ＪＤＳＦ（競）通達10-0009 号 平成22 年８月３日 各都道府県連盟各位 ＪＤＳＦブロック各位 ＪＤＳＦ競技本部長 ＪＤＳＦジュニア育成部 溝口 稔
ジュニア・ユースの競技会推進について
ＪＤＳＦジュニア層の人数も年々増加して、お陰様で登録会員数も 981 人（22 年 7 月） に達しました。 今後、より一層のジュニア層の拡大のため各都道府県連盟におかれてましもジュニア・ユ ースの競技会開催を更に推進して頂くことを改めてお願い申し上げます。 つきましては、全国共通の基準でジュニア・ユース競技会を開催していくことが、混乱 なくしかも将来につながるものと考え、別紙のような指針を基にして開催をお願い致しま す。 地域事情により、多少の柔軟性を排除するものではありませんが、是非ともご理解ご協力 をお願い致します。 特に、普及のためのプレジュニア・プレジュブナイル競技の推進をお願い致します。 また、服装規程につきましては、ＪＤＳＦジュブナイル、ジュニア服装規程を遵守して 開催して頂くことが、国際的な基準に則っており、今後のジュニア層の発展に重要と考え ます。 ジュブナイル、ジュニアの服装規程の掲載も致しましたので、関係者、指導者及び保護 者の方々への周知をお願い申し上げます。 添付書類 ： ジュニア・ユース競技会推進についての指針ジュニア・ユースの競技会推進についての指針
≪ ジュニア・ユース競技の種類 ≫
１ 公式競技会 ＩＤＳＦ競技規定に則ったＪＤＳＦ公式競技会 ２ プレジュブナイル・プレジュニア 普及のためのプレジュブナイル・プレジュニア競技 ３ 団体戦、１ 公式競技会
男女のカップルのみ、競技ルールはＪＤＳＦ競技規則による。 年令区分、服装規程はＪＤＳＦ規程に従う。 ジュニアⅠ、Ⅱを合わせてジュニア区分（12 才～15 才）として行うことは可。 ジュブナイルⅠ、Ⅱを合わせてジュブナイル（11 才以下）として行うことは可。 １）年令区分は次の通り ⅰ）ジュブナイルⅠ 9才以下 ⅱ）ジュブナイルⅡ 年内に10才、11才の誕生日を迎えるもの、男女の片方が9才以下可 ⅲ）ジュニア Ⅰ 年内に１2才１3才の誕生日を迎える者。男女の片方が１１才以下可 ⅳ）ジュニア Ⅱ 年内に１4才１5才の誕生日を迎える者。男女の片方が１3才以下可 ⅴ）ユース 年内に１６才１７才１８才の誕生日を迎える者。男女の片方が１５才以下可 参考にＪＤＳＦ主催競技として現在行っている競技は次の通り 全日本選手権 ジュブナイル（Ｓｔ＆Ｌａ） ⇒ 今年より三笠宮杯 １０月 実施の予定 全日本選手権ジュニア（Ｓｔ＆Ｌａ） ⇒ 三笠宮杯全日本選手権大会にて 毎年１０月開催 全日本選手権ジュニア１０ダンス （ＸＸＪ） ⇒グランプリｉｎ静岡 毎年７月開催 ジュニア スタンダード＆ラテン ⇒グランプリｉｎ大阪 毎年４月開催 全日本選手権ユース （Ｓｔ＆Ｌａ） ⇒ グランプリｉｎ静岡 毎年７月開催 全日本選手権ユース１０ダンス （ＸＸＹ） ⇒ ＩＤＳＦオープン ＪＰＢＤＡ主管 本年は６月 アンダー２３ （Ｓｔ＆Ｌａ） ⇒東京オープン 毎年３月開催 ユースオープン（Ｓｔ＆Ｌａ） ⇒ オールジャパンジュニアダンススポーツカップ（ＡＪＪ） 本年は７月 ２）競技区分例 ジュブナイル戦 （略称 ＸＶＳ ＸＶＬ） 種目： S、C、Ｒ、Ｊ ・ Ｗ、Ｔ、Ｖｗ、Ｑ、 から３～４種目選択推奨 服装ジュブナイル規程 ジュニア戦 （略称 ＸＪＳ ＸＪＬ） 種目 Ｓｔ ・ Ｌａ 5種目 （３～４種目も可） 服装 ジュニアⅡ規程２ プレジュブナイル・プレジュニア
ジュニア選手層を厚くするために、競技ルールを緩やかにして普及を目的とした競技体系とし、気軽に ダンス競技に参加して、子どもたちのやる気を高める競技形態 ① 女子同士の参加を認める。 ② カップルを定着しなくても自由にパートナーシップを組める。③ 年齢区分に弾力性を与える。 ④ 服装はＪＤＳＦ競技規程に準じる。 ◎ 競技区分例 小学１～３年の部 （小学３年以下） （略称例 ＦＰⅠＳ ＦＰⅠＬ ） 種目：メレンゲ、サルサ、Ｓ、Ｃ、Ｊ ・ Ｗ、Ｖｗ 、Ｑ から1～２種目を選択推奨 服装：ジュブナイル規程 小学４～６年の部 （略称例 ＦＰⅡＳ ＦＰⅡＬ ） 種目： S、C、Ｒ、Ｊ ・ Ｗ、Ｔ、Ｖｗ、Ｑ、 から１～３種目選択推奨 服装：ジュブナイル規程 中学生の部 （略称例 ＦＰⅢＳ ＦＰⅢＬ ） 種目： S、C、Ｒ、Ｊ ・ Ｗ、Ｔ、Ｖｗ、Ｑ、 からの２～４種目選択推奨 服装：ジュニアⅠ推奨 プレジュブナイル戦 （11才以下） （ 略称 ＦＶＳ ＦＶＬ ） 種目： S、C、Ｊ ・ Ｗ、Ｑ、Ｖｗ から１～３種目選択推奨 服装：ジュブナイル規程 プレジュニア戦 （12才～15才） （略称 ＦＰＳ ＦＰＬ） 種目： S、C、Ｒ、Ｊ ・ Ｗ、Ｔ、Ｖｗ、Ｑ、 から２～４種目選択推奨 服装：ジュニアⅠ規程を推奨 その他創意工夫し、ジュニアが参加しやすい区分を発案し、試みるのも良いです。
３ 団体戦、
全国子どもダンスうんどう大会 ⇒三笠宮杯大会にて 毎年１０月開催 リズム体操 メレンゲ など≪ジュブナイル、ジュニアの服装規程≫
ジュブナイル・ジュニア服装区分細則 １ ジュブナイル 男子 スタンダード・ラテン 白長袖シャツ、黒ズボン、黒ネクタイ又は黒蝶ネクタイ。 袖まくり不可。 注：シャツの裾はズボンの中にしまわなければならない。 ※ カット及び詳細は補則Ⅰを参照 女子 スタンダード・ラテン ① 白ブラウス又はレオタード又はＴシャツ、黒スカート ② 肌色を除く１色のワンピースとパンティ ③ 肌色を除く１色のレオタードと同色のスカート ※ カット及び詳細は補則Ⅱ参照 ２ ジュニアーⅠ 男子 スタンダード 白長袖シャツ、黒のベストとズボン、白又は黒のネクタイ又は蝶ネクタイ。 男子 ラテン 白又は黒長袖シャツ又は上着、黒ズボン 黒ベストの着用は任意。 女子 スタンダード 肌色を除く任意の色の競技ドレス（ツーピースは不可）。 注：安全を考慮し、裾丈は長すぎないこと。 女子 ラテン 肌色を除く任意の色の競技ドレス。 注：胸部及び腰部は不透明の素材で覆われていること。 ビキニ不可 ※ カット及び詳細は補則Ⅲ参照 ３ ジュニアーⅡ ユース、アダルト、シニアに同じ ※ カット及び詳細は補則Ⅲ参照 補則Ⅰ：ジュブナイル男子の服装 シャツ： ・ プレーンな白の長袖シャツに限る。原則既製品。 ・ 光沢素材、織り柄素材不可、綿又はポリエステル混紡が望ましい。 ・ ウイングカラー不可補則Ⅱ：ジュブナイル女子の服装 １ ネックライン、袖、スカート Ａ．ネックライン カットは下図のいずれかに限る。その他は不可 Ｂ．袖 カットは下図のいずれかに限る。その他は不可 C．スカート カットは下図のいずれかに限る。その他は不可 ・プレーンかプリーツ加工したもので、1 重から３重半の円形製品 1 重の円形アンダースカート（ペチコート）に使用可。但し、スカート丈より長いものは不可 ・ フリル、スカートの縁のボーン・ソフトボーン・釣り糸（テングスワイヤー）を入れたものは不可。 ・ スカート丈は膝上１０ｃｍより長く膝のお皿がちょうど隠れる位置より長くないこと。 使用可能なスカート例
２ 装飾品 男・女 男子 女子 区分 ＳＴ ＬＡ ＳＴ ＬＡ ジュブナイル いかなる装飾品も禁止 ジュニアⅠ いかなる装飾品も禁止 光効果のない装飾品は使用可 ジュニアⅡ 制限なし ３ 光効果のある素材 男・女 男子 女子 区分 ＳＴ ＬＡ ＳＴ ＬＡ ジュブナイル ジュニアⅠ 光効果のある基本素材は禁止 光効果のある基本素材は禁止 ジュニアⅡ 制限なし ４ 靴・ソックス・タイツ 男・女 男子 女子 区分 ＳＴ ＬＡ ＳＴ ＬＡ ジュブナイル ヒール：最高２，５ｃｍまで 黒又はミッドナイトブルーの ソックスのみ使用可 ヒール： 極太 最高３，５ｃｍ 任意の色のソックス使用可 タイツ：肌色のみ可、網タイツは不可 ジュニアⅠ ヒール： 最高５ｃｍまで 任意の色のソックス使用可 タイツ：網タイツは不可 ジュニアⅡ 靴：制限なし 黒又はミッドナイトブルーの ソックスのみ使用可 制限なし ５ ヘアスタイル 男・女 男子 女子 区分 ＳＴ ＬＡ ＳＴ ＬＡ ジュブナイル 髪飾り・着色ヘアースプレー禁止 ジュニアⅠ 光物髪飾り・着色ヘアースプレー禁止 （光効果のない髪飾りは使用可） ジュニアⅡ ショートヘアが望ましい。 長髪の場合はポニーテイルにするこ と。 手の込みすぎたヘアースタイルは 好ましくない。 ６ メイクアップ 男・女 男子 女子 区分 ＳＴ ＬＡ ＳＴ ＬＡ ジュブナイル ジュニアⅠ メイクアップ不可 ジュニアⅡ 過度のメイクは好ましくない。 ７ デコレーションジュエリ（ダンス用ドレスの一部としてデザインされた宝石、個人的宝石でない） 男・女 男子 女子 区分 ＳＴ ＬＡ ＳＴ ＬＡ ジュブナイル 禁止 ジュニアⅠ 光効果のあるデコレーションジュエリは禁止 （光効果のないデコレーションジュエリは使用可 ジュニアⅡ 制限なし
補則Ⅲ：服装詳細 男・女 男子 女子 区分 ＳＴ ＬＡ ＳＴ ＬＡ ジュブ ナイル 白長袖シャツ 黒ズボン 黒ネクタイ又は蝶ネクタイ カット及び詳細は補則Ⅰを参照 ① 白ブラウス ②肌色を除く 肌色を除く 又はレオタード １色のワン １色のレオター 又はＴシャツ ピースと ドと同色のスカ 黒スカート パンティ －ト（ﾂｰﾋﾟｰｽ） カット及び詳細は補則Ⅱを参照 ジュニ アⅠ 白長袖シャツ 黒ベスト、黒ズボン 黒又は白ネクタイ 又は蝶ネクタイ 白又は黒長袖 上着又はシャツ 黒ベストは任意 黒ズボン ジュニ アⅡ ①黒又は ②黒又は 紺の 紺の ジャケット 燕尾服 スーツ 任意の色のシャツ 又は上着。 肌色を除く任意の 色のズボン（シース ルー不可） 〈 競技ドレス 〉 ジュニアⅠ 肌色を除く任意の色 ※背面において背中は 覆われていること ※安全性を考慮し、裾丈 は長すぎないこと ジュニアⅡ 任意の色、多色も可。 ジュニアⅠ、Ⅱ共通 ※腰部・胸部は不透明な 素材で覆われているこ と ※肌色パンティ不可 ※ツーピース不可 〈 競技ドレス 〉 ジュニアⅠ 肌色を除く任意の色 ジュニアⅡ 任意の色、多色も可。 ジュニアⅠ、Ⅱ共通 ※腰部・胸部は不透明な 素材で覆われているこ と ※Ｔバック及び肌色パ ンティ不可ビキニ不可 ※踊っている状態でも パンティは、隠れている ことが望ましい。 注 ＳＡ：被覆されなければならない最小範囲（シースルー可） ＩＡ：被覆されなければならない身体部分（シースルー不可） ＰＬ：パンティーライン(パンティの下部ラインの上限、ヒップのふくらみ全体を被覆すること) ＨＬ：ヒップライン(パンティのトップラインの最低限度、腰骨の最上部) ※ 服装規程はジュニアクラブ（サークル）指導者、ジュニア選手の保護者などに徹底をお願いいたします。
