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結合型パンルヴェ第 II 方程式の ベックルンド変換とソリトン解

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Academic year: 2021

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(1)

結合型パンルヴェ第

II

方程式の ベックルンド変換とソリトン解

三重大学大学院

教育学研究科教科教育専攻数学教育専修 吉田 和史

(2)

序文

 パンルヴェ方程式は,2階の代数的常微分方程式において「解の特異点の位置が初期条件に依存しない」と いう条件のもとで生まれてきたものである.このパンルヴェ方程式は1900年頃に発見され,それ以降多くの 研究者がパンルヴェ方程式について研究をしてきた.パンルヴェ方程式は微分方程式であるので,解を求める ということが,やはり関心のある課題である.

 しかし,解を求めるときにパラメータの値によって解が変わってくるので,一般にすべての解を求めること は困難である.そこで,ベックルンド変換と呼ばれる変換が効果を発揮してくる.ベックルンド変換とは,方 程式の形は変えないがパラメータを変える変換のことである.このベックルンド変換を用いると,パンルヴェ 方程式の一つの解から他の解を構成していくことができる.またこのことが,パンルヴェ方程式の有理解・代 数解を決定するときに重要な役割を果たすことになる.第1章では,この論文を読むために必要となる言葉の 定義や,パンルヴェ方程式についての歴史,ベックルンド変換の具体例をあげている.第2章では,II型パン ルヴェ方程式のベックルンド変換がどのようにして求められるのかについて書いている.後の章でもこのベッ クルンド変換の求め方が基本となっている.また,τ関数というものを定義することで,ベックルンド変換の 計算量を減らすことができることを述べる.第3章では,東京大学の坂井氏,川上氏,中村氏によって定義さ れたII型行列パンルヴェ方程式のベックルンド変換を求めている.また,このII型行列パンルヴェ方程式の 有理解をすべて求めるときに必要となるベックルンド変換も導いている.第4章では,笹野氏によって定義さ れた結合型パンルヴェ第II方程式のベックルンド変換を求めている.それと,結合型パンルヴェ第II方程式 の有理解とII型パンルヴェ方程式の有理解との関係を求めている.第5章では,補足として,野田氏の論文 を参考にし,II型行列パンルヴェ方程式と結合型パンルヴェ第II方程式の有理解がどのようになっているの かを紹介している.

 最後に,大学院で研究を進めてきた二年間熱心に指導や助言をしていただいた石谷寛先生,川向洋之先生を はじめ,数学科の先生方に心からの感謝しています.ありがとうございます.

2012213 著者

(3)

目次

1 序論 4

1.1 言葉の定義 . . . . 4 1.2 パンルヴェ方程式の歴史 . . . . 5 1.3 本論文の内容. . . . 6

2 II型パンルヴェ方程式 7

2.1 ベックルンド変換 . . . . 7 2.2 τ関数 . . . . 9

3 II型行列パンルヴェ方程式 12

3.1 ハミルトニアンの満たす微分方程式から従うベックルンド変換 . . . . 12 3.2 q1に関する単独高階化とベックルンド変換 . . . . 14

4 結合型パンルヴェ第 方程式 17

4.1 ベックルンド変換 . . . . 18 4.2 A(1)4 型笹野系とII型パンルヴェ方程式 . . . . 19

5 補足 20

5.1 II型行列パンルヴェ方程式の有理解 . . . . 21 5.2 A(1)4 型笹野系の有理解. . . . 23

(4)

1 序論

1.1 言葉の定義

 最初に,複素領域で定義された2階の有理関数係数の線形常微分方程式

y′′+p1(x)y+p2(x)y= 0 (1.1)

について,いくつか言葉の定義をしておく(ただし,=d/dxである)

定義1 方程式の特異点だが,解の特異点にはなっていないものを見かけの特異点という.

定義2 (1.1)における p1(x), p2(x)x= aでの極の位数がそれぞれ高々1,2位の極になっているとき,

x=a(1.1)の確定特異点といい,そうでない特異点を不確定特異点という.

 ここでp1(x), p2(x)x=aにおいて確定特異点になっているとき,(1.1)において,

p1(x) = 1

xa{a0+a1(xa) +a2(xa)2+· · · }, p2(x) = 1

(xa)2{b0+b1(xa) +b2(xa)2+· · · }, y= (xa)ρ{c0+c1(xa) +c2(xa)2+· · · }(c0̸= 0) を代入して,(xa)ρ2の係数を見ると,

{ρ(ρ1) +ρa0+b0}c0 となる.

定義3 f(ρ) = ρ(ρ1) +ρa0+b0とおいたとき,f(ρ) = 0のことをx= aにおける決定方程式といい,

f(ρ) = 0の根を特性指数という.

定義4 方程式(1.1)に含まれるパラメータのうちで,特性指数と無関係なものをアクセサリー・パラメータ

という.

定義5 リーマン球面P1上特異点で確定特異点しか持たない微分方程式をFuchs型であるという.

y1(x), y2(x)(1.1)の一次独立な解とするとき,y1(x), y2(x)を特異点x=aのまわりを1周する道γ 沿って解析接続したものをyˆ1(x),yˆ2(x)とする.yˆ1(x),yˆ2(x)(1.1)の解になっていることと,y1(x), y2(x) は解の基本系となっていることから,

ˆ

y1(x) =c11y1(x) +c12y2(x), ˆ

y2(x) =c21y1(x) +c22y2(x) とかけることがわかる.すなわち,

[ yˆ1(x) ˆ y2(x)

]

=Mγ

[ y1(x) y2(x)

] ( Mγ =

[ c11 c12

c21 c22

])

(1.2) と表せる.

(5)

定義6 (1.2)におけるMγのことをモノドロミー行列という.

定義7 関数f(x), g(x)に対し,

f(x+y)g(xy) =

j=0

1

j!(Djf ·g)yj を満たすDjf·gを広田微分という.

命題1 広田微分Djf·gは次のように計算することができる.

Djf·g=

j r=0

(1)rjCr(f)(jr)(g)(r).

1.2 パンルヴェ方程式の歴史

 物理的な現象を数式で表現すると,微分方程式が現れることがよくある.しかし,微分方程式の一般解は sin,cosなどのよく知っている関数で書くことができない場合が多い.そこで「微分方程式で定義される新し い特殊関数を見つける」という研究がされてきた.そこで次の問題を考えられた.

1階の代数的常微分方程式: R(y, y) = 0 (

R(x, y)tの解析関数を係数とするx, yの有理関数)

「極以外の解の特異点の位置が初期条件に依存しない」(解の極の位置は初期条件に依存してもよい) のを分類せよ.

この問題は,H.Poincar´eL.Fuchsが研究した結果,(i)楕円関数のみたす微分方程式(ii)リッカチ型方程式

(iii)代数的に求積できる,のいずれかに帰着できることが示された.また,次のような2階の場合も考えられ

た.

2階の代数的常微分方程式: y′′=R(y, y) (

R(x, y)tの解析関数を係数とするx, yの有理関数)

「極以外の解の特異点の位置が初期条件に依存しない」(解の極の位置は初期条件に依存してもよい) のを分類せよ.

この問題を研究していたP. Painlev´eB.Gambierはパンルヴェ方程式といわれる次の6種類の方程式を発

(6)

見した.

PI y′′= 6y2+t, PII y′′= 2y3+ty+α, PIII y′′= 1

y(y)21 ty+1

t(αy2+β) +γy3+δ y, PIV y′′= 1

2y(y)2+3

2y3+ 4ty2+ 2(t2α)y+β y, PV y′′=

( 1 2y + 1

y1 )

(y)21

ty+(y1)2 t2

( αy+β

y )

+γy

t +δy(y+ 1) y1 , PVI y′′= 1

2 (1

y + 1

y1 + 1 yt

) (y)2

(1 y + 1

y1 + 1 yt

) y +y(y1)(yt)

t2(t1)2 {

α+β t

y2 +γ t1

(y1)2 +δt(t1) (yt)2

} .  一方,このパンルヴェ方程式の発見後の1905年にR.Fuchsは,P1 上に4つの確定特異点と1つの見かけ の特異点をもつ2階のFuchs型方程式を考えた.その方程式において,モノドロミー表現を不変にするため には,アクセサリー・パラメータの1つがPVIを満たさなければならないことを発見した.L.Schlesinger

R.Fuchsの発見をうけ,ベックルンド変換と呼ばれるPVIのパラメータのみを変化させる変換を見つけた.

また,確定特異点だけでなく不確定特異点に対して,同様の計算がR.Garnierによって行われ,PIPVを導 いた.しかし,R.Garnierは形式的に計算をしただけであったが,上野喜三雄によって意味づけがなされた.

さらに岡本和夫はこれらのPIPVIのハミルトン構造を発見した.

 ところで,パンルヴェ方程式の一般解は本当に新しい関数になっているのかという問題があった.この問題 に現代的な定式化を与えたのは,梅村浩である.梅村は古典関数を

有理関数から出発して,既知関数の加減乗除と微分,既知関数を係数とする代数方程式を解く,既知関数を係 数とする線形常微分方程式を解く,アーベル関数に既知関数を代入する以上の操作を有限回繰り返して得 られるもの

と定義し,古典関数でないものを新しい関数とした.さらに梅村は,「パンルヴェ方程式の解が古典関数な らば,代数関数か線形方程式の解を使ってかける」ということを証明した.このことにより「パンルヴェ方 程式の古典解をすべて決定する」という問題が生まれた.この問題は,2008年にPVIまでの代数解が完全に 見つかったことにより解決し,パンルヴェ方程式の一般解は本当に新しい関数になっているということがわ かった.

1.3 本論文の内容

 ここでは,研究しているベックルンド変換という言葉の説明をしておく.次の1階の連立微分方程式

q=pq2 t 2, p = 2qp+α+1

2

(1.3)

を例にして考える(ただし,=d/dtでありαは複素パラメータである).このq, pに対して,

{ Q=q,

P=p+ 2q2+t

(7)

という変換を施すと,(1.3)のパラメータααに変換される.実際,

Q=q= (

pq2 t 2

)

=PQ2t 2, P=p+ 4qq+ 1 =

(

2qp+α+1 2

) + 4q

(

pq2 t 2

)

+ 1 = 2QP α+1 2 となっている.このようにパラメータを除いて,方程式の形を変えない変換をベックルンド変換という.

 この論文では,東京大学の坂井秀隆,川上拓志,中村あかねによって定義されたII型行列パンルヴェ方程式 および笹野祐輔によって定義された結合型パンルヴェ第II方程式のベックルンド変換を考察する.ベックル ンド変換を求めることにより,一つの解から他の解を構成していくことができ,有理解・代数解をすべて求め るときに有用である.詳細は,三重大学大学院でともに研究を進めた野田真司の修士論文を参照されたい.

2 II 型パンルヴェ方程式

II型パンルヴェ方程式の性質をあとで使うので,この章でII型パンルヴェ方程式のベックルンド変換とτ 関数について紹介しておく.

2.1 ベックルンド変換

II型パンルヴェ方程式

PII: y′′= 2y3+ty+α (2.1)

を考える( =d/dt, α:複素パラメータ).高階の非線形微分方程式は,それと等価な1階の連立形の方程式 に書き直しておく方が都合の良いことも多い.そこで,

q=y, p=y+y2+t 2 とおこう.そうすると,II型パンルヴェ方程式は,

HII:

q=pq2 t 2, p= 2qp+α+1

2

(2.2)

と等価である.今,3つの変数q, p, tについての多項式H =H(q, p;t) H =1

2p2 (

q2+ t 2

) p

( α+1

2 )

q (2.3)

で定義するとHII

q= ∂H

∂p, p=∂H

∂q

(2.4)

と表すことができる.

(8)

定義8 1個の関数H =H(q, p;t)を用いて(2.4)のような形に表される連立形の方程式をハミルトン系とい い,Hをそのハミルトニアンという.

II型パンルヴェ方程式

q′′= 2q3+tq+α (2.5)

のハミルトニアン(2.3)tで微分すると,

H =1

2p, (2.6)

H′′=1 2

(

2qp+α+1 2

)

(2.7) となる.これより,

p=2H, q=2H′′+α+ 1/2

4H (2.8)

となるから,Hは次の微分方程式をみたすことがわかる.

(H′′)2+ 4(H)3+ 2H(tHH)1 4

( α+1

2 )2

= 0. (2.9)

逆に,(2.9)を満たす解は,(2.8)によりp, qで表すことでII型パンルヴェ方程式を満たす.ここで(2.9) 見ると,αα1とおいても方程式が不変になることがわかる.つまり(2.8)において,αα1 としたものも(2.9)を満たす.そこで(2.8)p, qp= φ(H, H′′, α), q =ψ(H, H′′, α)とおいたとき,

P =φ(H, H′′,α1), Q=ψ(H, H′′,α1)とおくと,

P =2H, Q= 2H′′α1/2

4H (2.10)

となる.(2.10)(2.9)を満たすことからII型パンルヴェ方程式の解である.また,p, qP, Qはともに H, H′′, αを使って記述できることから,p, qP, Qで表すことができる.この関係式がベックルンド変換に 他ならない.そこで,p, qP, Qとの関係を求めると,

p=P, q=Qα+ 1/2 P となる.以上のことをまとめると次が成り立つ.

命題2 パラメータαα1にするベックルンド変換は次で与えられる.

q=Qα+ 1/2

P ,

p=P.

(2.11) また,(2.5)においてq=Qとおくと,

Q′′= 2Q3+tQα

となることから,パラメータααになっていることがわかる.このとき,pp=P+ 2Q2+tとお

くと,

Q=PQ2 t 2, P= 2QP α+1

2

(9)

となり,ハミルトン系を不変に保つことができる.

命題3 パラメータααにするベックルンド変換は次で与えられる.

{ q=Q,

p=P+ 2Q2+t. (2.12)

II型パンルヴェ方程式には,上記のベックルンド変換以外にも以下のベックルンド変換が知られている.

定理1 (1) αα+ 1に変える ベックルンド変換(q, p, H, t)−→(Q, P, K, t)は次で与えられる.

q=Q+ α+ 1/2

P2Q2t, p=P+ 2Q2+t, H =K+Q. (2.13) (2) αα1に変える ベックルンド変換(q, p, H, t)−→(Q, P, K, t)は次で与えられる.

q=Qα1/2

P , p=P+ 2 (

Q+α1/2 P

)2

+t, H =K+Q+α1/2

P . (2.14)

2.2 τ 関数

 ベックルンド変換によって有理解を次々と構成していくことができるが,前節のベックルンド変換を計算す ることはやや計算量が多くて大変なものである.この節でτ関数を定義することで,そのベックルンド変換の 計算量を軽減することができることを紹介する.

 ハミルトン系(q, p, H, t) (q0, p0, H0, t)と表し,このハミルトン系に正準変換 (2.13) n (n 0) ほどこしたものを(qn, pn, Hn, t) と表す.同様に正準変換(2.14)n (n 0) ほどこしたものを (qn, pn, Hn, t)と表す.さらにτn

d

dtlogτn=Hn (nZ) (2.15)

となる関数とする.

定義9 (2.15)の関数をτ関数という.

注意1 τnは定数倍の不定性がある.

命題4 (1) qn+1, τn, τn+1は次をみたす.

qn+1= (

logτn+1 τn

) . (2) 定数cnを適切にえらぶことによりτn1, τn, τn+1

d2

dt2logτn =cn

τn+1τn1

τn2 をみたす.

(10)

証明 (1) (qn, pn, Hn, t)(qn+1, pn+1, Hn+1, t)の関係は

qn =qn+1+ α+n+ 1/2

pn+12qn+12 t, (2.16)

pn =pn+1+ 2qn+12 +t, (2.17)

Hn =Hn+1+qn+1 (2.18)

であった.故に(2.18)より

qn+1=Hn+1+Hn=d

dtlogτn+1+ d

dtlogτn = (

logτn+1

τn

) . (2) (logHn)を計算すると,

(logHn)= {

log (pn

2 )}

=pn pn

=2qnpn+α+n+ 1/2 pn

となる.一方,

(

logτn+1τn1

τn2 )

を計算すると,

(

logτn+1τn1 τn2

)

= (

logτn+1 τn

)

(

log τn τn1

)

=qn+1+qn

=qn α+n+ 1/2

pn+12qn+12 t+qn ((2.16)より)

= 2qn+α+n+ 1/2

pn ((2.17)より)

= 2qnpn+α+n+ 1/2 pn

.

故に(logHn)= (

logτn+1τn1

τn2 )

となることから,

logHn = logτn+1τn1

τn2 +C Hn =cnτn+1τn1

τn2 (cn=eC)

より主張が得られる. (証明終)

注意2 定理の証明よりcn̸= 0がわかる.

 ここでτ関数の具体的な形を求めておく.α= 0のときのPIIの唯一の有理解(q, p) = (0, t/2)を持ってい ることが知られている(野田の論文参照[7].この解に定理1 (2)のベックルンド変換を施し,α=1のと きの有理解を求めると(q, p) = (1/t, t/2)が得られる.それぞれの(q, p)をハミルトニアンH に代入すると,

α= 0 −→ H= t2 8 t2

4 =t2 8, α=1 −→ H= t2

8 (1

t2 + t 2

)t 2 + 1

2t =t2 8

(11)

がわかる.このことをふまえるとτ0, τ1

τ0=τ1=c0×exp (

t3 24

)

となる.τ関数の不定性があったので,c0 = 1としておこう.ここで,命題4(2)を用いると次の命題が成り 立つ.

命題5 (1) τn=c τn1 (nZ, cは定数).

(2) τn(tの有理関数)×exp(t3/24)という形をしている.

また,次のことが知られている.

定理2 τnC上で正則である.

このことを認めると,τn(tの多項式)×exp(t3/24)という形をしている.このことをふまえ次の定義を もうける.

定義10 τn=Pn×exp(t3/24)となるモニック多項式PnYablonskii -Vorob’evの多項式と呼ぶ.

また,この論文には直接関係ないが,笹野系の有理解を構成するときに必要となるτn, τn+1の関係式を導いて おく.

補題1 II型パンルヴェ方程式のτ関数は次をみたす.

τn′′τn+1nτn+1 +τnτn+1′′ + t

2τnτn+1= 0.

特にτn= exp(t3/24)·PnとしてPnを定めると,PnD2(Pn·Pn+1) = 0をみたす.

証明 dHn

dt =pn

2 , dHn+1

dt =pn+1

2 と定理1(1)p=P+ 2Q2+tより p=P+ 2Q2+t−→P+p2Q2t= 0

−→pn+1+pn2qn+12 t= 0

−→ −2dHn+1

dt 2dHn

dt 2qn+12 t= 0

−→2 (d

dtlogτn+1

) + 2

(d dtlogτn

)

+ 2q2n+1+t= 0

−→ τn+1′′

τn+1 (τn+1

τn+1

)2

+τn′′

τn (τn

τn

)2

+q2n+1+ t

2 = 0. (2.19) また,定理1(1)H=K+Qより

H =K+Q−→Hn=Hn+1+qn+1

−→qn+1= τn

τn τn+1

τn+1

(2.20)

参照

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