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凡例 : 悪臭の現地調査地点 図 悪臭の調査地点図

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第10章 悪臭 10.1 悪臭 (1) 調査の結果の概要 1) 調査事項及びその選択理由 調査事項及びその選択理由は、表 6.10.1-1 に示すとおりである。 表 6.10.1-1 悪臭の調査事項及びその選択理由 調査事項 選択理由 ①悪臭の状況 ②気象の状況 ③魚類等の状況 ④土地利用及び集落の状況 調整池への海水導入に伴う調整池の塩分などの水質の 変化により、淡水生物が斃死し、調整池及び背後地にお いて悪臭が発生する可能性があることから左記の事項を 調査した。 2) 調査地域 調査地域は、開門調査により悪臭の影響を受ける可能性のある調整池及び調整池周 辺の背後地とした。 3) 調査手法 ① 悪臭の状況 A 文献その他の資料調査 背後地における悪臭の既存資料を収集し、整理・解析を行った。収集整理状況は 表 6.10.1-2 に示すとおりである。 表 6.10.1-2 悪臭の文献その他の資料調査の収集整理状況 B 現地調査 悪臭の既存資料を補完するため、背後地において悪臭の現地調査を実施し、調査 結果の解析を行った。現地調査の概要は表 6.10.1-3 に、調査地点は図 6.10.1-1 に 示すとおりである。 資料名等 実施機関 調査期間 調査内容等 諫早市環境白書 諫早市 生活環境部 悪臭苦情の届け出状況 聞き取り 雲仙市 環境政策課 平成 17 年度版 ~ 平成 21 年度版 悪 臭 苦 情 の 届 出 状 況 聞 き 取り

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図 6.10.1-1 悪臭の調査地点図 凡 例

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② 気象の状況 A 文献その他の資料調査 気象の状況の文献その他の資料調査の調査手法は、前出の「1.1 潮位(水位)・ 潮流(流速)等」「(1) 調査の結果の概要」「3) 調査手法」「④ 気象の状況」「A 文献その他の資料調査」に示すとおりである。 ③ 魚類等の状況 A 文献その他の資料調査 魚類等の状況の文献その他の資料調査の調査手法は、前出の「7.2 水生動物」「(1) 調査の結果の概要」「3) 調査手法」「① 主な水生動物に係る動物相の状況」「A 文 献その他の資料調査」に示すとおりである。 B 現地調査 魚類等の状況の現地調査の調査手法は、前出の「7.2 水生動物」「(1) 調査の結 果の概要」「3) 調査手法」「① 主な水生動物に係る動物相の状況」「B 現地調査」 に示すとおりである。 ④ 土地利用及び集落の状況 A 文献その他の資料調査 背後地における土地利用及び集落の状況の既存資料を収集し、整理・解析を行っ た。収集整理状況は表 6.10.1-4 に示すとおりである。 表 6.10.1-4 土地利用及び集落の状況の文献その他の資料調査の収集整理状況 資料名等 作成機関 資料作成時期 資料の内容等 国土数値情報 ダウンロードサービス 土地利用 3 次メッシュ (http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/) 国土交通省 国土計画局 平成 18 年度 土 地 利 用 の 状 況 に つ い て、3 次メッシュ(1km メ ッ シ ュ ) 毎 に 、 各 利 用 区 分 ( 田 、 畑 、 果 樹 園 、 森 林 、 荒 地 、 建 物 用 地 、 幹 線 交 通 用 地 、 湖 沼 、 河 川 等 ) の 面 積 を整備したもの。 数値地図 25000(地図画像) 「熊本」CD-ROM 版 国土地理院 平成 21 年 6 月 1 日発行 多 良 岳 、 肥 前 大 浦 、 諫 早 、 湯 江 、 多 比 良 、 諫 早 南 部 、 愛 野 、 島 原 の 図 葉 よ り 集 落 の 分 布 を 抽出 ( 各 図 葉 の 発 行 年 は 平 成 12 年 9 月 1 日~平成

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4) 調査結果 ① 悪臭の状況 A 文献その他の資料調査 諫 早 市 及 び 雲 仙 市 に お け る 平 成 16 年 度 ~ 平 成 20 年 度 の 悪 臭 苦 情 件 数 を 表 6.10.1-5 に示す。 平成 20 年の悪臭苦情の件数は、諫早地域で 9 件、森山地域、小長井地域で各 1 件の合計 11 件である。 表 6.10.1-5 悪臭苦情件数 地域名 年度 諫早 地域 森山 地域 愛野 地域 吾妻 地域 高来 地域 小長井 地域 計 平成 16 年度 3 0 - - 2 0 5 平成 17 年度 2 0 - - 0 0 2 平成 18 年度 7 0 - - 0 1 8 平成 19 年度 6 0 - - 1 1 8 平成 20 年度 9 1 - - 0 1 11 資 料 :「 諫 早 市 環 境 白 書 」( 平 成 17 年 度 ~ 21 年 度 版 、 諫 早 市 生 活 環 境 部 環 境 保 全 課 ) 愛 野 地 域 、 吾 妻 地 域 は 、 雲 仙 市 環 境 政 策 課 聞 き 取 り に よ る 。

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B 現地調査 悪臭の現地調査は、気温の上昇等によって悪臭の苦情が多くなる夏季に実施した。 現地調査地点の状況は、表 6.10.1-6 及び図 6.10.1-2 に示すとおりであり、悪臭の 調査結果は、表 6.10.1-7 に示すとおりである。 調査結果は、いずれの調査地点も臭気指数 10 未満、臭気強度 0 であり、悪臭の発 生は認められなかった。 表 6.10.1-6 悪臭調査地点の状況 記 号 詳細図 概 要 外 観 a 深 海 川 最 下 流 の 深 海 橋 よ り さ ら に 右 岸 側 を 下 流 へ 100m地点であ る。対岸には高来 町 大 戸 の 集 落 が あり、水面から河 川 の 護 岸 ま で の 距 離 は 約 50 m で ある。 b 本 明 川 最 下 流 の 不 知 火 橋 の 右 岸 側 に 位 置 す る 広 場である。周辺に 民家はないが、春 の菜の花、秋のコ ス モ ス を 見 に 訪 れる人が多い。ま た、水際で魚釣り な ど を 楽 し む 人 もみられる。 c 山 田 川 河 口 金 比 羅神社から約 100 m 下 流 に 位 置 す る公園である。周 辺に民家があり、 対 岸 に も 民 家 が 存在する。調査地 点 付 近 の 水 面 か ら 護 岸 ま で の 距 離 20 ~ 30 m 程 度 a b c

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表 6.10.1-7 悪臭調査結果一覧表 調査年月日:平成 22 年 8 月 5 日 項 目 a 地点 (深海川河口部) b 地点 (本明川河口部) c 地点 (山田川河口部) 採取時刻 11:45~11:50 12:15~12:20 10:55~11:00 天候 晴れ 晴れ 晴れ 気温(℃) 35.8 34.6 32.2 湿度(%) 31 32 46 風向 東 北北東 北東 風速(m/s) 1.7 2.0 2.1 日射量(kW/㎡) 0.79 0.86 0.79 臭気指数 10 未満 10 未満 10 未満 臭気濃度 10 未満 10 未満 10 未満 臭気強度 0 0 0

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図 6.10.1-2 悪臭の調査地点の状況 凡例 現地調査地点 :悪臭調査 :写真撮影方向

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② 気象の状況 A 文献その他の資料調査 気象の状況の文献その他の資料調査の調査結果は、前出の「1.1 潮位(水位)・ 潮流(流速)等」「(1) 調査の結果の概要」「4) 調査結果」「④ 気象の状況」「A 文献その他の資料調査」に示すとおりである。 ③ 魚類等の状況 A 文献その他の資料調査 魚類等の状況の文献その他の資料調査の調査手法は、前出の「7.2 水生動物」「(1) 調査の結果の概要」「3) 調査手法」「① 主な水生動物に係る動物相の状況」「A 文 献その他の資料調査」に示すとおりである。 B 現地調査 魚類等の状況の文献その他の資料調査の調査手法は、前出の「7.2 水生動物」「(1) 調査の結果の概要」「3) 調査手法」「① 主な水生動物に係る動物相の状況」「B 現 地調査」に示すとおりである。 ④ 土地利用及び集落の状況 A 文献その他の資料調査 調整池周辺の土地利用状況を(諫早市土地利用図)、図 6.10.1-3 に示し、住宅の 配置状況は、図 6.10.1-4 に示す。 調整池周辺の水際に隣接する集落としては、小江干拓地背後や本明川河口の不知 火橋近傍、山田川河口の周辺にまとまった住宅地が分布している。

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資 料 :「 国 土 交 通 省 国 土 数 値 情 報 ダ ウ ン ロ ー ド サ ー ビ ス 土 地 利 用 3 次 メ ッ シ ュ 」 (平 成 18 年 度 ) (http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/)

図 6.10.1-3 土地利用状況

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資 料:「 数 値 地 図 25000(地 図 画 像 )「 熊 本 」CD-ROM版 」( 国 土 地 理 院 )の う ち 多 良 岳 、肥 前 大 浦 、諫 早 、湯 江 、多 比 良 、 諫 早 南 部 、 愛 野 、 島 原 の 図 葉 よ り 作 成 図 6.10.1-4 市街地と住宅(集落)の分布 a b c

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(2) 予測の結果 1) 予測事項 予測事項は、調整池への海水導入に伴う淡水生物の斃死による調整池及び新干拓地、 並びに調整池周辺の背後地への悪臭の影響とした。 図 6.10.1-5 悪臭の影響の連関図 2) 予測地域 予測地域は、悪臭の拡散により、悪臭の影響を受ける可能性がある調整池及び調整 池周辺の背後地とした。 3) 予測対象時期 予測対象時期は、調整池への海水導入に伴う淡水生物の斃死による悪臭の影響が最 大となる時期とした。 悪臭発生源となる魚介類の斃死が最大となる時期は、魚介類が死滅する時期であり、 短期開門調査時の状況より推定すると、魚類で開門後 2 ヶ月程度、二枚貝類で 2~3 週間程度と考えられる。 調整池への海水導入 調整池の塩水化 調整池内魚類や 貝類の斃死 斃死魚類や 斃死貝類の腐敗 悪臭の発生

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4) 予測手法 ① 予測手順 悪臭への影響予測は、水生生物の予測結果から悪臭発生源の位置、量を設定し、 臭気濃度を指標とした拡散計算式(プルーム式)による定量的な予測手法により行っ た。予測手順を図 6.10.1-6 に示す。 図 6.10.1-6 悪臭の予測手順 ② 予測ケース 予測ケースは、開門調査のケース別に 4 ケースとした。 悪臭排出源の位置、量の設定 水生生物予測結果 気象条件の設定 拡散計算 (悪臭防止法施行規則第 6 条の 2 に示され たプルーム式を基本とした式) 臭気濃度予測結果 悪臭到達距離と集落位置の重ね合わせ 悪臭発生原単位調査 悪臭排出強度の設定

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③ 予測モデル 予測モデルは、「悪臭防止法施行規則」第 6 条 2(排出口における臭気排出強度及 び臭気指数に係る規制基準の設定方法)に示されているプルーム式を基本とした拡 散モデル式を本予測条件に合わせて整理したものを用いた。 本予測における悪臭の発生源は、調整池の水際に集積した魚介類の斃死個体であ るため、高さの条件は 0m とし、次式により臭気排出強度から地上の臭気濃度を算出 した。 A 予測式 予測式は以下のとおりである。

C(x,y) ={ Qp/(π・σy・σz・U)}・exp(-y2/(2σy2))・exp(-He2/2σz2)

ここで、C(x,y):地点(x,y)における臭気濃度 x :風向に沿った風下距離(m) y :x軸に垂直な水平距離(m) U :風速(m/s) Q :臭気排出強度(Nm3/s) Q=発生源の臭気濃度×排出ガス量(Nm3/s) He :有効煙突高(m) σy :y 軸方向の臭気濃度の標準偏差、臭気濃度の水平幅ともいい、x の関数 で表される。パスキル・ギフォードの安定度曲線により求められる(m)。 σy(x)=γy×xα y ※γy、αy は、表 6.10.1-8 に示したパスキル・ギフォード線図の近似式を安定度 A、 風下距離 0~1000m の条件で算出して設定した。 σz :z軸方向の臭気濃度の標準偏差、臭気濃度の鉛直幅ともいい、x の関数 で表される。パスキル・ギフォードの安定度曲線により求められる(m)。 σz(x)=γz×xα z ※γz、αz は、表 6.10.1-8 に示したパスキル・ギフォード線図の近似式を安定度 A、 風下距離 0~1000m の条件で算出して設定した。

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表 6.10.1-8 パスキル・ギフォード線図の近似式 B 予測結果の補正 前項の予測式の計算結果は、一般的な大気汚染物質の予測結果であり評価時間は 3 分程度(大気汚染物質の分析試料の採取に要する時間)である。一方、悪臭の試料 採取時間は一般に 30 秒程度である。 したがって、悪臭の予測結果は、大気汚染物質の予測式による計算結果に対し、 以下の補正係数(Tm/Ts)γを乗じることによって補正した。 Cs=(Tm/Ts)γ・Cm = (3/0.5)^0.2・Cm=1.431・Cm ここで、Cs:捕集時間 Ts(30 秒)に対する濃度 Cm:捕集時間 Tm(3 分)に対する濃度 γ :定数(平均化時間の巾乗法則でよく使われる 1/2 乗法則、及び特定悪 臭物質の排出口規制で採用されていることより、0.2 を採用) 出 典 :「 環 境 ア セ ス メ ン ト の 技 術 」( 社 団 法 人 環 境 情 報 科 学 セ ン タ ー ) σy(x)= γy・xαy 安定度 αy γy 風下距離x(m) 0.901 0.426 0~1000 0.851 0.602 1000~ 0.914 0.282 0~1000 0.865 0.396 1000~ 0.924 0.1772 0~1000 0.885 0.232 1000~ 0.929 0.1107 0~1000 0.889 0.1467 1000~ 0.921 0.0864 0~1000 0.897 0.1019 1000~ 0.929 0.0554 0~1000 0.889 0.0733 1000~ 0.921 0.038 0~1000 0.896 0.0452 1000~ E F G A B C D σz(x)=γz・xαz 安定度 αz γz 風下距離x(m) 1.122 0.08 0~300 1.514 0.00855 300~500 2.109 0.000212 500~ 0.964 0.1272 0~500 1.094 0.057 500~ C 0.918 0.1068 0~ 0.826 0.1046 0~1000 0.632 0.4 1000~10000 0.555 0.811 10000~ 0.788 0.0928 0~1000 0.565 0.433 1000~10000 0.415 1.732 10000~ 0.784 0.0621 0~1000 0.526 0.37 1000~10000 0.323 2.41 10000~ 0.794 0.0373 0~1000 0.637 0.1105 1000~2000 0.431 0.529 2000~10000 0.222 3.62 10000~ F G B D E A 出 典 :「 窒 素 酸 化 物 総 量 規 制 マ ニ ュ ア ル [新 版 ]」( 平 成 12 年 、 公 害 研 究 対 策 セ ン タ ー )

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④ 予測地点 予測地点は、現地調査を実施した図 6.10.1-7 に示した 3 地点とした(予測地点 a: 深海川河口部、予測地点 b:本明川河口部、予測地点 c:山田川河口部)。 図 6.10.1-7 凡例 :悪臭予測地点

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⑤ 予測条件 A 悪臭発生源 イ 魚介類斃死状況の想定 短期開門調査時は、海水導入による魚介類の斃死が認められ、開門開始時から毎 日斃死魚の回収が行われた。塩分濃度の変化と斃死魚の回収量の推移は、以下のと おりである。 調 整 池 の 塩 化 物 イ オ ン 濃 度 ( 図 6.10.1-9 参 照 ) は 、 開 門 期 間 中 に 約 8,000 ~ 14,000mg/L の範囲で横ばいに推移し、海水導入終了(平成 14 年 5 月 20 日)後は、緩 やかに低下していた。 斃死魚の総回収量は、約 7.7 トン(約 18,000 尾)で、魚種別にみるとギンブナが 94%、コノシロが 5%、その他魚類がメナダ、ボラ、コイ、ナマズ、エツ、ウナギ となっていた。1 日あたりの回収量は、海水導入(4 月 24 日)から 49 日後の 6 月 11 日に最も多く、本明川河口の P1 から A23 付近で約 1,000kg が回収された。 ドブガイを中心とする二枚貝類は、海水導入から 12 日目の 5 月 6 日から斃死個体 が回収され始め、5 月 18 日までの 12 日間に約 800kg(10,000 個体)が回収された。 1 日あたりの回収量は、海水導入(4 月 24 日)から 14 日後の 5 月 8 日に最も多く、 A23 地点付近で 1 日あたり約 400kg 回収された。 図 6.10.1-8 短期開門調査時の斃死魚及びドブガイの回収地点 P1 A23 P5 D19 D22 斃 死 魚 の 回 収 が 多 か っ た 場 所 ド ブ ガ イ の 回 収 が 多 か っ た 場 所 水 質 調 査 地 点

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-200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 4/24 4/28 5/2 5/6 5/10 5/14 5/18 5/22 5/26 5/30 6/3 6/7 6/11 6/15 6/19 斃死魚回収量(kg) -2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 塩化物イオン濃度(mg/L ) 斃死魚回収量 D19 P5 D22 海水導入期間 (4/24~5/20) 図 6.10.1-9 斃死魚回収量と塩化物イオン濃度の経時変化 図 6.10.1-10 本明川河口(A23)の塩化物イオン濃度とドブガイ回収量の経時変化 悪臭予測に用いる悪臭発生源の量は、斃死した魚介類を毎日速やかに回収するこ とを前提に、短期開門調査時の斃死魚回収状況に基づき、短期開門調査時の最大回 収量の魚介類が予測地点の水際で斃死した場合を想定して予測するものとした。 魚 類)1 日あたり最大回収量:1,000kg 二枚貝)1 日あたり最大回収量: 400kg 合計 1,400kg

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ロ 臭気排出強度の設定 別途実施した悪臭発生原単位調査では、腐敗させた魚介類 19.15kg を悪臭発生源 として風下側の距離別に臭気濃度を測定し、前出の予測式から臭気排出強度を求め たところ、508.5Nm3/s となった。 本予測では、悪臭発生原単位調査時の悪臭発生源の量と本予測で想定した悪臭発 生源の量の比を上記の臭気排出強度に乗じて臭気排出強度を設定した。悪臭発生源 の臭気排出強度は、表 6.10.1-9 に示すとおりである。 表 6.10.1-9 悪臭発生源の臭気排出強度 項 目 条 件 設定根拠 発生源の種類 斃死魚介類 調整池に生息する魚介類の斃死個体 発生源の位置 水際線 各開門ケースにおける調整池水位の最大水位 発生源の高さ 0m 発生源が水面もしくは水際に分布するため 発生源の量 1,400kg 短期開門調査時の 1 日の回収量の最大値 臭気排出強度(Q) 37,175Nm3/s 斃 死 魚 介 類 を 用 い た 悪 臭 発 生 原 単 位 調 査 結 果 に 基づき算出 悪臭原単位調査では、斃死魚貝類 19.15kg で臭気排出強度が 508.5 Nm3/s と算出されたため、 本予測における臭気排出強度は、508.5 Nm3/s×1,400kg÷19.15kg=37,175 Nm3/s となる。 B 気象条件 拡散計算に用いた気象条件は、悪臭の現地調査を実施した夏季の現地測定結果に 基づき、表 6.10.1-10 のとおりとした。 大気安定度は、日射量と風速に基づき表 6.10.1-11 に示すパスキルの安定度階級 分類表から大気安定度階級 A となる。 表 6.10.1-10 悪臭予測の気象条件 項 目 条 件 設定根拠 日射量 0.81kW/㎡ 現況調査時(8 月 5 日)の日射量 風 速 1.9m/sec 現況調査時(8 月 5 日)の平均風速 表 6.10.1-11 パスキルの安定度階級分類表(原安委気象指針,1982) 昼間 日射量(T) kW/㎡ 風速(U) T≧0.60 0.6>T ≧0.30 0.30>T ≧0.15 0.15>T U<2 A A-B B D 2≦U<3 A-B B C D 夜間 雲量 Q≧-0.002 -0.02>Q≧-0.04 -0.04>Q D G G D E F

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C 予測時期の水位 悪臭発生源は、斃死した魚介類が水際線に集積するものとして設定しているため、 水位は水際線から背後地の集落までの距離が短くなる満潮位の水位とした。 短期開門調査時の状況から、魚類は開門後 2 ヶ月程度で死滅すると想定されるた め、各開門ケースの水位は、表 6.10.1-12 及び図 6.10.1-11 に示すように、各ケー スの開門後約 2 ヶ月の満潮位の水位で設定した。 表 6.10.1-12 開門ケース別調整池水位の条件 開門ケース 悪臭予測時期 予測時期の水位 ケース 1 開門後約 2 ヶ月 EL(+)2.0m ケース 2 第 1 段階の開門後約 2 ヶ月 EL(-)1.0m ケース 3-1 開門後約 2 ヶ月 EL(-)0.5m ケース 3-2 開門後約 2 ヶ月 EL(-)1.0m 100 150 200 m ) B3 B1 B2 -200 -150 -100 -50 0 50 100 150 200 4/1 4/11 4/21 5/1 5/11 5/21 5/31 6/10 6/20 6/30 潮位 , 水 位 (c m ) B3 B1 B2 -300 -200 -100 0 100 200 300 4/1 4/11 4/21 5/1 5/11 5/21 5/31 6/10 6/20 6/30 潮位 , 水 位 (c m ) B3 B1 B2 [ケース 1] [ケース 2 第1段階、ケース 3-2] [ケース 3-1]

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5) 予測結果 魚介類が予測地点で 1,400kg 斃死したと想定した場合の風下方向の臭気濃度の予測 結果は、図 6.10.1-12 に示すとおりである。また、風下距離別の臭気濃度と臭気指数 を表 6.10.1-13 に示す。 臭気指数と臭気強度の間には表 6.10.1-14 に示すような関係があり、臭気指数 10 以下ではあまり悪臭は感じられず、臭気指数 20 以上では悪臭は明確に感じられると考 えられる。この臭気指数 10 及び臭気指数 20 となる風下距離を図 6.10.1-12 から読み とると、臭気指数 10 となるのは風下距離 150m、臭気指数 20 となるのは風下距離 50m と予測される。 開門ケースごとに設定した水位(水際線)から、臭気指数 10 となる風下距離 150m、 臭気指数 20 となる風下距離 50m の範囲について以下に述べる。 なお、斃死した魚介類は毎日速やかに回収することから、短期開門調査時の最大回 収量により予測しているが、参考値として、短期開門調査時の総回収量 8,500kg(魚 類 7,700kg、二枚貝 800kg)が発生源となった場合の予測結果を図 6.10.1-12 に併せて 図示した。予測結果では、臭気指数 10 の範囲が風下距離 360m、臭気指数 20 の範囲が 風下距離 120m まで広がると予測される。 0 1 10 100 1,000 10,000 100,000 1,000,000 0 100 200 300 400 500 600 700 800 発生源からの距離(m) 臭気濃度 -10 0 10 20 30 40 50 60 臭気指数 参考(総回収量) 1日最大斃死量 図 6.10.1-12 臭気濃度予測結果 表 6.10.1-13 風下距離別の臭気濃度及び臭気指数 発生源からの 距離(m) 0m 10m 20m 30m 60m 100m 200m 400m 臭気濃度 37,177.3 2,356.3 579.8 255.3 62.8 22.3 5.5 1.4 50 120 150 360

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表 6.10.1-14 臭気指数と臭気強度の関係 臭気強度 内 容 0 無臭 1 やっと感知できる臭い(検知閾値濃度) 2 何の臭いであるかわかる弱い臭い(認知閾値濃度) 3 楽に感知できる臭い 4 強い臭い 5 強烈な臭い 資料:「環境アセスメントの技術」(社団法人環境情報科学センター) 臭気強度 臭気指数 2.5 おおむね 10 3.0 おおむね 14 3.5 おおむね 18 資料:「臭気官能試験法-改訂版-」(社団法人 臭気対策研究協会) ① ケース 1 ケース 1 で設定した水位 EL(+)2.0m における水際線から、臭気指数 10 となる風下 距離 150m、臭気指数 20 となる風下距離 50m の範囲を各予測地点及びその周辺につ いて示すと図 6.10.1-13 のとおりである。 深海川河口部、本明川河口部、山田川河口部のいずれについても、臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落が存在し、魚介類の斃死による悪臭の影響が集落 まで及ぶ可能性があると考えられる。 ■:集落 :標高 EL(+)2.0m の水面

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図 6.10.1-13(2) 臭気指数 10 及び 20 となる水際線からの範囲(ケース 1、本明川河口部) ■:集落 :標高 EL(+)2.0m の水面 :臭気指数 20(50m) :臭気指数 10(150m) ■:集落 :標高 EL(+)2.0m の水面 :臭気指数 20(50m) :臭気指数 10(150m)

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② ケース 2 ケース 2 で設定した水位 EL(-)1.0m における水際線から、臭気指数 10 となる風下 距離 150m、臭気指数 20 となる風下距離 50m の範囲を各予測地点及びその周辺につ いて示すと図 6.10.1-14 のとおりである。 深海川河口部及び山田川河口部については、臭気指数 10 を上回ると予測される範 囲に集落は存在しないが、本明川河口部については、臭気指数 10 を上回ると予測さ れる範囲に集落が存在し、魚介類の斃死による悪臭の影響が集落まで及ぶ可能性が あると考えられる。 図 6.10.1-14(1) 臭気指数 10 及び 20 となる水際線からの範囲(ケース 2、深海川河口部) ■:集落 :標高 EL(-)1.0m の水面 :臭気指数 20(50m) :臭気指数 10(150m)

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図 6.10.1-14(2) 臭気指数 10 及び 20 となる水際線からの範囲(ケース 2、本明川河口部) ■:集落 :標高 EL(-)1.0m の水面 :臭気指数 20(50m) :臭気指数 10(150m) ■:集落 :標高 EL(-)1.0m の水面 :臭気指数 20(50m) :臭気指数 10(150m)

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③ ケース 3-1 ケース 3-1 で設定した水位 EL(-)0.5m における水際線から、臭気指数 10 となる風 下距離 150m、臭気指数 20 となる風下距離 50m の範囲を各予測地点及びその周辺に ついて示すと図 6.10.1-15 のとおりである。 深海川河口部、本明川河口部、山田川河口部のいずれについても、臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落が存在し、魚介類の斃死による悪臭の影響が集落 まで及ぶ可能性があると考えられる。 図 6.10.1-15(1) 臭気指数 10 及び 20 となる水際線からの範囲(ケース 3-1、深海川河口部) ■:集落 :標高 EL(-)0.5m の水面 :臭気指数 20(50m) :臭気指数 10(150m)

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図 6.10.1-15(2) 臭気指数 10 及び 20 となる水際線からの範囲(ケース 3-1、本明川河口部) ■:集落 :標高 EL(-)0.5m の水面 :臭気指数 20(50m) :臭気指数 10(150m) ■:集落 :標高 EL(-)0.5m の水面 :臭気指数 20(50m)

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④ ケース 3-2 ケース 3-2 では、ケース 2 と同様の影響が考えられる。 (3) 環境保全措置の検討 1) 環境保全措置の検討項目 環境保全措置の検討は、予測結果を踏まえ、環境影響がないか、または小さいと判 断される場合以外に行う。 開門調査に伴う悪臭の影響については、表 6.10.1-15 に示すとおり、魚介類の斃死 による悪臭が集落まで及ぶ可能性があるため、九州農政局の実行可能な範囲内で影響 を回避又は低減させるための環境保全措置を検討した。 表 6.10.1-15 環境保全措置の検討項目 項 目 予測結果の概要 環境保全措置 の検討 ケース 1 深海川河口部、本明川河口部、山田川河口部のいずれについ ても、臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落が存在し、 魚 介 類 の 斃 死 に よ る 悪 臭 の 影 響 が 集 落 ま で 及 ぶ 可 能 性 が あ る と考えられる。 ○ ケース 2 深海川河口部及び山田川河口部については、臭気指数 10 を 上回ると予測される範囲に集落は存在しないが、本明川河口部 については、臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落が 存在し、魚介類の斃死による悪臭の影響が集落まで及ぶ可能性 があると考えられる。 ○ ケース 3-1 深海川河口部、本明川河口部、山田川河口部のいずれについ ても、臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落が存在し、 魚 介 類 の 斃 死 に よ る 悪 臭 の 影 響 が 集 落 ま で 及 ぶ 可 能 性 が あ る と考えられる。 ○ 悪臭 ケース 3-2 深海川河口部及び山田川河口部については、臭気指数 10 を 上回ると予測される範囲に集落は存在しないが、本明川河口部 については、臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落が 存在し、魚介類の斃死による悪臭の影響が集落まで及ぶ可能性 があると考えられる。 ○ 注) ○:環境保全措置の検討を行う項目 -:環境保全措置の検討を行わない項目

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2) 開門調査の実施における環境保全措置 開門調査の実施における悪臭の影響に対する環境保全措置及びその検証の結果につ いて表 6.10.1-16 に示す。 表 6.10.1-16 開門調査の実施における環境保全措置及びその検証の結果 項 目 悪臭 環境影響 魚 介 類 の 斃 死 に よ る 悪 臭 の 影 響 が 集 落 ま で 及 ぶ 可 能 性 が あ ると考えられる。 環境保全措置の方針 悪臭の原因を除去する。 環境保全措置案 集 落 の 近 傍 に お い て 斃 死 し た 魚 介 類 を で き る 限 り 速 や か に 回収し、処分する。 実施主体 九州農政局 実施方法 斃死した魚介類をできる限り速やかに回収し、処分する。 実施期間 開門調査中 実施範囲 集落の近傍において魚介類の斃死体が集積した範囲 環 境 保 全 措 置 の 内 容 そ の 他 実施条件 - 環 境 保 全 措 置 を 講 じ た 後 の 環境の状況の変化 悪臭の原因が一定程度除去される。 環境保全措置の効果 悪臭の影響は低減されると考えられる。 環 境 保 全 措 置 の 効 果 の 不 確 実性の程度 特になし 環 境 保 全 措 置 の 実 施 に 伴 い 生 ず る お そ れ が あ る 環 境 へ の影響 特になし 環境保全措置の実施の課題 特になし 実施する。 検証の結果 集落の近傍において斃死した魚介類をできる限り速やかに 回収し、処分するものであり、悪臭の原因を一定程度除去する ため、悪臭の影響は低減されると考えられる。 これらのことから、実行可能な範囲で悪臭の影響ができる限 り低減されていると考えられる。

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3) 環境保全措置の検討結果 開 門 調 査 の 実 施 に お け る 悪 臭 の 影 響 に 対 す る 環 境 保 全 措 置 の 検 討 結 果 を 表 6.10.1-17 に示す。 表 6.10.1-17 開門調査の実施における環境保全措置の検討結果 項 目 環境影響 環境保全措置 の方針 環境保全措置の内容 環境保全措置の効果 悪臭 魚 介 類 の 斃 死 に よ る 悪 臭 の 影 響 が 集 落 ま で 及 ぶ 可 能 性 が あ る と考えられる。 悪 臭 の 原 因 を除去する。 集 落 の 近 傍 に お い て 斃 死 し た 魚 介 類 を で き る 限 り 速 や か に 回収し、処分する。 集落の近傍におい て斃死した魚介類を できる限り速やかに 回収し、処分するもの であり、悪臭の原因を 一定程度除去するた め、悪臭の影響は低減 されると考えられる。 これらのことから、 実 行 可 能 な 範 囲 で 悪 臭 の 影 響 が で き る 限 り 低 減 さ れ て い る と 考えられる。 (4) 事後調査 悪臭に係る環境保全措置は、集落の近傍において斃死した魚介類をできる限り速や かに回収し、処分するものであり、悪臭の原因を一定程度除去するため、悪臭の影響 は低減されると考えられる。また、環境保全措置の効果の不確実性は特に考えられな いため、事後調査は実施しない。

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(5) 評価の結果 1) 評価手法 調査及び予測結果から、開門調査による悪臭の発生可否及びその程度が、悪臭防止 法に定める規制基準又は 6 段階臭気強度表示と整合が図られているかを評価した。 また、悪臭による影響がある場合、実行可能な範囲内でできる限り回避又は低減さ れているかについて評価した。 2) 評価結果 ① 開門調査の実施前後の比較 A ケース 1 悪臭の現地調査では、各調査地点において悪臭の発生は認められなかった。 開門調査の実施に伴う調整池内の魚介類の斃死による悪臭の発生については、深 海川河口部、本明川河口部、山田川河口部のいずれも臭気指数 10 を上回ると予測さ れる範囲に集落が存在し、魚介類の斃死による悪臭の影響が集落まで及ぶ可能性が あると考えられる。 B ケース 2 悪臭の現地調査では、各調査地点において悪臭の発生は認められなかった。 開門調査の実施に伴う調整池内の魚介類の斃死による悪臭の発生については、深 海川河口部及び山田川河口部では臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落は 存在しないが、本明川河口部では臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落が存 在し、魚介類の斃死による悪臭の影響が集落まで及ぶ可能性があると考えられる。 C ケース 3-1 悪臭の現地調査では、各調査地点において悪臭の発生は認められなかった。 開門調査の実施に伴う調整池内の魚介類の斃死による悪臭の発生については、深 海川河口部、本明川河口部、山田川河口部のいずれも臭気指数 10 を上回ると予測さ れる範囲に集落が存在し、魚介類の斃死による悪臭の影響が集落まで及ぶ可能性が あると考えられる。 D ケース 3-2 悪臭の現地調査では、各調査地点において悪臭の発生は認められなかった。 開門調査の実施に伴う調整池内の魚介類の斃死による悪臭の発生については、深 海川河口部及び山田川河口部では臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落は 存在しないが、本明川河口部では臭気指数 10 を上回ると予測される範囲に集落が存

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② 基準値等との整合性 対象地域における悪臭防止法に基づく規制区域の指定状況は、前出の図 3.2.8-6 に示すとおりであり、悪臭の影響を受ける可能性がある調整池及び調整池周辺の背 後地には規制区域の指定はなく、規制基準値は設定されていない。 また、6 段階臭気強度表示と比較すると、各ケースとも集落の一部において臭気 強度 3(楽に感知できる臭い)に相当する悪臭の影響が及ぶ可能性が考えられる。 ③ 影響の回避又は低減 A ケース 1 悪臭の影響に対する環境保全措置として、集落の近傍において斃死した魚介類を できる限り速やかに回収し、処分する。これにより、悪臭の原因が一定程度除去さ れ、悪臭の影響は低減されると考えられる。 これらのことから、実行可能な範囲で悪臭の影響ができる限り回避又は低減され ていると評価される。 B ケース 2 悪臭の影響に対する環境保全措置として、集落の近傍において斃死した魚介類を できる限り速やかに回収し、処分する。これにより、悪臭の原因が一定程度除去さ れ、悪臭の影響は低減されると考えられる。 これらのことから、実行可能な範囲で悪臭の影響ができる限り回避又は低減され ていると評価される。 C ケース 3-1 悪臭の影響に対する環境保全措置として、集落の近傍において斃死した魚介類を できる限り速やかに回収し、処分する。これにより、悪臭の原因が一定程度除去さ れ、悪臭の影響は低減されると考えられる。 これらのことから、実行可能な範囲で悪臭の影響ができる限り回避又は低減され ていると評価される。 D ケース 3-2 悪臭の影響に対する環境保全措置として、集落の近傍において斃死した魚介類を できる限り速やかに回収し、処分する。これにより、悪臭の原因が一定程度除去さ れ、悪臭の影響は低減されると考えられる。 これらのことから、実行可能な範囲で悪臭の影響ができる限り回避又は低減され

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