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ネットワーク システム管理 #12

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Academic year: 2021

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ネットワーク

システム管理 #12

たかさきこうや

2020年 12月 25日 (金曜日) 2限 (10:55-12:40)

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先週のおさらい

• Wireshark再び • 送信元IPアドレス、宛先IPアドレス • 送信元ポート番号、宛先ポート番号 • HTTPとステータスコード • SLAとは • ファイルとプログラム • パーミッション • ユーザ、グループ

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本日課題2提出日です

• すでにメールで送ってくれている方も多いですが、時間指定を し忘れたので2020/12/25 23:59:59 とします

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さて先週の

• お題ですが、右記の 状態です • RTT数では 「b940118」 さん • HOP数では 「b740137」 さん • が、最小となって います メールアドレス HOP数 RTT [email protected] 8 6 [email protected] 8 6.678 [email protected] 8 7.3 [email protected] 9 7.3 [email protected] 11 9 [email protected] 13 11.4 [email protected] 12 12 [email protected] 10 14 [email protected] 11 14 [email protected] 11 18.7 [email protected] 10 19 [email protected] 13 20.7 [email protected] 7 22.66 [email protected] 13 33 [email protected] 10 40.7 [email protected] 12 44.577 [email protected] 13 55

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RTTとHOP数には

• ある程度の相関があり、HOP数が少なければ目的のルータまで のRTTが小さくなる 0 20 40 60 0 2 4 6 8 10 12 14 RTT HOP数 RTTとHOP数の相関

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回線に関してのおさらい

• 3G、4G、5Gなどの携帯回線でない限り、インターネット 回線はなにがしかの物理回線を通ってくる • 物理回線は光ファイバであることが多く、光ファイバは その辺に立っている電柱の上を伝ってくる • 電柱は誰かの持ち物 • 関東であれば、東京電力かNTT東日本であり、 前者は電柱、後者は電信柱と呼ぶのが正しい

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そもそも光ファイバとは?

• 電気は、(金属でできた)電線で通すしかない • 通信信号は、 • 電気信号として通す方法 • 音声信号として通す方法 • 電波として通す方法 • 光として通す方法 • があり、音声以外は今も主流として使われる • 電波は「誰がどの周波数を使ってよいか」が 厳密に決められている

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寄り道:そもそも電波とは

• 空間中を伝わっていく波 • 正しくは電磁波といい、電気と磁気が相互に影響しあって伝 わっていくもの • 光も電磁波の一種で、違うのは「周波数」 • モノが揺れるとき、一往復する時間を「ヘルツ」(Hz)と いう単位で表す • 揺れる単位なので、 電磁波以外にも使う • 1秒間に1回往復すると1Hz 一往復 波は一定速度で進んで(伝播して)いく

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電磁波の速度は

• 光速と同様、真空中では秒速30万キロメートル • 波は、等間隔で同じ「山」が現れるが、波は一定速度で 進んでいくので、「山」と「山」の間隔は決まっている • これが「波長」であり、周波数とは相関関係にある 波長

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寄り道:電波

• ざっくりいうと、 「情報をいっぱい 送るためには、 波の数を増やさないと いけない」 =高周波数 https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/freq/search/myuse/summary/ より抜粋

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寄り道:波長とアンテナ

• 電波の波をアンテナで送受信するが、 波長が大きいほどアンテナも大きくなる • 波長が小さければアンテナも小さくでき、 かつ情報伝達量は増える • しかし、波長が小さい電波は直進性が高くなるため、 都市のビル間や山岳地方では使いにくい

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寄り道:周波数と会社

• 携帯電話に使いやすい電波は、周波数帯ごとに 携帯電話事業者に割り当てられている • 「この地域では、この事業者がこの周波数帯を使う」などと 決められていて、例えば日本国内の800MHz近辺はNTTドコモ とau(KDDI)が割り当てを受けている • それとは別に、携帯電話は「どの周波数に対応しているか」 が機種によって異なる

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シムフリースマホの一例

• Xperia 5 Simフリーモデルの対応バンド

• Moto g8 Simフリーモデルの対応バンド

https://store.motorola.co.jp/item/MOTOG8.html https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia5/spec_sony.html

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一方ドコモは

• Band1 (2.1GHz/4G/LTE) • Band3 (1.8GHz/4G/LTE) • Band19 (800MHz/4G/LTE) • Band21 (1.5GHz/4G/LTE) ※地方都市 • Band28 (700MHz/4G/LTE)

• Band42 (3.5GHz/4G/LTE) ※PREMIUM 4G(4G+/LTE+) • をLTE(4G回線)として使っている

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Band21とBand42

• たとえば実家が地方都市で、下宿先がドコモPremium 4G =Band42(3.5GHz)に対応しているなら、Xperia5やMoto g8は 両者に対応していないから再考の余地あり • なお、CUC近辺は Band42対応エリアだが 矢切のあたりは微妙に 対応エリア外である • 市川駅前は複数バンドを 束ねて高速化している 模様 https://www.nttdocomo.co.jp/area/?icid=CRP_globalnavi_to_CRP_SUP_area

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話を戻して光ファイバ

• 大抵はNTT(地域会社である東日本か西日本)のもの • 一部、電力会社(この辺だと東京電力)を起源とする 回線もある(KDDI) • 地方だとケーブルテレビが回線を提供する場合も • 自宅に光ファイバが来ている場合、物理的なファイバの 持ち主はNTT東日本で、これを回線事業者と呼ぶ • 俗に「足回り」などという • これは「道路」だと考えよう

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光ファイバは

• 自宅(のONU)から、収容センター(普通はNTTの局舎)まで つながる • 1対1でつながる光ファイバの場合も 1対多でつながる場合もある、が、 • 要するに、OSI参照モデルでいうところの「1層」までが 回線事業者の仕事、である

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光ファイバ上で

• 実際に顧客をインターネットにつながせてあげる業者を ISP(インターネットサービスプロバイダ)と呼ぶ • これは、道路上を走るバスやタクシーに相当する • 道路をメンテナンスするのは国(や県や市) • 車は、税金を払い車検を受けてその上を走る許可を得る • 2層より上でどうやってユーザをインターネットに 繋がせてあげるかは、プロバイダの仕事

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いうて

• やっぱり「大手」は限られるし、プロバイダ自身は インターネットのバックボーンの運営はあまりやらないので プロバイダ自身も大手に「接続料」を払う • これをトランジットという 大手1 大手2 大手3 プロバイダ

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大手同士は

• 相互に(対等な立場で)接続しており、互いの顧客との通信を 仲介している • これをピアリングという • ピアリングしている 会社同士は お互いが対等なので 支払いの上での強弱は発生 しないが、相互に接続する ための回線コストは互いに 負担している 大手1 大手2 大手3 プロバイダ

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プロバイダの中には

• 大手に対して、追加コストを支払ってでも接続性を 担保する「志が高い」業者がおり、そういうプロバイダの 回線サービスはRTTが速く ホップ数も少なくなる • というかそういう プロバイダはもはや大手と 言って差し支えない 大手1 大手2 大手3 プロバイダ

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プロバイダの品質とは

1. プロバイダまでの接続回線を何人で共有させるか (1ユーザ当たりどの程度割り当てるか) 2. 上位プロバイダに対して どの程度の速度の回線を 持つか 3. 上位プロバイダへの直接の 接続を何本持つか • にも依存する、ということになる 大手1 大手2 大手3 プロバイダ ① ②

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ではここで

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最終課題の内容

• 任意の場所(皆さんの自宅もしくは実家)において、 千葉商科大学への接続が最善なプロバイダおよび サービスを選定 • 帯域および遅延の双方から検討すること • 当然、上記住所で得られるサービスを選択すること • 導入費用(イニシャルコスト)および2年契約と仮定した 運用費用(ランニングコスト)の合計を算出

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最善のISPとは?

• HOP数やRTTは、そのプロバイダがCUCに対してどの程度の 接続性を持っているか、ということであり、当然 プロバイダの公表資料には出て来ない • が、先に調べてもらった結果から、誰の環境が 「CUCまで早くて近いか」は、ある程度推察できる • もちろん、「CUCまで早くて近い」からといって、 ほかのネットワークサービスすべてに対して そのISPが速いとは限らない

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では、みんなで

• login.cuc.ac.jp にログインしてみよう • そのうえで、先の結果が「よかった」人がログインして いるかどうかを調べたうえで、その人のIPアドレスまで tracerouteしてみよう • もし、ログインしているユーザがいなくなりそうなら、 あらかじめtracerouteの結果を、リダイレクトでファイルに 保存しておこう • さらに、そのユーザのログイン元のIPアドレスが、どこの IPアドレスなのかを調べよう

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どうやって?

• 前の講義でやった通り、IPアドレスはICANNという組織が APNICに払い出し、そこからJPNICに払い出したうえで

各プロバイダに払い出している • Whoisコマンドを使ってみよう

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コマンド:whois

• 本来は、ドメインの 所有者を調べる

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なのだけれど

• IPアドレスの情報も ある程度分かる

• ISPがどこなのかも それなりにわかる

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PPTのスライドの内容

• 表紙(氏名、ログイン名) • 学籍番号、学部学科はわかってるから不要 • 1P 対象となる住所 • 番地までは不要 • Ex: 東京都葛飾区新小岩 など • 2P 選択したISPとそのサービス • プロバイダ名とサービス名を記すこと

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PPT内容の続き

• 3P 契約後2年間のコストの合算とその詳細

• 既存のISPについては一切考えないものとする

• 工事費は(Webでは分からないことも多いので)含めないでよい • 4P 他に検討したISPと、却下に至った理由

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必須要件

• 提出は、次回講義日(2021/01/08)23:59:59 とします • 提出形態はpptファイルで、ファイル名は b94XXXX-NSA3.pptx とする • メール添付で、件名は「NSA3」のみ • メール本文には、13回講義の感想をください • 特に、音声、映像、Teamsに関するレスポンス、についての、 他の先生方の講義と比較しての感想が知りたいです • また、他の先生が用いていたオンライン講義ツールで、 「たかさきも使えば良かったのに」てのがあれば教えてください

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最終課題に関する質問

• 質問は、随時Microsoft Teamsで受けます • が、寝てたり家族サービスしてたりするかもしれないから 即時反応がなくても許しておくれ… • 質問は、よほどのことがない限り個人宛じゃなくて チームの一般投稿のところでください • 自分が聞きたいことは、「きっと他のみんなも聞きたいに 違いない」という気持ちでね • 当然のことですが、質問内容がよかろうが悪かろうが、 皆さんの成績には一切影響しません

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残りの時間は

• 最終課題にどのようにアプローチするのか、 一緒に試してみましょう

参照

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