本研究所の紀要『言語と文化』30号をお届けします。 創立30周年記念号である本号には研究論文10篇、研究ノート2篇を 掲載しています。まずは、投稿して下さった方々、そしてご多忙の中貴 重な時間をさいて査読に協力してくださった方々には心より厚く御礼を 申し上げます。 さて、5年前に本研究所で始められた「日中韓言語・文化に関する国 際学術シンポジウム」ですが、第5回となる今年度の大会は本学文学部 創立30周年の記念大会として、10月14日に本学越谷校舎を会場に本学 が主催、北京外国語大学と韓国日本言語文化学会が共催のもとで開催さ れました。シンポジウムには、本学の協定校である北京大学、北京外国 語大学、南開大学、華東師範大学、北京師範大学珠海分校、韓国外国語 大学校、韓国極東大学校の他、筑波大学、千葉大学、北京郵電大学、そ れに共催者である韓国日本言語文化学会に所属する会員校などからの多 くの研究者のご参加に恵まれ、近藤研至学長による基調講演に続いて、 語学研究・文学研究・文化研究の三分野に分かれて6件の特別招待発表 と45件の研究発表が行われ、盛会に終わりました。本研究所は事務局と して文学部、大学院言語文化研究科とともに今回のシンポジウムを成功 させることができたことを素直に喜びたいと思います。この場を借りて、 同シンポジウムの構想から実施まで、多方面から支えてくださった関係 各位に深く感謝を申し上げます。来年度は、会場を北京外国語大学に移 すことになるかと思いますが、従前どおりサポートに全力を挙げる所存 で、引き続きご指導とご支援を賜るようお願い申し上げます。 ところで、本号はかつてないほど多くの投稿があり、誠に喜ばしいこ とではありますが、厳正な審査の結果、掲載にいたらなかったものが複 数出てしまいました。査読制度を取り入れている以上、学術雑誌として の水準を維持するためには、やむを得ないことです。これからも学術雑 誌として、さらに多くの研究成果を送り出したく、多くのご投稿を期待 しつつ、巻頭の言とします。 平成30年3月 言 語 文 化 研 究 所 所長 蒋 垂 東
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