• 検索結果がありません。

ハードベアリングインサーターツールを用いた セラミックライナーの挿入

ドキュメント内 G7手術手技書 (ページ 32-35)

ストレートのハードベアリングインサーターツールを使用 する場合には、まず、使用しているシェルサイズのライナー サイズコードおよびカラーコードに適合するフェイスプ レートインパクターを選択し、フェイスプレートインパク ターの “

EXTRACT

” の刻印がある面にインサーターボディを ねじ込み固定します。次にインサーターシャフトをインサー ターボディに挿入し、ねじ込みます。最後に、インサーター シャフトのストライクプレートを押して、インサーターシャ フトのネジ切りをインサーターボディ先端から完全に露出 させ、サクションカップをねじ込み装着します(図

51

)。

セラミックライナーの挿入と抜去

(続き)

51

サクションカップ

ハードベアリングインサーターボディ

ストライクプレート

フェイスプレートインパクター

ハードベアリングインサーターシャフト

53 52

インサーターシャフトのストライクプレートを押して(図

52

)、サクションカップがフェイスプレートインパクターか ら完全に露出した状態とし、セラミックライナーの頂部(中 心)をサクションカップで把持します。押さえていたスト ライクプレートを解放し、ライナーをフェイスプレートイ ンパクター側に引き寄せます。フェイスプレートインパク ターの

3

つのタブをシェルフェイス部の切り掻き部に合わ せて挿入します。インサーターシャフトのストライクプレー トを押し、シェルとライナーのテーパー部を確実に適合さ せます(図

53

)。

注:ハードベアリングインサーターツールを叩かないで ください。

ライナーからハードベアリングインサーターツールを取り 外すには、インサーターシャフトを時計回り方向に捻りま す。

36mm

内径以上のライナーからサクションカップを 取り外す場合には、ライナー辺縁を押さえながらインサー ターシャフトを引き上げる必要があるかもしれません。

セラミックライナーの挿入と抜去

(続き)

セラミックライナーの完全な設置のために、適切なサイズ のライナーインパクターを使用して数回ライナー摺動面の 打ち込みを行います(図

54

)。金属製のハンマーをセラミッ クライナーの打ち込みに使用しないでください。シェルの フェイス部周辺を指でなぞり、ライナーが正しく設置され ていることを確認します(図

55

)。ライナーが正しく設置 されると、ライナーはシェルのフェイス部と同一平面上、

または、若干上に位置します(図

56

)。

重要:セラミックライナー外側のテーパー部表面および シェル内側のテーパー部表面に傷が付かないよう注 意します。もし何らかの理由によりライナーを抜去 した後、新たなセラミックライナーを挿入する場合 には、新しいシェルを使用する必要があります。

セラミックライナーの挿入と抜去

(続き)

ライナーインパクター

インサーターハンドル

56

セラミックライナーの正しい設置 55

54

ドキュメント内 G7手術手技書 (ページ 32-35)

関連したドキュメント