貸借対照表
2015年3月31日現在
(単位:百万円)
科 目
金 額
科 目
金 額
資産の部
負債の部
流動資産
105,054
流動負債
85,540
現金及び預金
307
買掛金
43,704
預け金
5,404
未払金
7,540
売掛金
49,839
未払費用
2,141
製品
110
未払役員賞与
51
仕掛品
710
未払法人税等
234
原材料及び貯蔵品
11
預り金
23,780
繰延税金資産
4,344
事業構造改善引当金
7,616
短期貸付金
16,121
その他
469
未収入金
24,865
立替金
9,164
その他
144
貸倒引当金
▲ 5,970
固定負債
11,704
退職給付引当金
2,903
役員退職慰労引当金
59
事業構造改善引当金
8,741
固定資産
75,921
有形固定資産
2,181
建物及び構築物
330
機械及び装置
77
負債合計
97,245
工具、器具及び備品
241 純資産の部
土地
1,477
建設仮勘定
53
株主資本
83,728
無形固定資産
1,165
資本金
60,000
資本剰余金
214,896
投資その他の資産
72,574
資本準備金
214,896
投資有価証券
120
利益剰余金
▲ 191,167
関係会社株式
68,019
その他利益剰余金
▲ 191,167
繰延税金資産
4,294
繰越利益剰余金
▲ 191,167
その他
140
評価・換算差額等
0
その他有価証券評価差額金
0
純資産合計
83,729
資産合計
180,975
負債・純資産合計
180,975
損益計算書
自 2014年4月1日 至 2015年3月31日
(単位:百万円)
科 目
金 額
売上高
217,757
売上原価
176,295
売上総利益
41,461
販売費及び一般管理費
30,103
営業利益
11,358
営業外収益
受取利息
64
受取配当金
5,656
為替差益
5,039
10,759
営業外費用
支払利息
46
投資有価証券評価損
2,158
2,205
経常利益
19,912
特別利益
退職給付制度の移行に伴う利益
648
有形固定資産売却益
2,535
3,184
特別損失
減損損失
354
事業構造改善費用
1,297
1,651
税引前当期純利益
21,445
法人税、住民税及び事業税
▲ 5,276
法人税等調整額
9,513
4,236
当期純利益
17,209
個別注記表
【重要な会計方針に係る事項に関する注記】 1. 会社計算規則(平成18年2月7日法務省令第13号、最終改正 平成27年2月6日法務省令第6号)に基づいて 計算書類を作成しております。 2.資産の評価基準及び評価方法 (1) 有価証券 子会社株式及び関連会社株式………移動平均法による原価法 その他有価証券 ・時価のあるもの ………決算日の市場価格に基づく時価法 取得原価と時価との差額の処理方法………全部純資産直入法 売却時の売却原価の算定方法………移動平均法による原価法 ・時価のないもの ………移動平均法による原価法 (2) デリバティブ等 デリバティブ………時価法 (3) たな卸資産 通常の販売目的で保有するたな卸資産 製品・仕掛品………総平均法による原価法 原材料及び貯蔵品………主に移動平均法による原価法 なお、収益性の低下したたな卸資産については、帳簿価額を切下げております。 3.固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産 定額法を採用しております。 耐用年数についてはビジネスごとに実態に応じた回収期間を反映し、次のとおり見積もっております。 ・建物、構築物………・2年~50年 ・機械及び装置………・2年~8年 ・工具、器具及び備品………・2年~15年 (2) 無形固定資産 定額法を採用しております。 このうち、自社利用のソフトウェアについては社内における利用可能期間(5年以内)に基づく定額法を 採用しております。 4.引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金 売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性 を勘案し、回収不能見込額を計上しております。 (2) 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき、必要額を 計上しております。 (3) 事業構造改善引当金 事業構造改善に伴い今後発生が見込まれる費用について、合理的に見積もられる金額を計上しております。 (4) 役員退職慰労引当金 役員退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づき期末時点での要支給額を計上しております。 5.その他計算書類の作成のための基本となる重要な事項 (1) 消費税等の会計処理 税抜方式によっております。 (2) 連結納税制度の適用 富士通㈱を連結親法人とする連結納税制度の適用を受けております。 【会計方針の変更に関する注記】 1. 「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。) 及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成27年3月26日。以下「退職給 付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第16項から第21項及び退職給付適用指針第4項から第16項、第22項 から第32項に掲げられた退職給付債務及び勤務費用の定めについて当事業年度より適用し、退職給付債務及び勤務 費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更するとともに、 割引率の決定方法を退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用 する方法へ変更しております。 退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、当事業年度 の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を利益剰余金に加算しております。 この結果、当事業年度の期首の固定負債は202百万円減少し、純資産は148百万円増加しております。【貸借対照表に関する注記】 1.有形固定資産の減価償却累計額 (単位:百万円) 建物及び構築物……… 54,158 機械及び装置……… 40,972 工具、器具及び備品……… 9,479 計 104,610 2.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務 短期金銭債権……… 70,984 短期金銭債務……… 71,249 【損益計算書に関する注記】 1. 関係会社との取引高 営業取引による取引高 (単位:百万円) 売上高……… 175,266 仕入高……… 177,624 その他……… 26,186 営業取引以外の取引による取引高 受取配当金 ……… 5,656 資産購入高 ……… 10,956 資産譲渡高 ……… 52,719 2. 特別利益 退職給付制度移行に伴う利益648百万円、三重工場の吸収分割に伴う余剰設備売却1,500百万円、若松工場の 事業譲渡に伴う設備譲渡益1,035百万円に係るものであります。 3. 減損損失 4. 事業構造改善費用 国内子会社(富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ(株)、富士通VLSI(株)、 富士通マイクロソリューション(株))に対する貸付金等に係る貸倒引当金を計上しております。 【税効果会計に関する注記】 1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 (単位:百万円) 繰延税金資産 未払賞与 662 たな卸資産 325 繰越欠損金 21,440 減価償却超過額(有形/無形固定資産) 3,180 貸倒引当金 2,004 投資有価証券評価損 4,989 土地減損処理分 930 事業構造改善引当金 5,268 退職給付引当金 1,001 その他 678 繰延税金資産小計 40,477 評価性引当額 ▲ 30,775 繰延税金資産合計 9,702 繰延税金負債 株式交換による差異 1,063 繰延税金負債合計 1,063 繰延税金資産の純額 8,639 2.法人税等の税率の変更等による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正 当社は、事業用資産については経営管理上の事業区分を基準としてグルーピングを行っておりますが、㈱ソシオネ クストに対する富士通VLSI㈱の土地の譲渡を決定したことに伴い、譲渡予定の資産としてグルーピングを分離しま した。譲渡予定の資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(土地 354百万円) として計上しております。回収可能価額は、譲渡予定価額により測定しております。 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)及び「地方税法等の一部を改正する法律」(平成 27年法律第2号)が2015年3 月31日に公布され、2015年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率等の引下げ 等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従 来の35.6%から2015年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については33.0%に、2016年4月 1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異については、32.23%となります。 この結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は359百万円減少し、当事業年度に計上 された法人税等調整額が359百万円増加しております。
【関連当事者との取引に関する注記】 【1株当たり情報に関する注記】 1株当たり純資産額……… 13,899円 38銭 1株当たり当期純利益……… 2,856円 81銭 (1)親会社 (単位:百万円) 種類 会社等の名称 議決権等の 所有割合 関連当事者 との関係 取引の内容 科目 期末残高 親会社 富士通㈱ 被所有 直接100% 代行購買等 連結納税制 度における 還付金 6,004 未収入金 6,004 原材料等の 代行購買 176,678 買掛金 43,704 設備の 代行購買 10,956 未払金 2,658 立替費用他 10,398 取引条件及び取引条件の決定方針 (注)1.記載した取引は基本的に公正な価格をベースにした取引条件となっております。 (注)2.取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めております。 (2)子会社等 (単位:百万円) 種類 会社等の名称 議決権等の 所有割合 関連当事者 との関係 取引の内容 科目 期末残高 子会社 富士通エレクトロニクス㈱ 所有 直接100% 当社製品の 販売 電子デバイス 製品の販売 138,750 売掛金 36,268 資金の預り 11,000 預り金 11,000 子会社 富士通インテグレーテッド マイクロテクノロジ㈱ 所有 直接100% 当社製品の 製造 資金の回収 1,469 短期貸付金 5,268 子会社 会津富士通セミコンダク ター㈱ 所有 直接100% 当社製品の 製造 資金の貸付 10,224 短期貸付金 10,224 子会社 富士通セミコンダクターテ クノロジ㈱ 所有 直接100% 当社製品の 製造 資金の預り 3,157 預り金 3,157 子会社 三重富士通セミコンダク ター(株) 所有 直接90.7% 当社製品の 製造 資金の預り 8,400 預り金 8,400 電子デバイス 製品の購入 6,368 未収入金 2,662 電子デバイス 製品の購入 18,105 立替金 9,164 取引条件及び取引条件の決定方針 (注)1.記載した取引は基本的に公正な価格をベースにした取引条件となっております。 (注)2.取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めております。 (注)3.資金貸付の取引金額は貸付額から回収額を控除して表示しております。 (注)4.資金預りの取引金額は預り額から預け額を控除して表示しております。 (3)兄弟会社等 (単位:百万円) 種類 会社等の名称 議決権等の 所有割合 関連当事者 との関係 取引の内容 科目 期末残高 親会社の 子会社 富士通キャピタル(株) - 資金の 運用・借入 資金の預け 5,404 預け金 5,404 親会社の 関連会社 (株)ソシオネクスト - 当社製品の 販売 電子デバイス 製品の販売 2,335 売掛金 2,335 立替金の請 求 4,587 未収入金 12,678 棚卸資産の 譲渡 8,091 取引条件及び取引条件の決定方針 (注)1.記載した取引は基本的に公正な価格をベースにした取引条件となっております。 (注)2.取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めております。 取引金額 取引金額 取引金額