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(手取川扇状地域の地下水)

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Academic year: 2022

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(1)

(手取川扇状地域の地下水)

(提供:国土交通省金沢河川国道事務所)

平成27年12月

石川県

(2)

凡例(単位:㎥/日) 金沢市

1-1000

1001-2000 2001-5000 5001-10000 10001-

野々市市 白山市

川北町 能美市

小松市

健全な水循環系における地下水

水は自然の中で、「降雨→地下水→地表水(河川、湖沼)→海洋(蒸発→降雨)」という循環をしていま す。この中で地下水は、大地の中で緩やかに流動する間に浄化され、貯留されることになります。地下水 は自然界における健全な水循環系を保つ上で、極めて重要な役割を果たしています。

健全な水循環とは、自然の水循環がもたらす「恩恵」が基本的に損なわれていない状態のことです。しか し、このことは人の手の加わらない原始の水循環への回帰を目指すものではありません。人手を加えたこ とによって失われた「恩恵」をできるかぎり回復させていくこと、また、今後自然の水循環に人手を加えるに あたっては、「恩恵」をできる限り維持・向上させる工夫をおこなっていくことが必要です。

手取川扇状地域の地下水の揚水量

手取川扇状地域における平成25年度の地下水揚水量は9,902万㎥であり、平成24年度と比較して 262万㎥減少しました。

手取川扇状地域を約1㎞四方に区画した メッシュを用いて地下水揚水量を集計する と、1万㎥/日を超える地域が、能美市、川 北町、白山市、金沢市に分布しています。

メッシュ別の地下水揚水量

(平成25年度)

用途別揚水量

用途別にみると、工業用が全揚水量の約57%

を占め、次いで水道用が約29%、消雪用が約7%

となっています。

市町別揚水量

市町別にみると、能美市が39.0%と最も多 く、次いで白山市、金沢市(犀川・伏見川左 岸地域)の順となっています。

※金沢市については犀川・伏見川左岸地域が、小松市は梯川右

岸地域が、白山市は旧松任市・旧美川町・旧鶴来町が対象

メッシュ別の地下水揚水量

市町別の地下水揚水量

(平成25年度)

能美市 39.0%

白山市 33.4%

金沢市 12.9%

野々市市 7.5%

川北町 7.1%

小松市 0.1%

用途別の地下水揚水量

(平成25年度)

工業用 56.7%

水道用 29.4%

消雪用 6.8%

農業用 3.3%

建築物用 3.8%

犀川・伏見川

梯川

手取川

(3)

手取川扇状地域における地下水位の長期的な変動をみると、手取川右岸側では過去に低下の傾向 が続いていましたが、最近は扇状地全体として横ばいないし上昇傾向にあります。また、扇状地中 央部(白山市安吉町・能美市北市)では非かんがい期に地下水位が低下する季節変動がみられます。

[3.28m]

[6.29m]

白山市千代野西( T.P.+ 8.93m) 野々市市太平寺(T.P.+ 23.20m)

白山市末広( T.P.+ 24.08m) 金沢市福増町( T.P.+ 3.85m)

白山市井関( T.P.+ 5.78m)

白山市安吉町( T.P.+ 42.73m)

能美市赤井( T.P.+ 7.99m) 能美市北市( T.P.+ 23.84m)

能美市道林観測井の塩化物イオン濃度の経年変化

[3.60m]

[5.91m]

[7.46m]

[4.38m]

[17.24m]

[3.90m]

[6.43m]

[20.40m]

能美市の一部の地域で昭和58年頃から地下水 中の塩化物イオン濃度の増加傾向が続いていま したが、平成15年度からは横ばいないし減少傾 向となっています。

T . P . m

(mg/L)

能美市道林

能美市北市 能美市赤井

白山市井関

白山市安吉町 白山市千代野西

白山市末広

野々市市太平寺 金沢市福増町

手取川扇状地域の地下水位

地下水の塩水化

10 15 20 25 30

49 51 53 5557 59 61 63 2 4 6 8 10 1214 16 18 2022 24 26

60m井 [地表面]

-5 0 5 10 15

4951 53 55 5759 61 63 2 4 6 8 10 12 1416 18 20 22 2426

70m井

150m井 [地表面]

10 15 20 25 30

49 51 5355 57 59 61 63 2 4 6 8 1012 14 16 1820 22 24 26

100m井 -10

-5 0 5 10

49 5153 55 57 59 6163 2 4 6 8 10 12 1416 18 20 22 2426

200m井 [地表面]

-5 0 5 10 15

4951 53 55 5759 61 63 2 4 6 8 10 12 1416 18 20 22 2426

150m井

0 5 10 15 20

49 51 5355 57 59 61 63 2 4 6 8 1012 14 16 18 2022 24 26

30m井

-5 0 5 10 15

4951 53 5557 59 6163 2 4 6 8 10 1214 16 1820 22 24 26

200m井 -5

0 5 10 15

49 51 5355 57 59 6163 2 4 6 8 10 12 14 16 1820 22 24 26

200m井

82m井 [地表面]

0 500 1000 1500 2000 2500

55 57 59 61 63 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26

120m井

65m井

*2

T . P . m

T . P . m

T . P . m

T . P . m

T . P . m

T . P . m

T . P . m

・ ・

・ ・

(4)

工業用水の使用合理化

工業用水の使用合理化とは、事業所及び生産工程の水使用箇所ごとに水使用方式を改善し、水使 用量をその作業に適した必要最小限に抑えることであり、代表的な合理化方法としては以下の方法 が挙げられます。合理化に際しては、水使用の実態とその特性を把握した上で、導入の難易度を考 慮し、各事業所の実状に合わせて各種方法を組み合わせます。

事業所が実施した合理化の概要

県では、年間40万㎥以上使用する事業場に 対し、地下水使用合理化指導を行っています。

平成16~22年度に地下水 使用合理化 指導を 行った31事業所において、合理化により削減 された実績水量は合計50,503㎥/日でした。こ れは、手取川扇状地域全体の地下水揚水量

(290,609㎥/日〔平成22年度実績〕)の約2割 に相当します。

融資制度

石川県環境保全資金融資制度 石川県環境部環境政策課 TEL:076-225-1463

設備資金貸付制度及び設備貸与制度 (財)石川県産業創出支援機構 TEL:076-267-1174

〒920-8580 金沢市鞍月1丁目1番地 TEL:076-225-1491 FAX:076-225-1494 E-mail [email protected]

HP http://www.pref.ishikawa.jp/mizukankyo/index.html

水管理の徹底

節水型機器の採用 向流多段洗浄方式 回収利用

再生利用

生産工程の変更

節水意識の徹底 水量の正確な把握

漏水・溢水等による損失防止

必要限界水量の把握による作業基準の整備 節水型機器の設置

手元制御弁の取り付け 給水自動制御システムの導入

洗浄用水・雑用水等

冷却用水・温調用水

冷却用水等を洗浄用水等に再使用 ボイラー用水

製品処理用水・洗浄用水

製品処理用水・洗浄用水 単一用途排水の循環利用

異種用途間の再利用 ボイラーのドレイン回収 排水再生による循環利用 洗浄対象物の削減

非用水型プロセスへの転換

このリーフレットに関するお問い合わせ先

石川県環境部水環境創造課

合理化により削減された実績水量

〔50,503㎥/日〕

冷却用水(57%) [30,030㎥/日]

その他(4%) [1,020㎥/日]

排水の回収利用 及び管理(12%)

[5,885㎥/日]

揚水の管理(10%) [5,254㎥/日]

洗浄用水(10%) [4,992㎥/日]

温調用水(7%) [1,914㎥/日]

参照

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