生活単元学習学習指導案
庄原市立庄原小学校 教 諭 臺 明子(T) 特別支援教育支援員 原田 理恵(S) 1 日 時 平成 27 年 11 月 26 日(木)9:30~10:15 2 学 級 知的障害特別支援学級 第4学年1名,第5学年2名(計3名) 3 場 所 3階児童会室 4 単元名 すみれタウンへようこそ~わたしのゆめ・ぼくのゆめ~ 5 単元設定の理由 ○児童観 本学級の児童は,生活単元学習の時間を楽しみにしている。1学期に行った仲良し集会や誕生会,夏野菜 の栽培活動などに進んで取り組み,分担した役割をきちんと果たしてきた。誕生会では,司会の児童の進行 でゲームやインタビューなど協力して活動することができた。しかし,苦手な学習に対しては,しなくては いけないことは分かっていても主体的に取り組むことができにくい様子も見られた。 人とのかかわりについては,友だちや指導者に自分から話し掛けたり,遊びに誘ったりするなど積極的に かかわろうとすることができる。しかし,質問に応じて答えたり,自分が伝えたいことを分かりやすく話し たりすることなど,相手を意識した対応に課題が見られる。 A児(第4学年)は,軽度の知的障害がある。人と話すことが好きで,多語文で会話ができる。 しかし,口唇口蓋裂があり,発音が不明瞭であるために,伝えたいことが相手に伝わりにくいこ とが多い。友だちに優しく接することができるが,相手の気持ちに気付かず,トラブルになるこ とがある。 B児(第5学年)は,中等度の知的障害がある。出会った人に自分からあいさつをしたり, 話し掛けたりする等,進んで人とかかわることができる。しかし,理由を話したり筋道立てて 話したりすることが苦手なため,伝えたいことがうまく伝わらないことがある。また,難しい と感じる課題には,意欲をなくしてしまうことが多い。 C児(第5学年)は,中等度の知的障害とダウン症を併せ有する児童である。どの授業にも進 んで取り組もうとしている。特に,発表することが好きで,2語文,3語文で経験したことなど を話すことができる。しかし,質問に応じて答えることが難しいことがあり,会話が成立しない こともある。 ○単元観 本単元は,特別支援学校学習指導要領の知的障害者に対する教育を行う特別支援学校における小学部の生 活科の内容の「3段階(5)進んで集団生活に参加し,簡単な役割を果たす。(12)身近な公共施設や公共 物などを利用し,その働きを知る。」と国語科の内容の「3段階(1)身近な人の話を聞いて,内容のあら ましが分かる。(2)見聞きしたことなどのあらましや自分の気持ちなどを教師や友達と話す。」及び自立活 動の内容の「コミュニケーション(2)言語の受容と表出に関すること。(5)状況に応じたコミュニケー ションに関すること。」を受けて設定した単元である。 これまで,買い物学習や公共施設の見学などを通して地域で働く人について学習してきた。本単元では, 児童が,将来,就きたいと思っている仕事について調べ,その仕事をすみれタウン(教室)で再現する活動を行う。そのため,児童は,興味・関心をもって取り組み,コミュニケーションをとるなどしながら,主体 的に活動することができると考える。また,この単元を通して,働くことに対する夢や意欲を育てることで, 今,学校で学んでいることが自分の将来とつながっていることに気付き,より主体的な学びにつ なげることができると考える。 また,身だしなみを整えることやあいさつ・返事をすることなど基本的な生活習慣の定着を図ることがで き,さらに,お客さんを意識して活動することで,適切な言葉遣い,時間を守るなどの日々の社会生活につ ながる行動を身に付けることも期待できる。 ○指導観 指導に当たっては,それぞれの仕事に関する知識に差があることが予想されるので,公園や飲食店の見学, 乗り物の利用の体験活動を全員で行うようにさせたり,調べたことの交流の場を設けたりして,経験や知識 を共有する場面を設定する。そして,お客さんの気持ちを考えた対応として,笑顔であいさつをすること, 時間を大切にすること,分かりやすくていねいな言葉で話すことなどに取り組ませ,児童がその職業で働く 人になりきって活動できるように場づくりを行う。また,この活動を繰り返し行い,相手を意識した対 応が,人間関係をよりよいものにすることに気付かせていきたい。働く人の様子を視点に見学をし, 多面的にその仕事について知ることができるようにし,それらを知ることで,将来の仕事の選択肢を 広げていきたい。 A児は,将来,新幹線の運転士になりたいと考えている。お客さんに分かりやすいアナウンスをする ことを意識させ,文節ごとにゆっくりと言葉を区切ってはっきりと発音させる。また,お客さん の安全に気を付けて,台車で作った新幹線を動かすことを通して,他者の状況に応じた行動がで きるようにする。さらに,時刻表の活用を通して,お客さんのために,時間を意識して行動をと らせることで,時間を守って生活することの大切さを理解させたい。また,新幹線について調べ る中で,運転士以外にも新幹線の運行に必要な仕事が数多くあることに興味をもたせ,将来の職 業選択の幅を広げることにもつなげていく。 B児は,将来,市内にある観光施設で,父親と一緒に働きたいと考えている。見学を通して, そこには,様々な仕事があり,どれも公園の運営にとって欠かすことのできないものであること を理解させる。また,すみれタウンで具体的な場面を設定して活動させることで,筋道立てて話 すことや他者とのやり取りを経験させ,相手を意識した応対ができるようにさせる。 C児は,将来,カレー屋さんになりたいと考えている。市内のカレー店を見学し,店の人が笑 顔でていねいな言葉遣いで話をしていることや衛生面に気を付けて仕事をしていることを理解 させる。また,時間を守ったり,時間内に作業をしたりすることは働く上で大切であることを, 体験を通して理解させるようにする。 また,振り返りの際に,振り返りカードへの自己評価と振り返りの交流を通して相互評価を行い,満足感 や達成感を感じさせ,自己の成長に気付かせることで,次の学びへの意欲を育てていく。 そして,パフォーマンス課題で培う力と児童が,将来,イメージする姿につながりをもたせるために,単 元の振り返りの時間に,パフォーマンス課題を検討する活動を設定し,児童の日常生活と将来の仕事とのつ ながりを意識させたい。
6 単元の目標 関心・意欲・態度 経験・慣れ親しむ 生活に関する知識や技能 ① これまでの経験や写真など を手掛かりに,いろいろな仕 事について話すことができ る。 ② 相手の顔を見ながら説明を 聞くことができる。 ③ 自分から手伝ってほしい作 業を友だちに伝えることがで きる。 ④ 自分の活動を振り返り,で きるようになったことやこれ からやってみたいことを話す ことができる。 ① 見学に行き,自分に必要な 情報を写真やメモなどで記録 することができる。 ② 適切な態度で見学し,適切 な言葉遣いで話すことができ る。 ③ お客さんの動きに応じた行 動ができる。 ④ 相手の顔を見ながら説明を 聞き,友だちの話し掛けに応 じて行動することができる。 ① 見学先での適切な態度や言葉遣い を考え,ルールブックを作ることが できる。 ② 調べたことを写真などの資料や動 作を交えて,友だちに説明すること ができる。 ③ 自分の活動について,計画表を作 ることができる。 ④ いろいろな筆記用具や道具を適切 に使って仕事に必要なものを作るこ とができる。 ⑤ 自分の伝えたいことを相手に分か りやすく話すことができる。 7 単元の評価規準 関心・意欲・態度 経験・慣れ親しむ 生活に関する知識や技能 A 児 ① これまでの経験や写真な どを手掛かりにいろいろな 仕事について話している。 ② 相手の顔を見ながら説明 を聞こうとしている。 ③ 自分から手伝ってほしい 作業を友だちに伝えている。 ④ 自分の活動を振り返り,で きるようになったことやこ れからやってみたいことを 話している。 ① 見学に行き,自分に必要 な情報を写真やメモなど で記録している。 ② 適切な態度で見学し,適 切な言葉遣いで話してい る。 ③ 新幹線の運転士として, 時刻を意識して行動し,安 全にお客さんを運んでい る。 ④ 相手の顔を見ながら説 明を聞き,それに応じて行 動している。 ① 見学先での適切な態度や言葉遣 いを考え,ルールブックを作ってい る。 ② 調べたことを写真などの資料や 動作を交えて,友だちに説明してい る。 ③ 新幹線の活動で必要な仕事を考 え,計画表を作っている。 ④ いろいろな筆記用具や道具を適 切に使って仕事に必要なものを作 っている。 ⑤ 言葉を区切って,ゆっくりアナウ ンスを行っている。 B 児 ① これまでの経験や写真な どを手掛かりにいろいろな 仕事について話している。 ② 相手の顔を見ながら説明 を聞こうとしている。 ③ 自分から手伝ってほしい 作業を友だちに伝えている。 ④ 自分の活動を振り返り,で きるようになったことやこ れからやってみたいことを 話している。 ① 見学に行き,自分に必要 な情報を写真やメモなど で記録している。 ② 適切な態度で見学し,適 切な言葉遣いで話してい る。 ③ お客さんの動きに応じ て,ゲームを進めている。 ④ 相手の顔を見ながら説 明を聞き,それに応じて行 動している。 ① 見学先での適切な態度や言葉遣 いを考え,ルールブックを作ってい る。 ② 調べたことを写真などの資料や 動作を交えて,友だちに説明してい る。 ③ すみれ公園で行う仕事について 考え,計画表を作っている。 ④ いろいろな筆記用具や道具を適 切に使って仕事に必要なものを作 っている。 ⑤ 公園の利用の仕方やゲームなど について,筋道立てて説明してい る。
C 児 ① これまでの経験や写真な どを手掛かりにいろいろな 仕事について話している。 ② 相手の顔を見ながら説明 を聞こうとしている。 ③ 自分から手伝ってほしい 作業を友だちに伝えている。 ④ 自分の活動を振り返り,で きるようになったことやこ れからやってみたいことを 話している。 ① 見学に行き,自分に必要 な情報を写真やメモなど で記録している。 ② 適切な態度で見学し,適 切な言葉遣いで話してい る。 ③ カレー屋として,お客さ んの状況に応じて行動し ている。 ④ 相手の顔を見ながら説 明を聞き,それに応じて行 動している。 ① 見学先での適切な態度や言葉遣 いを考え,ルールブックを作ってい る。 ② 調べたことを写真などの資料や 動作を交えて,友だちに説明してい る。 ③ カレー屋で行う仕事を考え,計画 表を作っている。 ④ いろいろな筆記用具や道具を適 切に使って仕事に必要なものを作 っている。 ⑤ 身だしなみを整え,お客さんの顔 を見てあいさつをしたり,敬語で話 し掛けたりしている。 8 パフォーマンス課題 (1)課題内容 生活科,国語科及び自立活動を合わせた指導に関する経験・知識・技能を活用する力を評価するために次 のようなパフォーマンス課題を設定した。 「すみれタウンで働こう。」 (2)各児童の評価基準(ルーブリック) A児 観点 1 (考え・基礎知識) 2 (つながり) 3 (応用・ひろがり) 経 験 ・ 慣 れ 親 しむ ・新幹線の運転士として,時 刻を意識して行動し,安全 にお客さんを運んでいる。 ・相手の顔を見ながら説明を 聞き,友だちの話し掛けに 応じて行動している。 ・時刻表を手掛かりに,時刻を 意識したり,お客さんの安全 に気を付けたりして行動して いる。 ・相手の顔を見ながら話を聞き, 問い掛けられたことに的確に 答えている。 ・活動に集中し,時間を守った り,安全に気を付けたりして 行動している。 ・相手の顔を見ながら,説明を 聞いたり,会話をしたりして いる。 生 活 に 関 す る 知 識 ・ 技能 ・言葉を区切って,ゆっくり アナウンスを行っている。 ・相手が聞き取りやすい話し方 を工夫して話し掛けている。 ・場面に応じて,声の大きさや 話す速さを工夫して話して いる。 お客さんに,行き先 をきちんと伝えよう。 安全に気を付けて, 運ぼう。 お客さんが,楽しく遊べるよう に分かりやすく説明しよう。 安心して,気持ちよく 食事をしてもらえるよ うにしよう。
B児 観点 1 (考え・基礎知識) 2 (つながり) 3 (応用・ひろがり) 経験・ 慣れ親 しむ ・お客さんの動きに応じてゲー ムを進めている。 ・相手の顔を見ながら説明を聞 き,友だちの話し掛けに応じ て行動している。 ・お客さんを応援するなど,話 し掛けながらゲームを進め ている。 ・説明を聞いて,分からないこ とを尋ねている。 ・お客さんに,ゲームの感想を 聞くなど,場面に応じて話し 掛けている。 ・話し掛けられた内容を理解 し,それに応じて答えてい る。 生活に 関する 知識・ 技能 ・公園の利用の仕方やゲームな どについて,筋道立てて説明 している。 ・説明の順序を覚えて,お客さ んのほうを見て,話し掛ける ように説明している。 ・お客さんの質問に対して,話 の順序に気を付けて答えて いる。 C児 観点 1 (考え・基礎知識) 2 (つながり) 3 (応用・ひろがり) 経 験 ・ 慣 れ 親 しむ ・カレー屋として,お客さんの 状況に応じて行動している。 ・相手の顔を見ながら説明を聞 き,友だちの話し掛けに応じ て行動している。 ・注文を受けたら,すばやく食 事の用意をしている。 ・説明を聞いて,分からないこ とを尋ねている。 ・限られた時間の中で,すべき ことを集中して行っている。 ・相手の顔を見ながら,説明を 聞いたり,会話をしたりして いる。 生 活 に 関 す る 知 識 ・ 技能 ・身だしなみを整え,お客さん の顔を見てあいさつをした り,敬語で話し掛けたりして いる。 ・お客さんが,気持ちよく食事 ができるように,食器の扱い 方に気を付けたり,笑顔で話 し掛けたりしている。 ・必要に応じて,身だしなみを 整えたり,お客さんに話し掛 けたりしている。
9 指導計画 A児の単元の学習内容と評価規準(全 23 時間) 次 学習内容(時数) 評 価 関 経 知 評価規準 評価方法 1 すみれタウンを作ろう ~どんな仕事をしようかな~(1) ・身近な人の仕事を調べる。 ◎ ・これまでの経験や写真などを手掛かりにいろいろな仕事について話 している。 発言・行動観察 2 新幹線の仕事を調べよう(3) ・新幹線の見学事前学習 ・新幹線の見学 ◎ ・見学先での適切な態度や言葉遣いを考え,ルールブックを作ってい る。 行動観察 ワークシート ◎ ・適切な態度で見学し,適切な言葉遣いで話している。 ・見学に行き,自分に必要な情報を写真やメモなどで記録している。 行動観察 写真・メモ 備北丘陵公園へ行こう(2) ・備北丘陵公園の利用の仕方 ○ ◎ ・適切な態度で見学し,適切な言葉遣いで話している。 行動観察 カレー屋さんへ行こう(2) ・カレー屋での食事のマナーを身に付ける。 ○ ◎ ・適切な態度で見学し,適切な言葉遣いで話している。 行動観察 見学のまとめ(1) ・新幹線について分かったことを友だちに伝える。 ・友だちのまとめを聞く。 ○ ◎ ・調べたことを写真などの資料や動作を交えて,友だちに説明してい る。 ・相手の顔を見ながら説明を聞こうとしている。 発表 行動観察 3 すみれタウンの準備をしよう(8) ・仕事の計画表を作る。 ・新幹線の仕事で必要なものを作る。 ・新幹線で使うものを友だちと協力して作る。 ・すみれタウンで使うものを友だちと協力して作る。 ◎ ・新幹線の活動で必要な仕事を考え,計画表を作っている。 行動観察 ◎ ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 作品 ○ ◎ ・自分から手伝って欲しい作業を友だちに伝えている。 ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 ○ ◎ ・自分から手伝ってほしい作業を友だちに伝えている。 ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 4 すみれタウンへようこそ(4) ・すみれタウンで働く人になって,お客さんに喜んでもらえ る仕事をする。 本時3/4 ○ ◎ ・言葉を区切って,ゆっくりアナウンスを行っている。 ・新幹線の運転士として,時刻を意識して行動し,安全にお客さんを 運んでいる。 ・相手の顔を見ながら説明を聞き,それに応じて行動している。 P課題 行動観察 5 学習を振り返ろう(2) ・すみれタウンガイドを作る。 ◎ ・自分の活動を振り返り,できるようになったことやこれからやって みたいことを話している。 発言・作品
B児の単元の学習内容と評価規準(全 21 時間) 次 学習内容(時数) 評 価 評価方法 関 経 知 評価規準 1 すみれタウンを作ろう ~どんな仕事をしようかな~(1) ・身近な人の仕事を調べる。 ◎ ・これまでの経験や写真などを手掛かりにいろいろな仕事について話 している。 発言・行動観察 2 備北丘陵公園へ行こう(3) ・備北丘陵公園の事前学習 ・備北公園の見学 ◎ ・見学先での適切な態度や言葉遣いを考え,ルールブックを作ってい る。 行動観察 作品 ◎ ・適切な態度で見学し,適切な言葉遣いで話している。 ・見学に行き,自分に必要な情報を写真やメモなどで記録している。 行動観察 写真・メモ カレー屋さんへ行こう(2) ・カレー屋での食事のマナーを身に付ける ◎ ・適切な態度で見学し,適切な言葉遣いで話している。 行動観察 見学のまとめ(1) ・備北丘陵公園について分かったことを友だちに伝える。 ・友だちのまとめを聞く。 ○ ◎ ・調べたことを写真などの資料や動作を交えて友だちに説明してい る。 ・相手の顔を見ながら説明を聞こうとしている。 発表 行動観察 3 すみれタウンの準備をしよう(8) ・仕事の計画表を作る。 ・すみれ公園の仕事で必要なものを作る。 ・すみれ公園で使うものを友だちと協力して作る。 ・すみれタウンで使うものを友だちと協力して作る。 ◎ ・すみれ公園で行う仕事について考え,計画表を作っている。 行動観察 ◎ ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 作品 ○ ◎ ・自分から手伝ってほしい作業を友だちに伝えている。 ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 ○ ◎ ・自分から手伝ってほしい作業を友だちに伝えている。 ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 4 すみれタウンへようこそ(4) ・すみれタウンで働く人になって,お客さんに喜んでもらえ る仕事をする。 本時3/4 ○ ◎ ・公園の利用の仕方やゲームなどについて,筋道立てて説明している。 ・お客さんの動きに応じて,ゲームを進めている。 ・相手の顔を見ながら説明を聞き,それに応じて行動している。 P課題 行動観察 5 学習を振り返ろう(2) ・すみれタウンガイドを作る。 ◎ ・自分の活動を振り返り,できるようになったことやこれからできる ようになりたいことを話している。 発言・作品
C児の学習内容と評価規準(全 21 時間) 次 学習内容(時数) 評 価 評価方法 関 経 知 評価規準 1 すみれタウンを作ろう ~どんな仕事をしようかな~(1) ・身近な人の仕事を調べる。 ◎ ・これまでの経験や写真などを手掛かりにいろいろな仕事について話 している。 発言・行動観察 2 備北丘陵公園へ行こう(2) ・備北丘陵公園の利用の仕方 ◎ ○ ・適切な態度で見学し,適切な言葉遣いで話している。 行動観察 ワークシート カレー屋さんへ行こう(3) ・カレー屋の見学の事前学習 ・カレー屋の見学 ◎ ・見学先での適切な態度や適切な言葉遣いを考え,ルールブックを作 っている。 行動観察 ワークシート ◎ ○ ・適切な態度で見学し,適切な言葉遣いで話している。 ・見学に行き,自分に必要な情報を写真やメモなどで記録している。 行動観察 写真・メモ 見学のまとめ(1) ・カレー屋の仕事について分かったことを友だちに伝える。 ・友だちのまとめを聞く。 ○ ◎ ・調べたことを写真などの資料や動作を交えて,友だちに説明してい る。 ・相手の顔を見ながら説明を聞こうとしている。 発表 行動観察 3 すみれタウンの準備をしよう(8) ・仕事の計画表を作る。 ・カレー屋で必要なものを作る。 ・カレー屋で使うものを友だちと協力して作る。 ・すみれタウンで使うものを友だちと協力して作る。 ◎ ・カレー屋の仕事を考え,計画表を作っている。 行動観察 ◎ ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 作品 ○ ◎ ・自分から手伝ってほしい作業を友だちに伝えている。 ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 ○ ◎ ・自分から手伝ってほしい作業を友だちに伝えている。 ・いろいろな筆記用具や道具を適切に使って仕事に必要なものを作っ ている。 行動観察 4 すみれタウンへようこそ(4) ・すみれタウンで働く人になって,お客さんに喜んでもらえ る仕事をする。 本時3/4 ○ ◎ ・身だしなみを整え,お客さんの顔を見てあいさつをしたり,敬語で 話し掛けたりしている。 ・カレー屋として,お客さんの状況に応じて行動している。 ・相手の顔を見ながら説明を聞き,それに応じて行動している。 P課題 行動観察 5 学習を振り返ろう(2) ・すみれタウンガイドを作る。 ◎ ・自分の活動を振り返り,できるようになったことやこれからできる ようになりたいことを話している。 発言・作品
10 学習過程 (1) 本時の目標 〈全体の目標〉 ○すみれタウンで働く人として,相手を意識して行動し,自分の役割を果たすことができる。 ○相手の顔を見ながら説明を聞き,それに応じて行動することができる。 〈個々の目標〉 児 童 目 標 A 児 ○新幹線の運転士として,時刻を意識して行動し,安全にお客さんを運ぶことができる。 ○言葉を区切って,ゆっくりアナウンスを行うことができる。 ○相手の顔を見ながら説明を聞き,それに応じて行動することができる。 B 児 ○公園の利用の仕方やゲームなどについて筋道だてて説明することができる。 ○お客さんの動きに応じて,ゲームを進めることができる。 ○相手の顔を見ながら説明を聞き,それに応じて行動することができる。 C 児 ○身だしなみを整え,お客さんの顔を見てあいさつをしたり,敬語で話し掛けたりすることができる。 ○カレー屋として,お客さんの状況に応じて行動することができる。 ○相手の顔を見ながら説明を聞き,それに応じて行動することができる。 〈本時のポイント〉 自分の役になりきって活動することで,相手を意識した行動をとることができるようにする。 (2) 準備物 運転士の衣装,台車,切符,駅の看板,すみれ公園ゲート,入場チケット,ゲーム2種,カレー屋の立て看板,食器,トレー,メニュー (3)本時の展開 学習活動 指導上の留意点(◎発問,□課題,◆支援,☆評価・留意点) A児 B児 C児 全体 1 はじめの あいさつを する。(1 分) 2 テーマソ ングを歌う。 (1 分) ◆テーマソングを歌っ て活動への意欲を高め る。
3 めあての 確認をする (3分) ◎新幹線のPRをしましょう。 ◎すみれ公園のPRをしましょう。 ◎カレー屋のPRをしましょう。 ◆全体のめあてを掲示 した後,個のめあて を児童の発言をもと に提示する。 4 すみれタ ウンで仕事 をしたり, お客さんに なったりし て活動する。 (34 分) ・新幹線の活動 をする。 ◎運転士の人は準備をしましょう。 時間になったら発車です。 ◆新幹線に見立てた台車を,安全に 気を付けて押すために,安全確認 のチェック表を準備する。 ☆新幹線の運転士として,時刻を意 識して行動し,安全にお客さんを 運ぶことができたか。 ◆文節ごとに区切ったアナウンス原 稿を準備する。(T) ☆言葉を区切って,ゆっくりアナウ ンスを行うことができたか。 ◎すみれ公園の準備をしましょう。 ◆自分で準備ができるように,作業表 を準備しておく。 ◎新幹線に乗る準備をしましょう。 ◆乗車券やかばんなどを準備し,意 欲を高める。 ☆相手の顔を見ながら説明を聞き, 友だちの話し掛けに応じて行動 することができたか。 ◆すみれタウンマップ を掲示し活動の順番 を確認できるように する。 ◆必要に応じてTとS が児童と一緒に働く 人の役となり,困っ たときに相談や依頼 に応じ,活動を支援 する。 ・駅に着いたら,A児 も客の役になって活 動する。 ① 公園のことを分かりや すく説明します。 ② お客さんの動きをよく 見てゲームを進めま す。 ① 笑顔であいさつをしま す。 ② 注文を受けたら,すば やく食事の用意をしま す。 すみれタウンで働く人になって,お客さんに喜んでもらえる仕事をしよう。 お客さんになって,説明をよく聞いて行動しよう。 すみれ公園の園長 カレー屋の店長 ① 時間を守って安全にお 客さんを運びます。 ② 言葉を区切って,ゆっ くりアナウンスしま す。 新幹線の運転士 新幹線の運転士として,時刻を意 識して行動し,安全にお客さんを 運ぶ。 すみれ公園で働く人になり,作業 表を確認し,公園の準備をする。 新幹線の乗客になり,アナウン スを手掛かりに新幹線の乗り 降りをする。 言葉を区切って,ゆっくりアナウ ンスを行う。
・すみれ公園 の活動をする。 ・新幹線の活動 をする。 ・カレー屋さん の活動をする。 ◆関心をもって説明を聞くことがで きるように,写真などを貼ったパ ネルを準備する。 ◆ゲームのルールを聞いたり,順番 を待ったりするときはいすに座っ て待ち,B児の指示で動くように する。 ☆相手の顔を見ながら説明を聞き, 友だちの話し掛けに応じて行動す ることができたか。 ◆新幹線に見立てた台車を,安全に 気を付けて押すために,安全確認 のチェック表を準備する。 ☆新幹線の運転士として,時刻を意 識して行動し,安全にお客さんを 運ぶことができたか。 ☆相手の顔を見ながら説明を聞き, 友だちの話し掛けに応じて行動す ることができたか。 ◆公園について説明をする際にパネル を手掛かりにして説明するよう促 す。 ☆公園の利用の仕方やゲームなどにつ いて,筋道立てて説明することがで きたか。 ◆説明をしたり順番を伝えたりしやす い場所を立ち位置に決め,足形を置 いて分かりやすくする。 ☆お客さんの動きに応じて,ゲームを 進めることができたか。 ◆A児のアナウンスに応じて,乗車・ 下車する際に,ラインを引き,立ち 位置を明確にする。 ☆相手の顔を見ながら説明を聞き,そ れに応じて行動することができた か。 ☆相手の顔を見ながら説明を聞き,そ ◆関心をもって説明を聞くことが できるように,写真などを貼った パネルを準備する。 ◆ゲームのルールを聞いたり,順番 を待ったりするときはいすに座 って待ち,B児の指示で動くよう にする。 ☆相手の顔を見ながら説明を聞き, 友だちの話し掛けに応じて行動 することができたか。 ◆できるだけ自分で確認できるよ うに鏡を準備しておく。 ◆することを確認するための接客 の手順表を準備しておく。 ◆確実に食事の準備ができるよう に作業表を準備しておく。 ◆配膳の前に手の消毒 ができるよう準備す る。 ◆A児とB児は店に着 いたら,児童いすに 座って案内を待つよ うにする。 ・水やカレーは,実物を 準備する。 自分で服装を整え,カレー屋の 準備をする。 メニュー表を手掛かりに説明を したり,注文をとったりする。 C児の説明を聞き,カレーを注文 する。 C児の顔を見て説明を聞き,カレ ーを注文する。 公園の利用の仕方やゲームについ て筋道立てて説明する。 お客さんの動きをよく見てゲーム を進める。 A児のアナウンスに応じて新幹線 に乗ったり降りたりする。 新幹線の運転士として,時刻を意 識して行動し,安全にお客さんを 運ぶ。 B児に注目して,公園の話を聞 いたり,ゲームに参加したりす る。 B児に注目して,公園の話を聞 いたり,ゲームに参加したりす る。 お客さんの顔を見てあいさつし たり,敬語で話し掛けたりする。
◆支払いの際には,100 円と 10 円を 数えて,ちょうどの金額を払うよ うにする。 れに応じて行動することができたか。 ◆支払いの際には,100 円と 10 円を数 えて,ちょうどの金額を払うように する。 ◆食器を運びやすいようにすべり 止めシートを敷いておく。 ◆お金をもらったら,代金を確認シ ートで確かめるようにする。 ☆身だしなみを整え,お客さんの顔 を見てあいさつをしたり,敬語で 話し掛けたりすることができた か。 ☆カレー屋として,お客さんの状況 に応じて行動することができた か。 ・C児が食器などをカ ウンターに戻したら 活動を終わりにす る。 5 振り返り をする。 (5分) ・振り返りカー ドを書く。 ・振り返りを交 流する。 ◎振り返りカードを書きましょう。 ◆めあてに対する振り返りをシール で行う。 ◆めあてに対する振り返りと友だち が頑張っていたところを話すよう に話型を示す。 ◎振り返りカードを書きましょう。 ◆めあてに対する振り返りをシールで 行う。 ◆めあてに対する振り返りと友だちの 仕事に関する感想を発表するよう話 型を示す。 ◎振り返りカードを書きましょう。 ◆めあてに対する振り返りをシー ルで行う。 ◆めあてに対する振り返りと活動 の感想を発表するよう話型を示 す。 ◆振り返りのときの話 型を準備する。 ・児童の発言から,何 ができて何ができな かったと感じている かを見取り,次時に 生かすようにする。 6 終わりの あいさつを する。 (1 分) ・次時の活動を伝え, 終わりのあいさつを する。 11 板書計画と教室配置図 自分のめあての振り返りと友だちの仕事について思ったことを発表しよう。
はじめ すみれ公園 カレー屋