レジリエンス及び社会的スキルと精神的健康との関係について
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(2) 行い,主因子法Promax回転による因子分析を行った。. 授業や成績のこと」,r恋人,恋愛に関すること」と続い. Promax回転後の最終的な因子パターンと因子間相関. た。. をTab1e1に示す。なお,回転前の3因子で21項目の 全分散を説明する割合は49.5%であった。第1因子は 7項目で構成されており,「将来への希望」因子と命名. T8−1日1}神的回債カ尺度の因子分析結果作r舳帥回転後の因子パターシ〕 I. 項目内審 R四 自分の将来‘=希里をもつている. .酬. R”将来⑦見通しは明るいと思う. 、乃. Rη自分の帽来1=はさっといいことがあると思う. 一川. R38 自分には将来の目模がある. .帥. R30自分ゆ目そ1oため1=努力している. .ヨ5. R皇。困資がおっても.それは人生1:とって情値のあるものだと患う. .50. R舶いっ毛冷静でいられるよう1ここころがけている. した。第2因子は,6項目で構成されており,「チャレ. ンジ精神」因子と命名した。第3因子は6項目「感情 のコントロール」因子と命名した。精神的回復カ尺度. の3つの下位尺度に相当する項目の平均値と下位尺度. .41. R“新しいことをやり始めるのは的んどうだ燕. 一.24. R1O色々なこと1:チャレシジするのが好きだ R2量ものごとに対する興味や回心が強い方だ. 」星1. .蝸. R姐新しいことや珍しいことが好きだ 冊1橋れないことをするのは好きではない※. .〃. 山23. R珊私は色々なことき知りたいと思う. .”. 則一顧リを園じるとおさえられなくなる来. 一.12. 円03 つらい出来■苗{あると耐えられなし、※. −oT. 日,1自分の1訓電きコントロールできるほうだ. .43. R至9 気分転操珀{うまくできなし、‘韮うた※. .02. 冊2與揺しても.自分を藩も着かせることができる. 間相関を算出した。3つの下位尺度は互いに有意な正の. .31. 冊3そω日ω気分1=よって行動が左右される※. 一、14. 滝〕掠は逆転頃日を示す. 因子間相開. II. I. 相関を示した。男女差の検討では「チャレンジ精神」. II. .ヨ4. 皿 .王1. .19. 皿. 下位尺度での男女の得点差は有意ではなかった。「将来. 考察. への希望」r感情コントロール」では女性より男性のほ. 本研究より,レジリエンスの高い者は社会的スキルも. うが高得点を示していた。男女別相関係数は3つの尺. 高いと考えられた。特に「そ絆の希望」「社交スキル」. 度間に有意な正の相関が見られた. とr感情コントロール」r処理能力」との間に高い相関が. 3 精神健康調査結果の分析. 認められた。この事から社会的スキルが身についていれ. 精神健康調査の4つの下位尺度r憂うつ」r集中カの. ば,人を気遣う心やその場に合った立ち振る舞いができ,. 欠如」r短気」r身体症状」に相当する項目の平均値と. レジリエンスも高くなる場合が多く,自分が今立ち向か. 下位尺度間相関を算出した。4つの下位尺度は,互い. わなくてはならない社会の問題を乗り越えられるだけの. に有意な正の相関を示した。男女差の検討では4つの. カをもちあわせていること,すなわち問題解決能力・生. 下位尺度得点すべてが男性より女性のほうが高かった。. きるカ(他人を思いやる心,感動する心,強くたくまし. r憂うつ」下位尺度得点のみO.01%水準の有意差を示. く生きる)が養われている可能性が高いことが示唆され. した。男女別相関係数では4つの尺度間は有意な正の. た。このことから,将来への希望が持て,目標を決め前. 相関を示した。. に進むことができると考える。人とのコミュニケーショ. 4.精神的回復力尺度と社会的スキル尺度との相関. ンでも付き合う方法・問題解決能力が身につくと自分の. 社会的スキル尺度のr社交スキル」と精神的回復力尺. 感情コントロールがうまくできやすいという結果が見出. 度のr将来への希望」がO.52で1%水準の有意な相関が. された。精神的健康は社会的スキルよりレジリエンスと. あり,社会的スキル尺度のr処理能力」と精神的回復力. の相関が高かった。健康であるということが生きるカに. 尺度の「感情コントロール」がO.54で1%水準の有意な. 深く関係していると考えられた。人とのつながりも大切. 相関が見られた。. にし,生きるカを身につけることが望まれる。. 5、精神的回復カ尺度と精神健康調査尺度との相関. 引用・参考文献. 精神的回復カ尺度の「チャレンジ精神」と精神健康調. 小塩貞司他(2002).ネガティブな出来事からの立ち直りを導. 査尺度『身体症状」との間のみ5%水準の負の相関であっ. く心理特性→精神回復カ尺度剛乍成 日本カウンセリング. た。その他の因子間では1%水準の負の相関が見られた。. 学会 カウンセリング研究 35(1)57.65. 6.ネガティブライフイベントの分析. 長内 綾・古川 真人 レジリエンスと日常的ネガティ. 100点を除く50点以上が全体の57%で最も多く,次. ブライフイベントとの関連生活心理研究所生活機構. いで,50点以下が22%,O点が8%,1OO点が7%,無. 研究科2004,V〕1.7,28−38.. 回答が6%であった。選定された内容では,「学校や実習. 主任指導教員:松村京子. での人間関係」が全体の25%を占め,次いで,r学業,. 指導教員:鬼頭英明. 一405一.
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