• 検索結果がありません。

G7手術手技書

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "G7手術手技書"

Copied!
44
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)
(2)

システム概要

5

術前計画

6

患者体位

7

寛骨臼の展開

7

寛骨臼のリーミング

8

シェルのトライアルとアライメント

9

ポジショニングガイドと側臥位用ガイド

12

ライナーのトライアル(シェルトライアルとの併用)

14

仮整復と可動域評価

15

アセタブラーシェルの挿入

16

スクリュー固定

20

最終インプラントでのライナートライアル(オプション)

22

Freedom

コンストレインライナーのトライアル

22

アピカルホールプラグの挿入(オプション)

23

ポリエチレンライナーの挿入と抜去

25

セラミックライナーの挿入と抜去

30

モジュラーヘッドの選択と打ち込み

35

最終整復

35

シェルの抜去

36

ストレートモジュラーインサーターハンドルの組立

/

分解

37

カーブモジュラーインサーターハンドルの組立

/

分解

38

Ordering Information

39

(3)

Step 7: ライナーのトライアル Step 3: インスツルメントの選択 Step 8: ライナーの挿入 Step 9: 最終整復 Step 4: シェルのトライアル Step 5: アセタブラーシェルの挿入 Step 6: スクリュー固定 Step 2: リーミング 注意:各コンポーネントに付与されているカラーには 若干のばらつきがあります。 Step 1: 術前計画

(4)

Acetabular Shells

OsseoTi® リミテッド/マルチホール PPS® BoneMaster™ リミテッドホール PPS Finned BoneMaster リミテッドホール Dual Mobility メタルライナー Dual Mobility ベアリング (E1) ニュートラルライナー ハイウォールライナー BIOLOX® delta セラミックライナー BIOLOX® delta セラミックヘッド - TYPE 1テーパー - 12/14テーパー

BIOLOX® delta Option

セラミックヘッド - TYPE 1テーパー - 12/14テーパー CoCr Modular - TYPE 1テーパー - 12/14テーパー* * 12/14テーパーのCoCrヘッドは 28/32/36mmとなります Freedom CoCr* - TYPE 1テーパー - 12/14テーパー * 全周に帯状平面を持つ特殊形状の ため、Freedom Constrained E1 ライナー専用となっています。

Femoral Heads

E1

®

Polyethylene

Dual Mobility

Ceramic

E1 Freedom

®

Constrained Polyethylene

Liners

骨頭径 28/32/36mm 骨頭径 28/32/36/40mm 骨頭径 28/32/36/40mm 骨頭径 32/36mm

(5)

45°

Apex

E

1ライナー厚み

45

°

(mm)

E

1ライナー厚み

Apex (mm)

Shell Size Head Size

28 32 36 40 44 A 4.3 46 B 6.3 4.3 48 C 7.3 5.3 50 D 8.3 6.3 4.3 52 E 9.3 7.3 5.3 54 56 F 10.3 8.3 6.3 4.3 58 60 G 11.3 9.3 7.3 5.3 62 64 H 11.3 9.3 7.3

Shell Size Head Size

28 32 36 40 44 A

4.7

46 B

6.7

4.7

48 C

7.7

5.7

50 D

8.7

6.7

4.7

52 E

9.7

7.7

5.7

54 56 F

10.7

8.7

6.7

4.7

58 60 G

11.7

9.7

7.7

5.7

62 64 H

11.7

9.7

7.7

(6)

1 2 シェルトライアル ライナートライアル フェイスプレートインパクター G7アセタブラーシェル 半球形状にデザインされた

G7

アセタブラーシステムは、

OsseoTi

ポーラス構造、

BoneMaster HA

(ハイドロキシ アパタイト)がコーティングされた

PPS

(ポーラスプラ ズマスプレーコーティング)、またはフィンデザインに よって、固定性と安定性を提供します。摺動面には、

E1

Antioxidant Infused Technology

を用いた第

2

世代のハイ リークロスリンクポリエチレンライナーと、

Biolox delta

セラミックライナーの使用が可能です。

G7

アセタブラーシステムでは、独自のカラーコードシス テムを採用しており、効率良く手術を行えます。各サイズ のアセタブラーシェルには、シェルトライアル、フェイス プレートインパクター、ライナートライアル、およびパッ ケージ表示に対応したカラーコードおよびライナーサイズ コードが付与されています(図

1

2

)。 注:インプラントの特定はサイズ表示およびライナー サイズコードによる識別を優先してください。カラー コードは二次的に参照する場合のみに使用します。カ ラーには若干のばらつきがあります。

システム概要

G7

アセタブラーシステム カラー

/

ライナーサイズコード一覧 カラー/ライナーサイズコード シェルサイズ A 44mm B 46mm C 48mm D 50mm E 52mm F 54,56mm G 58,60mm H 62,64mm

(7)

OrthoSizeデジタルテンプレートシステム 寛骨臼のサイズと設置位置は正確な術前計画および寛骨 臼のテンプレーティングによって決定され、これは手術に 必須のプロセスとなります。テンプレーティングには下肢 を約

15

度内旋させた前後面の骨盤

X

線写真が最適で、正 確な大腿骨オフセット、

X

線写真上の脚長差、参考となる 反対側の股関節が示されます。 前後面の

X

線写真を用いてテンプレーティングする際、 シェルは

X

線上の涙痕に対して

40

度の外転角度に位置さ せます。シェルのサイズの決定にはクロステーブルで撮 像した側面像の

X

線写真が最適です。手術側の解剖が不 明瞭な場合、反対側の股関節

X

線写真をシェルのサイズ 決定の参考とします。 適切に寛骨臼のスペースを満たし、寛骨臼の解剖学的な 前後径に適合するシェルサイズを記録しておきます。最 終的なシェルサイズは寛骨臼の最適な視野が得られる術 中に決定することを念頭におきます。 注:

OrthoSize

デジタルテンプレートシステムによるテ ンプレーティングには、

X

線マーカーが必要です。

X

線 マーカーは股関節上(ボール

/

コイン)、またはテーブ ル上(コイン

/

ルーラー)に設置し、

X

線写真上に視 覚化する必要があります。

OrthoSize

デジタルテンプレートシステム(

http://www.

orthosize.com/

)については、弊社営業担当者までお問い 合わせください。

術前計画

(8)

G7

アセタブラーシステムはすべての手術アプローチに対 応できるデザインとなっています(図

3

)。 寛骨臼のリーミングを行う前に、寛骨臼を展開して前壁、 後壁、上壁を直接確認できるよう視野を確保します。寛 骨臼リーミングの深さに影響を与える寛骨臼内壁を、臼 底部の骨棘または繊維脂肪性組織から露出させます。寛 骨臼専用のレトラクターを使用することで、いずれのアプ ローチでも展開が容易になります。

患者体位

寛骨臼の展開

3

(9)

術前のテンプレーティングおよび切除した大腿骨頭を測 定した径に基づき、最初のリーマーサイズを決定します。 通常、大腿骨頭径より

6

8mm

小さい径の寛骨臼リー マーから開始します。リーマーのハンドルはストレートま たはカーブ(オフセット)から選択可能です。使用するリー マーは医師の選択や寛骨臼の展開状況、患者の体格によっ て決定します。リーミング中に、残存する寛骨臼前方およ び後方の骨量を慎重に確認し、寛骨臼壁の過剰なリーミ ングによる固定性不良を防止します。 小さい径のリーマーからリーミングを開始し、最適な股関 節バイオメカニクスと正常な股関節回転中心を獲得でき るよう、最初に内壁方向に一定の圧力をかけていきます。 寛骨臼内で同心円状になるように、出血性の軟骨下骨が 露出するまで、徐々に大きなリーマーに変更していきます (図

4

)。 理想的な寛骨臼コンポーネントの設置角度は、外方開角

40

度、前方開角

20

度ですが、最終的なコンポーネント の設置角度は、患者の解剖に依存し、アプローチによっ ても若干異なります。最終的な寛骨臼コンポーネントの設 置角度は、大腿骨インプラントの前捻角度によって規定 されます(例:ステムが後捻に設置された場合は寛骨臼 コンポーネントの前方開角を大きくする)。寛骨臼のアン ダーリーミング量は骨質によって異なり、軟らかい骨質の 場合には硬い骨質よりも大きなプレスフィットで対応する など、医師が術中に判断する必要があります。以下の推 奨アンダーリーミング量は初期的なガイドラインとして使 用できます。

寛骨臼のリーミング

4 製品名 アンダーリーミング量推奨 * G7 OsseoTiシェル 1mm G7 PPS BoneMasterシェル 1mm G7 フィン付シェル Line to Line *一般的な推奨事項であり、適切なリーミング量は骨質に左右されるため、 医師が術中に決定する必要があります。

(10)

リーミングが完了したら、シェルトライアルを用いてリー ミングの位置および正確性を確認します。最終的な寛骨 臼の形成は、シェルと寛骨臼の適合性を確認するために、 必ず半球状の臼蓋リーマーを使用します。 注:

G7

アセタブラーシェルのサイズ表記はポーラス コーティングを含んだ実寸値となっています。バイ オメットの寛骨臼リーマー、

G7

アセタブラーシェル、

G7

シェルトライアルのサイズは、実寸値で表示され ており、球形状となります(図

5

)。 リーミングが完了したら、最終インプラントより

1mm

小 さいシェルトライアルを選択します。トライアルには実寸 サイズ、対応するライナーのライナーサイズコードが示さ れ、カラーコードによって色分けされています(図

6

)。 シェルゲージハンドルをシェルトライアルにねじ込み、 リーミングした寛骨臼のサイズを確認します(図

6

)。 注:シェルゲージハンドルには打ち込み等で衝撃を加 えないでください。

寛骨臼のリーミング(続き)

シェルのトライアルとアライメント

5 6 47mm 寛骨臼リーマー 47mm シェルトライアル 48mm G7アセタブラーシェル シェルゲージハンドル

(11)

8 9 7 ストライクプレート スレデッドシャフト ストレートモジュラーインサーターハンドル ボールヘックスドライバー シェルトライアルにはストレートのモノブロックインサー ターハンドル、またはストレートおよびカーブのモジュ ラーインサーターハンドルを使用することも可能です。 シェルトライアルを外方開角

40

度、前方開角

20

度にな るよう寛骨臼に設置します。 ストレートモジュラーインサーターハンドルを使用する場 合には、適切なスレデッドシャフトをインサーターハンド ルのストライクプレートの穴から挿入します(図

7

8

)。 次にストライクプレートの穴にボールヘックスドライバー を挿入し、スレデッドシャフトのネジ切り部がインサー ターハンドル先端より露出するまでドライバーを回転させ ます(図

9

)。 カーブモジュラーインサーターハンドルを使用する場合 には、適切なスレデッドシャフトをインサーターハンドル 先端の穴から挿入します(図

10

)。 次にインサーターハンドル先端の穴にボールヘックスドラ イバーを挿入し、スレデッドシャフトのネジ切り部がイン サーターハンドル先端より露出するまでドライバーを回転 させます。 ストレート

/

カーブモジュラーインサーターハンドル組立

/

分解方法の詳細は、

P37-38

を参照ください。

シェルのトライアルとアライメント

(続き)

(12)

インサーターハンドル先端の四角をシェルトライアル内側 の凹み部の四角に合わせます。次にボールヘックスドライ バーを時計回りに回転させ、シェルトライアルを固定しま す(図

11

12

)。 注:シェルの設置位置を変更するために、インサー ターハンドルをてこの様に動かしたり、ストライク プレート以外の部分を叩くことは、インサーターハ ンドルのスレッドを破損する恐れがあります。 ボールヘックスドライバーをハンドルから取り外します。 シェルトライアルを軽く引き、シェルトライアルがイン サーターハンドルに確実に固定されていることを確認しま す。 寛骨臼横靱帯や坐骨切痕を指標として、シェルの適切な 設置角度を検討します。ポジショニングガイドを参考とし て使用することも可能です。

シェルのトライアルとアライメント

(続き)

11 12 10 スレデッドシャフト カーブモジュラーインサーターハンドル ボールヘックスドライバー ボールヘックスドライバー ストレートモジュラー インサーターハンドル

(13)

ポジショニングガイド

側臥位用および仰臥位用の

G7

ポジショニングガイドは、 寛骨臼コンポーネントを適切に挿入するためにデザイン されています。 ポジショニングガイドをインサーターハンドルに取り付け る前に、バックテーブルにてポジショニングガイドポスト にポジショニングガイドアームを挿入します。 次にインサーターハンドルのグリップとシャフト間の凹部 にポジショニングガイドポストをスライドさせ、インサー ターハンドルに取り付けます。ポジショニングガイドポス トの取り付け後、ポジショニングガイドロッドを締めてイ ンサーターハンドルに固定します(図

13

)。

側臥位用ガイド

側臥位用ポジショニングガイドを用いてシェルを設置す る際には、ポジショニングガイドアームは、手術台に平 行とし、アームの先端は手術側の肩方向に向けます(図

14

)。 右股関節には、ポジショニングガイドアームの

V

字の右 側を使用し、左股関節には、

V

字の左側を使用します(図

13

)。 ポジショニングガイドは外方開角

40

度、前方開角

20

度 の設定となります。

シェルのトライアルとアライメント

(続き)

13 14 ポジショニングガイドロッド ポジショニングガイド ポスト ポジショニングガイドアーム

(14)

仰臥位用ガイド

仰臥位用ポジショニングガイドを用いてシェルを設置す る際には、ポジショニングガイドアームは、手術台に平行 とし、アームの先端は患者の脊柱長軸方向に合わせます (図

15

)。 右股関節には、ポジショニングガイドアームの

V

字の左 側を使用し、左股関節には、

V

字の右側を使用します(図

15

)。 ポジショニングガイドは外方開角

40

度、前方開角

20

度 の設定となります。 注:シェルのポジションを決定する際の主な指標は、 患者の解剖に基づきます。これらの器械は患者の体位 によって大きく左右されるため、二次的確認にのみに 使用します。寛骨臼のポジションについて懸念がある 場合は、術中透視検査または術中

X

線写真で設置位置 を検証します。回旋の無い真の骨盤前後像では、尾骨 の先端が、恥骨結合のライン上か、恥骨結合から

1

2cm

以内に位置します。

シェルのトライアルとアライメント

(続き)

15

(15)

シェルのトライアル(オプション)

シェルトライアルを軽く打ち込み、シェルトライアルの開 窓部からシェルトライアルが完全にシーティングしている か確認します(図

16

)。シェルトライアルのリムからオー バーハングしている軟部組織や骨棘を寛骨臼から取り除 き、適切なシーティングを獲得します。シェルトライアル が不安定な場合、またはシェルトライアルと寛骨臼との 間に隙間がある場合には、最終的な寛骨臼リーマーの径 を大きくすることを検討する必要があるかもしれません。 リーミング径を大きくすることが不可能な場合、追加的な スクリュー固定が必要となるケースもあります。 シェルトライアルからインサーターハンドルを取り外しま す。 シェルトライアルの設置が完了したら、ライナーサイズ コードおよびカラーコードに従い、適切なサイズのライ ナートライアルを選択します。 ライナートライアルをシェルトライアルに徒手的に挿入し ます。

3.5mm

ヘックススクリュードライバーを使用して、 ライナートライアルドーム部のスクリューを、シェルトラ イアルのアピカルホール部に固定します(図

17

)。 注:ライナートライアルのスクリューは締めすぎない よう注意します。

シェルのトライアルとアライメント

(続き)

(シェルトライアルとの併用)

ライナーのトライアル

16 17 3.5mmヘックススクリュードライバー

(16)

19 18 ヘッドトライアル ネックトラニオン 医師の判断に基づき、均等な脚長及び必要なオフセット を得るために適切なネック長及び骨頭径のヘッドトライア ルを選択します。これらは術前テンプレーティングにより 計測されますが、最終的な決定は術中に行われます。ヘッ ドトライアルを大腿骨ステムインプラントまたはブローチ のネックトラニオンに装着し、仮整復を行います(図

18

19

)。 ヘッドトライアルがネックトラニオンに完全に装着されて いるか確認します。

G7

セルフリテイニングヘッドトライ アルをバイオメット

Type 1

テーパーと組み合わせて使用 する場合、ヘッドトライアルが完全に装着されるとクリッ ク感または、クリック音が生じます。股関節の安定性と可 動域を確認し、その他関節機能を回復するために必要な 調整を行います。骨性のインピンジメントや寛骨臼周辺の 骨棘を除去し、可動域と安定性を最大にします。使用し たすべてのトライアルコンポーネントを記録し、すべての トライアルコンポーネントを抜去します。

仮整復と可動域評価

(17)

シェルの挿入には、シェルトライアルの挿入と同様に、ス トレートまたはカーブのインサーターハンドルを使用しま す(図

20

)。 注:シェルのスクリューホールには、スクリューホール プラグが予め装着されています。スクリューによる固 定が必要な場合には、シェル挿入前に、

3.5mm

ヘック ススクリュードライバーを用いて、スクリューホールプ ラグを取り外しておきます。 スクリューホールプラグは、シェル挿入後にも取り外 すことが可能です。 ストレートもしくはカーブモジュラーインサーターハンド ルを使用する場合、適切なスレデッドシャフトをストレー ト―インサーターハンドルではストライクプレートの穴 (図

21

)に、カーブインサーターハンドルではハンドル先 端の穴(図

22

)に挿入します。カーブインサーターハン ドルでは、時計回りに回転させてネジを進めます。

G7

ストレートモノブロックインサーターハンドルを使用 する場合、組み立て時にはネジを時計回り、分解時には 逆時計回りに回転させます。インパクション前には、

G7

モノブロックインサーターハンドルが完全に装着されてい ることを確認します。 ストレート

/

カーブモジュラーインサーターハンドル組立

/

分解方法の詳細は、

P37-38

を参照ください。

アセタブラーシェルの挿入

20 22 21 ストレートモジュラーインサーターハンドル カーブモジュラーインサーターハンドル

(18)

ストレートモジュラーインサーターハンドルを使用する場 合には、ストライクプレートの穴からボールヘックスドラ イバーを挿入します。カーブのモジュラーインサーターハ ンドルを使用する場合には、インサーターハンドル先端の 穴からボールヘックスドライバーを挿入します。スレデッ ドシャフトのネジ切り部がインサーターハンドル先端より 露出するまでドライバーを回転させます。

G7

アセタブラー シェル内側の四角の凹み部に、インサーターハンドル先端 の四角を合わせ(図

23

)、ボールヘックスドライバーを時 計回りに回転させ、シェルを固定します(図

24

)。 注:モジュラーインサーターハンドルにインパクショ ンを行う際にネジが緩んだ場合、ボールヘックスドラ イバーで締め直してから、インパクションを続けてく ださい。 ボールヘックスドライバーをインサーターハンドルから取 り外します。 注:カーブモジュラーインサーターハンドルを使用す る場合には、ハンドルのカーブをスクリューホールと 同一線上に位置させます。シェルを軽く引き、シェル がインサーターハンドルに確実に固定されていること を確認します。

アセタブラーシェルの挿入(続き)

23 24

(19)

25 26 クイックコネクトボルト フェイスプレートインパクター フェイスプレートインパクターを使用する場合にも、スト レートまたはカーブのインサーターハンドルを使用するこ とが可能です。インプラントのライナーサイズコードおよ びカラーコードに適合したサイズのフェイスプレートイン パクターを使用します。フェイスプレートインパクターの

INSERT

の刻印がある面に、インサーターハンドルをね じ込み固定します(図

25

)。 フェイスプレートインパクターはシェルフェイス部のいず れかの回旋防止スカラップに適合させます。オプション のクイックコネクトボルト併用の有無に関わらず、フェイ スプレートインパクターを使用することが可能です(図

26

)。フェイスプレートインパクターにねじ込み固定した クイックコネクトボルトを、シェルのアピカルホールに挿 入することで、フェイスプレートインパクターがシェルを 把持します。シェルの設置完了後、シェルからフェイスプ レートインパクターを軽く引き戻し、フェイスプレートイ ンパクターを取り外します。

アセタブラーシェルの挿入(続き)

(20)

アセタブラーシェルの挿入(続き)

27

ポジショニングガイド

G7

アセタブラーシステムの側臥位および仰臥位用ポジ ショニングガイドは、寛骨臼コンポーネントを適切に挿入 する際の補助器具としてデザインされています。ポジショ ニングガイドを参考にして、シェルの正確な設置位置と アラインメントを検討します(ポジショニングガイドの使 用方法は

12

ページを参照してください)。さらに、前方 開角の目安として、寛骨臼横靭帯を参考にすることも可能 です。シェルの設置位置は、摩耗の最小化、インピンジ メントおよび脱臼、有害事象の可能性を低減するために 非常に重要となります。 ハンマーでインサーターハンドルのストライクプレートを 叩き、シェルを寛骨臼に進めていきます。シェルを固定す る際、スクリューホールがスクリュー設置に最適な位置、 通常、寛骨臼の後上方となるよう注意します(図

27

)。 シェルの安定性を確認するために、インサーターハンド ルを軽く動かします。シェルが完全にシーティングしたら、 ボールヘックスドライバーを再挿入して反時計回りに回 転させ、シェルからインサーターハンドルを取り外します。 フェイスプレートインパクターを使用した場合には、シェ ルからフェイスプレートインパクターを軽く引き戻し、取 り外します。 シェルのアピカルホールを通じてシェルが寛骨臼底に完 全にシーティングしていることを確認します。もしシー ティングが不十分な場合、インサーターハンドルをシェル に再装着し、シェルが完全にシーティングするまで、更 なる打ち込みが必要となる場合があります。シェルのシー ティングが不完全な場合、固定が不十分となる恐れがあ ります。シェルの完全なシーティングのために必要となる 力は、寛骨臼の骨質やアンダーリーミング量等、複合的 な要素に影響されます。 注:シェルの設置位置を変更するために、インサーター ハンドルをてこの様に動かしたり、ストライクプレート 以外の部分を叩くことは、インサーターハンドルのス レッドを破損する恐れがあります。

(21)

29 28 30 リミテッドホール 使用時 通り穴 スレッドエクストラクター マルチホール 使用時

アセタブラーシェルの挿入(続き)

スクリュー固定

注:スクリューを使用する前にスクリューホールの位 置を十分に考慮する必要があります。 注:万が一打ち込みの際にインサーターハンドルのネ ジ切り部が破損してシェルのアピカルホールに残存した 場合、スレッドエクストラクターを使用して除去します。 スレッドエクストラクターのテーパー形状の先端をネジ 切り部の小さな通り穴に嵌合させて、破損したネジ切り 部をシェルのアピカルホールから除去することができま す(図

28

)。 寛骨臼の骨量が十分な初回症例で、シェルが確実にシー ティングした場合、一般的にはスクリューによる固定は必 要ありません。しかし、プレスフィットによる固定性に問 題がある場合、シェルと寛骨臼間で動きがある場合、骨 質があまり良好ではない場合等では、追加的なスクリュー 固定が推奨されます。 スクリューの設置位置は神経血管構造を損傷しないよう に慎重に選択する必要があります。最適な設置位置は通 常寛骨臼の後上方です(図

29

)。スクリュー固定は、シェ ルの内側を損傷したり、傷付けたりしないよう慎重に行い ます。 正確なスクリュー設置のために、

G7

アセタブラーシステ ム専用の金色のスクリュードリルガイドを必ず使用します (図

30

)。シェル辺縁にスクリューを設置する場合、シェ ルの設置角度の変化を防ぐため、シェルのドーム付近の スクリューを先に設置することを考慮します。 注:神経血管構造を不注意に損傷することがあるため、 「安全区域」外へのスクリュー設置は医師の判断によっ て行います。寛骨臼の前内側方向へスクリューを設置 する必要がある場合には、十分に注意します。

(22)

スクリュー固定(続き)

G7

システム専用の金色のスクリュードリルガイドを使用 して、必要なスクリューホールにパイロットホールを作 成します。ドリル先を骨に接触させる前に、ドリルガイド をシェルのスクリューホールに完全にシーティングさせ、 ロックさせることで、スクリューの挿入方向が適切になり ます(図

31

)。

G7

アセタブラーシェルのスクリューホー ルは、約

15

度の範囲でのスクリューの挿入を許容します。 この範囲外でのスクリューの挿入は、ライナー挿入の妨げ となるスクリュー設置不良やスクリューヘッドの隆起の原 因となります。後上方へのドリリングの際には、指を坐骨 切痕の後方に置き、挿入するスクリューが深く貫通するこ とがないよう確認します。 注:ドリリング中にドリルビットに無理な力を加える と、ドリルビットが折損する可能性があります。 注:適切なライナー設置のために、すべてのスクリュー ヘッドがシェル内側表面より突出していないことを確 認します。 注:

G7

アセタブラーシェルには専用の金色のスク リューおよび金色のスクリュードリルガイドのみ使 用可能です。 ドリルビットの長さは、医師の判断と予測されるスク リューの長さによって選択されます。パイロットホールの 作成後、スクリューを適切に挿入するためには、スクリュー 挿入前にスクリューホールからすべての骨屑を除去して おくことが重要です。デプスゲージでパイロットホールの 深さを計測した後(図

32

)、計測した長さの

6.5mm

の金 色のスクリューを選択し、

3.5mm

ヘックススクリュード ライバーとスクリューフォーセップを使用して、挿入しま す(図

33

)。必要に応じてスクリューを追加していきます。 31 32 33 デプスゲージ フレキシブル ドリルビット スクリュードリルガイド(金色) スクリュー フォーセップ 3.5mmヘックススクリュー ドライバー スクリュードライバー スリーブ

(23)

シェルを清潔で乾燥した状態とし、周辺の軟部組織を除去 します。もう一度仮整復が必要な場合、シェルフェイス部 のカラーコードと一致し、前の仮整復で使用したライナー トライアルを選択します。ライナートライアルをシェルに 徒手的に挿入します。

3.5mm

ヘックススクリュードライ バーを使用して、ライナートライアルドーム部のスクリュー を、シェルのアピカルホール部に固定します(図

34

)。 注:ライナートライアルのスクリューは締めすぎない よう注意します。 注:挿入を容易にするために、ライナートライアルの ドーム部のスクリューが最終インプラントのアピカル ホールに一致していることを確認します。 ヘッドトライアルを大腿骨ステムに装着し、仮整復を行い ます(図

35

)。適切なライナーの選択が完了したら、すべ てのトライアルコンポーネントを抜去します。 注:

G7

のヘッドトライアルにヘッドが完全に装着され た際はクリック感もしくは、クリック音が生じ、仮固定 されます。 ハイウォールライナーを使用する場合、最終的にインプ ラントを設置する際の目安とするため、または、必要に応 じてライナーの回旋を調整し、インピンジメントの回避と 最適な安定性を獲得するために、ライナートライアルの ウォールの設置方向を記録します。

Freedom

コンストレインライナーのトライアル

ヘッド径とネック長を確認し、それに適したヘッドトライ アルを選択します。ヘッドトライアルをステムもしくはブ ローチに取り付けます。ヘッドトライアルがトラニオンに 完全に装着されていることを確認し、仮整復を行います。 関節安定性と可動域を確認し、関節機能の回復に必要な 調節を行います。骨性のインピンジメントや寛骨臼周辺 の骨棘を除去し、可動域と安定性を最大にします。使用 したすべてのトライアルについての記録を行い、トライア ルをすべて取り外します。 注:

G7 Freedom

のヘッドトライアルは、

G7 Freedom

ライナーとの組み合わせのみで互換性があります。

最終インプラントでの

ライナートライアル(オプション)

34 35 3.5mmヘックススクリュー ドライバー

(24)

シェルに同梱されているアピカルホールプラグを設置し て、シェルのアピカルホールを塞ぐことも可能です。

3.5mm

ヘックススクリュードライバーにプラグを装着します。シェ ル頂部のアピカルホールにプラグを合わせ、スクリュード ライバーを時計回りに回転させて、プラグを固定します(図

36

)。スクリュードライバー先端に血液を少し付着させるこ とで、スクリュードライバーでプラグを把持しやすくなり ます。 注:

G7

リミテッドホールシェルにのみ、アピカルホー ルプラグが同梱されています。 注:セラミックライナー選択時にアピカルプラグは使 用できません。

アピカルホールプラグの挿入

(オプション)

36 3.5mmヘックススクリュー ドライバー

(25)

37

G7 E1

ライナー

&

フェモラルヘッド適合一覧 シェル ヘッドサイズ 28 32 36 40 44 - A A - 28 46 - B B - 28 B - 32 48 - C C - 28 C - 32 50 - D D - 28 D - 32 D - 36 52 - E E - 28 E - 32 E - 36 54 - F F - 28 F - 32 F - 36 F - 40 56 - F 58 - G G - 28 G - 32 G - 36 G - 40 60 - G 62 - H H - 32 H - 36 H - 40 64 - H ニュートラルライナー:安定した股関節において最大の可動 域を提供 ハイウォールライナー: 150度の範囲のウォールデザインが、 追加的な安定性を提供

(26)

ポリエチレンライナーの挿入

ポリエチレンライナーのインプラントを挿入します。ライ ナーのパッケージに表示されているカラーコードと、シェ ルフェイス部のカラーコードが一致していなければなりま せん。シェルの内側が乾燥した状態で、骨片やオーバー ハングしている軟部組織が除去されていることを確認し ます。徒手的にライナーをシェルに挿入し、ライナーの回 旋防止スカラップをシェルの凹部に正しく合わせます。ラ イナーのドーム部に指で軽く圧力を加え、スカラップを噛 みわせてライナーを仮設置します。 適切なサイズの

G7

ボールインパクターを使用し、ハンド ルをシェルのフェイス面に対して垂直にして先端をライ ナーのドーム部にあわせます(図

38

39

)。 ハンマーでインパクターを叩き、インパクションを開始し ます。ライナーが完全に設置されるまでハンドルはシェル のフェイス面に対して垂直に維持します。 注:ライナーが傾いて設置された場合、ライナーの辺 縁を打ち込まずに徒手で取り出して挿入し直すことを 推奨します。挿入し直した後、ライナーのドーム部に インパクターの先端を当ててハンマーで再度数回打ち 込みます。 注:シェルにライナーを完全に設置するために必要な インパクションの力はライナーのサイズ、タイプ、ポ リエチレンの厚みによって異なります。完全にライナー を設置するためには、シェルのインパクションと同等 の力が必要になることもあります。 シェルのフェイス部周辺を指でなぞり、ライナーが正しく 設置されていることを確認します。正しく設置されると、 ライナーは、シェルのフェイス部と同一平面上、または、 若干下に位置します(図

40

)。 注:ライナー辺縁へ過度の力が加わり、ポリエチレン の変形やライナーの完全な設置の妨げとならないよう に、ライナーインパクターは若干小さくデザインされ ています。

ポリエチレンライナーの挿入と抜去

40 39 38 ポリエチレンライナーの 不完全な設置 ポリエチレンライナーの 正しい設置 G7専用ライナーインパクター インサーターハンドル 90°

(27)

Freedom

コンストレインライナーの挿入

ライナーフェイス面の黒いプラグ(図

41

)を

Freedom

プ ラグリムーバーツールで取り外し、廃棄します。ライナー をシェル内の正しい位置に挿入し、対応するサイズの

G7

Freedom

ボールインパクターの先端をライナードーム部に 合わせます。ハンマーでインパクターを叩き、ライナー設 置を確実に行います。正しい設置が行われた場合、コンス トレインリングとシェルフェイス面にわずかな隙間が生じ ます(図

42

)。挿入後、徒手でライナーを引っ張り、正し くライナー設置が行われたことを確認します。 注:

36

㎜サイズ

D

G7 Freedom

ライナーリングの直 径は、

50mm

サイズ

D

G7

シェルよりもわずかに大 きくなっています。この組み合わせで使用する場合は注 意を要します。

ポリエチレンライナーの挿入と抜去

(続き)

Freedomプラグの取り外し(断面図) 41 Freedom コンストレインライナーの正しい設置 42

(28)

ポリエチレンライナーの抜去

ポリエチレンライナーの抜去が必要となった場合には、ポ リエチレンライナーリムーバルツールを使用します。ライ ナーを抜去するには、ライナーリムーバルツール先端を シェルとライナーの隙間(シェルの凹部とライナーの回旋 防止スカラップ以外の隙間)に挿入します。ハンマーでス トライクプレートを数回叩き、シェルとライナーを分離さ せます(図

43

)。 ライナーリムーバルツールのシャフトをてこの様に動かし ます。 ポリエチレンライナーのロッキング機構を解除するには、 シェルフェイス部周辺の数か所で同様の作業を繰り返す必 要があるかもしれません。ロッキング機構が解除されたら ライナーをレバーアウト(てこ出し)して、シェルから取り 出します。 注:ライナー抜去の際に、金属製のライナーリムーバル ツールの先端が、シェルテーパー部を傷付けることがな いよう注意します。 注:ポリエチレンライナーリム―バルツールは固定性の 良いシェルもしくはスクリュー固定されたシェルのみで 使います。

リムーバルスクリューを用いた

ニュートラルライナーの抜去

ニュートラルライナーを抜去する場合にのみ、フェイスプ レートインパクターをドリルガイドとして使用することが 可能です。 使用しているシェルサイズのライナーサイズコードおよび カラーコードに適合するフェイスプレートインパクターを 選択します。フェイスプレートインパクターの

EXTRACT

の刻印がある面にインサーターハンドルをねじ込み固定し ます。フェイスプレートインパクターの

3

つのタブをシェ ルフェイス部の切り掻き部に合わせます。

ポリエチレンライナーの挿入と抜去

(続き)

43 ポリエチレンライナー リムーバルツール

(29)

44 45 46 リムーバードリル ハイウォールライナー フェイスプレートインパクターの穴にリムーバードリルを 挿入し、ドリルのステップ部がフェイスプレートインパク ターに接触するまでドリリングを行い、パイロットホール を作成します(図

44

)。 フェイスプレートインパクターをシェルから取り外した 後、リムーバルスクリューをパイロットホールに挿入し、 シェルのドーム部に到達するまで進め、ライナーを抜去し ます(図

45

)。 注:リムーバルスクリューとリムーバードリルは滅菌 済み単回使用器械です。 注:リムーバルスクリューがシェルのスクリューホー ルに入ってしまった場合には、リムーバルスクリュー を抜去後、新しいリムーバードリルとリムーバルスク リューを使用して、別の位置で同様の操作を繰り返し ます。

リムーバルスクリューを用いた

ハイウォールライナーの抜去

リムーバードリルを、シェルに対して約

15

度の角度でシェ ルの凹部とライナーの接触面に挿入し、リムーバルスク リューのためのパイロットホールを作成します。 ドリルがライナー摺動面を切り開いてしまった場合には、 ドリルの角度をやや浅めにして、別の位置にドリリングし ます。 ドリルのステップ部がライナーの辺縁に接触するか、ド リルの先端がシェルのドーム部に到達するまでドリリング を行い、パイロットホールを作成します。リムーバルスク リューをパイロットホールに挿入し、シェルのドーム部に 到達するまで進め、ライナーを抜去します(図

46

)。 注:リムーバルスクリューとリムーバードリルは滅菌 済み単回使用器械です。 注:リムーバルスクリューがシェルのスクリューホー ルに入ってしまった場合には、リムーバルスクリュー を抜去後、新しいリムーバードリルとリムーバルスク リューを使用して、別の位置で同様の操作を繰り返し ます。

ポリエチレンライナーの挿入と抜去

(続き)

(30)

47 48 49

Freedom

コンストレインライナーの抜去

リムーバードリルをライナーとコンストレインリングの間 に差し込みます。リムーバードリルは、シェルに対して約

15

度の角度にし、リムーバルスクリューのパイロットホー ルを作成します(図

47

)。 ドリルはポリエチレンにのみ刺入しますが、コンストレイ ンリングの近くに寄せた状態で行います。 ポリエチレン内径にドリルが突き抜けた場合、シェルに対 する角度をやや小さくして別の位置に新たなパイロット ホールを作成します。 ドリルのステップ部がライナー辺縁に接するまでドリリン グを行います。リムーバルスクリューをパイロットホール に挿入し、シェルのドーム部に達するまで進め、ライナー を抜去します(図

48

及び図

49

)。

ポリエチレンライナーの挿入と抜去

(続き)

15°

(31)

50 シェル ヘッドサイズ 28 32 36 40 46 - B B - 28 48 - C C - 32 50 - D D - 32 52 - E E - 32 E - 36 54 - F F - 32 F - 36 56 - F 58 - G G - 32 G - 36 G - 40 60 - G 62 - H H - 32 H - 36 H - 40 64 - H サクションカップ シェルゲージハンドル 上方 中心 下方

セラミックライナーの挿入

セラミックライナーのインプラントを挿入します。寛骨臼 シェルの内側と全てのテーパー部が乾燥した状態で骨屑等 が無いことを確認します。 ストレートモジュラーインサーターハンドルまたはシェル ゲージハンドルにサクションカップをねじ込み装着します。 シェルゲージハンドルを使用する場合には、サクションカッ プをライナーの中心より下方に位置させ、吸着・把持する ことで、シェルにライナーを誘導する際の操作性が向上し、 正しい設置を可能とします(図

50

)。 セラミックライナーをサクションカップで把持したら、サ クションカップでライナーを誘導し、シェルのテーパー部 に少しずつライナーを適合させます。ライナーがテーパー 部に適合したら、ハンドルを押してライナーを完全にシー ティングさせます。次にサクションカップを時計回りに回 転させ、ライナーからサクションカップを取り外します。 ライナー頂部中心にあるアピカルボタンは、正しいアライ メントでのライナーの挿入の補助的な役割を果たします。 シェルのフェイス部周辺を指でなぞり、ライナーが正しく シェルに設置されているか確認します。ライナーのインパ クションを行う前に、ライナーの辺縁がシェルのフェイス 部と同一平面上、または、若干上に位置し、フラットな状 態となっている必要があります。ライナーが斜めに設置さ れている場合には、ライナーをシェルから取り外し、再度 正しく設置し直します。

セラミックライナーの挿入と抜去

(32)

ハードベアリングインサーターツールを用いた

セラミックライナーの挿入

ストレートのハードベアリングインサーターツールを使用 する場合には、まず、使用しているシェルサイズのライナー サイズコードおよびカラーコードに適合するフェイスプ レートインパクターを選択し、フェイスプレートインパク ターの

EXTRACT

の刻印がある面にインサーターボディを ねじ込み固定します。次にインサーターシャフトをインサー ターボディに挿入し、ねじ込みます。最後に、インサーター シャフトのストライクプレートを押して、インサーターシャ フトのネジ切りをインサーターボディ先端から完全に露出 させ、サクションカップをねじ込み装着します(図

51

)。

セラミックライナーの挿入と抜去

(続き)

51 サクションカップ ハードベアリングインサーターボディ ストライクプレート フェイスプレートインパクター ハードベアリングインサーターシャフト

(33)

53 52 インサーターシャフトのストライクプレートを押して(図

52

)、サクションカップがフェイスプレートインパクターか ら完全に露出した状態とし、セラミックライナーの頂部(中 心)をサクションカップで把持します。押さえていたスト ライクプレートを解放し、ライナーをフェイスプレートイ ンパクター側に引き寄せます。フェイスプレートインパク ターの

3

つのタブをシェルフェイス部の切り掻き部に合わ せて挿入します。インサーターシャフトのストライクプレー トを押し、シェルとライナーのテーパー部を確実に適合さ せます(図

53

)。 注:ハードベアリングインサーターツールを叩かないで ください。 ライナーからハードベアリングインサーターツールを取り 外すには、インサーターシャフトを時計回り方向に捻りま す。

36mm

内径以上のライナーからサクションカップを 取り外す場合には、ライナー辺縁を押さえながらインサー ターシャフトを引き上げる必要があるかもしれません。

セラミックライナーの挿入と抜去

(続き)

(34)

セラミックライナーの完全な設置のために、適切なサイズ のライナーインパクターを使用して数回ライナー摺動面の 打ち込みを行います(図

54

)。金属製のハンマーをセラミッ クライナーの打ち込みに使用しないでください。シェルの フェイス部周辺を指でなぞり、ライナーが正しく設置され ていることを確認します(図

55

)。ライナーが正しく設置 されると、ライナーはシェルのフェイス部と同一平面上、 または、若干上に位置します(図

56

)。 重要:セラミックライナー外側のテーパー部表面および シェル内側のテーパー部表面に傷が付かないよう注 意します。もし何らかの理由によりライナーを抜去 した後、新たなセラミックライナーを挿入する場合 には、新しいシェルを使用する必要があります。

セラミックライナーの挿入と抜去

(続き)

ライナーインパクター インサーターハンドル 56 セラミックライナーの正しい設置 55 54

(35)

セラミックライナーの抜去

セラミックライナーを抜去する際には、フェイスプレート インパクターを使用することができます。シェルのカラー コードおよびアルファベットコードに適合するフェイスプ レートインパクターを選択します。フェイスプレートイン パクターを裏返して、

EXTRACT

の印字がある面にイン サーターハンドルをねじ込み固定します(図

57

)。フェイ スプレートインパクターの

3

つのタブを、シェルフェイス 部の切り掻き部に合わせます(図

58

)。ハンマーでインサー ターハンドルを数回叩き、振動を与えライナーを緩んだ状 態とします。サクションカップを使用してライナーを把持 し、シェルからライナーを抜去します(図

59

)。 58 59 インサーターハンドル 57

(36)

60 61 ポリエチレンライナーの設置後、大腿骨ステムの挿入と 仮整復を完了し、ライナーに対応するモジュラーヘッドを 選択します。選択したモジュラーヘッドを徒手的にステム に挿入し、ヘッドインパクターを使用して、ハンマーで数 回叩き、モーステーパーを噛み合わせます。 注:ステムへモジュラーヘッドを挿入する前に、すべ てのテーパー部が清潔で乾燥した状態であることを確 認します。 注:

Freedom

コンストレインライナーを使用する際、

Freedom

ヘッドはマーキングが最も近位に位置するよ うステムに装着し(図

61

)、インパクションを行います。 すべてのインプラントの設置が完了したら、最終的な整 復を行います。股関節の安定性と可動域を確認し、股関 節機能回復のために必要な調整を行います(図

60

)。 注:

Freedom

コンストレインライナーで整復を行う場 合、ヘッドのマーキングが最も近位に位置しているこ とを確認します(図

61

)。ヘッドの平らな面をライナー の開口部に合わせて整復します。完全に整復できた場 合は、スナップ音が聞こえます。関節可動域を最大限 にして早期インピンジメントの有無を確認し、確実に 関節安定性が得られるようにします。

モジュラーヘッドの選択と打ち込み

最終整復

(37)

スラップハンマーに装着したエクストラクターツールを、 シェルのアピカルホールにねじ込み固定し、シェルを抜 去します(図

62

)。シェル抜去の際には、可能な限り骨を 温存します。シェル抜去後は、寛骨臼の前後柱や内壁の 完全性を注意深く観察し、評価することが推奨されます。 骨溶解性のシストは取り除き、洗浄します。 注:シェルの打ち込み中に、思い掛けずインサーター ハンドルが破損して、先端のネジ切り部がシェルのア ピカルホール部に残ってしまった場合には、スレッド エクストラクターを使用して破損したネジ切り部を抜 去します。破損したネジ切り部の小さな穴に、スレッ ドエクストラクターの尖った先端部を挿入し、固定し ます(図

63

)。スレッドエクストラクターのグリップ部 を反時計回りに回すことで、破損したネジ切り部を抜 去できます。

シェルの抜去

62 63 スラップハンマー エクストラクターツール

(38)

モジュラー型のインサーターハンドルには、ストレート とカーブの

2

種類があり、簡便な使用方法でありながら、 適切かつ徹底した洗浄にふさわしい分解機能を持ち合わ せています。

組立方法

ステップ

1

:ストレートモジュラーインサーターハンドル と、スレデッドシャフトを準備します(図

64

)。 ステップ

2

:スレデッドシャフトをストレートモジュラー インサーターハンドルのストライクプレートの穴に挿入し ます(図

65

)。 ステップ

3

:ボールヘックスドライバーをストレートモ ジュラーインサーターハンドルの穴に挿入し、時計回り に回転させ、スレデッドシャフトをハンドル先端に進め、 インサーターハンドルからネジ切りを露出させます(図

66

)。

分解方法

洗浄のために分解する場合、

3.5mm

のヘックススクリュー ドライバーをスレデッドシャフト先端に設置し、スク リュードライバーを軽く押しながら時計回りに回転させ、 インサーターハンドルからスレデッドシャフトを取り外し ます(図

67

)。

ストレートモジュラーインサーター

ハンドルの組立

/

分解

66 67 図64 65 3.5mmヘックススクリュー ドライバー ストレートモジュラーインサーターハンドル ボールヘックスドライバー 組立方法 分解方法

(39)

68 69 70 71 3.5mmヘックススクリュー ドライバー スレデッドシャフト ボールヘックスドライバー 組立方法 分解方法

組立方法

ステップ

1

:カーブモジュラーインサーターハンドルと、 スレデッドシャフトを準備します(図

68

)。 ステップ

2

:スレデッドシャフトをカーブモジュラーイン サーターハンドルの先端に挿入します(図

69

)。 ステップ

3

:ボールヘックスドライバーをカーブモジュ ラーインサーターハンドル先端の穴に挿入します。カーブ モジュラーインサーターハンドルは、ボールヘックスドラ イバーがインサーターハンドルのグリップに対し、斜めに 挿入できる様にデザインされています。 ボールヘックスドライバーを時計回りに回転させ、スレ デッドシャフトをハンドル先端に進め、インサーターハン ドルからネジ切りを露出させます(図

70

)。

分解方法

洗浄のために分解する場合、

3.5mm

のヘックススクリュー ドライバーをスレデッドシャフト先端に設置し、スク リュードライバーを軽く押しながら時計回りに回転させ、 インサーターハンドルからスレデッドシャフトを取り外し ます(図

71

)。

カーブモジュラーインサーター

ハンドルの組立

/

分解

(40)

G7 OsseoTi

シェル

製 品 製品名 製品番号 シェルサイズ ライナーサイズ G7 OsseoTi リミテッドホールシェル 3ホール) 110010240 44mm A 110010241 46mm B 110010242 48mm C 110010243 50mm D 110010244 52mm E G7 OsseoTi リミテッドホールシェル (4ホール) 110010245 54mm F 110010246 56mm 110010247 58mm G 110010248 60mm 110010249 62mm H 110010250 64mm G7 OsseoTi マルチホールシェル 110010260 44mm A 110010261 46mm B 110010262 48mm C 110010263 50mm D 110010264 52mm E 110010265 54mm F 110010266 56mm 110010267 58mm G 110010268 60mm 110010269 62mm H 110010270 64mm リミテッドホールシェルには、アピカルホールプラグが同梱されています。また、スクリューホールプラグがあらかじめ装着されています。 マルチホールシェルには、アピカルホールプラグは同梱されておりません。また、スクリューホールプラグは装着されておりません。 ※はオプションサイズとなります。その他のサイズについては弊社営業担当者までお問い合わせください。 販売名:G7 OsseoTi システム 承認番号:22700BZX00162000

G7 PPS Finned BoneMaster

シェル

製 品 製品名 製品番号 シェルサイズ ライナーサイズ G7 PPS Finned BoneMaster リミテッドホールシェル(3ホール) ※110017119 44 mm A 110017120 46 mm B 110017121 48 mm C 110017122 50 mm D 110017123 52 mm E G7 PPS Finned BoneMaster リミテッドホールシェル(4ホール) 110017124 54 mm F 110017125 56 mm F 110017126 58 mm G ※110017127 60 mm G 110017128 62 mm H 110017129 64 mm H アピカルホールプラグはシェルに同梱されています。また、スクリューホールプラグはシェルに装着されています。 ※はオプションサイズとなります。 販売名:G7 システム 承認番号:22500BZX00313000

(41)

G7 6.5mm

チタニウムスクリュー

製 品 製品番号 サイズ 010000996 15mm 010000997 20mm 010000998 25mm 010000999 30mm 010001000 35mm 010001001 40mm 010001002 45mm 010001003 50mm 上記スクリューはG7アセタブラーシェル専用です。Ringlocシェル等、他のシェルシステムには使用できません。 ※はオプションサイズとなります。 販売名:G7 システム 承認番号:22500BZX00313000

G7 PPS BoneMaster

シェル

製 品 製品名 製品番号 シェルサイズ ライナーサイズ G7 PPS BoneMaster リミテッドホールシェル 3ホール) 010000699 44mm A 010000700 46mm B 010000701 48mm C 010000702 50mm D 010000703 52mm E 010000704 54mm F 010000705 56mm 010000706 58mm G 010000707 60mm ※010000708 62mm H 010000709 64mm アピカルホールプラグはシェルに同梱されています。また、スクリューホールプラグはシェルに装着されています。 ※はオプションサイズとなります。 販売名:G7 システム 承認番号:22500BZX00313000

(42)

G7 Biolox delta

セラミックライナー

製 品 シェルサイズ ライナーサイズ 28mm内径 32mm内径 36mm内径 40mm内径 46mm B 110003625 48mm C 110003616 50mm D 110003621 52mm E 110003626 110003634 54mm F 110003619 110003623 56mm 58mm G 110003629 110003628 110003636 60mm 62mm H ※110003632 ※110003631 ※110003617 64mm ※はオプションサイズとなります。その他のサイズについては弊社営業担当者までお問い合わせください。 販売名:バイオメットバイオロックスデルタセラミックライナー 承認番号:22500BZX00256000

G7

オプションインスツルメント(滅菌済み単回使用)

製 品 製品名 カタログ番号 G7 リムーバードリル ポリライナー用 010002746 G7 リムーバルスクリュー ポリライナー用 010002751 G7 サクションカップ 110010571 販売名:Biomet ジェネラル単回使用インスツルメント 認証番号:225ADBZX00129000 サイズ サイズ ニュートラル ハイウォール ニュートラル ハイウォール ニュートラル ハイウォール ニュートラル ハイウォール 44mm A ※010000835 ※010000913 46mm B 010000836 010000914 010000846 010000924 48mm C 010000837 010000915 010000847 010000925 50mm D 010000838 010000916 010000848 010000926 010000856 010000934 52mm E 010000839 010000917 010000849 010000927 010000857 010000935 54mm F 010000840 010000918 010000850 010000928 010000858 010000936 010000864 010000942 56mm 58mm G 010000841 010000919 010000851 010000929 010000859 010000937 010000865 010000943 60mm 62mm H 010000852 010000930 010000860 010000938 010000866 010000944 64mm ※はオプションサイズとなります。その他のサイズについては弊社営業担当者までお問い合わせください。 販売名:G7 システム 承認番号:22500BZX00313000

(43)

メタルライナー

製 品 製品番号 シェルサイズ ライナーサイズ 内径 ※110024459 44mm A 32mm 110024460 46mm B 36mm 110024461 48mm C 38mm 110024462 50mm D 40mm 110024463 52mm E 42mm 110024464 54mm F 44mm 56mm 110024465 58mm G 46mm 60mm ※110024466 62mm H 50mm 64mm

ベアリング

製 品 製品番号 外径 ベアリングサイズ 内径 ※010000990 32mm A 22.2mm 010000991 36mm B EP-200144 38mm C 28mm EP-200146 40mm D EP-200148 42mm E EP-200150 44mm F EP-200152 46mm G ※EP-200156 50mm H ※はオプションサイズとなります。その他のサイズについては弊社営業担当者までお問い合わせください。 販売名:アクティブアーティキュレーション E1 承認番号:22400BZX00437000

Freedom Constrained E1

ライナー

製 品 製品番号 シェルサイズ ライナーサイズ 内径 010000980 46mm B 32mm 010000981 48mm C 010000982 50mm D 36mm 010000983 52mm E 010000984 54mm F 56mm ※010000985 58mm G 60mm 010000986 62mm H 64mm

Freedom Constrained E1ライナーは、専用のFreedomヘッドをお使い ください。 ※はオプションサイズとなります。その他のサイズについては弊社 営業担当者までお問い合わせください。 販売名:G7フリーダムシステム 承認番号:22800BZX00287000

G7 Freedom TYPE1

テーパーヘッド

製 品 製品番号 ヘッド径 ネック長 110025133 32mm -6mm 110025132 -3mm 110025131 STD(0mm) 110025130 +3mm 110025134 +6mm 11-107016 36mm -6mm 11-107017 -3mm 11-107018 STD(0mm) 11-107019 +3mm 11-107020 +6mm 11-107021 +9mm

G7 Freedom 12/14

テーパーヘッド

製 品 製品番号 ヘッド径 ネック長 110025129 32mm -3mm 110025128 STD(0mm) 110025126 +3mm 110025127 +6mm 14-107016 36mm -6mm 14-107017 -3mm 14-107018 STD(0mm) 14-107019 +3mm 14-107020 +6mm 14-107021 +9mm

Freedomヘッドは、全周に帯状平面を持つ特殊形状のため、Freedom Constrained E1ライナー専用となっています。 販売名:G7フリーダムシステム 承認番号:22800BZX00287000

(44)

図 1 図 2シェルトライアルライナートライアルフェイスプレートインパクター G7 アセタブラーシェル 半球形状にデザインされた G7 アセタブラーシステムは、 OsseoTi ポーラス構造、 BoneMaster HA (ハイドロキシ アパタイト)がコーティングされた PPS (ポーラスプラ ズマスプレーコーティング)、またはフィンデザインに よって、固定性と安定性を提供します。摺動面には、 E1  Antioxidant Infused Technology を用いた第 2 世代のハイ リークロスリンク
図 8 図 9図7ストライクプレートスレデッドシャフトストレートモジュラーインサーターハンドル ボールヘックスドライバー シェルトライアルにはストレートのモノブロックインサー ターハンドル、またはストレートおよびカーブのモジュ ラーインサーターハンドルを使用することも可能です。 シェルトライアルを外方開角 40 度、前方開角 20 度にな るよう寛骨臼に設置します。 ストレートモジュラーインサーターハンドルを使用する場 合には、適切なスレデッドシャフトをインサーターハンド ルのストライクプレートの穴から挿入
図 19図18ヘッドトライアルネックトラニオン 医師の判断に基づき、均等な脚長及び必要なオフセット を得るために適切なネック長及び骨頭径のヘッドトライア ルを選択します。これらは術前テンプレーティングにより 計測されますが、最終的な決定は術中に行われます。ヘッ ドトライアルを大腿骨ステムインプラントまたはブローチ のネックトラニオンに装着し、仮整復を行います(図 18 、 19 )。 ヘッドトライアルがネックトラニオンに完全に装着されているか確認します。G7セルフリテイニングヘッドトライアルをバイオメットT
図 25 図 26 クイックコネクトボルトフェイスプレートインパクター フェイスプレートインパクターを使用する場合にも、スト レートまたはカーブのインサーターハンドルを使用するこ とが可能です。インプラントのライナーサイズコードおよ びカラーコードに適合したサイズのフェイスプレートイン パクターを使用します。フェイスプレートインパクターの INSERT の刻印がある面に、インサーターハンドルをね じ込み固定します(図 25 )。 フェイスプレートインパクターはシェルフェイス部のいず れかの回旋防止スカラップ
+7

参照

関連したドキュメント

以上の結果について、キーワード全体の関連 を図に示したのが図8および図9である。図8

【現状と課題】

・底部にベントナイトシート,遮水シート ※1 を敷設し,その上に遮水 シート ※1

[r]

・コミュニティスペース MOKU にて「月曜日 も図書館へ行こう」を実施しているが、とり

・「中学生の職場体験学習」は、市内 2 中学 から 7 名の依頼があり、 図書館の仕事を理 解、体験し働くことの意義を習得して頂い た。

British Library, The National Archives (UK), Science Museum Library (London), Museum of Science and Industry, Victoria and Albert Museum, The National Portrait Gallery,

水平方向の地震応答解析モデルを図 3-5 及び図 3―6 に,鉛直方向の地震応答解析モデル図 3-7