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2020年度活動報告 CJP授業 : 総合日本語6

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Academic year: 2021

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2020年度活動報告 CJP授業 : 総合日本語6

著者

秋田 美帆

雑誌名

関西学院大学日本語教育センター紀要

10

ページ

15-15

発行年

2021-03-31

URL

http://hdl.handle.net/10236/00029321

(2)

15

-2020 年度活動報告 CJP 授業:総合日本語6

秋田 美帆(関西学院大学日本語教育センター)

1.クラス概要

本授業は上級前半レベルの学習者を対象とした週 3 コマ(90 分)の授業である。Zoom を使った同時双方向型で実施した。教科書は『「大学生」になるための日本語1』(ひつ じ書房)のうち,1・2・5・6・7・8・9 課を扱った。①上級前半レベルのさまざまな分 野の文章を理解し,それに関連する内容について説明したり,意見を述べたりすること ができるようになること,②他者の考えを知り,理解を深めることができるようになる ことを目標とした。

2.授業内容

各課の学習は以下の順で,1 課あたり 4~5 コマで進めた。①予習(語彙リストチェ ック,本文要約),②語彙練習,③表現文型の確認,④本文読解,⑤まとめの活動,発 表である。発表は 1 課,6 課,9 課の最後に行い,それ以外の課はまとめの活動として ディスカッションや動画視聴などを行った。初のオンライン授業のため,大きな変更は せず,授業内容やクイズ・試験は,対面授業で実施していた形式を踏襲する形をとった。 オンライン化に伴う工夫としては,情報の一元化が挙げられる。学習者と直接会って 指示を出すことができないため,連絡が煩雑になることが予想された。そのため,授業 の資料配布や課題提出,クイズ・試験などは,全て学内 LMS「LUNA」を使用して行うこ ととし,本授業については「LUNA」に全ての情報があるという環境を作った。

3.成果と今後の課題

学生の授業評価は,概ね良かったが,話す・書くの満足度が特に高かった。本文を要 約させる予習をさせたり,本文の内容について自分の言葉で説明したりするなど,アウ トプットを重視していた点が評価されたと考えられる。アウトプット中心の授業活動は, オンライン授業であっても十分可能であると言えるだろう。 しかし,クイズ・試験については課題が残る。アウトプット中心で授業を進めていた が,各課のクイズや中間・期末試験では語彙や表現文型に関する知識を問う問題が中心 となっている。この点について言及している学生もいた。また,試験中に「LUNA」のシ ステム障害が起きてしまったこともあった。今後は,クラス目標とクイズ試験内容を照 らし合わせ,授業内で学んだことを適切に評価できるよう,評価方法を検討していきた い。

参照

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