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Model BRevision 2.0 OS Raspbian wheezy NOOBS v1.3.2 HDMIHDMI USB USBUSBUSB LAN 1AUSBmicro USB Web URL Web

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免責事項について

本書に記載されている内容は、執筆時の情報に基づいています。執筆後に更新された情報やソ フトウェアのバージョンアップなどには対応しない場合がありますので、あらかじめご了承く ださい。

内容のお問い合わせについて

● 誤字脱字およびミスプリントのご指摘は、当社Web サイト(http://www.rutles.net/)の 「ご質問 ・ ご意見」をご利用ください。電話・電子メール・FAX 等でのお問い合わせは一切 受け付けておりません。 ● 本書をよく読めばわかることや、内容と関係のないご質問(「○○はどこに書いてあるのか」 「パソコンやソフトが不安定(動かない)なのはなぜか」「ソフトの使い方が分からない」「こ んなテクニックを教えて欲しい」など)にはお答えしませんので、あらかじめご了承くださ い。 ●本書の内容についての文責は(株)ラトルズにあります。本書記載事項について、各ハードウェ アおよびソフトウェア開発元へのお問い合わせはご遠慮ください。 本書に掲載したサービス名、会社名、製品名、ソフト名などは、一般に各メーカーの商標または登録商 標です。 書籍の中での呼称は、通称やそのほかの名称で記述する場合がありますが、ご了承ください。

本書で使用しているシステムについて

本書では特に断りがない限り、以下のようなシステム構成を前提に解説しています。 本体 :Raspberry Pi Model B(Revision 2.0)

OS :Raspbian “wheezy”  2013-09-25版(NOOBS v1.3.2) ディスプレイ :HDMIケーブルで接続(音声もHDMIで出力)

USB : セルフパワー方式のUSBハブに、USBマウス、USBキーボードを接続 ネット環境 :LANケーブルでブロードバンドルーターに接続

電源 :1A出力のUSBアダプタに、micro USB変換ケーブルを使用

本書の最新情報

本書に説明の誤りや誤解を招く表現、重大な誤植があった場合や、本書発行後に各ソフト のバージョンアップが行われ、設定手順等に大幅な相違が生じた場合は、以下のWeb サ イトにてお知らせします。 http://v7.com/raspi2/ URL

(3)

はじめに

手のひらに乗る35ドルの小さなコンピューター、Raspberry Pi。

 ニュースサイトではじめてRaspberry Piの記事を読んだときは衝撃を受けました。たった35ドルの コンピューターなんて本当に実現できるのか!? 記事を読み進めていくと、その疑問は興奮へと変わり ました。Raspberry Piの基板にはUSB、HDMI、ビデオ出力、オーディオ出力、LANのインターフェー ス、そして起動用のSDメモリカードのソケットがあります。これはもうパソコンです。

 これは面白いと、さっそくRS Components社にRaspberry Piを1台注文しました。2012年6月に 注文予約をして、届いたのは11月後半。世界中から注文が殺到していたため5ヶ月も待たされてしまい ました。しかし現在では生産体制が整い、すぐに入手できるようになったようです。

 私は以前、「ぷらっとホーム」の OpenBlockSや、「玄人志向」の玄箱をサーバーにして遊んでいました。 しかしOpenBlockSや玄箱にはLANやUSB端子しかなく、ディスプレイ端子がありません。そのため シリアルポートやLAN経由でアクセスし、Linuxのコマンドを入力して操作していました。一通り使え るようにするまでの設定が複雑なため、ある程度Linuxの知識が無いと使いこなすのは難しい製品です。  一方Raspberry Piは、普通のパソコンとほとんど変わりません。OSの入ったSDカードを挿し、ディ スプレイとキーボード、マウス、電源をつなげばLinuxが起動するのです。OSはDebianをベースにし たRaspbianというOSで、コマンド1つでDebianの豊富なソフトウェアが簡単に利用できます。デス クトップ環境もインストールされていて、マウスを使ったグラフィカルな画面(GUI)で操作することが できます。「35ドルのパソコン」というのは本当でした。  そして何より面白いのは GPIOポートの存在です。GPIOは汎用入出力のことで、電気的なデジタル 信号を入出力するためのものです。つまりここに電子回路を接続すれば、Raspberry Piから電子回路を 制御できるということです。たとえばモーターを動かしたり、センサーの値を読み取ったり、接続した 機器をスマートフォンで動かしたり、逆に接続した機器から情報を発信したりすることができるのです。  本書ではRaspberry Piを「パソコン」として楽しむ方法から、電子回路を接続してRaspberry Piから 制御する「電子工作」までを、わかりやすく解説していきます。この本がRaspberry Piを活用していく ために、みなさんのお役に立てれば幸いです。 2013年 11月 筆者

(4)

Contents

本書で使用しているサンプルプログラムについて ・・・・・・・・・・・・

8

Raspberry Piの入手方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8

Chapter

1

Raspberry Piで遊ぼう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9

1-1 Raspberry Piを知ろう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10

1-2 Raspberry Piの種類と各部の名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12

1-3 必要な機器を準備しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

18

Chapter

2

Raspberry Piを導入しよう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

25

2-1

起動ディスクを作成しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

26

2-2

Raspberry Piの初期設定をしよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

2-3

ログインと終了について知ろう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

42

(5)

5

Chapter

3

Raspbianを使ってみよう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

47

3-1

Raspbianの基本を知ろう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

48

3-2

ネットワークを設定しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

53

3-3

ソフトをインストールしよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

57

3-4

Raspberry Piを日本語化しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

61

3-5

デスクトップ環境を使ってみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

65

3-6

リモートログインでパソコンから操作しよう ・・・・・・・・・・・

78

Chapter

4

マルチメディアを楽しもう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

85

4-1

サウンドを再生しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

86

4-2

動画/ラジオを再生しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

89

4-3

音声合成でRaspberry Piを喋らせよう ・・・・・・・・・・・・・・・・

92

4-4

DLNAサーバーを構築しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

98

4-5

Raspberry PiをAirPlayの出力先にしよう ・・・・・・・・・・・

103

(6)

Chapter

5

周辺機器を活用しよう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

109

5-1

無線LANを利用しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

110

5-2

外付けUSBハードディスクを利用しよう ・・・・・・・・・・・・・

119

5-3

Webカメラを利用しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

124

5-4

Raspberry Pi専用カメラモジュールを接続しよう ・・・・・

138

Chapter

6

電子工作を楽しもう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

151

6-1

GPIOポートの基礎を知っておこう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

152

6-2

ブレッドボードとは? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

154

6-3

WiringPiを活用しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

158

6-4

LEDの点灯を制御してみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

161

6-5

ボタンからの入力を検知しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

169

6-6

PWMでLEDの明るさを変えよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

174

6-7

サーボモーターを制御してみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

181

6-8

1-wireデバイスを接続しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

188

6-9

I

2

Cデバイスを接続しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

192

6-10

キャラクタLCDモジュールを接続しよう ・・・・・・・・・・・・・

198

6-11

RTCモジュールで正確な時刻を刻もう ・・・・・・・・・・・・・・・

204

6-12

リアルtweetボタンを作ってみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・

208

6-13

Raspberry Piを家電の学習リモコンにしよう ・・・・・・・・・

216

6-14

Raspberry Piでデジカメを作ろう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

225

(7)

7

Chapter

7

スマートフォンからGPIOを

制御しよう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

233

7-1

スマートフォンでGPIOを制御しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・

234

7-2

GPIOをWebIOPiで制御しよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

237

7-3

Apache/PHPから制御してみよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・

252

7-4

Raspberry Piでラジコンカーを作ろう ・・・・・・・・・・・・・・・

260

Appendix

付録

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

271

1

NOOBSを使わずにRospbianを

インストールする方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

272

2

HDMIの解像度を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

280

3

VNCでパソコンからリモートアクセス ・・・・・・・・・・・・・・・

281

4

SDメモリカードをバックアップする ・・・・・・・・・・・・・・・・・

283

5

容量の大きい SDメモリカードに移行する ・・・・・・・・・・・・

285

6

Raspberry Piで 使用したSDメモリカードを

初期化する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

286

7

起動したまま別の SDメモリカードをマウントする ・・・・

287

8

GPUのメモリ割り当てを変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

288

9

システムの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

289

10

alias設定でコマンド入力を省力化する ・・・・・・・・・・・・・・・

290

索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

292

(8)

sample 1-led.c 2-button.c 3-pwmled.c 4-softpwm.c c chapter6 chapter4 rover.html servo.html style.css webiopi_proxy.js button.html jquery.js led.html pwm.html webopi 5-servo-1.sh 5-servo-2.sh 6-lcd-1.sh 6-lcd-2.php 7-mcp23017.php 8-tweetbutton.sh digicam.sh lib_i2cutil.php script style.css webiopi_proxy.js webiopi_proxy.php i2c-lcd.php i2c-temp.php jquery.js lib_i2cutil.php apache chapter7 jtalk.sh

本書で使用しているサンプルプログラムについて

本書の Chapter6 ∼ 7 では、電子回路をコンピュータープログラムで制御する方法を解 説しています。解説に使用しているサンプルプログラムは、以下の URL からダウンロー ドすることができます。sample.zip をダウンロードして解凍すると、各章ごとにサンプ ルプログラムが入っています。サンプルプログラムを使用する際は、SFTP クライアント ソフトなどを使用して(P.81 参照)、パソコンから Raspberry Pi に転送してください。 ● サンプルプログラムのダウンロードURL http://v7.com/raspi2/ ● サンプルプログラム構成 URL

Raspberry Pi の入手方法

Raspberry Pi は複数のメーカーに製造を委託され、各メーカーが販売しています。日本 国内では、RS コンポーネンツ(株)の Web ページで購入できます。下記 Web ページにア クセスして、<通常のRSとのお取引の場合はこちら>をクリックすれば、日本語で書か れた説明に従って注文することができます。Raspberry Pi には Model B と Model A の 2 機種があり、2013 年 11 月現在、Model B が 3,300 円(税別)、Model A が 2,630 円 で販売されています(送料別)。 ●RS Components(英語) http://raspberrypi.rsdelivers.com/ ●RSコンポーネンツ(日本語) http://jp.rs-online.com/web/generalDisplay.html?id=raspberrypi URL URL

(9)

Raspberry Pi

遊ぼう

Raspberry Pi

を知ろう

Raspberry Pi

の種類と各部の名称

必要な機器を準備しよう

Section 1

Section 2

Section 3

1

Chapter

(10)

Raspberry Pi で 遊 ぼ う

1

Section

Chapter

1

名刺サイズの超小型コンピューター Raspberry Pi(ラズベリー・パイ)は、 子供や学生にコンピューター技術を学ぶ機会を与えるとともに、シングル ボードコンピューター界に革命をもたらしました。

Raspberry Pi

知ろう

Raspberry Pi

の魅力を知ろう!

A Computer for Children.

”∼子供のためのコンピューター∼

Raspberry Piは英ケンブリッジ大学の教授らが設立した慈善団体、ラズベリーパイ財団 (http://www.raspberrypi.org/)が開発した、名刺サイズのコンピューターです。このコン ピューターを使うことで、子供や学生にコンピューター技術を学んでもらい、プログラミングの 知識や技能を身に付けてもらうことを目的としています。若年層や発展途上国でも容易に入手が できるよう、35ドル(約3,500円)という安価な価格で販売されています。 Raspberry Pi ModelB

(11)

11 1-1 Raspberry Piを知ろう Raspber ry Pi Raspbian 使 GPIO Raspber ry Pi すぐにプログラミングが始められる 元々教育目的で開発されたRaspberry Piは、Python(パイソン)というプログラミング 言語を使用して、すぐにプログラミングを始められるようになっているのが特長です(OS・ Raspbian “wheezy”を利用した場合)。またプログラミングが分からない子供向けには、 Scratch(スクラッチ)という、パズルを組み合わせていくような感覚でプログラミングができ る環境も用意されています。このように、初心者がプログラミングを身につけるのに適した環 境であることから、Googleがイギリスの小学生に1万5000台、日本の小中校生に5000台の Raspberry Pi を寄贈するなど、教育用としての活用が進んでいます。 完成度が高いので、いろんな楽しみ方ができる! 一方でRaspberry Piは非常に完成度が高く、カスタマイズも容易なため、コンピューターを 趣味として楽しんでいる層からも注目されることになりました。おそらく本書を手に取ったみな さんの多くはこちらのほうではないかと思います。海外ではRaspberry Piにモーターやタイヤを 取り付けてラジコンにしてしまったり、音声認識を導入して声で操作できるR2-D2(映画スター ウォーズに出てくるロボット)を作ってしまった人までいます。このようなことができるのは、 ソフトウェアとハードウェアの完成度が非常に高いRaspberry Piだからこそです。 ソフトウェアが得意な人はRaspberry Piをネットワークのサーバーにしたり、自分でプロ グラミングをしたりする人もいます。Raspberry Piがメインにしているプログラミング言語は

Pythonですが、もちろんC言語やPHP、Ruby、Perlといった他のプログラミング言語も使用可 能です。またDebianの豊富なソフト(パッケージ)も使用できますから、さまざまなソフトを インストールして、自分だけのオリジナルマシンにするのもよいでしょう。 ハードウェアが得意な人はRaspberry Piに電子部品を接続して、電子工作を楽しむこともで きます。Raspberry PiにはGPIOという汎用入出力端子があり、プログラムから簡単にデジタル 信号を制御することができます。またプログラムを作成しなくても、Linuxのコマンドを入力する だけでもある程度は制御できますから、電子工作は好きだけどプログラミングは苦手、という人 でも大丈夫です。本書ではLinuxのコマンドで制御する方法からプログラムで制御する方法まで、 それぞれの方法を解説していきます。

(12)

Raspberry Pi で 遊 ぼ う

1

Section

Chapter

Raspberry Pi

のハードウェア

Raspberry Piの基盤上には、CPUやメモリといった各種パーツがはじめから搭載されていま す(このような状態を「オンボード」といいます)。DOS/Vパソコンのように交換したり増設し たりすることはできませんが、Windows 98が出たころ(1998年)のパソコン程度の性能を持っ ています。Raspberry PiのCPUには、ARM(アーム)プロセッサが採用されています。ARMは、 小型家電などのいわゆる「組み込み機器」や、スマートフォンなどのモバイル機器などによく使 用される、低消費電力が特長のCPUです。そのためRaspberry Piの消費電力は3.5Wと、通常 のパソコンの数十分の一という非常に小さな電力で動かすことができます。

Raspberry Pi

のスペック

Model A Model B

CPU 700 MHz / ARM1176JZF-S コア (ARM11 ファミリ) GPU Broadcom VideoCore IV

SoC Broadcom BCM2835(CPU、GPU、DSP、SDRAM内蔵)

メモリ 256MB 512MB※

USBポート USB 2.0 x1 USB 2.0 x2 HDMI HDMI version 1.3、1.4 (オーディオ出力も可) コンポジット出力 RCAピンジャック(NTSC、PAL)

オーディオ出力 3.5mmジャック

ネットワーク なし 10/100 Mbps Ethernet

低レベル周辺機器 GPIO x8、UART、I2C、SPI

電源 5V 500mA micro USB 5V 700mA micro USB

消費電力 2.5W 3.5W サイズ 86mm x 54mm ※ Revision2.0 名刺サイズでありながら、スマートフォン並の処理能力を持っています。 700MHz の CPU と 256 / 512MB のオンボードメモリ、数 GB ∼数十 GB のストレージが使用可能な超小型パソコンです。

2

Raspberry Pi

の種類

と各部の名称

(13)

13 1-2 Raspberry Piの種類と各部の名称 Raspber ry Pi Raspbian 使 GPIO Raspber ry Pi

またRaspberry Piのチップには、BroadcomのBCM2835というSoC(System on Chip) が採用されています。1つのSoCの中にCPUやメモリ、グラフィック処理を行うGPUなどが収 められています。Model B(下の解説参照)ではLANポートとUSBも1つのチップに統合され ており、少ない部品で製造できるように設計されています。

SD

カードから起動する さらにユニークなのは、Raspberry Piはパソコンのようにハードディスクを使用せず、OSを SDメモリカードから起動するようになっている点です。Raspberry PiのOSの容量は1∼2GB 程度なので、デジカメなどで使われているものと同じSDメモリカード(4GB以上)に入れるこ とができます。SDメモリカードを抜き差しするだけで起動ディスクを変更できるので、いろいろ なOSを試したり、用途別に複数枚のSDメモリカードを使い分けたりすることも簡単です。なお SDメモリカードは、4GBのものなら1,000円以下で購入できます。

2

種類のモデル

Raspberry Piには2種類のモデルがあります。Model Bはメモリが512MB、USBポートが

2つ、LANポートが1つ搭載されており、価格は35ドルです。これに対しModel Aはメモリが

256MB、USBポートが1つ、LANポートは搭載されておらず、価格は25ドルです。Model A

はRaspberry Piの廉価版という位置付けで、安価な反面LANポートが搭載されていませんが、ネッ トワークを必要としない用途であればこちらでもよいでしょう。

(14)

Raspberry Pi で 遊 ぼ う

1

Chapter Raspber ry Pi で 遊 ぼ う chapter

1

Model A

この他に、Model BにはRevision 1.0とRevision 2.0という2種類のバージョンが存在しま す。Revision 1.0はRaspberry Piが発売された当初のもので、メモリが256MBとなっています。 2012年10月15日以降の出荷分からは、メモリが512MBに増加したRevision 2.0に仕様変更 されています。

Raspberry Pi

のインターフェース

Raspberry Piには普通のパソコンに匹敵するほどのインターフェース(周辺機器接続用の入 出力端子)が用意されています。接続する周辺機器はパソコン用のものがほとんど使えるので、 Raspberry Pi用に新たに買い足す必要はありません。まずは手持ちのものを活用してみましょう。 ❷HDMI ❸LAN ❹USB ❺オーディオ ❻ビデオ ❼低レベル周辺機器 ❽DSI ❾CSI ❶microUSB(電源)

(15)

15 1-2 Raspberry Piの種類と各部の名称 Raspber ry Pi Raspbian 使 GPIO Raspber ry Pi 15

micro USB

(電源)

Raspberry Piへ電力を供給するための端子です。Model Bは700mAほど電気を消費する ため、供給電力の少ないパソコンのUSB端子から給電することはできません。1A以上の出 力が可能なUSB ACアダプタを用意してください。

HDMI

HDMI端子のあるディスプレイに接続することができます。HDMI version 1.3と1.4をサ ポートしており、スピーカー内蔵のディスプレイであれば、HDMIケーブル1本だけで映像 と音声を同時に出力することができます。

LAN

Model B

のみ) 10/100Mbps(100BASE-TX)のイーサネットポートです。ルーターでIPアドレスを自動的 に割り当てるDHCPの機能が有効になっていれば、LANケーブルを挿すだけでRaspberry Piはネットワークに繋がります。

USB

USB 2.0のポートが2つ(Model Aは1つ)搭載されています。

オーディオ出力 3.5mmのオーディオ出力端子(ステレオミニジャック)にアンプ内蔵のスピーカーを接続し たり、RCAコネクタに変換してテレビの音声入力に接続することができます。直接ヘッドフォ ンを接続することはできません。

ビデオ出力 Raspberry PiはHDMIだけでなくコンポジット出力にも対応しているため、テレビのコンポ ジット端子に接続すれば、テレビの画面でRaspberry Piを使用することもできます。

低レベル周辺機器

26本の端子があり、8個のGPIO(汎用入出力)、UART(シリアル通信)、I2C(電子回路の シリアル通信)、SPI(電子回路のシリアル通信)と2つのチップセレクトピンの他、電源用に

3.3V、5V、GND端子が用意されています。

DSI

コネクタ(

Display Serial Interface

LCDディスプレイ接続用の拡張ポートです。本稿執筆時点ではまだ対応製品は発売されてい ません。

CSI

コネクタ(

Camera Serial Interface

カメラモジュール接続用の拡張ポートです。5MピクセルのCMOSイメージセンサー搭載で、

(16)

Raspberry Pi で 遊 ぼ う

1

Chapter Raspber ry Pi で 遊 ぼ う chapter

1

SD

ことができる、メモリカードスロットRaspberry Pi専用のカメラモジュールが別売で販売されています。 SD・MMC・SDIOカードが使用できます。変換アダプタを使用すれば、microSDカードも 使用できます。

Raspberry Pi

用の

OS

Raspberry Piで使用できるOSは1種類ではありません。オープンソースで開発され、無償で 利用できるRaspberry Pi用のOSが何種類もあります。ラズベリーパイ財団のWebサイト(http:// www.raspberrypi.org/)で公開されており、そこから自由にダウンロードすることができます。 最も一般的なOSはRaspbian(ラズビアン)です。RaspbianはLinuxの有名なディストリビュー ション(パッケージ化したLinuxの配布形態)の1つであるDebian(デビアン)を、Raspberry Piに合わせて最適化したOSです。WindowsやMacのようにデスクトップからファイルを操作 できる、デスクトップ環境のLXDEも用意されています。Debianの豊富なソフト(パッケージ) が使用でき、認識可能な周辺機器も多い、使いやすいOSです。はじめてRaspberry PiのOSを インストールするときは、Raspbianをおすすめします。 その他Raspberry Piで動作するOSには、主に以下のような種類があります。

Raspberry Pi

の主な

OS

● Raspbian “wheezy”

LinuxのディストリビューションであるDebianを、Raspberry Pi向けに最適化したOS。 ● Soft-float Debian “wheezy”

hard-float ABIをサポートしていないソフトウェアを使用するために、Raspbianに soft-float ABIを実装したOS。

(17)

17 1-2 Raspberry Piの種類と各部の名称 Raspber ry Pi Raspbian 使 GPIO Raspber ry Pi 17 ● Arch Linux ARM

ARM版のArch Linuxで、最小限の基本システムが提供された、軽量且つシンプルなOS。 ● RISC OS ARMアーキテクチャシステム向けに設計されたグラフィカルな画面のOSで、Linuxとは全 く異なります。 ● Fedora Linuxのディストリビューションの1つで、リリースのサイクルが早く、最新のソフトが使用 できます。 ● FreeBSD BSD UNIXから派生したUNIX系のOSで、安定性に定評があります。 ●

Pidora

LinuxのディストリビューションFedoraを、Raspberry Pi用にカスタマイズしたOS。 ●

RaspBMC

メディアセンターソフトXBMCを、Raspberry Pi用にカスタマイズしたOS。映像や音声の 再生に特化したもの。 ●

OpenELEC

メディアセンターソフトXBMCを、Raspberry Pi用にカスタマイズしたOS。映像や音声の 再生に特化したもの。

(18)

Raspberry Pi

導入しよう

起動ディスクを作成しよう

Raspberry Pi

の初期設定をしよう

ログインと終了について知ろう

Section 1

Section 2

Section 3

2

Chapter

(19)

26 Raspberry Pi を は じ め よ う

2

Section

Chapter

1

Raspberry Pi は SD メモリカードから OS を起動します。Raspberry Pi を 使用するためにははじめに、パソコンとメモリカードリーダーを使って、起 動ディスクを作成する必要があります。

起動ディスクを

作成しよう

起動ディスク作成に必要なもの

Raspberry Piを操作するにはOS(基本ソフト)が必要です。OSがないとRaspberry Piは 電源すら入らないので、まずはSDメモリカードにOSをインストールし、これを起動ディスクに する作業からはじめましょう。SDメモリカードはデジカメ用に使っていて余っているものでも、 Raspberry Pi用に買い揃えたものでもかまいません。ただしRaspberry PiのOSをインストー ルすると、そのSDメモリカードはデジカメで使用することができなくなります。Raspberry Pi 専用にしてもよいものを選びましょう。 SDメモリカードにはさまざまなスピードクラス(データ転送速度の規格)が存在します。た とえばClass 4なら4MB/sの転送速度、Class 10なら10MB/sの転送速度でアクセスすること ができます。Classの表示がない製品はそれよりも遅いものです。転送速度が遅いSDメモリカー ドの方が値段が安いのですが、速度はRaspberry Piの動作の快適さに直結します。筆者が電源オ ンからデスクトップ環境の起動までの時間をストップウォッチで計ったところ、Class 4では75 秒でしたが、Class 10では45秒で起動しました。Raspberry Piを快適に使うには、高速なSD メモリカードを選ぶのがポイントです。 次に、起動ディスクを作成する環境を用意します。Raspberry Piからは起動ディスクを作成で きないので、パソコンにメモリカードリーダーを接続して、パソコンからOSのディスクイメージ (右ページ参照)をSDメモリカードに書き込む必要があります。パソコンはWindowsでもMac

でもLinuxでも利用可能です。本書ではWindowsおよびMacで作成する方法を解説していきます。

インストールが簡単な

NOOBS

を使おう

(20)

2-1 起動ディスクを作成しよう Raspber ry Pi Raspbian 使 GPIO Raspber ry Pi るため、自分の好きなOSを選んで動かすことができます。Raspberry Pi用のOSの中で最も一 般的なのは、Raspbianです。本書ではRaspbianを中心に進めていきます。今まで起動ディスク を作成するには専用のイメージ書き込みソフトを使って、SDメモリカードにOSのイメージファ イルを書き込む作業が必要でした。しかし新しく登場したNOOBSを使用すれば、専用のイメー ジ書き込みソフトを使わずに、NOOBSのファイルをSDメモリカードへ普通にコピーするだけで 起動ディスクが作成できます。

NOOBSはOSで は な く、OSの イ ン ス ト ー ラ ー で す。NOOBSに はRaspbianの ほ か に

Pidora、ArchLInux、OpenELEC、RiscOSなどRaspberry Pi用のOSが複数収録されています。

NOOBSのファイルをコピーしたSDメモリカードをRaspberry Piに挿入して起動すると、イン ストーラーが起動します。ここでインストールしたいOSを選択すると、Raspberry Pi上でOS のインストールが実行されるようになっています。 このようにNOOBSはインストールの手間が省けて簡単ですが、使用する予定のないOSまで SDメモリカード内にコピーされているため、無駄な容量を食ってしまいます。もしSDメモリカー ドの容量を効率的に使いたい場合は、NOOBSを使わずに従来の方法で、起動ディスクを作成す ることもできます。従来の専用のイメージ書き込みソフトを使って起動ディスクを作成する方法 は、付録の「NOOBSを使わずにRaspbianをインストールする方法」(P.272)を参考にしてく ださい。

NOOBS

のダウンロード

ま ず は パ ソ コ ン のWebブ ラ ウ ザ で ラ ズ ベ リ ー パ イ 財 団 のWebサ イ ト(http://www. raspberrypi.org/)へ移動し、最新のNOOBSをダウンロードします。ファイルサイズは 1.2GB 以上あるので、ダウンロード完了までかなり時間がかかります。ダウンロードが終わるまで気長 に待ちましょう。以下の説明画面はWindowsですが、Macでも作業手順は全く同じです。

1.

ラズベリー財団の

Web

サイトの「

Downloads

」をクリックします。 クリック

(21)

28 Raspberry Pi を は じ め よ う

2

Chapter 28

2.

NOOBS (offline and network install)

」の「

Image

」の横にあるリンクをクリックすると ダウンロードがはじまります。ファイルの保存先を聞かれたら、任意のフォルダを指定して保 存します。

クリックし、任意のフォルダー に保存する。

(22)

2-1 起動ディスクを作成しよう Raspber ry Pi Raspbian 使 GPIO Raspber ry Pi

4.

SD

メモリカードをパソコンのメモリカードリーダーに挿入します。過去にRaspberry Piで 使用したSDメモリカードを使用する場合は、事前にフォーマットが必要です。SDメモリカー ドのフォーマット方法は、付録の「Raspberry Piで使用したSDメモリカードを初期化する」 (P.286)を参考にしてください。

5.

展開したファイルを全て

SD

メモリカードにコピーします。 コピーが終わったらSDメモリカードを取り出します。

(23)

Raspbian

使ってみよう

Raspbian

の基本を知ろう

ネットワークを設定しよう

ソフトをインストールしよう

Raspberry Pi

を日本語化しよう

デスクトップ環境を使ってみよう

リモートログインでパソコンから

操作しよう

Section 1

Section 2

Section 3

Section 4

Section 5

Section 6

3

Chapter

(24)

Section

Raspbian を 使 っ て み よ う

3

Chapter

1

Raspbian(ラズビアン)はさまざまなディレクトリで構成されています。 全てを把握していなくても困ることはありませんが、基本を押さえておくと より一層理解が深まります。

Raspbian

基本を知ろう

Raspbian

のディレクトリ構成

Windowsを利用する場合、アプリケーションはProgram Filesフォルダに格納されます。

Macの場合は、アプリケーションフォルダに格納されます。これと同じようにRaspbianでも、ファ イルの置き場所やディレクトリ(フォルダ)の用途が決まっています。Raspbianは以下のような ディレクトリ構成になっています。

Raspbian

の主なディレクトリと構成 ディレクトリ 主な用途 / ルートディレクトリ。一番の上位にあり、ルートディレクトリの下にさまざまなディレクトリがぶら下がっている。 /bin 実行プログラム用。基本的なコマンドが入っている。 /boot システムの起動に必要なファイルが入っている。 /dev ハードウェアやシステム内部にアクセスするためのデバイスファイルが入っている。 /etc OSの設定ファイルや、プログラムの設定ファイルを保存するためのディレクトリ。 /home 一般ユーザー用のディレクトリ。め作成されているため、このディレクトリの中にRaspbian OSでは「pi」というユーザーがあらかじ piというサブディレクトリがある。 /home/pi 「を自由に使える。pi」というユーザー用のホームディレクトリ。ユーザーpiは、このディレクトリの中 /lib システムの起動に必要なドライバモジュールやライブラリファイルが入っている。

/media CD-ROMレクトリ。やUSBメモリなどの外付けデバイスを接続したときにマウントされるディ /mnt 一時的にファイルシステムをマウントするディレクトリ。

/opt 追加したアプリケーションが使用するディレクトリ。

/proc Linuxレクトリ。のプロセス情報を取得・設定するための、仮想的なファイルが置かれているディ /root スーパーユーザー(root)のホームディレクトリ。

(25)

49 3-1 Raspbianの基本を知ろう Raspber ry Pi Raspber ry Pi GPIO Raspbian 使 /sbin システム管理用のコマンドが入っている。

/selinux SELinux(Security-Enhanced Linux)用のディレクトリ。

/srv 特定のサービス用のデータが入っているディレクトリ。 /sys Raspberry Piのハードウェアにアクセスするための、仮想的なファイルが置かれてい るディレクトリ。GPIOポートの制御などもこのディレクトリ内のファイルにアクセス して行う。 /tmp 一時的にファイルを保存するためのディレクトリ。どのユーザーでも自由に使える。 /usr 全てのユーザー向けのプログラムやライブラリファイルなどが入っているディレクトリ。 /usr/bin 全てのユーザー向けのプログラムが入っている。 /usr/sbin システム管理用のコマンドが入っている。 /usr/local/bin 独自にインストールしたプログラムを保存するディレクトリ。 /usr/src プログラムのソースファイルを保存するディレクトリ。 /var 各種データファイルを保存するディレクトリ。 /var/log ログファイルを保存するディレクトリ。 /var/mail 各ユーザーのメールを保存するディレクトリ。 ユーザーpiのホームディレクトリは/home/piになります。ホームディレクトリとはそのユー ザーに割り当てられたディレクトリのことで、文字通りそのユーザーの「家」です。 /home/pi は自分の家ですから、その下にファイルやフォルダを自由に置いてかまいません。 これらのディレクトリの構成を全て理解する必要はありませんが、コマンドラインでの操作は ディレクトリの位置関係がわかりにくいので、構成を覚えておくと便利です。

Raspbian

に設定されているユーザーの種類

Raspbianにはいくつかユーザーが設定されていますが、基本的に使うのは2種類だけです。 1つは一般ユーザーのpi、もう1つはスーパーユーザーのrootです。もちろん自分でユーザーを 追加して使うことも可能です。 普段はpiというユーザーを使い、ソフトのインストールなどスーパーユーザーでなければでき ない操作をするときだけスーパーユーザー(root)になります。このようにユーザーを使い分け ることで、誤って重要なシステムファイルを削除してしまうことを防いだり、セキュリティを保 つことができます。

(26)

Raspbian を 使 っ て み よ う

3

Chapter 初期状態ではrootのパスワードは設定されていません。これはパスワードなしでログインでき てしまうという意味ではなく、いきなりrootではログインはできないということです。rootにな るためにはまず「pi」でログインし、それからrootになるという手順が必要です。 スーパーユーザーでのコマンド実行例 コマンドをroot権限で実行するには、コマンドの先頭に「

ceT_

」を付けて実行します。 ceT_b__d権限で実行したいコマンド 毎回sudoと入力するのが面倒な場合は、一般ユーザーからrootに切り替えてしまう方法もあ ります。先頭にsudoをつけて

ce

コマンドを実行するとrootに切り替わります。 ceT_ce b__d権限で実行したいコマンド UhYd  コマンドプロンプトが



から



に変わったことで、スーパーユーザーになったことがわかります。 元に戻るには

UhYd

コマンドか、š$53-œ+%を押します。 RaspbianでGPIOポートやI2Cポートをコントロールするには、スーパーユーザーのアクセス 権限が必要になります。パーミッション(ユーザーごとのアクセス権限)が設定されており、一 般ユーザーの「pi」ではアクセスできないからです。そのため

ceT_

を付けてコマンドを実行したり、 rootになったりする必要があるのですが、それでは面倒です。本書はChapter 6で、一般ユーザー の「pi」のままでもGPIOポートやI2Cポートにアクセスできるようにする方法を解説していきます。

テキストエディタ「

nano

」の使い方

WindowsやMacなら、アプリケーションの設定画面にボタンなどが並んでいて、マウスで簡 単に操作できます。しかしLinuxでは、テキストエディタを使って設定ファイルを編集するケー スが多々あります。テキストエディタにはviやEmacsといった古くから存在するものがあります が、これらは操作方法が独特なので、はじめてテキストエディタを使う人には扱いにくい面があ ります。Raspbianには「nano」という、カーソルキーや š$53-œ を使ってより感覚的に操作でき る簡単なテキストエディタが入っています。最初はこれを使うのがおすすめです。

(27)

51 3-1 Raspbianの基本を知ろう Raspber ry Pi Raspber ry Pi GPIO Raspbian 使 51

nano

」からのファイルの開き方 以下は、「nano」を利用してテキストファイル「testfile.txt」を開く方法です。 ^Q^_dUcdÍ\Udhd スーパーユーザーでないと編集できないファイルは

ceT_

コマンドを使います。 ceT_^Q^_UdS^d`S_^V

nano

」の画面 テキストファイルの編集エリア ステータス表示エリア 主な操作メニュー 現在開いているファイル名 ファイル名を指定して「nano」を起動すると、テキストファイルの編集画面が表示されます。 カーソルキーで上下左右に移動して、文字を入力したい位置で入力したり、š#4œ や š%&-œ で文字を削 除できます。マウスが使えないため、今までマウスで行っていたような操作は制御キーを使います。 主なキー操作 ● š1BHF61œ/ š1BHF%PXOœ 1画面分スクロール ● š$53-œ+ 9  nanoの終了 ● š$53-œ+ 0  ファイルを保存š$53-œ+ 8  テキストファイル内の文字の検索 編集したファイルを保存するときは š$53-œ + 0 を押します。すると保存するファイル名を尋ね られるので、そのまま š&OUFSœ を押せばファイルが保存されます。この後 š$53-œ + 9 を押せば「nano」 が終了します。編集を破棄して途中でやめる場合も š$53-œ + 9 を押します。中身が変更された場 合は保存するか尋ねられるので、 / を押すと保存されずにnanoが終了します。 「nano」を終了しようとして š$53-œ + 9 を押そうとして、誤って š$53-œ + ; を押してしまうと、 「nano」が起動したまま中断し、シェルの画面に戻ってしまいます。このような場合は、

VW

とい

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Raspbian を 使 っ て み よ う

3

Chapter うコマンドを入力すると元の状態に戻ることができます。 K!MCd_``UTceT_^Q^_UdS^d`S_^V VW この他にもコピー&ペーストの方法などさまざまなキー操作が用意されています。詳しく知り たい場合は、サーチエンジンで「nano 使い方」などと検索してみてください。もし使い方が難 しいと感じたなら、無理に「nano」を覚える必要はありません。「LeafPad」という、デスクトッ プ環境で動く扱いやすいテキストエディタもあります。使い方もWindowsの「メモ帳」に似て いるのでとても簡単です。LeafPadについては3-5で解説します。

C o l u m n

Model A

の活用方法

 Raspberry Pi には標準的な Model B と、廉価モデルの Model A があります。Model A には LAN のインターフェースがなく、USB ポート は 1 つ、メモリは 256MB しかあ りません。LAN のインターフェースがないため、Model A 単体ではパッケージのインス トールやアップデートもできません。しかし 25 ドルという価格はとても魅力的です。 Model B でシステムを構築して、SD メモリカードを Model A に移し替える

 Model B と Model A の両方を持っているなら、Model B でシステムを構築し、起動ディ スクを Model A に移し替えて利用することが可能です。LAN のインターフェースが無い ため、ネットワークに接続することはできませんが、ロボットの制御やウェブカメラによ る自動録画システムなど、ネットワーク接続が不要な用途であれば問題ありません。 USB の有線 LAN アダプタを接続する

 Model A の USB ポートに USB 接続の有線 LAN アダプタを接続すれば、ネットワー クを利用できるようになります。Model A のためにわざわざ有線 LAN アダプタを買うの であれば、はじめから Model B を買った方が早いですが、手持ちの LAN アダプタがあれ ばぜひ試してみましょう。Raspbian が対応している LAN アダプタであれば特別な設定 は必要なく、USB ポートに挿すだけでネットワークに接続できるようになるはずです。  動作が確認されている有線 LAN アダプタは以下の URL で確認できます。 ● R

Pi VerifiedPeripherals

http://elinux.org/RPi_VerifiedPeripherals URL

(29)

マルチメディアを

楽しもう

サウンドを再生しよう

動画/ラジオを再生しよう

音声合成で

Raspberry Pi

喋らせよう

DLNA

サーバーを構築しよう

Raspberry Pi

AirPlay

の出力先にしよう

Section 1

Section 2

Section 3

Section 4

Section 5

4

Chapter

(30)

Section

マ ル チ メ デ ィ ア を 楽 し も う

4

Chapter

1

Raspberry Pi にスピーカーを接続すれば、サウンドを再生できるようにな ります。MP3 Player をインストールして音楽を楽しんだりと、さまざまな 使い方ができます。

サウンドを再生しよう

Raspberry Pi

のサウンド機能を利用しよう

Raspberry Piには2種類のサウンド出力が用意されています。1つは HDMI端子、もう1つは 3.5mmのオーディオ出力端子です。HDMIは1本のケーブルで映像と音声の両方のデータが扱え るので、HDMIに対応したスピーカー内蔵ディスプレイに接続すると、配線がすっきりしておす すめです。3.5mmのオーディオ出力端子を使用する場合は、アンプを内蔵したスピーカーと接続 するか、RCAプラグに変換してテレビに接続します。 スピーカー内蔵の ディスプレイに接続 スピーカーに接続 RCAプラグに 変換して テレビに接続

サウンド出力先の設定方法

ケーブルを接続してサウンドを再生してもうまく鳴らない場合は、コマンドラインでサウンド 出力先の設定を行ってください。サウンドの出力にHDMI端子を利用するか、オーディオ出力端 子を利用するかは、次のコマンドから指定します。

(31)

87 4-1 サウンドを再生しよう Raspber ry Pi Raspber ry Pi Raspbian 使 GPIO オーディオ出力端子に出力する場合 Q]YhUbScUd^e]YT-#!

HDMI

端子に出力する場合 Q]YhUbScUd^e]YT-#"

音量の設定方法

Q\cQ]YhUb

コマンドを実行すると、シェル上にボリュームのバーが表示され、グラフィカル な画面を利用して音量の設定が行えます。

alsamixer

の実行方法 Q\cQ]YhUb alsamixerは日本語での表示に対応していますが、そのままコンソールで実行した場合は日 本語部分が文字化けしてしまいます。コンソールで日本語を表示させるために、3-4で説明した jfbterm上で実行する必要があります。 音量はカーソルキーの &'で変更することができますが、数字のキーボードを利用して変更す ることもできます。たとえば  と入力すれば、8割の音量に一発で設定できます。Raspberry Pi に接続しているサウンドデバイス(サウンドを出力する機器)が複数ある場合や、マイク内蔵の USBカメラを接続した場合は、š'œ で設定するデバイスを切り替えることができます。alsamixer を終了するには š&4$œ を押します。なお、普段の音量の調節にはテレビやスピーカー側のボリュー ムを使用します。ここでの設定は基本音量(マスターボリューム)となります。

(32)

マ ル チ メ デ ィ ア を 楽 し も う

4

Chapter

コマンドラインで

WAV

MP3

ファイルを再生しよう

コマンドラインでサウンドを再生できれば、スクリプトを書いてサウンドを鳴らすシステムを 作ったり、ボタンを押すとサウンドが鳴るようにして電子工作に応用することができます。本書 ではChapter 6で電子工作への応用方法を解説していますが、ここではその基礎として、WAV 形式やMP3形式のサウンドファイルを再生する方法を紹介します。 例としてシステムにあらかじめインストールされている、サンプルファイルを再生します。 任意のWAVファイルやMP3ファイルを再生したい場合は、SFTPクライアントを利用して Raspberry Piに転送してください(3-6 参照)。 WAVファイルは

Q`\Qi

コマンドで再生できます。

a

は画面には何も出力(表示)しないとい うオプションです。

a

なしで実行するとファイルの情報が表示されます。

WAV

ファイルを再生する例 Q`\QiaecbcXQbU`icXQbUT`iWQ]UUhQ]`\UcTQdQX_ecUO\_gQf いっぽう、MP3ファイルを再生するソフトには様々なものがありますが、今回はmpg321を 使用した方法を紹介します。はじめにmpg321をインストールします。 ceT_Q`dWUdY^cdQ\\]`W#"!

]`W#"!

コマンドのあとに再生したいMP3ファイルを指定します。

a

は画面にファイルの 情報を出力(表示)しないというオプションです。

a

なしで実行するとファイルの情報が表示 されます。再生開始位置や再生する長さは

[

^

オプションで指定できます。詳しくは

]Q^

]`W#"!

で表示されるマニュアルや、

]`W#"!X

で表示されるヘルプを参考にしてみてください。

MP3

ファイルを再生する例 ]`W#"!aecbcXQbU`icXQbUT`iWQ]UUhQ]`\UcTQdQX_ecUO\_]`# サンプルのサウンドファイルは他にも以下のフォルダに多数収録されていますので、lsコマン ドでファイルの一覧を確認して、再生してみるとよいでしょう。 /usr/share/scratch/Media/Sounds/ /usr/share/sounds/alsa/ /usr/share/pyshared/pygame/examples/data/

(33)

291 数字∼C行 1-wire 188 AC アダプタ 20 AES 114 AirPlay 103 Ajax 235, 240, 260 alias 290 alsamixer 91, 135 amixer 91 AOSS 112 Apache 235, 252 aplay 88 Apple TV 103 APT 57 apt-get autoremove 59 apt-get cache 60 apt-get install 58 apt-get update / upgrade 57 AquesTalk Pi 92 ARM プロセッサ 12 avconv 150 CCMP 114 Class(SD メモリカード) 26, 84 CPU の温度を確認 289 CSI コネクタ 15, 138 Cyberduck 82 D∼G行 date コマンド 206 DDforWindows 275 dd コマンド 285 Debian 16 DHCP 22, 53 DLNA 98, 228 DS18B20 188 DSI コネクタ 15 DVI 18, 280 EDID 情報 281 exit 43 Expand Filesystem 34 FAT16/FAT32 120 fbi 142 ffmpeg 133 gpio export/unexport 163, 164 gpio load 197 gpio mode 165 gpio pwm 176 gpio read 171 gpio write 165 gpio グループ 163 GPIO ポート 152, 234 GPIO ポートの宣言 163 G PIO ポートをスマートフォンで制 御 234 GPU 12, 89, 288 guvcview 125 H∼L行 H.264 89, 138, 146 halt 43 HDMI 15, 18, 86, 280 hwclock 207 I/O ポートエキスパンダ 215 I2C 192, 198, 204, 256 i2c-tools 193 I2C address 194 I2C 対応デバイス 192 I2C デバイスの接続 193 i2cdetect 194 i2cget/i2cset 195 ifconfig 56 ifup / ifdown 114 in モード(GPIO) 169 IP アドレス 54, 78 IP アドレスの固定 55, 263 irexec 224 irrecord 219 irsend 223 iwconfig 111 iwlist 117 JavaScript 235, 242, 253 jfbterm 63 LAN ケーブル 20 LAN ポート 15 LCD モジュール 198, 258, 259 LeafPad 73 LED 156 LED の極性 157 LED の接続 161 LIRC 218 Locale 38, 61 LXDE 65 LXDE の終了 77 LXTerminal 75 M∼O行 Mac から NAS にアクセス 123 Mac から VNC でアクセス 283 Mac でファイル転送 82 Media Connect(iPhone) 100 Memory Split 40, 288 micro USB 15, 20 Midori 67 MiniDLNA 98 MJPG-streamer 127 MMDAgent 95 mode2 コマンド 219 Model A / B 13, 52 MP3 ファイルを再生 88 mpg321 88 mplayer 90 nano 50 NAS の構築 121 NetSurf 67 NOOBS 26, 272 NTP 203, 204 omxplayer 89, 147 Open JTalk 92 OS 16 out モード(GPIO) 163, 169 Overclock 40, 44 Overscan 34 P∼R 行 PHP 235, 252 ping 56 PuTTYjp 79 PWM 174, 181, 215, 248 Python 11 Raspberry Pi 10 Raspbian 16, 27, 48, 272 Raspbian のダウンロード 27, 272 RaspBMC 103 Raspi-config 33, 61, 139 raspistill 140

Index

(34)

raspivid 146 RC サーボ 181, 215, 250 REST API 235, 240

Revision 153

root 49

RPi-sd card builder 276, 279

RTC 203 RTC モジュール 204 RTMP URL 132, 137 S∼U行 samba 121 SCA 192 Scratch 11 SD メモリカード 13, 21, 84, 285 SD メモリカードスロット 16 SD メモリカードの初期化 286 SD メモリカードのバックアップ   283 SD メモリカードの領域拡張 34 SDFormatter 286 SDA 192 ServoBlaster 182 SFTP 81, 82 SHOUTcast Radio 90 shutdown 43 smbpasswd 122 SoC 13 SoftPWM 178 SSH 40, 78 ssh サーバー 40 startx 65 sudo 50 Tera Term 79 tightvncserver 282 Time Zone 39 ttytter 209 tvservice 280 twidge 209 Twitter 209 uim-anthy 63, 69 update-rc.d 101 USB ポート 15 usbmount 119 Ustream で映像配信 131 UVC(USB Video Class) 124 uvcdynctl 133 uvcvideo 125 V∼X行 vfat 120 VNC 281 WAV ファイルの再生 88 Web カメラ 124 Web ブラウザ 67 WebIOPi 235 Wi-Fi 110, 263 Win32 Disk Imager

  273, 275, 284 WindowsからNASにアクセス 123 WindowsからVNCでアクセス 282 Windows でファイル転送 81 WinSCP 81 WiringPi 158 wlan0 111 wpa_passphrase 117 WPS 112 XMBC 103 X Window System 65 あ行 アップデート 57 アノード 157 イーサネットポート 15 一般ユーザー 49 イメージファイル 27, 273 インターネット 21 インターネットラジオ 90 インターバル撮影 149 インターフェース 14 エフェクト機能 143 オーディオ出力端子 15, 86 オーバークロック 40, 44 音響モデル 95 音声合成 92 温度センサー 188, 194 音量 87 か行 解像度 (HDMI) 280 学習リモコン 216 カソード 157 カメラ 124, 138 カメラモジュール 138, 225, 288 環境変数 64 キーボード 29, 33, 34 起動ディスク 26, 272 起動ディスクの作成(Raspbian)   26, 31, 273 起動ディスクの作成(RaspBMC)   104 キャラクタ LCD モジュール   198, 258, 259 クロスドメイン 253 クロック周波数を確認 289 形態素解析 92 言語の設定 38, 61 固定 IP アドレス 55, 263 コマンドライン 75 コンソールで日本語を表示 63 コンポジット端子 18 さ行 サーボモーター 181, 215, 250 サウンドカード 135 サウンド出力先の変更 86 シェルスクリプト 129 時刻の設定 203, 204 実行中のプロセスの確認 289 ジャンパーワイヤー 156 順方向電圧 161 シリアルバス 192 スーパーユーザー 49, 71 スピーカー 21, 86 制御回路の製作(ラジコンカー)   266 赤外線 LED 216 赤外線リモコン受光モジュール   216 セルフパワー 20 た行 ターミナル 75 ターミナル(Mac) 80 タイムゾーン 39 タイムラプス 149 ツイート 208 ディスクイメージ 27, 273 ディスクの使用状況を確認 289 ディストリビューション 16 ディスプレイ 18 ディスプレイ解像度 280 低レベル周辺機器 15 テキストエディタ 50, 73 デジカメ 225

(35)

293 デスクトップ環境 65 テレビからDLNAサーバーにアクセス   101 電源 30, 263 電源アダプタ 20 動画再生支援機能 89 動画に変換 150 動画の再生 89 トランジスタ 217, 261 な∼は行 ニコ生で映像配信 137 日本語化 61 日本語の入力方法 69 入力メソッド 63, 69 ネットワーク 53 ハードディスクの接続 119 発光ダイオード 156 バスパワー 20 パスワード 37, 42 バックアップ 283 パッケージ 57 パッケージのインストール 58 パッケージの検索 60 汎用入出力 152 微速度撮影 149 ビデオ出力端子 15 ファイルの転送 81, 82 ファイルマネージャ 70 フォーマット 286 フォント 63 プルダウン/プルアップ 169 フレームレート 135 ブレッドボード 154 ホームディレクトリ 49 ま∼わ行 マウス 19 無線 LAN 110, 263 メモリの使用状況を確認 289 モータードライバ IC 261 モバイルバッテリー 263 ユーザー 49 ユニバーサル基板 154 ライブ映像の配信 127, 131, 137 ラジコンカー 260 ラズベリーパイ財団 10 リモートアクセス 281 リモートログイン 78 ログイン/ログアウト 42 ログファイル 110 ロボコン 270 ワイヤレス 263, 229

(36)
(37)

あとがき

 ここまでに解説したように、Raspberry Piはキーボードとマウスで普通の Linuxパソコンと同じよ うに操作でき、ディスプレイにも接続でき、デスクトップ環境も使用でき、サウンドや動画も再生でき、 インターネットラジオも再生でき、DLNAサーバーやファイルサーバーにもなり、AirPlayで iPhone やiPadの画面も出力でき、USBのWebカメラから動画の配信もでき、たくさんのGPIOポートが制 御でき、LEDを光らせたり、ボタンの入力でアプリケーションを実行したり、サーボモーターを制御 したり、I2Cデバイスと通信したり、スマートフォンをリモコンにしてラジコンカーを動かすことま でできました。本書で解説したことはほんの一例にすぎません。読者の皆様は、きっとこんなことが したい、こんなこともできるんじゃないか?と期待が膨らんでいるのではないでしょうか。  ここまで読み進めてきた方はもう忘れてしまっているかもしれません。もう一度言います。 Raspberry Piの値段は35ドルです。たった3500円程度のコンピューターで、ここまでのことがで きるというは本当に驚きではありませんか?  今のパソコンは複雑になりすぎて、中身がどうなっているか興味を持つ人は少ないと思います。パ ソコンやOSの仕組みも考えず、与えられたソフトをただ使うだけです。しかしこれではなかなかエ ンジニアは育ちません。その点Raspberry Piは、まず先に興味を惹きつけられます。自分が操作し たとおりにLEDが光ったり、モーターが動いたりするのは、普通のパソコンでは味わえない感動です。  こうしてRaspberry Piをいじっているうちに、コンピューターの仕組みへの理解も深まります。 これこそが、ラズベリーパイ財団の目的としていることです。子供や学生は遊び感覚でコンピューター 技術を学び、コンピューター技術に興味を持ちます。そしてRaspberry Piに触れた子供たちは将来、 コンピューター技術をより高度なものに発展させていくことでしょう。本書はどちらかというと子供 や学生よりも上の世代向けですが、もしかしたらRaspberry Piを触った子供たちが10年後、20年 後に日本を引っ張るエンジニアになっているかもしれません。  Raspberry Piは大人にも子供にも、エキサイティングかつエデュケーショナルな“おもちゃ”なの です。  最後になりましたが、Raspberry Pi本を発行する機会を与えていただき、お付き合いくださった(株) ラトルズの皆様、(株)リブロワークスの皆様、そしてRaspberry Piという素晴らしいコンピューター を世に送り出してくれたエベン・アプトン氏、ラズベリーパイ財団に、この場を借りて心から感謝を いたします。 林 和孝

参照

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