西由紀子,久野研二 :障害者の社会開発. 7)久野研二 :イン ドネシアCBR
開発 ・訓練pp. 2 8
,明石書店,東京,19 9 7.
セ ンターにおける協力活動 ・第三次派遣報6)padma niMe ndi s:コ ミュニテ ィ ・ベース
告, pp2 8‑3 1
,国際医療技術交流財 団,ド・リハ ビリテーシ ョンの さまざまなモデ 日本理学療法士協会,東京,1
9 9 4.
ル, リハ ビリテー シ ョン研 究5