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CV音節に見られる子音の音声特徴と後続母音へのフォルマント過渡部

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Academic year: 2021

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(1)Title. CV音節に見られる子音の音声特徴と後続母音へのフォルマント過渡部. Author(s). 田村, 光規. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. A, 人文科学編, 30(1): 1-15. Issue Date. 1979-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/4080. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . CV 音節に見られる子音の音声特徴と 後続母音への フ ォ ルマ ント過渡部. 田. 村. 光. 規. 一般に言語音 [X] と [Y] を隣接させて [XY] を発音しようと意図しても,実際には隣接音の l id 性質に影響された音になったり, 両者の間に過渡的な g e(わたり) が介入したりする現象につい ては, これま での音声学で数多く 論じられているが, これ等は話者の調音運動の機構のみならず, 物理的な音響エネルギーの分布や聴者の知 覚の面から総合的に研究さ れる方向に進む必要があろ l「母音」) を中心 う. 本稿 では筆者が発音した日本語の種々の CV 音節 (cons t「子音」 +vowe onan にサウン ドスペクトロ グラフにより音響分析を行い, 聴者がこれ等の子音を弁別する際の手掛かり. にしていると思われる子音自体の音声特徴や, 先行子音のエネ ルギーから後続母音フォ ルマント f t-ある音を特徴づけたり, これと音色の異なる他の音を区別するのに役立つ周波数成分 ( rman o. の集まり)へと移行する間に現われる過渡的な部分のエネルギーの特徴を引き出してみたい. なお, l「半母音」+vowe l この CV 音節の分析に関連して単独の母音や子音のほかに SV 音節(s ) ‐ emi vowe や CSV 音節のスペクトロ グラムも補助的に検討することにする。. さて母音のフオ ルマントは声道内の最狭部の位置, 最狭部断面の大きさ, 唇の状態によ っ て決定. ‘日 英 語 母 音 フ ル マ ン ト 周 波 数 の 分 布 と 基 本 母 音 図 と の 関係” 1 ) 拙 稿‘ 2 ( )に 示 し た よ う に さ れ る が{ ォ , ,. 10名の被験者に母音を発音させてみた所, それ等のフォ ルマント周波数は母音発音の際の舌面最高 点の位置と良く対応している様子が見られた。 そしてフォ ルマントの測定値自体には男女差や個人 差が見られたが, これ等の測定値の間の相対的な関係は同一であっ た。 ,従っ て本稿に示す筆者自身 の母音フオ ルマント相互の相対的関係は, 他の標準的な日本語話者にも適用されると考えて良い. またこれ等の母音が半母音と結びついている場合には, 拙稿”英語複合母音核音に見られる周波数 ( 3 )で示 した よ う に ス ペ ク ト ロ グラ ム に 現 わ れ る フ ォ ル マ ン トか ら こ れ 等 の 音 色 成 分の 時 間 的 変 動” ,. の連続的な変化が明確に把握される, しかし母音が子音と結びついている場合でさえも音色の連続 ‘英語 [1] に先行する前舌母音’ ’ 4 ( )で示したように 隣接する二音の間に 単 的変化が見られ, 拙稿‘ , , ide とは み な す こ と の でき な い 音 が 介 入 し て い る か の よ う に 見 え る こ と も あ る こ の よ う な l なる g ,. 場合には特に慎重に データを処理しなければならない.. 本 稿 の 図 版 に 示 し た ス ペ ク ト ロ グラ ム は, 筆 者 の 日 本 語 の 音 声 を サ ウ ン ドス ペ ク ト ロ グ ラ フ. SG-07型に直接マイク入力し, 広帯域幅300HZのフィ ルターをかけて パタン分析し, 放電記録紙 に 描 記 し た も の であ る. こ れ 等 の ス ペ ク トロ グラ ム の 配 列 は, い わ ゆ る 五 十 音 図 と 一 致 さ せ て い な. IVowe lの No い. 先ず母音を Cardina .1 か ら No .8 へ の 方 向 に 合 わ せ て フ オ ルマン ト を 対 比 し易 い ように配列してある。 次に母音に関連の深い半母音を示した. 子音もそれぞれ音声学的特徴をとら i i f i 1 t えるのに都合が良いように,St t op(閉鎖音) ca r v e(摩擦音) ca e(破擦音) ap(弾音) ,Fr , , Af ,F.

(3) . 田. 村. 光. 規. l(鼻音) という具合に 分類して 表示した. 以下これ等の図 版の順に従っ て論ずることにする. Na s a. 1 1 く1> V0we1 For .nants. Fig .1 ~Fig .5 まで [i, e, a, o, 皿] の 順 に 単 独 に 発 音 した 母 音 の ス ペ ク ト ロ グラ ム を 示 し. てある. それぞれ縦軸は周波数, 横軸は時間であり, 周波数軸にはoと3KHzの位置を表示してあ る. 但し Fig.6 以 下 の ス ペ ク ト ロ グラ ム に お い て は, こ れ 等 の 記 号 を 省 略 し, o と 3KHz の 位 置 を 単 に 一 印 で示 す こ と に す る. 時 間 は 左 か ら 右 へ と 流 れ て お り, Fig (50/1000秒)の 長 さ . “こ50msec .. を 示 して お い た. そ れ ぞれ の ス ペ ク トロ グラ ム に は, 時 間軸 に そ っ て 黒 い 帯 状 の フ オ ルマ ン ト が い. く つ か 見 ら れる が, 第 1 フ オ ル マ ン ト を F. , 第 2 フ オ ルマ ン ト を F2と 記 して お い た. 更に こ の 上に. F3 , F4…があるが, 高いフオ ルマントは母音の弁別には必要なく, ただ声の質の個人的特徴に関係 5 ) こ こ では 音 韻 情 報 に 必 要 な F と F の 最 大 ボ リ ュ ー ム を 示 す ピー ク の 周 波 あ る の み であ る か ら( , 2 ,. 数を測定した. 測定値は次の通り (それぞれ前者が F, , 後者が Fzであり, 単位は Hzである) . [i] ]( ]( ]( 1 (300 2 2 5 0 ) [ e 6 0 0 1 9 0 0 ) [ a 8 0 0 1 2 5 0 ) [ o 6 0 0 8 0 0 ) ( 4 0 0 00 ) , , , , , , , [皿] , 2 , . ig F 1 3 ( 縦軸は 5の母音図が得られる これ等の母音フオ ルマント周波数を グラフに表わすと, F , . , 横軸はF2である) . この図からわかるように, F,が高まると母音は低母音になり, F2が高まると前母 音になる.この音響上の F,と F2の関係が, 聴者にとっては母音弁別の手掛かりになっ ていると見ら れ る.. l l 〈2〉 SV Syl ab es Fig .6 ~Fig .9に [wa ,ia ,io ,im] の ス ペ ク トロ グラ ム を 示 した. フ オ ル マ ン トは 半 母 音 か ら母 音へと切 れ目なく連 続的に移行している この プロセスにおける F. , F2 の 動 き を 測 定 す る と,. . [Wa ]-(F13O0 , F22000 , F21O00÷うF,75O ,F 12O0) , [ya] -(F,25O , F 2200←うF1500 ,F2900一F,50O →F,750 , , F21600一F,500 , F2750) , [ym] - (F.250 , F21300) , [yo] (F,250 , F 2100→F,400 F22100÷うF.300 F F F グラ 1 1 表 す ト一 ,400 フ に わ と Fig .136 の よう に , 2 800 , 2 250) と な る. こ の 動 き を. t t t なり, 半母音の始発点 (・) から後続母音の定状部 ( s eadys a e) である終着点 (→) へとわん曲. プ ロ セ ス を た ど っ て い る 様 子 が 見 ら れ る. そ し て 矢 印 の 先 を 見 る と わ か る よ う に, こ の 動 き は Fig .. lの [w, i] 135 の 三 種 の 母 音 の 位 置 に 向 っ て い る が, いく 分 ず れ が 認め ら れ る. ま た semi ‐vowe l l i l に non ‐ sy abcvowe の 記 号 [w, 1 ] を使用して, [wa a o ,l ,l ,lm]と表記することもあるが,. F i i a g .136の [wa] の始発点を見ると F, , , F2共に低く, [m] の位置からかなり離れている. [ km] ) i k F i F i i ] [ 1 3 3( 1 3 2(改悪 i の始発点はほぼ [ の位置を示している a a 解約 i ] o m g g . . , , . i i [ka i i akm]) akm])の下線部のスペクトロ グラムを見ると, いずれも [i] の g .134(火薬 [ka ,F 音色から [a] の音色へと移行している 点では共通しており, [i] の長さがそれぞれ異なっ てい. るように見えるのはこの為 である. 従って [i] の音色の持続時間を短縮して早口に発音すると,. これ等三者はいずれも 「火薬」 として聴取される..

(4) . CV 音節に見られる子音の音声特徴と後続母音へのフオ ルマント過渡部. . r 産轡榊鰐a i. . 5 0mS e C ,. i ] .1 [ . F ig ] e .2 [ . . . Fi [ ] a g .3 、 . ; バー ず マ ” E T一言 r駆け 幸騨f f駆キー 一 -; な 葬儀 鴬織 鴬 ふ 機総 - き ,三一. - - デー 『 一 叫淵モ 才ギ 話手 儀募 閣. . を. ー. 癖難. Fi ] o g .4 [. 桝擢キ ー 一明瀞 轡 鰯辱. 」} - ‘鰯難繕瞳 圏 墨 ヂ 、 て 議ま連欝離嗣鞠瞬. 離す. - 三園’ -. メデ F ユ ト零す-. i. - -- - ・. ;三一 選 , ,ニメキ. i. Fig ] .7 Da. i ] g .6 [wa. Fi g .5 [m]. Fig ] .8 Do. Fi g .9 Dm]. ヒ 1. ず す l ぎふき 書 奉 呈嗣ね il t ト 上 上玉 玉 韮 至 上. , ,,、, ,. ,. 三一 ≧ -い き - ー - 1聾 -癒 臓 翻. 秀樹i き お 露 際繕= 筆 ・. . い羽轍 ‐ 議言挙き , , 争 . . 一キー 宰 “瞬. … 1 韮 韮 韮丑. 細 睡 壷 藤蝉 嬢灘 凋 む- - ~ - ≠ ▲ ki ] .10 [. 覇嗣瞬覇 ー , ,. Fig ke ] .11 [. ・ ,. . ー -- }. . i ] g ,15 [. . 1. ・. キ. Fi ko ] g .13 [. i 「た ね語. -. --. Fig km] .14 [. 一- * 一 蹴,. ; デザートこ ぎ. 粥 .. . 州緒… , .. -. Fig ka ] .12 [. キー 泰 一; トパ キ. . . 鴛 を = . 門,鰯 鯛 鰯・ 屋 鰹 』 幽 ず輝き ム .鰹 幽 滋 .げ ÷蓄嗣 締, 零 好き謝き “ き -≧ 馨 鱒謡 , Li. 二. {“. 叫= ,,. Fig ] ge .16 [. ミ , ミ. ′〉 . 一 、 !セ き , ン . ・〆 ‐. Fi ] g ,17 区a. ,, ド,. Fig ] go .18 [. 、 ,. 霧ゼ ミ キ E ー. ] t Fi g q g ,19 [.

(5) . 田. 村 光. 規. .′ ・ } i. ÷ i キ離す 雪一睡 . 離州-. . 一. 1. .. . f 亀 呈 ・ 一難ぜ 茎 ー ぜ曇 さ “ 奉 キ. .. 」 to ] Fig .22 [. ta ] Fi g .21 [. t ] Fi e g .20 [. …ー. 一 1 ノ 、 、 . ・ ● , ● ●. 、 . . . .. 1 t. 、 1 ′ ’ ’ L 三 1 . ・ J o 、 ; ◆ ◆ ‘ . マ 111 1 li . ; ー ‘ メ y : . ’ . o ‘ t ′ 、 ご ; ー , . ・ ● ▲ ・ r ′ ぐ ▼ 賓 手 ; ・ こ : : J ● ・ 、 下 、 f ・ i 1 、 ・ ー も a ◆ 亀 ; ゑ ‘ て . ・ ; ・ ▲ . ▼ 才 . ・ い rt ; } . ▲ . … ≧ ▼ ▼ ・ ー ー . ; ・ 三 、 ● ′ ・ し r ▼ . ・ 》 ‘ , ー ’ ± ● . ● い } ’ を ‘ こ 1 . 1 - ′ ; メ ● . ・ ; ず ‘ 宅 ー 、 ′ : 峯 1 〉 t 、 ′ ′ 〉 〆 ・ . i 【 r , ; ! 、 . r . r 1 ( ・ 一 、さ i ‘ r … 主きい E 呈 , 当きき g 〉. li … 1. 二 i も~もぎ 磁鵜圭 ミ E , 、 . 二i l 豆 ≧i 隻, t . - . . . .l. ート巨 ミ. も じ ミ. da Fig ] .24 [. do Fi ] g .25 [. de ] Fig .23 [. ぎ 書 塾 講 書 墨 署 ・. ミ‐ ま 離す ; 書 - 封 幸 妻 ,. ぎ繍喜 寿 ふ 持 離籍 容態’ 重 - - I. “ キ 妄 ー す輝き { 奉 書闘 一 ・艶書 す さきさ 三. . . 一言燃ぎ畿5離書晦も ぎ ”≦ > ≦ -. ー. -. . 1 1 Fi i ] g p .26 [. Fi ] pe g .27 [. Fig ] pa .28 [. ,唯 一 -- ・ ,. Fig ] po .29 [. も ぎ総灘灘 嫌 麟 Fi g pm] .30 [. il ー1 1 一 毛 !. き- - 奉 f 幸 呈 墨 甚 書 謝 , -. 」l i -i ー.. t l . 1さ L 」 2・ー驚 ぼ . -- ヒート糟織灘嫌 鯵蝉鱗 1 bi ] Fi g .31 [. be Fi ] g .32 [. ′ ● i ; 」 ‘ モ ーlili t- i・ i I掛軸繕瞬ぎ キ 嘉納. 難癖蒙 - -離州瞬き - ー LF. . I ba ] Fi g .33 [. bo Fi ] g .34 [. bm] Fi g .35 [.

(6) . . CV 音節に見られる子音の音声特徴と後続母音へのフオ ルマント過渡部. ー ・ 冒ー. . きl. . fコ. ; と ‘ . ・ 、. L … ー冒曇1 ー 》 、 , で ●. 1 -呈. . -. . 」十 k k jo ] ja ] Fig .37 [ .36 [. . 」 【 lfー . . I Lr r l. { ● ず 、 . ・ ●. 』 ーーー. Fig k jm] Fi ja ] g g ,38 [ .39 [. . ・. . Fi jo ] g g .40 [. Fig jm] g .41 [. 室墓 へ醗 酵. ia ] Fi io ] Fig im] p p p g .42 [ .43 [ .44 [. ー キ 黍一報国 難 i t i. ,. 綿鱈,謝 さ. . ] se .48 [. ,. 、. Fi ] sa g .49 [. - { 長瀞1 詫蜘謝 卿, i. ] ze .52 [. -. . . ‐ 1達 三キー さ 奉 妻 i 幸 ー - 甚排 キ 撃 幸 華 l 嚇-一癖. Fig ] za .53 [. b Fi io ] g .46 [. Fig b im] .47 [. き鵠 ね. ・ ・ m : 盤・ .. ミー. 、蝋謹; ・ メ . ニ , 醐. 謝麗 翻 難癖 瞳. b Fi ] ia g45 [. ‐. ′ -. -. Fi ] so g .50 [. 土. .. -~. 病癖嗣霧 糠 ,. Fi g .51. [ s菌]. 雌- “. Fig ] zo .54 [. Fig z菌] .55 [. 5.

(7) . 田. 村. 光. 規. 『 鏡 騒 ぎ ,. ‘控 採 挫 嵐 摺 蛸 厨 ド 1 ◆ 十 巨 上 I J i i l ー i i i : …. ー ゴ÷ ふき. t十 」 ; 1 . Fig .56 間. Fig ~ ] o .58 [. Fig ~ ] a .57 [. Fig ~m] .59 [. . 望 閣 ! 講 も 聴. ‘三 要. i E 目 F十 十. トナ. と き ; r il i l. . き 1 量 ーき 董. . 雪 十 」 f. Fig i ] 3 .60 [. Fi ] 3a g .61 [. . l l ー li. ー. . . . Fig he ] .64 [. i ・ ぞとメ ー で 、騨 E ; . Fig ha ] .65 [. リ . 一. I I L I臨も穏馨, - ; . ム ー軸闘畠山 ”. Fig 3m] .63 [. Fig.62 [ 30]. 誌. . . ho Fi ] g .66 [. ー′ 華. 電離 1国園 闘 - テーモ ド メ おー. . 1 i L =≦ . ・ ; :競闘甑灘謹 灘- 】 ド i Fig 中m] .67 [. . . ード ;逸 さ . ′ 発 議墓 # ず癖嗣. 醐軸離籍蕪嗣 ‐ 蟻 Fig .68 Eq. 6. ] Fi g .69 にa. Fi ] g ・70 にo. Fig .71 にm].

(8) . CV 音節に見られる 子音の音声特徴と後続母音へのフォ ルマント過渡部. 一. . . 鰐 旨 趣 ず 1 .. . . . . . . ・ 十十 L 十. i ぎ1 , 騒-. も 1霊 験す ,. t Fig ] s a .73 [. Fi i t s ] g .72 [ . . 幸 一離職 弾 撃- 睡聯 か 畢 爺 キー 削ぐ t か ‘. . .77 m]. .癖, ,. ‐ド , Fi t ~ ] o g .74 [. Fig tに] .75 [. . 一 H P ぎ P ” ギ i. 嗣 鴎 勝麟. ー け ’ 謄キ 解. . . . ia ] r .82 [. t [ s血] . . す ぎ 」キ. . ;. Fi ] r e g .78 [. Fig .76. . . 瞬ず. . -, 蟻 幽 麟織. ’ 〉. i 1キ ー .. r 翻 鞠 嗣 十L 等 豪十 麟 滋 馨 蟻. . . Fi ] fa g .79 [. Fi ] g ro .80 [. F i jo ] g r .83 [. ” ぎ ¥ … … 蟹¥ 琴 爵 き轟 轟 響 F ig rm] .81 [. Fi im] g 。84 [ r. 言 き一冊 警 ≦ - ≧ 醒 婁翻手 一 三園f f ,困窮唯 一, = 灘 I 奉謝 離 職i 繍祷 H . ←曇 襲お き 豊艶 暑 き . . ・ た--! - 扇山. . 1 . ー鰹を導き鰐 鰐 , キ. i扇珊 珊 艶鰹鮭細 鞄 轡 麟轍鞭輔 薩擾灘麟灘 闘 也 r 蝉き -一躍灘園巽. ] りi .85 [. Fi ] g りe .86 [. Fig ] りa .87 [. F ig ] oo .88 [. 、Fig ,89 bm].

(9) . . 田. 村. 光. 規. 1 舞 諺 ・ 鶴 モ 1 メ 』 増 目 一瞬 i l 野 P 書 誓 I 卿鰯掛 i. g 1 肇 蓑輪= --= き轟 闘 ≧灘 灘 1 ー. 『. Fig ] .90 [mi. Fi ] g 。91 [me. Fi ] g .92 [ma. Fig ] .93 [mo. Fig .94 [mm]. . r 謬 キ ー′…. 書 棚 講 ” 量 重 書 書 ‘▲ .一 顧- 滋. . Fig ] ne .95 [ . 11. 総 ,臓 圃. 一 ,. Fi n g .97 [. Fig ] na 。96 [. Fi nm] g .98 [. l i i l 講 ” i “- 1 m 馨 = 説 ー 裁 総 錘 誓. . Fig i ] .99 b1. Fig.1 00 厘a ]. Fi ] IO g .10I D. Fig .102 厘m] i i li l.. . 卿 . 譲蕪=. Fi ja ] g り .103 [. 8. . 十十ト. . 111 影 岬 i l. 鑓 , 閣議 糠 ヒ メ離洲,. Fi ] Fig jm] Fi ] Fi ] Fig g り g g .i04 応jo .105 [ .106 [mja .107 [mjo .108 tmjm].

(10) . . CV 音節に見られる子音の音声特徴と後続母音へのフォ ルマント過渡部. を-. 1 す. -も , ,. 一. -. 一. . . ・. ー‐. 一. ‐. , 、. ‘ 【. . 輪;. 掛軸. - -畠. Fig.11O. b [ ]. Fi t ] s g .117 [. ー テ. ; 一ぎ. . 一 . . . . rl. 、 . ・. .. ・ . . 墨 - 一. Fig.109 [ l p. ご. Fig .11I. [ t ]. Fig.112. ;. Fi ( t ) ] ~ g .118 [. d [ ]. 軸. 13 Fig.1 ‐. k] [. 班h Fig.114. [ ] g. Fig.115. M. 薄 謝 も , Fig.116. 中] [. . Fi 5 ] g .119 [. Fi ~ ] Fi t g ] s .120 [ g .121 [. Fig t ( ) ] s 。122 [. ・. 9 ;.

(11) 村 光 規. 謡 響. . r . → .調 “ ゞ も ミ ョ 「 , 、 r .. i き ・. . 三 一 鞭 , キ ー 豊 . ・ 長髪. . . も. ・ ー -書 1 1 重 量. E. . 」 . ミ ミ i F 23. 」 〉. } . ド. テ ーー 1. ・ 排. . ▲ “ ★. 齢 お = 総 樫. 」. * ・ 欝 鰯 議 膳. g 126. Fi g .126 [m] ii ー ヒ i . 1. . キ 」 L. ‐. 軽g. Fig.129 [ doro:dofo:rodor ] odo. 1. さ艶 一 掃 、 キ 鰻 器ー. 1’. 、. .. 繭 卿 1. 0. ・ ・ i ii. ≦ も 賞 誉 ▼ ★ ▲ . 、i ; ぞ i .

(12) . . CV 音節に見られる子音の音声特徴と後続母音へのフォ ルマント過渡部. . . . . . . 鍬 挿 醒. 閣議 』 註磨 鰹』総 一 瞥 逓 . . . 解一二 電 話 ! 握り 蔀潮 = - - , キー き 叩 ぎ. 墨 . , 纏そ . . . . . . . も蝿灘. . . . Fi i l l ka i r ] Fig ed[ r akm] g ,131 t ,132 [. Fig,130 f lapped m. 1 話. i l鰍 楓 - 翻騨 嗣,嗣 . . 祷. . . . F i ka i jakm] g .133 [. . り き 書一 . . . . . . ka Fig jakm] .134 [. - 誓 言 ÷ 言 雪 旨 言 宣言 と. 誓 言 言 青 宣 言書曹 』 、、h、 --‐‐- u J -・~ -・, 、 ・ 、 、 、 、 . e・ 、 、. 3 0 0 (H J Z 4 0 0 、 ・ 、 、 、 .0 /. 50 0 60 0 0 70. O マ D. go o. 80 0. Fig.135 FormantFrequenc i l esin Vowe s. L i l 鎧 玉 子 i 俄トe{ 十 a 擦} 喜義 十 } 十 Fig.137 F2 Trans i ions t. F ↓ ー. Fig lables .136 SV Syl. 80 0. トa. Go o. o 「e 一e o -e o. 40 0 300. 闘十 W. OHZ. a. 「a. 一 リ ーu j 一W 一1 ′ー ↓ - 1. 1 善一 ば 十v }. ‐ 尉十 v. Fig i ions t .138 F,Trans. 11.

(13) . 田. 村. 光. 規. I 〈3〉 Stop十Vowe Fig .26~Fig .35 は 両 .25 は 舌 先 歯 茎 閉 鎖 音, Fig .20~Fig .19 は 奥 舌 軟 口 蓋 閉 鎖 音, Fig .10~Fig. 唇閉鎖音にそれぞれ母音が後続したスペクトロ グラム である. 但し外来語の発音に使用されること. i のある特殊な音節は除外した.F g g .47は上記の子音と母 音の間に [i] が介入したス ペク .36~Fi トロ グラ ム で あ る.. l ion) の 見 ら れ る 閉 鎖 音 の み を 扱う の であ る が, 一 般 に は こ の ほ か に 無 さ て 本 稿 では 外 破 (exp os. 破裂閉鎖音が存在するの で, これ等に共通する特徴から見れば, 閉鎖音の本体は閉鎖持続部にある と云えよう. しかし破裂は図版に示した閉 鎖音のス ペ クトロ グラムに 見られる縦に走る 針状の線 ike) に よ っ て 特 徴 づ け ら れ る が, Fig (sp .30 を見ても .22 .26~Fig .14 .20~Fig .10~Fig , Fig , Fig. i keの前 (左)には何のエネルギーも見られず, いかに話者の調音器官が閉鎖活動 わかるように,sp をしようとも音響的には 無音 である. 所がこれ等の無声閉 鎖音にそれぞれ対 店する有声閉鎖音の ス ペ ク ト ロ グ ラ ム を 見 る と, 閉 鎖 の 解 放 の 前 に, OHZ の す ぐ上 で, 縦 に 走 る い く つ も の 短 い 細 条 icebar であ り, 有 声 閉 鎖 音 の iat ion) か ら 成 る 横 縞 が見 ら れ る こ の 帯 は 声 帯 の 振 動 を 示 す vo t (s r .. 場合には, 閉鎖中 でさえもすでに声帯の振動が開始していることを示している. しかし有声閉鎖音 ice bar が 見 ら れ な いこ と も あ る の で,こ れは 唯 一 の 有 に も か か わ ら ず,Fig .46 の よ う に 閉 鎖 中 に vo. 声・無声の弁別の手掛かりとは云え ない.. i l l ike の 直 後 か ら 母 音 フ ォ ル マ ン ト が 現 わ れ る 間 の 部 分 (f ) を 見 る と, Fig 次に,sp .11 等 .10 , Fig f t i i 現 わ れ る が, こ ton に よ る 気 音 が 続 い た 後 母 音 o rman が ra の 無 声 閉 鎖 音 の 場 合 に は, 不規 則 な st れに 対 し て Fig .16 等 の 有 声 閉 鎖 音 では 気 音 が弱 く, spike の 後 す ぐに 母 音 formant が 現 わ .15 , Fig. i t ]と a g れている. た だ無声音の場合に 必ずしも気音が強いというわけ ではなく, 例えば F .21 [ F. ] [ d ある しかし の場合には F i d 気音の面ではほとんど同じで ] 2 4 を比較してみると g . [a , ,. ike の 直 後, F・は 上 昇 し F2は 下 i ion 及 び F2t i ion 共 に 明 確 で, 歯 茎 閉 鎖 の 解 放 を 示 す sp t t trans rans. 降してそれぞれ 後続母音 [a] の定状部に入る プロセスが良く 把握 できるが, [t] の場合には ike の 直 後に 乱 れ があ り, F,の 上 昇 も か す か であ り, F の下降も [d] ほ ど明りょう ではない. sp. be F i ] と Fi ] も同様な対照を成す.こう した日本語の閉鎖音に比べて,スウェ ープ g g pe .32 [ .27 [ r ン語では [t] - [d], [p] - [b] 等の差異が気音の面に明りょうに現われている. Gunna 6 )を 示 し て い る が 無 声 音 の Fan t は ス ウ ェ ー デ ン 語 の 閉 鎖 音 に 母 音 を 後 続 さ せ た ス ペ ク ト ロ グラ ム( ,. i l lは い ず れ も 長 く, 有 声 音 の spike の 後に は 気 音 が 見 ら れ ず, す ぐに 母 音 formant が ike の 後 の f sp 王 現わ れ て い る.. 09~Fi さて Fi g g .114には単独に発音した日本語の有声・無声閉鎖音を示したが, 有声閉鎖音 .1 0msec の場合には単独に発音したとはいえわずかに (5 . 程 度) 母 音 状 の formant が後 続 して いる. 無 声 音 の 場 合に は spike の 後 の 気 音 が 目 立 つ. こ こ で [P, b], [t, d], [k, g] の三者の. i i keの 後にno s eが 見られる が, 差異が音響的に どの程度 把握さ れるか検討 しよう. そ れぞれsp H i (2000HZ のよう b t 関 して 6 0 Z の 位 置に 両唇者は3 G ims r s 鎖音の典型的な n o s e u onは英語の閉 ,. H , 軟 口 蓋 音 は 700 H な 高 い burst も 両 唇 音 の 印 象 を 与 え る こ と が あ る) , 歯 茎 音 は 3000 Z~4000 Z } 日 本 語 の 閉 鎖 音 の no i b i F t F 1 1 4 か ら判 断 す る と, 両 i 1 9~ 0 u r s Hz~3000HZ と して い る{7 を se g g . . . 唇音は 300HZ前後と2000HZ前後 歯茎音は2500HZ前後と 4500HZ前後 軟口蓋音は1500HZ 前. , , tの位 r s 後である.しかし単独の閉鎖音は少しぞん ざいに発音をすると弁別 できなくなるし,またbu i ig 0~F 置も変化する. そして F g .1 .47のように自然な音節に閉鎖音を位置づけると, ス ペクトロ グ tの 位 置 が変 わ る. 従 っ て こ れ も, そ s ラ ム か ら わ か る よ う に, そ れ ぞ れ後 続 母 音 の 性 質に よ っ て bur 12.

(14) . CV 音節に見られる子音の音声特徴と後続母音へのフオ ルマント過渡部. れぞれの閉鎖音を弁別する為の唯一の手掛かりとは云えない.また,例えば F i i e] と F g g .23 [d .24 d ] を比較してもわかるように, 一方が [×] + [Y] でもう一方が [×] + [Z] であるよう [a 8 ) な単純な姿は見られない. 人類言語は音響レベ ルでは分割されていないのである( . そ こ で 次に, 各々 の 閉 鎖 が 解 か れ て か ら 後 続 の 種 々 の 母 音 定 状 部 に 至 る ま での f ion i t rans ormantt. i i の面から,t t r a ns onが生ずる際のそれぞれの閉鎖音に共通する始発点をとらえてみよう. これ等の i) と 呼 ばれ F21 始発点はローカ ス (l ocus oc ocus は 調 音 点 に, F.l ocus は 調 音 法 に 関係 があ , 〆. l , 9 ) 先ず調音上 の位置による両唇閉鎖 舌先歯茎閉鎖 奥舌軟口蓋閉鎖に対応する音響上の位 るらしい( , . , 置 を ス ペ ク トロ グラ ム か ら と ら え る 為 に F 1ocus を検討する 両唇閉鎖音に [o] が後続する場合 . に は, Fig i ion は 平 坦 の ま ま [o] の F2定 状 部 に 入 っ て お t rans .29 .34 か ら わ か る よ う に, F t , Fig. り, 他の母音が後続する場合は, いずれもt i i t r ans on が上昇して (後続母音の F2によ っ て程度の差 F があ る) そ れ ぞれ の 母 音 の 2定 状 部 に 至 っ て い る の で l 00HZと推定される. 次に歯茎閉 , ocus は8 鎖音に [a] が後続する場合には, F i F i i ion は 1400HZ か 2 1 2 4からわか t るように, F trans g . , g . ら下降して [a] の定状部に至り, [e] が後続する場合(Fi i i t rans on が 上 昇 し g .23)はt .20 ,Fig. , [o] が 後 続 す る 場 合 (Fig ocus は 1400HZと ,22 .25) は 下 降 して 定 状 部 に 至 っ て い る の で,l , Fig. 推定される. 最後に軟口蓋閉鎖音に[i]が後続する場合には2 300HZ程度の所からかすかに下降し て定状部に入っており, 他の母音が後続する場合も下降を見せているの で l , ocusは 上記のような手 段によれば2 i 30 0HZ程 度 と な っ て し まう が, Fig F i 1 2~F F i 1 4 1 7~ g g g , . , . ,19 を見ると, [a] が 後 続 す る 場 合 は Fzと F3が 接 近 し て い る 位置 か ら 下 降t i ion が開 始 して お り F2l t rans ocus をこれ以 , 上高い位置としてとらえるわけには行かないし, [o] や [m] が後続する場合はt i i t r ans onの下 降は か す か な も の であ る か ら,2300HZにl ocus を認められるのは 軟口蓋音に [i] と [e] が後続 する場合のみで, [a, o, 皿] の場合はより低い位置と考えねばならな い Liberman 湯 〆. は .. i i [b,d, g] に [i, e, e t rans on を 示 し, F21 ocusを[b] ,a, 3, o, u] が後続する 場 合 の F2t H 700HZ 1 H d 8 0 0 g ] Z ] [ 3 0 l [ 0 0 し 円唇母音になると Zと [g] の ocusは 急に変化する , ,. ,. 1 0 i ( ) と し て, 3000HZのl ocusは [g , ge , ge , ga] の 場 合 に 限り, [gつ , gu] は 除 外 し て い る . , go. しかし日本語の [皿] は平唇母音であるが [gm] は [ i e] の場合のl g ocu sと同じ高さ であると ,g は認められないし, [ga ] の場合も異なる. これは [g] とか [k] と簡略表記される音は 後続 , 母音の相違によってかなり調音点が異なることを意味している つまりt i i t r n a s nが開始する位置 o . が異なっ ているのである, 例えば日本語で「カキカキ……」と発音してみると [kα ki ]と[ ] の調 , 音点が異なっ ており, [だ] の場合には舌面 が硬口蓋の後部にまで接していることがフィ ー ドバ ッ クでき る。 Pot terβ加 島まF21 ocus を hub と 呼 ん でい る が 英 語 の [k g] の hub a rea を か なり. , , 1 1 ) 広く 表 示 し て いる( . さ て Fig ocusは 軟 口 蓋 音 2300 ,137 に 示 した よ う に, 筆者 の 日 本 語 の ス ペ ク トロ グラ ム か ら は, l Hz H 両 唇 F i 音 8 0 0 推 定 さ F Zと れ i ion 及 び後 続 母 音 の る 1 3 t 7 の t 実 線は r a n g s , 歯 茎 音 1400HZ , . 2 . F2定状部 であり,点線は推定される F2trans i ion であ り,X X X X 印 の 部 分は 前 述 のよう に 2300HZ t. の F21 o cusの推定が無理な場 合である. なおこの図は 有声・無声閉鎖音及び後に述べる鼻音の関係 をも統括的に図示したもの である. 従っ て, 実際上は先行 子音によっ て母音f tの位置はいく o rman. 分異なるわけだが, ここでは全体的な関係を明らかにする為に F2定状部には F i g .135の数値を当 , i i てた. これ等のt r anstonは先行子音の調音点を弁別する為の重要な手掛かりと云えよう. i ion に 関 し て は Fig 一 方 F,t t rans ,138に 示 した よ う に (こ こ でも 後 に 述 べ る 鼻 音 を も 含め た 図 ,. を示してある)有声閉鎖音十母音 ではt i i t r an s onは上昇して後続母音定状部に至るが, 無声閉鎖音で. i ion が ご く わ ず か な 上 昇 を 示 す に 過 ぎ な い と い う 一 般 的 傾 向 が 見 ら れ る な お Fig 36 t はt rans . . 13.

(15) . 田. 村. 光. 規. i ~F g .47に見られる [i] の 介 入 した ス ペ ク ト ロ グラ ム に は, Fig.7 ~Fig.9 タイ プ の エ ネ ル ギー が子音に後続する様子が見られる. 但し Fig.36 .39 では formant の 前 後 が わ ん 曲 し, 左 右 対 称 , Fig の形式をとるが, これは [k, g] + [i] +Vの直後に軟口蓋音を発音した為 である. I ica ive十Vowe t 〈4〉 Fr. Fi g g .71に摩擦音が母音に先行する場合のスペクトロ グラムを示してある.舌先歯茎摩擦 .48~Fi 音 [s, z] と前舌歯茎硬口蓋摩擦音 [~, 3] の 弁 別 特 徴 は, Jakobson 郷 α為こよ る と, 前 者 が. 1 3 ) 1 2 } ( i i fi t も 相 違 があ る( 下 i f f d us e(拡散性) . ,後 者 が compact(集 約 性)であ る .ま た rc onnose の 限に Fig .124(断面 図) を 比較 して み る と, [s] は 5KHz以 .123 .120(断 面 図) と Fig .119 , Fig , Fig. 上, [~] は 2KHz以 上 の 領 域に 大 き な 喋 音 の エネ ル ギーを 持 ち, [~] の 場 合 は 特に2.5 KHz~3.5KHzに大きなエネルギーを持っている.また摩擦蝶音は有声音より無声音の方が大きく,. i ion が 異 な る. Fig t Fig rans .125 .48~Fig .63 の [s, z] と [~, 3] を 比 べ る と, 後 続 母 音 へ のt. tと同じ位 rman o に 「すし」 のス ペクトロ グラムを示した. 次に, 声門摩擦音 [h] は後続母音のf ] 続母 場 は 後 音 fo rmant 置にエネルギーを持っ ているのに対し, 中舌硬口蓋摩擦音 [g 十V の 合に へとエネルギーが変動する ([9] +Vとせず, 中間に 「わたり音」 が入っ ているとみなすことも 4 1 ) ヰ] の 場 合 は 低 い 領 域 に エ ネ ル ギ ー が 見 ら れ る. Fig あ る{ ) .116 に 単 独 の .115 , Fig . 両唇 摩擦音 [. [9] , [ゐ] のスペクトロ グラムを示 した. I f ica te十Vowe 〈5〉 Af r. Fig i ke の後に摩擦喋音が見られる p .72~Fig .76 に 示 し た ス ペ ク ト ロ グラ ム に お い て, 破裂のs. が, そ の 他 の 面 では Fig .124か ら .117~Fig .56~Fig .59 に 類 似 して い る. 摩 擦 の 断 面 図 を 含 む Fig. i ke が見られるが,その直後の摩擦エネルギーは摩擦音 破擦と摩擦を対比してみると,破擦音にはsp icat ive と して 一 括 して 扱 っ た Fig r の エ ネ ル ギ ー 分 布 と 同 じ であ る こ と が わ か る. な お 先 に f .62に. ike が見られるの で, この子音はa f f i t ] である. しかし日本語では, 有声破擦音 [d は sp r ca e [d 3 3 ,. dz ] は有声摩擦音 [3, z] と音素的対立を成さない. I 〈6〉 F1 ap十Vowe. ion の う ち [fe i t Fig rans .25 に 類 .20~Fig , fa fo]は いく 分 Fig .81 の 歯 茎 弾 音 十母 音 の t .77~Fig F21ocus 鎖 音 の グラ 歯 茎 閉 ペ か ら は ム o] の 連 続 発 音 の ス ク トロ 似 し て い る が, Fig , .129 の [do ,r l id ing が 見 ら れ る. な お 単 独 の f ap は [r] よ り も 高 い こ と がわ か る.Fig.82~Fig.84 に は SV の gl i l l r] ) の Fig r ed [ を い く つ か 連 続 さ せ たFig .131 を測 .131 と は 大 き く 異 なり, Fig .130 と顛 動 音 (t. 定すると300msec .に つ き 舌 先 の 顛 動 回 数 は 10 回 で あ る. l十Vowe I 〈7〉 Nasa. F i i I], 両唇 g g .85~F , 舌先歯茎鼻音 [n], 中舌硬口蓋鼻音 [J .108に, 奥舌軟口蓋鼻音 [り] グラム ペクトロ 鼻音 [m] に 各種母音が後続するスペクトロ グラ ム, 及び更に [i] が介入するス i i 28[り]を見ると, 微妙な相違 26 [m], Fi 27 [n], F を示した, 先ず単独の鼻音 F g g g .1 .1 .1 14.

(16) . CV 音節に見られる子音の音声特徴と後続母音へのフオ ルマント過渡部. lf は 見 ら れ るに せ よ, い ず れ も 300HZ ormant が 見 ら れる 点 では 共 通 し , 1250HZ , 2300HZに nasa. ており, 単独鼻音を弁別するのはむずかしい. これ等に母音が後続すると, 後続母音の性質によっ てこれ等の周波数にいく 分変化が見られるが,F21 ocusは前述の軟口蓋, 歯茎, 両唇閉鎖にそれぞれ i ion は Fig t rans 対 応 し て お り,Fig .138 に 示 し た よ う に 平 坦 の ま ま 定 状 部 に ,137の よ う に な る.F,t. 至る傾向がある. これ等の子音が鼻音であることは鼻腔共鳴から知覚できるが, いかなる鼻音 であ. i ion が か な り 大 き な 手 掛 か り に な る だ ろ う. な お [n] 十V の t rans る か に つ い て は 隣 接 母 音 へ のt i ion に 類 似 す る 面 も 見 ら れ i ion に は, 中 舌 硬 ロ 蓋 摩 擦 音 [c] か ら 後 続 母 音 定 状 部 へ のt t t t rans rans. る (鼻腔共鳴と摩擦的喋音の差異は勿論あるが) .. 1 1 1. t transition を中心に, 言語音の弁別の手掛かり rman 以上日本語の子音から母音への音響上のf o を検討して来た。 子音自体のエネルギー分布から, その子音と他の子音とを区別することの可能な. 場合もあるが, 特に閉鎖音や鼻音の場合には, スペクトロ グラ ムからわかるように, その子音の本 体の音声特徴ではなく, 後続母音への過渡部の方が先行子音の重要な弁別の手掛かりになっ て聴取 されると考えられる。 本稿では単独の音節のスペクトロ グラムを中心に検討して来たが, 日常会話. における種々の発話断片になると, 音響上のエネルギーの状況からはどん な音であるか判 断できな icon ex い部 分 が 現 わ れる. こ の よ う な 場 合に は, 音素 結 合 の パ タ ン, l , syntax 等の レ ベ ル と の 関係. から見て行かねばならない.. 〔注〕 ( 1 )研矢好弘, 「英語音声学」(東京:こびあん書房, 19 7 6) 67参照. .2 ,p 2 ( )田村光規,”日英語母音フオルマント周波数の分布と基本母音図との関係” .2」 ,No ,「北海道教育大学紀要工 A,28 (札幌, 1 9 78 ) , ( 3 )田村光規,“英語複合母音核音に見られる周波数成分の時間的変動” 3号」(札幌:日本英文 ,「北海道英語英文学2 学会北海道支部, 1 97 ) 8 . ( 4 )田村光規,“英語 戸] に先行する前舌母音” 57号」(東京:日本音声学会, 1 978) , 「音声学会会報1 . ’Conno D 0 F あ 敵 H d ( 5 )SeeJ in Books th:Pengu r の 2 じ s( r m ) a o n s W o r .. , .87 . ,1973 ,P. 6 idge ( )See GunnarFant ) ss ,: M工T Pre ,SP雑物 So““確 聞αEgの”だs(Cambr ,111-114 , , Mass ,1973 ,pp A ( 履か醐 豹 P 緩め 7 )See A.C αお ゎ 然々 L d E d A f効 d l d on 〃 ( ” れ β 〆 の似れ ” ) c o n o n: a r r w no 堰 q .Gims , .149 . ,1965 ,p i l ip Li ( 8 )See Ph l l 1 eberman 9 7 1 1 8 7 ) cP物 解 放s(New Yo 一119 rk: Macmi an p p ,S姥叱れPゐ覚め′昭γα“dAの“結ば . , , , “ Aの硲”CP力の儒“C ier 1 iCLOC iand Trans ( 9 t i i )SeeP t t 1Cuesf r ec・De a t r e 勿αん”AC0us ona o rConsonant s S .D. , ,ed B.Fry(London:Cambr idge Un iv ) . ,273-283 . ,1976 ,pp L i b i M [ i i IR !〆 l 1 0 ( )See A1 i ing SPeech“ メ ・ Zα,ed e v nM r 1 n a ne m Z n a u esf orSynthes z 7 2 8 . . .D.B.Fry , Aの那加C P庵o idge Un iv 1 (London:Cambr 9 7 6 4 4 5 4 6 6 ) - p p . . , , . I q 2 )See Ra t t k:DoverPub l ica ions er 鑑 αん y盗め” sDg t ) gゐ (New Yor Ph K,Po .281 . ,1966 ,p. Q 2 )See RomanJakobsong z”も Pr idge eぁ鍵”α”β s云 OSPe z ) s s g吻 A“αy s s(Cambr .: MIT,1963 .43 . , Ma ,P Q 3 )See Der 雌物理 Pの℃ゆ卿“ 〆 Spgg魂 (Engl i f f i l l ek A.Sander s ) ewoodC1 s sey:Pr ent ce ‐Ha ,Az . ,New Jer ,1977 ,p 32 ,. Q 4 )天沼寧 鑑〆 「日本語音声学」(東京:くるしお出版, 1 ) 9 78 0参照. .9 ,p. (本 学教 授・ 函 館 分校). 15.

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